JP2001015140A - 固体高分子型燃料電池 - Google Patents

固体高分子型燃料電池

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JP2001015140A
JP2001015140A JP11188392A JP18839299A JP2001015140A JP 2001015140 A JP2001015140 A JP 2001015140A JP 11188392 A JP11188392 A JP 11188392A JP 18839299 A JP18839299 A JP 18839299A JP 2001015140 A JP2001015140 A JP 2001015140A
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polymer electrolyte
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cathode
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Takeshi Kanai
健 金井
Hiroshi Noguchi
博司 野口
Shoichi Yoshida
晶一 吉田
Hideo Maeda
秀雄 前田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 起動時や起動完了後の運転中における燃料電
池本体の発電特性を向上できる固体高分子型燃料電池を
提供する。 【解決手段】 アノード、固体高分子電解質膜、及びカ
ソードが積層されて構成される燃料電池本体11を備
え、アノードに供給された水素とカソードに供給された
酸素とを、加湿された固体高分子電解質膜を通じて電気
化学反応させ、電力を発生させる固体高分子型燃料電池
1において、燃料電池の起動時、燃料電池本体11の温
度が所定温度以下であるときには、冷却加湿水供給系1
4の水ポンプ52を間欠的に作動させ、また、起動完了
後の運転中には、燃料電池本体11で発生する電力の電
圧が所定電圧以下であるときには水ポンプ52を間欠的
に作動させる制御装置17を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アノードに供給さ
れた水素とカソードに供給された酸素を固体高分子電解
質膜を通じて電気化学反応させて電力を発生させる固体
高分子型燃料電池に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、アノード、固体高分子電解質
膜、及びカソードが積層されて構成される燃料電池本体
を備え、アノードに供給された水素とカソードに供給さ
れた酸素とを、加湿水によって加湿された固体高分子電
解質膜を通じて電気化学反応させて、電力を発生させる
固体高分子型燃料電池が知られている。
【0003】この種の固体高分子型燃料電池では、燃料
電池本体内部に、アノードに水素を供給するためのアノ
ード側流路とカソードに空気(酸素)を供給するための
カソード側流路とを設け、アノード側流路を通じて加湿
水を固体高分子電解質膜に供給するものが提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た固体高分子型燃料電池では、燃料電池本体内のアノー
ド側流路を通じて加湿水が導出されるので、例えば起動
時を含めて、外気温度が低くて電池温度が低いときに
は、アノード側流路における加湿水の排水性が低下して
アノード側流路の出口等を塞ぎ、燃料電池本体内に水素
を供給しにくくなり、発電特性が低下するという問題が
ある。
【0005】また、固体高分子型燃料電池を長期間停止
させた場合には、燃料電池本体内に空気が流入して固体
高分子電解質膜が乾燥し、この乾燥状態で燃料電池を起
動させると燃料電池本体で発生する電力の電圧が極端に
小さくなり、発電特性が低下するという問題がある。
【0006】また、固体高分子型燃料電池の運転停止後
直ちに起動する場合には、起動時に固体高分子電解質膜
が既に十分加湿された状態で起動されるので、例えば電
気化学反応により生じた水がカソード側流路に染み出
し、この染み出した水が空気の流れを妨げ、発電特性が
低下するという問題がある。
【0007】本発明の目的は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、起動時や起動完了後の運転中におけ
る燃料電池本体の発電特性を向上できる固体高分子型燃
料電池を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
アノード、固体高分子電解質膜、及びカソードが積層さ
れて構成される燃料電池本体を備え、前記アノードに供
給された水素と前記カソードに供給された酸素とを、加
湿水供給手段からの加湿水で加湿された前記固体高分子
電解質膜を通じて電気化学反応させ、電力を発生させる
固体高分子型燃料電池において、当該燃料電池の起動開
始時、前記燃料電池本体で発生する電力の電圧が所定電
圧以上に至るまで前記加湿水供給手段を作動させる制御
手段を備えたことを特徴とするものである。
【0009】この発明によれば、燃料電池の起動開始
時、燃料電池本体で発生する電力の電圧が所定電圧以上
に至るまで加湿水供給手段を作動させる制御手段を備え
るので、例えば燃料電池本体の固体高分子電解質膜が乾
燥していても加湿水によって固体高分子電解質膜が十分
に加湿されて、起動開始時の燃料電池の電圧低下を防止
できる。
【0010】請求項2記載の発明は、アノード、固体高
分子電解質膜、及びカソードが積層されて構成される燃
料電池本体を備え、水素供給手段から前記アノードに供
給された水素と前記カソードに供給された酸素とを、加
湿された前記固体高分子電解質膜を通じて電気化学反応
させ、電力を発生させる固体高分子型燃料電池におい
て、当該燃料電池の起動開始時、前記燃料電池本体で発
生する電力の電圧が所定電圧以上に至るまで前記水素供
給手段を作動させる制御手段を備えたことを特徴とする
ものである。
【0011】この発明によれば、燃料電池の起動開始
時、燃料電池本体で発生する電力の電圧が所定電圧以上
に至るまで水素供給手段を作動させる制御手段を備える
ので、例えば起動開始時にアノード側に空気が侵入して
いたとしても、当該空気が水素に置換されて燃料電池本
体の発電が可能となる。
【0012】請求項3記載の発明は、アノード、固体高
分子電解質膜、及びカソードが積層されて構成される燃
料電池本体を備え、前記アノードに供給された水素と前
記カソードに供給された酸素とを、加湿水供給手段から
の加湿水で加湿された前記固体高分子電解質膜を通じて
電気化学反応させ、電力を発生させる固体高分子型燃料
電池において、当該燃料電池の起動時、前記燃料電池本
体の温度が所定温度以下であるときに前記加湿水供給手
段を間欠的に作動させる制御手段を備えたことを特徴と
するものである。
【0013】この発明によれば、燃料電池の起動時、燃
料電池本体の温度が所定温度以下であるときに加湿水供
給手段を間欠的に作動させる制御手段を備えるので、加
湿水の供給と停止が実施されて燃料電池本体内で圧力変
動が起こり、加湿水の排水性を向上させることができ
る。
【0014】請求項4記載の発明は、アノード、固体高
分子電解質膜、及びカソードが積層されて構成される燃
料電池本体を備え、前記アノードに供給された水素と酸
素供給手段から前記カソードに供給された酸素とを、加
湿された前記固体高分子電解質膜を通じて電気化学反応
させ、電力を発生させる固体高分子型燃料電池におい
て、当該燃料電池の起動時に前記酸素供給手段を最大出
力で作動させる制御手段を備えたことを特徴とするもの
である。
【0015】この発明によれば、燃料電池の起動時に酸
素供給手段を最大出力で作動させる制御手段を備えるの
で、例えば電気化学反応によってカソード側に染み出し
た水が吹き飛ばされ、燃料電池本体内の水の排水性を向
上させることができる。
【0016】請求項5記載の発明は、アノード、固体高
分子電解質膜、及びカソードが積層されて構成される燃
料電池本体を備え、前記アノードに供給された水素と前
記カソードに供給された酸素とを、加湿水供給手段から
の加湿水で加湿された前記固体高分子電解質膜を通じて
電気化学反応させ、電力を発生させる固体高分子型燃料
電池において、当該燃料電池の起動完了後の運転中に、
前記燃料電池本体で発生する電力の電圧が所定電圧以下
であるときには前記加湿水供給手段を間欠的に作動させ
る制御手段を備えたことを特徴とするものである。
【0017】この発明によれば、燃料電池の起動完了後
の運転中に、燃料電池本体で発生する電力の電圧が所定
電圧以下であるときには加湿水供給手段を間欠的に作動
させる制御手段を備えるので、加湿水の供給と停止が実
施されて燃料電池本体内で圧力変動が起こり、加湿水の
排水性を向上させることができる。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、前記燃料電池本体で発生する電力の電圧
は、当該燃料電池本体を構成する複数のセルを任意の個
数ずつ区分して複数のセルブロックを形成し、このセル
ブロックで発生する電力の電圧であることを特徴とする
ものである。
【0019】この発明によれば、燃料電池本体を構成す
る複数のセルを任意の個数ずつ区分して複数のセルブロ
ックを形成し、このセルブロックで発生する電力の電圧
を測定するだけでよいので、各セルごとに発生する電力
の電圧を測定する必要がなく、構成が簡略化されて燃料
電池の製造コストを低減できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
に基づき説明する。
【0021】図1において、符号1は本発明に係る固体
高分子型燃料電池を示す。この固体高分子型燃料電池1
は、水素と空気中の酸素とを電気化学反応させて直流電
力を発生する燃料電池本体11を備え、この燃料電池本
体11には、水素供給手段としての水素供給系12、酸
素供給手段としての空気(酸素)供給系13、加湿水供
給手段としての冷却加湿水供給系14、ガス排出系1
5、及び電力出力系16が接続されて構成される。符号
17は制御手段としての制御装置である。
【0022】燃料電池本体11は、図2に示すセル(単
電池)21が複数積層してモジュールとして構成された
ものである。各セル21は、高分子イオン交換膜などの
固体高分子電解質膜22と、この固体高分子電解質膜2
2の対向面にそれぞれ接合されたアノード(水素極)2
3、カソード(酸素極)24と、アノード23に接して
配置されたアノード基材25と、カソード24に接して
配置されたカソード基材26とを有して構成される。
【0023】アノード23およびカソード24は、白金
を担持したカーボンを主成分とし、ガスまたは水を拡散
可能な拡散経路を有する。また、アノード基材25に
は、アノード23に接する側に、アノード側ガスとして
の水素を流動させるアノード側流路27が形成される。
また、カソード基材26には、カソード24に接する側
にカソード側ガスとしての空気(酸素)を流動させるカ
ソード側流路28が形成される。これらのアノード基材
25及びカソード基材26は、多孔質の例えば炭素材に
て形成され、ガスまたは水を透過可能に構成される。
【0024】このように構成されたセル21において、
アノード基材25のアノード側流路27を経てアノード
23内に導入された水素は、このアノード23内で酸化
してプロトン(H+)となり、このプロトンは固体高分
子電解質膜22中を移動してカソード24へ至り、この
カソード24内でカソード基材26のカソード側流路2
8を経て導入された空気中の酸素と電気化学反応して還
元され、水に変化する。この電気化学反応に伴い、アノ
ード23とカソード24間に直流電力が発生する。
【0025】一般に、固体高分子型燃料電池では、燃料
電池本体内の固体高分子電解質膜が適度に加湿され且つ
燃料電池本体の温度が所定の温度帯(例えば70〜80
℃)であるときに、安定した発電が可能となる。
【0026】前記水素供給系12は、図1に示すよう
に、水素ボンベ31、開閉弁32、減圧弁33及び水素
供給電磁弁34が順次配設して構成され、水素供給電磁
弁34が燃料電池本体11に接続される。この水素供給
系12における開閉弁32及び水素供給電磁弁34の開
操作により、燃料電池本体11の各セル21におけるア
ノード基材25のアノード側流路27へ水素が供給され
る。この水素は、減圧弁33により減圧された水素圧力
と、ガス排出系15の絞り弁63(後述)の弁開度によ
り、燃料電池本体11への供給流量が調整される。
【0027】前記空気供給系13は、空気供給ファン4
1が燃料電池本体11に接続されたものである。空気供
給ファン41の回転速度の調整により、燃料電池本体1
1の各セル21におけるカソード基材26のカソード側
流路28へ空気が適宜流量供給される。
【0028】前記冷却加湿水供給系14は、メイン水タ
ンク51に接続された水ポンプ52と上記メイン水タン
ク51とが燃料電池本体11に接続され、メイン水タン
ク51に給水電磁弁53、給水ポンプ54及びサブ水タ
ンク55が順次接続されて構成される。燃料電池本体1
1の各セル21において、固体高分子電解質膜22内を
プロトン(H+)が移動するためには、この固体高分子
電解質膜22が水により湿潤状態とされる必要がある。
冷却加湿水供給系14は、メイン水タンク51内の冷却
加湿水を水ポンプ52から、燃料電池本体11の各セル
21におけるアノード基材25のアノード側流路27へ
直接供給し、この冷却加湿水をアノード23を透過させ
て固体高分子電解質膜22に供給し、この固体高分子電
解質膜22を加湿して良好な湿潤状態に維持する。
【0029】メイン水タンク51は、燃料電池本体11
の各セル21におけるカソード基材26を拡散して透過
した、カソード24にて生成された水と、固体高分子電
解質膜22に供給された過剰な冷却加湿水とを集水す
る。また、メイン水タンク51は、燃料電池本体11の
カソード24から固体高分子電解質膜22を経てアノー
ド23へ逆拡散しアノード基材25を透過した水を集水
する。更に、メイン水タンク51内には、このメイン水
タンク51内に貯留された水が不足したときに、給水電
磁弁53が開操作され、給水ポンプ54が作動されて、
サブ水タンク55内の水が補給される。メイン水タンク
51にて集水された水及びサブ水タンク55から補給さ
れた水が水ポンプ52により取り込まれ、冷却加湿水及
び冷却水として上述の如く各セル21のアノード側流路
27へ直接供給される。
【0030】尚、符号56は、固体高分子型燃料電池1
のメンテナンス時などに開操作されて、メイン水タンク
51内の水を排出する排水コックである。
【0031】前記ガス排出系15は、未使用水素排出ラ
イン61と排出空気ライン62とを有してなる。未使用
水素排出ライン61は、一端が燃料電池本体11のアノ
ード23出口に接続され、前記メイン水タンク51及び
絞り弁63を備えると共に、他端が排気ダクト64に接
続される。また、排出空気ライン62は、一端が燃料電
池本体11のカソード24出口に接続されると共に、他
端が上記排気ダクト64に接続される。更に、この排出
空気ライン62は排気ファン65を備える。
【0032】燃料電池本体11にて反応に供されなかっ
た微量の未使用水素は、燃料電池本体11のアノード2
3から未使用水素排出ライン61内を流れ、メイン水タ
ンク51及び絞り弁63を経て排気ダクト64に導かれ
る。また、燃料電池本体11にて酸素が消費された空気
は排出空気となり、且つ、燃料電池本体11にて発生し
た水を水蒸気として多量に含む。この排出空気は、燃料
電池本体11のカソード24から排出空気ライン62内
を流れて排気ダクト64に導入される。未使用水素排出
ライン61により排気ダクト64に導入された未使用水
素は、排出空気ライン62により排気ダクト64内に導
かれた上記排出空気と、排気ファン65により排気ダク
ト64内に導入された空気(外気)とにより混合され希
釈されて、排気ダクト64から外気中へ排出される。
【0033】前記電力出力系16は、DC/ACインバ
ータ71、DC/DCコンバータ72、充電回路73及
び充電器74を備えて構成される。
【0034】DC/ACインバータ71は、燃料電池本
体11にて発生した直流電力(24〜50V)を交流電
力(例えば100V)に変換し、出力端48へ出力可能
とする。このDC/ACインバータ71は、変換する交
流電力の周波数を50Hz、60Hzに変換可能とす
る。また、上記DC/DCコンバータ72は、燃料電池
本体11にて発生した直流電力を所定電圧(例えば24
V)の直流電力に変換し、水ポンプ52、給水ポンプ5
4、空気供給ファン41、排気ファン65、減圧弁3
3、水素供給電磁弁34、給水電磁弁53及び絞り弁6
3等の補機部品、制御装置17並びに充電回路73へ供
給する。この充電回路73は、DC/DCコンバータ7
2にて供給された直流電力を2次電池75に充電可能と
する。
【0035】また、上記充電器74は、2次電池75
を、DC/DCコンバータ72からの直流電力ではな
く、商用交流電力(例えば100V)を用いて充電させ
るときに使用されるものである。
【0036】前記制御装置17は、固体高分子型燃料電
池1の各種制御を実施する。つまり、制御装置17は、
燃料電池本体11、減圧弁33、水素供給電磁弁34、
空気供給ファン41、水ポンプ52、給水電磁弁53、
給水ポンプ54、絞り弁63、排気ファン65、DC/
ACインバータ71及びDC/DCコンバータ72等と
の間で電気信号を送受信して、これらの各種機器を制御
する。例えば、制御装置17は、燃料電池本体11から
異常信号を受信したときに、水素供給電磁弁34を閉弁
操作して、燃料電池本体11への水素の供給を停止し、
燃料電池本体11の運転を停止させる。
【0037】制御装置17による固体高分子型燃料電池
1の運転制御を更に説明する。
【0038】(1)起動時の運転制御 図3に示すように、運転スイッチ(図示せず)がオンさ
れる(S1)と、制御装置17が、水素供給電磁弁34
を開弁し、空気供給ファン41の連続運転を出力100
%(最大出力)で開始し、水ポンプ52の連続運転を出
力11%で開始する(S2)。
【0039】水素供給電磁弁34が開かれると、水素が
燃料電池本体11のアノード側流路27を通じてアノー
ド23に供給される。固体高分子型燃料電池1では起動
前の運転停止中に燃料電池本体11のアノード側流路2
7に空気が侵入すると、この空気によってアノード23
への水素の供給が妨げられて発電が不可能な状態となる
が、このアノード側流路27に侵入した空気が水素に置
換されて、燃料電池本体11の発電が可能になる。特
に、低外気温下での起動の際に電池温度を早く上昇さ
せ、固体高分子型燃料電池1の始動性を向上させること
ができる。
【0040】空気供給ファン41の最大出力での連続運
転が開始されると、空気(酸素)が燃料電池本体11の
カソード側流路28を通じてカソード24に供給され
る。これにより、燃料電池本体11のカソード側流路2
8内に染み出した水が空気供給ファン41からの空気に
よって吹き飛ばされて、カソード側流路28内に水が滞
留することが防止される。
【0041】水ポンプ52の連続運転が開始されると、
冷却加湿水が燃料電池本体11のアノード側流路27及
びアノード23を通じて固体高分子電解質膜22に供給
される。その結果、燃料電池本体11の固体高分子電解
質膜22がたとえ乾燥していても前記冷却加湿水の供給
によって固体高分子電解質膜22が十分に加湿される。
【0042】このように、水素供給電磁弁34、空気供
給ファン41、水ポンプ52を作動させて、アノード2
3に供給された水素とカソード24に供給された酸素と
が加湿された固体高分子電解質膜22を通じて電気化学
反応が行われ、発電が開始される。
【0043】ステップS2の動作は所定の運転時間TM
1継続される(S3)。その後、所定の運転時間TM1
が経過したら、オープン電圧をチェックする(S4)。
このオープン電圧とは、起動時に燃料電池本体11の各
セル21で発生する電力の合計電圧である。次に、制御
装置17は、オープン電圧が所定の基準電圧V1以上で
あるか否かを判定する(S5)。オープン電圧が所定の
基準電圧V1より小さい場合には、制御装置17は、オ
ープン電圧と所定の基準電圧V1との比較を所定の比較
時間TM2繰り返し(S6)、この間の水ポンプ52の
継続運転により、燃料電池本体11の固体高分子電解質
膜22を十分に加湿する。この所定の比較時間TM2が
経過するまでにオープン電圧が所定の基準電圧V1以上
に上昇すれば、制御装置17は、燃料電池本体11内の
乾燥等の理由によりオープン電圧の上昇が遅れただけで
あると判断し、燃料電池本体11が正常であると判断し
て後述のステップS8へ移行する。しかしながら、所定
の比較時間TM2が経過してもオープン電圧が所定の基
準電圧V1以上に上昇しないときには、制御装置17
は、固体高分子型燃料電池1自体に異常があると判断
し、固体高分子型燃料電池1を非常停止させる(S
7)。
【0044】制御装置17は、オープン電圧が所定の基
準電圧V1以上に上昇した場合には、DC/ACインバ
ータ71を起動し、起動時の水ポンプ制御を開始する
(S8)。また、前述した水素供給電磁弁34の開弁と
水ポンプ52の連続運転は、オープン電圧が所定の基準
電圧V1に上昇するまで実施される。
【0045】この起動時の水ポンプ制御では、制御装置
17は、図4に示すように、電池電流(燃料電池本体1
1から電力出力系16に流れる電流)が所定の基準電流
A1以上であるか否かを判定する(S21)。電池電流
が所定の基準電流A1より小さく負荷が小さい場合に
は、例えば出力11%で水ポンプ52を連続運転させる
(S22)。この連続運転は電池温度に関係なく実施さ
れる。
【0046】ステップS21で、電池電流が所定の基準
電流A1以上で負荷が大きい場合には、制御装置17
は、電池温度(燃料電池本体11の温度)が所定の基準
温度T1以上であるか否かを判定する(S23)。電池
温度が所定の基準温度T1℃以上で燃料電池本体11が
ある程度安定した状態に達している場合には、制御装置
17は、例えば出力11%で水ポンプ52を連続運転さ
せる。電池温度が所定の基準温度T1℃より小さく燃料
電池本体11がまだ安定した温度まで上昇していない場
合には、制御装置17は、水ポンプ52を所定の運転時
間TM3作動させた後、所定の停止時間TM4停止させ
る間欠運転を実行する(S24)。この間欠運転は、電
池電流が所定の基準電流A1以上であり且つ電池温度が
所定の基準温度T1より小さい状態である限り継続され
る。そして、制御装置17は、ステップS24の間欠運
転によって電池温度が所定の基準温度T1以上に上昇し
たときに、水ポンプ52を間欠運転から例えば出力11
%の連続運転に切り替え、冷却加湿水を連続的に燃料電
池本体11に供給する(S25)。
【0047】一方、図3に示すように、制御装置17
は、ステップS8を開始してから所定の運転時間TM5
経過後には(S9)、起動時の水ポンプ52制御におい
てたとえ間欠運転を実施していても、固体高分子型燃料
電池1が出力可能状態になったと判断し(S10)、固
体高分子型燃料電池1の起動を完了させる。
【0048】また、前述した空気供給ファン41の最大
出力での連続運転は、前記ステップS2からこの起動完
了時まで(図4に示される起動時の水ポンプ制御を含
む)実施される。
【0049】以上の起動時の運転制御では、次の〜
の効果を奏する。
【0050】起動開始から燃料電池本体11のオープ
ン電圧が所定の基準電圧V1に上昇するまで水ポンプ5
2を駆動して燃料電池本体11へ冷却加湿水を供給する
ので、燃料電池本体11の固体高分子電解質膜22がた
とえ乾燥していても前記冷却加湿水の供給によって固体
高分子電解質膜22が十分に加湿される。このため、燃
料電池本体11の電圧低下が防止され、起動時の燃料電
池本体11の発電特性を向上させることができる。
【0051】起動開始から燃料電池本体11のオープ
ン電圧が所定の基準電圧V1に上昇するまでアノード側
流路27に水素を供給するので、例えば起動開始時にア
ノード側流路27に空気が侵入していたとしても、当該
空気が水素に置換されて、燃料電池本体11の発電が実
施される。このため、燃料電池本体11の電圧低下が防
止され、起動時の燃料電池本体11の発電特性を向上さ
せることができる。特に、低外気温下での起動の際に電
池温度を早く上昇させ、固体高分子型燃料電池1の始動
性を向上させることができる。
【0052】燃料電池本体11の温度が所定の基準温
度T1以下であるときには、制御装置17が水ポンプ5
2を間欠的に作動させるので、燃料電池本体11への冷
却水としての冷却加湿水の供給量が減少して燃料電池本
体11の温度を強制的に上昇させることができる。この
結果、燃料電池本体11が安定した状態へ迅速に導か
れ、起動時における燃料電池本体11の発電特性を向上
させることができる。
【0053】燃料電池本体11の温度が所定の基準温
度T1以下であるときには、制御装置17が水ポンプ5
2を間欠的に作動させるので、冷却加湿水の供給と停止
が実行されて燃料電池11内で圧力変動が起こり、アノ
ード側流路27における冷却加湿水の排水性が向上す
る。従って、この冷却加湿水によってアノード側流路2
7への水素の導入が妨げられず、燃料電池本体11の発
電特性を向上させることができる。
【0054】例えば固体高分子型燃料電池1の運転停
止後直ちに運転を開始させる場合には、燃料電池本体1
1のカソード側流路28に電気化学反応により生じた水
等が染み出す場合がある。しかし、本実施形態では、起
動時に制御装置17が空気供給ファン41を最大出力で
作動させるので、カソード側流路28に染み出した水が
吹き飛ばされ、カソード側流路28における水の排水性
を向上させることができる。従って、このカソード側流
路28への空気の導入が妨げられず、燃料電池本体11
の発電特性を向上させることができる。
【0055】(2)起動完了後の運転制御 制御装置17は、固体高分子型燃料電池1の起動が完了
すると、まず、図5に示すように、最低ブロック電圧が
所定の基準電圧V2以下であるか否かを判定する(S3
1)。この「最低ブロック電圧」とは、燃料電池本体1
1が備える例えば52個のセルを4個のセルごとに13
個のセルブロックに分け、各セルブロックの電圧のうち
最低のものをいう。最低ブロック電圧が所定の基準電圧
V2より大きい場合には、固体高分子型燃料電池1が正
常であると判断し、水ポンプ52の運転を継続する(S
32)。
【0056】制御装置17は、ステップS31で最低ブ
ロック電圧が所定の基準電圧V2以下である場合には、
例えば燃料電池本体11内部において冷却加湿水の排水
性の不良等が生じていると判断し、水ポンプ52の駆動
を停止し(S33)、この水ポンプ52の停止状態を所
定の停止時間TM6継続させる(S34)。そして、制
御装置17は、所定の停止時間TM6経過後に、最低ブ
ロック電圧が所定の基準電圧V2以下であるか否かを再
度判定し(S35)、最低ブロック電圧が所定の基準電
圧V2以下であれば、固体高分子型燃料電池1自体に異
常があると判断し、固体高分子型燃料電池1を非常停止
する(S36)。
【0057】制御装置17は、ステップS35で最低ブ
ロック電圧が所定の基準電圧V2より大きくなった場合
には、水ポンプ52の停止を更に所定の停止時間TM7
継続させ(S37)、その後水ポンプ52の駆動を開始
する(S38)。制御装置17は、上記のステップS3
1〜S38の動作を繰り返す。
【0058】起動完了後の運転制御では、次の〜の
効果を奏する。
【0059】制御装置17は、最低ブロック電圧が所
定の基準電圧V2以下であるときに、水ポンプ52を間
欠的に作動させるので、燃料電池本体11への冷却水と
しての冷却加湿水の供給量を減少させて燃料電池本体1
1の温度を強制的に上昇させることができる。この結
果、燃料電池本体11を安定した状態へ迅速に導き、起
動完了後の燃料電池本体11の発電特性を向上させるこ
とができる。
【0060】制御装置17は、上述の如く水ポンプ5
2を間欠的に作動させるので燃料電池本体11への冷却
加湿水の供給と停止が行われて燃料電池本体11内で圧
力変動が起こり、例えば燃料電池本体11のアノード側
流路27(特にアノード側流路27の出口)に冷却加湿
水の排水性を向上させることができる。従って、アノー
ド側流路27内での水素の流れが良好となって、燃料電
池本体11の発電特性を向上させることができる。
【0061】例えば52個のセル21を備えた燃料電
池本体11の電圧を測定するとき、例えば4個のセル2
1にて構成されるセルブロックの発生電圧を測定すれば
よいので、各セル21ごとの発生電圧を測定する必要が
なく、構成が簡略化されて固体高分子型燃料電池11の
製造コストを低減できる。
【0062】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
本実施形態ではアノード側流路27に冷却加湿水を供給
する構成としているが、例えばカソード側流路28に冷
却加湿水を供給する場合にも本実施形態の適用は可能で
ある。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、燃料電池
の起動開始時、燃料電池本体で発生する電力の電圧が所
定電圧以上に至るまで加湿水供給手段を作動させる制御
手段を備えるので、例えば燃料電池本体の固体高分子電
解質膜が乾燥していても加湿水によって固体高分子電解
質膜が十分に加湿されて、燃料電池本体の発生電圧低下
が防止され、起動時の発電特性を向上させることができ
る。
【0064】請求項2記載の発明によれば、燃料電池の
起動開始時、燃料電池本体で発生する電力の電圧が所定
電圧以上に至るまで水素供給手段を作動させる制御手段
を備えるので、例えば起動開始時にアノード側に空気が
侵入していたとしても、当該空気が水素に置換されて燃
料電池本体の発電が可能となる。従って、燃料電池本体
の発生電圧の低下が防止され、起動時の発電特性を向上
させることができる。
【0065】請求項3記載の発明によれば、燃料電池の
起動時、燃料電池本体の温度が所定温度以下であるとき
に加湿水供給手段を間欠的に作動させる制御手段を備え
るので、加湿水の供給と停止が実施されて燃料電池本体
内で圧力変動が起こり、加湿水の排水性を向上させるこ
とができる。その結果、例えばアノード側に加湿水を供
給する場合には、アノード側への水素の供給が妨げられ
ず、起動時の発電特性を向上させることができる。
【0066】請求項4記載の発明によれば、燃料電池の
起動時に酸素供給手段を最大出力で作動させる制御手段
を備えるので、例えば電気化学反応によってカソード側
に染み出した水が吹き飛ばされ、燃料電池本体内の水の
排水性を向上させることができる。従って、カソードへ
の酸素の供給が妨げられず、燃料電池本体の発電特性を
向上させることができる。
【0067】請求項5記載の発明によれば、燃料電池の
起動完了後の運転中に、燃料電池本体で発生する電力の
電圧が所定電圧以下であるときには加湿水供給手段を間
欠的に作動させる制御手段を備えるので、加湿水の供給
と停止が実施されて燃料電池本体内で圧力変動が起こ
り、加湿水の排水性を向上させることができる。その結
果、例えばアノード側から加湿水を供給する場合には、
アノード側への水素の供給が妨げられず、起動完了後の
運転時における発電特性を向上させることができる。
【0068】請求項6記載の発明によれば、燃料電池本
体を構成する複数のセルを任意の個数ずつ区分して複数
のセルブロックを形成し、このセルブロックで発生する
電力の電圧を測定するだけでよいので、各セルごとに発
生する電力の電圧を測定する必要がなく、構成が簡略化
されて燃料電池の製造コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固体高分子型燃料電池の一実施形
態を示す系統図である。
【図2】図1の燃料電池本体のセルを示す断面図であ
る。
【図3】固体高分子型燃料電池の動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】起動開始から起動完了までの水ポンプの動作を
示すフローチャートである。
【図5】起動完了後の運転時の水ポンプの動作を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】 1 固体高分子型燃料電池 11 燃料電池本体 12 水素供給系 13 空気(酸素)供給系 14 冷却加湿水供給系 17 制御装置 21 セル 22 固体高分子電解質膜 23 アノード 24 カソード 27 アノード側流路 28 カソード側流路 52 水ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 晶一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 前田 秀雄 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5H026 AA06 CC03 5H027 AA06 BA13 CC06 DD03 KK46 KK54 MM16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アノード、固体高分子電解質膜、及びカ
    ソードが積層されて構成される燃料電池本体を備え、前
    記アノードに供給された水素と前記カソードに供給され
    た酸素とを、加湿水供給手段からの加湿水で加湿された
    前記固体高分子電解質膜を通じて電気化学反応させ、電
    力を発生させる固体高分子型燃料電池において、 当該燃料電池の起動開始時、前記燃料電池本体で発生す
    る電力の電圧が所定電圧以上に至るまで前記加湿水供給
    手段を作動させる制御手段を備えたことを特徴とする固
    体高分子型燃料電池。
  2. 【請求項2】 アノード、固体高分子電解質膜、及びカ
    ソードが積層されて構成される燃料電池本体を備え、水
    素供給手段から前記アノードに供給された水素と前記カ
    ソードに供給された酸素とを、加湿された前記固体高分
    子電解質膜を通じて電気化学反応させ、電力を発生させ
    る固体高分子型燃料電池において、 当該燃料電池の起動開始時、前記燃料電池本体で発生す
    る電力の電圧が所定電圧以上に至るまで前記水素供給手
    段を作動させる制御手段を備えたことを特徴とする固体
    高分子型燃料電池。
  3. 【請求項3】 アノード、固体高分子電解質膜、及びカ
    ソードが積層されて構成される燃料電池本体を備え、前
    記アノードに供給された水素と前記カソードに供給され
    た酸素とを、加湿水供給手段からの加湿水で加湿された
    前記固体高分子電解質膜を通じて電気化学反応させ、電
    力を発生させる固体高分子型燃料電池において、 当該燃料電池の起動時、前記燃料電池本体の温度が所定
    温度以下であるときに前記加湿水供給手段を間欠的に作
    動させる制御手段を備えたことを特徴とする固体高分子
    型燃料電池。
  4. 【請求項4】 アノード、固体高分子電解質膜、及びカ
    ソードが積層されて構成される燃料電池本体を備え、前
    記アノードに供給された水素と酸素供給手段から前記カ
    ソードに供給された酸素とを、加湿された前記固体高分
    子電解質膜を通じて電気化学反応させ、電力を発生させ
    る固体高分子型燃料電池において、当該燃料電池の起動
    時に前記酸素供給手段を最大出力で作動させる制御手段
    を備えたことを特徴とする固体高分子型燃料電池。
  5. 【請求項5】 アノード、固体高分子電解質膜、及びカ
    ソードが積層されて構成される燃料電池本体を備え、前
    記アノードに供給された水素と前記カソードに供給され
    た酸素とを、加湿水供給手段からの加湿水で加湿された
    前記固体高分子電解質膜を通じて電気化学反応させ、電
    力を発生させる固体高分子型燃料電池において、 当該燃料電池の起動完了後の運転中に、前記燃料電池本
    体で発生する電力の電圧が所定電圧以下であるときには
    前記加湿水供給手段を間欠的に作動させる制御手段を備
    えたことを特徴とする固体高分子型燃料電池。
  6. 【請求項6】 前記燃料電池本体で発生する電力の電圧
    は、当該燃料電池本体を構成する複数のセルを任意の個
    数ずつ区分して複数のセルブロックを形成し、このセル
    ブロックで発生する電力の電圧であることを特徴とする
    請求項5記載の固体高分子型燃料電池。
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