JPH07301097A - トンネル覆工板の運搬据付装置 - Google Patents

トンネル覆工板の運搬据付装置

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JPH07301097A
JPH07301097A JP3025482A JP2548291A JPH07301097A JP H07301097 A JPH07301097 A JP H07301097A JP 3025482 A JP3025482 A JP 3025482A JP 2548291 A JP2548291 A JP 2548291A JP H07301097 A JPH07301097 A JP H07301097A
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lining plate
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Kenichiro Kigoshi
憲一郎 木越
Shinichi Goto
信一 後藤
Shinji Shoda
眞司 正田
Daisuke Washimi
大介 鷲見
Tadao Kawahara
忠夫 川原
Tadahiro Shiraiwa
督啓 白岩
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Nippon Concrete Industries Co Ltd
Gifu Industry Co Ltd
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FUKUDAGUMI KK
Nippon Concrete Industries Co Ltd
Gifu Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トンネル内での据付け作業を簡易化して、車
輛の通行を妨げることなく安全かつ能率よく覆工する。 【構成】 下方を車輛が通行可能な門形フレームからな
る車体22と、その前後左右の下端に設置された車輪2
3,23を支承する台車26と、車体22上の前後に左
右方向にスライド自在に設置した横行ビーム28,2
8’と、この横行ビーム28,28’の左右に昇降自在
に設けた昇降調節機構29と、この昇降調節機構29に
前後左右部を支持された支持架台30と、この支持架台
30の中央部の左右部上に設けた複数の横送りローラ4
3と、支持架台30の両側部に設けた前後方向に水平な
横送りレール44と、支持架台30の前後端に前後方向
に進退自在に設けた上向きに突出する左右一対の押圧部
材45,46と、複数の円弧型のPC覆工板4,4’を
前後左右に接合一体化して複数スパン分のアーチ型組立
覆工板の内面の中間に着脱自在に取付けて、横送りレー
ル44上に載せて走行自在に支持する支持ローラ16を
支承した台枠17とからなることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主として既設トンネ
ルの補修覆工などにおいて、トンネル外に設置した組立
架台において複数の円弧型のPC覆工板を前後左右に接
合一体化して組立てた複数スパン分のアーチ型組立覆工
板覆工板を、トンネル内に運搬して据付けるための運搬
据付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、PC覆工板を用いて覆工する工法
として、一般にトンネル外部から内部の覆工部まで覆工
板をトラック等により運搬し、内部に敷設したレールに
沿って走行する据付装置により覆工部において順次一枚
づつ建込んで組立てる方法が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】既設トンネルの修復覆
工においては、仮に据付装置を門型に形成してその下を
一般車輛が通行可能としても、覆工板をトラック等で運
搬し、これを積み降ろしする際に一般車輛の通行が阻害
され、しかも狭いトンネルにおいてはレールが通行の障
害となる。
【0004】組立覆工作業をトンネル内でしかも据付装
置との間の狭い空間で行わねばならないため、作業が困
難で施工能率も悪く、作業の安全性の確保、据付精度保
持も容易でない。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、内部を車輛
が通行可能な門形フレームからなる車体と、その左右の
下端に設置され、この車体に搭載した自家発電機を駆動
電源として電動で駆動する前後のタイヤ式車輪を支承す
る台車と、車体上の前後に左右方向にスライド自在に設
置した横行ビームと、この横行ビームの左右に昇降自在
に設けた昇降調節機構と、この昇降調節機構に前後左右
部を支持された支持架台と、この支持架台の中央部の左
右部上に設けた複数の横送りローラと、支持架台の両側
部に設けた前後方向に水平な横送りレールと、支持架台
の前後端に前後方向に進退自在に設けた上向きに突出す
る左右一対の押圧部材と、突設複数の円弧型のPC覆工
板を前後左右に接合一体化して複数スパン分のアーチ型
組立覆工板の内面の中間に着脱自在に取付けて、横送り
レール上に載せて走行自在に支持する支持ローラを支承
した台枠とからなる覆工板の運搬据付装置を提案するも
のである。
【0006】さらにこの発明は上記台車の前後には、車
体の側方に向かって進退自在に取付けられ、後端に先端
方向に弾圧力を付与するバネが装着され、かつ先端にガ
イドローラを取付けた進退アームと、この進退アームと
同調して進退し、その進退方向の前後に設けた一対の感
知体と、この前後の感知体間に配置され、このいずれか
の感知体を検出して台車の操舵機構にトンネル側壁と車
体の間隔を一定に保つように操舵信号を発信するセンサ
ーとからなるセンサー機構を設けてなる上記覆工板の運
搬据付装置を提案するものである。
【0007】
【作用】作業空間として制限のないトンネル外に設置し
た組立架台において複数の円弧型のPC覆工板を前後左
右に接合一体化して複数スパン分のアーチ型組立覆工板
を安全かつ能率的に組立てる。
【0008】この組立の際には、固定支持台と移動支持
台の前部上端に取付けた複数の横送りローラに、それぞ
れ複数の円弧型PC覆工板の上部を移動自在に載せ、さ
らにこの前部上端よりも低位置に取付けた横送りレール
に、覆工板の内面の中間に着脱自在に取付けた台枠の支
持ローラを走行自在に支持して位置決め保持し、この状
態で移動支持台を固定支持台側に移動して両支持台上の
覆工板をその上端で接合し、各覆工板相互をボルト又は
継手金物等で接合一体化する。
【0009】このように組立てた覆工板を運搬据付装置
の支持架台上に積み代えて支持し、運搬据付装置により
トンネル内部の覆工部まで搬送して据付た後、運搬据付
装置をトンネル外に後退走行する。
【0010】この運搬据付装置が往復する間に組立架台
において上記同様に新たな覆工板を組立て、再び運搬据
付装置で覆工部まで搬送して順次据付ける工程を繰り返
す。
【0011】覆工部においては、運搬据付装置の車体を
先行覆工板に近接して停止させた状態で、後部押圧部材
により支持架台上の覆工板を先行して据付けた覆工板に
当接するまで前進させて接合する。
【0012】この場合、支持架台上の覆工板の支持高さ
や傾きが先行の覆工板の据付けレベルに整合しない場合
には、四点の昇降調節機構を昇降調節しながらレベル調
整を行う。
【0013】さらに、支持架台上の覆工板の先端面が先
行覆工板の後端面に対して平行となっていない場合に
は、横行ビームを相反方向に移動して支持架台と共に向
きを調整し、また支持架台上の覆工板の先端面が先行覆
工板の後端面に対して左右方向に位置ずれしている場合
には、横行ビームを左右同方向に移動して支持架台と共
に位置調整を行う。
【0014】運搬据付装置の走行に際しては、センサー
機構の各進退アームのガイドローラを側壁又はこれに沿
って設けたガイドレールに接触させ、感知部をセンサー
に感知されない中間位置に調節セットして走行させ、カ
ーブ等において、例えば車体が側壁に近付き過ぎていず
れかの台車の少なくとも一方の進退アームが収縮する場
合には、これに同調する感知部がセンサーに感知されて
台車を側壁から離れる方向に自動操舵し、また逆に車体
が側壁から離れ過ぎていずれかの台車の少なくとも一方
の進退アームが伸長する場合には、感知部がセンサーに
感知されて台車を側壁に近付ける方向に自動操舵し、そ
の結果常時側壁と一定の距離を保って運搬据付装置を走
行する。
【0015】
【実施例】図示の実施例は既設トンネルを補修覆工する
場合を示したもので、図2に示すように、先ず既設トン
ネル1の左右の側壁部に建築限界内において現場打ちコ
ンクリートにより側壁2を構築すると共に、既設舗装路
盤を掘り下げてPC舗装板及び側溝ブロックを敷設して
路盤3を構築した後、左右一対の円弧形のPC覆工板
4,4’をその上端を天端において接合し、これらを複
数スパン分のアーチ型に組立ててそれらの下端を左右の
側壁2,2上に支持固定しながら、既設トンネル1のア
ーチ部に沿って建込み、既設トンネル1と覆工板4,
4’との空隙に裏込め材5を充填して一体化する。
【0016】覆工板4,4’は、主鉄筋に小径の硬鋼線
を用いてコンクリートの被りを充分に確保しながら薄肉
(80〜100mm前後)とした方形円弧板で、図3、図4に
示すようにトンネル天端において接合する上端には一方
に凸部6が、また他方に凹部7が相互に噛み合うように
相対向して形成され、それぞれ上端部及び下端部に巾方
向にボルト挿通孔8,8’が形成されており、図5に示
すように左右の覆工板4,4’を凸部6と凹部7を噛み
合わせながら前後に複数対(図では3対)接合し、各ボ
ルト挿通孔8,8’に一連にボルト9を通してナットに
より締結一体化することにより、下端間の間隔がほぼ左
右の側壁間隔に等しい複数スパン分のアーチ型覆工板に
組立てる。
【0017】このような覆工板4,4’の組立は、既設
トンネル1の坑口付近の道路外に設置した組立架台10
において行う。
【0018】組立架台10は図6、図7に示すように、
基台11上に固定支持台12と移動支持台12’が相対
向して設置され、移動支持台12’はネジ棒とこれに被
嵌したナットとからなる回転ネジ送り機構等の送り移動
機構13により固定支持台12との対向方向に進退自在
に設置されている。
【0019】固定支持台12及び移動支持台12’は、
互いに相対する前部上端に複数の横送りローラ14が、
また前部上端より低位置の後部上端には横送りレール1
5が取付けられている。
【0020】組立てる覆工板4,4’には図8に示すよ
うに、予めその内面の中間に、横送りレール15上に載
せて走行自在に支持する支持ローラ16を支承した台枠
17をボルト18により着脱自在に複数取付け、この覆
工板4,4’を順次クレーンで吊り上げてその上部内面
を固定支持台12と後退位置にある移動支持台13の各
横送りローラ14上に支持すると共に、各支持ローラ1
6を横送りレールの上に載せて横移動自在に支持する。
【0021】このように固定支持台12と移動支持台1
3上にそれぞれ複数枚の覆工板4,4’を支持すること
により、覆工板4,4’は既設トンネル1のアーチ部に
倣った状態にセットされ、この状態で下端部の互いに合
体したボルト挿通孔8’に一連にボルト9を通してナッ
トにより締結した上で、移動支持台13を固定支持台1
2側に前進させ、相対する凸部6と凹部7を密に噛み合
わせ、上部の互いに合体したボルト挿通孔8に一連にボ
ルト9を通してナットにより締結一体化する。
【0022】なお、ボルト締結の外、必要に応じて前後
の覆工板4,4及び4’,4’同士及び左右の覆工板
4,4’同士を適宜継手金具を介して接合してもよい。
【0023】覆工板4,4’の組立後、その上に図9に
示す吊架台19をクレーンで吊り降ろし、その下面に取
付けたアーチ形フレーム20に組立てた覆工板4,4’
をボルトで着脱自在に取付け、これを吊架台19と共に
クレーンで吊り上げて坑口付近に待機させた図1に示す
運搬据付装置21上に移動して図20に示すようにセッ
トし、その後再び組立架台10において順次同様に後続
の覆工板4,4’の組立を行う。
【0024】運搬据付装置21は、下方を大型自動車等
の車輛が通行可能な上部が屋根形をなす門形フレームか
らなる車体22の左右の下端に前後のタイヤ式車輪2
3,24が設けられ、車体22に搭載した自家発電機2
5を駆動電源として電動で駆動するようになっており、
各車輪23,24を回転自在に支承する台車26は垂直
軸廻りに旋回自在に支持されて、それぞれ台車26と車
体22との間に取付けた操舵用シリンダ27により四輪
操舵、即ち図10に示すように左右の前車輪23の旋回
に同調して左右の後車輪24が旋回し、狭いトンネル内
の走行において操舵を鋭敏に行い、屈曲走行の操舵性を
向上した機構となっている。
【0025】運搬建込機21の車体22の上面には、そ
の横巾方向にスライド自在な横行ビーム28,28’が
前後に平行に設置され、各横行ビーム28,28’上に
はその左右に昇降調節機構29が設けられ、この前後左
右四点の昇降調節機構29に覆工板4,4’の支持架台
30が昇降自在に支持されている。
【0026】横行ビーム28,28’は、図11〜図1
4に示すように左右端部の下面に取付けた滑り板31を
介して車体22のH型鋼からなる上部フレーム上にスラ
イド自在に載置され、左右部の両側に相対向して取付け
たL型の端部抱持体32の下端水平部を上部フレームの
上部フランジ22’の下側に当てがって脱落しないよう
に抱持しており、また横行ビーム28,28’の中央部
はその周囲を囲んで車体22の上部フレームに取付けた
ほぼ角筒状の中央抱持体33に若干のガタを許容する程
度に密に抱持されており、この状態において端部抱持体
32の垂直部と上部フランジ22’の側端との間には若
干の間隙が保持され、これによって横行ビーム28,2
8’は車体22の上部フレームの巾方向にも若干スライ
ドでき、そのスライド範囲内において中央部を支点とし
て若干の角度だけ水平旋回できるようになっている。
【0027】横行ビーム28,28’の中央の空洞部に
は、その長手方向に横行用シリンダ34が設置され、そ
の一端は横行ビーム28,28’に垂直な枢軸35によ
り枢着され、また他端は車体22の上部フレームに突設
した支持突部36に垂直な枢軸37により枢着されてお
り、相互の横行用シリンダ34,34を伸縮制御するこ
とにより、横行ビーム28,28’をその上に設置した
支持架台30と共に長手方向に同方向にスライドして平
行移動したり、相互に逆方向にスライドして中央部を支
点として若干の角度だけ水平旋回することができる。
【0028】各昇降調節機構29は図15に示すよう
に、横行フレーム28,28’上に垂直に固定された昇
降シリンダ38の伸縮ロッド38’の先端に、横行フレ
ーム28,28’に垂直に固定された筒状ガイド39に
スライド自在に嵌挿した昇降筒体40が枢軸41により
枢着されており、この筒体40の上端には支持架台30
に取付けた支持筒体42の閉鎖頭部が載置され、この支
持筒体42は筒状ガイド39の周囲に多少の間隙を保持
して遊嵌されており、これによって支持架台30を前後
左右に若干傾くことを許容して支持している。
【0029】支持架台30は、両側部が斜め下向きに傾
斜した屋根型に形成され、その中央の水平部の左右部上
にそれぞれ前後及び中間の3点に横送りローラ43が取
付けられ、また両側部には前後方向に水平な横送りレー
ル44が取付けられており、上記吊架台19と共にクレ
ーンで吊り降ろした組立覆工板4,4’を各横送りロー
ラ43上に支持すると共に、覆工板4,4’の各支持ロ
ーラ16を横送りレール44の上に載せて横移動自在に
載置支持する。
【0030】支持架台30の前後端には図16、図17
に示すように、上記載置支持された組立覆工板4,4’
の前後端を押圧係止するための前部押圧部材45及び後
部押圧部材46がそれぞれ左右一対づつ斜め上向きに突
設されている。
【0031】前部押圧部材45は、その後端に設けた縦
向きのブラケット47を、支持架台30に固定された角
筒状のスリーブ48内にスライド自在に嵌挿した角筒状
の進退アーム49の先端に設けた縦向きのブラケット5
0に、横向きの支軸51により俯仰自在に枢着し、かつ
通常はその上方において挿脱自在の固定ピン52により
結合されており、必要に応じてこの固定ピン52を抜き
取ることにより、支軸51を支点として下向きに回動
し、覆工板4,4’の前端との掛合を外せるようになっ
ている。
【0032】そして、前部押圧部材45はスリーブ48
と進退アーム49との間に取付けたシリンダ53により
前後に進退するようになっている。
【0033】なお、前部押圧部材45の進退アーム49
を円筒状のスリーブ48内に回転かつスライド自在な円
筒とし、これを回転することにより、前部押圧部材45
を覆工板4,4’の前端との掛合を外すように傾倒させ
るようにしてもよい。
【0034】後部押圧部材46は、支持架台30に固定
された角筒状のスリーブ54内にスライド自在に嵌挿し
た角筒状の進退アーム55の先端に取付けられ、スリー
ブ54と進退アーム55との間に取付けたシリンダ56
により前後に進退するようになっている。
【0035】支持架台30に覆工板4,4’を載置する
際には、車体の前後左右のアウトリガー57を伸長して
車体22を支持し、横行ビーム28,28’を支持架台
30の中央部に移動調節し、前後の押圧部材45,46
をそれぞれ一杯に伸長し、さらに4基の昇降調節機構2
9を一旦下死点に下降した後に若干均等に上昇させた状
態で、覆工板4,4’を静かに吊り降ろして横送りロー
ラ43及び横送りレール44上に載置支持し、この状態
でシリンダ53,56を後退作動することにより、覆工
板4,4’の前後端を前後の押圧部材45,46に挟持
して固定する。
【0036】このように支持架台30上に覆工板4,
4’が支持固定された後、車体22の車輪駆動機を駆動
して主として手動操舵により既設トンネル1内に入れ、
覆工部まで手動又は自動操舵により走行移動させる。
【0037】この坑内走行において、車体22を側壁2
に沿って常に一定間隔を保って走行させるために、各車
輪23,24の台車26には車体22と側壁2との距離
を一定に保つように自動操舵を行うそれぞれ前後一対の
操舵センサー機構58が設けられている。
【0038】操舵センサー機構58は図18,19に示
すように、台車26の前後部に車体22の巾方向に水平
に取付けたスリーブ59内に、突出先端にガイドローラ
60を回転自在に支承した進退アーム61がスライド自
在に挿嵌され、その後端とスリーブ59の後端との間に
介在した圧縮バネ62により車体22の側面外方に弾圧
力を受けて突出されており、進退アーム61の突出先端
部に設けた取付板63に調節ナット64により位置調節
自在に先端部を取付け、かつ後端部をスリーブ59に設
けた支持板65の透孔にスライド自在に挿通した進退ア
ーム61と平行な作動ロッド66を、進退アーム61の
進退作動に連動して進退させ、この作動ロッド66の中
間にその進退方向に僅少間隔を置いて突設した前後一対
の感知部67,67’をスリーブ59に取付けた接触又
は近接センサーからなる限界位置検出センサー68,6
8’により検出することにより、進退アーム61の進退
動作の許容限界を越える場合に操舵用シリンダ27に操
舵信号を発信し、これを作動することにより各台車26
の走行方向を自動的に若干変更制御し、車体22を側壁
2と常に一定距離を保って走行させるように構成されて
いる。
【0039】即ち、車体22の走行に際しては、各進退
アーム61のガイドローラ60を側壁2又はこれに沿っ
て設けたガイドレールに接触させ、作動ロッド66の前
後一対の感知部67,67’をセンサー68,68’に
感知されない中間位置に調節セットして走行させる。
【0040】そして、カーブ等において、例えば車体2
2が側壁2に近付いていずれかの台車26の少なくとも
一方の進退アーム61が収縮する場合には、感知部67
がセンサー68に感知されて操舵用シリンダ27が作動
し、台車26を側壁2から離れる方向に操舵し、また逆
に車体22が側壁2から離れていずれかの台車26の少
なくとも一方の進退アーム61が伸長する場合には、感
知部67’がセンサー68’に感知されて操舵用シリン
ダ27が作動し、台車26を側壁2に近付ける方向に操
舵する。
【0041】なお、作動ロッド66の後端に異常感知部
69が設けられ、万一車体22が側壁2に過剰に接近す
る場合に、その異常感知部69を感知して非常ブレーキ
を作動し、車体22の走行を停止する停止センサー70
が設けられている。
【0042】また車体22の側面には、平常走行時には
側壁2に接触せず、万一車体22が側壁2に過剰に接近
する場合に側壁2に接触して車体22を支持するため
に、先端にローラ71を取付けた支持アーム72が突設
されている。
【0043】以上のように車体22を操舵制御しながら
覆工部まで走行させ、覆工部において停止させて覆工板
4,4’の建込み据付け作業を行う。
【0044】図21、図22は先行して据付けた覆工板
4,4’に一連に建込み据付けを行う場合を示したもの
で、車体22を先行覆工板4,4’に近接して停止させ
た状態で、後部押圧部材46をストロークエンドまで伸
長させ、次に前部押圧部材45を収縮して支持架台30
上の覆工板4,4’を後方に後退させ、先行及び後行の
覆工板間の間隙を後部押圧部材46をストローク以内と
なるように車体22を移動した後、アウトリガー57を
下降して接地させ、前部押圧部材45を固定している固
定ピン55を抜き取って下方に倒し、覆工板4,4’と
の係合を外した上で後部押圧部材46を収縮し、後行の
支持架台30上の覆工板4,4’を先行覆工板4,4’
に当接するまで前進させ、図23に示すように相互の接
合面に対向して設けた位置決めピン73と係合穴74と
を係合させ、間にシール材75を介在して接合する。
【0045】この場合、支持架台30上の覆工板4,
4’の支持高さや傾きが先行の覆工板4,4’の据付け
レベルに整合しない場合には、四点の昇降調節機構29
を昇降調節しながらレベル調整を行う。
【0046】なお、四点の昇降調節機構29は、覆工板
4,4’を常に四点で安定して支持するように、前後左
右に互いに対角に位置する昇降調節機構29,29のみ
を同時に作動することができないようになっている。
【0047】さらに、支持架台30上の覆工板4,4’
の先端面が先行覆工板4,4’の後端面に対して平行で
ない場合には、図24に示すように横行ビーム28,2
8’を相反方向に移動して支持架台30と共に向きを調
整し、また支持架台30上の覆工板4,4’の先端面が
先行覆工板4,4’の後端面に対して左右方向に位置ず
れしている場合には、横行ビーム28,28’を左右同
方向に移動して支持架台30と共に位置調整を行う。
【0048】このように覆工板4,4’を先行覆工板
4,4’に接合した状態で、図25に示すように左右の
覆工板4,4’の下端に下向きに突設した高さ調節ボル
ト73の支脚74を回転し、側壁2の上端に接地させた
後、昇降調節機構29を全て下降させ、支持ローラ16
の台枠17を取り外した上で、アウトリガー57を上昇
して車体22を後退走行し、坑外に移動して既に組立架
台10で組立てられた新たな覆工板4,4’を搭載して
上記同様に据付ける。
【0049】側壁2上に据付けた左右の覆工板4,4’
はその自重により地山方向への水平力が作用するため、
図26に示すようにその下部に埋設したインサート75
に予めねじ込んで外周面側に突設した水平調節ボルト7
6を既設トンネル1に押し当てて支持し、さらに側壁2
の上端に固定した鉄筋77に連結鉄筋78の先端のフッ
クを掛合し、かつ後端を高さ調節ボルト73に溶接して
覆工板4,4’の下部を固定し、この状態で覆工板4,
4’の下部周囲の間隙に根固めモルタル79を充填して
固結した後、裏込め材5を注入充填する。
【0050】なお、この発明による覆工施工において、
運搬据付装置21の走行速度を積載時18m/分、空車時36
m/分、覆工部までの距離を600mとした場合、往復時間は
51分となり、組立覆工板4,4’の積替え時間を10分、
調整据付時間を約35分として、以上の一サイクルに要す
る時間は合計約1時間30分で、作業の準備、後かたず
けを含めて1日の作業時間を6時間とすると、1日に4
サイクルが可能となる。
【0051】以上の実施例では、既設トンネルの修復覆
工について説明したが、この発明を新設トンネルに用い
ることができる。
【0052】
【発明の効果】以上の通りこの発明によれば、運搬据付
装置の支持架台の中央部に取付けた複数の横送りローラ
に、それぞれ複数スパン分の円弧型組立PC覆工板の上
部を移動自在に載せ、さらに両側部に取付けた横送りレ
ールに、覆工板の内面の中間に着脱自在に取付けた台枠
の支持ローラを走行自在に支持するので、支持架台の後
端に進退自在に設けた押圧部材により先行して据付けた
覆工板に当接するまで前進させて、機械的に容易に接合
することができ、トンネル内の据付け時間を短くして能
率的に覆工施工することが可能となる。
【0053】また、覆工板は、作業空間として制限がな
く、車輛の通行に障害とならないトンネル外に設置した
組立架台において複数の円弧型のPC覆工板を組立てる
ので、安全かつ能率的に組立てることができると共に、
運搬据付装置が覆工部に移動して組立覆工板を据付けて
戻ってくるまでの間に新たな組立覆工板を組立てること
ができ、タイムラグなく順次連続的に搬送して合理的に
据付けることができ、施工能率を向上することができ
る。
【0054】またトンネル内には下方を車輛が通行可能
な門型の車体を備えた運搬据付装置のみが走行し、しか
もタイヤ式車輪で走行するので、既設トンネルの修復覆
工に際して一般車輛の通行を阻害したり遮断することな
く施工することができる。
【0055】運搬据付装置はその車体に搭載した自家発
電機を駆動源として走行するので、外部電源を用いる場
合のように長いトンネルにおいてもケーブルの巻とりや
繰り出し操作が不要で、走行を単純化することができ
る。
【0056】さらに、支持架台上の覆工板の支持高さや
傾きが先行の覆工板の据付けレベルに整合しない場合に
は、四点の昇降調節機構を昇降調節しながらレベル調整
し、また支持架台上の覆工板の先端面が先行覆工板の後
端面に対して平行となっていない場合には、横行ビーム
を相反方向に移動して支持架台と共に向きを調整し、さ
らに支持架台上の覆工板の先端面が先行覆工板の後端面
に対して左右方向に位置ずれしている場合には、横行ビ
ームを左右同方向に移動して支持架台と共に位置調整を
行うことができる。
【0057】さらに運搬据付装置の走行に際しては、セ
ンサー機構の各進退アームのガイドローラを側壁又はこ
れに沿って設けたガイドレールに接触させ、感知部をセ
ンサーに感知されない中間位置に調節セットして走行さ
せ、カーブ等において、例えば車体が側壁に近付いてい
ずれかの台車の少なくとも一方の進退アームが収縮する
場合には、これに同調する感知部をセンサーが感知して
台車を側壁から離れる方向に操舵し、また逆に車体が側
壁から離れていずれかの台車の少なくとも一方の進退ア
ームが伸長する場合には、これに同調する感知部をセン
サーが感知して台車を側壁に近付ける方向に操舵するの
で、常に側壁と一定間隔を保って安全に走行させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の運搬据付装置の斜視図。
【図2】この発明により覆工施工した修復トンネルの縦
断正面図。
【図3】この発明に用いる覆工板の一態様を示す平面
図。
【図4】この発明に用いる覆工板の他の態様を示す平面
図。
【図5】この発明に係る組立覆工板の平面図。
【図6】この発明に用いる覆工板を組立てるための組立
架台の正面図。
【図7】この発明に用いる覆工板を組立てるための組立
架台の平面図。
【図8】この発明に係る支持ローラの台枠の正面図。
【図9】この発明に用いる吊架台の正面図。
【図10】この発明の運搬据付装置の操舵の一態様を示
す系統図。
【図11】この発明の運搬据付装置に用いる横行ビーム
の縦断側面図。
【図12】この発明の運搬据付装置に用いる横行ビーム
の底面図。
【図13】この発明の運搬据付装置に用いる横行ビーム
の端部縦断正面図。
【図14】この発明の運搬据付装置に用いる横行ビーム
の中央部の縦断正面図。
【図15】この発明の運搬据付装置に用いる昇降調節機
構の縦断正面図。
【図16】この発明の運搬据付装置に用いる前部押圧部
材の縦断側面図。
【図17】この発明の運搬据付装置に用いる後部押圧部
材の縦断側面図。
【図18】この発明の運搬据付装置に用いる操舵センサ
ー機構の平面図。
【図19】この発明の運搬据付装置に用いる操舵センサ
ー機構の縦断側面図。
【図20】この発明の運搬据付装置により覆工板を据付
ける工程の一態様を示す正面図。
【図21】この発明の運搬据付装置により覆工板を据付
ける工程の一態様を示す側面図。
【図22】この発明の運搬据付装置により覆工板を据付
ける工程の他の態様を示す側面図。
【図23】この発明により接合された組立覆工板の接合
部の部分縦断側面図。
【図24】この発明の運搬据付装置の支持架台の向きの
調節状態を示す平面図。
【図25】この発明により据付けた覆工板の下端部の状
態を示す部分縦断側面図。
【図26】この発明により据付けた覆工板の中間部の状
態を示す部分縦断側面図。
【符号の説明】
1 既設トンネル 2 側壁 3 路盤 4 覆工板 4’覆工板 5 裏込め材 6 凸部 7 凹部 8 ボルト挿通孔 8’ボルト挿通孔 9 ボルト 10 組立架台 11 基台 12 固定支持台 12’移動支持台 13 送り移動機構 14 横送りローラ 15 横送りレール 16 支持ローラ 17 台枠 18 ボルト 19 吊架台 20 アーチ形フレーム 21 運搬据付装置 22 車体 23 前車輪 24 後車輪 25 自家発電機 26 台車 27 操舵用シリンダ 28 横行ビーム 28’横行ビーム 29 昇降調節機構 30 支持架台 31 滑り板 32 端部抱持体 33 中央抱持体 34 横行用シリンダ 35 枢軸 36 支持突部 37 枢軸 38 昇降シリンダ 39 筒状ガイド 40 昇降筒体 41 枢軸 42 支持筒体 43 横送りローラ 44 横送りレール 45 前部押圧部材 46 後部押圧部材 47 ブラケット 48 スリーブ 49 進退アーム 50 ブラケット 51 支軸 52 固定ピン 53 シリンダ 54 スリーブ 55 進退アーム 56 シリンダ 57 アウトリガー 58 操舵センサー機構 59 スリーブ 60 ガイドローラ 61 進退アーム 62 圧縮バネ 63 取付板 64 調節ナット 65 支持板 66 作動ロッド 67 感知部 67’感知部 68 限界位置検出センサー 68’限界位置検出センサー 69 異常感知部 70 停止センサー 71 ローラ 72 支持アーム 73 位置決めピン 74 係合穴 75 インサート 76 水平調節ボルト 77 鉄筋 78 連結鉄筋 79 根固めモルタル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 信一 新潟県新潟市一番堀通町3番地10 株式会 社福田組内 (72)発明者 正田 眞司 岐阜県岐阜市加納愛宕町10 (72)発明者 鷲見 大介 岐阜県岐阜市城田寺町1689の1 (72)発明者 川原 忠夫 神奈川県横浜市緑区桜台39−1528 (72)発明者 白岩 督啓 茨城県古河市中田2418−11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方を車輛が通行可能な門形フレームか
    らなる車体と、その前後左右の下端に設置された車輪を
    支承する台車と、前記車体上の前後に左右方向にスライ
    ド自在に設置した横行ビームと、この横行ビームの左右
    に昇降自在に設けた昇降調節機構と、この昇降調節機構
    に前後左右部を支持された支持架台と、この支持架台の
    中央部の左右部上に設けた複数の横送りローラと、前記
    支持架台の両側部に設けた前後方向に水平な横送りレー
    ルと、前記支持架台の前後端に前後方向に進退自在に設
    けた上向きに突出する左右一対の押圧部材と、突設複数
    の円弧型のPC覆工板を前後左右に接合一体化して複数
    スパン分のアーチ型組立覆工板の内面の中間に着脱自在
    に取付けて、前記横送りレール上に載せて走行自在に支
    持する支持ローラを支承した台枠とからなることを特徴
    とする覆工板の運搬据付装置。
  2. 【請求項2】 台車の前後には、車体の側方に向かって
    進退自在に取付けられ、後端に先端方向に弾圧力を付与
    するバネが装着され、かつ先端にガイドローラを取付け
    た進退アームと、この進退アームと同調して進退し、そ
    の進退方向の前後に設けた一対の感知体と、この前後の
    感知体間に配置され、このいずれかの感知体を検出して
    台車の操舵機構にトンネル側壁と車体の間隔を一定に保
    つように操舵信号を発信するセンサーとからなるセンサ
    ー機構を設けてなることを特徴とする「請求項1」記載
    の覆工板の運搬据付装置。
  3. 【請求項3】 車輪は、車体に搭載した自家発電機を駆
    動電源として電動で駆動するタイヤ式車輪であることを
    特徴とする「請求項1」又は「請求項2」記載の覆工板
    の運搬据付装置。
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