JPH07300950A - 防水押えコンクリートの伸縮目地挿入凹部の形成施工法及び組立て伸縮目地。 - Google Patents

防水押えコンクリートの伸縮目地挿入凹部の形成施工法及び組立て伸縮目地。

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JPH07300950A
JPH07300950A JP12946094A JP12946094A JPH07300950A JP H07300950 A JPH07300950 A JP H07300950A JP 12946094 A JP12946094 A JP 12946094A JP 12946094 A JP12946094 A JP 12946094A JP H07300950 A JPH07300950 A JP H07300950A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 屋根の防水押えコンクリートに、完全に防水
層又は断熱材層に達する伸縮目地を形成させることによ
り、防水押えコンクリートのひび割れや、防水層の破断
による水漏れと外装破損を防止するする施工法と、防水
押えコンクリートの膨張収縮に対する吸収性及び防水性
に優れた、組立て用の伸縮目地とを提供する。 【構成】 防水押えコンクリートの余剰水を吸収して軟
弱化するように作られた目地型枠を、据付け部材によっ
て伸縮目地施工箇所へ格子状に取り付け、次に補強材を
配設して防水押えコンクリートを打設し、目地型枠が吸
水して軟弱化した後に、目地型枠を取り外して伸縮目地
挿入凹部を形成する施工法と、伸縮性復元性を有する目
地材と、粘着層を側面に設けたキャップ取り付け部材
と、キャップとの各単体を1組とする組立て伸縮目地で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート建造物の
屋根の防水押えコンクリートの伸縮目地の施工におい
て、伸縮目地を設置する箇所に、伸縮目地を挿入するた
めの凹部を形成する施工法、及びその凹部へ組み立てな
がら挿入するための収縮性、復元伸長性及び防水性に優
れた伸縮目地に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリート建造物の屋根は、コンクリ
ート床版の上にアスファルトルーフィングや、合成高分
子ルーフィング等のルーフィングと、ポリエチレンフィ
ルム等の絶縁シートとよりなる防水層を敷設し、あるい
は更にその上に発泡ポリスチレン等の断熱材層を敷設す
るが、防水層又は断熱材層を保護し、浮き上がるのを防
止するために、その上へ防水押えコンクリートを打設す
る。打設に先立って防水押えコンクリートを補強するた
めに、防水押えコンクリートの厚さのほぼ中間の高さの
位置へ、溶接金網等の補強材を敷設し、その上から防水
押えコンクリートを打設するが、その厚さはひび割れを
防止するために70mm以上とし、水勾配によって防水
押さえコンクリートの厚さが変わり、厚くとも150m
m程度に設定する。
【0003】屋根に降った雨水は屋根の縁に設けた排水
溝に流れ込み、更にルーフドレーンへと流れるように、
防水押えコンクリートにも防水層、又は断熱材層にも通
常1/50から1/100の水勾配を付けてあり、排水
溝はルーフドレーンを水下として、1/200以上の水
勾配が付けられている。なお、防水押えコンクリートの
水勾配は屋根の稜線を水上とし、排水溝を水下とする方
向の水勾配と、ルーフドレーンを水下とする方向の水勾
配との、合成された方向の水勾配であるのに対し、防水
層又は断熱材層は稜線から排水溝を水下とする、1方向
の水勾配であるため、両者の表面は平行面ではなく、別
々に設定された水勾配となっていて同じでないため、場
所によって防水押えコンクリートの厚さが異なり、前記
のように70〜150mm程度の幅がある。なお、ルー
フドレーンの径と間隔は、その地域の降水量と計画する
縦樋の排水負担面積とによって設計され、ルーフドレー
ンの位置と伸縮目地の位置とは関連するものではないか
ら、防水押えコンクリートの水勾配はかなり複雑な場合
がある。
【0004】防水押えコンクリートは冬季は収縮するが
夏季に膨張するので、ひび割れを生じたり、屋根のパラ
ペットの立上がりや屋上突起部に押圧力や引張り力を与
えるため、パラペットを押し出したり防水層又は断熱材
層を切断したりして、水漏れ事故や外装破損を発生す
る。これを防止するために防水押えコンクリートは、通
常縦横3m前後の間隔で伸縮目地を格子状に設けて区画
し、夏期の防水押えコンクリートの膨張による押圧力に
は、伸縮目地の収縮によって対応し、冬期の防水押えコ
ンクリートの収縮による引っ張り力には、伸縮目地の復
元力と伸長力が対応し、伸縮を吸収するようになってい
る。
【0005】伸縮目地を設ける施工法には種々のものが
あり、天然アスファルト目地板の場合は、防水層又は断
熱材層上の伸縮目地設置箇所に、天然アスファルト目地
板をモルタルによって格子状に据え付け、次に格子状の
区画の中へ溶接金網等の補強材を敷設し、その上から防
水押えコンクリートを打設し、防水押えコンクリートが
硬化した後に、天然アスファルト目地板に目地棒を取り
付けて仕上げモルタルを塗り、次に目地棒を外してその
跡へ、溶融アスファルトを注入して埋めると、全部がア
スファルトの伸縮目地になる。アスファルトであるから
防水押えコンクリートの膨張による押圧力を吸収し、収
縮による引っ張り力にも対応できる。
【0006】別の方法は、図7の従来の溶融アスファル
ト伸縮目地の施工状態を示す縦断面図に示す、発泡合成
樹脂製の目地型を使用する方法である。ルーフイング1
8と絶縁シート19とよりなる防水層6の伸縮目地設置
箇所へ、目地の形をした発泡合成樹脂製の目地型を格子
状にモルタル20によって取り付け、上記と同様に補強
材7を敷設し、その上から防水押えコンクリート8を打
設し、防水押えコンクリート8が硬化した後に、目地型
の上へ溶融アスファルト21を注入すると、目地型は発
泡合成樹脂であるから、溶融して体積を極度に縮小し、
そこへ溶融アスファルト21が充填されて伸縮目地を形
成する。アスファルトであるから防水押えコンクリート
8の押圧力又は引っ張り力に対して、収縮又は復元伸長
してその力に対応することができる。
【0007】図8は従来の成型伸縮目地の施工状態を示
す縦断面図であって、この形状に限らず種々の形状の成
型伸縮目地22が使用されている。図8に示すものは、
実用新案公告昭和53年第51611号公報記載の成型
伸縮目地である。発泡合成樹脂製の目地材10と、目地
材10を挟持する合成樹脂製の側板23と、側板23に
被る軟質合成樹脂製の折曲部24と、側板23に貼着し
た非加硫ブチルゴム製の粘着層17と側板23に嵌合す
る脚25とによって構成された成型伸縮目地22であ
る。この成型伸縮目地22を伸縮目地設置箇所へ、脚2
5の開閉によって高さを調整して据付け、前記と同様に
補強材7の溶接金網を敷設し、その上から防水押えコン
クリート8を打設して成型伸縮目地22を埋め込む施工
法である。発泡合成樹脂製の目地材10も非加硫ブチル
ゴム製の粘着層17も軟質合成樹脂製の折曲部24も弾
力性があるから、押圧力又は引っ張り力に対して収縮又
は復元伸長して、防水押えコンクリート8の膨張力も伸
縮力も吸収する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術に
は、次のような問題点がある。アスファルトの伸縮目地
の場合は、夏季にはアスファルトが膨張して体積を増す
うえに、防水押えコンクリートの伸びがアスファルトを
押圧して目地幅を縮めることによって、目地が盛り上が
って段差ができ、冬期にはアスファルトが収縮して固ま
ることによる目地の空隙に、砂が埋まるなどの欠点があ
り、伸縮目地としての効果が減少する。
【0009】また、発泡合成樹脂製の目地型の場合は、
目地型を防水押えコンクリート8の上面即ち水勾配に合
わせた高さに配置するが、この水勾配が防水層6又は断
熱材層の水勾配と一致しないで異なっているため、一定
高さである目地型の下面と、防水層6又は断熱材層との
間のモルタル20のない箇所には隙間があり、ここへ防
水押えコンクリート8が回り込んで連結するから、この
部分の伸縮目地の効果は減少する。なお、モルタル20
がある箇所では、目地際の防水押えコンクリート8の厚
さが薄くなるから、防水押えコンクリート8にひび割れ
や、防水層6の破断や、水漏れを発生する欠点がある。
発泡合成樹脂目地型を使用し、溶融アスファルト21を
注入して作ったアスファルトの伸縮目地の場合も、アス
ファルトであるから上記同様の欠点がある。
【0010】成型伸縮目地22を使用した場合は、防水
押えコンクリート8の上面と成型伸縮目地22の上面と
が段差なく面一になるように、高さ一定の成型伸縮目地
22を取り付けるが、防水押えコンクリート7の水勾配
と防水層6又は断熱材層の水勾配が同じでないため、上
記と同様に成型伸縮目地22の下面と防水層6、又は断
熱材層との間に隙間ができ、上記の場合と同様に防水押
えコンクリート8が回り込んで、成型伸縮目地22によ
る防水押えコンクリート8の遮断が不十分となり、防水
押えコンクリート8の伸縮吸収の効果が減少する欠点が
ある。
【0011】本発明は、上記の問題点を解消するもの
で、伸縮目地を挿入する凹部を、伸縮目地の設置箇所の
全部に形成することにより、その凹部へ伸縮目地を挿入
し、防水押えコンクリートと面一の高さであって、完全
に防水層又は断熱材層に達する伸縮目地を形成すること
ができる施工法と、防水押えコンクリートの押圧力及び
引っ張り力に対する、吸収性と防水性に優れた伸縮目地
を形成するための、組立て伸縮目地を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、芯に
ペーパーコア2を使用し、両面に紙製の表面板1が接着
され、吸水によって軟弱化する性質が付与された断面長
方形の目地型枠4を、据付け部材5に嵌め込んで屋根の
防水層6又は断熱材層に、格子状に区画して取り付ける
か、又は予め取り付けてある据付け部材へ嵌め込むこと
により、格子状に区画して取り付け、次に溶接金網等の
コンクリートの補強材7を敷設し、その上へ防水押えコ
ンクリート8を打設し、防水押えコンクリート8が十分
に硬化した後で、吸水して軟弱化した目地型枠4を取り
外して、防水押えコンクリート8に伸縮目地挿入凹部9
を形成する施工法である。
【0013】本発明の施工法に使用する目地型枠4は、
出願人の発明にかかる特許願平成5年第285487号
のペーパーコアパネルに類似のものであり、本発明はそ
の利用発明である。このペーパーコアパネルはコンクリ
ートの打ち止め施工に使用するものであって、その施工
法は壁や床や梁などのコンクリート打ち止め箇所に、こ
のペーパーコアパネルを装着しておき、先打ちコンクリ
ートを打設し、所定時間後にペーパーコアパネルがコン
クリートの余剰水を吸水して軟弱化し始めるから、十分
に軟弱化てからペーパーコアパネルを取り出し、ついで
後打ち箇所へ後打ちコンクリートを打設して打ち継ぐも
のである。即ち型枠を解体除去しなくとも容易に取り外
すことができる打ち止め用の型枠である。このペーパー
コアパネルは、ペーパーコアパネルの両面に板紙等の表
面板が接着されており、ペーパーコア及び表面板には所
定時間中防水性を持続する防水剤が塗布されており、ペ
ーパーコアの周側面には粘着ビニールテープ等の取外し
部材が貼着されたものである。ペーパーコアパネルはコ
ンクリートが硬化するまでは先打ちコンクリートの側圧
に耐えており、硬化までの所定時間例えば6時間を経過
した頃には、余剰水を吸水して軟弱化し始めるが、取り
外しは十分に軟弱化してから行い、取外し部材を引っ張
ると木製の型枠等のように、型枠を分解して除去する必
要がなく、容易に除去することができるものである。
【0014】本発明の施工法に使用する目地型枠4も、
防水押えコンクリート8が硬化するまでは防水押えコン
クリート8の側圧に耐える必要があり、硬化した後は容
易に除去できることが必要であるから、上記の発明のペ
ーパーコアパネルと同様の要件を備えている。即ち、目
地型枠4の芯にはセルの形状が6角形、円形、波形、リ
ブ形、折り紙形等のいずれかの形状であって、価格等を
勘案してセルサイズが25mm、密度が10kg/m
以上の市販のペーパーコア2又は類似物の段ボール積層
体が普通に使用される。また、表面板1には厚さ1mm
のクラフト紙が普通に使用され、目地型枠4の形状は幅
20〜40mm、高さ50〜200mmの断面長方形
で、長さは3,000mmから5,000mmの範囲の
一定長であり、使用に際して高さを合わせ、長さは切断
して短くし、あるいは接続して長くする。ペーパーコア
2又は段ボール積層体及び表面板1には防水剤が塗布さ
れており、防水剤としてはアクリル樹脂エナメルやポリ
ウレタン樹脂エナメルが使用されている。そのため数時
間までは防水押えコンクリート8の側圧に耐えて形状を
保ち、数時間後には防水押えコンクリート8の余剰水を
吸水して柔軟化していることになる。ペーパーコア2の
周側面には、粘着ビニールテープ、布製ガムテープ等
を、取外し部材3として貼着してあり、これを引っ張る
ことによって、極めて容易に目地型枠4を取り外すこと
ができる。使用に際しては、高さは防水押えコンクリー
ト8の厚さに合わせて切断して調節し、長さは設置箇所
の寸法に合わせた長さに切断する。
【0015】裾付け部材5は塩化ビニール樹脂で作られ
た板に、目地型枠4の下部が嵌まる上方開口の断面コ字
状の挿入部26を突設した形状である。これらのものを
使用して施工するのであるが、まず伸縮目地設置箇所の
防水押えコンクリート8の厚さよりも高い目地型枠4で
あって、防水押えコンクリート8の側圧に耐えるものを
選定する。図1の目地型枠取り付け後の防水押えコンク
リート打設状態を示す縦断面図に示すように、この目地
型枠4を接着剤27によって据付け部材5に嵌め込んだ
ものを、防水層6又は断熱材層の上の所定箇所に取り付
けるか、あるいは接着剤27によって、予め防水層6又
は断熱材層の上に取り付けてある据付け部材5へ嵌め込
んで、接着剤27で固定すると、目地型枠4は格子状に
配設される。接着剤27にはブチルゴム系接着剤が適し
ている。
【0016】次に格子状の目地型枠4の交点に、防水押
えコンクリート8の厚さに相当する位置へ天端墨を付
け、これらの天端墨を結ぶ線の天端墨を目地型枠4の側
面に付ける。次いで格子状の区画の中へ、溶接金網や鉄
筋等の補強材7をスペーサーによって所定高さに敷設
し、その上から天端墨の高さまで、防水押えコンクリー
ト8を打設する。所定高さとは防水押えコンクリート8
と防水層6又は断熱材層の水勾配が異なることにより、
防水押えコンクリート8の厚さが相違する箇所に対応し
た、その厚さのほぼ2分の1の高さ即ち30〜60mm
である。数時間後には防水押えコンクリート8が硬化
し、目地型枠4は軟弱化しているが、防水押えコンクリ
ート8の目的強度の80%程度の強度が出る、例えば外
気が20°Cの時は約2週間後の、伸縮目地を形成させ
る直前に、取外し部材3を引っ張って目地型枠4を取り
外すと、その跡には図3に示すような、伸縮目地を挿入
するための伸縮目地挿入凹部9が形成されている。この
伸縮目地挿入凹部9に、請求項2の組立て伸縮目地28
の目地材10を挿入し、次に粘着層17に貼ってある保
護シールをめくり取った、キャップ取付け部材13を挿
入して目地材9に被せ、最後にキャップ12を被せると
嵌合突条10がキャップ嵌合部14を押し広げて嵌ま
り、粘着層17が防水押えコンクリート8に密着するか
ら、伸縮目地の施工が完了する。
【0017】本発明の施工法によって形成した伸縮目地
挿入凹部9に挿入する伸縮目地の別の態様は、図4の目
地型枠取り外し後の従来の構造の伸縮目地設置状態を示
す縦断面図のものである。目地型枠4を取り付け防水押
えコンクリート8を打設し、伸縮目地挿入凹部9を形成
するまでの施工法については上記と同様である。防水押
えコンクリート8よりも低い高さの、発泡合成樹脂製の
目地材10の下面に接着剤27を塗布して、形成された
伸縮目地挿入凹部9へ嵌め込み、その上からシーリング
材29としてブチルゴム又はゴム入りアスファルトを、
防水押えコンクリート8の高さまで注入すると、伸縮目
地が完成する。そのほか、この伸縮目地挿入凹部9に溶
融アスファルト21を注入するか、あるいはこの伸縮目
地収納凹部9に適合する形状の、市販の伸縮目地を挿入
して屋根の伸縮目地を完成させてもよい。
【0018】請求項2の発明は、図5の組立て伸縮目地
の縦断面図、及び図6の組立て伸縮目地の組立て図に示
す組立て伸縮目地28である。発泡ポリエチレンのよう
な伸縮性に優れた物質で作った断面長方形の目地材10
と、目地材10の上方に設けた、嵌合突条11を突設し
た板状のキャップ12と、このキャップ12と目地材1
0とを連結させるキャップ取付け部材13との、それぞ
れ単体の組み合わせである。キャップ12はEPTゴム
(エチレン・プロピレン・ターポリマー)等の伸縮性に
優れた材料を用いた板の下面に、逆スペード形の嵌合突
条11を突設させたものである。キャップ取付け部材1
3は、嵌合突条11の嵌合によって押し広げられて開口
する断面U字形で、上縁を折り曲げた形状のキャップ嵌
合部14を上方に持ち、目地材10を挟持する爪15の
ある、下方開口の断面コ字形の凹部16を下方に持つと
ともに、その上側面に粘着層17を設けた構成によるも
のである。なお、貼着層17には不使用時の異物付着を
防止するための保護シールを貼ってある。材質は防水押
えコンクリート8の押圧力と引っ張り力に追従できる物
質であって、例えば軟質塩化ビニール、EPTゴム、ガ
ラス繊維入りポリエチレン等である。大きさについては
目地型枠4と同様に、幅20〜40mm、高さ70〜2
00mm、長さ1,000〜2,000mmであるが、
施工場所に適合する高さに合わせることも、長さを切断
して短くしたり、接続して長くしたりすることができ
る。目地材10はナイフなどを用いて容易に切断できる
ので、組立て伸縮目地28を伸縮目地設置箇所に合わせ
た形状寸法に設置することができる。
【0019】
【作用】目地型枠4は防水押えコンクリート8が硬化す
るまでは防水剤によって、防水押えコンクリート8の側
圧に耐えて形状を維持する作用があり、防水剤の効果が
消失する打設から数時間後には、防水押えコンクリート
8の余剰水を吸水して軟弱化し始めるから、十分に軟弱
化してから取外し部材3を引っ張って、その形状を崩さ
せながら軟弱化した目地型枠4を容易に奇麗に取り出す
ことができる作用がある。また、目地型枠4に天端墨を
書き入れることにより、防水押えコンクリート8の上面
と水勾配とを正確に設定することができる。据付け部材
5は目地型枠4を防水層6、又は断熱材層の上に固定さ
せる作用があり、伸縮目地挿入凹部9は組立て伸縮目地
28や、市販の成型伸縮目地22を固定する作用があ
る。
【0020】組立て伸縮目地28は、伸縮目地挿入凹部
9内で組み立てるものであって、まず目地材10を伸縮
目地挿入凹部9に嵌め込み、次にキャップ取付け部材1
3の粘着層17に貼ってある保護シールをめくってから
挿入し、目地材10に深く被せ、次にキャップ12を被
せて、組立て伸縮目地28を組み立てる。発泡合成樹脂
の目地材10が、防水押えコンクリート8の膨張と収縮
による押圧力と引っ張り力に対して、収縮したり復元伸
長したりして押えコンクリート8のひび割れ発生や、パ
ラペットの押し出し及び防水層6の切断破壊を完全に防
止する。
【0021】組立て伸縮目地28のキャップ12もキャ
ップ取付け部材13も、柔軟であるとともに伸縮性があ
るから、目地材10と同様の作用を呈する。キャップ取
付け部材13のキャップ嵌合部14は、開口部を閉じて
いるから伸縮目地挿入凹部9への挿入が容易であり、キ
ャップ12を被せると、断面逆スペード形の嵌合突条1
1が開口部を押し広げ、粘着層17が防水押えコンクリ
ート8に密着するとともに、嵌合突条11はキャップ嵌
合部14の折り曲げた上縁によって確実に嵌合される。
このような構成であることは、組立て伸縮目地28の最
も大きな特徴である。また、キャップ嵌合部14は断面
U字形であるから、防水押えコンクリート8の押圧に対
応して湾曲調節する作用がある。粘着層17は防水押え
コンクリート8の伸縮に対して常に密着して、組立て伸
縮目地28と防水押えコンクリート8のと間に隙間を生
じさせないから、雨水侵入防止の作用をする。組立て伸
縮目地28においてキャップ嵌合部14は、弾力性があ
ってキャップ12の嵌合突条11を挿入するに際し、押
し広げられながら開口して嵌合突条11をくわえ込み、
復元して嵌合突条11を離脱させない作用をし、キャッ
プ取付け部材13の爪15は目地材10をしっかり固定
する作用がある。また、目地材10とキャップ取付け部
材13とキャップ12とは、それぞれ単体で嵌合してい
るので熱による伸びを吸収する作用がある。
【0022】
【実施例】請求項1の発明の1実施例を図1によって説
明する。目地型枠4は、防水押えコンクリート8の側圧
に耐える強度のものであることが必要である。防水押え
コンクリート8の厚さが厚い箇所で150mmの場合の
実施例では、防水押えコンクリート8の側圧に耐える目
地型枠4として、表面板1が厚さ1mmのクラフト紙で
あり、ペーパーコア2はセミ中芯紙で、セルの形状が6
角形、セルサイズが25mm、密度が17kg/cm
のものを使用する。
【0023】表面板1には2回、ペーパーコア2には1
回、防水剤としてアクリル樹脂エナメル原液を濃度80
%に希釈して塗布し、ペーパーコア2の両面に酢酸ビニ
ール系の接着剤27を用いて表面板1を接着し、高さ2
00mm、長さ1,500mmに切断し、その周側面に
取外し部材3として厚さ0.2mmの粘着ビニールテー
プを接着したものが目地型枠4である。据付け部材5は
厚さ2mmの硬質塩化ビニール製で、幅40mm、長さ
75mmの板に、幅40mm高さ40mmの、上方開口
断面コ字形の挿入部26を突設した形状である。
【0024】1/100の勾配で作られた屋上のコンク
リート床版の上には、アスファルトのルーフィング18
と、ポリエチレンフィルムの絶縁シート19とによる防
水層6が敷設されている。目地型枠4は2,800mm
間隔で縦横に格子状に設置される。目地型枠4へブチル
ゴム系の接着剤27によって、450mm間隔で据付け
部材5を取り付け、これを目地型枠4の設置場所へ同様
の接着剤27によって接着すると、格子状に区画された
目地型枠4が設置される。次に格子状になった目地型枠
4の交点において、防水押えコンクリート8の厚さに対
応する高さを計測して天端墨を入れ、これを基準として
全部の目地型枠4の側面に、天端墨を入れて防水押えコ
ンクリート8の上面の高さを表示する。
【0025】次に補強材7としての溶接金網を敷設する
が、溶接金網は径6mmの鐵線を150mm間隔で格子
状に溶接したものである。このものを格子状に設置した
目地型枠4の区画の中へ、防水層からの高さが、防水押
えコンクリート8の厚さが薄い箇所では30mm、厚い
箇所では50mmまでの高さで、スペーサーによって敷
設する。その上から目地型枠4の天端墨の高さまで防水
押えコンクリート8を打設すると、防水押えコンクリー
ト8の上面は設計どおりの、排水溝方向とルーフドレー
ン方向との両方向を、合成した方向へ傾斜した水勾配の
付いた面になっている。約6時間後には目地型枠4は、
防水押えコンクリート8の余剰水を吸湿して軟弱化し始
めるが、目地型枠4の取り外しは外気温度が20°Cの
とき、防水押えコンクリート8に目的強度の80%程度
の強度が出るのは約2週間後であるから、その頃の伸縮
目地を形成させる直前に行う。取外し部材3を引っ張る
とペーパーコア2が崩れて、目地型枠4を容易に外すこ
とができる。目地型枠4を外した跡には、図3に示すよ
うに伸縮目地が入る伸縮目地挿入凹部9が形成されてお
り、底に据付け部材5が取り付けられたまま埋まってい
る。
【0026】このようにして伸縮目地挿入凹部9の成型
施工法が終わるが、なお、この伸縮目地挿入凹部9に、
本発明の組立て伸縮目地28の目地材10を、その箇所
の防水押えコンクリート8の厚さに対応する高さになる
ように切断してから、伸縮目地挿入凹部9へ挿入し、次
にこの目地材10へ粘着層17の保護シールを剥がした
キャップ取付け部材13を被せて嵌め、更にキャップ1
2をキャップ取付け部材13のキャップ嵌合部14へ押
し付けて嵌めると、キャップ嵌合部14は嵌合突条11
によって押し広げられ、粘着層17が防水押えコンクリ
ート8に密着するとともに、嵌合突条11はキャップ嵌
合部14の折り曲がりによってしっかりと固定される。
このようにして防水押えコンクリート8の伸縮目地の施
工が完成する。
【0027】請求項2の組立て伸縮目地28の1実施例
を図5及び図6によって説明する。幅25mm、高さ1
50mm、長さ1,500mmの断面長方形の発泡ポリ
エチレンが目地材10である。キャップ取付け部材13
は塩化ビニール製で、下方を開口した断面コ字形であっ
て、目地材10を嵌めるための下縁に爪15を設けた形
状の凹部16と、上方を狭く開口した断面U字形であっ
て、上縁を折り曲げた形状のキャップ嵌合部14と、そ
の部分の側面に取り付けた厚さ2mmの非加硫ブチルゴ
ム製の粘着層17とよりなっている。なお、キャップ嵌
合部14の底は防水押えコンクリート8の押圧に対応し
て曲がりやすい曲面にしてある。キャップ取付け部材1
3の幅は25mm、高さは40mm、長さは1,500
mmである。キャップ12はEPTゴム製であって、幅
25mm長さ1,500mmの板の下方に、逆スペード
形の嵌合突条11を設けたものである。
【0028】
【発明の効果】本発明の施工法によれば、コンクリート
建造物の屋根の、防水押えコンクリートに設置する伸縮
目地を、容易に隙間なく全長にわたって防水層、又は断
熱材層に密着させることができ、また目地際の防水押え
コンクリートの厚さが薄くなることや、目地下に防水押
えコンクリートが回り込んで連結することがないから、
四季それぞれの防水押えコンクリートの膨張や収縮によ
る、防水押えコンクリートのひび割れや、パラペットの
押し出し、あるいは防水層又は断熱材層の破断を発生す
ることは全くなく、従って、水漏れや外装の破損が完全
に防止される顕著な効果がある。更に防水押えコンクリ
ートに形成した伸縮目地挿入凹部の高さに合わせた伸縮
目地を挿入できるので、伸縮目地が防水押えコンクリー
ト上面と段差を生じない効果もある。本発明の組立て伸
縮目地については、本発明の施工法により形成した伸縮
目地挿入凹部へ、順次挿入しながら組み立てるものであ
るから、防水押えコンクリートの高さに合わせた、切断
による高さの調節が容易であるとともに、防水押えコン
クリートの膨張収縮による押圧力や引っ張り力をよく吸
収し、目地際からの雨水の侵入に対する防水性にも優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】目地型枠取り付け後の防水押えコンクリート打
設状態を示す縦断面図である。
【図2】目地型枠取り外し後の組立て伸縮目地挿入状態
を示す縦断面図である。
【図3】伸縮目地挿入凹部を形成させた屋根の1部縦断
面図である。
【図4】目地型枠取り外し後の従来の構造の伸縮目地設
置状態を示す縦断面図である。
【図5】組立て伸縮目地の縦断面図である。
【図6】組立て伸縮目地の組立て図である。
【図7】従来の溶融アスファルト伸縮目地の施工状態を
示す縦断面図である。
【図8】従来の成型伸縮目地の施工状態を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
1 表面板 2 ペーパーコア 3 取外し部材 4 目地型枠 5 据付け部材 6 防水層 7 補強材 8 防水押えコンクリート 9 伸縮目地挿入凹部 10 目地材 11 嵌合突条 12 キャップ 13 キャップ取付け部材 14 キャップ嵌合部 15 爪 16 凹部 17 粘着層 18 ルーフィング 19 絶縁シート 20 モルタル 21 溶融アスファルト 22 成型伸縮目地 23 側板 24 折曲部 25 脚 26 挿入部 27 接着剤 28 組立て伸縮目地 29 シーリング材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙製の表面板(1)が両面に接着され、
    防水性が付与されたペーパーコア(2)、又はその類似
    物の周側面に、耐水性フィルムの取外し部材(3)が貼
    着されてなる断面長方形の目地型枠(4)を、据付け部
    材(5)に嵌め込み、屋根に敷設された防水層(6)又
    は断熱材層の上に、格子状に区画して取り付けるか、又
    は予め配置してある据付け部材(5)に嵌め込むことに
    より、格子状に区画して取り付け、次にその区画の中へ
    溶接金網等の補強材(7)を配設し、その上へ防水押え
    コンクリート(8)を打設し、次いで防水押えコンクリ
    ート(8)が硬化した後に、吸水して軟弱化した目地型
    枠(4)を取り外すことにより、伸縮目地挿入凹部
    (9)を形成することを特徴とする防水押えコンクリー
    トの伸縮目地挿入凹部の形成施工法。
  2. 【請求項2】 発泡合成樹脂等の伸縮性を有する物質よ
    りなる断面長方形の目地材(10)と、嵌合突条(1
    1)を突出した板状のキャップ(12)と、目地材(1
    0)とキャップ(12)を連結させるキャップ取付け部
    材(13)との単体よりなり、キャップ取付け部材(1
    3)は、嵌合突条(11)の嵌合によって押し広げられ
    て開口する断面U字形のキャップ嵌合部(14)と、目
    地材(10)を挟持する爪(15)を有する凹部(1
    6)と、上側面に設けた粘着層(17)とにより構成さ
    れていることを特徴とする組立て伸縮目地。
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