JPS627793Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS627793Y2 JPS627793Y2 JP19118681U JP19118681U JPS627793Y2 JP S627793 Y2 JPS627793 Y2 JP S627793Y2 JP 19118681 U JP19118681 U JP 19118681U JP 19118681 U JP19118681 U JP 19118681U JP S627793 Y2 JPS627793 Y2 JP S627793Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- mortar
- inner layer
- outer layer
- board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 18
- 239000010425 asbestos Substances 0.000 claims description 9
- 229910052895 riebeckite Inorganic materials 0.000 claims description 9
- 239000004568 cement Substances 0.000 claims description 7
- 229910052918 calcium silicate Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 239000000378 calcium silicate Substances 0.000 claims description 2
- OYACROKNLOSFPA-UHFFFAOYSA-N calcium;dioxido(oxo)silane Chemical compound [Ca+2].[O-][Si]([O-])=O OYACROKNLOSFPA-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 2
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 17
- 239000010426 asphalt Substances 0.000 description 8
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 8
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 5
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 5
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 4
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 2
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 2
- 239000003818 cinder Substances 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
- 239000012744 reinforcing agent Substances 0.000 description 1
- 229920002050 silicone resin Polymers 0.000 description 1
- 229920002803 thermoplastic polyurethane Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Building Environments (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は目地板に係り、さらにくわしくはコン
クリート建造物の屋上の施工に際して適用して効
果のある目地板の改良に関するものである。
クリート建造物の屋上の施工に際して適用して効
果のある目地板の改良に関するものである。
コンクリート建造物の屋上は最上層に位置する
為、厳重な防水構造が採用されている。
為、厳重な防水構造が採用されている。
しかし、従来においては屋上の最上層はモルタ
ル等を施工しただけで放置されていた。そしてモ
ルタル等を屋上の前面にわたつて連続した状態で
平坦に施工すると気候の変化による温度差によつ
て膨脹収縮がくり返される為、必ずひび割れが生
じてしまう。
ル等を施工しただけで放置されていた。そしてモ
ルタル等を屋上の前面にわたつて連続した状態で
平坦に施工すると気候の変化による温度差によつ
て膨脹収縮がくり返される為、必ずひび割れが生
じてしまう。
そこで、従来においてはモルタルを一定の面
積、例えば1m2程度の大きさで溝を設け、隣接す
るモルタルへの影響を及ぼさないようにして施工
されている。
積、例えば1m2程度の大きさで溝を設け、隣接す
るモルタルへの影響を及ぼさないようにして施工
されている。
しかし、溝を設けたとしてもその間に連続部分
がある為、必ずひび割れが生じる。
がある為、必ずひび割れが生じる。
そこで、このような不都合を除去する為に溝に
変えて目地板が用いられてきた。この目地板は所
定の厚みを有し、モルタルの厚みと同等の幅を有
するもので、この目地板を境としてモルタルを打
設していた。
変えて目地板が用いられてきた。この目地板は所
定の厚みを有し、モルタルの厚みと同等の幅を有
するもので、この目地板を境としてモルタルを打
設していた。
ところが、従来の目地板はそのほとんどが単な
る隔壁としての機能した持たず、モルタルの膨脹
収縮に追従することができず、例えばモルタルが
収縮した場合はこの目地板の両側にすきまができ
てしまい、この部分がひび割れと同じ機能を持
ち、ここから浸入した雨水は防水構造を破壊し、
かえつて結果を悪くすることになつた。
る隔壁としての機能した持たず、モルタルの膨脹
収縮に追従することができず、例えばモルタルが
収縮した場合はこの目地板の両側にすきまができ
てしまい、この部分がひび割れと同じ機能を持
ち、ここから浸入した雨水は防水構造を破壊し、
かえつて結果を悪くすることになつた。
このような欠点を除去するために従来は目地板
の上端に目地棒をのせて保護モルタルを注入し、
乾燥後目地棒を取り去つてからアスフアルト等の
目地材を現場で注入し、目地板と保護モルタルと
の間の水もれを防いでいた。
の上端に目地棒をのせて保護モルタルを注入し、
乾燥後目地棒を取り去つてからアスフアルト等の
目地材を現場で注入し、目地板と保護モルタルと
の間の水もれを防いでいた。
しかし、このような方式を採用すると、目地棒
の着脱作業やアスフアルトの注入作業などの余分
な作業が必要となり、極めて効率の悪いものとな
るなどの欠点があつた。
の着脱作業やアスフアルトの注入作業などの余分
な作業が必要となり、極めて効率の悪いものとな
るなどの欠点があつた。
本考案は以上のような従来の欠点を除去するた
めになされたもので、目地棒等を必要とせず、ア
スフアルトの注入の必要のない作業性の優れた目
地板を提供することを目的としている。
めになされたもので、目地棒等を必要とせず、ア
スフアルトの注入の必要のない作業性の優れた目
地板を提供することを目的としている。
以下、図面に示す実施例に基いて本考案の詳細
を説明する。
を説明する。
図において符号1で示すものは本考案になる目
地板で、この目地板1は内層2と、その両側に配
置された外層3,3とから構成されている。
地板で、この目地板1は内層2と、その両側に配
置された外層3,3とから構成されている。
内層2は例えば独立気泡性発泡合成樹脂等から
構成されており、その両側に外層板3,3が接着
剤、例えばゴムアスフアルト、あるいは一般のゴ
ム系、あるいは樹脂系の接着剤で接着固定され
る。
構成されており、その両側に外層板3,3が接着
剤、例えばゴムアスフアルト、あるいは一般のゴ
ム系、あるいは樹脂系の接着剤で接着固定され
る。
一方、外層板3,3は石綿入りセメント層、ま
たは石綿と、強化剤としての珪酸カルシウムとを
混入したセメント層から構成されており、曲げ強
度が大きく、5Kg以上の曲げ強度を目地板全体に
与えることができる。
たは石綿と、強化剤としての珪酸カルシウムとを
混入したセメント層から構成されており、曲げ強
度が大きく、5Kg以上の曲げ強度を目地板全体に
与えることができる。
また、このような石綿入りのセメント層は表面
が粗面化されており、石綿繊維が露出していて保
護モルタルがよく接着する。
が粗面化されており、石綿繊維が露出していて保
護モルタルがよく接着する。
ところで、内層2の高さは外層板3の高さより
低く、この内層2の上部の空間には注入目地材2
aが設けられている。この注入目地材2aは例え
ばエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、シリコン系樹脂
等の樹脂材、アスフアルト等の弾力があり伸縮に
耐える材料が選ばれるが、経済的からはアスフア
ルト系の材料が最適である。
低く、この内層2の上部の空間には注入目地材2
aが設けられている。この注入目地材2aは例え
ばエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、シリコン系樹脂
等の樹脂材、アスフアルト等の弾力があり伸縮に
耐える材料が選ばれるが、経済的からはアスフア
ルト系の材料が最適である。
このような材料から成る注入目地材2aは溶け
た状態で内層2の上端と外層板3,3で囲まれた
空間に注入され外層板3,3の上端と面一となる
ように充填される。
た状態で内層2の上端と外層板3,3で囲まれた
空間に注入され外層板3,3の上端と面一となる
ように充填される。
更に、注入目地材2aは伸縮に耐える樹脂材等
から形成されているため、屋上に人が乗つた場合
においてもその負荷を十分に吸収し、目地材1の
部分からひび割れや破損等が生じることがなく勿
論水洩れも生じない。
から形成されているため、屋上に人が乗つた場合
においてもその負荷を十分に吸収し、目地材1の
部分からひび割れや破損等が生じることがなく勿
論水洩れも生じない。
このような目地板を使用してコンクリート建造
物の屋上の保護モルタルの打設を行なえば従来の
ように目地棒を取り外した後にアスフアルト等を
注入するに際して、アスフアルトが他の部分には
み出すのを防止するためのバツクアツプ材等を着
脱する作業も全く不要となり施工作業の効率は大
幅に増大する。
物の屋上の保護モルタルの打設を行なえば従来の
ように目地棒を取り外した後にアスフアルト等を
注入するに際して、アスフアルトが他の部分には
み出すのを防止するためのバツクアツプ材等を着
脱する作業も全く不要となり施工作業の効率は大
幅に増大する。
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば目地板を構成する内層材の両側に石綿入りセメ
ント等から成る外層板を設け、内層の上端の屋上
の上面に露出する側には弾力のある樹脂材などか
ら成る注入目地材2aを設けた構造を採用してい
るため、外層板と保護モルタルとのなじみが良く
石綿繊維の介在により外層板と保護モルタルが確
実に接着し、両者間に隙間が生じず、水洩れ等の
不都合は解消され、注入目地材2aは弾力がある
ため人の歩行時に負荷を吸収し、ひび割れ事故な
どが生じることがない。
ば目地板を構成する内層材の両側に石綿入りセメ
ント等から成る外層板を設け、内層の上端の屋上
の上面に露出する側には弾力のある樹脂材などか
ら成る注入目地材2aを設けた構造を採用してい
るため、外層板と保護モルタルとのなじみが良く
石綿繊維の介在により外層板と保護モルタルが確
実に接着し、両者間に隙間が生じず、水洩れ等の
不都合は解消され、注入目地材2aは弾力がある
ため人の歩行時に負荷を吸収し、ひび割れ事故な
どが生じることがない。
又石綿入りセメントの外層板は曲げ強度が極め
て高く、目地板全体に大きな曲げ強度を与えるこ
とができ、保護モルタル打設時の変形などが生じ
ることがない。
て高く、目地板全体に大きな曲げ強度を与えるこ
とができ、保護モルタル打設時の変形などが生じ
ることがない。
図は本考案の一実施例を説明するもので、第1
図は目地板の斜視図、第2図は第1図のA−A線
拡大断面図、第3図は施工状態の一部拡大縦断側
面図、第4図は施工状態の斜視図である。 1……目地板、2……内層、2a……注入目地
材、3……外層板、4……シンダーコンクリー
ト、5……プライマー、6……モルタル、7……
保護モルタル。
図は目地板の斜視図、第2図は第1図のA−A線
拡大断面図、第3図は施工状態の一部拡大縦断側
面図、第4図は施工状態の斜視図である。 1……目地板、2……内層、2a……注入目地
材、3……外層板、4……シンダーコンクリー
ト、5……プライマー、6……モルタル、7……
保護モルタル。
Claims (1)
- 独立気泡性発泡合成樹脂等から成る内層2の両
側に、その内層2の高さより高い幅を有する石綿
入りセメント又は石綿、珪酸カルシウム入りセメ
ントの外層板3を形成し、内層2の上端面と外層
板3の上端間の空間に注入目地材2aを充填した
ことを特徴とする目地板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19118681U JPS5895440U (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | 目地板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19118681U JPS5895440U (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | 目地板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5895440U JPS5895440U (ja) | 1983-06-28 |
JPS627793Y2 true JPS627793Y2 (ja) | 1987-02-23 |
Family
ID=30104660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19118681U Granted JPS5895440U (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | 目地板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5895440U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6889980B2 (ja) * | 2015-07-09 | 2021-06-18 | 株式会社大林組 | 目地形成方法 |
-
1981
- 1981-12-22 JP JP19118681U patent/JPS5895440U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5895440U (ja) | 1983-06-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102047111B1 (ko) | 연질 폴리우레탄 도막 방수재를 이용한 비노출형 4중 복합방수 시공방법 | |
KR100462163B1 (ko) | 패드형 방수시트 | |
KR200441911Y1 (ko) | 방수층 보호재 | |
JPS627793Y2 (ja) | ||
KR102047113B1 (ko) | 연질 폴리우레탄 도막 방수재를 이용한 비노출형 3중 복합방수 시공방법 | |
US5473848A (en) | Trapezium-shaped aqueously-swelling concrete joint-sealing article and method | |
JPS627792Y2 (ja) | ||
JP3454568B2 (ja) | 防水押えコンクリートの伸縮目地挿入凹部の形成施工法及び組立て伸縮目地。 | |
KR102289402B1 (ko) | 외단열 방수복합 패널, 외단열 방수복합시스템 및 그 시공방법 | |
CN211714402U (zh) | 一种女儿墙防水结构 | |
KR200308707Y1 (ko) | 철근과 거푸집이 매트릭스 구조로 이루어진 경량 단열거푸집 | |
KR100624354B1 (ko) | 방수층 보호재 | |
KR100207283B1 (ko) | 콘크리트 구조물의 방수공법 | |
KR101306620B1 (ko) | 슬림형 탈기반 | |
JP2004068587A (ja) | 建築物の防水工法 | |
JPS5832486Y2 (ja) | コンクリ−ト建造物における断熱板支持用具 | |
KR200357967Y1 (ko) | 방수층 보호재 | |
KR101004750B1 (ko) | 피막보호형 보강 단열패널 및 이를 이용한 노출형 외단열방수공법 | |
JPS6354099B2 (ja) | ||
JPH0337625B2 (ja) | ||
JPS6350338Y2 (ja) | ||
JPS5817869Y2 (ja) | コンクリ−ト目地材 | |
JPH0146641B2 (ja) | ||
KR200146363Y1 (ko) | 콘크리트 슬라브용 신축줄눈재 | |
JP2512303Y2 (ja) | 屋上パラペットの廻り部材 |