JPH07300410A - ポリアミド粒子を含有するスキンクレンジングマスク化粧品組成物およびその使用方法 - Google Patents

ポリアミド粒子を含有するスキンクレンジングマスク化粧品組成物およびその使用方法

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JPH07300410A
JPH07300410A JP7064623A JP6462395A JPH07300410A JP H07300410 A JPH07300410 A JP H07300410A JP 7064623 A JP7064623 A JP 7064623A JP 6462395 A JP6462395 A JP 6462395A JP H07300410 A JPH07300410 A JP H07300410A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゲル本来の特性を維持する一方でクリームの
外観を有する、適用時にさわやかで快適な感覚を供給す
るスキンクレンジングマスク組成物を提供する。 【構成】 水性のゲルと、主要なクレンジング剤として
前記水性のゲル中に分散された特定の大きさの略球形状
のポリアミド粒子とを含有し、前記粒子が組成物の全重
量に対して12重量%以上の割合で存在することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、必須のクレンジング剤
として水性のゲル中に分散された特定の大きさの略球形
状のポリアミド粒子を含有する、クレンジングマスクと
して使用される化粧品組成物に関する。
【0002】この化粧品組成物は、特に、例えば表層の
角質層の死んだ細胞を除去し、または皮膚の表層に過剰
に存在する脂肪(例えば皮脂)を除去することによって
皮膚の深層まで清潔にし、皮膚を引き締め、皮膚を柔軟
にし、皮膚に特定の処置を施すようにして、顔を処置
し、顔または首の一部をケアすることを目的とする、マ
スク形態のスキンクレンジング製品を構成する。
【0003】また、本発明は、マスク組成物中に中空の
略球形状の粒子を用いること、および美容処置にこの組
成物を使用することに関する。
【0004】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】美容
マスク型の製品は、化粧品の分野でよく知られている。
これには、特にゲル、エマルションまたはペースト状の
ものがある。この型のマスクの様々な調製法は、"Cosme
tic and Toiletry Formulations" ,second edition, Er
nest W. Flick 1992のような文献に記載されている。
【0005】このような美容マスクは、クレンジングの
機能は有していないものの、ある程度の快適性を皮膚に
与えるゲル状の保湿マスクとなり得る。
【0006】また、エマルションの形態をとり、油のよ
うな感覚を皮膚に与える不快な特性を有し、一般にクレ
イ系の充填剤を含有するクレンジングマスクが知られて
いる。
【0007】一般的に、このような種類のマスクの全て
に、充填剤が組成物の全重量に対して10重量%を越え
ない割合で使用されている。まさにこのような充填剤
が、その吸収力によって上皮表面の脂肪性化合物(皮
脂)を固定し、皮膚の深層に至るクレンジングを行って
いる。
【0008】最後に、カオリナイトおよび/またはモン
モリロン石のペースト組成物、またはポリビニルアルコ
ールを有する被膜形成組成物であるピーリングマスク(p
eeling mask)がある。このようなピーリングマスクは、
顔に適用した後に乾燥して、洗浄、クレンジングまたは
こすることによって除去される被膜を形成する。乾燥す
る間に角質層が保水されて柔軟になり、さらに皮膚がわ
ずかに収縮する。このようなマスクは、皮膚と接触して
脂肪を吸収すると共に、除去されると同時に特に表層の
角質層の死んだ細胞を運び去るピーリング効果によって
皮膚の深層のクレンジングを行うという特性を有してい
る。
【0009】このようなピーリング組成物は、適用が困
難でしかも待ち時間の間に乾燥するといった、ペースト
状で濃い質感を有する不快な特性を有するものである。
この乾燥により、使用者の皮膚に引張り(pulling)効果
が引き起こされる。この痛烈な効果は不快なものであ
る。
【0010】さらに、カオリン(23%)を高い割合で
含有するクレンジングマスクが知られている。このよう
なマスクは、顔に適用されるペースト組成物の形態をと
っている。およそ10分以上もかかって適用する間に、
これらの組成物は乾燥すると同時にさらに皮膚の引張り
を起こし、相当な不快をも引き起こしてしまう。
【0011】一度乾いてしまうと、これらのマスクは、
除去しずらいといった欠点を有する。
【0012】上記の欠点を取り除くために、出願人は、
化粧品の分野で知られたマスクと少なくとも同等のスキ
ンクレンジング力を有し、通常のエマルションまたはペ
ースト組成物の望ましくない効果は持たない化粧品組成
物を作り出そうと努めた。
【0013】このようにして、出願人は、スキンクレン
ジングマスクとして使用され、ゲル本来の特性を維持し
ながらクリームの外観を有する、すなわち油のような効
果を示すことなしに適用時にさわやかで快適な感覚を与
える化粧品組成物を得るために、特定の大きさの略球形
状のポリアミド粒子からなる充填剤を高い割合で水性ゲ
ル中に取り込むことができることを、驚いたことにかつ
予期することなく発見した。
【0014】上記組成物は、十分な時間、すなわち5〜
10分間顔に適用した後に、単に水で洗浄し、すすぐだ
けで除去することができるといった優れた利点を有す
る。
【0015】さらに、クレンジングマスク特性を有する
一方、上記化粧品組成物は、除去された後に顔のつやを
整えることができる。
【0016】そして最後に、適用後には、しわの深さを
減少させる視覚的な効果を示す。
【0017】本発明の組成物に使用される特定の大きさ
の略球形状のポリアミド粒子は、化粧品の分野において
ファンデーションまたはクリーム中に使用されることが
知られている。しかしながら、上記のファンデーション
やクリームに推奨される使用濃度は、組成物の全重量の
10%を決して越えるものではない。
【0018】さらに、資生堂社の日本国特許第61−2
49919号は、ゲル中にナイロン粉末のような有機粉
末を40重量%に至る高い割合で取り込むことを教示し
ている。しかしながら、使用されるゲルは、ゲルの全重
量に対して5〜40重量%とされる非常に高濃度のゲル
化剤を含有するゲルである。しかして、使用する前に手
で混合する濃いペーストの質と類似した質を備え、かつ
本発明に係るクリームのような外観の製品とはとうてい
類似していない製品が得られる。この製品は、実際のと
ころはパップである。
【0019】さらに、出願人は、ポリアミド粒子の代わ
りに、組成物の全重量の10%より大きな割合でカオリ
ン系の充填剤を使用することにより、本発明の化粧品組
成物の特性(クリームのような外観、クレンジングの有
効性、使用および除去の容易性、皮膚に引張りを起こさ
ない)を有する化粧品組成物を得ることは不可能である
という知見を得た。
【0020】さらに、ポリアミド粒子の密度が、クレン
ジングマスク用の化粧品組成物の通常の添加剤の密度よ
り顕著に大きいことから、マスク用に主成分として使用
される通常の組成物をゲル状にして、ゲルの性質を保有
しながら、上記組成物に12%以上の分量のポリアミド
粒子を添加することは、当業者にとって決して明白なも
のではない。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、水性のゲル
と、主要なクレンジング剤として前記水性のゲル中に分
散された特定の大きさの略球形状のポリアミド粒子とを
特に含有し、前記粒子が組成物の全重量に対して12重
量%以上の割合で存在することを特徴とする、クレンジ
ングマスクとして使用するゲル状の化粧品組成物に関す
る。
【0022】この組成物は、クリームのような外観を有
するものであるが、ケアクリームの外観とは大変異なっ
た特性を備えている。特に、クリームとは対照的に、ク
レンジングマスクの効果は、その除去後および顔への適
用時以外に現れる。
【0023】さらに、このマスク組成物は、放置されて
いる間に乾燥することがなく、そのため高い充填剤含有
量の従来の組成物のように皮膚に引張りを起こさない。
【0024】一般に、用いられるポリアミドは、CTF
Aに"ナイロン12(Nylon 12)"または"ナイロン6(Nylo
n 6)"の名称で掲載されている。
【0025】本発明に用いられるポリアミド粒子は、A
TOCHEM社から“ORGASOL”の名称で市販さ
れているものでよい。このような粒子を得る方法は、例
えば仏国特許文献第2619385号または欧州特許文
献第303530号に記載されているものがある。
【0026】上記のポリアミド粒子はさらに、"ナイロ
ン12(nylon 12)"または"ナイロン6(nylon 6)"の名称
で、その様々な物理化学的特徴に関して知られている。
【0027】本発明では、前記粒子が組成物の全重量の
12〜35%の割合で使用されることが好ましく、15
〜20%の割合であるとさらに好ましい。
【0028】高含有量の充填剤にも関わらず、本発明の
マスク組成物は、他の鉱物系充填剤または有機系充填剤
を用いたものとは対照的に、45℃で少なくとも2ケ月
は安定である。
【0029】本発明で用いられる前記粒子は、KOBO
社からSP500の名称で市販されているものであって
もよい。
【0030】本発明に係る組成物では、前記粒子は、
1.0g/cm3〜1.84g/cm3の範囲の密度を有
し、特に1.02g/cm3〜1.4g/cm3の範囲の
密度を有するものとされる。
【0031】本発明の粒子は、球形の固体であって、特
に5μm〜50μmの範囲、好ましくは10μm〜30
μmの範囲の平均の大きさを有する。
【0032】組成物の基礎となるゲルを作成するため
に、少なくとも一種のゲル化剤が、水性液状ビヒクル中
において用いられる。もちろん、ゲル化剤は、前記組成
物に望ましい粘性を与えるに十分な分量で存在する。原
則として、この粘性が、2Pa.s.以上であるべきであ
る。例として、ゲル化剤は、前記組成物中に組成物の全
重量に対して一般的に0.3〜1重量%の範囲、好まし
くは0.5〜0.8重量%の範囲の割合で添加される。
【0033】ゲル化剤は、化粧品の分野で通常用いられ
るもの、特に水溶性ポリマーから選択されたものおよび
水にコロイド溶液を与えるものである。
【0034】このようなゲル化剤としては、特に、不飽
和カルボン酸のポリマーまたは共重合体、不飽和エステ
ルのポリマーまたは共重合体、多糖類の誘導体、ゴム、
コロイド性のケイ酸塩、ポリエチレングリコール(PE
G)およびポリエチレングリコールの誘導体、ポリビニ
ルピロリドンおよびポリビニルピロリドンの誘導体およ
び親水性のシリカゲルが挙げられる。
【0035】ゲル化剤は、例えば、アクリルポリマーま
たはこの共重合体および/またはメタクリルポリマーま
たはこの共重合体、カルボキシビニルポリマー、ポリグ
リセリル=アクリラートまたはポリグリセリル=メタク
リラート、セルロースの誘導体、澱粉の誘導体またはキ
チンの誘導体、アルギン酸塩、ヒアルロン酸とヒアルロ
ン酸の塩、コンドロイチン=スルファート、キサンタン
ガム、ゲランガム(gellan gum)、ラムサンガム(rhamsan
gum)、カラヤガムまたはグアーガム、ノウゼンカズラ
の粉末およびモンモリロン石型のアルミニウムおよびマ
グネシウムのコロイド性ケイ酸塩である。言及される特
定のゲル化剤は、特に、GOODRICH社からCAR
BOPOLの名称で市販されているカルボキシビニルポ
リマー、またはSIGMA社からSYNTHALEN
Kの名称で市販されているカルボキシビニルポリマー、
アクリル酸/エチル=アクリラートの共重合体、アクリ
ル酸/ステアリル=メタクリラートの共重合体、GUA
RDIAN社からLUBRAJELの名称で市販されて
いるポリグリセリル=メタクリラート、HISPANO
CHIMICA社からHISPAGELの名称で市販
されているポリグリセリル=アクリラート、カルボキシ
メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒド
ロキシプロピルセルロース、微結晶セルロース、ヒドロ
キシプロピルグアーおよびVAN DER BILT社か
らVEEGUMの名称で市販されているコロイド性のベ
ントナイトまたはヘクトライトである。
【0036】本発明の組成物は、化粧品組成物に通常用
いられる、付加的な水溶性あるいは水に溶けている成
分、例えばポリオール、防腐剤、保湿剤、香料、BAS
F社のCREMOPHOR R460のような香料可溶
化剤または素練り促進剤、またはヒマシ油、粉末剤等の
質感を出す質感付与剤(texturing agent)、および着色
料を含有することもできる。ポリオールの利点は、単に
すすぐことによるマスクの除去を一層はるかに向上させ
ることである。用いることのできる水溶性または水に溶
けている材料としては、プロピレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、グリ
セロール、ポリグリセロール、ソルビトール、グルコー
ス、スクロース、マグネシウム=グルコナート、微量元
素および水溶性のシリコーンを含有する酸を特に挙げる
ことができる。
【0037】これらの成分は、化粧品の分野における通
常の割合で使用される。特にポリオールは、他の付加的
な成分の各々が組成物の全重量の2%以上を構成しない
のに対し、組成物の全重量の0.1〜50%、好ましく
は5〜15%を占める。
【0038】また、本発明の組成物のあるものは、粉末
状充填剤、特にタルク、カオリン、モンモリロン石系、
ヘクトライト系またはベントナイト系のクレイ、シリカ
やシリコーン粉末(TOSHIBA社のTOSPEAR
L)またはポリメチル=メタクリラートの粉末(MAT
SUMOTO社のMICROPEARL)等の任意の効
果を得るための他の充填剤、膨張した中空の微小球体(h
ollow microspheres)(KEMANORD社のEXPA
NCEL)、変性コーンスターチ粉末あるいはシルク粉
末を含有する。
【0039】上記充填剤は、組成物の全重量の5%未満
を構成する。
【0040】本発明に係る化粧品組成物中に脂肪性物質
を分散して添加することは、エマルションを形成するま
でもなく予想される。このような脂肪性物質は、例えば
脂肪酸エステル、カリテバター(karite butter)、ポリ
オキシエチレン化された脂肪酸エステル、植物油および
鉱物油である。
【0041】本発明に係る組成物を調製するには、組成
物の任意の添加剤(防腐剤等)および/または添加する
ことが望まれるポリオールのような可溶性成分を、水に
90℃で溶かす。
【0042】次いで、ゲル化剤を前記水溶液に激しく攪
拌して分散させる。ゲル化剤が完全に溶けると、温度を
50℃近くにして、混合物をホモジェナイズするように
激しく攪拌してポリアミド粒子を添加する。さらに、こ
の組成物を冷却してから、pH(皮膚の値の近辺)を中
和する。この組成物を室温で着色し、香りをつける。
【0043】また本発明は、化粧品組成物にクリームの
特性を与えるために、ゲルの外観を有するスキンクレン
ジングマスク(特に顔用)として使用される化粧品組成
物の添加剤として、上述した特定の大きさの略球形状の
ポリアミド粒子を用いることにも関する。
【0044】さらに本発明は、顔の皮膚のクレンジング
用に上述の組成物を使用することにも関する。
【0045】最後に、本発明は、上述の化粧品組成物を
皮膚に適用することを特徴とする美容処置の方法にも関
するものである。
【0046】本発明に係る組成物の処方を実施例に示す
が、これは発明の制限を意味するものではない。各成分
の分量は重量%で与えられている。
【0047】
【実施例】実施例1 − Orgasol 2002 D 22% − Synthalen K 0.55% − 水酸化ナトリウム溶液 0.22% − 1,3−ブチレングリコール 25% − 防腐剤 0.3% − 着色料 0.007% − 香料 0.2% − 素練り促進剤 0.2% − 水 全体を100%とする量
【0048】伸ばしやすく、放置されている間(5〜7
分)に乾燥することがなく、このため不快な感覚(引張
り)を与えることのない、濃厚で、滑らかで、光沢のあ
るクリームゲルを得た。水で容易に除去され、皮膚を柔
らかく、清潔で、てからないものとした。
【0049】実施例2 − Orgasol 2002 D 17% − Carbopol 980 0.5% − トリエタノールアミン 0.5% − プロピレングリコール 20% − 防腐剤 0.3% − 香料 0.2% − 素練り促進剤 0.2% − 水 全体を100%とする量
【0050】上記のものと同様の特徴を有する、濃厚
で、滑らかで、光沢のあるクリームゲルを得た。
【0051】実施例3 − SP 500 22% − Synthalen K 0.55% − 水酸化ナトリウム溶液 0.22% − 1,3−ブチレングリコール 25% − 防腐剤 0.3% − 香料 0.2% − 素練り促進剤 0.2% − 水 全体を100%とする量
【0052】扱いやすく、滑らかで、光沢のあるクリー
ムを得た。その使用感および効果は、上記の二つの実施
例のクリームと同等であった。
【0053】実施例4 − Orgasol 2002 D 22% − Synthalen K 0.55% − 水酸化ナトリウム溶液 0.22% − 防腐剤 0.3% − 香料 0.2% − 素練り促進剤 0.2% − 着色料 0.007% − 水 全体を100%とする量
【0054】実施例1のクリームより光沢の少ない、濃
厚かつ滑らかなクリームゲルを得た。これはグリコール
を含有しないためである。
【0055】比較試験として、出願人は、実施例1にお
けるポリアミドの粉末を、組成物の重量の11%および
22%の割合となるカオリンに置き換え、このことを除
いては本発明に係る組成物と同一のものを作成しようと
した。得られた製品は、塊だらけでゴムのようになって
しまい、本発明で得られたクリームのような外観のゲル
とは類似するものではなかった。しかして、得られた製
品は皮膚に粘着せず、決して化粧品の分野に使用できる
ものではなかった。実際、大量の充填剤を添加したこと
によってゲルの構造が崩れてしまった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 47/02 F 47/30 F 47/32 F 47/34 F 47/36 F C08G 69/26

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレンジングマスクとして使用されるゲ
    ル状の化粧品組成物であって、水性のゲルと、主要なク
    レンジング剤として前記水性のゲル中に分散された特定
    の大きさの略球形状のポリアミド粒子とを含有し、前記
    粒子が組成物の全重量に対して12重量%以上の割合で
    存在することを特徴とする化粧品組成物。
  2. 【請求項2】 粒子が、組成物の全重量に対して12〜
    35重量%の範囲の割合で存在することを特徴とする請
    求項1記載の化粧品組成物。
  3. 【請求項3】 粒子が、1.0〜1.84g/cm3
    範囲の密度を有することを特徴とする請求項1または2
    記載の化粧品組成物。
  4. 【請求項4】 粒子が、1.02〜1.4g/cm3
    範囲の密度を有することを特徴とする請求項1ないし3
    のいずれか1項に記載の化粧品組成物。
  5. 【請求項5】 粒子が、5〜50μmの大きさを有する
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記
    載の化粧品組成物。
  6. 【請求項6】 粒子が、10〜30μmの大きさを有す
    ることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に
    記載の化粧品組成物。
  7. 【請求項7】 ゲルが、水溶性のビヒクル中に少なくと
    も一種以上のゲル化剤を含有し、該ゲル化剤が、水溶性
    ポリマーおよび水中でコロイド溶液を与えるポリマーか
    ら選択されることを特徴とする請求項1ないし6のいず
    れかに記載の化粧品組成物。
  8. 【請求項8】 ゲル化剤が、不飽和カルボン酸のポリマ
    ーおよび共重合体、不飽和エステルのポリマーおよび共
    重合体、多糖類の誘導体、ゴム、コロイド性のケイ酸
    塩、ポリエチレングリコールおよびこの誘導体、ポリビ
    ニルピロリドンおよびこの誘導体、および親水性のシリ
    カゲルからなる群から選択されることを特徴とする請求
    項7記載の化粧品組成物。
  9. 【請求項9】ゲル化剤が、アクリルポリマーおよびこの
    共重合体、メタクリルポリマーおよびこの共重合体、カ
    ルボキシビニルポリマー、ポリグリセリル=アクリラー
    トおよびポリグリセリル=メタクリラート、セルロース
    の誘導体、澱粉の誘導体およびキチンの誘導体、アルギ
    ン酸塩、ヒアルロン酸およびこの塩、コンドロイチン=
    スルファート、キサンタンガム、ゲランガム、ラムサン
    ガム、カラヤガムおよびグアーガム、ノウゼンカズラの
    粉末、およびアルミニウムおよびマグネシウムのコロイ
    ド性ケイ酸塩からなる群から選択されることを特徴とす
    る請求項7または8記載の化粧品組成物。
  10. 【請求項10】 ゲル化剤が、組成物の全重量の0.3
    〜1%の範囲の分量で存在することを特徴とする請求項
    7ないし9のいずれか1項に記載の化粧品組成物。
  11. 【請求項11】 ゲル化剤が、組成物の全重量の0.5
    〜0.8%の範囲の割合で存在することを特徴とする請
    求項7ないし10のいずれか1項に記載の化粧品組成
    物。
  12. 【請求項12】 付加的に水溶性の添加剤を含有するこ
    とを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記
    載の化粧品組成物。
  13. 【請求項13】 水溶性の添加剤が、グリセロール、プ
    ロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3
    -ブチレングリコール、ポリグリセロール、ソルビトー
    ル、グルコース、スクロース、マグネシウム=グルコナ
    ート、微量元素および水溶性のシリコーンを含有する酸
    からなる群から選択されることを特徴とする請求項12
    記載の化粧品組成物。
  14. 【請求項14】 付加的に前記粒子以外の充填剤を含有
    することを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1
    項に記載の化粧品組成物。
  15. 【請求項15】 充填剤が、タルク、カオリン、中空の
    微小球体、変性コーンスターチ粉末、シルク粉末、クレ
    イ、シリカ、シリコーン粉末およびポリメチル=メタク
    リラートの粉末から選択されることを特徴とする請求項
    14記載の化粧品組成物。
  16. 【請求項16】 顔用のスキンクレンジングマスクとし
    て使用するゲルの外観を有する化粧品組成物に、添加剤
    として特定の大きさの略球形状のポリアミド粒子を用い
    て化粧品組成物にクリームの特性を与えることを特徴と
    するポリアミド粒子の使用方法。
  17. 【請求項17】 スキンクレンジングマスクとして使用
    するゲルの外観を有する化粧品組成物に、添加剤として
    特定の大きさの略球形状のポリアミド粒子を組成物の全
    重量の少なくとも12%を成すように用いて化粧品組成
    物にクリームの特性を与えることを特徴とするポリアミ
    ド粒子の使用方法。
  18. 【請求項18】 粒子を組成物の全重量に対して12〜
    35重量%の範囲の割合とすることを特徴とする請求項
    17記載の使用方法。
  19. 【請求項19】 粒子が1〜1.84g/cm3の範囲
    の密度を有することを特徴とする請求項16ないし18
    のいずれか1項に記載の使用方法。
  20. 【請求項20】 粒子が1.02〜1.4g/cm3
    範囲の密度を有することを特徴とする請求項16ないし
    19のいずれか1項に記載の使用方法。
  21. 【請求項21】 粒子が5〜50μmの範囲の大きさを
    有することを特徴とする請求項16ないし20のいずれ
    か1項に記載の使用方法。
  22. 【請求項22】 粒子が10〜30μmの範囲の大きさ
    を有することを特徴とする請求項16ないし21のいず
    れか1項に記載の使用方法。
  23. 【請求項23】 請求項1ないし15のいずれか1項に
    記載の組成物を顔の皮膚のクレンジングに用いることか
    らなる組成物の使用方法。
  24. 【請求項24】 請求項1ないし15のいずれか1項に
    記載の化粧品組成物を顔の皮膚に適用することを特徴と
    する美容処置方法。
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