JPH07298942A - 理美容用椅子 - Google Patents

理美容用椅子

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Publication number
JPH07298942A
JPH07298942A JP11752894A JP11752894A JPH07298942A JP H07298942 A JPH07298942 A JP H07298942A JP 11752894 A JP11752894 A JP 11752894A JP 11752894 A JP11752894 A JP 11752894A JP H07298942 A JPH07298942 A JP H07298942A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
cover
leg
hairdressing
drive device
Prior art date
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Pending
Application number
JP11752894A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Matsumoto
憲治 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINMEIWA RIBITETSUKU KK
Original Assignee
SHINMEIWA RIBITETSUKU KK
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Publication date
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 背もたれの傾起用駆動部を座席部に、昇降用
駆動部を脚部に夫々分離して備えることにより、座席部
と脚部を分離可能とし、かつ現地での組み立ても容易に
行う。 【構成】 座席を昇降させるための昇降駆動装置を備え
た脚部Bと、背もたれを傾起させるための傾起駆動装置
を備えた前記座席部Aとを、結合手段により分離可能に
一体的に結合する。これにより工場出荷時座席部Aと脚
部Bとを分離できようになしているので嵩低くでき、か
つ現場でも容易に組み立てられるので輸送・保管が容易
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は昇降機構を備えた脚部
と、傾起可能な背もたれ部を備えた座席部とを分離可能
とし、かつ脚部・座席部を夫々独立して駆動可能とした
理美容用椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】理容所・美容所等で使用される椅子は、
整髪等の施術を行いやすいように座席部を昇降させると
ともに、背もたれ部を傾起させるようにし、かつこの駆
動は脚部に備えた油圧機構にて操作するようにしてい
る。このため従来の理美容用椅子は座席部と脚部とは工
場で出荷前に一体に組み立てられ所要の油圧用配管も施
され、これを梱包して出荷されている。従って現場で梱
包を解くことにより直ちに使用できる状態となってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の理美容用椅子は
駆動部を備えた脚部と、傾起自在なる背もたれを備えた
座席部とは工場で一体に組み立てられている。これは座
席部の昇降及び背もたれの傾起を油圧で行い、かつこの
油圧配管を行う必要があるため、脚部と座席部を分離す
ることは不可能であったためである。従って出荷も組立
完成したものとなり嵩高いものとなっている。このため
輸送や保管に手数を要するものである。
【0004】本発明は背もたれの傾起用駆動部を座席部
に、昇降用駆動部を脚部に夫々分離して備えることによ
り、座席部と脚部を分離可能とし、かつ現地での組み立
ても容易に行えることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、座席を昇降させるための昇降
駆動装置を備えた脚部と、背もたれを傾起させるための
傾起駆動装置を備えた前記座席部とを、結合手段により
分離可能に一体的に結合したことを要旨とする。
【0006】
【作 用】駆動部を電動式とし、かつ背もたれ傾起用は
座席部に、そして昇降用は脚部に夫々独立して設置し、
座席部と脚部とを分離可能とし、さらに脚部にカバーを
備えているため、工場出荷時座席部と脚部とを分離して
嵩低く梱包でき、かつ現場でも容易に組み立てられるの
で輸送・保管が容易となる。
【0007】
【実施例】以下本発明理美容用椅子を図面に示す実施例
にもとづいて説明する。図において1理美容用椅子を安
定して支持するに適した大きさと所要のデザインをした
ベースで、このベース1の表面側のほぼ中央部に駆動部
取付板2を確固に固定するとともに、この駆動部取付板
2に昇降用のモータ3及びガイド9を設けるものとす
る。
【0008】この昇降用のモータ3は減速機4及びこの
減速機4を介して回転駆動されるスクリューロッド6、
そしてこのスクリューロッド6に外嵌され、その一部で
螺合される筒状の昇降管5とが一体とされ、駆動部を構
成し、これを駆動部取付板2に固定される。
【0009】モータ3にて駆動される減速機4は複数の
歯車を互いに噛み合わせて所要の減速を行うようモータ
に直結したケース内に納められるとともに、この減速機
ケースに下端を回動自在にしたスクリューロッド6を減
速機にて駆動されるようになし、これにより減速機ケー
スを介して取付板2への取り付けを容易に行えるように
なす。さらにこのスクリューロッド6には下部にナット
状の螺合体を一体に設けた筒状の昇降管5を嵌挿し、螺
合体を螺合することにより、モータ3、減速機4を介し
てスクリューロッド6の正転時昇降管5が上昇し、逆転
時昇降管5を降下させる。
【0010】そしてこの昇降管5の上端は座席部取付昇
降板7に突設したブラケット10に支軸11を介して係
着するとともに、この座席部取付板7の下面にはガイド
ロッド8を固定し、このガイドロッド8とスクリューロ
ッド6とを平行とし、スクリューロッドの回動にて昇降
管5を介して座席部取付昇降板7を昇降させるとき、該
昇降板7にかかる横方向の荷重、すなわち振れに対して
ガイドロッド8にて支え、スクリューロッド6の曲がり
を未然に防止するものである。このガイドロッド8は筒
状のガイド9内に摺動可能に嵌挿され、ガイド9の下端
は前記駆動部取付板2に固定されている。
【0011】座席部取付昇降板7は長方形をなしてお
り、この平面部には座席部フレーム20の取付板21と
ボルトにて取り付け可能なようにボルト用の取付孔7
H,7Hが穿設されるとともに、長手方向の両端部を折
り曲げてカバー取付片7A,7Aとし、これにベース1
上に樹立する駆動部全体を覆うカバーを取り付ける。
【0012】このカバー30は図4、図5に詳示する如
く、多角形、円形その他の形状をした筒形で、駆動部全
体を覆う大きさを有し、上端部をカバー取付片7Aにビ
ス止めされ、座席部取付昇降板7とともに昇降するが、
この取付板7の降下位置にあってもカバー30の下端は
ベース1に近接して接触しないようにして、また上昇位
置にあっても駆動部が露出しないようにしてその長さが
定められる。
【0013】カバー30の内側には内カバー31を配設
する。この内カバー31は外側のカバー30とほぼ外形
は同じ形状をしており、内嵌されるようにサイズを一廻
り小さく形成し、上面と下面は開口した筒形とし、しか
もベースまたは駆動部取付板2に突設したカバー取付片
32に取り付けられる。そしてこの内カバー31とカバ
ー30は入子式(テレスコピック式)となって外側のカ
バー30が昇降しても駆動部はこのカバー30と内カバ
ー31のいずれか一方または双方にて常に覆われるよう
になす。
【0014】座席部は図1に示すように座席部フレーム
20に背もたれ取付フレーム22を支軸29を介して傾
起可能に取り付けるとともに、この両フレーム20,2
2には図示省略したが所要のクッションとデザイン、大
きさを備えた座及び背もたれが従来の方法と同じくして
取り付けられる。この座席部フレーム20には座席部取
付板21を固定し、この座席部取付板21を前記座席部
取付昇降板7上に重ね、取付孔21H,21Hと取付孔
7H,7Hを合わせボルト付けするようになす。
【0015】また昇降板7と取付板21との取り付け
は、図7に示すように座席部取付板21の下面にガイド
ロッド8の上端を嵌合支持するボス部29を突設し、こ
のボス部にガイドロッド8の上端を嵌合し、必要に応じ
てさらにボルト止めとする。このボルトをガイドロッド
の中心から離すことにより座席部の回り止めともなり、
かつ少ないボルトでも確固に固定できる。さらにこのボ
ス部にガイドロッドを嵌合する方式においては、このボ
ス部内面形とガイドロッド上端外形状とを互いに嵌合す
るようにすれば、その形状は円形、円錐形(テーパ形)
その他多角形などの形状を採用することが可能である。
【0016】さらに座席部フレーム20には昇降駆動装
置と同じ構成をした背もたれ傾起用の駆動部が取り付け
られる。減速機24のケースが座席部フレーム20の片
側下面に取り付けられ、モータ23の回転駆動力がこの
減速機24を介してスクリューロッド26に伝達される
ようになすとともに、このスクリューロッド26及びこ
れに外嵌した螺合体を備えた筒状の管25は座席部フレ
ーム下面にそって配設され、管25の先端を背もたれ取
付フレーム22に突設したブラケット27に支軸28に
て係着するもので、このモータ23の回動にて管25を
出没方向に移動して背もたれフレーム22を傾起するよ
うになすものである。なお図示省略したが、この座席部
フレーム20、背もたれ取付フレーム22の外表面は、
背もたれ・座その他のカバー等にて覆われ、露出しない
ようになっている。
【0017】前記背もたれ傾起用の駆動装置は、座席部
フレーム一側下面に取り付けられるが、座席部フレーム
20が降下した状態では座席部取付昇降板7の長手方向
の一側面にそうようになし、昇降板7と接触しないよう
にし、かつカバー30内に納まるようにして設けられる
ものである。
【0018】また脚部に設けられるカバーは、図8に示
す実施例とすることもできる。これは脚部のベースに取
り付けられるカバー31は図1〜図6に示す第一の実施
例と同じようになすが、昇降板下面にはこのカバー31
の上端面と昇降板下面間に蛇腹式のカバー33を取り付
け、昇降板の昇降に際してこの蛇腹式カバー33が伸縮
するようになして、常に機械部を保護するようになす。
【0019】従って上述の如く本発明理美容用椅子は工
場にて製作・出荷されるときは、座席部Aと脚部Bとは
分離した状態となっており、これを現場で据付時、脚部
Bの座席部取付昇降板7上に座席部Aの座席部取付板2
1を重ねてボルト止めして一体として使用するものであ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明理美容用椅子は、座席を昇降させ
るための昇降駆動装置を備えた脚部と、背もたれを傾起
させるための傾起駆動装置を備えた前記座席部とを、結
合手段により分離可能に一体的に結合するようになして
いるので、分割して梱包出荷できるので嵩を低く抑えら
れ、重量も一人の作業者で搬送できる程度となるので作
業性が向上し、かつ輸送・保管も容易に行える利点があ
る。脚部上端に設けた昇降板と座席部の取付板とを重合
して結合するボルト止めとしたので、分割して梱包出荷
された製品も現場で簡単に組立できる。脚部上端に設け
た昇降板と座席部の取付板とを取付板の下面に設けたボ
ス部とガイドロッド上部とを嵌合にて固定するようにし
ているので、現場で簡単にかつ正確に組立できる。脚部
に駆動装置の外表を覆う筒形をしたカバーと内カバーと
を入子式伸縮可能にして取り付けたため、傾起用駆動装
置を備えた座席部と、昇降用駆動装置を備えた脚部とを
組み立て自在としても、常に駆動装置はカバーで覆われ
ているので、座席部を分離しても駆動部は保護され、安
全であるとともに脚部の輸送も容易に行える利点があ
る。さらに、傾起用駆動装置を備えた座席部と、昇降用
駆動装置を備えた脚部とを組み立て自在とし、この脚部
に駆動装置の外表を覆う筒形をしたカバーと、このカバ
ーと前記座席部に設けた昇降板との間に蛇腹式のカバー
を伸縮可能にして取り付けているので、防塵がより確実
に行われ、回り止めともなる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明理美容用椅子の一実施例を示す分解斜視
図である。
【図2】同要部のみを示した側面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】脚部の縦断正面図である。
【図5】同平面図である。
【図6】カバー取付状態を示す断面図である。
【図7】ガイドロッドと取付板の異なる方法で取り付け
る実施例の断面説明図である。
【図8】カバーの異なる実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
A 座席部 B 脚部 1 ベース 3 モータ 5 昇降管 6 スクリューロッド 7 座席部取付昇降板 8 ガイドロッド 9 ガイド 10 ブラケット 20 座席部フレーム 21 座席部取付板 22 背もたれ取付フレーム 23 モータ 25 管 26 スクリューロッド 30 カバー 31 内カバー 33 蛇腹式カバー
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図7
【補正方法】削除
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図8
【補正方法】削除

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座席を昇降させるための昇降駆動装置を
    備えた脚部と、背もたれを傾起させるための傾起駆動装
    置を備えた前記座席部とを、結合手段により分離可能に
    一体的に結合したことを特徴とする理美容用椅子。
  2. 【請求項2】 前記結合手段は、脚部上端に設けた昇降
    板と座席部の取付板とを重合して結合するボルト止めと
    した請求項1記載の理美容用椅子。
  3. 【請求項3】 前記結合手段は、取付板の下面に設けた
    ボス部とガイドロッド上部とを嵌合にて固定する請求項
    1記載の理美容用椅子。
  4. 【請求項4】 傾起用駆動装置を備えた座席部と、昇降
    用駆動装置を備えた脚部とを組み立て自在とし、この脚
    部に駆動装置の外表を覆う筒形をしたカバーと内カバー
    とを入子式伸縮可能にして取り付けた請求項1記載の理
    美容用椅子。
  5. 【請求項5】 傾起用駆動装置を備えた座席部と、昇降
    用駆動装置を備えた脚部とを組み立て自在とし、この脚
    部に駆動装置の外表を覆う筒形をしたカバーと、このカ
    バーと前記座席部に設けた昇降板との間に蛇腹式のカバ
    ーを伸縮可能にして取り付けた請求項4記載の理美容用
    椅子。
JP11752894A 1994-05-06 1994-05-06 理美容用椅子 Pending JPH07298942A (ja)

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JP11752894A JPH07298942A (ja) 1994-05-06 1994-05-06 理美容用椅子

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4220385Y1 (ja) * 1964-09-29 1967-11-27
JPS4826874A (ja) * 1971-08-04 1973-04-09
JPS62155852A (ja) * 1985-12-20 1987-07-10 カルテンバツハ・ウント・フオイクト・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニ− 処置椅子用の油圧式の制御装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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