JP3110796U - 昇降・回転・リクライニング用椅子 - Google Patents

昇降・回転・リクライニング用椅子 Download PDF

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Abstract

【課題】昇降機能、回転機能、リクライニング機能の各種機能が極めて合理的に組み合わされ、家庭での使用を可能にすると共に、静かな使用が可能な昇降・回転・リクライニング用椅子の提供を目的とする。
【解決手段】昇降装置20とリクライニング装置30とをアクチュエーターで駆動するように設け、これらの装置を回転装置10上に装着する。ベース体12の上面に備えられたアクチュエーター40と、該アクチュエーター40における油圧シリンダ41の水平方向の伸縮に伴って上下に伸縮する一対のX脚42とからなる昇降装置20を設ける。座部21の後面から背もたれ31の背面にかけて設けられたアクチュエーター50と、該アクチュエーター50における油圧シリンダ51の略垂直方向の伸縮に伴って背もたれの角度を調整するようにリクライニング装置30を設ける。
【選択図】図1

Description

本考案は、昇降機能、回転機能、リクライニング機能を兼ね備え、これらの各種機能が合理的に組み合わされて、家庭での使用を可能にした昇降・回転・リクライニング用椅子に関する。
昇降機能や回転機能、リクライニング機能を兼ね備えた椅子として、例えば、理美容店などで使用されている椅子が特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載の椅子は、脚部に昇降用駆動部を備えると共に、背もたれの傾起用駆動部を備えたものである。そして、これら昇降用駆動部と傾起用駆動部とに、夫々モーターを配し、各モーターの回転力で座部の昇降と背もたれのリクライニングの調整を行うものである。
一方、特許文献2に記載の椅子は、座部の昇降装置にアクチュエーターを利用したものである。このアクチュエーターで1本の昇降用リンクを昇降させる構造を採用している。
特開平 7−298942号公報 特開2001−112562号公報
特許文献1の椅子によると、昇降用駆動部と傾起用駆動部とに、夫々モーターを配し、各モーターの回転力で座部の昇降と背もたれのリクライニングの調整を行うものなので、
昇降用駆動部や傾起用駆動部を駆動させると、モーターの回転音や、このモーターにリンクする回転装置等の回転音が生じる不都合がある。しかも、各駆動部の駆動速度がモーターの回転速度で規制されるので、極めて緩やかな伸縮やリクライニングは可能でも、迅速な動きで調製することは困難であった。
一方、特許文献2の椅子では、座部の昇降装置にアクチュエーターを利用しているが、このアクチュエーターで1本の昇降用リンクを昇降させる構造のため、昇降時のバランスが悪くなるおそれがあり、座り方が傾いていると、昇降用リンクが傾く可能性がある。
そこで、本考案は上述の課題を解消すべく創出されたもので、昇降機能、回転機能、リクライニング機能の各種機能が極めて合理的に組み合わされ、安全で静かな使用が可能となり、家庭でも使用することができる昇降・回転・リクライニング用椅子の提供を目的とする。
本考案の第1の手段は、台座11の上に回転自在なベース体12を設けた回転装置10と、座部21の位置を上下スライド自在に調整する昇降装置20と、背もたれ31をリクライニング自在に調整するリクライニング装置30とを備えた椅子において、昇降装置20とリクライニング装置30とをアクチュエーターで駆動するように設け、これら昇降装置20とリクライニング装置30とを回転装置10のベース体12上に装着したことを特徴とする昇降・回転・リクライニング用椅子。
第2の手段の昇降装置20は、前記ベース体12の上面に備えられたアクチュエーター40と、該アクチュエーター40における油圧シリンダ41の水平方向の伸縮に伴って上下に伸縮する一対のX脚42とからなり、このX脚42の上端部に座部21を設けている。
第3の手段は、昇降装置20を被覆する折りたたみ自在なカバー22を前記座部21の周囲下方に設けている。
第4の手段の前記リクライニング装置30は、前記座部21の後面から背もたれ31の背面にかけて設けられたアクチュエーター50と、該アクチュエーター50における油圧シリンダ51の略垂直方向の伸縮に伴って背もたれ31の角度を調整するように設けたものである。
第5の手段は、前記リクライニング装置30のアクチュエーター50に、被覆カバー32を着脱自在に装着している。
第6の手段は、前記背もたれ31の前面内側にバイブレーションマッサージ機33を装着すると共に、該背もたれ31の左右側面に、上下揺動自在な肘掛34を設けたことを課題解消のための手段とする。
本考案の請求項1により、昇降装置20とリクライニング装置30とをアクチュエーターで駆動するように設け、これら昇降装置20とリクライニング装置30とを回転装置10のベース体12上に装着したことで、昇降機能、回転機能、リクライニング機能の各種機能が極めて合理的に組み合わされ、家庭での使用を可能にすることができる。
請求項2により、アクチュエーター40における油圧シリンダ41の水平方向の伸縮に伴って上下に伸縮する一対のX脚42とからなり、このX脚42の上端に座部21を設けているので、座部21を極めてスムーズに且つ静かに昇降させることができる。
請求項3では、座部21の周囲下方に折りたたみ自在なカバー22を設けて昇降装置20のアクチュエーター40を被覆しているので、極めて安全な使用ができ、しかも、外観上の体裁も良好になる。
請求項4により、アクチュエーター50における油圧シリンダ51の略垂直方向の伸縮に伴って背もたれ31の角度を調整するように設けているので、極めてスムーズで且つ静かにリクライニング調整を行うことができる。
請求項5により、リクライニング装置30のアクチュエーター50に、被覆カバー32を着脱自在に装着しているので、極めて安全な使用ができ、しかも、外観上の体裁も良好になる。
請求項6により、上下揺動自在な肘掛34を設けているので、本考案椅子への乗り移りが極めて容易になり、背もたれ31にバイブレーションマッサージ機33を装着することで、家庭で使用する機能としても充実したものとなっている。
このように本考案によると、昇降機能、回転機能、リクライニング機能の各種機能が極めて合理的に組み合わされ、家庭での使用を可能にすると共に、安全で静かな使用が可能になるなどといった種々の効果を奏するものである。
本考案の最良の形態は、昇降装置20とリクライニング装置30とをアクチュエーターで駆動するように設ける。昇降装置20とリクライニング装置30とを回転装置10のベース体12上に装着する。前記ベース体12の上面に備えられたアクチュエーター40と、該アクチュエーター40における油圧シリンダ41の水平方向の伸縮に伴って上下に伸縮する一対のX脚42とからなる昇降装置20を設け、X脚42の上端に座部21を設ける。座部21の周囲下方に折りたたみ自在なカバー22を設け、昇降装置20を被覆する。座部21の後面から背もたれ31の背面にかけて設けられたアクチュエーター50と、該アクチュエーター50における油圧シリンダ51の略垂直方向の伸縮に伴って背もたれの角度を調整するようにリクライニング装置30を設ける。リクライニング装置30のアクチュエーター50に、被覆カバー32を着脱自在に装着する。背もたれ31の前面内側にバイブレーションマッサージ機33を装着すると共に、該背もたれ31の左右側面に、上下揺動自在な肘掛34を設けることで当初の目的を達成するものである。
本考案の主要構成は、回転装置10、昇降装置20、リクライニング装置30を有するもので、昇降装置20をアクチュエーター40で昇降せしめ、もう一方のアクチュエーター50でリクライニング装置30を稼動させるものである。
回転装置10は、台座11の上に回転自在なベース体12を設け、このベース体12の上に昇降装置20とリクライニング装置30とを装着する。図示の台座11は、略リング形状の外枠11Aと、外枠11Aの中心部に設けられた回転支持部11Bとからなり、この回転支持部11Bにベース体12を回転自在に装着している(図2参照)。このとき、ベース体12の回転範囲を左右130度に制限することで、例えば電源コードの巻き付きなどを防止することができる(図4参照)。また、図示のベース体12は枠体状をなし、このベース体12に後述するアクチュエーター40を装着している。
昇降装置20は、座部21の位置を上下スライド自在に調整する装置で、前記ベース体12に備えられたアクチュエーター40と、該アクチュエーター40における油圧シリンダ41の水平方向の伸縮に伴って上下に伸縮する一対のX脚42とからなる(図2参照)。そして、このX脚42の上端に座部21を設けている。各X脚42の下端部において、その一方の脚をベース体12に揺動自在に固定し、他方をベース体12に設けたスライド杆44に沿って水平移動するように設けている。そして、このX脚42の他方の脚と油圧シリンダ41とを連結腕43が連結し、油圧シリンダ41の伸縮に伴ってX脚42が昇降する装置である(図3参照)。
昇降装置20をカバー22が被覆している(図1参照)。このカバー22は、折りたたみ自在に設けられたもので、昇降装置20を覆うことで、使用時の思わぬ事故を防止するものである(図1(イ)参照)。また、カバー22は、外観の体裁を良好にする効果もあるので、座部21が最低の位置まで下がったときでも、このカバー22がきれいに折りたたまれるように折癖を付けるのが望ましい(同図(ロ)参照)。更に、カバー22着脱自在に設け、このカバー22を取り替えられるようにしている。このとき、背もたれ31から座部21までの背もたれカバー(図示せず)を用意し、この背もたれカバーも取り替え自在にすることも可能である。
リクライニング装置30は、座部21の後面から背もたれ31の背面にかけて設けられたアクチュエーター50の駆動で角度を調整するものである(図5参照)。図示のアクチュエーター50は、背もたれ31の背面に固定した揺動枠52と、座部21の後方に突出した固定枠53とを設け、この固定枠53と揺動枠52とを油圧シリンダ51で連結している(図6参照)。そして、油圧シリンダ51が伸長したときに背もたれ31が起立し(図5(イ)参照)、油圧シリンダ51が縮退すると共に、背もたれ31の角度が水平方向に調整されるものである(図5(ロ)参照)。このとき、リクライニング装置30のアクチュエーター50に、被覆カバー32を着脱自在に装着することで、操作時の安全性を高めることができる(図5参照)。また、図示例のリクライニング装置30によると、被覆カバー32をはずしたアクチュエーター50のメンテナンスを容易に行うことができる。
本考案椅子の他の機能として、マッサージ機能と、肘掛34の跳ね上げ機能とが付加されている。マッサージ機能は、背もたれ31の前面内側にバイブレーションマッサージ機33を装着したもので(図1参照)、リモコン(図示せず)で操作できるようにする。また、肘掛34は、背もたれ31の左右側面に装着する際に、この肘掛34を上下揺動自在に設けることで、座部21への乗り移りが極めて容易になる(図1(イ)参照)。
尚、図示例の各構成は、本考案の一実施例に過ぎず、各部材の寸法における設計変更は勿論のこと、本考案の主要構成部以外の設計変更、材質の転換及び形態の変更など、現在知られている技術範囲で自由に変更することができるものである。
本考案の一実施例を示し、(イ)は上昇時、(ロ)は下降時を示す正面図である。 本考案の回転装置と昇降装置との一実施例を示す要部斜視図である。 本考案の昇降装置の動きを示す要部斜視図である。 本考案の回転装置の回転範囲を示す要部平面図である。 本考案の一実施例を示し、(イ)は起き上がり時、(ロ)は倒伏時を示す斜視図である。 本考案のリクライニング装置の一実施例を示し、起立時の要部斜視図である。 本考案のリクライニング装置の一実施例を示し、倒伏時の要部斜視図である。
符号の説明
10 回転装置
11 台座
11B 回転支持部
12 ベース体
20 昇降装置
21 座部
22 カバー
30 リクライニング装置
31 背もたれ
32 被覆カバー
33 バイブレーションマッサージ機
34 肘掛
40 アクチュエーター
41 油圧シリンダ
42 X脚
43 連結腕
44 スライド杆
50 アクチュエーター
51 油圧シリンダ
52 揺動枠
53 固定枠

Claims (6)

  1. 台座の上に回転自在なベース体を設けた回転装置と、座部の位置を上下スライド自在に調整する昇降装置と、背もたれをリクライニング自在に調整するリクライニング装置とを備えた椅子において、昇降装置とリクライニング装置とをアクチュエーターで駆動するように設け、これら昇降装置とリクライニング装置とを回転装置のベース体上に装着したことを特徴とする昇降・回転・リクライニング用椅子。
  2. 前記昇降装置は、前記ベース体に備えられたアクチュエーターと、該アクチュエーターにおける油圧シリンダの水平方向の伸縮に伴って上下に伸縮する一対のX脚とからなり、このX脚の上端部に座部を設けた請求項1記載の昇降・回転・リクライニング用椅子。
  3. 前記昇降装置を被覆する折りたたみ自在なカバーを前記座部の周囲下方に設けた請求項1又は2記載の昇降・回転・リクライニング用椅子。
  4. 前記リクライニング装置は、前記座部の後面から背もたれの背面にかけて設けられたアクチュエーターと、該アクチュエーターにおける油圧シリンダの略垂直方向の伸縮に伴って背もたれの角度を調整するように設けた請求項1記載の昇降・回転・リクライニング用椅子。
  5. 前記リクライニング装置のアクチュエーターに、被覆カバーを着脱自在に装着した請求項4記載の昇降・回転・リクライニング用椅子。
  6. 前記背もたれの前面内側にバイブレーションマッサージ機を装着すると共に、該背もたれの左右側面に、上下揺動自在な肘掛を設けた請求項1乃至5いずれか記載の昇降・回転・リクライニング用椅子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20220031301A (ko) * 2020-09-04 2022-03-11 주식회사 바디프랜드 방향전환이 가능한 회전형 안마의자

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