JP6735826B2 - 椅子及び座の支持機構 - Google Patents

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Description

本発明は、事務用回転椅子等に好適に適用され得る椅子に関するものである。
従来、オフィスや家庭等にて着座者が長時間快適な着座姿勢を維持することを目的とした事務用回転椅子をはじめとした椅子が多く考案されている(例えば、特許文献1参照)。
これらの事務用回転椅子は、着座者が作業を進める上で心地良いと感じた動作が可能なように、着座者の主に後傾、前傾動作に応じて座や背凭れが傾動し得るように構成されていたり、着座者の所要の姿勢が実現され得る位置に座および背凭れを固定し得るように構成されたりしている。
特開2012−010938号公報
ところで、長時間事務用回転椅子に着座している着座者は通常、自らが快適とされる姿勢で静止しているように傍目には見られることがあるものの、実際には所要の姿勢から常に腰部および臀部、ひいては大腿部を動作させることにより、当該事務用回転椅子による快適な着座姿勢を保っていることが明らかとなってきた。
具体的に説明すると、多くの着座者は、一見自らにとって快適な着座姿勢にて静止しているように見られるものの、実際には、おおむね快適とされる姿勢における腰部および臀部の位置を平面視中心として面方向におけるあらゆる方向すなわち前後方向並びに左右方向に動作しながら、自らの着座による快適さを維持していることがわかってきた。加えて斯かる動作がスムーズに行える状態にある方が、着座者が違和感を覚えることも無く、さらには着座中の執務の作業効率の向上にも資するということがわかってきた。
それ故、着座者の上述したような挙動を好適にサポートし得るような機能を備えることが、現在の椅子には求められているということができる。
本発明は、上記のような課題を解消することを目的としており、特に着座者が基準位置から姿勢を変えた後は基準位置に戻る動作を繰り返していることに着眼し、このような動作を無理なく自然な形でサポートすることにより、着座者が長時間着座していても快適な着座感を得ることができ、ひいては高い作業効率を安定して維持し得る椅子を提供することを目的とするものである。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明に係る椅子は、床面から立設される脚と、この脚の上方に設けられた座と、前記脚の一部から前記座の一部を懸吊することによって前記座を所定の軌跡に沿って前後方向および左右方向に動作可能に支持する懸吊支持機構とを備え、前記懸吊支持機構が、前記座が自重により静止し得る基準位置から動作したときに当該座の移動方向先端側を下向きに傾斜させる座傾斜機能を備えたことを特徴とする。
すなわち本願発明者は、着座者自身が着座している基準位置を中心として前後左右へ腰部や臀部、大腿部を所定寸法動かしているが、この動かしたときに座が全周方向に水平移動しながら傾斜するとともに、さらに基準位置に戻ろうとする揺れ戻し力が自然に得られるように座を動作させることにより、着座者のさらなる快適さを促し、ひいてはより疲れ難く作業効率を向上させ得るという利点に初めて着目することにより本発明に想到し得たものである。
ここで、「所定の軌跡」とは、座の特定箇所を、水平移動量と座面傾斜角と上下移動量とを関連づけた作動面上を連続的に動作させ得る軌跡を指す。その特定箇所は例えば重心位置がわかり易いが、重心以外の位置でも同じことである。換言すれば、当該所定の軌跡に沿った座の動作により、座の平面視の位置によってそれぞれ決められた唯一の上下移動量及び座面傾斜角が設定され、それらの位置に座が反復継続して案内されることとなる。
このようなものであれば、着座時の着座者の姿勢を好適に維持するのみならず、着座中の着座者の動きをも好適にサポートし得るものとなる。具体的には、着座時の着座者の人体の構造に起因する動作傾向を踏まえた上で当該動作を好適にサポートし得る椅子を構成することができる。その結果本発明によれば、着座者が長時間着座していても快適な着座感を得ることができ、ひいては高い作業効率を安定して維持し得る椅子を提供することができる。
上記の基本的作用効果に加えて、本発明は懸吊支持機構を、上下方向に延びるリンク部材を有したリンク機構としているので、上記基本的作用効果に加えて、着座者の動作に応じたスムーズな動作を実現することができる。
また、リンク部材を、両端を前後方向および左右方向ともに回動可能に支持された自在継手とし、当該自在継手を介して座および脚に連結されるものとしているので、リンク部材のなかでもよりフレキシブルな動作を可能として着座者の動作への追従性をより向上させることができる。
また、リンク部材を、座の平面視中心を囲む位置に上下位置が重複するように三つ設けたものとしているので、上下方向によりコンパクトに構成された椅子を実現することができ、リンク部材に支持された座のがたつきを最小限に抑え、着座者により快適な着座感を与えることができる。
格別な部品を追加すること無く座傾斜機能を構成するためには、前記懸吊支持機構が、前記座の一部を上方から懸吊する上端間の距離よりも、下端間の距離の方が短く設定されていることが望ましい。
座の上下昇降機構を採用する場合に、かかる支持機構を上下昇降機構と融合した複雑な構造とせずにコンパクトに構成するためには、脚が上下昇降機構を備え、座が前記上下昇降機構の上方に設けられて、前記支持機構が前記上下昇降機構と座との間に介在していることが好ましい。
また、本発明に係る椅子は、床面から立設される脚と、この脚の上方に設けられた座と、前記脚の一部から前記座の一部を懸吊することによって前記座を所定の軌跡に沿って前後方向および左右方向に動作可能に支持する懸吊支持機構とを備え、前記懸吊支持機構が、前記座が自重により静止し得る基準位置から動作したときに当該座の移動方向先端側を下向きに傾斜させる座傾斜機能を備えたものであって、前記懸吊支持機構を、前記座を前後方向に動作可能に支持する前後支持部と、この前後支持部とは別体に設けられ前記座を左右方向に動作可能に支持する左右支持部とを有したものとしていることを特徴とする。
このようにすれば、上記基本的作用効果とともに、着座者が座を動作させ得る動作範囲をより精密に設定することができる。
そして平面視においてよりコンパクトな椅子を構成するためには、前後支持部および左右支持部を、座の中心を囲む位置に上下位置が重複するように設けることが好ましい。
そして左右方向よりも前後方向への動作を大きく且つ頻繁に行う着座者の挙動を鑑みれば、前後支持部は、左右支持部よりも上方に設けて、より着座者に近く位置付けておくことが望ましい。
また、本発明に係る椅子は、床面から立設される脚と、この脚の上方に設けられた座と、前記脚の一部から前記座の一部を懸吊することによって前記座を所定の軌跡に沿って前後方向および左右方向に動作可能に支持する懸吊支持機構とを備え、前記懸吊支持機構が、前記座が自重により静止し得る基準位置から動作したときに当該座の移動方向先端側を下向きに傾斜させる座傾斜機能を備えたものであって、懸吊支持機構を、上下方向に延びるリンク部材を有したリンク機構とするとともに、動作端における前記リンク部材の衝突による衝撃を回避又は吸収するショックレス部を有したものとしていることを特徴とする。
このようにすれば、上記基本的作用効果に加えて、着座者の動作に応じたスムーズな動作を実現することができ、また、座の急な動作に起因する不要な衝撃や騒音を着座者に与えないようにすることができる。
また、本発明に係る椅子は、床面から立設される脚と、この脚の上方に設けられた座と、前記脚の一部から前記座の一部を懸吊することによって前記座を所定の軌跡に沿って前後方向および左右方向に動作可能に支持する懸吊支持機構とを備え、前記懸吊支持機構が、前記座が自重により静止し得る基準位置から動作したときに当該座の移動方向先端側を下向きに傾斜させる座傾斜機能を備えたものであって、前記懸吊支持機構を、上下方向に延びるリンク部材を有したリンク機構とするとともに、リンク部材の動作端に近接するに従いリンク部材の動作を緩慢にする緩慢部を有したものとしていることを特徴とする。
このようにすれば、上記基本的作用効果に加えて、着座者の動作に応じたスムーズな動作を実現することができ、座の意図しない急な動作によって着座者に不要な「怖さ」や違和感を与えないようにすることができる。
椅子の移動のし易さを実現するため、脚は、床面に転動可能に接地するキャスタを有するものとすることが望ましい。つまり特表平10−513374号公報のように着座時に床面に対して摩擦力によりグリップしてしまう要素が接地してしまうものであると、座ったまま移動することができないという問題があった。それに対し本発明では、着座時において座が傾斜した状態であってもキャスタには水平方向の力が加わり難いことから別途床面に対し摩擦力を発生させるものも必要がなく、その結果、所要のときには着座者は座ったまま移動することができる。
座の支持機構単体で上記の座の挙動を実現するためには、座の支持機構は、床面から立設される脚の一部からこの脚の上方に設けられた座の一部を懸吊することによって前記座の所定箇所を所定の軌跡に沿って前後方向および左右方向に動作可能に懸吊支持するものであって、前記座が自重により静止し得る基準位置から動作したときに当該座の移動方向先端側を下向きに傾斜させる座傾斜機能を備えたものにおいて、さらに以下の構成を有することが有効である。
上下方向に延びるリンク部材を有したリンク機構によって構成され、前記リンク部材が、両端を前後方向および左右方向ともに回動可能に支持された自在継手であって、当該自在継手を介して前記座および前記脚が連結されており、前記リンク部材が、前記座の平面視中心を囲む位置に三つ設けられているもの。
前記座を前後方向に動作可能に支持する前後支持部と、この前後支持部とは別体に設けられ前記座を左右方向に動作可能に支持する左右支持部とを有しているもの。
上下方向に延びるリンク部材を有したリンク機構によって構成され、動作端における前記リンク部材の衝突による衝撃を回避又は吸収するショックレス部を有しているもの。
上下方向に延びるリンク部材を有したリンク機構によって構成され、前記リンク部材の動作端に近接するに従い前記リンク部材の動作を緩慢にする緩慢部を有しているもの。
本発明は、以上説明した構成であるから、着座者が長時間着座していても快適な着座感を得ることができ、ひいては高い作業効率を安定して維持し得る椅子を提供することができる。
本発明の第一実施形態に係る外観図。 同正面図。 同側面図。 同実施形態に係る要部の斜視図。 同分解斜視図。 同上。 同実施形態に係る動作説明図。 同上。 同実施形態の変形例に係る動作説明図。 本発明の第二実施形態に係る外観図。 同実施形態に係る分解斜視図。 同実施形態に係る動作説明図。 同実施形態の変形例に係る構成説明図。
以下、本発明の各実施形態を、図面を参照して説明する。
<第一実施形態>
本発明の第一実施形態に係る椅子は、オフィスや家庭にて好適に使用することができる事務用回転椅子と称されるものである。
当該椅子は、図1〜図8に示すように、床面から立設される脚1と、この脚1の上方に設けられた座3と、背凭れ4とを主に有している。
脚1は、平面視放射状に形成された脚羽根11と、この脚羽根11の下側に取り付けられ床面に転動可能に接地するキャスタ12と、脚羽根11の中央から立設される脚支柱13と、この脚支柱13に内装されて座3を昇降可能に支持する昇降機構であるガススプリング14と、脚支柱13の上端近傍において、脚支柱13に対しガススプリング14のロッドを相対回転可能として座3を水平回転可能に支持する回転支持機構16と、ガススプリング14上端に設けられたプッシュボタン17を押圧することによりガススプリング14を伸縮させて座3の上下位置を調節するための操作レバー15とを有している。
座3は、本実施形態では背凭れ4と一体的に形成された板状をなす座本体30を主体とし、この座本体30の上面を座面3aとしつつ、下面側には下方から支持されるための座受31が取り付けられたものである。
ここで、本実施形態に係る椅子は、脚1の一部から座3の一部を懸吊することによって座3を所定の軌跡に沿って前後方向および左右方向に動作可能に支持する懸吊支持機構としての支持機構5とを備え、支持機構5が、座3が自重により静止し得る基準位置(S)から動作したときに当該座3の動作方向先端側を下向きに傾斜させる座傾斜機能たる座傾斜機構Qを備えたことを特徴とする。
また本実施形態に係る懸吊支持機構たる支持機構5は、単体で上記の座3の挙動を実現すべく、脚1の一部から座3の一部を懸吊することによって座3を所定の軌跡に沿って前後方向および左右方向に動作可能に支持するものであって、座3が自重により静止し得る基準位置(S)から動作したときに当該座3の動作方向先端側を下向きに傾斜させる座傾斜機能たる座傾斜機構Qを備えたことを特徴とする。以下、本実施形態に係る椅子の構成を懸吊支持機構たる支持機構5の構成を主に説明する。
支持機構5は、図1〜図6に示すように、脚1と座3との間に介在し座3の所定箇所を前後方向および左右方向に動作させるための所定の軌跡に沿って座3を動作可能に支持できるよう、上下方向に延びるリンク部材55、58、59を有したリンク機構を適用したものである。この支持機構5は、脚1の上端部分と、座受31の下端部分と、これら脚1の上端部分および座受31の下端部分に介在する揺動支持体50とによって構成されているものである。この支持機構5は、脚1の上端部分と揺動支持体50の下側の領域とに亘り座3を左右方向に動作可能に支持する左右支持部51が構成されるとともに、座受31の下端部分と揺動支持体50の上側の領域とに亘り座3を前後方向に動作可能に支持する前後支持部52が構成されている。すなわちこれら左右支持部51および前後支持部52とは平面視重複する位置に上下方向にオーバーラップし且つ座3の平面視中心たる脚支柱13を囲む位置に独立して別体に構成されている。そして本実施形態では前後支持部52が背凭れ4に一体に構成されている座3を直接的に支持していることから、本実施形態では前後支持部52に背凭れ4が間接的に取り付けられている構成をなしているが勿論、揺動支持体50の上半分の領域に背凭れ4を直接的に取り付ける態様とする構成を妨げない。
左右支持部51は、揺動支持体50の下半分の領域に形成された左右揺動部54と、脚1の上端部に形成され左右揺動部54を懸吊支持するための左右懸吊部53と、これら左右揺動部54および左右懸吊部53に枢着する対をなす左右リンク55とを有している。この左右リンク55は上下方向に延びるリンク本体55aと、このリンク本体55aの上端部に構成され左右懸吊部53に枢着されるための懸吊軸55bと、リンク本体55aの下端部に構成され左右揺動部54に枢着されるための揺動軸55cとを有している。そしてこの対をなす左右リンク55は、当該左右リンク55の上端部に設けられた懸吊軸55b間の距離よりも、左右リンク55の下端部に設けられた揺動軸55c間の距離の方が短く設定されている。また本実施形態では、この左右リンク55及び当該左右リンク55の支持箇所により、左支持構造及び右支持構造を構成している。
前後支持部52は、座受31の下端部に形成された前後揺動部57と、揺動支持体50の上半分の領域に形成され前後揺動部57を懸吊支持するための前後懸吊部56と、これら前後揺動部57および前後懸吊部56に枢着する前リンク58および後リンク59とを有している。前リンク58は上下方向に延びる前リンク本体58aと、この前リンク本体58aの上端部に構成され前後懸吊部56の前側の位置に枢着されるための前懸吊軸58bと、前リンク本体58aの下端部に構成され前後揺動部57の前側の位置に枢着されるための前揺動軸58cとを有している。後リンク59は上下方向に延びる後リンク本体59aと、この後リンク本体59aの上端部に構成され前後懸吊部56に枢着されるための後懸吊軸59bと、後リンク本体59aの下端部に構成され前後揺動部57に枢着されるための後揺動軸59cとを有している。そしてこれら前リンク58および後リンク59は、当該前リンク58および後リンク59の上端部に設けられた前懸吊軸58b―後懸吊軸59b間の距離よりも、前リンク58および後リンク59の下端部に設けられた前揺動軸58c―後揺動軸59c間の距離の方が短く設定されている。また本実施形態では、前リンク58及び当該前リンク58を支持している箇所で前支持構造を構成し、後リンク59及び当該後リンク59を支持している箇所で後支持構造を構成している。
また本実施形態では支持機構5の一層のコンパクト化を実現させるべく、前後支持部52および左右支持部51が平面視重複する位置に上下方向に一部オーバーラップさせている。
ここで本実施形態では特に図7および図8に示すように、左右支持部51および前後支持部52の作用によって前後左右方向に揺動する座面3aの動きが、あらかじめ設定された所定の軌跡に沿うように構成されている。
図7では、座3が自重により静止している所定の基準位置(S)から左右方向に動作したときの挙動を示している。同図に示すように、左右支持部51により座面3aが左右に動作するときには重力に反する動作となる。具体的には、左右リンク55の下端部に設けられた揺動軸55cの何れか又は両方が上昇することにより、当該座面3aの重心Gの位置が実線で示す基準位置(S)から上昇する。そしてこのとき座3には自ずと基準位置(S)へ戻す方向の重力による復帰力が掛かる。すなわち本実施形態では、この左右リンク55が復帰力発生機構のうち左右方向の復帰力を発生させる左右復帰部であり、基準位置(S)からの座3の動作に伴い座3の重心Gを上昇させる重心移動機構Pとして機能している。加えて同図において左右に動作した座面3aは、動作先端側が下降する姿勢となっている。これは上述した通り、左右リンク55の上端部に設けられた懸吊軸55b間の距離よりも、左右リンク55の下端部に設けられた揺動軸55c間の距離の方が短く設定されていることに起因する。すなわち本実施形態ではこの左右リンク55が、座傾斜機構Qの役割も担っている。
図8では、座3が自重により静止している所定の基準位置(S)から前後方向に動作したときの挙動を示している。同図に示すように、前後支持部52により座面3aが前後に動作するときには重力に反する動作となる。具体的には、前リンク58および後リンク59の下端部に設けられた前揺動軸58cおよび後揺動軸59cの何れか又は両方が上昇することにより、当該座面3aの重心Gの位置が実線で示す基準位置(S)から上昇する。そしてこのとき座3には自ずと基準位置(S)へ戻す方向の重力による復帰力が掛かる。すなわち本実施形態では、これら前リンク58および後リンク59が復帰力発生機構のうち前後方向の復帰力を発生させる前後復帰部であり、基準位置(S)からの座3の動作に伴い座3の重心Gを上昇させる重心移動機構Pとして機能している。加えて同図において前後に動作した座面3aは、動作先端側が下降する姿勢となっている。これは上述した通り、前リンク58および後リンク59の上端部に設けられた前懸吊軸58b―後懸吊軸59b間の距離よりも、前リンク58および後リンク59の下端部に設けられた前揺動軸58c―後揺動軸59c間の距離の方が短く設定されていることに起因する。すなわち本実施形態ではこの前リンク58および後リンク59が、座傾斜機構Qの役割も担っている。
すなわち本実施形態では、支持機構5を構成しているこれら対をなす左右リンク55、前リンク58、および後リンク59により、復帰力発生機構たる重心移動機構Pおよび座傾斜機構Qを構成している。
<変形例>
図9は、上記第一実施形態において開示したショックレス部Rを適用した一例を示している。すなわち、当該ショックレス部Rは左右リンク55の動作終端付近において弾性手段が左右リンク55に当たり、構成要素同士の衝突を回避し得るようにしたものである。勿論当該弾性手段を設ける位置は左右リンク55の外側に限られることは無く、左右リンク55の内側や、座とともに動作する他の構成要素に対し接し得るように構成したものであっても良い。
また図示しないが、上記とは異なる態様によって、上に開示したショックレス部Rやリンク部材55、58、59の動作端に近接するに従いリンク部材55、58、59の動作を緩慢にする緩慢部を設けようとすれば、リンク部材55、58、59に対し、別途ロータリーダンパのような部品を装着すれば良い。すなわちロータリーダンパを装着すれば、各リンク部材55、58、59の動作端へ向けて動作が緩慢となるようにすることも、動作端における椅子の他の構成要素との衝突も有効に回避し得る。
以上のように、本発明並びに変形例に係る椅子は、脚1の一部から座3の一部を懸吊することによって座3を所定の軌跡に沿って前後方向および左右方向に動作可能に支持する懸吊支持機構としての支持機構5とを備え、支持機構5が、座3が自重により静止し得る基準位置(S)から動作したときに当該座3の動作方向先端側を下向きに傾斜させる座傾斜機能たる座傾斜機構Qを備えたことを特徴とする。
斯かる構成により、着座時に着座者が快適さを維持するために無意識に行っているような腰部、臀部の動作に対しても本実施形態に係る椅子は追従するのみならず、懸吊支持されることにより動作可能に構成された座に着座した着座者は快適さを保ちながら元の姿勢に戻ったりまた別の動作を行うといったりした、いわゆる人体としての自然な動きに起因する快適さを得ることができる。換言すれば、着座時の着座者の人体の構造に起因する動作傾向を踏まえた上で当該動作を好適にサポートし得る椅子を実現している。つまり本実施形態によれば、特に着座者が基準位置から姿勢を変えた後は基準位置に戻る動作を繰り返していることに着眼し、このような動作を無理なく自然な形でサポートすることにより、着座者が長時間着座していても快適な着座感を得ることができ、ひいては高い作業効率を安定して維持し得る椅子が実現されている。
加えて本実施形態では、脚1がガススプリング14を擁する上下昇降機構を備え、座3が上下昇降機構の上方に設けられて、支持機構5が上下昇降機構と座3との間に介在するようにしているので、かかる支持機構5を上下昇降機構と融合した複雑な構造とせずにコンパクトな構成を実現している。
そして本実施形態では、支持機構5として上下方向に延びるリンク部材55、58、59を有したリンク機構の構成を適用した懸吊支持機構としているので、着座者の動作に応じたスムーズな動作を有効に実現している。
特に本実施形態では、複数のリンク部材55、58、59の上端同士の距離よりも下端同士の距離の方を短く設定することにより動作させた座3を傾斜させるという座傾斜機構Qを構成することで、格別な部品を追加すること無く着座者への快適感の提供が実現されている。
また本実施形態では、支持機構5を、座3を前後方向に動作可能に支持する前後支持部52と、この前後支持部52とは別体に設けられ座3を左右方向に動作可能に支持する左右支持部51とを有したものとすることにより、着座者が座3を動作させ得る動作範囲をより精密に設定せしめている。
加えて本実施形態では、前後支持部52および左右支持部51を、座3の中心を囲む位置に上下位置が重複するように設けることにより、平面視においてよりコンパクトな椅子が実現されている。
そして前後支持部52を、左右支持部51よりも上方に設けることにより、左右方向よりも前後方向への動作を大きく且つ頻繁に行う着座者の挙動により追従し得るものとなっている。
そして上記変形例では、支持機構5を、動作端におけるリンク部材55、58、59の衝突による衝撃を回避又は吸収するショックレス部Rを有したものとしているので、座3の急な動作に起因する不要な衝撃や騒音を着座者に与えないようにしている。
併せて上記変形例では、支持機構5を、リンク部材55、58、59の動作端に近接するに従い動作を緩慢にする図示しないロータリーダンパ等の部品による緩慢部を有したものであれば、座3の意図しない急な動作によって着座者に不要な「怖さ」や違和感を与えてしまうことを有効に回避することができる。
加えて本実施形態では、脚1がキャスタ12を有するものとすることにより、座3が前後左右に動作しても椅子が容易に移動してしまうことを防止する一方で、所要のときには着座者は座ったまま椅子ごと移動することができる。つまり、特表平10−513374号公報のように着座時に座3を動作させるために床面に対して摩擦力によりグリップさせる要素が必要ない。
特に本実施形態では、支持機構5単体で上記の座3の挙動を実現すべく、支持機構5は、座3の下面を前後方向の2箇所で直接又は間接に支持する前リンク58を有した前支持構造及び後リンク59を有した後支持構造と、座3の下面を左右方向の2箇所で直接又は間接に支持する左右リンク55を有する左支持構造及び右支持構造とを組み合せて、座3への支持箇所を前後左右に移動させるものであって、支持箇所が移動に従い当該座3の移動方向先端側を下向きに傾斜させる軌跡を描くように構成するとともに、基準位置(S)から前後又は左右方向に移動した座3への支持箇所を基準位置(S)へ戻す方向の復帰力を移動量に応じて発生させる復帰力発生機構をさらに備えているものとしている。
具体的な実施の態様として本実施形態では、基準位置(S)から前後のリンク58、59による前後の支持箇所が前方向へ移動するに伴って、前リンク58の支持箇所が後リンク59の支持箇所よりも相対的に低くなり、基準位置(S)から前後の支持箇所が後方向への移動に伴って、座3の後側の支持箇所が前側の支持箇所よりも相対的に低くなるように構成しているもの、或いは、基準位置(S)から左右リンク55による左右の支持箇所が左方向へ移動するに伴って、左側の支持箇所が右側の支持箇所よりも相対的に低くなり、基準位置(S)から左右の支持箇所が右方向へ移動するに伴って、座3の右側の支持箇所が左側の支持箇所よりも相対的に低くなるように構成している構成を適用している。
以下、本発明の他の実施形態及び変形例について説明していく。以下の実施形態において、上記実施形態の構成要素に相当するものに対しては同じ符号を付すとともに、その詳細な説明を省略する。
<第二実施形態>
本発明の第二実施形態に係る椅子は、背凭れ4の図示を省略し、座3の構成及び座面3aの位置がより明確となるよう図示しているものであり、背凭れ4の組み付けを否定するものではない。
当該椅子は、床面に接地する脚1と、この脚1の上方に設けられた座3とを有している点は上記実施形態同様である。また、座3については上記実施形態とは形状が異なる平面視略真円形状をなし上述の通り背凭れ4が一体的に形成されていない。しかしながら当該座3の構成については座本体30を主体として上面側を座面3aとし下面側に座受31を設けている点は上記実施形態並びに既存の構成と同様である。
また脚1については上記実施形態と同様の構成であるため説明を省略する。そして本実施形態に係る椅子は、脚1の上端部分から座受31の下端部分に亘って支持機構が構成されている点は上記実施形態同様である。
しかしながら本実施形態に係る椅子は、当該支持機構の構成が上記実施形態とは異なることにより、併せて復帰力発生機構および座傾斜機構Qも異なった態様として構成されている。
つまり本実施形態に係る椅子は、脚1の一部から座3の一部を懸吊することによって座3を所定の軌跡に沿って前後方向および左右方向に動作可能に支持する懸吊支持機構が、上下方向に延びるリンク部材を有したリンク機構である点は共通するものの上記実施形態に係る懸吊支持機構とは異なり、リンク部材が、両端を前後方向および左右方向ともに動作可能に支持された自在継手たる両端自在継手72である。そして本実施形態では、この両端自在継手72を介して座3および脚1が連結されるという継手支持機構7を設けることにより、座を前後方向および左右方向に動作可能に構成している。
継手支持機構7は、図10〜図12に示すように、脚1と座3との間に介在し座3を前後方向および左右方向に動作させるための所定の軌跡に沿って座3を動作可能に支持できるよう、上下方向に延びるリンク部材たる両端自在継手72を有したリンク機構を適用したものである。この継手支持機構7は、脚1の上端部分および座受31の下端部分に介在するように構成されているものである。
この継手支持機構7は、脚1の上端部分に設けられた懸吊板71と、この懸吊板71に上端部分が接続された両端自在継手72と、この両端自在継手72の下端部分に接続する揺動板73と、揺動板73から立設され懸吊板71よりも高い高さ位置で座3を支持する座支柱74とを有している。
懸吊板71は、脚1の上端に固定され且つ脚支柱13を周回した平面視環状をなすものであり、外側における三箇所において一部分を垂下させ、この垂下させた部分に両端自在継手72の上端と接続するための上接続穴75を穿ち設けている。
両端自在継手72は、懸吊板71の上接続穴75から上端部分を下方に垂下するように取り付けられるとともに、下端部分において揺動板73に接続している三本のリンク部材である。この両端自在継手72は上下方向に延びる継手本体76と、この継手本体76の上端部に構成され懸吊板71に枢着されるための上接続部77と、継手本体76の下端に構成され揺動板73に枢着されるための下接続部78とを有している。そして三本のリンク部材たる両端自在継手72は、その上端部に設けられた上接続部77間の距離よりも、その下端部に設けられた下接続部78間の距離の方が短く設定されている。
揺動板73は、懸吊板71に両端自在継手72を介して懸吊支持された脚支柱13を中心とした平面視環状をなす板状のものであり、外周面における三箇所において両端自在継手72の下端部に設けられた下接続部78と接続するための下接続穴79を有している。
座支柱74は、揺動板73の上面における三箇所でそれぞれ下端部分が固定された、座3がなんら動作していない基準位置(S)で略鉛直方向へ立ち上がり、上端部分が座受31に固定されている。すなわち、座3は図示の通り上下の厚みが略一定に構成されているので、揺動板73の上面と座面3aとが略同じ向きを向くように構成される。そして当該座支柱74は両端自在継手72間の略中間位置に設けられることで、その動作が両端自在継手72自体並びにその動作と干渉しないように配置されている。
以下、本実施形態における座3の動作について説明する。図10では、座3が自重により静止している所定の基準位置(S)、図12では座3が何れかの方向に動作したときの座3の挙動を示している。図12に示す状態のみならず、座3が基準位置(S)から動作するときは何れの方向であっても重力に反する動作となる。具体的には、両端自在継手72の下端部に設けられた下接続部78の何れか又は全てが上昇することにより、座面3aの重心Gの位置が基準位置(S)から上昇する。そしてこのとき座には自ずと基準位置(S)へ戻す方向の重力による復帰力が掛かる。すなわち本実施形態では、この両端自在継手72が復帰力発生機構であり、且つ、基準位置(S)からの座3の動作に伴い座3の重心Gを上昇させる重心移動機構Pとして機能している。加えて動作した座面3aは図12に示すように、必ず動作先端側が下降する姿勢となる。これは上述した通り、両端自在継手72の上端部に設けられた上接続部77間の距離よりも、両端自在継手72の下端部に設けられた下接続部78間の距離の方が短く設定されていることに起因する。すなわち本実施形態ではこの両端自在継手72が、座傾斜機構Qの役割も担っている。
以上のように、本発明の第二実施形態によっても、上記第一実施形態同様の作用並びに効果を得ることができる。
特に本実施形態では、懸吊支持機構の一態様として、リンク部材を、両端を前後方向および左右方向ともに回動可能に支持された両端自在継手72とし、当該両端自在継手72を介して座および脚1に連結されるものとしているので、よりフレキシブルな動作を可能として着座者の動作への追従性をより向上せしめている。
そして本実施形態では、リンク部材たる両端自在継手72を、座3の平面視中心を囲む位置に上下位置が重複するように複数設けたものとして、上下方向によりコンパクトに構成された椅子を実現している。
また本実施形態では、三本のリンク部材たる両端自在継手72により座3を懸吊する構成を適用することによって、支持された座3のがたつきを最小限に抑え、着座者により快適な着座感を与えている。なお本実施形態は座3のより安定した支持を実現すべくリンク部材たる両端自在継手72を四本或いは五本以上とする構成を妨げるものではない。
<変形例>
以下、本実施形態の変形例について図13に示して説明する。
本変形例に係る椅子は、上記継手支持機構7の構成を略踏襲しつつ、座受31並びに背凭れ4を取り付けるための構成をより具体的に示したものである。
すなわち当該椅子は、床面に接地する脚1と、この脚1の上方に設けられた座3とを有している点は上記実施形態同様である。また、座3については上述の通り背凭れ4が一体的に形成されていない。
継手支持機構7は、図13に示すように上記第二実施形態同様、脚1と座3との間に介在し座3を前後方向および左右方向に動作させるための所定の軌跡に沿って座3を動作可能に支持できるよう、上下方向に延びるリンク部材たる両端自在継手72を有したリンク機構を適用したものである。この継手支持機構7は、脚1の上端部分および座受31の下端部分に介在するように構成されているものである。
この継手支持機構7は、脚1の上端部分に設けられた懸吊板71と、この懸吊板71に上端部分が接続された両端自在継手72と、この両端自在継手72の下端部分に接続する揺動板73とを有している。
ここで本変形例では更に、上記実施形態に係る座支柱74に代えて、揺動板73から立設され懸吊板71よりも高い高さ位置で座3及び背凭れ4を支持する背座取付部74Aを設けている。
懸吊板71は、脚1が具備している回転支持機構16により当該脚1の上端における水平回転可能な箇所に固定され且つ脚支柱13を周回した平面視概略三角環状をなすものであり、角部分である三箇所において一部分を斜め上方に立ち上げ、この立ち上げさせた部分に両端自在継手72の上端と接続するための上接続穴75を穿ち設けている。また本実施形態では当該懸吊板71の平面視中央において下方に図示している脚1の構成要素を組み付け得るように形成しているとともに、ガススプリング14のプッシュボタン17を操作し得る操作レバー15を組み付けてなる。
両端自在継手72は、懸吊板71の上接続穴75から上端部分を下方に垂下するように取り付けられるとともに、下端部分において揺動板73に接続している三本のリンク部材である。この両端自在継手72は上下方向に延びる継手本体76と、この継手本体76の上端部に枢着され懸吊板71に更に枢着されるための上接続部77と、継手本体76の下端に枢着され揺動板73に更に枢着されるための下接続部78とを有している。そして三本のリンク部材たる両端自在継手72は、その上端部に設けられた上接続部77間の距離よりも、その下端部に設けられた下接続部78間の距離の方が短く設定されている。ここで本変形例では、継手本体76が上下の接続部7、78に枢着される方向と、当該上下の接続部77、78が懸吊板71並びに揺動板73に枢着される方向とが平面視直交している。これにより、本変形例に係る両端自在継手72は平面視何れの方向にも指向性無くスムーズに動作し得る。
揺動板73は、懸吊板71に両端自在継手72を介して懸吊支持された脚支柱13を中心とした平面視三角環状をなす板状のものであり、外周面における三箇所において両端自在継手72の下端部に設けられた下接続部78と接続するための下接続穴79を有している。
背座取付部74Aは、揺動板73の上面における前後二箇所から懸吊板71を前後方向に跨ぐように設けられている。そしてこの背座取付部の前後方向中央から前端に亘る箇所には座受け31を動作可能に取り付けるための座取付部74Bが設けられるとともに、後側には背凭れ4を取り付けるための背取付部74Cが設けられている。
本変形例における座3の動作については上記実施形態同様、両端自在継手72により、座3が基準位置(S)から動作するときは何れの方向であって座面3aの重心Gの位置が基準位置(S)から上昇する復帰力発生機構たる重心移動機構Pが実現されている。加えて、本変形例においても両端自在継手72の上端部に設けられた上接続部77間の距離よりも、両端自在継手72の下端部に設けられた下接続部78間の距離の方が短く設定されていることにより、両端自在継手72が座傾斜機構Qの役割も担っている。
以上のように、本実施形態の変形例によっても、上記各実施形態同様の作用並びに効果を得ることができる。
特に本変形例では、座3及び背凭れ4をそれぞれ独立して取り付ける背座取付部74Aを設けることにより、上記実施形態同様のフレキシブルな動作に加え、座3及び背凭れ4が着座者の姿勢に応じた追従性の高い動作をも可能として着座者の着座感がより向上し得るものとなっている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
例えば上記実施形態では背凭れを設けたものにおいては座に一体的に設けられた態様のもののみを開示したが勿論、座とは別体に設けられたもの、さらには座と背凭れとが別体に設けられつつも、座の動作に応じて背凭れが動作し得るシンクロチルト機構を設けた態様であっても良い。特に、前後支持部および/または座に背凭れを設けると簡素な構成でシンクロチルト機構を得ることができる。
また、座の前部を折り曲げるベンディング機能を備えてもよく前後支持部と関連付けて座を前後方向の3箇所で支持させても良い。
そして上記各実施形態では肘を開示していなかったが勿論、上記各実施形態は肘を設けることを妨げない。特に、回転支持機構に直接又は間接に肘を設けたものであれば、座の動作に連動して肘が前後左右に動作しないので、着座者にさらなる安心感を与えることができる。
加えて上記実施形態では復帰力発生機構の構成として何れも重心移動機構Pとして開示していたが勿論、座を基準位置へ復帰させ得る構成であればバネ等の弾性手段を設けることを妨げない。
更に、座又は背凭れと、支持機構との間、若しくは支持機構内において、座の動作端に到達した際の衝突感を緩衝する「緩衝手段」を設けても良い。具体的には、座の下面側に設けられた接触部と、支持機構の外壁に設けられた被接触部との何れかに設けた緩衝部材等が挙げられる。
そして上記各実施形態では座を基準位置に保持するのはもっぱら座の自重を利用したものであったが、当該基準位置を任意に設定できるような「基準位置保持手段」を設けても良い。具体的には、座に設けられ座の重心位置を調整可能なバランサーといったものが考えられる。また着座者が着座していないときに座を基準位置に固定し着座時にロックが解除されるようなロック手段を支持機構の一部として設けても良い。このようなものであれば、着座前の座の不要な揺動を抑えて着座者が容易に基準位置にある座に着座し得るとともに、着座によりロックが解除されることで着座者は所望の座り心地を得ることができる。
また、座の具体的な形状や素材といったその他の詳細な構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明は、事務用回転椅子等に好適に適用され得る椅子に適用することができる。
1・・・脚
12・・・キャスタ
16・・・回転支持機構
3・・・座
4・・・背凭れ
5・・・懸吊支持機構(支持機構)
51・・・左右支持部
52・・・前後支持部
7・・・継手支持機構(支持機構)
72・・・両端自在継手
G・・・重心
P・・・復帰力発生機構(重心移動機構)
Q・・・座傾斜機能(座傾斜機構)
R・・・ショックレス部
S・・・基準位置

Claims (23)

  1. 床面から立設される脚と、
    この脚の上方に設けられた座と、
    前記脚の一部から前記座の一部を懸吊することによって前記座の所定箇所を所定の軌跡に沿って前後方向および左右方向に動作可能に懸吊支持する懸吊支持機構とを備え、
    前記懸吊支持機構が、前記座が自重により静止し得る基準位置から動作したときに当該座の移動方向先端側を下向きに傾斜させる座傾斜機能を備えたものであって、
    前記懸吊支持機構が、上下方向に延びるリンク部材を有したリンク機構であり、
    前記リンク部材が、両端を前後方向および左右方向ともに回動可能に支持された自在継手であって、当該自在継手を介して前記座および前記脚が連結されており、
    前記リンク部材が、前記座の平面視中心を囲む位置に三つ設けられていることを特徴とする椅子。
  2. 前記懸吊支持機構が、前記座の一部を上方から懸吊する上端間の距離よりも、下端間の距離の方が短く設定されている請求項1記載の椅子。
  3. 脚が上下昇降機構を備え、座が前記上下昇降機構の上方に設けられて、前記懸吊支持機構が前記上下昇降機構と前記座との間に介在している請求項1又は2記載の椅子。
  4. 床面から立設される脚と、
    この脚の上方に設けられた座と、
    前記脚の一部から前記座の一部を懸吊することによって前記座の所定箇所を所定の軌跡に沿って前後方向および左右方向に動作可能に懸吊支持する懸吊支持機構とを備え、
    前記懸吊支持機構が、前記座が自重により静止し得る基準位置から動作したときに当該座の移動方向先端側を下向きに傾斜させる座傾斜機能を備えたものであって、
    前記懸吊支持機構が、前記座を前後方向に動作可能に支持する前後支持部と、この前後支持部とは別体に設けられ前記座を左右方向に動作可能に支持する左右支持部とを有していることを特徴とする椅子。
  5. 前記懸吊支持機構が、前記座の一部を上方から懸吊する上端間の距離よりも、下端間の距離の方が短く設定されている請求項4記載の椅子。
  6. 脚が上下昇降機構を備え、座が前記上下昇降機構の上方に設けられて、前記懸吊支持機構が前記上下昇降機構と前記座との間に介在している請求項4又は5記載の椅子。
  7. 前記懸吊支持機構が、上下方向に延びるリンク部材を有したリンク機構である請求項4、5又は6記載の椅子。
  8. 前記前後支持部および前記左右支持部が、前記座の中心を囲む位置に上下位置が重複するように設けられている請求項4〜7の何れかに記載の椅子。
  9. 前記前後支持部が、前記左右支持部よりも上方に設けられている請求項4〜8の何れかに記載の椅子。
  10. 床面から立設される脚と、
    この脚の上方に設けられた座と、
    前記脚の一部から前記座の一部を懸吊することによって前記座の所定箇所を所定の軌跡に沿って前後方向および左右方向に動作可能に懸吊支持する懸吊支持機構とを備え、
    前記懸吊支持機構が、前記座が自重により静止し得る基準位置から動作したときに当該座の移動方向先端側を下向きに傾斜させる座傾斜機能を備えたものであって、
    前記懸吊支持機構が、上下方向に延びるリンク部材を有したリンク機構であり、
    動作端における前記リンク部材の衝突による衝撃を回避又は吸収するショックレス部を有していることを特徴とする椅子。
  11. 前記リンク部材が、両端を前後方向および左右方向ともに回動可能に支持された自在継手であり、当該自在継手を介して前記座および前記脚が連結される請求項10記載の椅子。
  12. 前記リンク部材が、前記座の平面視中心を囲む位置に複数設けられている請求項11記載の椅子。
  13. 前記リンク部材が三つ設けられている請求項12記載の椅子。
  14. 床面から立設される脚と、
    この脚の上方に設けられた座と、
    前記脚の一部から前記座の一部を懸吊することによって前記座の所定箇所を所定の軌跡に沿って前後方向および左右方向に動作可能に懸吊支持する懸吊支持機構とを備え、
    前記懸吊支持機構が、前記座が自重により静止し得る基準位置から動作したときに当該座の移動方向先端側を下向きに傾斜させる座傾斜機能を備えたものであって、
    前記懸吊支持機構が、上下方向に延びるリンク部材を有したリンク機構であり、
    前記リンク部材の動作端に近接するに従い前記リンク部材の動作を緩慢にする緩慢部を有していることを特徴とする椅子。
  15. 前記リンク部材が、両端を前後方向および左右方向ともに回動可能に支持された自在継手であり、当該自在継手を介して前記座および前記脚が連結される請求項14記載の椅子。
  16. 前記リンク部材が、前記座の平面視中心を囲む位置に複数設けられている請求項15記載の椅子。
  17. 前記リンク部材が三つ設けられている請求項16記載の椅子。
  18. 前記懸吊支持機構が、動作端における前記リンク部材の衝突による衝撃を回避又は吸収するショックレス部を有している請求項14記載の椅子。
  19. 前記脚が、床面に転動可能に接地するキャスタを有するものである請求項1〜18の何れかに記載の椅子。
  20. 床面から立設される脚の一部からこの脚の上方に設けられた座の一部を懸吊することによって前記座の所定箇所を所定の軌跡に沿って前後方向および左右方向に動作可能に懸吊支持する座の支持機構であって、
    前記座が自重により静止し得る基準位置から動作したときに当該座の移動方向先端側を下向きに傾斜させる座傾斜機能を備え
    上下方向に延びるリンク部材を有したリンク機構によって構成されており、
    前記リンク部材が、両端を前後方向および左右方向ともに回動可能に支持された自在継手であって、当該自在継手を介して前記座および前記脚が連結されており、
    前記リンク部材が、前記座の平面視中心を囲む位置に三つ設けられていることを特徴とする座の支持機構。
  21. 床面から立設される脚の一部からこの脚の上方に設けられた座の一部を懸吊することによって前記座の所定箇所を所定の軌跡に沿って前後方向および左右方向に動作可能に懸吊支持する座の支持機構であって、
    前記座が自重により静止し得る基準位置から動作したときに当該座の移動方向先端側を下向きに傾斜させる座傾斜機能を備え
    前記座を前後方向に動作可能に支持する前後支持部と、この前後支持部とは別体に設けられ前記座を左右方向に動作可能に支持する左右支持部とを有していることを特徴とする座の支持機構。
  22. 床面から立設される脚の一部からこの脚の上方に設けられた座の一部を懸吊することによって前記座の所定箇所を所定の軌跡に沿って前後方向および左右方向に動作可能に懸吊支持する座の支持機構であって、
    前記座が自重により静止し得る基準位置から動作したときに当該座の移動方向先端側を下向きに傾斜させる座傾斜機能を備え
    上下方向に延びるリンク部材を有したリンク機構によって構成されており、
    動作端における前記リンク部材の衝突による衝撃を回避又は吸収するショックレス部を有していることを特徴とする座の支持機構。
  23. 床面から立設される脚の一部からこの脚の上方に設けられた座の一部を懸吊することによって前記座の所定箇所を所定の軌跡に沿って前後方向および左右方向に動作可能に懸吊支持する座の支持機構であって、
    前記座が自重により静止し得る基準位置から動作したときに当該座の移動方向先端側を下向きに傾斜させる座傾斜機能を備え
    上下方向に延びるリンク部材を有したリンク機構によって構成されており、
    前記リンク部材の動作端に近接するに従い前記リンク部材の動作を緩慢にする緩慢部を有していることを特徴とする座の支持機構。
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