JPH07297810A - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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Publication number
JPH07297810A
JPH07297810A JP6106176A JP10617694A JPH07297810A JP H07297810 A JPH07297810 A JP H07297810A JP 6106176 A JP6106176 A JP 6106176A JP 10617694 A JP10617694 A JP 10617694A JP H07297810 A JPH07297810 A JP H07297810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
transmission
counter
reception
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6106176A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Kamiyama
英之 神山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP6106176A priority Critical patent/JPH07297810A/ja
Publication of JPH07297810A publication Critical patent/JPH07297810A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のデータ伝送装置においては受信側にお
いてはAKC信号のみで送信側に応答するものであった
ので、途中の回線の障害状態によってはデータに欠落或
いは重複を生じ、伝送精度が低下する問題点を生じてい
た。 【構成】 本発明により、送信側2にはデータを出力順
にカウントする少なくとも1ビットのカウンタ2aを設
けて、カウンタ2aのカウント値をデータに付加して送
信する構成とし、受信側3にはデータの取込順にカウン
トする受信カウンタ3aを設け、受信側3はデータに付
加されたカウント値と受信カウンタ3aのカウント値と
が一致しているときにのみ新たにデータの取込みを行う
データ伝送装置1としたことで、回線に障害を生じてい
るときにもカウンタ同志を照合することで、データの欠
落及び重複を生じないものとし課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばコンピュータ間、
コンピュータと端末機器間、或いは、双方向型リモート
コントロール装置などデジタルデータを伝送する場合に
用いられるデータ伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ伝送装置90においては、
例えばコンピュータCPU1とコンピュータCPU2間
で通信が行われる場合、図4に示すように送信側のコン
ピュータCPU1には送信部91、受信側のコンピュー
タCPU2には受信部92が設けられるものとされてい
る。
【0003】そして、前記送信部91と受信部92とで
行われる手順を示すものが図5であり、先ず、送信部9
1においてはコンピュータCPU1から送信するべきデ
ータを入力(T81)し、このデータの伝送路中での破
壊に備えてCRC方式(cyclic redundancy check)など
によりチェック信号を付加(T82)し、図6に示すよ
うに送信データ部TDとチェック信号部CSとからなる
送信信号TRを生成する。
【0004】前記チェック信号部CSが付加された送信
信号TRは受信部92に向けて送信(T83)し、その
送信の行われた後には前記送信部91は、例えばタイマ
などにより所定の時限を設定(T84、T85)し、受
信部92からの受信結果の応答に備えて待機する。
【0005】一方、受信部92では前記送信部91から
受信(R71)したチェック信号付の信号をデコード
(R72)してデータが正常に受信されたか否かを確認
(R73)し、正常であればこのデータを受信側コンピ
ュータCPU2への出力(R74)を行うと共に、AC
K信号を送信部91に送信(R75)し、異常であれば
NACK信号を送信(R76)する。
【0006】前記ACK信号或いはNACK信号を受信
(T86)した送信部91は、これをデコード(T8
7)した後に、ACK信号であるかNACK信号である
かの判定(T88)を行い、ACK信号であった場合、
即ち、正常であった場合には次のデータをコンピュータ
CPU1から入力し、同じ動作を繰り返す。
【0007】もしも、このときにNACK信号であった
場合には送信が正常に行われなかったものと判断して、
同じデータを再送信(T89)する。また、前記タイマ
に設定された時限内に前記受信部92からの応答が得ら
れない(T85)場合にも何らかの障害が発生したもの
と判断してデータの再送信を行うものとする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の構成では、例えば送信部91から受信部92へ
の伝送路に問題がなく、受信部92から送信部91への
伝送路に問題がある場合には、送信部91からのデータ
は正常に受信されていても、ACK信号が受信されず、
従って、タイムアウトにより送信部91から同じデータ
が二重、三重に送信されるものとなる。
【0009】このときに、受信部92側では同一データ
であるか、次のデータであるかの判断は不可能であるの
で、チェック信号が正確であれば取込みが行われ、結果
として同じデータが二重、三重に重複して取込まれ、ト
ータルでの伝送の精度が損なわれると言う問題点を生
じ、この点の解決が課題とされるものとなっていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来の
課題を解決するための具体的な手段として、送信側機器
にはデータを出力順にカウントする少なくとも1ビット
のカウンタを設け、このカウンタのカウント値を前記デ
ータに付加して送信する構成とし、受信側機器には前記
データの取込順にカウントする少なくとも1ビットの受
信カウンタを設け、前記受信側機器は前記データに付加
されたカウント値と前記受信カウンタのカウント値とが
一致しているときにのみ新たにデータの取込みを行うこ
とを特徴とするデータ伝送装置を提供することで課題を
解決するものである。
【0011】
【実施例】つぎに、本発明を図に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。図1に符号1で示すものは本発明に
係るデータ伝送装置であり、このデータ伝送装置1は送
信側のコンピュータCPU1に設けられる送信部2と、
受信側のコンピュータCPU2に設けられる受信部3と
で構成されるものである点は従来例のものと同様であ
る.
【0012】ここで、本発明においては前記送信部2に
は送信カウンタ2aを、受信部3には受信カウンタ3a
を設けるものであり、このときに、前記送信カウンタ2
aと受信カウンタ3aとは基本的には同一桁数のものが
採用される。尚、この実施例では理解を容易とするため
の2進2桁のカウンタが採用されているものとして説明
を行う。
【0013】図2には上記の構成とした本発明のデータ
伝送装置1により行われる手順を示すフローチャートで
あり、先ず、送信部2は送信を開始するにあたり、前記
コンピュータCPU1からの信号などにより送信カウン
タ2aをリセット(T01)されるものとなる。
【0014】その後に送信するべきデータを入力(T0
2)し、従来例と同様にコーディングが行われて(T0
3)例えばCRC方式のチェック信号が付加されるが、
このときに本発明では、図3に示すように送信データ部
TDにチェック信号部CSを付加すると共に、前記送信
カウンタ2aの内容である送信カウントも付加(T0
4)するものであり、これにより送信信号TRは前記送
信データ部TD、チェック信号部CS及び送信カウント
部TCの三ブロックで構成されるものと成る。尚、前記
送信信号TRが最初のものである場合には送信カウント
部TCには当然に“00”の数値が設定されている。
【0015】上記のように構成された送信信号TRは受
信部3に向けて送信され(T05)、この送信を行った
後には前記送信部2は受信待機状態となり(T06)、
受信部3からの受信結果の応答に備えて、例えばタイマ
などに設定された所定時限の間だけ待機する(T07)
ものとなる。
【0016】一方、受信部3では、受信を行うに先立ち
前記受信カウンタ3aがリセット(R01)され、そし
てデータ待ちの状態に入る(R02)ものとされている
が、この状態で送信信号TRが受信され(R03)る
と、この送信信号TRのデコードが行われ(R04)
て、受信結果が正しいか否かの判定が行(R05)われ
るものとされる。
【0017】このときに若しも結果が正常であった場合
には、前記受信部3は送信信号TR中の送信カウント部
TCを読み出(R06)して、この内容と自己の有する
受信カウンタ3aの内容とを比較(R07)する。この
ときに、送信信号TRが最初のものであれば、前記送信
カウンタ2aの内容も、受信カウンタ3aの内容も“0
0”であるので、両者は当然に一致する。
【0018】このように、送信カウンタ2aと受信カウ
ンタ3aとが一致したときには前記受信部3は前記送信
信号TR中の送信データ部TDを受信側のコンピュータ
CPU2に向けて出力(R08)し、その後に受信カウ
ンタ3aの内容に1を加えて更新し(R09;この実施
例の場合では“01”となる)、続いてACK信号を送
信部2に向けて送信(R10)する。
【0019】上記受信部3からの信号を受信(T08)
した送信部2は、この信号をデコードし(T09)た後
に、その信号がACK信号であるか否かを判定(T1
0)し、ACK信号であった場合には送信カウンタ2a
の内容に1を加えた(内容は“01”となる)後に次の
データの入力が行われ(T02)、このようにしてデー
タが終了するまで送信が継続されるものとなる。
【0020】従って、正常な通信状態が維持されている
限りには,送信カウンタ2aの内容と受信カウンタ3a
との内容は常に一致しているものとなり、送信は継続的
に行われるものとなる。尚、このときに、送信カウンタ
2a及び受信カウンタ3aの内容は、“00”→“0
1”→“10”→“11”→“00”と短い周期で繰り
返されるものとなるが、要は前のデータと次のデータと
が識別できれば良いので実用上の支障はなく、極端には
2進1桁のカウンタであっても良い。
【0021】次いで、本発明のデータ伝送装置1におい
て、通信状態に不具合を生じた場合の動作について説明
を行う。先ず、送信部2から受信部3への回線に不調を
生じたときには、受信部3でデコード(R04)後の判
定(R05)においてNACK信号が送信(R11)さ
れるものとなる。
【0022】このNACK信号を受信した送信部2は、
ACK信号であるか否かの判定を行った後には、再送信
を行う(T12)ものとされているので、前回送信した
送信信号TRと送信データ部TD、チェック信号部CS
及び送信カウント部TCの全てが同じものが送信される
ものとなる。
【0023】そして、この再送信が正確に受信部3に受
信されたときには、送信カウント部TCと受信カウンタ
3aの内容とが比較(R07)されるが、この状態では
前回の送信、受信時から送信カウンタ2aも受信カウン
タ3aも更新が行われないので、当然に一致するものと
なり、正しい順番のデータとしてデータ出力が行われる
(R08)ものとなる。
【0024】また、受信部3から送信部2への回線に不
調を生じたときには、データ出力(R08)が行われ、
受信カウンタ3aの更新(R09)が行われ、そして送
信(R10)されたACK信号が送信部2において受信
不能となり、この場合にはタイムアウト(T07)を生
じて、送信部2は再送信を行うものとなる。
【0025】このときには、送信部2から受信部3への
回線に問題はないので、前記した再送信のデータも当然
に正しく伝達されるものとなり、デコード(R04)後
の判定(R05)も通過して、送信カウントと受信カウ
ンタ3aとの比較(R07)が行われるものとなるが、
このときには前回の受信で受信カウンタ3aは既に更新
されているので一致せず、よって、受信部3はデータ出
力(R08)及び受信カウンタ3aの更新(R09)を
行わずにACK信号を送信部2に向けて送信(R10)
する。
【0026】このACK信号を受信した送信部2はデコ
ード(T09)後の判定(T10)でACK信号である
ことを確認し、送信カウンタ2aを更新(T11)し
て、次のデータを入力(T02)し、送信(T04)す
るので、この回においては送信カウンタ2aと受信カウ
ンタ3aとは一致し、データは受信側のコンピュータC
PU2に出力されるものとなる。
【0027】従って、本発明の構成によれば、前記送信
部2では送信カウンタ2aにより送信するデータに順番
を付加すると共に、受信部3では正確に受信が行えたデ
ータに順番を付加し、これを対比しながら送受信を行う
ことで、回線に不具合を生じたときにもデータの欠落及
び重複を生じることのない正確な伝送を可能とするもの
である。
【0028】尚、このときに前記したデータにおいて
は、最低限の条件として、前回のデータと今回のデー
タ、或いは、今回のデータと次回のデータとの識別が可
能であれば良いものであるので、前記でも述べたように
送信カウンタ2a、受信カウンタ3aは共に2進1桁の
もので良く、この場合にはフリップフロップ回路など極
めて単純な構成で目的を達するものとなり構成も単純化
する。
【0029】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、送
信側機器にはデータを出力順にカウントする少なくとも
1ビットのカウンタを設けてこのカウンタのカウント値
を前記データに付加して送信する構成とし、受信側機器
には前記データの取込順にカウントする少なくとも1ビ
ットの受信カウンタを設け、前記受信側機器は前記デー
タに付加されたカウント値と前記受信カウンタのカウン
ト値とが一致しているときにのみ新たにデータの取込み
を行うデータ伝送装置としたことで、回線に障害を生じ
ているときにも、前記のカウンタ同志を照合すること
で、データの欠落及び重複を生じないものとし、伝送精
度の向上に極めて優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るデータ伝送装置の一実施例を示
す略示的なブロック図である。
【図2】 同じ実施例の動作手順を示すフローチャート
である。
【図3】 同じく送信データの構成を示す説明図であ
る。
【図4】 従来例を示すブロック図である。
【図5】 従来例の動作手順を示すフローチャートであ
る。
【図6】 従来例の送信データの構成を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1……データ伝送装置 2……送信部 2a……送信カウンタ 3……受信部 3a……受信カウンタ CPU1……送信側のコンピュータ CPU2……受信側のコンピュータ TR……送信信号 TD……送信データ部 CS……チェック信号部 TC……送信カウント部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側機器にはデータを出力順にカウン
    トする少なくとも1ビットのカウンタを設け、このカウ
    ンタのカウント値を前記データに付加して送信する構成
    とし、受信側機器には前記データの取込順にカウントす
    る少なくとも1ビットの受信カウンタを設け、前記受信
    側機器は前記データに付加されたカウント値と前記受信
    カウンタのカウント値とが一致しているときにのみ新た
    にデータの取込みを行うことを特徴とするデータ伝送装
    置。
JP6106176A 1994-04-22 1994-04-22 データ伝送装置 Pending JPH07297810A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6106176A JPH07297810A (ja) 1994-04-22 1994-04-22 データ伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6106176A JPH07297810A (ja) 1994-04-22 1994-04-22 データ伝送装置

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JPH07297810A true JPH07297810A (ja) 1995-11-10

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ID=14426943

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JP6106176A Pending JPH07297810A (ja) 1994-04-22 1994-04-22 データ伝送装置

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JP (1) JPH07297810A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006087124A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ブロードバンド・エンジンのためのエンベロープ・パケット・アーキテクチュア
JP2010507928A (ja) * 2006-08-18 2010-03-11 メドトロニック,インコーポレイテッド セキュアテレメトリックリンク

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US7975064B2 (en) 2004-09-16 2011-07-05 International Business Machines Corporation Envelope packet architecture for broadband engine
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