JPH0729725Y2 - コンデンサ誘導型ファンモータ - Google Patents

コンデンサ誘導型ファンモータ

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JPH0729725Y2
JPH0729725Y2 JP1989049716U JP4971689U JPH0729725Y2 JP H0729725 Y2 JPH0729725 Y2 JP H0729725Y2 JP 1989049716 U JP1989049716 U JP 1989049716U JP 4971689 U JP4971689 U JP 4971689U JP H0729725 Y2 JPH0729725 Y2 JP H0729725Y2
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JP
Japan
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capacitor
phase advancing
fan motor
bracket
phase
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Application number
JP1989049716U
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JPH02142967U (ja
Inventor
悦夫 柴田
Original Assignee
日本サーボ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えば電算機・事務機の内部発熱を冷却するた
めのコンデンサ誘導型ファンモータ、特に進相用コンデ
ンサを固定したコンデンサ誘導型ファンモータに関する
ものである。
〔従来技術〕
従来の此の種空冷用ファンモータは第4図,第5図に示
すように中空円筒状のファンケース1と、このファンケ
ース1の一方端において複数本の支持脚2により支持さ
れるモータ3と、このモータ3の外周部に配設されたモ
ータ回転部と一体的に回転する複数枚の羽根4から成
り、外部取り付け時に取り付け用ネジを貫通させるため
の貫通穴5がファンケース1にあけられている。
又モータ3の起動・回転を容易にさせる為の進相用コン
デンサ8をファンケース1に固定させる為、ファンケー
ス1にコンデンサブラケット6を固定し、これに一体形
成されているブラケットリブ9に進相用コンデンサ8の
一側におけるコンデンサリード12を巻き付け仮固定させ
た後上部よりコンデンサカバー7をコンデンサブラケッ
ト6に取り付け用ネジ10によって締め付けることによっ
て進相用コンデンサ8をコンデンサブラケット6の外側
斜面に固定している。
尚進相用コンデンサ8の反対側のコンデンサリード12は
ファンモータ駆動用AC電圧を印加させる端子11に接続さ
れる。
〔考案が解決しようとする課題〕
然しながら上記のような従来のコンデンサ誘導型ファン
モータにおいて、進相用コンデンサ8のコンデンサリー
ド12をコンデンサブラケットリブ9に巻き付ける作業
は、人的作業に頼らなければならず、従って作業的バラ
ツキを生じ、更にコンデンサリード12の付け根部に残留
応力が発生するおそれが有った。
本考案は上記の欠点を除くようにしたものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のコンデンサ誘導型ファンモータは、ファンケー
ス外殻に設けたコンデンサブラケットの外側斜面に進相
用コンデンサを固定せしめたコンデンサ誘導型ファンモ
ータにおいて、上記コンデンサブラケットが、上記進相
用コンデンサをその両側から挾持する少なくとも一対
の、挾持進相用コンデンサの軸に対して斜めに延びるコ
ンデンサ保持爪と、上記進相用コンデンサの凹部に係合
する突部とを有することを特徴とする。
〔作用〕
本考案のコンデンサ誘導型ファンモータにおいては進相
用コンデンサはコンデンサブラケットの保持爪と突起に
よって保持され上下,前後方向の動きが抑制される。
〔実施例〕
以下図面によって本考案の実施例を説明する。
本考案においては第1図〜第3図に示すようにコンデン
サブラケット6の両側部に一体に互いに対向して一対を
なす、弾性を有し、進相用コンデンサ8の軸に対して斜
めに延びる短冊状のコンデンサ保持爪13を例えば二対設
けこの各対の保持爪13の夫々に先端部に互いに対向する
方向に突出する突起14を形成すると共に、上記コンデン
サブラケット6のコンデンサ支持面の前後部に進相用コ
ンデンサ8の軸方向前後部に形成されている凹部に合致
する形状の突部15を形成せしめる。
本考案のコンデンサ誘導型ファンモータは上記のように
進相用コンデンサ8をその軸に対して斜めに延びるコン
デンサ保持爪13によって保持するようにしたから、コン
デンサ保持爪13の長さを進相用コンデンサ8の軸線に対
し垂直に設けた場合に比べ長くとることができ、これに
適度の弾性を付与することができ、進相用コンデンサ8
を上記一対のコンデンサ保持爪13間に対し押し込めば、
コンデンサ保持爪13は適度の弾性で外方に撓んで進相用
コンデンサ8を受け入れ、その両側より挾持すると共に
その先端突起14によって進相用コンデンサ8の上下方向
の動きを抑制するようになり、同時にコンデンサブラケ
ット6のコンデンサ支持面の突部15が進相用コンデンサ
8の凹部に係合し、進相用コンデンサ8の前後方向の動
きを抑制するようになる。
従って従来のように進相用コンデンサ8の固定に際し進
相用コンデンサ8のコンデンサリード12をブラケットリ
ブ9に巻き付け仮固定する必要がなく、容易にコンデン
サブラケット6に進相用コンデンサ8を固定することが
出来る。
〔考案の効果〕
上記のように本考案のコンデンサ誘導型ファンモータに
よれば進相用コンデンサ8の固定に際し作業的バラツキ
及びコンデンサリード付け根部の残留応力発生を防止出
来、製品に対する信頼性を向上できると共に、容易に進
相用コンデンサをコンデンサ保持爪に対し脱着できる大
きな利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコンデンサ誘導型ファンモータの進相
用コンデンサ取付用コンデンサブラケット部分の断面
図、第2図,第3図は夫々そのブラケット爪と突部の拡
大図、第4図は従来のコンデンサ誘導型ファンモータの
一部の正面図、第5図はそのコンデンサブラケット部分
の断面図である。 1……ファンケース、2……支持脚、3……モータ、4
……羽根、5……貫通穴、6……コンデンサブラケッ
ト、7……コンデンサカバー、8……進相用コンデン
サ、9……ブラケットリブ、10……ネジ、11……端子、
12……コンデンサリード、13……コンデンサ保持爪、14
……突起、15……突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファンケース外殻に設けたコンデンサブラ
    ケットの外側斜面に進相用コンデンサを固定せしめたコ
    ンデンサ誘導型ファンモータにおいて、上記コンデンサ
    ブラケットが、上記進相用コンデンサをその両側から挾
    持する少なくとも一対の、上記進相用コンデンサの軸に
    対して斜めに延びるコンデンサ保持爪と、上記進相用コ
    ンデンサの凹部に係合する突部とを有することを特徴と
    するコンデンサ誘導型ファンモータ。
JP1989049716U 1989-04-28 1989-04-28 コンデンサ誘導型ファンモータ Expired - Lifetime JPH0729725Y2 (ja)

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JPH02142967U JPH02142967U (ja) 1990-12-04
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JPH02142967U (ja) 1990-12-04

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