JPH0729712B2 - 帯状体の案内装置 - Google Patents

帯状体の案内装置

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JPH0729712B2
JPH0729712B2 JP3103692A JP3103692A JPH0729712B2 JP H0729712 B2 JPH0729712 B2 JP H0729712B2 JP 3103692 A JP3103692 A JP 3103692A JP 3103692 A JP3103692 A JP 3103692A JP H0729712 B2 JPH0729712 B2 JP H0729712B2
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憲一 杉本
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ソノルカエンジニアリング株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンコイラのドラムに
装着されたコイルから帯状体を繰り出して、レベラフィ
ーダやプレス装置などの加工装置に案内する帯状体の案
内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は典型的な従来例のコイル供給装置
1の正面図である。鋼帯などの帯状体2を巻とってコイ
ル3を構成し、このコイル3から前記帯状体2を必要に
応じて引き出しつつ、切断加工あるいはプレス加工など
が行われている。このようにコイル3を用いるには、ア
ンコイラ4のドラム5にコイル3を装着する。つぎに、
先端にローラ6が装着されているコイル押さえ機構7の
アーム8を角変位させ、ローラ6でコイル3を押圧した
後、コイル3の移送などの際にコイル3がばらけないよ
うにコイル3の外側部を巻回している結束バンドを切断
する。
【0003】この後、コイル3の外周面にほぼ沿って湾
曲して形成される案内部材9を、その基端に連結された
シリンダ10の作用で、矢符A1方向に角変位させ、ド
ラム5を矢符A2方向に回転させる。これにより、帯状
体2はコイル3から繰り出され、案内部材9で案内され
てアンコイラ4の後段に配置されているレベラフィーダ
11内に導かれる。レベラフィーダ11は帯状体2の導
入部に帯状体2を上方から押圧する押圧ローラ12を備
え、押圧ローラ12はアーム13によって帯状体2側に
近接/離反変位される。
【0004】ここで、前記押圧ローラ12は、帯状体2
が押圧ローラ12の下方を通過するまでは図6に示す位
置にあり、帯状体2が押圧ローラ12の下方を通過する
と、矢符A3方向に角変位して帯状体2を上方から押圧
し、帯状体2を円滑にレベラフィーダ11内に進入させ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図7は、上記従来例の
問題点を説明する図である。コイル3を構成する帯状体
2はその材質やあるいはその板厚などによって、レベラ
フィーダ11に導入しようとする際のいわゆるコシの強
さ、あるいは巻癖の強さが多様である。すなわち、帯状
体2が比較的堅い材料あるいは板厚が大きい場合には比
較的コシが強くまた巻癖が強く現れる。
【0006】すなわち、図7(1)に示されるように、
コイル3から繰り出された帯状体2には案内部材9を通
過し終わった時点で上方に向けて巻上がる巻上がり部分
2aが生じ、再びコイル3に向けて接近したり、あるい
はレベラフィーダ11に向かわず不所望な方向に進行す
る。また、帯状体2が比較的柔らかい材料あるいは板厚
が小さい場合などではコシが弱く、しかも帯状体2を繰
り出した場合、巻癖は比較的速やかに解消される。この
ような場合には図7(2)に示されるように、案内部材
9を通過した帯状体2が案内部材9によって下方から支
持されなくなるため、下方に垂れ下がる垂下がり部分2
bが生じることになる。
【0007】上記いずれの場合も、帯状体2をレベラフ
ィーダ11に導入することができず、帯状体2の先端を
人手による作業によって、レベラフィーダ11内に導入
させる作業が必要になる。このような作業は手間を要す
ると共に危険でもあり、帯状体2のレベラフィーダ11
への供給作業を自動化することができず、コイル3を用
いて各種加工作業を行う際の作業効率が低下するという
課題を有している。
【0008】本発明の目的は、上述の技術的課題を解消
し、帯状体をアンコイラから加工装置へ案内する際の作
業を自動化することができ、しかも簡便な作業でこれを
行うことができるようにして、作業効率を格段に向上し
た帯状体の案内装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、帯状体をコイ
ルから繰り出して案内する帯状体の案内装置において、
アンコイラのドラムに装着されたコイルから帯状体が繰
り出される繰り出し位置よりも帯状体の搬送方向下流側
で、かつ前記ドラムの下方側に配置され、前記搬送方向
上流側端部付近を中心に角変位し、ドラムに近接/離反
変位して、帯状体を下方から支持して案内する第1案内
部材と、第1案内部材の搬送方向下流側端部に角変位自
在に連結され、帯状体を支持して円滑に摺動させて案内
する案内面を有する支持部材と、支持部材の案内面から
上方に向けて部分的に突出し、磁力を発生する磁力発生
手段とを備える第2案内部材とを含むことを特徴とする
帯状体の案内装置である。
【0010】
【作用】本発明に従えば、アンコイラのドラムに装着さ
れたコイルから帯状体を繰り出して案内する際に、本発
明の案内装置が用いられる。この案内装置は、コイルか
ら帯状体が繰り出される繰り出し位置よりも帯状体の搬
送方向下流側で、かつ前記ドラムの下方側に配置され
る。この案内装置には、第1案内部材と第2案内部材と
が備えられ、コイルから繰り出された帯状体は第1案内
部材によって下方から支持されて案内される。この第1
案内部材は帯状体の搬送方向上流側端部付近を中心とし
て、ドラムに近接/離反変位するように角変位する。し
たがって帯状体の材質あるいは板厚などによって異なる
コシの強さに対応して、第1案内部材のドラムに対する
近接状態が適宜選ばれる。
【0011】前記第1案内部材よりも下流側の帯状体
は、第2案内部材の支持部材に支持されて円滑に摺動し
案内される。帯状体には、前述したようにその材質ある
いは板厚などによりコシの強さが異なり、あるいは巻癖
の強さが異なる。したがって、帯状体が比較的堅い材料
からなる場合や板厚が大きい場合などでいわゆるコシが
強い場合には、第2案内部材を第1案内部材に対して帯
状体の巻癖がついている方向と反対方向に角変位させ
る。
【0012】磁力発生手段は第2案内部材の案内面から
上方に向けて部分的に突出しており、帯状体は前記磁力
発生手段で吸着されつつ、前記案内面を円滑に摺動す
る。これにより、帯状体の巻癖が矯正され、後段の装置
に容易に導くことができる。
【0013】帯状体がコシが弱い場合には、前記第2案
内部材を第1案内部材に関して、帯状体の巻癖の方向と
同一方向に屈曲し帯状体を支持する。これによりコシの
弱い帯状体でも後段の装置に容易に導かれる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例の帯状体の案内装置
21を含む帯状体の供給装置22の正面図であり、図2
は案内装置21の斜視図である。本実施例の供給装置2
2は、アンコイラ23のドラム24に装着された鋼板な
どからなるコイル25から帯状体26を繰り出しつつ、
たとえばレベラフィーダ27に供給しようとするもので
ある。レベラフィーダ27を通過した帯状体26は、た
とえばプレス装置などの他の加工装置に供給される。ド
ラム24に装着されたコイル25は、コイル押さえ機構
28のローラ29で外周面を半径方向内方へ押圧され、
輸送時などにコイル25の外周面を結束している結束バ
ンドを切断したとき、コイル25が巻ほどけないように
保持される。
【0015】このコイル押さえ機構28は、一端にコイ
ル25に当接するローラ29が回転自在に設けられ、他
端にはシリンダ30のロッド31が連結され、両端部の
中間位置で枢軸32によって角変位自在に支持されるア
ーム33を備える。前記ローラ29は、アーム33に装
着されたモータ34とベルト35などで連結されて駆動
力が伝達され、矢符A1方向に回転駆動される。アーム
33は前記ロッド31の伸縮動作により、ローラ29が
コイル25に対して矢符A2方向または矢符A3方向に
近接/離反するように変位される。
【0016】またコイル25は、前記ローラ29の矢符
A1方向の回転によって矢符A4方向に回転駆動され、
帯状体26が繰出し位置36から次第に繰り出される。
このとき、アンコイラ23はドラム24に矢符A4方向
と逆方向の回転トルクを生じさせるためのモータなどの
構成を有する。すなわち、ローラ29の回転により、コ
イル25が過大に回転し、コイル25が過度に巻ほどけ
ないようにするためである。
【0017】繰出し位置36から次第に繰り出される帯
状体26は、案内装置21に含まれる第1案内部材であ
るガイドプレート37と、当該ガイドプレート37の先
端に結合される後述するような構成を有する第2案内部
材である案内部材38とによって下方から支持され、後
述するにレベラフィーダ27に導かれる。
【0018】レベラフィーダ27において、帯状体26
の搬送方向B1上流側には、レベラフィーダ27に近接
するに従い下方に凸状に湾曲しつつ斜め上方に向かって
延び、帯状体26をレベラフィーダ27の導入口39付
近に導く案内板40が配置される。案内板40によって
案内される帯状体26が導入口39において到達する位
置に、当該案内された帯状体26の先端の進行を上方か
ら阻止し、レベラフィーダ27の内部に向かって案内す
る案内板41が配置される。案内板40,41の間に
は、中間部分が前記搬送方向B1上流側に向かって湾曲
するアーム42が、枢軸43を支点に角変位自在に設け
られる。アーム42の枢軸43よりも端部寄りには、シ
リンダ44のロッド45が角変位自在に結合され、アー
ム42のロッド45と反対側端部にはローラ46が回転
自在に設けられ、ロッド45の矢符B2方向または矢符
B3方向の伸縮動作により、帯状体26をレベラフィー
ダ27の内部側に向かって押圧し、または外方に向かっ
て離反する角変位動作を行う。
【0019】レベラフィーダ27には、前記ローラ46
が内部側に向かって角変位したときに、当該ローラ46
との間で帯状体26を挟圧する位置に、搬送ローラ47
が設けられ、案内板40からの帯状体26は支持ローラ
48を介して前記搬送ローラ47付近に導かれる。前記
搬送ローラ47に関して、搬送方向B1下流側には帯状
体26を板厚方向両側から押圧する千鳥状に配置された
複数のレベリングロール49と、帯状体26を挟圧して
レベラフィーダ27よりも後段に配置される例としてプ
レス装置などの各種加工装置に帯状体26を所定長さお
よび所定タイミングで搬送するための一対の搬送ローラ
50とが設けられる。
【0020】すなわち、帯状体26の先端がレベラフィ
ーダ27内を通過して、前記搬送ローラ50で挟圧され
るまでは、アーム42は矢符B4方向に角変位した状態
であり、ローラ46および搬送ローラ47の間で帯状体
26を挟圧して搬送するが、前記帯状体26の先端が一
対の搬送ローラ50に挟圧されて以降は、ロッド45は
矢符B3方向に縮退し、ローラ46は矢符B5方向に角
変位して、帯状体26から離反する。
【0021】図3は図2の切断面線X3−X3から見た
断面図であり、図4は図3の切断面線X4−X4から見
た断面図である。図2を併せて参照する。案内装置21
のガイドプレート37は、枢軸51を支点として角変位
駆動される一対のガイドローラアーム52を備える。ガ
イドローラアーム52には、コイル25から繰り出され
る帯状体26を下方から支持して案内する複数のガイド
ローラ53が相互に平行な軸線を有して設けられる。各
ガイドローラアーム52の前記搬送方向B1下流側端部
には、枢軸54によって、前記案内部材38に含まれる
長手板状の一対のローラアーム55の一端部が角変位自
在に結合される。
【0022】各ローラアーム55は、ガイドローラアー
ム52の延びる方向に大略沿って延び、枢軸54側端部
下方側には支持軸56が取り付けられ、この支持軸56
にはシリンダ57のロッド58が角変位自在に装着され
る。シリンダ57の他端部は、前記ガイドローラアーム
52間に設けられた支持軸59に固定される。
【0023】一対のローラアーム55のコイル25に臨
む上方側端部には、間隔L1の隙間60を隔てて、前記
帯状体26を下方から支持しつつ帯状体26を円滑に摺
動して案内する支持板61,62が設けられる。この支
持板61,62は、表面を例として四フッ化スチレン樹
脂などの摩擦係数の低い合成樹脂材料からなる被覆層6
3,64で被覆される。
【0024】前記一対のローラアーム55には前記隙間
60に相当する箇所に枢軸65が設けられ、この枢軸6
5に電磁ドラム66が回転自在に取り付けられる。電磁
ドラム66は、枢軸65に対して軸線方向両端で軸受6
7をそれぞれ介して回転自在に装着される内筒68と、
内筒68よりも大径の外筒69とを備え、これらの軸線
方向両端には円板形の端板70,71がそれぞれ装着さ
れる。
【0025】前記内筒68および外筒69の間に、筒部
72と当該筒部72の軸線方向両端および中間位置に、
円板形の支持壁73,74,75が一体的に形成されて
なるヨーク76が収納される。筒部72と前記支持壁7
3〜75とで囲まれる空間にはコイル77,78が巻回
され、電気配線を介してコイル77,78に電力付勢す
ることにより、コイル77,78は図4に一点鎖線で示
す磁束を発生する。
【0026】図5は本実施例の案内装置21の動作を説
明する正面図である。図1及び図2と併せて参照する。
【0027】(帯状体26のコシが強い場合)アンコイ
ラ23のドラム24にコイル25を装着し、コイル押さ
え機構28のローラ29でコイル25の外側部を押圧し
た後、前記結束バンドを切断する。この後、ドラム24
において矢符A4方向と反対側の回転トルクを発生させ
つつ、ローラ29をモータ34で矢符A1方向に回転す
ると、帯状体26は繰出し位置36から次第に繰り出さ
れる。このとき、案内装置21のガイドプレート37は
予めシリンダ80のロッド81が縮退され、矢符C1方
向に角変位した状態である。
【0028】これにより、帯状体26はガイドローラ5
3上を摺動しつつ、ガイドローラアーム52の形状に沿
って湾曲しつつ進行する。ここで帯状体26が比較的板
厚が大きい場合などコシが強い場合には、帯状体26の
先端は図7(1)に示す巻き上がり部分2aのように、
コイル25側に近接するように巻き上がり、レベラフィ
ーダ27への導入が困難となる。したがって、本実施例
では、このような場合、帯状体26の先端を案内板40
側へ導き、これによりレベラフィーダ27の導入口39
付近に導くようにするため、前記電磁ドラム66に通電
して磁力を発生させ、帯状体26を磁気吸引した状態で
シリンダ57のロッド58を図5に示す矢符C3方向に
縮退させ、案内部材38したがって電磁ドラム66を枢
軸54の周りに矢符C5方向に角変位させる。
【0029】これにより、帯状体26はローラアーム5
5付近で下方に屈曲され、図5に示す矢符D1の軌跡を
たどり、案内板40を経てレベラフィーダ27の導入口
39付近に導かれる。帯状体26の先端が案内板41に
当接するタイミング付近では、シリンダ44のロッド4
5が矢符B2方向に伸長され、ローラ46が帯状体26
を搬送ローラ47との間で挟圧して、レベラフィーダ2
7の内部へ搬送する。複数のレベリングロール49で巻
癖などが矯正された帯状体26は、一対の搬送ローラ5
0に挟圧された後は、当該搬送ローラ50によって搬送
され、このときロッド45は矢符B3方向に縮退してロ
ーラ46が矢符B5方向に角変位し、ローラ46が帯状
体26から離反する。
【0030】(帯状体26のコシが弱い場合)コイル2
5を構成する帯状体26がたとえば板厚が小さいなどで
あってコシが弱い場合でも、コイル25をドラム24に
装着して以降、帯状体26が繰り出され、その先端がガ
イドブレート37付近に到達するまでは前述の説明と同
様である。帯状体26がガイドブレート37を通過して
以降、帯状体26のコシが弱ければ従来技術の項で図7
(2)を参照して説明したような垂れ下がり部分2bの
発生に相当する現象が発生し、やはり帯状体2をレベラ
フィーダ27へ導入することが困難となる。
【0031】したがってこのような場合、本実施例では
シリンダ57のロッド58を矢符C4方向に伸長させ、
案内部材38したがって電磁ドラム66を矢符C6方向
に角変位させる。これにより、帯状体26の先端は上方
側に向かって持ち上げられ、案内板40上に到達させる
ことができる。これ以降、前述の説明と同様な手順を経
て帯状体26がレベラフィーダ27内に導入され、搬送
ローラ50に挟圧されて搬送される。
【0032】この場合には、前記電磁ドラム66は電力
付勢されて磁力を発生している状態を維持してもよく、
あるいは通電が遮断されて磁力を発生しない状態に選ば
れてもよい。また帯状体26のコシの強弱の程度によっ
ては、案内部材38に限らずガイドプレート37をシリ
ンダ80の伸縮動作によって矢符C1方向または矢符C
2方向に角変位させ、帯状体26を適宜支持するように
してもよい。
【0033】以上のように本実施例によれば、コイル2
5を構成する帯状体26のコシが強い場合であっても、
あるいは弱い場合であっても、当該帯状体26をレベラ
フィーダ27の導入口39に容易に、しかもコイル25
の板厚や材質などに基づく事前の設定によるシリンダ5
7の動作状態の選択により、コシの強弱に拘わらず、レ
ベラフィーダ27への容易かつ自動化処理が可能な導入
動作が可能となる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明に従えば、アンコイ
ラのドラムに装着されたコイルから帯状体を繰り出して
加工装置へ案内する際に、帯状体が比較的堅い材料から
なる場合や板厚が大きい場合などでいわゆるコシが強い
場合には第2案内部材を第1案内部材に対して、帯状体
の巻癖がついている方向と反対方向に角変位させる。磁
力発生手段は支持部材の案内面から上方に向けて部分的
に突出しており、帯状体は前記案内面を円滑に摺動しつ
つ、前記磁力発生手段で巻癖の方向と反対方向に屈曲さ
れる。これにより、帯状体の巻癖が矯正され、後段の装
置に容易に導くことができる。帯状体がコシが弱い場合
には、前記第2案内部材を第1案内部材に関して、帯状
体の巻癖の方向と同一方向に屈曲し帯状体を支持する。
これによりコシの弱い帯状体でも後段の装置に容易に導
かれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を含む供給装置22の正面図
である。
【図2】本発明の一実施例の案内装置21付近の斜視図
である。
【図3】図2の切断面線X3−X3から見た断面図であ
る。
【図4】図3の切断面線X4−X4から見た断面図であ
る。
【図5】本実施例の動作を説明する正面図である。
【図6】従来例の供給装置1の正面図である。
【図7】従来例の問題点を説明する正面図である。
【符号の説明】 21 案内装置 22 供給装置 23 アンコイラ 24 ドラム 25 コイル 26 帯状体 27 レベラフィーダ 30,44,57,80 シリンダ 31,45,58,81 ロッド 36 繰出し位置 37 ガイドプレート 38 案内部材 39 導入口 55 ローラアーム 61,62 支持板 63,64 被覆層 66 電磁ドラム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状体をコイルから繰り出して案内する
    帯状体の案内装置において、 アンコイラのドラムに装着されたコイルから帯状体が繰
    り出される繰り出し位置よりも帯状体の搬送方向下流側
    で、かつ前記ドラムの下方側に配置され、前記搬送方向
    上流側端部付近を中心に角変位し、ドラムに近接/離反
    変位して、帯状体を下方から支持して案内する第1案内
    部材と、 第1案内部材の搬送方向下流側端部に角変位自在に連結
    され、帯状体を支持して円滑に摺動させて案内する案内
    面を有する支持部材と、支持部材の案内面から上方に向
    けて部分的に突出し、磁力を発生する磁力発生手段とを
    備える第2案内部材とを含むことを特徴とする帯状体の
    案内装置。
JP3103692A 1992-02-18 1992-02-18 帯状体の案内装置 Expired - Lifetime JPH0729712B2 (ja)

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