JPH03216442A - コイル材の供給装置およびそれに用いられる搬送機構 - Google Patents

コイル材の供給装置およびそれに用いられる搬送機構

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JPH03216442A
JPH03216442A JP1008590A JP1008590A JPH03216442A JP H03216442 A JPH03216442 A JP H03216442A JP 1008590 A JP1008590 A JP 1008590A JP 1008590 A JP1008590 A JP 1008590A JP H03216442 A JPH03216442 A JP H03216442A
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JP
Japan
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coil material
guide member
uncoiler
fixed guide
coil
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Pending
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JP1008590A
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English (en)
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Kenichi Sugimoto
憲一 杉本
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SONORUKA ENG KK
Original Assignee
SONORUKA ENG KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コイル材をアンコイラから後段の加工装置へ
供給する供給装置および、該供給装置に用いられ、加工
装置近傍のコイル材を加工装置に案内して搬送する搬送
機構に関する。
従来の技術 コイル材はアンコイラに装着され、徐々に繰出され、後
段の加工装置に供給される。該加工装1の供給端側には
、コイル材の反りを除去するためのレベラが設けられる
。コイル材はレベラにて反りを除去された後、切断およ
びプレスなどの加工が施される.従来ではこのようなコ
イル材の始端を加工装置へ導くにあたって、コイル材を
アンコイラに装着した後、コイル材の外周をコイル押え
で押圧して結束バンドを切断し、コイル材の始端を人手
にて前記加工装1へ導いていた。
発明が解決しようとする課題 従来では、コイル材をアンコイラがら繰出して人手によ
り加工装置へ案内する際に、下記の課題を有している。
■コイル材の繰出しは、アンコイラをコイル材の繰出し
方向に回転して行っている.繰出し速度は本来一定であ
るべきであるが、コイル材の使用に伴ってコイル材の径
が減少し、コイル材の周速したがってコイル材の繰出し
速度が減少する.コイル材の繰出し速度を抱等にするた
めに、アンコイラを駆動するモータの回転数を制御する
場合、アンコイラの回転によりコイル材を繰出すので、
アンコイラを駆動するモータの回転数が過大になると、
コイル材がアンコイラにおいて巻ほどけてしまうことに
なる。
■コイル材の始端を人手により加工装置へ案内するのは
、労力と時間を費やすうえ事故の危険性を伴いきわめて
危険である. 本発明の目的は上述の技術的課題を解消し、コイル材を
アンコイラから後段の加工装置に案内する際に人手を用
いる必要がなく、がっコイルのばらけを防ぎ使用性が向
上されるコイル材の供給装置およびそれに用いられる搬
送機構を提供することである. 課題を解決するための手段 本発明は、コイル材を、アンコイラから加工装置へ供給
する供給装置において、 コイル材が装着され、駆動源との間にトルク減衰手段が
設けられるアンコイラと、 アンコイラのコイル材繰出し位置より搬送方向下流側近
傍に設けられ、コイル材を接離自在に挟持して繰出す繰
出し機構と、 コイル材の搬送方向に沿って繰出し機構より下流側であ
って、コイル材の下方に配置される第1固定案内部材と
、第1固定案・内部材に近接/離反自在に構成され、第
1固定案内部材との間でコイル材を挟持して案内する第
1可動案内部材とを含む案内機構と、 前記搬送方向に沿い、案内機構より下流側に配置される
加工装!近傍であって、コイル材の下方に設けられる第
2固定案内部材と、第2固定案内部材に近接/離間自在
に構成され、第2固定案内部材との間でコイル材を挟持
して搬送駆動する第2可動案内部材とを備える搬送機構
とを含むことを特徴とするコイル材の供給装置である.
さらに本発明は、アンコイラに装着されているコイル材
を加工装置に案内して搬送する搬送装置において、 加工装置のコイル材供給口近傍に設けられ、コイル材の
搬送方向と交差する方向の軸線を有して回転駆動される
駆動ローラと、 一端が駆動源に結合され、予め定める回転中心位置のま
わりに角変位駆動される略し字状の駆動部材と、 駆動部材の他端部に前記駆動ローラの軸線と平行な軸線
まわりに回転自在に設けられるスレツデイングロールで
あって、駆動部材の角変位動作によって駆動ローラヘ近
接している状態では、スレツデイングロールは、コイル
材の搬送方向と垂直で駆動ローラの軸線を含む仮想平面
よりも加工装置寄りにその軸線が位置するように配置さ
れるそのようなスレツデイングロールとを含むことを特
徴とするコイル材の搬送機構である。
作  用 本発明に従えば、コイル材はアンコイラに装着され、そ
の始端は繰出し機構により挟持され繰出される。このと
きアンコイラは駆動源との間にトルク減衰手段が設けら
れており、コイル材が繰出し機構を通過して以降は駆動
源は停止またはそれに近い状態に設定される。したがっ
て繰出し機構はコイル材を、前記トルク減衰手段による
逆向きの張力に抗して搬送駆動することになる。したが
ってアンコイラの駆動によりコイルがばらける事態が防
がれる。
繰出し機構よりもコイル材の搬送方向下流側の案内機構
では、コイル材は第1固定案内部材と第1可動案内部材
との間で挟持されて案内される。
したがってコイル材の反りの程度にかかわらず、コイル
材の始端が不所望な方向に進行する事態が防がれる。
案内機構よりも前記搬送方向下流側では、コイル材は第
2固定案内部材とこれに近接/離反自在な第2可動案内
部材との間で挟持されて搬送駆動され、加工装置に導か
れる。
これによりコイル材は、人手を介さずアンコイラから加
工装置へ案内され、人手の操作に伴う危険性が解消され
、また使用性が格段に向上される。
さらに本発明の前記搬送機構は、コイル材を搬送駆動す
る駆動ローラを備え、駆動源により駆動部材が角変位動
作すると、略し字状の駆動部材の他端部に接続されてい
るスレツデイングロールが駆動ローラに近接してコイル
材を挟持する。スレツデイングロールは、この状態でコ
イル材の搬送方向と垂直で駆動ローラの軸線を含む仮想
平面よりも加工装置寄りにその軸線が位置するように配
置される.これによりコイル材の反りが若干量矯正され
コイル材の反りの程度にかかわらず、コイル材の始端を
容易にかつ確実に加工装置へ案内することができる. 実施例 第1図は本発明の一実施例のコイル材の供給装?1の構
成を示す系統図である。本実施例の供給装置1は、コイ
ル材2を巻きほどいて繰出しつつ、加工装置としてのた
とえばレベラ3に供給しようとするものである.コイル
材2はアンコイラ4のコイルドラム5へ装着され、コイ
ル押え機構6で外周面を半径方向内方へ押圧され、コイ
ル材2が巻きほどけないように保持される。コイル材2
は、詳しくは後述される繰出し機構7によってアンコイ
ラから繰出され、予め定められる搬送経路に沿って搬送
されるように案内機構8によって規制される。矢符A1
で示される■コイル材2の搬送方向に沿って進行するコ
イル材2は、案内機構8より下流側に設けられた搬送機
構10によって前記レベラ3に供給される.この搬送機
構10は、前記レベラ3のコイル材2の供給口9近傍に
設けられる。
第2[2Iはアンコイラ4の側面図である.アンコイラ
4はハウジング11を備え、ハウジング11には軸受1
2,13を介して枢軸14が回転自在に装着される。こ
の枢軸14の一端部にはトルクリミツタ15が設けられ
、このトルクリミツタ15を介してモータ16により回
転駆動される.枢軸14の他端部付近には、枢軸l4の
まわりに周方向に沿って複数個設けられ、半径方向外方
側および内方側に変位駆動されるコイル材2の支持部材
17が、枢軸14の軸線方向と平行に設けられる.その
前記軸線方向両端部には、装着されるコイル材2の軸線
方向の不所望な変位を規制する規制部材18がそれぞれ
設けられ、これらを含んで前記コイルドラム5が構成さ
れる.第3図はトルクリミツタ15の基本的構成を説明
する断面図である。トルクリミツタ15は、軸線方向一
端部にフランジ19が一体に形成された筒体20を備え
る。筒体20の外周には前記フランジ19に当接する2
枚のマサツ板2lb,21Cが装着される。マサツ板2
lb,21c4よ駆動輪21aを挟持する。マサツ板2
lb,21c4こ関してフランジ19と反対側には円環
状の圧着板22および皿ばね23がこの順で装着され、
さらにナット24が筒体20の外周に形成されたねじに
螺着する. トルクリミッタ15において、駆動輪21aが前記モー
タ16により回転駆動される。このとき皿ばね23によ
って圧着板22は駆動輪21aをマサッ板2lb,21
cを介してフランジ19との間で挟圧する。したがって
フランジ19、マサツ板2lb,21cおよび圧着板2
2の間の摩擦力により、駆動輪21aの回転トルクは皿
ばね23のばね力や摩擦係数などに基づいて予め定めら
れる程度減衰して筒体20に伝達される。
前記コイル押え機構6は、軸25を支点として角変位駆
動するアーム26を備え、その遊端部にはコイル材2に
当接するローラ27が回転自在に設けられる。アーム2
6の基端部には、エアシリンダ28のロッド29の先端
部がピン結合される。
このエアシリンダ28は複動シリンダとして構成される
第4図は繰出し機横7の構成を示す分解斜視図である。
繰出し機構7は、アンコイラ4に関してコイル材2の繰
出し側に設けられる供給装N1のフレーム30に固定さ
れる弯曲した案内板31と、案内板31の複数箇所に設
けられた切欠き内に設けられるガイドローラ33を備え
る固定ガイド34,および、ピンチローラ32を備え、
このピンチローラ32はフレーム30で支承されモータ
35により回転駆動される。
前記固定ガイド34に臨み、可動ガイド36が配置され
る。可動ガイド36は、軸37を支点として角変位駆動
されるガイドローラアーム38を備える。ガイドローラ
アーム38には、固定ガイド34のピンチローラ32お
よび複数のガイドローラ33にそれぞれ対向する大径の
ガイドローラ3つおよび小径の複数のガイドローラ40
が相互に平行な軸線を有して設けられる。ガイドローラ
アーム38には、エアシリンダ41のロツド42がピン
結合され、エアシリンダ41の動作によりガイドローラ
アーム38は軸37まわりに矢符A2または矢符A3方
向に角変位動作する。
第5図は案内機構8の一部分の構成を示す斜視図である
。第1図および第5図を併せて参照する。
案内機構8は、コイル材2の先端を前記搬送方向A1に
沿って案内するように弯曲し、前記フレーム30などに
固定された第1固定案内部材としての誘導板43を備え
る。誘導板43は、前記繰出し機構7に関して搬送方向
A1下流側であって、アンコイラ4に装着されたコイル
材2の直下方を経て前記搬送機構10に亘る範囲に、設
けられる。
繰出し機横7に関して搬送方向A1下流側に隣接して第
1可動案内部材としてのガイドブレート44が設けられ
る。ガイドブレート44は、前記誘導板43と対応して
屈曲した形状を有し、繰出し機構7の案内板31に前記
搬送方向に隣接して設けられる軸45が挿通する筒部4
6と、筒部46に一体に形成され、誘導板・43と対応
する屈曲した形状を有する弯曲板47と、弯曲板47の
半径方向内方側に設けられるリブ48とを含んで構成さ
れる。前記リブ48にはエアシリンダ49のロツド50
がビン結合され、ガイドブレート44を前記軸45まわ
りに角変位駆動する.第6図は搬送機構10の構成を示
す斜視図であり、第7図は搬送・機構10に用いられる
ワンウエイクラッチ51の構成例を示す断面図であり、
第8図は搬送機構10の構成の特徴を説明する正面図で
ある。搬送機構10は、前記案内機構8に関して搬送方
向A1の下流側であって、レベラ3の供給口9付近に設
けられる。搬送機$1110はモータ52の動力がワン
ウエイクラッチ51を介して伝達されて回転駆動される
駆動ローラとしてのフイードロール53を備え、これら
が第2固定案内部材を構成する。
前記フイードロール53に間して搬送方向A1上流側に
配置され、エアシリンダ54のロツド55にビン結合さ
れ、角変位駆動される軸56が設けられ、この軸56に
は一対のスレツデイングロールアーム57が一体に固定
される.各スレツデイングロールアーム57の道端部に
は、軸56と平行な軸線を有するスレツデイングロール
58が回転自在に設けられる。スレツデイングロール5
8の軸線は、フイードロール53の軸線と平行であるよ
うに構成される。
ワンウエイクラッチ51は第7図に示されるように、鎖
車79に内蔵された外輪59と内輪60とこれらの間に
挟まれる転勤体61とを含んで構成される。外輪59の
内周面には、周方向に沿って平坦部62と四所63とが
交互に屋次的に全周にわたって形成される。四所63は
第7図において周方向時計まわり方向に進むに従い、半
径方向外方へ比較的緩やかに傾斜する係合斜面64と、
係合斜面64に連なり半径方向外方へ最も凹んだ形状で
あって、比較的急峻に半径方向内方へ屈曲して隣接する
平坦部62に連なる保持凹所65とを含んで構成される
,。
前記内輪60には、内輪60をフイードロール53に連
結する回転軸66が嵌着される。一方、外輪59と内輪
600間には転勤体61を周方向に等距離をあけて配置
するための保持器67が装着される。保持器67には各
転動体61の間毎に、各転勤体61の間に介在される介
在片68が転勤体61の数だけ設けられており、各介在
片68と転勤体61との間には、転動体61を凹所63
内で係合斜面64側に付勢するばね69がそれぞれ配置
される。
このワンウエイクラッチ51は鎖車79を介して外輪5
9がモータ52によって第7図矢符B1方向へ回転駆動
されると、転動体61は内輪60と係合斜面64との間
に嵌まり込み、外輪59の回転が内輪60、したがって
回転軸66に伝達される。一方、外輪59に矢符B1方
向へ回転しようとする力が作用している場合、回転軸6
6したがって内輪60に矢符B2方向へ回転しようとす
る力が作用しても、転勤体61が前述したように係合斜
面64と内輪60との間に嵌まり込んだ状態は解除され
ず、したがって回転軸66が矢符B2方向へ回転する事
態を防ぐことができる.内輪60が矢符B1方向へ外輪
59の回転速度より速い速度で回転しようとした場合、
転勤体61が係合斜面64と内輪60との間に嵌まり込
んだ状態が解除され、回転軸66は矢符B1方向へ回転
自在となる。
前記スνツデイングロール58およびフイードロール5
3は、第8図示のような位置関係に配置される。すなわ
ちスレツデイングロール58がフイードロール53に当
接した状態を想定すると、フイードロール53に対しコ
イル材2が搬送方向A1に沿って進行する。このときフ
イードロール53の回転軸線70を通り、前記搬送方向
A1と垂直な仮想千面72に関して、スレツデイングロ
ール58の回転軸線71はレベラ3寄りに位置するよう
に、前記スレツデイングロールアーム57の形状や大き
さが選ばれる。すなわち回転軸線71を通り、前記搬送
方向A1と垂直な仮想平面73と、前記仮想千面72と
の間には間隔δが設定されることになる。
スレツデイングロール58をフイードロール53に関し
てこのように配置することにより、これらの間に挟持さ
れるコイル材2の上向きの反りが比較的強い場合であっ
ても、その反りをある程度矯正することができ、コイル
材2の先端部分が不所望な方向に進む事態が防がれ、搬
送機構10の搬送方向A1下流側に第1図に示すように
配置される一対のガイドローラ74の間に容易に案内さ
れる。
前記搬送機構10はレベラ3の近傍に設けられるフレー
ム75に装着されるが、このフレーム75の天井部分に
は、円弧状のストツバ78が設けられている。アンコイ
ラ4から繰出されたコイル材2の先端が上流の誘導装置
により誘導されて搬送機構10に達し、ストツパ78に
当接すると、前述のスレツデイングロールアーム57が
駆動機構によって矢符E1方向に角変位駆動され、スレ
ツデイングロール58とフイードロール53との間で挟
持される。この状態でフイードロール53をモータ52
で矢符B1方向に回転駆動すれば、コイル材2は確実に
下流の加工装置たとえばレベラ3に挿入されることとな
る。
またこのフレーム75には、始端が角変位自在に枢支さ
れ、エアシリンダ76にピン結合された矩形板状の押え
板77が、アンコイラ4の下方であって、しかもレベラ
3へ向けて搬送されるコイル材2の上方から臨んで配置
される.この押え板77は、コイル材2が極端に弯曲し
ていて矢符A4のように、弯曲板47とスレツデイング
ロール58との間に入り、所望の方向に行かないことを
防止するもので、その場合にはエアシリンダ76のロッ
ドを伸長して、押え板77を第1図の2点鎖線で示す位
1に移動させ、コイル材2の先端を強制的にスレッデイ
ングロール58の下方へ入れてやることを目的とした補
助装置である。
第9図は本実施例の供給装filを用いてコイル材2を
レベラ3へ搬送する手順を説明するフローチャートであ
る。ステップa1では、コイル材2をアンコイラ4へ装
着してコイル押え6を作動させて矢符C1方向に角変位
させ、コイル材2の外周面を押圧し、またコイルバンド
(図示せず)を切断するなどの準備作業が人手によって
行われる。
次にステツアa2で、エアシリンダ41のロッド42を
縮退させ、ガイドローラアーム38を矢符A2方向に軸
37を中心に角変位させ、ガイドローラ39をピンチロ
ーラ32から離間させる。
ステップa3では、エアシリンダ49のロツド50を伸
長させ、ガイドプレート44を第1図2点鎖線で示す位
置に設定する。ステップa4では、エアシリンダ54の
ロッド55を伸長させ、アーム57したがってスレッデ
イングロール58をフイードロール53から離間状態と
する。ステップa5では、エアシリンダ76を退縮させ
押え板77を第1図の実線で示される位置へ設定する。
ステップa6では、モータ16を駆動しコイル材2を第
1図矢符D1方向に回転駆動する。ステップa7では、
人手によりコイル材2の先端を相互に離間しているガイ
ドローラ39およびピンチローラ32の間に挿入する。
挿入が終わればステップa8へ移り、モータ16を停止
させ、アンコイラ4の回転動作を停止させる。続いてエ
アシリンダ41のロツド42を伸長させ、コイル材2を
ガイドローラ39とピンチローラ32とで挟持する。
ステップa9でピンチローラ32が回転駆動すると、そ
の回転速度に対応してコイル材2が繰出される。このと
きモータ16は停止しており、アンコイラ4の回転動作
はトルクリミツタ15における摩擦力に基づく巻取り方
向への力に抗して行われる.したがって繰出し機楕7に
より繰出されてくるコイル材2は、常に巻取り方向への
張力が作用することになり、従来技術の項で述べたよう
に、コイル材2が巻きほどかれる事態の発生を防止する
ことができる。
前記ピンチローラ32の回転に伴い、コイル材2は次第
に繰出され、固定ガイド34と可動ガイド36との間を
これらに搬送方向を規制されつつ進行し、案内機構8に
至る。案内機構8では、誘導板43と弯曲板47とによ
ってその搬送方向を規制され、コイル材2の巻きぐせ、
すなわち反りが比較的強い場合であっても、コイル材2
の先端は下流の搬送機[10へ案内され、不所望の方向
へ流れることを防止することができる。
ステップalOでは、コイル材2の先端がストツバ78
に当接したか否かが図示しないセンサなどによって検知
される。もしコイル材2の上反りがひどく、コイル材2
の先端がガイドローラ58の下を通ってストッパ78に
達しないときには、ステップalo−1で押え板77を
第1図の2点M線のように作動させてコイル材2の先端
をガイドローラ58の下を通ってストッパ78に達する
ように仕向ける。当接が検知されればステップa11に
移り、エアシリンダ54のロッド55が縮退して、アー
ム57したがってスレッデイングロール57が矢符E1
方向に角変位して、第8図示のようにフィードロール5
3との間でコイル材2を挟持する。ステップal2では
モータ52が始動され、モータ52の回転はワンウエイ
クラッチ51を介してフイードロール53に伝達され、
矢符B1方向に回転駆動される。
搬送機横10のフイードロール53は、モータ52によ
って単独に駆動されるなめ、レベラ3の動作やピンチロ
ーラ32の動作と独立に、たとえば断続的な供給動作を
行うことができ、使用性が格段に向上される。
またフイードロール53はワンウエイクラッチ51を介
してモータ52と連結されるため、スレツデイングロー
ル58との間で挟持されるコイル材2が逆戻り方向に力
が作用した場合であっても、矢符B2方向に逆転する事
態が防がれる.これにより、たとえばレベラ3内を通過
しているコイル材2が強制的に引戻されて傷が付くある
いは次のフイーダの送り乱れなどの不所望な事態を防ぐ
ことができる。
ステップal3では、コイル材2の先端がレベラ3内に
挿入したか否かが図示しないセンサにより検知され、検
知されるまでコイル材2はフィートロール53の駆動に
よりレベラ3側に供給される。ステップal3の判断が
肯定であればステップal4に移り、エアシリンダ49
のロツド50が縮退し、ガイドプレート44は第1図の
実線および破線で示される状態に復帰する。またシリン
ダ54のロツド55が仲長し、アーム57したがってス
レツデイングロール58はフイードロール53から離間
し、第1図の実線で示される位置に復帰する。また押え
板77もエアシリンダ76のロツドが退縮し第1図の実
線の位置に復帰する。
このような状態でガイドローラ74を経てコイル材2を
レベラ3に搬送する。コイル材2は第1図の実線で示さ
れる状態のガイドブレート44および押え板77と誘導
板43との間の貯溜空間でループを作りながら連続して
レベラ3に誘導される.以上のように本実施例では、ス
テップa1〜a7に示した一連の準備作業を人手によっ
て行うのみで、自動的にコイル材2の先端をレベラ3に
供給することができ、作業性と安全性とが向上される。
また各工程を自動で行わない場合でも、作業者がコイル
材2に直接触れる必要はなく、安全である。
本発明の加工装1はレベラ3に限るものではなく、具体
的構成例も前記実施例の説明の例示に限定されるもので
はない。
発明の効果 以上のように本発明に従えば、コイル材は第1固定案内
部材と第1可動案内部材との間で挟持されて案内される
。したがってコイル材の反りの程度にかかわらず、コイ
ル材の始端が不所望な方向に進行する事態が防がれる。
案内機構より前記搬送方向下流側では、コイル材は第2
固定案内部材とこれに近接/離反自在な第2可動案内部
材との間で挟持されて搬送駆動され、加工装置に導かれ
る。
これによりコイル材は人手を介さず、アンコイラから加
工装置へ案内され、人手の操作に伴う危険性が解消され
、また自動化されることにより使用性が格段に向上され
る。
さらに本発明の前記搬送機構は、コイル材を搬送駆動す
る駆動ローラを備え、駆動源により駆動部材が角変位動
作すると、略し字状の駆動部材の他端部に接続されてい
るスレツデイングロールが駆動ローラに近接してコイル
材を挟持する。スレツデーイングロールは、この状態で
コイル材の搬送方向と垂直で駆動ローラの軸線を含む仮
想平面よりも加工装置寄りにその軸線が位置するように
配置される。これによりコイル材の反りの程度にかかわ
らず、コイル材の始端を容易にかつ確実に加工装置へ案
内することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の供給装置1の構成を示す系
統図、第2図はアンコイラ4の構成を示す側面図、第3
図はトルクリミツタ15の構成を示す断面図、第4図は
繰出し機構7の分解斜視図、第5図はガイドプレート4
4の斜視図、第6図は搬送機構10の分解斜視図、第7
図はワンウエイクラッチ51の断面図、第8図は搬送機
構10の特徴を説明する側面図、第9図は供給装置1の
動作を説明するためのフローチャートである。 1・・・供給装置、2・・・コイル材、3・・・レベラ
、4・・・アンコイラ、7・・・繰出し機構、8・・・
案内機構、9 ・供給口、10・・・搬送機構、15・
・・トルクリミツタ、32・・・ピンチローラ、33・
・・ガイドローラ、34・・固定ガイド、36・・・可
動ガイド、38・・・ガイドローラアーム、43・・・
誘導板、44・・・ガイドプレート、51・・ワンウエ
イクラッチ、57・・・スレツデイングロールアーム、
58・・・スレツデイングロール、74・・ガイドロー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コイル材を、アンコイラから加工装置へ供給する
    供給装置において、 コイル材が装着され、駆動源との間にトルク減衰手段が
    設けられるアンコイラと、 アンコイラのコイル材繰出し位置より搬送方向下流側近
    傍に設けられ、コイル材を接離自在に挟持して繰出す繰
    出し機構と、 コイル材の搬送方向に沿つて繰出し機構より下流側であ
    つて、コイル材の下方に配置される第1固定案内部材と
    、第1固定案内部材に近接/離反自在に構成され、第1
    固定案内部材との間でコイル材を挟持して案内する第1
    可動案内部材とを含む案内機構と、 前記搬送方向に沿い、案内機構より下流側に配置される
    加工装置近傍であつて、コイル材の下方に設けられる第
    2固定案内部材と、第2固定案内部材に近接/離間自在
    に構成され、第2固定案内部材との間でコイル材を挟持
    して搬送駆動する第2可動案内部材とを備える搬送機構
    とを含むことを特徴とするコイル材の供給装置。
  2. (2)アンコイラに装着されているコイル材を加工装置
    に案内して搬送する搬送装置において、加工装置のコイ
    ル材供給口近傍に設けられ、コイル材の搬送方向と交差
    する方向の軸線を有して回転駆動される駆動ローラと、 一端が駆動源に結合され、予め定める回転中心位置のま
    わりに角変位駆動される略L字状の駆動部材と、 駆動部材の他端部に前記駆動ローラの軸線と平行な軸線
    まわりに回転自在に設けられるスレツデイングロールで
    あつて、駆動部材の角変位動作によつて駆動ローラへ近
    接している状態では、スレツデイングロールは、コイル
    材の搬送方向と垂直で駆動ローラの軸線を含む仮想平面
    よりも加工装置寄りにその軸線が位置するように配置さ
    れるそのようなスレッデイングロールとを含むことを特
    徴とするコイル材の搬送機構。
JP1008590A 1990-01-18 1990-01-18 コイル材の供給装置およびそれに用いられる搬送機構 Pending JPH03216442A (ja)

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