JP2505553B2 - ウェブ巻取装置 - Google Patents
ウェブ巻取装置Info
- Publication number
- JP2505553B2 JP2505553B2 JP63294744A JP29474488A JP2505553B2 JP 2505553 B2 JP2505553 B2 JP 2505553B2 JP 63294744 A JP63294744 A JP 63294744A JP 29474488 A JP29474488 A JP 29474488A JP 2505553 B2 JP2505553 B2 JP 2505553B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- roll
- drum
- core
- web
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/50—Auxiliary process performed during handling process
- B65H2301/51—Modifying a characteristic of handled material
- B65H2301/513—Modifying electric properties
- B65H2301/5133—Removing electrostatic charge
Landscapes
- Winding Of Webs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は製紙工場等で一般に用いられるウェブ巻取装
置、詳しくは巻取ロールが巻取ドラムの左右に形成され
るところのデュープレックスワインダと称するウェブ巻
取装置に関する。
置、詳しくは巻取ロールが巻取ドラムの左右に形成され
るところのデュープレックスワインダと称するウェブ巻
取装置に関する。
製紙工場で一般に用いられているウェブ巻取装置のう
ち、巻取ロールが巻取ドラムの左右に千鳥の平面配置を
なし、かつ、その重量の何割かを巻取ドラムにて支える
構成のデュープレックスワインダの概略について第５図
により説明すると、アンワインダ装置30上に前工程から
搬入された巻戻しロール31より繰り出されたウェブ32は
ペーパロール33を介して送られ、スリッタ34,35にて必
要な幅に裁断され、巻取ドラム10上にて隣り合うウェブ
32同志が左右に振り分けられる、巻芯36を中心にして巻
取られていき、巻取ロール08を形成する。
ち、巻取ロールが巻取ドラムの左右に千鳥の平面配置を
なし、かつ、その重量の何割かを巻取ドラムにて支える
構成のデュープレックスワインダの概略について第５図
により説明すると、アンワインダ装置30上に前工程から
搬入された巻戻しロール31より繰り出されたウェブ32は
ペーパロール33を介して送られ、スリッタ34,35にて必
要な幅に裁断され、巻取ドラム10上にて隣り合うウェブ
32同志が左右に振り分けられる、巻芯36を中心にして巻
取られていき、巻取ロール08を形成する。
上述の巻取工程を実現するためには、巻芯36を個々の
巻取ロール08の両側において支持する必要があるが、こ
の支持手段として実用されている従来例にはたとえば次
の第６図、第７図に示すものがある。即ち、第６図は西
独ヤーゲンベルグ社の実施している構成であり、巻芯支
持部04を巻取りスライダ37の斜面38上を移動可能となる
ように取付けられており、さらに巻取りスライダ37は単
独で長手方向（第６図の紙面に垂直方向）に移動可能に
トラバース材39に取付けられている。また、重量除荷装
置40が設けられており、巻取ドラム10上に加わる巻取ロ
ール08の重量を調整することができる。
巻取ロール08の両側において支持する必要があるが、こ
の支持手段として実用されている従来例にはたとえば次
の第６図、第７図に示すものがある。即ち、第６図は西
独ヤーゲンベルグ社の実施している構成であり、巻芯支
持部04を巻取りスライダ37の斜面38上を移動可能となる
ように取付けられており、さらに巻取りスライダ37は単
独で長手方向（第６図の紙面に垂直方向）に移動可能に
トラバース材39に取付けられている。また、重量除荷装
置40が設けられており、巻取ドラム10上に加わる巻取ロ
ール08の重量を調整することができる。
一方、第７図はフィンランド・ワルチラ社が行ってい
る方法であり、巻芯支持部04は支点41を中心に揺動可能
な支持アーム42に取付けられており、巻芯36の位置は巻
取ロール08が巻太るに従って円弧43上を移動する。また
支持アーム42はそり台44に取付けられており、単独に長
手方向即ち図の紙面と垂直方向へ移動可能となってい
る。さらにシリンダ45によって巻取ドラム10上に加わる
巻取ロール08の重量を調整することができる。
る方法であり、巻芯支持部04は支点41を中心に揺動可能
な支持アーム42に取付けられており、巻芯36の位置は巻
取ロール08が巻太るに従って円弧43上を移動する。また
支持アーム42はそり台44に取付けられており、単独に長
手方向即ち図の紙面と垂直方向へ移動可能となってい
る。さらにシリンダ45によって巻取ドラム10上に加わる
巻取ロール08の重量を調整することができる。
ヤーゲンベルグ社のものとワルチラ社のものを比べる
と、巻芯36の位置が直接移動するか、円弧状に移動する
かというところに両者の特徴が見られ、ワルチラ社（第
７図）の場合、巻取ロール08が巻太るに従がってその自
重のうち巻取ドラム10が支えるところの割合が減少して
いき巻取ロール08が大径になった時に発生するニップ圧
（巻取ロール08と巻取ドラム10との間に発生する接圧）
が過大となることを幾何学的に矯正できるという利点を
持つものの、接点11と巻取ドラム軸中心46とのなす角度
が刻々と変化するので、巻取ロール08が幅方向即ち、軸
方向に関して直径等が不均一な場合（第５図に示す構成
のデュープレックスワインダの場合、塗工等の加工が加
えられた紙を広い幅にわたって巻くことが多いので、特
に不均一になり易い。）、巻取ロール08の幅方向に関し
て接触角が不均一となってウェブにしわが入る等の問題
が生じることが考えられる。
と、巻芯36の位置が直接移動するか、円弧状に移動する
かというところに両者の特徴が見られ、ワルチラ社（第
７図）の場合、巻取ロール08が巻太るに従がってその自
重のうち巻取ドラム10が支えるところの割合が減少して
いき巻取ロール08が大径になった時に発生するニップ圧
（巻取ロール08と巻取ドラム10との間に発生する接圧）
が過大となることを幾何学的に矯正できるという利点を
持つものの、接点11と巻取ドラム軸中心46とのなす角度
が刻々と変化するので、巻取ロール08が幅方向即ち、軸
方向に関して直径等が不均一な場合（第５図に示す構成
のデュープレックスワインダの場合、塗工等の加工が加
えられた紙を広い幅にわたって巻くことが多いので、特
に不均一になり易い。）、巻取ロール08の幅方向に関し
て接触角が不均一となってウェブにしわが入る等の問題
が生じることが考えられる。
また、第５図に示すデュープレックスワインダにおい
て、広幅の巻取ロールを形成する場合、巻芯36を巻取ド
ラム10とは異なる駆動装置にて回転させ、適切な硬さを
持った巻取ロールを形成させる方法が、しばしば用いら
れる。
て、広幅の巻取ロールを形成する場合、巻芯36を巻取ド
ラム10とは異なる駆動装置にて回転させ、適切な硬さを
持った巻取ロールを形成させる方法が、しばしば用いら
れる。
上記従来のウェブ巻取装置には解決すべき次の課題が
あった。
あった。
（１）第６図に示す構成では巻芯支持部が吊下げられる
ため剛性不足となることを避けられず、巻芯支持部が振
動の影響を受けやすい。
ため剛性不足となることを避けられず、巻芯支持部が振
動の影響を受けやすい。
（２）第６図、第７図何れの構成においても巻芯支持部
の回転力伝達手段が複雑すぎる。
の回転力伝達手段が複雑すぎる。
（３）第７図に示す構成では巻取ドラムと巻取ロールと
の接点が、巻取ロールの巻太りに応じて変わり、巻取ロ
ールの直径等に軸方向で不均一な個所が発生し（即ち、
ウェブの緊張度にムラが生じる）巻きしわが生じやす
い。
の接点が、巻取ロールの巻太りに応じて変わり、巻取ロ
ールの直径等に軸方向で不均一な個所が発生し（即ち、
ウェブの緊張度にムラが生じる）巻きしわが生じやす
い。
本発明は上記問題点を解決するもので、その要旨とす
る手段は、ウェブの巻取ドラムと同巻取ドラムの軸心方
向に見て左右に対向配置されかつ巻取ドラムによって自
重の幾許かを支えられる巻取ロールとを備えたウェブ巻
取装置において、上記巻取ドラムの回転軸を含む任意の
平面内を巻取ドラムに対し遠近移動可能に設けられた上
記巻取ロールの巻芯支持部と、ベースプレート上に載置
されるとともに、上記巻芯支持部をその下方位置にて支
持し、上記ベースプレート上を上記巻取ドラムの軸心に
平行方向に移動可能にされた支持台と、同支持台を上記
ベースプレート上で移動せしめるとともに所定の位置で
ベースプレートに固定する支持台駆動手段とを具備して
なることを特徴とするウェブ巻取装置にある 〔作用〕 本発明は上記のように構成されるので次の作用を有す
る。
る手段は、ウェブの巻取ドラムと同巻取ドラムの軸心方
向に見て左右に対向配置されかつ巻取ドラムによって自
重の幾許かを支えられる巻取ロールとを備えたウェブ巻
取装置において、上記巻取ドラムの回転軸を含む任意の
平面内を巻取ドラムに対し遠近移動可能に設けられた上
記巻取ロールの巻芯支持部と、ベースプレート上に載置
されるとともに、上記巻芯支持部をその下方位置にて支
持し、上記ベースプレート上を上記巻取ドラムの軸心に
平行方向に移動可能にされた支持台と、同支持台を上記
ベースプレート上で移動せしめるとともに所定の位置で
ベースプレートに固定する支持台駆動手段とを具備して
なることを特徴とするウェブ巻取装置にある 〔作用〕 本発明は上記のように構成されるので次の作用を有す
る。
即ち、支持台が巻芯支持部より低い床面等の堅固な面
に取付けられていることにより、振動の発生に対して十
分な剛性が得られ、かつ巻取ロールの重量を支持すると
いう点においても有利である。
に取付けられていることにより、振動の発生に対して十
分な剛性が得られ、かつ巻取ロールの重量を支持すると
いう点においても有利である。
又、支持台を巻取ドラムの軸方向へ移動可能としたの
で一方の巻芯支持部と他方の巻芯支持部とで押圧し合
い、巻芯端面を接圧によって支持し、かつ、回転力を伝
達できる。又、巻芯支持部を巻取ドラムの回転軸を含む
任意の平面内で遠近移動可能としたので巻取ドラムと巻
取ロールとの接点が巻取ドラムに対して常に不変で、巻
取ロールのウェブの緊張度も一定に保たれる。この結
果、巻取ロールの直径が軸方向、何れの位置でも一定で
巻しわが生じない。
で一方の巻芯支持部と他方の巻芯支持部とで押圧し合
い、巻芯端面を接圧によって支持し、かつ、回転力を伝
達できる。又、巻芯支持部を巻取ドラムの回転軸を含む
任意の平面内で遠近移動可能としたので巻取ドラムと巻
取ロールとの接点が巻取ドラムに対して常に不変で、巻
取ロールのウェブの緊張度も一定に保たれる。この結
果、巻取ロールの直径が軸方向、何れの位置でも一定で
巻しわが生じない。
本発明の一実施例を第１図ないし第４図により説明す
る。第１図は本実施例のワインディングステーションの
側面概略図で、図において、後述する巻芯支持部04の支
持台であるワインディングステーション01は床面02に設
置されたプレート03の上に載っており、個別に長手方向
（第１図の紙面に垂直な方向）に、後述する電動機17、
ピニオン20、ラック21、エアシリンダ16、油圧シリンダ
18,25等からなる支持台駆動手段により可動となってい
る。巻芯支持部04はワインディングステーション01の斜
面05上を矢印06,07の方向へ移動可能であり、巻取時に
は巻取ロール08が巻太るに従って09の位置から矢印06の
方向へ移動するのであるが、この時巻取ロール08と巻取
ドラム10との接点11に発生する接圧（ニップ圧と呼ばれ
るもの。）が過大とならないように、ニップ圧を重量除
荷装置12によって低減させることができる。また巻芯支
持部04には巻芯を直接駆動するための電動機13が取り付
けてある。次にワインディングステーション01近傍を第
１図のII囲いの詳細図である第２図、および第２図のII
I矢視図であるところの第３図により説明すると、プレ
ート03上を摺動するところのワインディングステーショ
ン01はワインディングステーション本体14の部分とプレ
ート15の部分に分かれており、両者はエアシリンダ16に
より繋がっている。ワインディングステーションの本体
14が巻芯支持部を支える部分であり、一方15は１枚のプ
レートとなっており、このプレート15上に電動機17と油
圧シリンダ18が取付けてある。電動機17の回転軸19には
ピニオン20が付いており、プレート03に設置されている
ラック21と噛み合っている。したがって電動機17を駆動
することによりプレート15が矢印28,29方向へ移動し、
エアシリンダ16を介してワインディングステーション本
体14も移動する。ワインディングステーション本体14が
移動するということは、第４図で見るとワインディング
ステーション01が長手方向22へ移動するということであ
り、これによって任意の幅をもつ巻取ロール08を巻取る
ことが可能となる。なお摺動はワインディングステーシ
ョン本体14およびプレート15の下部に取付けられた摺動
材23がプレート03上をすべることにより、駆動力の低減
が図れる。巻取時には、ワインディングステーション01
がプレート03上に堅く固定されていなければならないと
ともに、巻芯部を直接駆動する際には十分なスラスト力
（長手方向への力）を発生させなければならないが、こ
れは油圧シリンダ18,25、エアシリンダ16、さらには電
動機17のブレーキ保持力により達成される。すなわち電
動機17を駆動して、巻取りを行うに適切な位置にプレー
ト15を移動させた後、油圧シリンダ18に引張力によりプ
レート03の面26と油圧シリンダ18の先端金具27との間に
摩擦力を発生させ、プレート15をプレート03上に固定す
る。次にエアシリンダ16に縮み側への圧力を加えること
によりワインディングステーション本体14に矢印28方向
への力を発生させ、巻芯端面と巻芯支持部の間に接圧を
発生させる。この状態で油圧シリンダ25へ油圧シリンダ
18と同様に引張力を発生させることによりワインディン
グステーション本体14をプレート03上に固定することが
できる。また巻芯を直接駆動するところの回転力を伝達
するために必要な巻芯端面と巻芯支持部との間の接圧は
場合によってはかなり大きな値となり、プレート15が矢
印19方向への力を受け、油圧シリンダ18によりプレート
15を固定する力が不十分になることも考えられる。この
場合、電動機17のブレーキ保持力により、プレート15が
矢印29方向へ移動することを妨げることができる。
る。第１図は本実施例のワインディングステーションの
側面概略図で、図において、後述する巻芯支持部04の支
持台であるワインディングステーション01は床面02に設
置されたプレート03の上に載っており、個別に長手方向
（第１図の紙面に垂直な方向）に、後述する電動機17、
ピニオン20、ラック21、エアシリンダ16、油圧シリンダ
18,25等からなる支持台駆動手段により可動となってい
る。巻芯支持部04はワインディングステーション01の斜
面05上を矢印06,07の方向へ移動可能であり、巻取時に
は巻取ロール08が巻太るに従って09の位置から矢印06の
方向へ移動するのであるが、この時巻取ロール08と巻取
ドラム10との接点11に発生する接圧（ニップ圧と呼ばれ
るもの。）が過大とならないように、ニップ圧を重量除
荷装置12によって低減させることができる。また巻芯支
持部04には巻芯を直接駆動するための電動機13が取り付
けてある。次にワインディングステーション01近傍を第
１図のII囲いの詳細図である第２図、および第２図のII
I矢視図であるところの第３図により説明すると、プレ
ート03上を摺動するところのワインディングステーショ
ン01はワインディングステーション本体14の部分とプレ
ート15の部分に分かれており、両者はエアシリンダ16に
より繋がっている。ワインディングステーションの本体
14が巻芯支持部を支える部分であり、一方15は１枚のプ
レートとなっており、このプレート15上に電動機17と油
圧シリンダ18が取付けてある。電動機17の回転軸19には
ピニオン20が付いており、プレート03に設置されている
ラック21と噛み合っている。したがって電動機17を駆動
することによりプレート15が矢印28,29方向へ移動し、
エアシリンダ16を介してワインディングステーション本
体14も移動する。ワインディングステーション本体14が
移動するということは、第４図で見るとワインディング
ステーション01が長手方向22へ移動するということであ
り、これによって任意の幅をもつ巻取ロール08を巻取る
ことが可能となる。なお摺動はワインディングステーシ
ョン本体14およびプレート15の下部に取付けられた摺動
材23がプレート03上をすべることにより、駆動力の低減
が図れる。巻取時には、ワインディングステーション01
がプレート03上に堅く固定されていなければならないと
ともに、巻芯部を直接駆動する際には十分なスラスト力
（長手方向への力）を発生させなければならないが、こ
れは油圧シリンダ18,25、エアシリンダ16、さらには電
動機17のブレーキ保持力により達成される。すなわち電
動機17を駆動して、巻取りを行うに適切な位置にプレー
ト15を移動させた後、油圧シリンダ18に引張力によりプ
レート03の面26と油圧シリンダ18の先端金具27との間に
摩擦力を発生させ、プレート15をプレート03上に固定す
る。次にエアシリンダ16に縮み側への圧力を加えること
によりワインディングステーション本体14に矢印28方向
への力を発生させ、巻芯端面と巻芯支持部の間に接圧を
発生させる。この状態で油圧シリンダ25へ油圧シリンダ
18と同様に引張力を発生させることによりワインディン
グステーション本体14をプレート03上に固定することが
できる。また巻芯を直接駆動するところの回転力を伝達
するために必要な巻芯端面と巻芯支持部との間の接圧は
場合によってはかなり大きな値となり、プレート15が矢
印19方向への力を受け、油圧シリンダ18によりプレート
15を固定する力が不十分になることも考えられる。この
場合、電動機17のブレーキ保持力により、プレート15が
矢印29方向へ移動することを妨げることができる。
以上の通り本実施例によれば巻芯支持部04を保持する
ワインディングステーション本体14が巻取ドラム10の軸
心方向に移動可能であると共にエアシリンダ16によっ
て、予め位置決めしたプレート15に対し縮退して、他方
の巻芯支持部04との間に巻芯を押圧し合うことによって
巻芯を容易に支持することができ、かつ、その状態で油
圧シリンダ18により先端金具27を引き上げて、面26との
摩擦力で強固に固定するので振動の影響を受けにくい巻
取装置が得られる。
ワインディングステーション本体14が巻取ドラム10の軸
心方向に移動可能であると共にエアシリンダ16によっ
て、予め位置決めしたプレート15に対し縮退して、他方
の巻芯支持部04との間に巻芯を押圧し合うことによって
巻芯を容易に支持することができ、かつ、その状態で油
圧シリンダ18により先端金具27を引き上げて、面26との
摩擦力で強固に固定するので振動の影響を受けにくい巻
取装置が得られる。
又、巻取ロール08は直線状の斜面05に沿って巻取ドラ
ム10のほぼ軸心から法線方向に遠近自在に移動できるの
で、巻太りによって遠ざかる場合でも巻取ドラム10との
接点11の位置は不変である。
ム10のほぼ軸心から法線方向に遠近自在に移動できるの
で、巻太りによって遠ざかる場合でも巻取ドラム10との
接点11の位置は不変である。
以上の結果、軸方向の何れの位置においてもバラツキ
のない緊張力と直径を保ったしわのない巻取ロールを得
ることができる。
のない緊張力と直径を保ったしわのない巻取ロールを得
ることができる。
本発明は上記のように構成されるので次の効果を有す
る。即ち、巻芯支持部を支持台にてその下方位置から支
持し、同支持台を支持台駆動手段によりベースプレート
上で移動あるいは任意の位置に固定可能とすることによ
り、巻芯支持部は巻取ドラムの軸心に平行方向に移動自
在かつ堅固に固定可能な支持台によって高剛性で支持す
ることができ、振動が少なく、またウェブの緊張度の一
定した巻きしわのない均一な径の巻取ロールを備えたウ
ェブ巻取装置を得ることができる
る。即ち、巻芯支持部を支持台にてその下方位置から支
持し、同支持台を支持台駆動手段によりベースプレート
上で移動あるいは任意の位置に固定可能とすることによ
り、巻芯支持部は巻取ドラムの軸心に平行方向に移動自
在かつ堅固に固定可能な支持台によって高剛性で支持す
ることができ、振動が少なく、またウェブの緊張度の一
定した巻きしわのない均一な径の巻取ロールを備えたウ
ェブ巻取装置を得ることができる
第１図は、本発明の一実施例に係るワインディングステ
ーションの概略側面図、第２図は、第１図のII囲いの部
分の詳細図、第３図は、第２図のIII矢視図、第４図
は、第１図の平面図、第５図は、一般のデュープレック
スワインダの斜視図、第６図は、従来のデュープレック
スワインダの第１例の側面図、第７図は、従来のデュー
プレックスワインダの第２例の側面図である。 01……ワインディングステーション、03……プレート、
04……巻芯支持部、05……斜面、08……巻取ロール、10
……巻取ドラム、14……ワインディングステーション本
体、15……プレート、16……エアシリンダ、17……電動
機、18……油圧シリンダ、20……ピニオン、21……ラッ
ク、23……摺動材、25……油圧シリンダ、26……面、27
……先端金具。
ーションの概略側面図、第２図は、第１図のII囲いの部
分の詳細図、第３図は、第２図のIII矢視図、第４図
は、第１図の平面図、第５図は、一般のデュープレック
スワインダの斜視図、第６図は、従来のデュープレック
スワインダの第１例の側面図、第７図は、従来のデュー
プレックスワインダの第２例の側面図である。 01……ワインディングステーション、03……プレート、
04……巻芯支持部、05……斜面、08……巻取ロール、10
……巻取ドラム、14……ワインディングステーション本
体、15……プレート、16……エアシリンダ、17……電動
機、18……油圧シリンダ、20……ピニオン、21……ラッ
ク、23……摺動材、25……油圧シリンダ、26……面、27
……先端金具。
Claims (1)
- 【請求項１】ウェブの巻取ドラムと同巻取ドラムの軸心
方向に見て左右に対向配置されかつ巻取ドラムによって
自重の幾許かを支えられる巻取ロールとを備えたウェブ
巻取装置において、上記巻取ドラムの回転軸を含む任意
の平面内を巻取ドラムに対し遠近移動可能に設けられた
上記巻取ロールの巻芯支持部と、ベースプレート上に載
置されるとともに、上記巻芯支持部をその下方位置にて
支持し、上記ベースプレート上を上記巻取ドラムの軸心
に平行方向に移動可能にされた支持台と、同支持台を上
記ベースプレート上で移動せしめるとともに所定の位置
でベースプレートに固定する支持台駆動手段とを具備し
てなることを特徴とするウェブ巻取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63294744A JP2505553B2 (ja) | 1988-11-24 | 1988-11-24 | ウェブ巻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63294744A JP2505553B2 (ja) | 1988-11-24 | 1988-11-24 | ウェブ巻取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02144358A JPH02144358A (ja) | 1990-06-04 |
| JP2505553B2 true JP2505553B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=17811745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63294744A Expired - Fee Related JP2505553B2 (ja) | 1988-11-24 | 1988-11-24 | ウェブ巻取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2505553B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10125192A1 (de) * | 2001-05-23 | 2002-11-28 | Voith Paper Patent Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur aktiven Schwingungsdämpfung bei Wickelmaschinen |
| FI123533B (fi) * | 2010-10-29 | 2013-06-28 | Metso Paper Inc | Laite kuiturainojen, erityisesti paperi- ja kartonkirainojen rullaamiseksi |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BR8201614A (pt) * | 1981-04-30 | 1983-02-08 | Jagenberg Werke Ag | Dispositivo para o enrolamento separado de secoes de material divididas longitudinalmente |
-
1988
- 1988-11-24 JP JP63294744A patent/JP2505553B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02144358A (ja) | 1990-06-04 |
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