JPH0729643A - コネクタの取付け構造 - Google Patents

コネクタの取付け構造

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JPH0729643A
JPH0729643A JP17450493A JP17450493A JPH0729643A JP H0729643 A JPH0729643 A JP H0729643A JP 17450493 A JP17450493 A JP 17450493A JP 17450493 A JP17450493 A JP 17450493A JP H0729643 A JPH0729643 A JP H0729643A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタ取付け部での省スペース化が可能
で、安定した取付け状態が得られるコネクタの取付け構
造の提供。 【構成】 プロテクタから立設された壁部71に、開口
35,37を有するスリット29,31を設け、このス
リット29,31に、コネクタ41の側壁43に突設さ
れた係合部45,47を挿入して係合させるコネクタ4
1の取付け構造であって、壁部71に、スリット29,
31両側の壁部23同士を連結すると共に、スリット2
9,31への係合部45,47の挿入を案内する連結部
73,75を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気接続箱やプロテク
タ等の被取付体へのコネクタの取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に、従来のコネクタの取付け構造の
一例として、実開平2−16584号公報に記載された
ものを示す。
【0003】この例は、被取付体としての電気接続箱1
のカバー3にコネクタ5を取付けるもので、電気接続箱
1のカバー3の側壁7には、左右対向した断面L字状の
コネクタ取付部9が突設され、コネクタ5の外壁11に
は、前記コネクタ取付部9に係合する断面L字状の係合
部13が突設されている。コネクタ5をカバー3に取付
けるには、コネクタ5の係合部13をカバー5のコネク
タ取付部9に係合させる。
【0004】かかる構造では、コネクタ取付部9と係合
部13とが共に突設されているため、取付け状態でカバ
ー3の側壁7とコネクタ5の外壁11との間に隙間が生
じてしまい、空間の有効活用を阻害して省スペース化を
妨げるおそれがあった。
【0005】また図6に、コネクタの取付け構造の他の
例を示す。
【0006】この例は、被取付体としてのプロテクタ
(図示外)から立設された壁部21にコネクタ41を取
付けるもので、壁部21は断面コ字状に形成され、コネ
クタ41の幅よりも僅かに広い幅を有する平板状の中間
壁部23と、中間壁部23の幅方向両端から同方向略垂
直に屈曲形成された二つの補強部25,27とを有して
いる。中間壁部23には二つのスリット29,31が所
定間隔をおいて形成され、中間壁部23の両スリット2
9,31の間に挟まれた部分がコネクタ支持部33とな
る。両スリット29,31は、壁部21の立設方向に沿
って並設され、それぞれ中間壁部23の上端に開口3
5,37を有している。コネクタ支持部33の幅方向略
中央には略矩形状の係止穴39が形成されている。
【0007】一方、コネクタ41の側壁43には、前記
開口35,37からスリット29,31に挿入されて該
スリット29,31に係合する係合部45,47が、ス
リット29,31に対応して二か所に突設されている。
両係合部45,47は、スリット29,31の溝幅より
も僅かに幅狭に形成された突状のレール部49,51
と、レール部49,51から側壁43に対し略平行に屈
曲形成され側壁43との間に所定の間隔を有する平行壁
部53,55と、側壁43から平行壁部53,55の上
端に向かって突設された位置決め部57,59と備えて
いる。コネクタ41の幅方向略中央には、上端が側壁4
3に接続固定された可撓性の係止アーム61が設けら
れ、係止アーム61の外面には係止突部63が突設され
ている。これらの係合部45,47及び係止アーム61
は、コネクタ41の側壁43に一体成形されている。な
お、壁部21のコネクタ支持部33の上端には、係合部
45,47の挿入及び係合を容易とする傾斜面33aが
形成されている。
【0008】コネクタ41を壁部21に取付けるには、
スリット29,31の開口35,37からコネクタ41
のレール部49,51を挿入し、コネクタ41を図中矢
印A方向に押圧する。これにより、レール部49,51
がスリット29,31内を移動し、平行壁部53,55
と側壁43との間にコネクタ支持部33が嵌入され、コ
ネクタ支持部33の上端が位置決め部57,59に当接
して、図7のように係合部45,47がスリット29,
31に係合した状態となる。そして、係合部45,47
の係合と共に、係止突部63が係止穴39に嵌合してロ
ックされ、コネクタ41の取付けが完了する。
【0009】このように、図6の構造ではスリット2
9,31に係合部45,47を係合するので、壁部21
の中間壁部23とコネクタ41の側壁43との間に隙間
が発生せず、省スペース化が可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図6のよう
なコネクタの取付け構造にあっては、図8のようにコネ
クタ41に対し壁部21側(図中B方向)に強い押圧力
が掛けられた場合、コネクタ支持部33が押圧方向に屈
曲変形してしまうおそれがあった。このような変形が生
じると、コネクタ支持部33が変形部分Cで折れ曲が
り、スリット29,31両側の側壁E,Fが変形して、
コネクタ41の取付け状態が安定しないおそれがあっ
た。
【0011】そこで本発明は、コネクタ取付け部での省
スペース化が可能で、安定した取付け状態が得られるコ
ネクタの取付け構造を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、被取付体の壁部に、開口を有するスリッ
トを設け、このスリットに、コネクタの側壁に突設され
た係合部を挿入して係合させるコネクタの取付け構造で
あって、前記壁部に、前記開口側のスリット両側の壁部
同士を連結すると共に、前記スリットへの前記係合部の
挿入を案内する連結部を設けた構成としてある。
【0013】
【作用】上記構成のコネクタの取付け構造によれば、ス
リットに係合したコネクタに対して壁部側に強い押圧力
が掛けられても、スリット両側の壁部同士が連結部を介
して相互に支持し合うので、前記押圧力によって壁部が
変形することがなく、安定した取付け状態を得ることが
できる。
【0014】また、連結部はスリットへの係合部の挿入
を案内するので、コネクタの取り付け作業性が向上す
る。
【0015】
【実施例】以下、プロテクタから立設された壁部へのコ
ネクタの取付け構造に本発明を適用した実施例を図1及
び図2に基づいて説明する。図1は本実施例のコネクタ
取付け前の状態を示す斜視図であり、図2はコネクタ取
付け後の状態を示す斜視図である。
【0016】本実施例の壁部71は図6の壁部21と次
の点で異なるもので、図6と同一の部分には同一の符号
を付してその説明を省略する。なお、コネクタ41は図
6のものと同一の構成である。
【0017】壁部71の上端には、開口35,37側で
スリット29,31両側の壁部71同士を連結するリブ
73,75(連結部)が壁部71と一体的に設けられて
いる。リブ73,75は枠体状であり、スリット29,
31両側の中間壁部23から立設された垂設部77,7
9と、垂設部77,79同士を架橋する架橋部81,8
3とを有している。垂設部77,79の間隔は、平行壁
部53,55の幅よりも僅かに広く形成され、また架橋
部81,83と中間壁部23との間隔は、コネクタ41
の平行壁部53,55の厚さよりも僅かに大きく形成さ
れている。これにより平行壁部53,55はリブ73,
75内を挿通可能となり、リブ73,75の内面85,
87は平行壁部53,55が挿通移動する際のガイドと
なる。すなわち、かかるリブ73,75によって係合部
45,47のスリット29,31への挿入が案内され
る。
【0018】本実施例によれば、コネクタ41を壁部7
1に取付ける場合に、リブ73,75の内面85,87
が平行壁部53,55の挿通移動をガイドするので、係
合部45,47の挿入性が向上し、コネクタ41の取付
け作業をより容易に行うことができる。
【0019】またコネクタ41は、スリット29,31
に係合部45,47を係合することにより取付けられる
ので、壁部21の中間壁部23とコネクタ41の側壁4
3との間に隙間が発生せず、省スペース化が可能であ
る。
【0020】そして、取付けられたコネクタ41に対し
壁部71側(図中B方向)に強い押圧力が掛けられた場
合でも、リブ73,75が開口35,37側でスリット
29,31両側の中間壁部43同士を連結しているた
め、連結された中間壁部43同士がリブ73,75を介
して相互に支持し合う。これにより、コネクタ支持部3
3の押圧方向への屈曲変形が阻止され、コネクタ41の
安定した取付け状態を確保することができる。
【0021】なお図3及び図4に示すように、リブ7
3,75の内面85,87の上端縁に傾斜面73a,7
5aを設けることにより、平行壁部53,55のリブ7
3,75内への挿通開始をより円滑に行うことができ、
係合部45,47のスリット29,31に対する挿入性
がさらに向上する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
係合部をスリットに係合するので省スペース化が可能で
あり、連結部がスリット両側の壁部同士を連結するので
安定した取付け状態を得ることができ、かつ連結部が係
合部の挿入を案内するのでコネクタの取付け作業性の向
上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるコネクタの取付け構
造の斜視図であり、コネクタの取付け前の状態を示して
いる。
【図2】図1のコネクタの取付け後の状態を示す斜視図
である。
【図3】図1のリブの他の態様を示す斜視図である。
【図4】図3を矢印X方向から視た平面図である。
【図5】従来のコネクタの取付け構造を示す斜視図であ
る。
【図6】従来の他のコネクタの取付け構造を示す斜視図
である。
【図7】図6のコネクタの取付け後の状態を示す斜視図
である。
【図8】図6のコネクタの取付け構造の問題点を示す斜
視図である。
【符号の説明】
29 スリット 31 スリット 35 開口 37 開口 41 コネクタ 43 側壁 45 係合部 47 係合部 71 壁部 73 リブ(連結部) 75 リブ(連結部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取付体の壁部に、開口を有するスリッ
    トを設け、このスリットに、コネクタの側壁に突設され
    た係合部を挿入して係合させるコネクタの取付け構造で
    あって、 前記壁部に、前記開口側のスリット両側の壁部同士を連
    結すると共に、前記スリットへの前記係合部の挿入を案
    内する連結部を設けたことを特徴とするコネクタの取付
    け構造。
JP17450493A 1993-07-14 1993-07-14 コネクタの取付け構造 Expired - Fee Related JP2943961B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8651382B2 (en) 2008-06-26 2014-02-18 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation Two-dimensional code reading device, two-dimensional code reading method, method of controlling manufacturing history information of member having substantially circular section orthogonal to the central axis thereof, and method of manufacturing the member using the control method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8651382B2 (en) 2008-06-26 2014-02-18 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation Two-dimensional code reading device, two-dimensional code reading method, method of controlling manufacturing history information of member having substantially circular section orthogonal to the central axis thereof, and method of manufacturing the member using the control method

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