JPH07296079A - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

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Publication number
JPH07296079A
JPH07296079A JP32083994A JP32083994A JPH07296079A JP H07296079 A JPH07296079 A JP H07296079A JP 32083994 A JP32083994 A JP 32083994A JP 32083994 A JP32083994 A JP 32083994A JP H07296079 A JPH07296079 A JP H07296079A
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JP
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voice
information processing
data
processing system
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Application number
JP32083994A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Kunimori
義彦 國森
Toshio Kamimura
俊夫 上村
Takao Iwatani
隆雄 岩谷
Tomoya Ozaki
友哉 尾崎
Tomohiro Ezaki
智宏 江崎
Michihiro Mese
道弘 目瀬
Teiji Kuwabara
禎司 桑原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画面にスケジュール表を表示でき、また、音
声メモができ、操作が簡単で、速やかに、かつ、正確に
予定内容を入力できる情報処理システムの提供。 【構成】 マイク18または網制御装置15により外部
からの音声を入力し、該音声をA/D変換器13、符号
化部12によりデジタル信号に変換し、該デジタル信号
に対応する識別子を生成する。該識別子を表示装置6上
のスケジュール表上に表示する。前記デジタル信号を前
記識別子と対応付けてメモリ2に格納する。前記表示さ
れた識別子を操作部11を介して外部から指示すること
により、この識別子と対応するデジタル信号を、CPU
1により前記メモリから抽出し、抽出されたデジタル信
号をD/A変換器によりアナログ信号に変換し、該アナ
ログ信号を音声としてスピーカ14または網制御装置1
5を介して外部へ出力できる。音声に代えてイメージを
同様に取扱うことも可能。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子計算機システムを
利用して、スケジュール管理、音声によるメモ等が行え
る情報処理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子計算機システムを利用し
たスケジュール管理装置が提案されており、その例とし
て、特開平4−264965号公報に述べられているも
のなどがある。これらのスケジュール管理装置は、電子
計算機システムを利用することで、会議などの予約が同
一時間に重複する事を防止したり、複数人のスケジュー
ルを即座に検索、確認できる等の特徴がある。
【0003】また、特開昭63−79445号公報に
は、録音したメッセージを必要な時に再生する機能を設
け、電話機の録音機能をスケジュール管理に利用できる
ようにする技術が記載されている。
【0004】さらに、特開平2−291018号公報に
は、音声情報をスケジュール管理対象情報とし、必要な
時点に電話回線を介して伝送する技術が記載されてい
る。
【0005】さらに、特開平5−46627号公報に
は、貯蔵されたメモ情報を適当な時期にユーザに知らせ
るメモ管理装置および方法に関する技術が記載されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、特開平4−26
4965号公報に述べられているものなどのスケジュー
ル管理装置では、スケジュールの検索、確認など管理の
面では、上述のように電子計算機システムを利用するこ
とで、非常に便利となる。ところが、電子計算機システ
ムを用いることで、以下の問題点が生じている。
【0007】すなわち、予定の書き込み、登録が、昔か
らある黒板などの予定表では、速やかに実行できるが、
電子計算機システムでは、一般に煩雑な手順を必要とす
る。例えば、一般に個人が予定を決める場合、電話を介
して、連絡を取り合うことが多いが、従来は、会話の最
中に、電子計算機システムのスケジュール管理装置の入
力装置(例えば、キーボード)に対する煩雑な操作が必
要であった。
【0008】また、特開昭63−79445号公報、特
開平2−291018号公報、特開平5−46627号
公報に記載されている技術によれば、スケジュール表を
表示装置の表示画面上に表示することが示されていな
い。
【0009】さらに個人が予定を決める場合として、F
AX受信により連絡を受けた事項に対し、行われる場合
もある。この場合も、FAXから出力された紙面を読取
り、電子計算機システムのスケジュール管理装置の入力
装置(例えば、キーボード)に対して入力操作を実施す
る等の煩雑な操作が必要であった。
【0010】この処理は、予定事項を通知する葉書、手
紙等を受け取った場合でも同様であった。
【0011】本発明の目的は、スケジュール表を表示装
置の表示画面上に表示することができ、また、予定の書
き込み、登録に要する操作性の向上を図ることができる
スケジュール管理機能を有する情報処理システムを提供
することである。
【0012】さらに、本発明の他の目的は、音声による
メモが簡単に行える音声メモ機能を備えた情報処理シス
テムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様によれば、ディスプレイ装置上
にスケジュール表を表示するスケジュール管理機能を備
えた情報処理システムにおいて、複数の日付に対応した
領域を有するスケジュール表を表示する表示装置と、音
声を入力する音声入力手段と、前記音声をデジタルデー
タに変換する変換手段と、該デジタルデータに変換され
た音声に対して識別子を付与する識別子付与手段と、前
記音声のデジタルデータをその識別子と対応づけて格納
する格納手段と、前記音声のデジタルデータに関連し
て、日付を入力する日付入力手段と、該日付入力手段に
より入力された日付に該当する前記スケジュール表内の
領域に、前記識別子に対応したシンボルを表示する表示
制御手段と、前記シンボルが表示された、前記スケジュ
ール表内の領域を指定するユーザの指示に応答して、当
該シンボルに対応する識別子が付与されたデジタルデー
タを音声に変換して出力する音声出力手段と、を備えた
情報処理システムが提供される。
【0014】また、本発明の第2の態様によれば、ディ
スプレイ装置上にスケジュール表を表示するスケジュー
ル管理機能を有する情報処理システムにおいて、複数の
日付に対応した領域を有するスケジュール表を表示する
表示装置と、画像をデジタルデータとして入力する画像
入力手段と、該デジタルデータに対して識別子を付与す
る識別子付与手段と、前記デジタルデータをその識別子
と対応づけて格納する格納手段と、前記デジタルデータ
に関連して、日付を入力する日付入力手段と、該日付入
力手段により入力された日付に該当する前記スケジュー
ル表内の領域に、前記識別子に対応したシンボルを表示
する表示制御手段と、前記シンボルが表示された、前記
スケジュール表内の領域を指定するユーザの指示に応答
して、当該シンボルに対応する識別子が付与されたデジ
タルデータを画像として前記表示装置上に表示させる検
索手段と、を備えた情報処理システムが提供される。
【0015】また、本発明の第3の態様によれば、通信
システムに接続されて、該通信システムを介して行なわ
れる相手装置との会話を記録する音声メモ機能を備えた
情報処理システムにおいて、指示およびデータのうち少
なくとも一方についてのユーザの操作を受け付ける操作
部と、当該情報処理システムにおいて音声を入力する音
声入力器と、通信システムを介して相手装置から送られ
る相手音声信号を受信するための受信装置と、前記音声
がアナログ信号である場合、当該音声をディジタルデー
タに変換するA/D変換器と、当該情報処理システムに
おいて入力された自音声のディジタルデータおよび相手
音声のディジタルデータに対して、それぞれ識別子を付
与する識別子付与手段と、前記各音声のディジタルデー
タをその識別子と対応付けて格納する格納手段と、前記
操作部を介して行なわれるユーザの識別子指示に応答し
て、対応する識別子が付与されたディジタルデータを格
納手段から読みだす手段と、読みだされたディジタルデ
ータをアナログデータに変換するD/A変換器と、アナ
ログデータを音に変換して出力する音声出力器とを備え
ることを特徴とする情報処理システムが提供される。
【0016】さらに、本発明の第4の態様によれば、移
動体通信を用いる通信システムに接続されて、該通信シ
ステムを介して行なわれる相手装置との会話を記録する
音声メモ機能を備えた情報処理システムにおいて、指示
およびデータのうち少なくとも一方についてのユーザの
操作を受け付ける操作部と、当該情報処理システムにお
いて音声を入力する音声入力器と、前記音声をディジタ
ルデータに変換するA/D変換器と、通信システムを介
して相手装置から送られる相手音声信号を受信して、相
手音声のディジタルデータを出力する受信装置と、当該
情報処理システムにおいて入力された自音声のディジタ
ルデータおよび相手音声のディジタルデータに対して、
それぞれ識別子を付与する識別子付与手段と、前記各音
声のディジタルデータを、その識別子と対応付けて格納
する格納手段と、前記操作部を介して行なわれるユーザ
の識別子指示に応答して、対応する識別子が付与された
ディジタルデータを格納手段から読みだす手段と、読み
だされたディジタルデータをアナログデータに変換する
D/A変換器と、アナログデータを音に変換して出力す
る音声出力器とを備えることを特徴とする情報処理シス
テムが提供される。
【0017】
【作用】本発明の動作において、外部からの音声を入力
し、該音声に対応する識別子を生成し、該識別子を表示
装置の表示画面上のスケジュール表上に表示する。
【0018】また、スケジュールを決める場合、電話を
介して行われることが多いことに着目し、電話の会話に
おける音声情報を予定の日時と連携させて、電子計算機
システムのスケジュール管理装置に入力でき、かつ、検
索および確認を可能とする。
【0019】これにより、スケジュール表を表示装置の
表示画面上に表示させ、従来のような入力装置への煩雑
な操作をする事なく、電話の会話の音声情報が直接活用
できるため、速やかに予定内容が入力可能となる。ま
た、会話の音声情報を直接入力するため、従来のよう
に、入力装置を操作する際に生じる間違いも防止でき、
正確な予定入力が可能となる長所も得られる。
【0020】本発明のシステムにおける音声の入出力
は、ユーザにより直接行われる場合と、通信システムを
介して行われる場合とが想定される。前者は、例えば、
マイクによる入力、および、ラウドスピーカによる出力
とがある。後者は、例えば、電話、移動体通信、衛星通
信等を用いて行うシステムが想定される。適用される通
信システムは、有線、無線を問わない。また、信号の伝
送方式の如何を問わない。さらに、送受器の形態を問わ
ない。
【0021】本発明の更に別の見地によれば、本システ
ムは、予定事項を入手する場合として、FAX受信出
力、もしくは、葉書、手紙等の紙面を介することがある
ことに着目し、FAX受信による画像データ、もしく
は、葉書、手紙等の紙面による画像情報の予定の日時と
連携させて、本システムのスケジュール管理システム
に、入力でき、かつ、検索および確認を可能とする手段
を設ける。
【0022】上記手段を設けることにより、従来のよう
な入力装置への煩雑な操作をする事なく、FAX受信に
よる画像データ、もしくは、葉書、手紙等の紙面による
画像情報が直接活用できるため、速やかに予定内容を入
力可能となる。また、FAX受信による画像データ、も
しくは、葉書、手紙等の紙面による画像情報を直接入力
するため、従来のように、入力装置を操作する際に生じ
る間違いも防止でき、正確な予定入力が可能となる長所
も得られる。
【0023】
【実施例】以下に、本実施例を説明する。図1は本発明
の第1の実施例に係る装置構成を示すブロック図であ
る。
【0024】図1で、1はCPU、2はメモリ(RA
M、ROM、及び、フラッシュメモリを含む)、3はロ
ーカルバス、4は表示用メモリ(以下、VRAM)、6
は例えば、液晶ディスプレイで構成される表示装置、5
は表示装置6の駆動回路、7はハードディスクドライブ
と制御回路(以下、HD)、8はフロッピーディスクド
ライブと制御回路(以下、FD)、9はCDROMドラ
イブと制御回路(以下、CD−ROM)、10は割込み
制御信号によって、CPU1に割込みをかける割込み制
御部、83は時間データを管理すると共に、ユーザ任意
指定の時刻に達した場合には、割込み制御10に割込み
制御信号を出力するタイマ管理部、11はボタンまたは
タブレットにて構成される入力装置等によるユーザの入
力等を取得し、図1の装置を操作する操作部である。
【0025】さらに、電話と同等の機能を提供するもの
として、15は網制御装置(以下、NCU)、18は音
声入力器であるマイク(マイクロホン)、17はD/A
変換器、16は復号化部、14は音声出力器であるラウ
ドスピーカ、13はA/D変換器、12は符号化部、3
3、34は切り替えスイッチ(以下、SW)、301は
擬似エコー発生部a、302は擬似エコー発生部b、3
03は音声検出器、304、305、306は加算器で
ある。なお、データの記録、読みだし装置として、図1
では、HD7、FD8、CD−ROM9が図示されてい
るが、必ずしも、3つとも全てが必須ではなく、以下に
述べる本発明が実現できる範囲で自由に選択などを行い
構成可能である。
【0026】なお、マイク18、ラウドスピーカ14お
よびその他の機器は、それぞれ必要に応じ、増幅器を内
蔵することができる。
【0027】NCU15は、通信システムを構成する電
話回線との接続の処理を行うもので、以下の5つの機能
等を有する。第1の機能は、電話がかかって来た場合の
呼出し検出を行い、バス3、または、割込み制御部10
に検出信号を送る機能である。
【0028】第2の機能は、バスからの制御信号により
フックスイッチの切り替えを行うものであり例えば、ユ
ーザが電話をかけるために受話器を上げたり、発呼ボタ
ンを押したりすると、操作部11がこれを検出し、バス
3を介してCPU1に検出信号を送り、CPU1は、バ
ス3を介してNCU15に本装置を電話回線と接続させ
る機能である(オフフック)。もしくは、通話終了後、
受話器を置くか終了ボタンを押すと、操作部11がこれ
を検出し、オフフック時と同様の仕組みで、NCU15
に本装置を電話回線から切断させる(オンフック)。
【0029】第3の機能は、“2線−4線変換”と呼ば
れ、外部からの2本の電話回線を送話、受話の計4本の
線に分ける処理を行い、送話器に出した自分の音声が、
自分の受話器に戻り聞こえる現象(以下、側音)を抑圧
する機能である。但し、話者の耳を塞ぐ形式の受話器で
は、通常の会話で空間伝搬によって、聞こえるはずの自
分の声が聞こえず、通話感覚がなくなるため、側音量を
適度な大きさに抑圧する機能を有する。
【0030】第4の機能は、“話中音検出”と呼ばれ、
電話をした場合に相手が通話中である場合に発生する話
中音の検出と、相手が電話を切った場合に発生する無音
を検出する機能である。
【0031】第5の機能は、“DTMF(Dual T
one Multiple Frequency)検
出”と呼ばれ、DTMF方式(多周波符号方式)による
多周波符号ダイアル信号音から、相手話者の指定した
0、1、2、3等の番号を検出する機能である。
【0032】図1に示す実施例では、情報処理システム
をスケジュール管理装置として用いる場合を示す。な
お、以下では、本実施例の情報処理システムをスケジュ
ール管理装置ということにする。本実施例では、予定を
決める場合等の電話の会話における音声情報を予定の日
時と連携させて、スケジュール管理装置に入力でき、か
つ、検索および確認を可能とする。図2〜8を用いて、
以下に説明する。
【0033】図2は、本実施例を、スケジュール管理装
置として使用する場合に表示される1カ月単位のカレン
ダーの画面、図3は、該図2の表示画面に対する各日付
けの領域とアドレスとを対応させたもの、図4は日付け
に対応させてスケジュール内容を登録するためのテーブ
ル類を説明する図、図5は、スケジュール内容を登録す
る場合のユーザの操作手順を示すフローチャート、図6
は、スケジュール内容を登録する場合の処理を示すフロ
ーチャート、図7は、予め登録されたスケジュール内容
を確認する場合の処理を示すフローチャート、図8は、
スケジュール内容を確認する場合に表示される画面を示
す図である。
【0034】以下に、これらの図1〜図8を用いて、ユ
ーザが電話の会話の内容をスケジュールとしてシステム
内に登録する場合の処理を説明する。図1で、ユーザが
スピーカ14とマイク18を用いた電話で通話中は、S
W33、34が通常、K側に接続される構成のため、N
CU15により、電話回線を介して、音声信号を送受信
できる。この通話中に相手からの受話内容、または、ユ
ーザ自身の話した内容をスケジュールの用件(以下、音
声メモ)として登録するために、受話内容、または、マ
イク18からのユーザの話した内容は、NCU15、S
W33からA/D13、符号化部12により、ディジタ
ル信号となり、バス3を介して、メモリ2、または、H
D7、FD8に格納される。
【0035】この場合のユーザの操作、データ処理の流
れを、図2の表示画面、図4のデータテーブル、図5、
6のフローチャートを用いながら説明する。
【0036】図2に、1カ月のスケジュールの画面と、
このスケジュールを管理するためのタッチキー群(下部
に設けられている)を示す。なお、タッチキーについて
の押下する操作は、そのキーが定義されている領域にタ
ッチすることを意味する。
【0037】音声メモを登録する場合、先ず、ユーザは
通話中に図2のタッチキーである“音声メモ”24を押
下した状態で、通話相手からの受話内容を受ける、また
は、ユーザがメモ事項を話す(図5の41)。この操作
を受け、図1の装置では、受話内容等のアナログ音声が
デジタル音声に変換され(図6の51)、該音声データ
に音声データIDを割当て、音声データを管理するため
のテーブル37(図4)に登録する(52)。図では、
「7月1日鶴亀殿10時ね」、「7月2日小泉桃子結婚
だって」、「8月7日今日子と平塚駅18時」の3件が
例示されている。
【0038】次に、音声メモをスケジュール管理装置に
登録したことを図2の表示画面に明示するためのマーク
または手書きメモ(シンボル)の表示をユーザが指定す
る。マーク表示を希望する場合、ユーザは、“マーク指
定”26を押下(42)し、マーク指定する(43)。
これにより、装置の操作部11で、“マーク指定”26
の押下検出時は、予め用意しているマークを表示エリア
23に一覧表示(54)する。次に、ユーザの指定に基
づき、指定されたマークデータに添付マークIDを割当
て、添付マークIDとマークデータとを対応させて、添
付マーク管理テーブル40(図4)に登録する(5
3)。図の例では、添付マークの例として、スペース、
ハート、イクスクラメーションを示している。
【0039】マークではなく、手書きデータの添付を希
望する場合、ユーザは、“手書きメモ”28を押下(4
4)し、手書きメモ入力をする(45)。これにより、
装置で、“手書きメモ”28の押下検出時は、表示エリ
ア23(図2左下部)、または、カレンダーの各日付の
領域に、手書き入力領域を表示(56)し、操作部11
を介して、取得されたユーザの手書きデータに添付マー
クIDを割当て、図4の手書きデータ管理テーブル39
に登録する(57)。図では手書きデータの例として、
「今日子との約束」、「宏美の誕生日」、「百恵に会
う」が示されている。
【0040】さらに、上記音声メモを登録する日時を設
定するため、ユーザは、日時指定のための対応するキー
(ボタン)を押下する(図5の46)。すなわち、“月
日指定”79および“時間指定”25を押下して、日時
を指定する(47)。この後、“終了”29を押下し
(48)、全登録を終える(49)。この日時の指定
は、直接キーボードから入力する他、表示画面上の対応
する日付けの領域をポイントすることにより行うことも
できる。
【0041】装置では、音声データIDと、添付マーク
ID、または、手書きデータIDを図4のスケジュール
データ管理テーブル36のユーザ指定日時に登録(図6
の58)後、登録が実施されたことをユーザに示すため
に、添付マーク、または、手書きデータを図2の該指定
日領域に表示(59)し、全登録処理を終了する(6
0)。
【0042】上記処理の具体例を以下に示す。例えば、
図4の音声データ管理テーブル37に例示したような
『7月1日に鶴亀殿10時ね』との相手からの電話によ
る受話内容をスケジュール管理装置に登録する場合を考
える。先ず、デジタル信号に変換された該音声データに
音声データIDのAD01が割当てられ、音声データを
管理するためのテーブル37に登録される。この音声デ
ータに対してハートマークを添付することをユーザが指
示した場合、ハートマークのデータに添付マークIDの
HTが割当てられ、図4の添付マークを管理するための
テーブル40に登録される。
【0043】該音声データをユーザ指定により、図2の
7月1日の欄に登録するには、図4のスケジュールデー
タ管理テーブル36の7月1日に対応する日付けの領域
アドレスA04の欄に添付マークIDであるHT、音声
データIDであるAD01が登録される。この登録完了
により、図2の表示画面上の7月1日の欄には、ハート
マークが添付される。
【0044】音声データに手書きメモの添付を希望する
場合は、図4に示したような手書きデータ、例えば“今
日子との約束”に添付マークIDのTM1を割当て後、
該テーブル39に登録される。次に、ユーザ指定による
図2の7月31日に該当する日付けの領域アドレスA4
6欄のスケジュールデータ管理テーブル36に添付マー
クIDであるTM1、音声データIDであるAD03が
登録される。この登録完了により、図2の表示画面上の
7月31日の欄には、手書きデータ“今日子との約束”
32が添付される。
【0045】なお、図4の38は、日付データを管理す
るためのテーブルであり、図3の日付けの領域A00〜
A46に各月毎に対応する日付、及び、属性(例えば、
宗教的な意味のある日、祝日など)が格納されるもので
ある。この日付データを管理するためのテーブル38
は、メモリ2内のROM、RAM、フラッシュメモリ、
または、HD7に格納されているデータを読み出すか、
FD8、CD−ROM9を用いて各々の記録媒体から読
み出すことで参照可能である。
【0046】前述の図4の各データを管理するテーブル
36、37、39、40が、メモリ2内のROM、RA
M、フラッシュメモリに格納されている場合は、各デー
タの識別子のIDには、例えば該データの先頭番地を用
い、HD7、FD8で用いる各々の記録媒体上にファイ
ルとして格納されている場合は、各ファイルの識別子の
IDには、ファイル名称を用いることができる。これ
は、図4の日付データを管理するためのテーブル38で
も同様である。また、添付マーク用のマークデータも、
図1のメモリ2内のROM、RAM、フラッシュメモリ
や、HD7に格納させたり、FD8、CD−ROM9で
用いる各々の記録媒体上にファイルとして格納させてお
き、必要時読み出すことで参照可能となる。このため、
添付マークは、ユーザが独自に希望するマークを作成し
たり、変形して、前述の格納領域に予め格納して、後
程、読みだし使用することもできる。
【0047】図3に示すように、1カ月単位の日付け
(一般のカレンダーに相当)での各日付け1日毎に割当
てた領域にアドレスを対応づけている。すなわち、第1
週目の日曜〜土曜は、A00〜A06が、第2週目の日
曜〜土曜は、A10〜A16が、第3週目の日曜〜土曜
は、A20〜A26が、第4週目の日曜〜土曜は、A3
0〜A36が、第5週目の日曜〜土曜は、A40〜A4
6が対応するものとする。
【0048】このA00〜A46の領域には、各日付け
とともに、音声メモ登録時に添付マーク、または、手書
きメモが表示される。また、表示画面20上にタブレッ
トを重ね、音声メモ登録時にユーザは表示された各日付
けを見て、登録希望日を指、ペン等で指定する。これを
操作部11により指定日のアドレス(A00〜A46)
を取得し、管理テーブル36に音声データ等を表示画面
と対応させ登録する場合に使用する。
【0049】なお、図3での対応アドレスを日付け1日
に対して複数用意することで、同一日に用意されたアド
レス数分複数の予定登録が可能となる。但し、図3で
は、単に説明を簡単とするために、各日付けに対し、1
つのアドレスを対応させている。これによって、本発明
の予定登録数を限定するものではない。
【0050】次に、スケジュール管理装置に登録された
内容を確認または検索する場合の処理について図1〜
4、及び図7、図8を用いて説明する。
【0051】図7は、登録内容を確認する場合のスケジ
ュール管理装置の処理の流れを示すフローチャート、図
8は、図2の“確認”27をユーザが押下したときに表
示される操作画面を示す図である。
【0052】ユーザが図2の“確認”27を押下するこ
とで、図7に示す処理が開始(61)され、ユーザに図
8の操作画面22が表示される。と同時に、SW33、
34をH側へ切り替える(62)。すなわち、通信時で
あっても、音声メモを通信相手に聞かれないようにす
る。図8の画面においてユーザの“月指定”73押下
後、ユーザから入力された確認希望月を受け、図4の日
付IDを元に、該当月の管理テーブル36を検索する。
この場合に図8の画面20に現在表示されている月が希
望月でない場合は、前述で検索した管理テーブル36に
基づき画面表示を希望月のものに変える(63)。該画
面表示を見て、ユーザが確認を希望する日付けの領域を
指、ペンなどの操作で指定すると、装置は、ダブレッ
ト、操作部11によって、該指定日のアドレスを認識
(64)し、管理テーブル36での該指定日時欄の検索
(65)により、音声データIDを読み出す(66)。
次に図4の管理テーブル37から、該音声データIDに
対応する音声データを読みだし、図1の復号化部16、
D/A変換器17により、アナログ音声メモに変換する
(67)。
【0053】ここで、電話で相手と通話中に、通話相手
に音声メモを聞かれたくない場合、ユーザは、図8の
“秘密”76を押下する。装置は、“秘密”76の押下
状態を判定(68)し、押下状態の時は、SW33、3
4をH側に切り替えて該音声メモをスピーカ14のみか
ら出力させ(70)、全処理を終了する(71)。すな
わち、電話回線へは音声メモを出力させない。なお前述
のように、確認27を押下した直後は、SW33、34
がH側に切り替わっているので、“秘密”76を押下し
なくとも秘密状態となっている。したがって“秘密”7
6は必ずしも必要ない。
【0054】音声メモを通話相手に聞かせたい場合は、
図8“公開”77を押下することで、SW33、34を
通常状態のK側に復帰させる(69)。これにより、該
音声メモをスピーカ14から出力させる(70)と共
に、NCU15を介して、電話回線に該音声メモが出力
され、通話相手にも聞かせることが可能となる。
【0055】図1の構成では、D/A変換出力のアナロ
グ音声信号がNCU15に入力されないようにするため
に、SW33、34の2つにより切り替え処理を行って
いるが、SWの個数を2つに限定するものではない。
【0056】また、SWを必ず設けなければならないも
のでもなく、D/A変換出力がNCU15に入力されな
いようにする手段を設け、通話相手に聞かせたくない場
合は、NCU15に入力されないように制御できれば、
実現手段は特に限定しない。
【0057】上記処理で、音声メモを聞いている時に、
中止したい場合は、図8の“中止”74を押下すること
で、図1の操作部11で“中止”74の押下検出し、割
込制御10によって、CPU1へ割込みをかけ、音声メ
モの出力を中止することができる。
【0058】また、音声メモの確認処理中に電話がかか
ってきた場合は、NCU15が呼出を検出し、割込制御
部10によって、CPU1に割込みをかけ、ユーザに対
し、表示画面20に表示することで知らせることができ
る。
【0059】さらに、既に登録済みの音声メモに対し、
音声メモ事項を追加したい場合は、図8の“追加”72
を押下することで可能となる。また、音声メモの確認関
連の処理を終了し、図2で示される通常モードに戻るに
は、“終了”75を押下する事で可能となる。もちろ
ん、これらの処理は、割込制御部10により、音声メモ
を聞いている最中でも起動可能である。
【0060】次に、登録した予定をユーザに対し、前も
って通知する機能について図2の“アラーム設定”78
により、説明する。
【0061】例えば、『7月1日に鶴亀殿10時ね』の
予定に対し、(1993年)6月30日の15時30分
に、ユーザに予め通知させる場合、音声メモ登録後、
“アラーム設定”78を押下する。次に、“月日指定”
79押下後、1993年6月30日を入力、“時間指
定”25押下後、15時30分を入力する。この操作に
より、スケジュール管理テーブルA36のアラームデー
タの欄に“19930630-1530”で表されるデータが設定さ
れる。
【0062】一方、図1でのタイマ管理部83は、周期
的に図4のスケジュール管理テーブルA36のアラーム
データの欄を参照し、現在の時刻が設定された時刻に一
致した場合は、警告音、または、図2の表示画面の該当
するシンボルの表示を点滅させる等により、ユーザに通
知する。
【0063】なお、アラームが不必要で設定を実施しな
い場合は、スケジュール管理テーブルA36のアラーム
データの欄は、“00000000-0000”が自動的に設定さ
れ、図1のタイマ管理部83による参照時、アラーム通
知処理を実行させないようにする。
【0064】また、アラーム設定を全く必要としない装
置の場合、図2では、“アラーム設定”78は不要であ
り、アラームデータ欄の無い図10に示すスケジュール
管理テーブルB82を使用するものとする。
【0065】なお、上記で、ユーザの操作は、図2の画
面上に操作用の押しボタンを設けることで操作入力可能
であるが、必ずしも、押しボタンスイッチに限定せず、
画面表示したものを、タブレットを用いて、ペン、また
は、指によって、選択入力する方式等でも実現可能であ
る。よって、表示画面20の表示内容も操作用に選択可
能とできる。
【0066】ところで、図1の実施例における電話は、
受話器を耳に当てて会話する一般の電話ではなく、装置
に組み込まれたスピーカ、マイクにより会話する形態
(以下、ハンズフリー電話と称する)である。図1のハ
ンズフリー電話で使用されている擬似エコー発生部a3
01、擬似エコー発生部b302の働きを説明する。
【0067】マイク18から入力された音声は、NCU
15からの反射によって、スピーカ14から出力される
ために、所謂エコーが発生することになる。このエコー
発生を防止するために、擬似エコー発生部a301で、
マイク18からの入力をもとに、NCU15からのエコ
ー成分を打ち消せる様に、擬似エコーを発生させる。該
擬似エコーを加算器305に入力することで、NCU1
5からのエコー成分は、打ち消されることになる。ま
た、加算器305の出力からの検出信号は、擬似エコー
発生部a301に帰還され、検出信号にエコー成分が含
まれない様に、擬似エコー発生部a301が制御され
る。
【0068】さらに、ハンズフリー電話では、スピーカ
14から出力された音声が、音響結合によって、再びマ
イク18に入力され発振現象(以下、ハウリングと称す
る)を生ずる場合がある。このハウリングを防止するた
めに、擬似エコー発生部b302で、スピーカ14から
の入力をもとに、マイク18が入力されたスピーカ14
の信号成分を打ち消せる様に、擬似エコーを発生させ
る。該擬似エコーを加算器306に入力することで、マ
イク18が取得したスピーカ14からの信号成分は、打
ち消されることになる。また、加算器306出力からの
検出信号は、擬似エコー発生部b302に帰還され、検
出信号にエコー成分が含まれない様に、擬似エコー発生
部b302が制御される。
【0069】また、音声検出器303は、電話の会話に
おいて相手が話している(受話信号有り)か、自分が話
している(送話信号有り)かを各々の信号成分の大きさ
を比較することで検出する。音声検出器303が、受話
信号有りを検出した場合は、該検出期間のみ、擬似エコ
ー発生部b302を加算器306出力から帰還された検
出信号に基づき制御されるようにする。同様に音声検出
器303が、送話信号有りを検出した場合は、該検出期
間のみ、擬似エコー発生部a301を加算器305出力
から帰還された検出信号に基づき制御されるようにす
る。
【0070】次に、図9に示すのは、ハンズフリー電話
ではなく一般の受話器を用いる電話に関する実施例であ
る。機能、操作法は、図1の実施例と全く同様であり、
異なるのは、ハンズフリー電話でないために、エコー、
ハウリング防止のための擬似エコー発生部a301、擬
似エコー発生部b302が構成上必ずしも必要でなくな
る点である。
【0071】次に、本発明のシステムをローカルエリア
ネットワーク(LAN)と接続して、電話だけでなく、
音声を用いた電子メールによって、スケジュールの予定
等を登録する場合の実施例について、図11〜15によ
り、説明する。
【0072】図11は、図1の実施例をLAN85に接
続するため、図1の実施例にネットワーク制御部84を
設けたものであり、その他の部分は、全て図1と同一で
ある。
【0073】図12は、図11のシステムにおいて追加
された、電話番号と電子メールの宛先アドレスを管理す
るテーブル111と、電話/メール管理テーブル111
の登録者に対し、順番に電話、または、電子メールを送
信するための送信順管理テーブル112とを示す。図1
3は、電話/メール管理テーブル111、送信順管理テ
ーブル112に登録、使用する場合の電話/メール管理
用の表示画面を説明する図である。この画面を選択する
ために“電話/メール管理”タッチキー127を図20
の基本メニュー画面に設ける。
【0074】先ず、電話番号を電話/メール管理テーブ
ル111に登録するには、図13の画面で、“電話番
号”106押下後、“登録”103を押下し、名前、電
話番号を指、ペン操作により入力することで行う。
【0075】メールアドレスを電話/メール管理テーブ
ル111(図12)に登録するには、同様に図13の画
面で、“メールアドレス”105押下後、“登録”10
3を押下し、名前、メールアドレスを指、ペン操作によ
り入力することで行う。ここで、電話/メール管理テー
ブル111は、図11でのメモリ2、HD7に格納され
るか、もしくは、FD8によって、フロッピーディスク
上に格納されるものとする。
【0076】ユーザが、電話をかける、または、電子メ
ールを送信する場合は、図13の画面上で、“電話番
号”106、または、“メールアドレス”105を押下
し、図13の表示エリア23に電話/メール管理テーブ
ル111を表示させる。この時、電話/メール管理テー
ブル111は、メモリ2、HD7、FD8から読み出さ
れることで、参照、表示可能となる。次に、表示エリア
23上の希望する相手の電話番号、または、メールアド
レスを指、ペン操作で指定することで、自動的に電話/
メール管理テーブル111内の該当データ(電話番号、
または、メールアドレス)を参照し、電話ならば、NC
U15を介して、電子メールならば、ネットワーク制御
84を介して、希望の相手に接続し、電話で会話する
か、電子メールを送信する。
【0077】上記電話/メール管理テーブル111は、
電話番号、および、メールアドレスの、予め記録されて
いるCD−ROMをCD−ROM9にて、読みだすこと
も可能である。
【0078】また、電話/メール管理テーブル111の
表示領域は、表示エリア23に限定するものでもなく、
表示画面20上の任意の領域に表示可能であり、電話、
または、電子メール送信の際に、ユーザが相手の電話番
号、または、メールアドレスを、該表示に従い、指、ペ
ン操作で指定するだけでよく、その都度、全部の桁を入
力不要とする点に特徴がある。
【0079】また、ユーザが希望する相手に電話をか
け、相手が不在の場合、“送信データ入力”132を押
下後、音声データ等の送信データを入力し、次に“電話
/メール切り替え”131を押下すると、電話/メール
管理テーブル111参照で希望する相手の電話番号か
ら、メールアドレスを検索後、自動的に希望する相手に
電子メールを送信する。
【0080】この処理の別の実現方法として、ユーザが
希望する相手に電話をかけ、相手が不在の場合、“電話
/メール切り替え”131を押下することで、音声メー
ル等の送信データ入力を装置が要求し、ユーザが音声デ
ータ等の送信データを入力すると、次に、電話/メール
管理テーブル111参照で希望する相手の電話番号か
ら、メールアドレスを検索後、自動的に希望する相手に
電子メールを送信する方法も可能である。
【0081】さらに、これらの処理を起動する“電話/
メール切り替え”131の押下を必要とせず、全ての操
作を装置がユーザに順次要求し、ユーザの対応に従い処
理する方法も実現可能である。よって、この場合、“電
話/メール切り替え”131は、不要となる。
【0082】ところで、ユーザが電話、または、電子メ
ール送信を複数の相手に順番に実施する場合がある。こ
の場合は、予め、図12の送信順管理テーブル112に
希望する送信相手を登録することで、電話、または、電
子メール送信の操作を簡単化できる。そのためには、先
ず、図13で、“送信順設定”104押下後、“電話番
号”106、または、“メールアドレス”105を押下
し、表示エリア23に電話/メール管理テーブル111
を表示させた後、指、ペン操作で送信順を設定し、送信
順管理テーブル112を作成する。
【0083】よって、送信時は送信順管理テーブル11
2を読みだし、表示エリア23に表示後、指、ペン操作
により、送信の起動をかけることで、送信順管理NO.
のK01、K02…の順に送信可能となる。但し、送信
順管理テーブル112に登録済みの相手で、場合によっ
て、送信不要者に対しては、図13の“アレンジデータ
入力”107を押下し、送信順管理テーブル112のア
レンジデータ欄の送信不要者のデータを“00”から
“01”に変更することで送信実施せず、次の順の相手
に対し、送信を行うことが可能となる。なお、前記アレ
ンジデータで、送信不要者に“01”を対応させ、送信
する相手には“00”を対応させたのは、単なる一例で
あり、送信要/不要の識別が可能であれば、他のデータ
値でもよい。
【0084】次に、日付け、時間を指定して、自動的に
電話をかけたり(音声データによる)、電子メール送信
を行う場合の実施例を説明する。図15において114
は、送信データを登録する送信データテーブルであり、
113は、送信データ管理テーブル114に登録された
送信データを日付け、時間を指定して、電子メール送信
を行うための送信管理テーブル113である。このテー
ブル113、114を用いる送信日時指定のための表示
画面を図14に示す。この画面を呼び出すためのタッチ
キー(図20の128)はメニュー画面に設けられる。
【0085】先ず、図14において、“送信データ入
力”97を押下し、音声データ等を入力し、送信データ
管理テーブル114に送信データを登録する。次に、図
14の“相手指定”95を押下し、電話/メール管理テ
ーブル111を表示エリア23に表示させた後、相手の
登録氏名を指定する。これにより、送信管理テーブル1
13の電話/メール管理IDの欄には、電話/メール管
理テーブル111での該当する相手の電話/メール管理
IDが登録される。さらに、図14の“月日指定”9
6、“時間指定”98を押下し、送信を希望する日時を
入力することで、送信管理テーブル113の送信月日デ
ータ、送信時間データの欄に各々のデータが登録され
る。なお、該送信登録の処理した事をユーザに明示する
ために図14の“マーク指定”99を押下し、添付マー
ク、または、手書きメモを入力すると、図15の送信管
理テーブル113の添付マークID欄に添付マーク、ま
たは、手書きメモ表示のための添付マークを管理する為
のテーブル40(図4)の添付マークIDが登録され
る。これにより、予定表の送信該当日にマーク、また
は、手書きメモ(例えば図14の87)が表示される。
【0086】上記送信データが音声データの場合、電話
による送信も可能となる。よって、この場合は、図14
の“電話/メール選択”101を押下し、送信管理テー
ブル113の電話/メール選択欄の電話送信希望者のデ
ータを“T”とする。これにより、電話送信と判定さ
れ、電話送信が実施される。なお、電話送信希望者に
“T”を対応させ、電子メール送信希望者に“M”を対
応させたのは、単なる一例であり、電話/電子メールの
識別が可能であれば、他のデータ値でもよい。
【0087】ここで、電話による送信について、図14
での“寛平電話”86の添付マーク(手書きメモ)があ
るものの登録を例に具体的に説明する。
【0088】先ず、図14において、“送信データ入
力”97を押下し、送信データ管理テーブル114の送
信データIDのBD01に送信データとして、音声デー
タ『コメディA いつやったら、行ける?』を登録す
る。次に、図14の“相手指定”95を押下し、電話/
メール管理テーブル111を表示エリア23に表示させ
た後、相手氏名として“吉本寛平”を指定する。これに
より、送信管理テーブル113のA13には、送信デー
タID欄に送信データ管理テーブル114の該当する送
信データを参照するための送信データIDのBD01が
登録されると共に、電話/メール管理IDの欄には、電
話/メール管理テーブル111での“吉本寛平”に該当
する電話/メール管理IDのDM03が登録される。さ
らに、図14の“月日指定”96を押下し、送信を希望
する月日の1993年7月7日を入力することで、送信
管理テーブル113の送信月日データ欄に、“1993
0707”が登録される。次に“時間指定”98を押下
し、送信を希望する時間の12時30分を入力すること
で、送信管理テーブル113の送信時間データの欄に
“1230”が登録される。さらに、電話による送信を
指定するために、図14の“電話/メール選択”101
を押下し、送信管理テーブル113の電話/メール選択
欄の電話送信希望者のデータを“T”とすることで電話
送信を行うことが可能となる。なお、該送信登録の処理
をユーザに明示するために図14の“マーク指定”99
を押下し、手書きメモ“寛平電話”を入力すると、送信
管理テーブル113の添付マークID欄に、手書きメモ
表示のための手書きデータを管理する為のテーブル39
の添付マークIDのTM69が登録される。これによ
り、予定表の送信該当日に、手書きメモ“寛平電話”8
6が表示される。
【0089】次に、図16のテーブルを追加することに
より、ユーザが不在時でも相手に電話を自動的にかけ、
相手のメッセージを受信し、記憶することが可能にな
る。
【0090】図14の“寛平電話”86については、送
信日時が登録済みであるためユーザが不在であっても、
自動的に相手の“吉本寛平”には、電話が指定時間にか
かり、送信データ『コメディA いつやったら、行ける
?』が伝えられる。相手の“吉本寛平”から、応答のメ
ッセージが返送された場合に、図16の受信データテー
ブル116においては、該応答メッセージを受信データ
として、登録できる。図16では、一例として『土曜や
ったら、毎週行けるで !!』を受信データIDのRD
01に登録している。このRD01は、“寛平電話”8
6登録時に図13の“メッセージ受信設定”109を押
下し、図16の送受信管理テーブル115の受信データ
ID欄に予め、設定しておいたものである。よって、こ
れらの仕組みにより、ユーザは不在であっても、相手か
らのメッセージを取得し、後程、確認することが可能と
なる。
【0091】さらに、図17のテーブルを追加すること
により、複数のユーザ宛に送られてきたメッセージを各
ユーザ毎の受信データとして、登録することができる。
図17において117は、ユーザの受信宛別の受信デー
タを管理するテーブルであり、118は受信宛名管理テ
ーブルを説明する図である。図18に、これらのテーブ
ルに関係する受信操作の表示画面を示す。この画面は図
20のキー129の操作により手動で開いても、あるい
は、データ受信時に自動的にシステムが開くようにして
もよい。
【0092】先ず、“八郎”不在時に“八郎”宛にかか
ってきた電話を第三者が受けた場合、電話を受けた第三
者は、図18の、“保存”89を押下することで、受信
宛別受信データ管理テーブル117に受信データを保存
登録後、“八郎”92を押下することで、図17の受信
宛別受信データ管理テーブル117での受信宛IDに、
受信宛名管理テーブル118の“八郎”に該当する受信
宛IDのRA01を登録する。この時、タイマ管理部8
3のタイマデータを参照し、受信宛別データ管理テーブ
ル117の受信月日、並びに、受信時間欄にも、受信日
時のデータが登録される。
【0093】前記処理により、後程、八郎は、図18の
“八郎”92を指、ペン操作により指定するだけで、受
信宛名管理テーブル118での表示アドレスA62から
RA01を参照後、受信宛別データ管理テーブル117
のRA01を検索し、自分宛のメッセージを確認する事
が可能となる。
【0094】また、受信宛別データ管理テーブル117
には、保存登録の日時まで登録済みであるため、後日、
メッセージを受けた本人が確認する時、必要ならば、保
存登録日時をもとに、検索することも容易に行えるメリ
ットがある。
【0095】なお、各ユーザ毎に受信データを保存登録
するためには、受信宛名管理テーブル118に、予め、
図19に示したような表示アドレスに対応させて、氏
名、受信宛IDを登録する必要がある。図18の各氏名
の表示は、受信宛名管理テーブル118を参照して、行
われる。
【0096】これらの仕組みにより、第三者は、代理で
不在の各ユーザ毎に受信データを保存登録する操作が容
易に実施可能となる。
【0097】以上、本発明における、各動作モードの選
択は、例えば、図20の基本メニュー画面から、指定可
能とできる。
【0098】図20で、“スケジュール登録”125押
下により、図2の表示画面となり、音声メモ等を登録す
る処理に遷移する。“スケジュール検索”126押下に
より、図8の表示画面となり、音声メモ等の登録された
予定の検索処理に遷移する。“電話/メール管理”12
7押下により、図13の表示画面となり、電話番号/電
子メールアドレスの登録等の処理に遷移する。“送信日
時指定”128押下により、図14の表示画面となり、
電話/電子メールの自動送信等の処理に遷移する。“受
信操作”129押下により、図18の表示画面となり、
第三者による不在ユーザに対する代理のメッセージ保存
登録、及び、本人によるメッセージ確認等の処理に遷移
する。
【0099】但し、図20の表示画面、及び、処理の遷
移は一例であり、これのみに限定されない。
【0100】また、本発明のNCU15では、DTMF
検出により、多周波符号ダイアル信号音から、相手話者
の指定した0、1、2、3等の番号を検出可能であるた
め、本発明のスケジュール管理データを遠隔地から、電
話回線を介して、確認することも可能となる。そのため
には、スケジュール管理データを確認する処理が操作可
能となるように、0、1、2等の番号に対して、処理の
起動、操作を割当てておく。これにより、ユーザは、遠
隔地からでも、電話回線を介して、0、1、2等の番号
等を多周波符号ダイアル信号音で送信し、装置を操作、
データの確認ができる。
【0101】次に、図21に示すのは、ハンズフリー電
話ではなく一般の受話器を用いる電話に関する実施例で
ある。機能、操作法は、図11の実施例と全く同様であ
り、異なるのは、ハンズフリー電話でないために、エコ
ー、ハウリング防止のための擬似エコー発生部a30
1、擬似エコー発生部b302が構成上必ずしも必要で
なくなる点である。
【0102】なお、図1、9、11、21での本実施例
は、スケジュール管理装置としてだけではなく、音声メ
モシステムも実現できる。すなわち、このシステムの音
声メモ機能を使用して、伝言板、留守番電話機能や、メ
モリ2に格納された電話番号データを指定することで自
動的に選択信号を発生する事(ダイアルする事)が実現
可能である。また、CD−ROM9、FD8、HD7に
格納されている音声、画像、テキストデータを表示画面
にて、参照することも可能である。なお、音声メモシス
テムは、スケジュール管理システムとは別個に構築する
ことができる。
【0103】次に、電話機を移動体通信等の携帯電話を
用いた場合の実施例について、説明する。図42は、図
1のNCU15の代わりに携帯電話310を用いたもの
である。
【0104】携帯電話310において、311はA/D
変換器t、312は符号化部t、313は送信用信号処
理回路、314は変調器、315は送信部、316は送
受分波器、317はアンテナ、318は受信部、319
は復調器、320は受信用信号処理回路、321は復号
化部t、322はD/A変換器である。ここで、A/D
変換器t311、符号化部t312、送信用信号処理回
路313、変調器314、送信部315、送受分波器3
16およびアンテナ317により、送受装置が構成され
る。また、アンテナ317、送受分波器316、受信部
318、復調器319、受信用信号処理回路320、復
号化部t321およびD/A変換器322により、受信
装置が構成される。
【0105】なお、送信用信号処理回路313、受信用
信号処理回路320は、CPU1とバス接続されている
為、メモリ2等の周辺装置との間で、相互にデータ受け
渡しを行ったり、CPU1の制御によって、処理が行わ
れる。
【0106】携帯電話部310の動作を説明する。
【0107】送話音声は、マイク18からA/D変換器
t311を経て、デジタル信号に変換され、符号化部t
312で、圧縮される。次に、送信用信号処理回路31
3に送られ、誤り訂正符号等を付加された後、デジタル
信号の送信フォーマットに変換されて変調器314に送
られる。但し、信号処理の方法によっては、誤り訂正符
号の追加は、必ずしも必要では無い。変調器314で
は、例えば、π/4シフトQPSK変調が行われる。変
調後、送信部315、送受分波器316を経て、アンテ
ナ317から送信波として空間に送出される。
【0108】一方、受信波は、アンテナ317で受信さ
れて、送受分波器316、受信部318を経て、復調器
319で検波され、ベースバンド信号に変換された後、
デジタル信号に復調される。その後、受信用信号処理回
路320で、受信データフォーマットからデータを抽出
し、誤り訂正処理を行う。但し、信号処理の方法によっ
ては、誤り訂正処理は、必ずしも必要では無い。その
後、復号化部t321で伸張され、D/A変換器t32
2でアナログ信号に変換後、スピーカ14から音声信号
として再生される。
【0109】これらの処理において、CPU1が制御を
行い、その制御のためのプログラム、データの格納、及
び、データ一時格納、制御処理のための作業領域はメモ
リ2に設けられる。また、携帯電話310に対する希望
操作入力も操作部11から入力可能であり、必要通知事
項等は表示装置6から、表示される。
【0110】音声メモの登録処理は、図1のシステムと
同様である為、説明を省略し、音声メモの確認処理につ
いて、説明する。
【0111】音声メモを確認する場合は、ユーザが図2
の確認27を押下後、ユーザの指定によって、確認を希
望する音声メモデータを検索、参照して出力処理を実行
する。その際、登録済みの受話音声データは、復号化部
16によって、伸張され、D/A変換器17でアナログ
音声にされ、加算器350、加算器305を経て、スピ
ーカ14から出力される。
【0112】上記音声メモ確認時、アンテナ317で実
際に受信、処理の後、D/A変換器322から出力され
た受話音声データは、加算器350で、前記D/A変換
器17からの出力と加算される。よって、確認指定した
上記音声メモと、その時受信した相手の受話音声は、同
時にスピーカ14から出力可能である。
【0113】また、音声メモ確認時、ユーザが図2の確
認27を押下すると同時に、SW533をOFF(切
断)する。これにより、D/A変換器17のアナログの
音声メモデータは、加算器304に入力されなくなるの
で、携帯電話310のA/D変換器t311に入力され
なくなる。すなわち、電話の会話等に、音声メモを会話
相手に聞かれないようにする。
【0114】但し、音声メモを会話相手に聞かせたい場
合は、図8の公開77を押下することで、SW533を
通常状態のON(接続)に復帰させる。これにより、該
音声メモを加算器350、加算器305を経て、スピー
カ14から出力させると共に、加算器304にも入力さ
れ、A/D変換器311t〜アンテナ317の処理が行
われる為、該音声メモもアンテナ317から出力され、
会話相手に、こちらの送話音声と一緒に聞かせることが
可能となる。
【0115】次に図43は、携帯電話であり、かつ、ハ
ンズフリー電話を用いた他の実施例である。図42と異
なるのは、A/D変換器t311、D/A変換器t32
2、符号化部t312、復号化部t321を本システム
のA/D変換器13、D/A変換器17、符号化部1
2、復号化部16と兼用化していることである。
【0116】ここで、信号の流れを説明する。
【0117】送話音声はマイク18からA/D変換器1
3を経て、デジタル信号に変換され、符号化部12で圧
縮される。次に、送信用信号処理回路313に送られ、
誤り訂正符号等を付加された後、デジタル信号の送信フ
ォーマットに変換されて変調器314に送られる。但
し、信号処理の方法によっては、誤り訂正符号の追加
は、必ずしも必要では無い。変調器314では、例え
ば、π/4シフトQPSK変調が行われる。その後、変
調された信号が、送信部315、送受分波器316を経
て、アンテナ317から送信波として空間に送出され
る。
【0118】一方、受信波はアンテナ317で受信され
て、送受分波器316、受信部318を経て、復調器3
19で検波されベースバンド信号に変換された後、デジ
タル信号に復調され、受信用信号処理回路320で、受
信データフォーマットからデータを抽出し、誤り訂正処
理を行う。但し、信号処理の方法によっては、誤り訂正
処理は、必ずしも必要では無い。その後、復号化部16
で伸張され、D/A変換器17でアナログ信号に変換
後、スピーカ14から音声信号として再生される。
【0119】音声メモを登録する場合に、ユーザが図2
のタッチキーである音声メモ24を押下した状態で、通
話相手からの受話内容を受ける。または、ユーザがメモ
事項を話すと、図43の装置では、以下の2種類の方法
で音声メモが作成される。
【0120】先ず、受話内容は、受信用信号処理回路3
20から出力されたデジタル音声データがバス接続のR
ECを経由して、該音声データに受話音声データIDを
割当て、図44に示す、受話音声データを管理するため
のテーブル637、及び、スケジュールデータ管理テー
ブルCの636に登録される。これらのテーブルは、例
えば、メモリ2上に設けられる。
【0121】一方、ユーザの話したメモ事項(相手に送
られる送話内容)の送話音声は、マイク18からA/D
変換器13を経て、デジタル信号に変換され、符号化部
12で、圧縮される。その後、該音声データは、それに
送話音声データIDが割当てられ、送話音声データを管
理するためのテーブル737、及び、スケジュールデー
タ管理テーブルCの636に登録される。
【0122】次に、既に登録済みの音声メモを確認する
場合は、ユーザが図2の確認27を押下後、ユーザの指
定によって、スケジュールデータ管理テーブルC63
6、受話音声データ管理テーブル637、送話音声デー
タ管理テーブル737を基にして、確認を希望する音声
メモデータを検索、参照して出力処理を実行する。その
際、受話音声データは、復号化部a327によって、伸
張され、一方、送話音声データは、復号化部b328に
よって、伸張された後、加算器326で加算される。そ
の後、加算器325、D/A変換器17を経て、アナロ
グ音声として、スピーカ14から出力される。
【0123】上記音声メモ確認時、実際に受信し、受信
用信号処理回路320から出力される受話音声データ
は、復号化部16で伸張後、加算器325で前記加算器
326からの出力と加算される。よって、確認指定した
上記音声メモと、その時受信した相手の受話音声は、同
時にスピーカ14から出力可能である。
【0124】前記図43の説明では、復号処理部が復号
化部325、復号化部a327、復号化部b328の3
系統を設けた構成となっている。しかし、本発明は、こ
の個数、構成に限定されるものではない。スイッチ切り
替え等により、復号処理部を削減する事も可能である。
但し、その場合、音声メモと実際に受信している相手か
らの受話音声が同時にスピーカ14から出力できなかっ
たり、音声メモが受話音声か、送話音声のどちらか一方
に限定される場合がある。
【0125】ところで、受話音声データ管理テーブル6
37、及び、送話音声データ管理テーブル737には、
図2の音声メモ24押下後、実際に受話音声データ、及
び、送話音声データが格納された時間を示すタイムコー
ドも記録される。該タイムコードは、図2の確認27押
下によって、音声メモをアナログ音声として、スピーカ
14から出力させて、確認する場合の受話音声データ、
及び、送話音声データ出力の同期を取るものである。該
タイムコードは、必須ではなく、図2の音声メモ24押
下後、受話音声データ、及び、送話音声データを同時に
常時登録してもよい。但し、例えば、送話音声データが
無い場合でも、無音の送話音声データが常時登録される
事になり、無意味なデータを登録するため、登録領域
(メモリ2、HD7、FD8等)の無駄使いとなる。つ
まり、該タイムコードは、受話音声データ、及び、送話
音声データの出力の同期を取るだけでなく、受話音声デ
ータ、及び、送話音声データ登録領域節約の働きもあ
る。
【0126】上記処理の具体例を図44を用いて説明す
る。例えば、電話で『7月1日に鶴亀殿10時ね』との
相手からの受話内容をスケジュール管理装置に登録する
場合、先ず、受信信号処理回路323出力のデジタル音
声データに受話音声データIDのRAD01が割当てら
れ、受話音声データを管理するためのテーブル637、
及び、スケジュールデータ管理テーブルCの636に登
録される。更に、ユーザが送話音声として、『うん、鶴
亀殿10時ね』と話した場合は、マイク18、A/D変
換器13、符号化部12を経て、送話音声データに、送
話音声データIDのTAD01が割当てられ、送話音声
データを管理するためのテーブル737、及び、スケジ
ュールデータ管理テーブルの636に登録される。
【0127】この音声メモを再びスピーカ14から出力
させて確認する場合、受話音声データ、及び、送話音声
データの各々のタイムコードの値(以下では、説明を簡
単とする為に秒単位とする)から、先ず、音声メモ24
押下後の無音期間の3秒経過後、受話音声データの『7
月1日に鶴亀殿10時ね』が出力される。次に、送話音
声データは、10秒後に『うん、鶴亀殿ね』が出力され
ることになる。但し、スピーカ14からは、受話音声デ
ータ、送話音声データが連続して出力されるため、あた
かも登録時の両者の会話が音声メモとして出力されるよ
うに聞こえる。もし、タイムコードを設けない場合は、
受話音声データ、及び、送話音声データが同時に出力処
理される為、受話音声データの『7月1日に鶴亀殿10
時ね』が出力されている期間も、送話音声データは、無
音データを出力している事になる。一方、送話音声デー
タの『うん、鶴亀殿10ね』が出力される期間、今度
は、受話音声データが無音データを出力する事になる。
なお、タイムコードの値は、ここでは、秒単位とした
が、受話音声データ、及び、送話音声データ出力の同期
がとれる時間データであれば、その値の単位は、特に限
定しない。
【0128】また、音声メモ確認時、ユーザが図2の確
認27を押下すると同時に、SW533をOFF(切
断)する。これにより、音声メモデータは、加算器32
4に入力されなくなるので、符号化部12、送信用信号
処理回路313〜アンテナ317の処理が行われない。
すなわち、通信時に、音声メモを通話相手に聞かれない
ようにする。
【0129】但し、音声メモを会話相手に聞かせたい場
合は、図8の公開77を押下することで、SW533を
通常状態のON(接続)に復帰させる。これにより、該
音声メモを加算器325、D/A変換器17を経て、ス
ピーカ14から出力させると共に、加算器324にも入
力され、符号化部12、送信用信号処理回路313〜ア
ンテナ317の処理が行われる為、該音声メモもアンテ
ナ317から出力され、会話相手に、こちらの送話音声
と一緒に聞かせることが可能となる。
【0130】ところで、図1、図42の実施例で使用す
る音声データ管理テーブル37の音声データは、説明を
簡単にする為に受話内容が登録されているが、これは、
音声データ管理テーブル37に登録できる音声データを
受話内容のみに限定するものではない。図43で受話音
声用に受話音声データ管理テーブル637、送話音声用
に送話音声データ管理テーブル737を設けているが、
図1、図42の実施例の構成によれば、受話音声データ
と送話音声データを別々に登録する必要は無く、音声デ
ータ管理テーブル37が管理する領域に受話音声デー
タ、送話音声データの両者を一緒に登録可能である。
【0131】なお、ハンズフリー電話であることによる
ハウリング防止用の擬似エコー発生部b302、及びそ
の周辺部の働きは、図1によるものと同様であるので、
説明は省略する。
【0132】図45、図46は、携帯電話としてハンズ
フリー電話ではなく、受話器を用いる型についての実施
例であり、操作、効果は、図42、図43と同様である
為、説明は省略する。
【0133】以上、本実施例によれば、従来のような入
力装置への煩瑣な操作をする事なく、画面表示したスケ
ジュール表を用いて、電話の会話、または、電子メール
の音声情報等が直接活用できるため、速やかに予定内容
を入力することが可能となる。また、会話、電子メール
の音声情報等を直接入力するので、従来のように、入力
装置を操作する際に生じる入力間違いも防止でき、正確
な予定入力が可能となる長所も得られる。
【0134】次に、他の実施例を説明する。図22は本
発明の他の実施例のブロック図である。この実施例は、
今まで説明してきた実施例における音声に代えて画像を
扱うものである。勿論、音声と画像の両方を扱えるよう
にすることも可能である。ここでは、説明簡略化のた
め、画像のみを扱うシステムを説明する。以下、先の実
施例の構成要素と同様のものには同じ参照符号を付して
ある。
【0135】先ず、図22で、前述のように1はCP
U、2はメモリ(RAM、ROM、及び、フラッシュメ
モリを含む)、3はローカルバス、4は表示メモリ(V
RAM)、6は例えば、液晶ディスプレイで構成される
表示装置、5は表示装置6の駆動回路、7はハードディ
スクドライブと制御回路(HD)、8はフロッピーディ
スクドライブと制御回路(FD)、9はCDROMドラ
イブと制御回路(CD−ROM)、10は割込み制御信
号によって、CPU1に割込みをかける割込み制御、8
3は時間データを管理すると共に、ユーザ任意指定の時
刻に達した場合には、割込み制御10に割込み制御信号
を出力するタイマ管理、11はボタン、または、タブレ
ットにて構成される入力装置等によるユーザの入力等を
取得し、図22の装置を操作する操作部である。
【0136】さらに、本実施例に含まれるのは、FAX
と同等の機能を提供するものであり、201は画像読取
り器、202は画像処理部、203は印字出力部、20
4はモデムである。
【0137】データの記録、読出し装置として、図22
では、HD7、FD8、CD−ROM9が図示されてい
るが、必ずしも、3つとも全てが必須ではなく、以下に
述べる本発明が実現できる範囲で自由に選択などを行い
構成可能である。
【0138】ここで、図23は、本実施例をスケジュー
ル管理装置として、使用する場合に表示される1カ月単
位の画面、図24は、該図23の表示画面に対する各日
付けの領域とアドレスとの対応関係を示すもの、図25
〜29は日付けに対応させてスケジュール内容を登録す
る際に用いられるテーブル類を説明する図、図30は、
スケジュール内容を登録する場合のユーザの操作手順を
示すフローチャート、図31は、スケジュール内容を登
録する場合のシステムの処理を示すフローチャート、図
32は、予め登録されたスケジュール内容を確認する場
合の処理を示すフローチャート、図33〜35、40
は、スケジュール内容を確認する場合に表示される画面
を示す図である。
【0139】以下に、ユーザがFAX受信による画像デ
ータ、もしくは、葉書、手紙等の紙面をスケジュールと
して登録する場合の処理を説明する。
【0140】図22で、電話回線からモデム204を介
して、FAXが受信した内容は、画像処理202の処理
を経て、バス3を介して、画像メモとして、メモリ2、
または、HD7、FD8に格納される。もしくは、葉
書、手紙等の紙面は、画像読取り器201によって、読
み込まれ、画像処理202の処理を経て、バス3を介し
て、画像メモとして、メモリ2、または、HD7、FD
8に格納される。
【0141】この場合のユーザの操作、データ処理の流
れは、図30、31及び図23、図25〜29で次のよ
うになる。
【0142】画像メモを登録する場合、FAX受信後で
は、ユーザは図23の画像メモ524を押下する。一
方、葉書、手紙等の紙面を読み込む場合は、葉書、手紙
等の紙面をセットし、“画像メモ”524を押下した状
態で、図23の“COPY”206を押下し、画像読取
り器201により、読み込む(図30の541)。
【0143】この操作を受け、図22の装置では、FA
Xの受信画像データ、もしくは、画像読取り器201に
よる葉書、手紙等の紙面を読み込んだデータを画像デー
タとし(図31の551)、該画像データに画像データ
IDを割当て、図26の画像データを管理するためのテ
ーブル537に登録し(552)、画像メモとする。
【0144】次に、該画像メモをスケジュール管理装置
に登録したことを図23の表示画面に明示するために、
図1の実施例と同様、マーク表示を希望する場合、ユー
ザは、“マーク指定”26を押下(図30の42)し、
マーク指定する(43)。これにより、装置の操作部1
1で、“マーク指定”26の押下検出時は、予め用意し
ているマークを表示エリア23に一覧表示(図31の5
4)する。
【0145】次に、ユーザの指定に基づき指定マークデ
ータに添付マークIDを割当て、図29の添付マークを
管理するためのテーブル40に登録する(図31の5
3)。この時、マークではなく、手書きデータの添付を
希望する場合、ユーザは、“手書きメモ”28を押下
(図30の44)し、手書きメモ入力をする(45)。
これにより、装置で、“手書きメモ”28の押下検出時
は、表示エリア23、または、図23での各日付の領域
に、手書き入力領域を表示(図31の56)し、操作部
11を介して、取得されたユーザの手書きデータに添付
マークIDを割当て、図28の手書きデータを管理する
ためのテーブル39に登録する(57)。
【0146】さらに、上記画像メモを登録する日時を設
定するため、ユーザは、“月日指定”79を押下して日
付を指定すると共に、“時間指定”25を押下(図30
の46)して時間を指定した(47)後、“終了”29
を押下(48)し、全登録を終える(49)。
【0147】装置では、画像データIDと添付マークI
D、または、手書きデータIDを図25のスケジュール
データ管理テーブル536のユーザ指定日時に登録(図
31の558)後、登録が実施されたことをユーザに示
すために、添付マーク、または、手書きデータを図23
の該指定日時領域に表示(59)し、全登録処理を終了
する(60)。
【0148】上記処理の具体例を以下に示す。例えば、
FAXで『結婚式の打ち合わせについて(鶴亀殿で7月
1日の10時に打ち合わせ)』と受信した画像情報をス
ケジュール管理装置に登録する場合、先ず、該画像デー
タに画像データIDのVD01が割当てられ、図26の
画像データを管理するためのテーブル537に登録され
る。この画像データにハートマークを添付する場合、ハ
ートマークのデータに添付マークIDのHTが割当てら
れ、図29の添付マークを管理するためのテーブル40
に登録される。
【0149】該画像データをユーザ指定により、図23
の7月1日に登録するには、該日付けの領域アドレスA
04欄のスケジュールデータ管理テーブル536に添付
マークIDのHT、画像データIDのVD01が登録さ
れる。この登録完了により、図23の7月1日には、ハ
ートマークが添付される。
【0150】画像データに手書きメモの添付を希望する
場合は、図28に示すように手書きデータ例えば、“今
日子との約束”に添付マークIDのTM1が割当て後、
該テーブル39に登録される。次に、ユーザ指定による
図23の7月31日に該当する日付けの領域アドレスA
46欄のスケジュールデータ管理テーブル536に添付
マークIDのTM1、画像データIDのVD03が登録
される。この登録完了により、図23の7月31日に
は、手書きデータ“今日子との約束”32が添付され
る。
【0151】また、葉書で『小泉桃子結婚式2次会の招
待状(ホテル竜宮で7月2日の16時)』を受け取った
場合に、該葉書をスケジュール管理装置に登録する場
合、先ず、画像読取り器201によって、読取られた葉
書の紙面である画像データに画像データIDのVD02
が割当てられ、図26の画像データを管理するためのテ
ーブル537に登録される。この画像データに“!”マ
ークを添付する場合、“!”マークのデータに添付マー
クIDのBKRが割当てられ、図29の添付マークを管
理するためのテーブル40に登録される。
【0152】該画像データをユーザ指定により、図23
の7月2日に登録するには、該日付けの領域アドレスA
05欄のスケジュールデータ管理テーブル536に添付
マークIDのBKR、画像データIDのVD02が登録
される。この登録完了により、図23の7月2日には、
!マークが添付される。
【0153】なお、図27は、日付データを管理するた
めのテーブル38を示し、図23の日付の領域A00〜
A46に各月毎に対応する日付、及び、属性が格納され
るものである。属性としては、例えば、祝日、宗教上ま
たは風習上特別の意味のある日、縁起のよい日、祝を避
けるべき日(忌避日)等がある。日付データを管理する
ためのテーブル38は、メモリ2内のROM、RAM、
フラッシュメモリ、または、HD7に格納されているデ
ータを読出すか、FD8、CD−ROM9を用いて各々
の記録媒体から読出すことで参照可能である。
【0154】前述の図25、26、28、29の各デー
タを管理するテーブル536、537、39、40が、
メモリ2内のROM、RAM、フラッシュメモリに格納
されている場合は、各データの識別子のIDには、該デ
ータの先頭番地を用い、HD7、FD8で用いる各々の
記録媒体上にファイルとして格納されている場合は、各
ファイルの識別子のIDには、ファイル名称を用いるこ
とができる。これは、図27の日付データの管理するた
めのテーブル38でも同様である。
【0155】また、添付マーク用のマークデータも、メ
モリ2内のROM、RAM、フラッシュメモリや、HD
7に格納させたり、FD8、CD−ROM9で用いる各
々の記録媒体上にファイルとして格納させておき、必要
時読出すことで参照可能となる。このため、添付マーク
は、ユーザが独自に希望するマークを作成したり、変形
して、前述の格納領域に予め格納して、後程、読出し使
用することもできる。
【0156】また、図24では、1カ月単位の日付け
(一般のカレンダーに相当)での各日付け1日毎に割当
てた領域に対応付けられたアドレスを示し、第1週目の
日曜〜土曜は、A00〜A06が、第2週目の日曜〜土
曜は、A10〜A16が、第3週目の日曜〜土曜は、A
20〜A26が、第4週目の日曜〜土曜は、A30〜3
6が、第5週目の日曜〜土曜は、A40〜46が対応す
るものとする。
【0157】このA00〜A46の領域には、各日付け
とともに、画像メモ登録時に添付マーク、または、手書
きメモが表示される。また、表示画面20上にタブレッ
トを重ね、画像メモ登録時にユーザは表示された各日付
けを見て、登録希望日を指、ペン等で指定する。これを
操作部11により指定日のアドレス(A00〜A46)
を取得し、管理テーブル536に画像データ等を表示画
面と対応させ登録する場合に使用する。
【0158】但し、前述したように図24での対応アド
レスを日付け1日に対して複数用意することで、同一日
に用意されたアドレス分複数の予定登録が可能となる。
【0159】図24では、単に説明を簡単とするため
に、各日付けに対し、1つのアドレスを対応させてお
り、これによって、本発明の予定登録数を限定するもの
ではない。
【0160】次に、スケジュール管理装置に登録された
内容を確認する場合の処理に付いて図22〜29、及
び、図32、33を用いて説明する。
【0161】図32は、登録内容を確認する場合のスケ
ジュール管理装置の処理の流れを示すフローチャート、
図33は、図23の“確認”27をユーザが押下したと
きに表示される操作画面を示す図である。
【0162】ユーザが図23の“確認”27を押下する
ことで、図32に示す処理が開始(3261,326
2)され、ユーザに図33の操作画面22が表示され
る。ユーザの“月指定”73押下後、ユーザから入力さ
れた確認希望月を受け、図25の日付IDを元に、該当
月の管理テーブル536を検索する。この場合に図33
の画面20に現在表示されている月が希望月でない場合
は、前述で検索した管理テーブル536に基づき画面表
示を希望月のものに変える(3263)。該画面表示を
見て、ユーザが確認を希望する日付けの領域を指、ペン
などの操作で指定、装置は、タブレット、操作部11に
よって、該指定日のアドレスを認識(3264)し、管
理テーブル536での該指定日時欄の検索(3265)
により、画像データIDを読出す(3266)。次に図
26の管理テーブル537から、該画像データIDに対
応する画像データを読出し、図23の表示制御部5に転
送する(3267)。その後、該画像データは、画像メ
モとして表示装置6にて表示される(3270)。
【0163】ここで、図34が7月1日にハートマーク
30で明示された予定の確認画面を表示したもので、子
画面207に、FAXで受信した『結婚式の打ち合わせ
について(鶴亀殿で7月1日の10時に打ち合わせ)』
の画像メモが表示されている。
【0164】なお、図41は、図34の他の表示方法で
あり、子画面207を表示せず、FAXで受信した『結
婚式の打ち合わせについて(鶴亀殿で7月1日の10時
に打ち合わせ)』の画像メモのみ209を表示したもの
である。
【0165】図35は7月2日に!マーク31で明示さ
れた予定の確認画面を表示したもので、子画面208
に、葉書で受け取った『小泉桃子結婚式2次会の招待状
(ホテル竜宮で7月2日の16時)』の紙面の画像メモ
が表示されている。
【0166】また、画像メモの確認処理中にFAXが送
られてきた場合は、モデム204がFAXが送られてき
た事を検出し、割込制御部10によって、CPU1に割
込みをかけ、ユーザに対し、表示画面20に表示するこ
とで知らせることができる。この場合、FAXの送信相
手には、通話中とすることもできる。“画像メモ確認
中”のメッセージを返すことで、送信相手には、画像メ
モ確認終了後、直ちにFAX送信可能となることが通知
できる。但し、送信相手の機種が多様であり、メッセー
ジの読み取りが相手に困難の場合もあること、FAX送
信相手と接続することで、通話料が送信相手に必要とな
ることもあり、通話中とすることが好ましい。
【0167】さらに、既に登録済みの画像メモに対し、
画像メモ事項を追加したい場合は、図33の“追加”7
2を押下することで可能となる。また、画像メモの確認
関連の処理を終了し、図23で示される通常モードに戻
るには、“復帰”575を押下する事で可能となる。も
ちろん、これらの処理は、割込制御部10により、画像
メモを確認している最中でも起動可能である。
【0168】次に、登録した予定をユーザに対し、前も
って通知する機能についれ図23の“アラーム設定”7
8と共に、説明する。
【0169】例えば、『結婚式の打ち合わせについて
(鶴亀殿で7月1日の10時に打ち合わせ)』の予定に
対し、(1993年)6月30日15時30分に、ユー
ザに予め通知させる場合、画像メモ登録後、“アラーム
設定”78を押下する。次に、“月日指定”79押下
後、1993年6月30日を入力、“時間指定”25押
下後、15時30分を入力する。この操作により、スケ
ジュール管理テーブルD536のアラームデータの欄に
“19930630-1530”で表せるデータが設定される。
【0170】一方、図22でのタイマ管理部83は、ス
ケジュール管理テーブルD536のアラームデータの欄
を参照し、設定された時刻に一致した場合は、警告音、
または、図23の表示画面の該当するシンボルの表示を
点滅させる等により、ユーザに通知させる。
【0171】なお、アラームが不必要で設定を実施しな
い場合は、スケジュール管理テーブルD536のアラー
ムデータの欄は、“00000000-0000”が自動的に設定さ
れ、タイマ管理部83が参照時、アラーム通知処理を実
行させないようにする。
【0172】また、アラーム設定を全く必要としない装
置の場合、図23では、アラーム設定78は不要であ
り、図25に示すスケジュール管理テーブルD536に
於いて、アラームデータ欄が不要である。
【0173】なお、上記で、ユーザの操作は、図23の
画面上に操作用の押しボタンを設けることで操作入力可
能であるが、必ずしも、押しボタンスイッチに限定せ
ず、画面表示したものを、タブレットを用いて、ペン、
または、指によって、選択入力する方式等でも実現可能
である。よって、表示画面20の表示内容も操作用に選
択可能とできる。
【0174】次に、本発明のシステムをローカルエリア
ネットワーク(LAN)と接続して、FAXだけでな
く、画像を用いた電子メールによって、スケジュールの
予定等を登録する場合の実施例について、図36〜40
により、説明する。
【0175】図36は、図22の実施例をLAN85に
接続するため、図22の実施例にネットワーク制御部8
4を設けたものであり、その他の部分は、全て図22と
同一である。
【0176】図37は、FAX番号と電子メールの宛先
アドレスを管理するテーブル511の説明図、図38
は、FAX/メール管理テーブル511の登録者に対
し、順番にFAX、または、電子メールを送信するため
の送信順管理テーブル512の説明図である。また、図
39は、FAX/メール管理テーブル511、送信順管
理テーブル512に登録、使用する場合の表示画面を説
明する図である。
【0177】先ず、FAX番号をFAX/メール管理テ
ーブル511に登録するには、図39で、“FAX番
号”506押下後、“登録”103を押下し、名前、F
AX番号を指、ペン操作により入力することで行う。
【0178】メールアドレスをFAX/メール管理テー
ブル511に登録するには、同様に図39で、“メール
アドレス”105押下後、“登録”103を押下し、名
前、メールアドレスを指、ペン操作により入力すること
で行う。ここで、FAX/メール管理テーブル511
は、図36でのメモリ2、HD7に格納されるか、もし
くは、FD8によって、フロッピーディスク上に格納さ
れるものとする。
【0179】ユーザが、FAXを送信する、または、電
子メールを送信する場合は、図39で、“FAX番号”
506、または、“メールアドレス”105を押下し、
図39の表示エリア23にFAX/メール管理テーブル
511を表示させる。この時、FAX/メール管理テー
ブル511は、メモリ2、HD7、FD8から読出され
ることで、参照、表示可能となる。次に、表示エリア2
3上の希望とする相手のFAX番号、または、メールア
ドレスを指、ペン操作で指定することで、自動的にFA
X/メール管理テーブル511内の該当データ(FAX
番号、または、メールアドレス)を参照し、FAXなら
ば、電話回線を介して、電子メールならば、ネットーク
制御部84を介して、希望の相手に接続し、FAX送信
するか、電子メールを送信する。
【0180】上記FAX/メール管理テーブル511
は、FAX番号、および、メールアドレスの、予め記録
されているCD−ROMをCD−ROM9にて、読みだ
す方法も可能である。
【0181】また、FAX/メール管理テーブル511
の表示領域は、表示エリア23に限定するものでもな
く、表示画面20上の任意の領域に表示可能であり、F
AX、または、電子メール送信の際に、ユーザが相手の
FAX番号、または、メールアドレスを、該表示に従
い、指、ペン操作で指定するだけでよく、その都度、全
部の桁を入力不要とする点に特徴がある。
【0182】また、FAX送信時に、通信不能等、不測
の事態等の為に、希望とする相手にFAXを送信できな
い場合、“FAX/メール選択”501を押下すると、
FAX/メール管理テーブル511参照で希望する相手
のFAX番号から、メールアドレスを検索後、自動的に
希望する相手に電子メールを送信する。
【0183】さらに、これらの処理を起動する“FAX
/メール選択”501の押下を必要とせず、全ての操作
を装置がユーザに順次要求し、ユーザの対応に従い処理
する方法も実現可能である。よって、この場合、“FA
X/メール選択”501は、不要となる。
【0184】ところで、ユーザがFAX、または、電子
メール送信を複数の相手に順番に実施する場合がある。
この場合は、予め、図38の送信順管理テーブル512
に希望する送信相手を登録することで、FAX、また
は、電子メール送信の操作を簡単化できる。
【0185】その為には、先ず、図39で、“送信順設
定”104押下後、FAX番号506、または、メール
アドレス105を押下し、表示エリア23にFAX/メ
ール管理テーブル511を表示させた後、指、ペン操作
で送信順を設定し、送信順管理テーブル512を作成す
る。
【0186】よって、送信時は送信順管理テーブル51
2を読出し、表示エリア23に表示後、指、ペン操作に
より、送信の起動をかけることで、送信順管理NO.の
K01、K02〜の順に送信可能となる。但し、送信順
管理テーブル512に登録済みの相手で、場合によっ
て、送信不要者に対しては、図39の“アレンジデータ
入力”107を押下し、送信順管理テーブル512のア
レンジデータ欄の送信不要者のデータを“00”から
“01”に変更することで送信実施せず、次の順の相手
に対し、送信を行うことが可能となる。なお、前述のと
おり前記アレンジデータで、送信不要者に“01”を対
応させ、送信する相手には“00”を対応させたのは、
単なる一例であり、送信要/不要の識別が可能であれ
ば、他のデータ値でもよい。
【0187】なお、上記では、画像メモの画像情報とし
て、FAX受信画像データ、もしくは、葉書、手紙等の
紙面を画像読取りで読込んだ画像データを使用している
が、電子メールで受信したデータも画像情報として使用
可能である。画像読取り器201をもたないシステムで
は図40に示すような基本表示画面を用いてもよい。
【0188】次に、FAX送受信を有線の電話回線を経
由して行うのではなく、移動体通信等の携帯電話を用い
た場合の実施例について、説明する。
【0189】図47は、モデム204を、移動体通信装
置と接続し、アナログ音声信号の形態で画像データ等の
送受信を行うものである。図47の実施例では、モデム
204が扱うアナログ音声データをそのまま使用する
為、図22のモデム204接続先を電話回線から、単に
アナログ音声信号の入出力端子を設けた移動体通信装置
330に変えるだけでよく、簡単に実現できる利点があ
る。
【0190】図48は、モデム204の代わりに回線接
続処理329を設けた事を特徴とする実施例である。回
線接続処理329は、画像データの送受信を行う相手装
置とFAXデータの規格、用紙サイズを確認する他、通
信手順を一致させる事で画像データの送受信を可能にす
る処理を行う。但し、回線接続処理329の入出力は、
デジタル信号の形態である為、通常の電話回線には接続
できない。しかし、デジタル信号の形態でデータ入出力
を可能とする移動体通信装置であれば、接続可能であ
り、モデム204の様に画像データをわざわざアナログ
音声信号に変換する必要がなくシステム構成が簡単にな
るのが利点である。
【0191】以上、本実施例によれば、従来のような入
力装置への煩雑な操作をすることなく、FAXの受信画
像情報、または、葉書、手紙等の紙面、電子メールの画
像情報等が直接活用できるため、速やかに予定内容を入
力可能となる。また、会話、電子メールの画像情報等を
直接入力するため、従来のように、入力装置を操作する
際に生じる入力間違いも防止でき、正確な予定入力が可
能となる長所も得られる。
【0192】以上では、通信システムとして、電話、移
動体通信、FAX等を用いて情報の授受を行う例を示し
た。しかし、本発明は、これらに限定されない。すなわ
ち、有線、無線を問わず、また、伝送の方式を問わず、
情報の授受が行える通信システムに適用できる。
【0193】
【発明の効果】本発明は、そのスケジュール管理機能に
よって、スケジュール表を表示装置の表示画面上に表示
することができ、また、予定の書き込み、登録に要する
操作性の向上を図ることができる。また、本発明は、そ
の音声メモ機能によって、音声によるメモが簡単に行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るシステム構成を示すブロ
ック図。
【図2】図1のシステムの表示画面上に表示されるカレ
ンダーの説明図。
【図3】図2のカレンダーの各日付けの領域とアドレス
との対応関係を示す説明図。
【図4】図1のシステムにおいて、用いられる、データ
の管理を行うテーブル類を示す説明図。
【図5】図1のシステムにおいて、スケジュール内容を
登録する際のユーザの操作手順を示すフローチャート。
【図6】図1のシステムにおいて、図5の操作に従っ
て、スケジュール内容を登録する際のシステムの処理の
流れを示すフローチャート。
【図7】図1のシステムに登録されたスケジュール内容
を確認する際のシステムの処理の流れを示すフローチャ
ート。
【図8】図7のスケジュール内容の確認(検索)の際の
表示画面を示す説明図。
【図9】図1のシステムのエコーキャンセル部を除いた
変形例を示すブロック図。
【図10】図4のテーブルの変形例の説明図。
【図11】図1のシステムにネットワーク制御部を追加
した変形例の説明図。
【図12】図11のシステムにおいて追加されるテーブ
ルを示す説明図。
【図13】図12のテーブルを用いる電話/メール管理
のための表示画面を示す説明図。
【図14】実施例における自動送信日時指定のための表
示画面を示す説明図。
【図15】図14の送信日時指定に用いるテーブルを示
す説明図。
【図16】実施例において、相手からのメッセージを自
動的に受信するためのテーブルを示す説明図。
【図17】実施例において、ユーザ毎に受信データの管
理を行うことができるテーブルを示す説明図。
【図18】図17のテーブルを用いる受信操作用の表示
画面を示す説明図。
【図19】図18の表示画面上の領域とアドレスとの対
応関係を示す説明図。
【図20】実施例における基本メニュー画面を示す説明
図。
【図21】一般の受話器を用いるシステムの実施例のブ
ロック図。
【図22】本発明の他の実施例のシステム構成を示すブ
ロック図。
【図23】図22のシステムの表示画面上に表示される
カレンダーを示す図。
【図24】図23のカレンダーの各日付けの領域とアド
レスとの対応関係を示す図。
【図25】図22のシステムにおいて用いられるスケジ
ュールデータ管理テーブルを示す図。
【図26】図25のスケジュールデータ管理テーブルと
ともに用いられるテーブルを示す図。
【図27】図25のスケジュールデータ管理テーブルと
ともに用いられる他のテーブルを示す図。
【図28】図25のスケジュールデータ管理テーブルと
ともに用いられる更に他のテーブルを示す図。
【図29】図25のスケジュールデータ管理テーブルと
ともに用いられる別のテーブルを示す図。
【図30】図22のシステムでのユーザ操作手順を示す
フローチャート。
【図31】図30のユーザ操作に従って行われるシステ
ム処理の流れを示すフローチャート。
【図32】図30のシステムにおける確認(検索)処理
の流れを示すフローチャート。
【図33】図32の確認処理の際に表示される操作画面
を示す図。
【図34】図32の確認処理による画像メモ確認時の画
像メモの一例を示す図。
【図35】図32の確認処理における画像メモ確認時の
他の画像メモの例を示す図。
【図36】図22のシステムのネットワーク制御部を追
加した変形例を説明する図。
【図37】図36のシステムにおいて用いるFAX/メ
ール管理テーブルを示す図。
【図38】図37のテーブルとともに用いる送信順管理
テーブルを示す図。
【図39】図36のシステムにおける表示画面を示す
図。
【図40】図22のシステムにおける他の表示画面を示
す図。
【図41】図34の表示画面の変形例を示す表示画面。
【図42】本発明の他の実施例のシステム構成を示すブ
ロック図。
【図43】本発明の他の実施例のシステム構成を示すブ
ロック図。
【図44】図43のシステムで音声データを格納する際
に使用するテーブルを示す説明図。
【図45】図42のシステムから受話器を使用する電話
に適応したシステム構成を示すブロック図。
【図46】図43のシステムから受話器を使用する電話
に適応したシステム構成を示すブロック図。
【図47】本発明の他の実施例のシステム構成を示すブ
ロック図。
【図48】本発明の他の実施例のシステム構成を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
1 CPU 2 メモリ 3 ローカルバス 4 表示用メモリ(VRAM) 5 表示制御 6 表示装置 7 ハードディスクドライブと制御回路(HD) 8 フロッピーディスクドライブと制御回路(FD) 9 CD−ROMドライブと制御回路(CD−RO
M) 10 割込制御 11 操作部 12 符号化 36 スケジュールデータ管理テーブル 37 画像データを管理する為のテーブル 38 日付けを管理する為のテーブル 39 手書きデータを管理する為のテーブル 40 添付マークを管理する為のテーブル 82 スケジュールデータ管理テーブルB 83 タイマ管理 84 ネットワーク制御 85 LAN 111 FAX/メール管理テーブル 112 送信順管理テーブル 201 画像読取り 202 画像処理 203 印字出力 204 モデム 301 擬似エコー発生部a 302 擬似エコー発生部b 303 音声検出器 304、305、306、350 加算器 533 スイッチ 310、323 携帯電話 311 A/D変換器t 312 符号化部t 313 送信用信号処理回路 314 変調器 315 送信部 316 送受分波器 317 アンテナ 318 受信部 319 復調器 320 受信用信号処理回路 321 復号化部t 322 D/A変換器t 329 回線接続処理 331、332 移動体通信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾崎 友哉 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 江崎 智宏 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 目瀬 道弘 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 桑原 禎司 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内

Claims (49)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイ装置上にスケジュール表を
    表示するスケジュール管理機能を備えた情報処理システ
    ムにおいて、 複数の日付に対応した領域を有するスケジュール表を表
    示する表示装置と、 音声を入力する音声入力手段と、 前記音声をデジタルデータに変換する変換手段と、 該デジタルデータに変換された音声に対して識別子を付
    与する識別子付与手段と、 前記音声のデジタルデータをその識別子と対応づけて格
    納する格納手段と、 前記音声のデジタルデータに関連して、日付を入力する
    日付入力手段と、 該日付入力手段により入力された日付に該当する前記ス
    ケジュール表内の領域に、前記識別子に対応したシンボ
    ルを表示する表示制御手段と、 前記シンボルが表示された、前記スケジュール表内の領
    域を指定するユーザの指示に応答して、当該シンボルに
    対応する識別子が付与されたデジタルデータを音声に変
    換して出力する音声出力手段と、 を備えた情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記音声入力手段は、 スケジュール管理機能を利用するユーザの音声を入力す
    る音声入力器と、 通信システムと接続され、該通信システムから音声信号
    を受信するネットワーク制御手段との少なくとも一方を
    含む請求項1記載の情報処理システム。
  3. 【請求項3】 前記シンボルとして、予め定めた複数の
    マークをユーザの選択に供する手段を有する請求項1記
    載の情報処理システム。
  4. 【請求項4】 前記シンボルとして、ユーザの手書きメ
    モを取り込む手段を有する請求項1記載の情報処理シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記音声の識別子に対応して、アラーム
    を発生する日付および時刻を入力して前記格納手段に格
    納する手段と、現在の日付および時刻と前記アラームを
    発生する日付および時刻と比較して、両者が一致したと
    き、アラームを発生するアラーム発生手段をさらに備え
    る請求項1記載の情報処理システム。
  6. 【請求項6】 前記アラーム発生手段は、当該音声の識
    別子に対応する前記シンボルの表示属性を変化させる請
    求項5記載の情報処理システム。
  7. 【請求項7】 前記音声出力手段は、 ラウドスピーカと、 通信システムと接続され、該通信システムへ音声信号を
    出力するネットワーク制御手段との少なくとも一方を有
    する請求項1または2記載の情報処理システム。
  8. 【請求項8】 前記音声出力手段は、 ラウドスピーカと、 通信システムと接続され、該通信システムへ音声信号を
    出力するネットワーク制御手段との両者を有する請求項
    7記載の情報処理システム。
  9. 【請求項9】 前記音声信号をラウドスピーカにのみ出
    力する秘密モードと、前記音声信号をラウドスピーカお
    よび通信システムの両者へ出力する公開モードとを切り
    替える手段をさらに備える請求項8記載の情報処理シス
    テム。
  10. 【請求項10】 通信システムに接続され、該通信シス
    テムを介して電子メールの送受信を行う第2のネットワ
    ーク制御手段をさらに備える請求項1記載の情報処理シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 複数のコミュニケーションの相手の名
    称と、その相手の電話番号および電子メールアドレスの
    少なくとも一方とを対応させて格納する手段と、 発信すべきディジタルデータを登録しておく手段と、 該格納手段に格納された複数の相手の名称を前記表示装
    置上に表示し、ユーザによる選択に供する手段と、 該ユーザによる選択に応答して、自動的に、選択された
    相手の電話番号および電子メールアドレスの一方を前記
    格納手段より取り出して、当該相手に対して電話の発呼
    および電子メールの発信の一方を行ない、前記登録され
    たディジタルデータを転送する手段とをさらに備える請
    求項10記載の情報処理システム。
  12. 【請求項12】 前記電話の発呼および電子メールの発
    信の一方を行う手段は、 まず、当該相手の電話番号を前記格納手段より取り出し
    て、当該相手に対して電話の発呼を行う手段と、 前記発呼に対して当該相手が不在である場合に、自動的
    に、前記格納手段より当該相手の電子メールアドレスを
    取り出して電子メールの発信を行う手段とを有する請求
    項11記載の情報処理システム。
  13. 【請求項13】 コミュニケーションする複数の相手の
    名称と、これに対応する電話番号および電子メールアド
    レスの少なくとも一方と、前記複数の相手のうち、送信
    するか否かを示す情報およびその送信順序を示す情報と
    を格納する手段と、 該格納された送信するか否かを示す情報および送信順序
    を示す情報をユーザの指示に応じて設定する手段と、 送信すべきディジタルデータを登録しておく手段と、 前記設定された送信順序に従って、送信すべき相手に順
    次、電話の発呼および電子メールの発信の一方を自動的
    に行い、前記登録されたディジタルデータを転送する手
    段と、 を備える請求項10記載の情報処理システム。
  14. 【請求項14】 コミュニケーションする複数の相手の
    名称と、それらの相手の電話番号および電子メールアド
    レスの少なくとも一方とを対応させて格納する手段と、 送信すべきディジタルデータを登録しておく手段と、 特定の相手に対する、電話の発呼および電子メールの発
    信の一方を行うべき日付および時間を指定する手段と、 該指定された日時に、自動的に、当該相手の電話番号お
    よび電子メールアドレスの一方を前記格納手段より取り
    出して、当該相手に対して電話の発呼および電子メール
    の発信の一方を行い、前記登録されたディジタルデータ
    の転送を行う手段と、 とを備える請求項10記載の情報処理システム。
  15. 【請求項15】 不在時に受信した相手からの音声に予
    め定めた識別信号を付与する手段を備え、 不在時に自動的に受信した音声を前記変換手段により変
    換したデジタルデータを当該識別信号とともに格納する
    手段と、 該格納された音声のディジタルデータを取り出して前記
    音声出力手段に出力する制御手段とをさらに備えた請求
    項14記載の情報処理システム。
  16. 【請求項16】 前記格納手段は、前記音声データおよ
    びその識別子とともに、当該音声を入力した時点の日付
    および時刻のデータを格納し、 前記音声データを、日付および時刻をキーとして検索す
    る手段をさらに備えた請求項1記載の情報処理システ
    ム。
  17. 【請求項17】 前記スケジュール管理機能を利用する
    複数のユーザが存在し、 その一人のユーザが他のユーザにかかってきた電話を受
    信したとき、そのユーザの識別子とともに受信した音声
    データを格納する手段と、 ユーザの識別子をキーに、前記格納された音声データを
    検索する手段とをさらに備える請求項8記載の情報処理
    システム。
  18. 【請求項18】 前記音声入力手段は、入力された音声
    情報がそのまま出力手段に出力されないようにするエコ
    ーキャンセル手段をさらに備える請求項1記載の情報処
    理システム。
  19. 【請求項19】 ディスプレイ装置上にスケジュール表
    を表示するスケジュール管理機能を有する情報処理シス
    テムにおいて、 複数の日付に対応した領域を有するスケジュール表を表
    示する表示装置と、 画像をデジタルデータとして入力する画像入力手段と、 該デジタルデータに対して識別子を付与する識別子付与
    手段と、 前記デジタルデータをその識別子と対応づけて格納する
    格納手段と、 前記デジタルデータに関連して、日付を入力する日付入
    力手段と、 該日付入力手段により入力された日付に該当する前記ス
    ケジュール表内の領域に、前記識別子に対応したシンボ
    ルを表示する表示制御手段と、 前記シンボルが表示された、前記スケジュール表内の領
    域を指定するユーザの指示に応答して、当該シンボルに
    対応する識別子が付与されたデジタルデータを画像とし
    て前記表示装置上に表示させる検索手段と、 を備えた情報処理システム。
  20. 【請求項20】 前記画像入力手段は、画像読み取り装
    置と、通信システムに接続され、該通信システムから画
    像信号を受信するファクシミリ装置との少なくとも一方
    を含む請求項19記載の情報処理システム。
  21. 【請求項21】 前記シンボルとして、予め定めた複数
    のマークをユーザの選択に供する手段を有する請求項1
    9記載の情報処理システム。
  22. 【請求項22】 前記シンボルとして、ユーザの手書き
    メモを取り込む手段を有する請求項19記載の情報処理
    システム。
  23. 【請求項23】 前記画像の識別子に対応して、アラー
    ムを発生する日付および時刻を入力して前記格納手段に
    格納する手段と、現在の日付および時刻と前記アラーム
    を発生する日付および時刻と比較して、両者が一致した
    とき、アラームを発生するアラーム発生手段をさらに備
    える請求項19記載の情報処理システム。
  24. 【請求項24】 前記アラーム発生手段は、当該画像の
    識別子に対応する前記シンボルの表示属性を変化させる
    請求項23記載の情報処理システム。
  25. 【請求項25】 通信システムに接続され、該通信シス
    テムを介して電子メールの送受信を行う第2のネットワ
    ーク制御手段と、他の通信システムに接続され、該通信
    システムを介して画像信号を送受信するファクシミリ装
    置とをさらに備える請求項19記載の情報処理システ
    ム。
  26. 【請求項26】 複数のコミュニケーションの相手の名
    称と、その相手のファクシミリ番号および電子メールア
    ドレスの少なくとも一方とを対応させて格納する手段
    と、 発信すべき画像データを登録しておく手段と、 該格納手段に格納された複数の相手の名称を前記表示装
    置上に表示し、ユーザによる選択に供する手段と、 該ユーザによる選択に応答して、自動的に、選択された
    相手のファクシミリ番号および電子メールアドレスの一
    方を前記格納手段より取り出して、当該相手に対してフ
    ァクシミリの発呼および電子メールの発信の一方を行な
    い、前記登録された画像データを転送する手段とをさら
    に備える請求項25記載の情報処理システム。
  27. 【請求項27】 前記ファクシミリの発呼および電子メ
    ールの発信の一方を行う手段は、 まず、当該相手のファクシミリ番号を前記格納手段より
    取り出して、当該相手に対してファクシミリの発呼を行
    う手段と、 前記発呼に対して当該相手が不在である場合に、自動的
    に、前記格納手段より当該相手の電子メールアドレスを
    取り出して電子メールの発信を行う手段とを有する請求
    項26記載の情報処理システム。
  28. 【請求項28】 複数のコミュニケーションの相手の名
    称と、これに対応するファクシミリ番号および電子メー
    ルアドレスの少なくとも一方と、前記複数の相手のう
    ち、送信するか否かを示す情報およびその送信順序を示
    す情報とを格納する手段と、 該格納された送信するか否かを示す情報および送信順序
    を示す情報をユーザの指示に応じて設定する手段と、 送信すべき画像データを登録しておく手段と、 前記設定された送信順序に従って、送信すべき相手に順
    次、ファクシミリの発呼および電子メールの発信の一方
    を自動的に行い、前記登録された画像データを転送する
    手段と、を備える請求項25記載の情報処理システム。
  29. 【請求項29】 前記格納手段は、前記画像データおよ
    びその識別子とともに、当該画像を入力した時点の日付
    および時刻のデータを格納し、 前記画像データを、日付および時刻をキーとして検索す
    る手段をさらに備えた請求項19記載の情報処理システ
    ム。
  30. 【請求項30】 前記画像を前記表示装置上に表示中
    に、外部よりファクシミリが送信されてきた場合、その
    旨をユーザに知らせる手段をさらに備える請求項19記
    載の情報処理システム。
  31. 【請求項31】 前記画像を前記表示装置上に表示中
    に、外部よりファクシミリが送信されてきた場合、通話
    中(ビジー)とする手段をさらに備える請求項19記載
    の情報処理システム。
  32. 【請求項32】 多周波符号ダイヤル信号から、相手が
    指定した番号を検出する手段と、 多周波符号ダイヤル信号から検出された番号が、スケジ
    ュール管理機能の、起動および操作を含む動作の指示に
    予め割り当てられた番号のいずれであるかを判定し、当
    該番号に割り当てられている動作を行なう手段とを備
    え、 いずれかの番号に割り当てられた動作には、メモリの内
    容を送信することが含まれることを特徴とする請求項1
    または19記載の情報処理システム。
  33. 【請求項33】 通信システムに接続されて、該通信シ
    ステムを介して行なわれる相手装置との会話を記録する
    音声メモ機能を備えた情報処理システムにおいて、 指示およびデータのうち少なくとも一方についてのユー
    ザの操作を受け付ける操作部と、 当該情報処理システムにおいて音声を入力する音声入力
    器と、 通信システムを介して相手装置から送られる相手音声信
    号を受信するための受信装置と、 前記音声がアナログ信号である場合、当該音声をディジ
    タルデータに変換するA/D変換器と、 当該情報処理システムにおいて入力された自音声のディ
    ジタルデータおよび相手音声のディジタルデータに対し
    て、それぞれ識別子を付与する識別子付与手段と、 前記各音声のディジタルデータをその識別子と対応付け
    て格納する格納手段と、 前記操作部を介して行なわれるユーザの識別子指示に応
    答して、対応する識別子が付与されたディジタルデータ
    を格納手段から読みだす手段と、 読みだされたディジタルデータをアナログデータに変換
    するD/A変換器と、 アナログデータを音に変換して出力する音声出力器とを
    備えることを特徴とする情報処理システム。
  34. 【請求項34】 前記格納手段は、上記音声入力器から
    入力された自音声と、相手音声とを分けて格納すること
    を特徴とする請求項33記載の情報処理システム。
  35. 【請求項35】 前記通信システムは、電話および移動
    体通信のいずれかを少なくとも用いるシステムである請
    求項34記載の情報処理システム。
  36. 【請求項36】 文字、記号および図形を含む画像の表
    示を行なうための表示装置と、 前記識別子と、文字、記号および図形のうち、少なくと
    もいずれかを含む画像で構成されるマークと対応付ける
    ための手段と、 対応付けが行なわれたマークを、前記表示装置の特定位
    置に表示するための手段とを備え、 前記ディジタルデータを格納手段から読みだす手段は、
    前記操作部を介してユーザから表示装置に表示されてい
    るマークについての指示を受けると、識別子とマークと
    を対応付ける手段により対応付けられた、当該マークに
    対応する識別子を検索し、この識別子が付されたディジ
    タルデータを格納手段から読みだすことを特徴とする請
    求項33記載の情報処理システム。
  37. 【請求項37】 前記音声信号を音声出力器にのみ出力
    する秘密モードと、前記音声信号を前記音声出力器およ
    び前記通信システムの両者へ出力する公開モードとを切
    り替える手段をさらに備える請求項33記載の情報処理
    システム。
  38. 【請求項38】 移動体通信を用いる通信システムに接
    続されて、該通信システムを介して行なわれる相手装置
    との会話を記録する音声メモ機能を備えた情報処理シス
    テムにおいて、 指示およびデータのうち少なくとも一方についてのユー
    ザの操作を受け付ける操作部と、 当該情報処理システムにおいて音声を入力する音声入力
    器と、 前記音声をディジタルデータに変換するA/D変換器
    と、 通信システムを介して相手装置から送られる相手音声信
    号を受信して、相手音声のディジタルデータを出力する
    受信装置と、 当該情報処理システムにおいて入力された自音声のディ
    ジタルデータおよび相手音声のディジタルデータに対し
    て、それぞれ識別子を付与する識別子付与手段と、 前記各音声のディジタルデータを、その識別子と対応付
    けて格納する格納手段と、 前記操作部を介して行なわれるユーザの識別子指示に応
    答して、対応する識別子が付与されたディジタルデータ
    を格納手段から読みだす手段と、 読みだされたディジタルデータをアナログデータに変換
    するD/A変換器と、 アナログデータを音に変換して出力する音声出力器とを
    備えることを特徴とする情報処理システム。
  39. 【請求項39】 ディジタルデータを圧縮処理するため
    の符号器と、格納手段から読みだされたディジタルデー
    タを伸張処理する復号器とをさらに備え、 前記符号器は、自音声のディジタルデータの圧縮処理を
    行ない、 前記識別子付与手段は、自音声については、符号器によ
    り圧縮処理されたディジタルデータについて識別子を付
    与し、相手音声のディジタルデータに対しては、そのま
    ま識別子を付与するものであり、 前記D/A変換器器は、復号器で伸張処理されたディジ
    タルデータをアナログデータに変換するものであること
    を特徴とする請求項38記載の情報処理システム。
  40. 【請求項40】 前記格納手段は、自音声のディジタル
    データと、相手音声のディジタルデータとを分けて格納
    し、 前記復号器は、格納済みの自音声のディジタルデータに
    ついて伸張処理するための第1復号器と、格納済みの相
    手音声のディジタルデータについて伸張処理するための
    第2復号器とを有することを特徴とする請求項39記載
    の情報処理システム。
  41. 【請求項41】 前記第1復号器の出力と第2復号器の
    出力とを加算する加算器をさらに備える請求項40記載
    の情報処理システム。
  42. 【請求項42】 前記A/D変換器の出力、前記第1復
    号器の出力、および、第2復号器の出力を加算する加算
    器と、 圧縮されたディジタルデータを通信システムを介して相
    手装置に送るための送信装置とをさらに備え、 前記符号器は、加算されたディジタルデータの圧縮処理
    をさらに行なうことを特徴とする請求項40記載の情報
    処理システム。
  43. 【請求項43】 複数のディジタルデータを加算するた
    めの加算器をさらに備え、 前記復号器は、前記受信装置から出力される相手音声の
    ディジタルデータを伸張処理するための第3復号器をさ
    らに有し、 前記加算器は、この第3復号器の出力、前記第1復号器
    の出力、および、前記第2復号器の出力を加算すること
    を特徴とする請求項40記載の情報処理システム。
  44. 【請求項44】 文字、記号および図形を含む画像の表
    示を行なうための表示装置と、 前記識別子と、文字、記号および図形のうち、少なくと
    もいずれかを含む画像で構成されるマークと対応付ける
    ための手段と、 対応付けが行なわれたマークを、前記表示装置の特定位
    置に表示するための手段とを備え、 前記ディジタルデータを格納手段から読みだす手段は、
    前記操作部を介してユーザから表示装置に表示されてい
    るマークについての指示を受けると、識別子とマークと
    を対応付ける手段により対応付けられた、当該マークに
    対応する識別子を検索し、この識別子が付されたディジ
    タルデータを格納手段から読みだすことを特徴とする請
    求項38記載の情報処理システム。
  45. 【請求項45】 前記音声信号を音声出力器にのみ出力
    する秘密モードと、前記音声信号を前記音声出力器およ
    び前記通信システムの両者へ出力する公開モードとを切
    り替える手段をさらに備える請求項38記載の情報処理
    システム。
  46. 【請求項46】 前記シンボルに対するユーザの指示に
    応答して、音声出力手段が当該シンボルに対する識別子
    が付与されたデジタルデータを音声に変換後、そのデー
    タを出力中に、通信システムを介して他装置からの接続
    要求を受信した場合、その旨ユーザに知らせる手段をさ
    らに備える請求項2記載の情報処理システム。
  47. 【請求項47】 前記識別子に対するユーザの指示に応
    答して、音声出力器が当該識別子に対するデジタルデー
    タを音声に変換後、そのデータを出力中に、通信システ
    ムを介して他装置からの接続要求を受信した場合、その
    旨ユーザに知らせる手段をさらに備える請求項33また
    は38記載の情報処理システム。
  48. 【請求項48】 前記シンボルに対するユーザの指示に
    応答して、音声出力手段が当該シンボルに対する識別子
    が付与されたデジタルデータを音声に変換後、そのデー
    タを出力中に、通信システムを介して他装置からの接続
    要求を受信した場合、通話中(ビジー)とする手段を更
    に備える請求項2に記載の情報処理システム。
  49. 【請求項49】 前記識別子に対するユーザの指示に応
    答して、音声出力器が当該識別子に対するデジタルデー
    タを音声に変換後、そのデータを出力中に、通信システ
    ムを介して他装置からの接続要求を受信した場合、通話
    中(ビジー)とする手段をさらに備える請求項33また
    は38記載の情報処理システム。
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