JPH07295937A - 携帯型情報処理装置 - Google Patents
携帯型情報処理装置Info
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- JPH07295937A JPH07295937A JP6086369A JP8636994A JPH07295937A JP H07295937 A JPH07295937 A JP H07295937A JP 6086369 A JP6086369 A JP 6086369A JP 8636994 A JP8636994 A JP 8636994A JP H07295937 A JPH07295937 A JP H07295937A
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- Japan
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- information processing
- display
- movement
- processing device
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Abstract
広い表示領域を扱う場合に、容易に使用者の見たい表示
部分を表示領域にスクロールにより移動させる。また、
携帯型情報処理装置において自由に動くカーソルを扱え
るようにする。 【構成】 装置の移動量・移動方向を検出する事ができ
るマウスボール203を具有させ、その移動情報を演算
処理部100が読みとる機能を有する。また実際に表示
する領域よりも広い表示領域の画像メモリを格納する表
示メモリ104を備える。表示メモリ104中において
実際に表示させる領域を指定する事によりその領域を表
示部105にて表示装置201に表示させる。こうして
移動量を演算処理部100が読みとり、その移動量相当
する量だけ表示部に対し表示位置を更新する処理を行え
ば自由な画面のスクロールが実現される。
Description
し、特に、表示画面よりも広い表示領域を扱うことので
きる携帯型情報処理装置に関する。
域を上下左右の方向で移動させるための4つの押しボタ
ンを備えている。各押しボタンが押されると、その押ボ
タンにて示された方向に、表示領域をある程度の幅だけ
移動、即ち、スクロールさせる。また、カーソルを使用
する場合には、上下左右を示す4つの押しボタンあるい
はそれ以外の機能を持つ押しボタン(例えば画面の左上
にカーソルを移動するホームキー等)を押すと、カーソ
ルが移動するようにしている。
域に移動を起こすには、所望の領域が表示される迄押し
ボタンを押し続けなければならない。また、移動の後に
表示画面を確認し所望の領域が表示画面に表示されてい
ない場合には再度押しボタンを押さなければならない。
さらに斜め方向への表示領域の移動では縦方向と横方向
の押しボタンに対し同様の操作をしなければならず、操
作に時間がかかってしまうという問題がある。カーソル
を使用する場合においても問題は同様である。
の操作を簡素化することが可能な携帯型情報処理装置を
提供することにある。
可能な携帯型情報処理装置において、所定プログラムに
したがって各種の演算処理を行う演算処理装置と、前記
所定プログラム及びメインデータを格納するメインメモ
リと、表示データを格納する画像メモリと、前記表示デ
ータにしたがって各種の情報を表示する表示装置と、前
記移動の方向及び前記移動の距離を検出できる移動検出
手段とを備えたことを特徴とする携帯型情報処理端末が
得られる。
る。図1は本発明を用いた携帯型情報処理装置の構成ブ
ロック図である。主メモリ101に格納されたプログラ
ム及びデータを演算処理部100にて処理する。また、
表示メモリ104の内容は表示部105から読みとら
れ、装置と一体化されているLCD(液晶表示装置)に
表示される。データの入力は、従来知られているように
マウス102及びキーボード103にて行われる。
である。この携帯型情報処理装置は片手にて容易に操作
が可能な形状及び重量をもつものとする。この携帯型情
報処理装置を机上等の平面上に置き移動させる際、マウ
スボール203と呼ばれる球が回転し、その回転をマウ
スボール203に連動するセンサーによりx方向とy方
向の移動として検出する。なお202はキーボードであ
る。
した図である。図3を参照して、この携帯型情報処理装
置を机上等の平面上において移動を行ったときに、移動
の距離即ち移動量と移動の方向とに従って全表示エリア
における表示エリア(実際にLCDに表示されるエリ
ア)を移動させる場合について説明する。全領域301
(座標(0,0)と(X,Y)を結ぶ矩形にて示される
領域)のデータは表示メモリ104に格納される。ま
た、表示領域302((X,Y)と(x+a,y+b)
を結ぶ矩形にて示される領域)は必ず全領域301に含
まれており、この部分の表示データが表示部105から
順次読みとられ、この携帯型情報処理装置のLCD画面
201上に表示される。また表示部105はx及びyを
格納するレジスタを備え、演算処理部100から随時x
及びyの値を設定することができる構造となっており、
演算処理部100が設定したxとyの値に従い全表示領
域301のどの部分をも即座に表示領域とすることが可
能である。
ゴリズムを図4のフローチャートを用いて説明する。4
13にて示されるAはこの説明では何も処理しない。4
01,402にて表示領域の初期座標を定義する。xtm
p 及びytmp は一時的にx,yの値を格納するレジスタ
である。xinit及びyinitは初期表示座標を示してお
り、全表示領域において座標(xinit,yinit)を左上
となる領域が表示領域として設定される。403にてマ
ウスから得たx及びy方向の移動量(Δx,Δy)をx
tmp ,ytmp に加算する。405から412において
は、表示領域が全表示領域からはみ出る場合に領域の端
にxtmp ,ytmp を補正する処理を行う。その後402
にて再びx,yにxtmp ,ytmp を代入して実際に表示
領域の移動を行う。表示部はx,yの設定値に従い表示
メモリ104から順次表示データを読みだしLCDに転
送し表示される。以上によりこの携帯型情報処理装置を
机上等の平面上にて移動する操作によりLCD表示エリ
アを自由にかつ容易にスクロールする事ができる。
LCD画面のスクロール量が同じになるように設定する
事によりあたかも覆いを掛けられた全表示領域に対し、
LCD画面という窓からのぞき見るような感覚にて操作
する事ができる様にする事も可能であり、そうすれば人
間の感覚に合った操作が可能になる。
て表示画面が動いてしまうと、この携帯型情報処理装置
の揺れや不用意な動き等により表示画面も動いてしま
い、かえって操作性が悪くなる事が考えられる。その対
策として図2に示される押しボタンスイッチ204を設
けている。このスイッチが押されている場合のみマウス
の動きに合わせて表示領域が移動するように設定する事
によりこの問題は解決される。図4中のAに図5に示さ
れるアルゴリズムを挿入することにより、押しボタンス
イッチ204が押されている場合のみ表示領域のx,y
座標を更新するようになる。
動させる場合、その重量や大きさから使いづらくなるこ
とが予想される。その対策として、図6に示されるよう
にキーボード601・演算処理部・メモリ等を含んだ本
体600と、LCD等の表示装置603・押しボタンス
イッチ604・マウス装置605等を含んだ別ユニット
606に分離できる構造になす。この場合、分離したと
きにはケーブル602による接続にて必要な電気信号の
やりとりができるようにする。このように表示領域移動
機能を利用するときのみ分離して使用する事により小型
軽量の別ユニットを操作対象とする事ができる。
ソルを表示し、利用する機能について説明する。カーソ
ルとは表示画面上に表示され、表示画面の1点を指し示
すものであり、指し示された部分に使用者が文字等を入
力したり、表示されている複数の選択枝枠に対し使用者
がカーソル自体を選択する選択枝枠内に移動させ、その
状態にて押しボタンを押す等の操作にて装置に使用者の
意志を入力するものである。この実施例においては、先
に述べた表示領域の移動の機能は使用していない場合を
想定する。
いる。領域700はLCDに表示される表示領域を示
す。701はカーソルを示しており、カーソル701の
座標は(x,y)とする。
ズムにより、先に説明した表示領域の移動と同様にこの
携帯型情報処理装置の移動によりカーソルを移動する事
が可能となる。また、この携帯型情報処理装置の移動に
よりカーソルを表示領域中の所定の位置に合わせた後押
しボタンスイッチ204を押した場合にその座標x,y
を演算処理部100に読みとらせる事ができる様な構造
にする事により、使用者が画面上の座標を自由に入力で
きることができるため、操作性の良いソフトウェアを容
易に開発できるようになる。なお基本的な作業は、図4
を参照して説明したものと同様である。
面上に置いた状態にて移動させることにより容易に見た
い表示領域まで画面をスクロールする事ができる。ま
た、同様に平面上に置いた状態にてこの携帯型情報処理
装置を移動させる操作にて、自由に動くカーソルとして
も、使用できるようになる。
表示領域の移動の操作を簡素化することが可能な携帯型
情報処理装置を提供することができる。
基本構成のブロック図。
概念図。
動のアリゴリズムを説明するためのフローチャート。
スイッチを使用する場合のアルゴリズムを説明するため
のフローチャート。
の外観斜視図。
ルゴリズムを説明するためのフローチャート。
Claims (8)
- 【請求項1】 移動の可能な携帯型情報処理装置におい
て、所定プログラムにしたがって各種の演算処理を行う
演算処理装置と、前記所定プログラム及びメインデータ
を格納するメインメモリと、表示データを格納する画像
メモリと、前記表示データにしたがって各種の情報を表
示する表示装置と、前記移動の方向及び前記移動の距離
を検出できる移動検出手段とを備えたことを特徴とする
携帯型情報処理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の情報処理装置において、
前記画像メモリは前記表示装置にて表示できる領域より
も広い領域の表示データを格納できる容量を有すること
を特徴とする携帯型情報処理装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の情報処理装置において、
前記移動の方向を表す移動方向情報と前記移動の距離を
表す移動量情報とに対応して、前記表示装置における表
示エリアを前記移動の方向と同一の方向に特定量移動さ
せる表示エリア移動手段を有することを特徴とする携帯
型情報処理装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の情報処理装置において、
前記特定量は、前記移動の距離と同一量に設定されてい
ることを特徴とする携帯型情報処理装置。 - 【請求項5】 請求項3記載の情報処理装置において、
前記特定量は、前記移動の距離とは無関係に定められた
所定量であることを特徴とする携帯型情報処理装置。 - 【請求項6】 請求項3記載の情報処理装置において、
押しボタンと、前記押しボタンが押されている間のみ前
記表示エリア移動手段を動作状態におき、前記押しボタ
ンが押されていない場合は前記表示エリア移動手段を非
動作状態におく表示エリア移動制御手段とを備えたこと
を特徴とする携帯型情報処理装置。 - 【請求項7】 請求項1記載の情報処理装置において、
前記表示装置は表示画面を有し、前記移動検出手段及び
前記表示画面を他の部分から機械的に切り離し可能な構
造にしたことを特徴とする携帯型情報処理装置。 - 【請求項8】 請求項1記載の情報処理装置において、
前記表示装置はカーソルを表示する表示画面を有し、さ
らに、前記移動の距離及び前記移動の方向に応じて前記
カーソルを移動するカーソル移動手段と、押しボタンス
イッチとを備え、前記押しボタンが押された時点に前記
カーソルが存在する座標を前記演算処理装置により認識
できるようににしたことを特徴とする携帯型情報処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08636994A JP3270241B2 (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 携帯型情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08636994A JP3270241B2 (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 携帯型情報処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07295937A true JPH07295937A (ja) | 1995-11-10 |
JP3270241B2 JP3270241B2 (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=13884974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08636994A Expired - Fee Related JP3270241B2 (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 携帯型情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3270241B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6337697B1 (en) | 1997-12-29 | 2002-01-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method for scrolling automatically on a display device and device therefor |
US7206003B2 (en) | 2002-10-15 | 2007-04-17 | Nec Electronics Corporation | Controller-driver, display device, and display method |
US7292235B2 (en) | 2003-06-03 | 2007-11-06 | Nec Electronics Corporation | Controller driver and display apparatus using the same |
JP2011233964A (ja) * | 2010-04-23 | 2011-11-17 | Ntt Docomo Inc | 制御装置、端末装置及びプログラム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63292226A (ja) * | 1987-05-25 | 1988-11-29 | Nec Corp | ウインドウ移動制御方式 |
JPH0352873A (ja) * | 1989-07-19 | 1991-03-07 | Hokko Chem Ind Co Ltd | 2―オキシベンジルアルコール誘導体および除草剤 |
JPH03252808A (ja) * | 1990-03-02 | 1991-11-12 | Sony Corp | 情報入力制御装置及び方法 |
-
1994
- 1994-04-25 JP JP08636994A patent/JP3270241B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
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---|---|
JP3270241B2 (ja) | 2002-04-02 |
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