JP2011233964A - 制御装置、端末装置及びプログラム - Google Patents

制御装置、端末装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2011233964A
JP2011233964A JP2010099967A JP2010099967A JP2011233964A JP 2011233964 A JP2011233964 A JP 2011233964A JP 2010099967 A JP2010099967 A JP 2010099967A JP 2010099967 A JP2010099967 A JP 2010099967A JP 2011233964 A JP2011233964 A JP 2011233964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
unit
application program
display
execution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010099967A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5313960B2 (ja
Inventor
Makoto Ueda
誠 上田
Miho Tanaka
美帆 田中
Yoshiki Horiuchi
剛紀 堀内
Tomoki Ito
友基 伊藤
Masato Takeshita
理人 竹下
Satoru Saito
哲 齊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2010099967A priority Critical patent/JP5313960B2/ja
Publication of JP2011233964A publication Critical patent/JP2011233964A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5313960B2 publication Critical patent/JP5313960B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】アプリケーションプログラムの実行によりコンテンツを表示する場合に、ユーザによるそのコンテンツの視認を妨げることなく電力消費を抑える。
【解決手段】制御部は、アプリケーションプログラムを実行し(S1)、それに応じたコンテンツを表示する(S2,S3)。制御部は、コンテンツの表示が指示されたときからサスペンド時間が経過するまでに、ユーザによる操作を受け付けなかった場合(S4〜S7;YES)、コンテンツがユーザにより閲覧されているか否かを判断する(S8)。サスペンド時間は、制御部が自発的にアプリケーションプログラムの中断の有無を判断するまでの時間である。制御部は、ユーザにより閲覧されていると判断すると(S8;YES)、コンテンツの画像を表す画像情報を生成し、アプリケーションプログラムの実行を中断して、その画像情報に基づいて表示部にキャプチャ画像を表示させる(S9〜S11)。
【選択図】図4

Description

本発明は、装置の省電力化に関する。
端末装置がユーザに使用されているか否かを検知し、不使用を検知した場合に電力消費を抑えることのできる動作に、端末装置が自発的に切り替える技術がある(例えば、特許文献1、2)。特許文献1には、画像表示を伴うアプリケーションプログラムの実行中にユーザの不使用を検知した場合、その実行を停止させるとともに、デフォルトのウィンドウ画面を表示することが記載されている。特許文献2には、使用者の視線範囲を検知し、その視線範囲が表示画面から外れたときに、省電力制御することが記載されている。
特開2007−221228号公報 特開2009−26744号公報
ところで、装置の電力消費を抑えるために、所定時間操作されなかった場合に、表示画面を暗くしたり、画面表示を停止したりする技術がある。しかしながら、ユーザが操作せずに画面を見続ける場合もあり、この場合、前者の場合はユーザが画面を見づらいし、後者の場合は画面を一切見ることができない。特許文献2に記載された技術でも同様のことが起こり得るし、特許文献1に記載された技術では、アプリケーションプログラムの停止によって電力消費が抑えられるが、その停止後には別の画面が表示されることになる。
そこで、本発明の目的は、アプリケーションプログラムの実行によりコンテンツを表示する場合に、ユーザによるそのコンテンツの視認を妨げることなく電力消費を抑えることである。
上述した課題を解決するため、本発明の制御装置は、表示部に表示されたコンテンツがユーザにより閲覧されているか否かを判断する判断部と、実行したアプリケーションプログラムに応じてコンテンツを前記表示部に表示させ、当該コンテンツがユーザにより閲覧されていると前記判断部が判断した場合、前記アプリケーションプログラムの実行を中断する第1実行部と、前記中断されるときのコンテンツの画像を表す画像情報を生成し、当該中断の後は当該コンテンツに代えて、当該画像情報に基づいて前記表示部に画像を表示させる第2実行部とを備えることを特徴とする。
本発明の好ましい態様において、前記第1実行部は、前記コンテンツを表示させてあらかじめ決められた期間が経過した後に、前記閲覧していると前記判断部が判断した場合には、前記中断をし、前記決められた期間が経過した後に、前記閲覧していないと前記判断部が判断した場合には、前記アプリケーションプログラムを継続して実行し、前記表示部における電力消費が抑制されるようにコンテンツを表示させるか、又は前記表示部に表示をさせない。
また、本発明の好ましい態様において、前記第1実行部は、中断した前記アプリケーションプログラムの実行を再開する場合、当該中断の前と同じコンテンツを前記表示部に表示させる。
また、本発明の好ましい態様において、前記第1実行部は、一の前記アプリケーションプログラムを実行したときに当該アプリケーションプログラムを中断するまでの期間と、他の前記アプリケーションプログラムを実行したときに当該アプリケーションプログラムを中断するまでの期間とを互いに異ならせる。
この構成において、前記第1実行部は、複数の前記アプリケーションプログラムのそれぞれについて、前記コンテンツがユーザにより閲覧された期間の履歴を履歴蓄積部に蓄積し、前記履歴蓄積部に蓄積された履歴によって特定される前記閲覧した期間が長いほど、前記中断をするまでの期間を短くするようにしてもよい。
また、本発明の好ましい態様において、前記第1実行部は、表示させた前記コンテンツに含まれる文字の量を特定し、特定した文字の量が多いほど前記中断をするまでの期間を短くする。
また、本発明の好ましい態様において、前記第2実行部は、前記表示部の表示領域よりも大きい画像領域を表す前記画像情報を生成する。
また、本発明の好ましい態様において、自制御装置が実行可能である複数の前記アプリケーションプログラムの一部である、あらかじめ決められたアプリケーションプログラムを前記第1実行部が実行した場合にのみ、前記第1実行部が前記中断をし、且つ前記第2実行部が前記画像情報を生成する。
本発明の端末装置は、前記表示部に表示されたコンテンツがユーザにより閲覧されているか否かを示す情報を検知する検知部と、本発明のいずれかの制御装置とを備え、前記判断部は、前記検知部により検知された結果に基づいて前記閲覧しているか否かを判断することを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータに、表示部に表示されたコンテンツがユーザにより閲覧されているか否かを判断する判断ステップと、実行したアプリケーションプログラムに応じてコンテンツを前記表示部に表示させ、当該コンテンツがユーザにより閲覧されていると前記判断部が判断した場合、前記アプリケーションプログラムの実行を中断する第1実行ステップと、前記中断されるときのコンテンツの画像を表す画像情報を生成し、当該中断の後は当該コンテンツに代えて、当該画像情報に基づいて前記表示部に画像を表示させる第2実行ステップとを実行させるためのものである。
本発明によれば、アプリケーションプログラムの実行によりコンテンツを表示する場合に、ユーザによるそのコンテンツの視認を妨げることなく電力消費を抑えることができる。
第1実施形態の端末装置の構成を示すブロック図。 サスペンド管理テーブルの構成を示す図。 制御部が実現する機能構成を示す機能ブロック図。 制御部が実行する動作の手順を示すフローチャート。 表示部に表示される画像の一例。 制御部が実行する動作の手順を示すフローチャート。 第2実施形態の端末装置の構成を示すブロック図。 制御履歴テーブルの構成を示す図。 キャプチャ画像を説明する図。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
[A;第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
[第1実施形態の構成]
図1は、端末装置10の構成を示すブロック図である。端末装置10は、ここでは携帯電話端末である。図1に示すように、端末装置10は、制御部11と、操作部12と、通信部13と、表示部14と、記憶部15と、撮影部16とを備える。
制御部11において、CPU(Central Processing Unit)11aは、ROM(Read Only Memory)11bや記憶部15に記憶されたプログラムをRAM(Random Access Memory)11cに読み出して実行することにより、端末装置10の各部の動作を制御する。また、制御部11は、画像記憶部であるVRAM(Video RAM)11dを有している。CPU11aは、ビットマップ形式の画像情報をVRAM11dに記憶させることで、その画像情報に基づいて表示部14に画像を表示させることがある。また、CPU11aは、計時機能を実現する。
操作部12は、テンキーなどの複数の操作子を備え、ユーザによる操作子の操作を受け付けて、その操作に応じた操作信号を制御部11に出力する。通信部13は、無線通信回路やアンテナを備え、移動通信網やインターネット、ゲートウェイなどを含む通信網に接続するためのインタフェースである。表示部14は、例えば液晶駆動回路や液晶ディスプレイを備え、画面表示することにより情報に応じた内容を報知する。記憶部15は、例えばEEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)を備え、サスペンド管理テーブル151や複数のアプリケーションプログラムを含むデータを記憶する。撮影部16は、撮影し、撮影した画像を表す撮影データを制御部11に出力する。撮影部16は、ユーザが表示部14を閲覧しているときに少なくともそのユーザの顔の位置を撮影範囲とするよう、例えば表示部14の表示領域付近に設けられる。
以上の構成の端末装置10は、図示せぬ二次電池からの電力供給を受けて動作するものであり、制御部11は装置内の各部に供給する電力の量を制御する。また、端末装置10は、上記構成以外にも、受話音声を収音するマイクや送話音声を放音するスピーカなど、携帯電話端末が通常有している構成を備える。
次に、記憶部15が記憶するデータについて説明する。
記憶部15は、第1アプリケーションプログラム152a、第2アプリケーションプログラム152b及び第3アプリケーションプログラム152cを記憶する。以下の説明において、これら各アプリケーションプログラムを特に区別する必要のないときは、「アプリケーションプログラム152」と総称することがある。アプリケーションプログラム152は、表示装置(ここでは、表示部14)に画面表示する手順を少なくとも含むものである。
なお、この実施形態では、第1アプリケーションプログラム152aを、ブラウザに関する制御を実行するためのアプリケーションプログラムとする。第2アプリケーションプログラム152bを、電子メッセージ(電子メール)に関する制御を実行するためのアプリケーションプログラムとする。第3アプリケーションプログラム152cを、ゲームに関するアプリケーションプログラムとする。また、これ以外にも、例えば地図を表示するためのアプリケーションプログラム、文書ファイルなどの所定の形式のファイルを開くためのアプリケーションプログラムなどの、いわゆる静的コンテンツの表示に関するアプリケーションプログラムが含まれ得るが、これらに関する説明については省略する。
図2は、サスペンド管理テーブル151の構成を示す図である。
図2に示すように、サスペンド管理テーブル151には、「アプリケーションプログラム」と「サスペンド時間」という2種類の情報が対応付けて記述されている。「アプリケーションプログラム」のフィールドには、アプリケーションプログラム152のそれぞれを識別する識別情報が記述される。「サスペンド時間」のフィールドには、アプリケーションプログラム152を実行する操作を制御部11が受け付けたときから、制御部11がその実行の中断を自発的に試みるまでの時間(以下、「サスペンド時間」という。)が記述される。サスペンド時間や、サスペンド時間に基づく処理(後述する、サスペンド処理)については後述する。
図2に示すように、この実施形態では、第1アプリケーションプログラム152aに対してサスペンド時間は「10秒」と決められている。また、第2アプリケーションプログラム152bに対してサスペンド時間は「20秒」と決められている。第3アプリケーションプログラム152cについては、サスペンド時間のフィールドに「×」と記述されている。これは、サスペンド処理を実行しないことを意味する。
図3は、制御部11が実現する機能構成を示す機能ブロック図である。
制御部11はプログラムを実行することにより、判断部111、第1実行部112及び第2実行部113に相当する各機能を実現する。
判断部111は、表示部14に表示されたコンテンツがユーザにより閲覧されているか否かを判断する。具体的には、判断部111は、撮影部16から撮影データを取得すると、例えばユーザの瞳の解析結果などから視線がどの方向を向いているかを特定し、表示部14に表示されたコンテンツの閲覧の有無を判断する。なお、この閲覧の有無を判断するための構成は、特開2001−350549号公報に開示されているものと同じでよく、公知の方法で構わない。
第1実行部112は、アプリケーションプログラム152を実行し、レンダリング処理を実行することにより、アプリケーションプログラム152に応じたコンテンツ情報を生成する。コンテンツ情報は、アプリケーションプログラム152に応じたコンテンツを可視化して表示部14に表示させるために、制御部11が用いる情報である。第1実行部112は、生成したコンテンツ情報に基づいて表示部14にコンテンツを表示させる。また、第1実行部112は、表示部14に表示させたコンテンツがユーザにより閲覧されていると判断部111が判断した場合、そのアプリケーションプログラム152の実行を中断する。第1実行部112は、サスペンド管理テーブル151において定義されるサスペンド時間に従って、その中断の時期を決める。
第2実行部113は、第1実行部112がアプリケーションプログラム152の実行を中断するときに、表示部14に表示されているコンテンツの画像を表す画像情報を生成する。第2実行部113は、例えば、その中断のタイミングで表示部14に表示されているコンテンツの画像を表す、ビットマップ形式の画像情報を生成する(つまり、キャプチャする)。そして、第2実行部113は、第1実行部112によってアプリケーションプログラム152の実行が中断された後は、その画像情報をVRAM11dに記憶させることにより表示部14に画像を表示させる。このようにして、第2実行部113が生成する画像情報に基づいて表示部14に表示される画像を、以下では「キャプチャ画像」と称する。
このキャプチャ画像は、見かけ上はその生成の基となるコンテンツと基本的には同じであるが、ここでは、複数フレームの画像情報を要する、例えばアニメーション画像の表示とはならない。
[第1実施形態の動作]
次に、端末装置10の動作を説明する。
[サスペンド処理]
まず、端末装置10のサスペンド処理に関する動作について説明する。
図4は、端末装置10の制御部11が実行する動作の手順を示すフローチャートである。
制御部11は、ユーザによって操作部12が操作されて、アプリケーションプログラム152を実行する旨が指示されると、それを読み出して実行する(ステップS1)。また、この操作を契機として、制御部11は自身の計時機能によって計時を開始する。ここでは、制御部11は、ブラウザに関する制御に用いられる第1アプリケーションプログラム152aを実行するものとする。
次に、制御部11は、第1アプリケーションプログラム152aを実行して、コンテンツ情報を生成する(ステップS2)。ここでは、制御部11は、URL(Uniform Resource Locator)によって指定された場所に格納された情報を、ブラウザ上に表示させるためのコンテンツ情報を生成する。
次に、制御部11は、コンテンツ情報に基づいて表示部14にコンテンツを表示させる(ステップS3)。次に、制御部11は、実行中の第1アプリケーションプログラム152aがサスペンド処理の対象であるか否かを判断する(ステップS4)。ステップS4の処理で、制御部11が「YES」と判断すると、ステップS5以降の処理ステップを実行する。このステップS5以降の処理が、「サスペンド処理」である。
次に、制御部11は、表示部14の表示内容を変更する操作を操作部12で受け付けたか否かを判断する(ステップS5)。この操作は、例えば、スクロール操作やURLを指定する操作であり、第1アプリケーションプログラム152aの実行を終了する旨を指示する操作でないものとする。
制御部11は、表示内容を変更する操作を受け付けたと判断すると(ステップS5;YES)、新たなコンテンツを表示させるべく、ステップS2の処理に戻る。このとき、制御部11は、計時機能による計時をリセットし、ゼロから計時を開始する。
一方、制御部11は、表示内容を変更する操作を受け付けなかったと判断すると(ステップS5;NO)、ステップS6の処理に進む。
次に、制御部11は、計時する時刻がサスペンド時間を経過したか否かを判断する(ステップS6)。サスペンド時間は、図2に示すように、ここでは「20秒」である。制御部11は、サスペンド時間が経過していないと判断すると(ステップS6;NO)、ステップS5の処理に戻る。制御部11は、ユーザによる表示内容を変更する操作を受け付けておらず、且つサスペンド時間が経過する前にあっては、ステップS3でした表示の状態を維持する。つまり、制御部11がステップS5「NO」→ステップS6「NO」の処理を繰り返す期間においては、表示部14の表示内容は維持される。
ステップS6の処理で、制御部11は、サスペンド時間が経過したと判断すると(ステップS6;YES)、ステップS7の処理に進む。そして、制御部11は、ユーザが表示部14に表示されたコンテンツを閲覧しているか否かを特定する(ステップS7)。ここでは、制御部11は、撮影部16から取得した撮影データを解析し、所定の条件を満たした場合に閲覧されている旨を特定する。
そして、制御部11は、表示部14に表示されたコンテンツを閲覧しているか否かを判断する(ステップS8)。制御部11は、ユーザがコンテンツを閲覧していると判断した場合(ステップS8;YES)、表示部14に表示されたコンテンツの画像を表すビットマップ形式の画像情報を生成する(ステップS9)。
なお、端末装置10における電力消費を抑えるために、制御部11は、ステップS8の処理で「YES」と判断したことを契機として、撮影部16の撮影を停止させるとよい。制御部11がステップS8の処理で「YES」と判断した後は、ユーザの閲覧の有無を検知する必要がないからである。
次に、制御部11は、第1アプリケーションプログラム152aの実行を中断する(ステップS10)。そして、制御部11は、ステップS3の処理で表示したコンテンツに代えて、ステップS9の処理で生成した画像情報に基づいて、表示部14にキャプチャ画像を表示させる(ステップS11)。このとき、制御部11は、アプリケーションプログラム152の中断前後で表示に用いる情報のみが異なり、例えば表示部14のバックライトの輝度など、他の表示の制御に関する条件は変化させないことが好ましい。これは、コンテンツの表示からキャプチャ画像の表示に切り替わったことを、なるべくユーザに知覚させないようにするためである。
なお、制御部11は、サスペンド時間の経過を契機としてステップS9の処理で画像情報を生成する。よって、画像情報は、アプリケーションプログラム152の実行が中断されるときに表示部14に表示されているコンテンツを表すということができる。
ステップS10の処理により、制御部11は、アプリケーションプログラム152の実行を中断するから、それを実行し続ける場合に比べて、端末装置10における電力消費は抑えられる。また、ステップS11の処理により、制御部11は、コンテンツと見かけ上はほぼ同じである画像を表示させるから、ユーザにしてみれば表示内容の変化を知覚することはほぼない。また、制御部11が画像情報を生成して画像を表示させるための電力消費は、制御部11がアプリケーションプログラム152を実行し続けてコンテンツを表示するための電力消費よりも小さくて済むはずである。その理由は、CPU11aに対して、アプリケーションプログラム152を実行し続けることによる負荷がかからないからである。
一方、ステップS8の処理で、制御部11が、ユーザがコンテンツを閲覧していないと判断した場合(ステップS8;NO)、ステップS12の処理に進む。そして、制御部11は、第1アプリケーションプログラム152aの実行を継続したまま、コンテンツの表示を停止させる(ステップS12)。ここでは、制御部11は、表示部14のバックライトを消灯させ、表示部14に画面表示をさせない。これにより端末装置10は、ユーザが表示部14の画面を閲覧しないときに画面を表示し続けることがないので、表示部14における電力消費が抑えられる。
なお、制御部11は、ステップS12の処理で、表示部14のバックライトの輝度を低下させ、画面表示を暗くした状態でコンテンツを表示させてもよい。すなわち、制御部11は、サスペンド時間が経過する前よりも端末装置10における電力消費が抑制されるように、表示を続けてもよい。
端末装置10におけるサスペンド処理に関する動作の説明は以上である。
ところで、制御部11が実行するアプリケーションプログラムが、第2アプリケーションプログラム152bであった場合にも、制御部11は上記同様の処理ステップを実行する。
ここで、サスペンド管理テーブル151において定義されるサスペンド時間を、アプリケーションプログラム152ごとに異ならせている理由について、図5を参照しつつ説明する。
図5は、表示部14に表示される画面の一例である。図5(a)は、第1アプリケーションプログラム152aの実行により表示部14に表示されるコンテンツを例示したものである。図5(b)は、第2アプリケーションプログラム152bの実行により表示部14に表示されるコンテンツを例示したものである。
まず、図5(a)に示すように、制御部11が第1アプリケーションプログラム152aを実行したとき、文字数などの情報量が多いページが表示される可能性が十分に考えられる。このような情報量の多いページをユーザが閲覧するとき、その全体を読み取るのに或る程度長い時間を要するから、ユーザがしばらくは表示内容を変更するための操作をしないと考えられる。つまり、アプリケーションプログラム152を実行し続けた場合、表示内容の変更がないにも関わらず、CPU11aにはアプリケーションプログラム152を実行し続けることによる負荷がかかる。このような知見に基づき、この無駄な負荷がかかる期間を短くするために、第1アプリケーションプログラム152aについてはサスペンド時間を短くしている。
一方、制御部11が第2アプリケーションプログラム152bを実行したとき、電子メールに関するコンテンツが表示されるが、そのコンテンツに含まれる情報量は比較的小さい場合が多いと考えられる。例えば、電子メールの一画面に含まれる文字数は、例えばブラウザでニュースの記事を表示する場合に比べると少ないことが多いと考えられる。また、図5(b)のように、電子メールに、例えば「植物」を撮影した画像が添付され、それが表示されたとき、これをユーザが閲覧する時間は、文字数が多い場合のようにコンテンツ中の情報量が多い場合に比べて短いと考えられる。このように、第2アプリケーションプログラム152bの実行中は、ユーザが一画面を閲覧するのに要する時間が比較的短く、すぐにページ変更される可能性が高いと考えられる。そうすると、アプリケーションプログラム152を実行し続けた場合に、表示内容の更新などがないにも関わらず、CPU11に負荷がかかり続ける期間は、図5(a)の場合と比べて短いと考えられる。このような知見に基づき、アプリケーションプログラムの無駄な実行及び中断を繰り返さないよう、第2アプリケーションプログラム152bについてはサスペンド時間を長くしている。
一方、図2に示すように、第3アプリケーションプログラム152cについては、サスペンド処理の実行が定義されていない。これはゲームに関するアプリケーションプログラムという性質上、動的なコンテンツの表示により表示画面が次々と変化し、上記サスペンド処理には比較的適さないという考えによるものである。この場合、制御部11は、ステップS3の処理でコンテンツを表示させ、ステップS4の処理で「NO」と判断する。そして、制御部11は、サスペンド処理を実行せずに、例えば所定時間が経過するまではその表示を維持する。そして、所定時間が経過すると、制御部11はステップS12の処理と同様に、表示部14に画面を表示させないようにする。
また、ステップS5の処理において、アプリケーションプログラム152の実行を終了する旨の操作を制御部11が受け付けた場合、そのアプリケーションプログラム152の実行を終了する。
[復帰動作]
次に、サスペンド処理が行われた端末装置10における復帰動作について説明する。
図6は、端末装置10の制御部11が実行する復帰動作の手順を示すフローチャートである。
制御部11は、ステップS11の処理でキャプチャ画像を表示部14に表示させた後、操作部12によって何らかの操作を受け付けるまで待機する(ステップS21;NO)。そして、ユーザにより操作部12のいずれかの操作キーが押下されると、制御部11はステップS21の処理で「YES」と判断し、ステップS22の処理に進む。
次に、制御部11は、サスペンド処理で中断したアプリケーションプログラム152を記憶部15からRAM11cに読み出して、これを実行する(ステップS22)。例えば、制御部11は中断したアプリケーションプログラム152を識別する識別情報をあらかじめRAM11cに記憶しておき、この記憶内容を参照することで、再び実行すべきアプリケーションプログラム152を特定する。ここでは、制御部11は、第1アプリケーションプログラム152aの実行を再開する。
そして、制御部11は、第1アプリケーションプログラム152aに応じたコンテンツ情報を生成する(ステップS23)。ここでは、制御部11は、第1アプリケーションプログラム152aの実行を中断したときのコンテンツと同じ内容のコンテンツを表示させるよう、コンテンツ情報を生成する。そして、制御部11は、コンテンツ情報に基づいてコンテンツを表示部14に表示させる(ステップS24)。
なお、ステップS23、S24の処理は、上述したステップS2、S3の処理と同じ内容である。
ステップS24の処理の後は、制御部11は、再びステップS5以降の処理ステップを実行する。
以上説明した第1実施形態において、端末装置10は、実行したアプリケーションプログラム152に応じたコンテンツを表示部14に表示し、サスペンド時間が経過し、且つユーザによりそのコンテンツが閲覧されていると判断すると、アプリケーションプログラム152の実行を中断し、キャプチャ画像を表示させる。端末装置10の構成によれば、アプリケーションプログラムの実行により画面表示する場合に、一時的にアプリケーションプログラム152を中断させつつ表示状態を維持するから、ユーザが画面を視認することを妨げることなく電力消費を抑えることができる。
[B;第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
この第2実施形態の端末装置は、第1実施形態の端末装置10が備える構成に加え、端末装置10が実行可能なアプリケーションプログラム152の利用状況に基づいて、サスペンド時間を変化させる構成を有している。
以下の説明において、本実施形態の端末装置が備える構成のうち、第1実施形態の端末装置10が備える構成と共通するものは同一の符号を付して表し、その各構成の説明及び図示を適宜省略する。
図7は、この実施形態の端末装置10aの構成を示すブロック図である。端末装置10aは、制御部11と、操作部12と、通信部13と、表示部14と、記憶部15と、撮影部16とを備える。図7において、制御部11のブロック図に示すものは、制御部11が実現する機能の機能構成である。
なお、図5において、操作部12、通信部13、表示部14及び撮影部16の図示を省略する。
記憶部15は、上述した第1実施形態と同様のサスペンド管理テーブル151(図示せず)のほか、制御履歴テーブル153を記憶する。
図8は、制御履歴テーブル153の構成を示す図である。
制御履歴テーブル153は、表示部14に表示されたコンテンツがユーザにより閲覧された期間の履歴を蓄積するものである。制御履歴テーブル153において、「アプリケーションプログラム」と「表示時間」という2種類の情報が対応付けて記述されている。「アプリケーションプログラム」のフィールドには、アプリケーションプログラム152のそれぞれを識別するための識別情報が記述される。「表示時間」のフィールドには、制御部11がアプリケーションプログラム152を実行してコンテンツを表示させたときから、その表示内容が更新されるまでの時間(以下、「表示時間」という。)が記述される。つまり、この表示時間は、ユーザが同じ画面表示を閲覧し続けた時間に相当する。例えば、図8の第1行は、ブラウザを実行中に、35秒間同一コンテンツが表示され続けられたことを意味する。図8の第2行は、ブラウザの実行中に、24秒間同一コンテンツが表示され続けられたことを意味する。他の行についても同じである。
なお、表示時間は、ここではコンテンツと、キャプチャ画像の表示時間の総時間とするが、コンテンツの表示時間のみであってもよい。
第1実行部112は、表示部14の表示内容を更新するたびに、そのアプリケーションプログラム152を識別する識別情報を、制御履歴テーブル153の「アプリケーションプログラム」のフィールドに記述し、その表示時間を「表示時間」のフィールドに記述する。この記述により、制御履歴テーブル153には、アプリケーションプログラム152の利用状況に関する情報が蓄積される。
第1実行部112は、制御履歴テーブル153に蓄積された履歴をアプリケーションプログラム152ごとに分析する。そして、第1実行部112は、その履歴によって特定される表示時間(つまり、ユーザが同じ画面表示を閲覧し続けた時間)が長いほど、サスペンド時間を短くする。
ユーザの一画面の閲覧時間とサスペンド時間との対応の考え方は、上述した第1実施形態で説明した内容と共通するが、端末装置10aがユーザの利用状況を学習してサスペンド時間を可変にする点で、上述した第1実施形態の構成と異なる。
具体的には、第1実行部112は、例えばアプリケーションプログラム152を実行する前に、所定期間内(例えば、過去1週間)に制御履歴テーブル153に蓄積された履歴を分析し、実行するアプリケーションプログラム152に対応する表示時間の平均値を算出する。そして、第1実行部112は、例えば算出した表示時間の平均値が長いほどサスペンド時間を短くし、これをサスペンド管理テーブル151に記述してその内容を更新する。
なお、表示時間とサスペンド時間との対応関係は設計段階で決められものテーブル形式で記述され、ROM11bや記憶部15に記憶されている。そして、第1実行部112はその対応関係に基づいてサスペンド時間を決定する。また、第1実行部112は、表示時間の最大値が長いアプリケーションプログラム152ほど、それに対するサスペンド時間を短くしてもよい。
端末装置10の動作にあっては、制御部11はサスペンド時間を算出してRAM11cに記憶させる。そして、端末装置10は、このサスペンド時間に従って、上述した第1実施形態と同じ手順に従ってサスペンド処理及び復帰動作を行う。
この実施形態の構成によれば、上述した第1実施形態と同等の効果を奏するとともに、ユーザの利用状況に適したサスペンド時間を設定することができるので、ユーザの利便性を損なうことなく、端末装置10aの電力消費を抑えることが期待できる。
[C;変形例]
本発明は、上述した実施形態と異なる形態で実施することが可能である。本発明は、例えば、以下のような形態で実施することも可能である。また、以下に示す変形例は、各々を適宜に組み合わせてもよい。
[変形例1]
上述した各実施形態では、端末装置は、コンテンツを表示部14に表示させ、表示部14の表示領域に含まれるコンテンツの画像を表す画像情報を生成していた。これに代えて、制御部11は、その表示領域よりも大きい画像領域を表す画像情報を生成してもよい。
図9は、この変形例のキャプチャ画像を説明する図である。
図9に示す点線の矩形領域は、表示部14の表示領域DTに対応しており、ユーザはこの表示領域DTの部分のみを閲覧可能である。上述の各実施形態では、制御部11は、この表示領域DTと一致するサイズのキャプチャ画像を表示させていた。これに対し、アプリケーションプログラム152に応じて表示される1ページの画像領域が表示領域DTよりも大きく、例えば図9に実線で示す画像領域ITを有する場合、制御部11は、画像領域ITを表す画像情報を生成する。
この構成によれば、制御部11がサスペンド処理を実行した後に、ユーザによって操作部12の操作があった場合にも(つまり、ステップS21で「YES」)、制御部11は、アプリケーションプログラム152の実行を再開することなく、表示部14の表示内容を変更することができる。例えば、図9に示す表示状態で、ユーザによって下スクロールを指示する操作部12の操作が行われた場合、制御部11は、既に生成した画像情報に基づいてその下方側の領域のキャプチャ画像を表示させる。すなわち、制御部11がキャプチャ画像の画像領域ITのいずれかの部分を表示部14に表示させる限りは、アプリケーションプログラム152の実行を再開しなくて済む。
この変形例の構成によれば、制御部11は、アプリケーションプログラム152を実行することなく、表示部14の表示内容を変更可能である。よって、端末装置における電力消費をさらに抑えることができる。
また、制御部11は、コンテンツの内容に基づいて、表示部14の表示領域よりも大きい画像領域を表す画像情報を生成するか否かを判断してもよい。例えば、ブラウザ上にハイパーリンクが含まれる場合、キャプチャ画像の表示中はそれを利用することができない。そこで、サスペンド処理の際には、制御部11は、アプリケーションプログラム152の再開の後に表示するコンテンツに、ハイパーリンクに関する情報など、画像表示に関わるもの以外の所定の情報が必要であるか否かを判断する。そして、制御部11は、その所定の情報が必要であれば、表示領域のサイズに一致する画像領域の画像情報を生成し、その所定の情報が必要でなければ、アプリケーションプログラム152に応じて表示される1ページ分の画像領域を表す画像情報を生成するとよい。
[変形例2]
制御部11は、表示部14に表示したコンテンツの内容に応じて、サスペンド時間を変化させてもよい。
この変形例において、第1実行部112は、表示部14に表示されるコンテンツに含まれる文字の量(例えば、文字数)を特定し、特定した文字の量が多いほどサスペンド時間を短くする。その理由は、文字の量が多いほど、ユーザがそのコンテンツを閲覧する時間が長いと考えられるからである。
[変形例3]
また、制御部11は、画面表示に用いるデータファイルのファイル形式に応じたサスペンド時間を設定してもよい。例えば、テキストファイルの場合、コンテンツに含まれる文字の量は多い傾向にあると考えられるので、制御部11は、サスペンド時間を短くする。一方、画像ファイルの場合、コンテンツに含まれる文字の量は少ない傾向にあると考えられるので、制御部11は、テキストファイルの場合に比べてサスペンド時間を長くする。また、表示部14に表示される文字数はその表示時のズーム状態でも変化する。よって、制御部11は、ズームの倍率が低いほどサスペンド時間を長くしてもよい。
[変形例4]
上述した各実施形態において、端末装置は、複数のアプリケーションプログラムを並行して実行してもよい。この場合、制御部11は、実行したアプリケーションプログラムのうち、サスペンド時間が最も長いアプリケーションプログラムについて、上記サスペンド処理を実行する。そして、制御部11は、ステップS8の処理で「YES」と判断すると、ステップS10の処理ではすべてのアプリケーションプログラムの実行を中断する。また、制御部11は、実行中である複数のアプリケーションプログラムのサスペンド時間の平均値を採用してもよい。また、制御部11は、第3アプリケーションプログラム152cのように、サスペンド処理を実行する対象でないものがひとつでも含まれていれば、サスペンド処理を実行しないようにしてもよい。
[変形例5]
上述した第2実施形態において、端末装置10aは、自装置の電池の電池残量に応じてサスペンド時間を変化させてもよい。電池残量が少ないほど節電したいという事情があると考えられるので、例えば、制御部11は、電池残量が少ないほどサスペンド時間を短くする。
[変形例6]
上述した各実施形態において、端末装置は、キャプチャ画像の表示時においても、表示部14にアニメーション画像を表示することもできる。コンテンツにアニメーション画像が含まれる場合、第2実行部113は、複数の各フレームに対応するキャプチャ画像を表す画像情報を生成する。そして、第2実行部113は、第1実行部112によりアプリケーションプログラム152の実行が中断された後は、このフレームを変更しながら画像表示する。
[変形例7]
上述した各実施形態において、判断部111は、撮影部16から供給される撮影データに基づいて、ユーザの閲覧の有無を判断していたが、これ以外の方法で判断してもよい。
例えば、端末装置が折り畳み可能であり、且つ物体の接触を検知するセンサを有する構成とする。そして、端末装置は、開いた状態(つまり、折り畳まれていない状態)であることを所定時間継続して検知し、且つセンサが物体との接触を検知した場合に、閲覧がある旨を判断する。端末装置が開いた状態であるときは、ユーザによって使用されている可能性が高いし、センサが検知する接触はユーザの手であると考えられるからである。
なお、ユーザの閲覧の有無を示す情報は、上記センサに対する接触の有無のみであっても構わない。要するに、端末装置は、少なくとも端末を扱うユーザが存在することを示す情報を検知すればよく、そのための構成は前掲のものに限らない。
[変形例8]
上述した各実施形態において、アプリケーションプログラムごとにサスペンド時間が異なっていたが、それぞれ同じであってもよい。
上述した各実施形態において、第3アプリケーションプログラム152cはサスペンド処理の対象でなかったが、すべてのアプリケーションプログラムについてサスペンド処理の対象としてもよい。
[変形例9]
上述した各実施形態では、本発明の制御装置を携帯電話端末である端末装置に適用した場合を説明したが、本発明は、その他の端末装置に適用することも可能である。例えば、本発明は、スマートフォンやPDA(Personal Digital Assistance)、携帯ゲーム機などの端末装置に適用することができ、通信機能を有さない端末装置に適用することもできる。この場合に、例えば、操作部12、表示部14、記憶部15及び撮影部16に相当する構成を、適宜外部構成としても本発明を特定し得る。
また、上述した端末装置の制御部11が実現する各機能は、複数のプログラムの組み合わせによって実現され、又は、複数のハードウェア資源の協働によって実現され得る。
10,10a…端末装置、11…制御部、111…判断部、112…第1実行部、113…第2実行部、12…操作部、13…通信部、14…表示部、15…記憶部、151…サスペンド管理テーブル、152…アプリケーションプログラム、16…撮影部。

Claims (10)

  1. 表示部に表示されたコンテンツがユーザにより閲覧されているか否かを判断する判断部と、
    実行したアプリケーションプログラムに応じてコンテンツを前記表示部に表示させ、当該コンテンツがユーザにより閲覧されていると前記判断部が判断した場合、前記アプリケーションプログラムの実行を中断する第1実行部と、
    前記中断されるときのコンテンツの画像を表す画像情報を生成し、当該中断の後は当該コンテンツに代えて、当該画像情報に基づいて前記表示部に画像を表示させる第2実行部と
    を備えることを特徴とする制御装置。
  2. 前記第1実行部は、
    前記コンテンツを表示させてあらかじめ決められた期間が経過した後に、前記閲覧していると前記判断部が判断した場合には、前記中断をし、
    前記決められた期間が経過した後に、前記閲覧していないと前記判断部が判断した場合には、前記アプリケーションプログラムを継続して実行し、前記表示部における電力消費が抑制されるようにコンテンツを表示させるか、又は前記表示部に表示をさせない
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記第1実行部は、中断した前記アプリケーションプログラムの実行を再開する場合、当該中断の前と同じコンテンツを前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記第1実行部は、
    一の前記アプリケーションプログラムを実行したときに当該アプリケーションプログラムを中断するまでの期間と、他の前記アプリケーションプログラムを実行したときに当該アプリケーションプログラムを中断するまでの期間とを互いに異ならせる
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の制御装置。
  5. 前記第1実行部は、
    複数の前記アプリケーションプログラムのそれぞれについて、前記コンテンツがユーザにより閲覧された期間の履歴を履歴蓄積部に蓄積し、
    前記履歴蓄積部に蓄積された履歴によって特定される前記閲覧した期間が長いほど、前記中断をするまでの期間を短くする
    ことを特徴とする請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記第1実行部は、
    表示させた前記コンテンツに含まれる文字の量を特定し、特定した文字の量が多いほど前記中断をするまでの期間を短くする
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の制御装置。
  7. 前記第2実行部は、
    前記表示部の表示領域よりも大きい画像領域を表す前記画像情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の制御装置。
  8. 自制御装置が実行可能である複数の前記アプリケーションプログラムの一部である、あらかじめ決められたアプリケーションプログラムを前記第1実行部が実行した場合にのみ、前記第1実行部が前記中断をし、且つ前記第2実行部が前記画像情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の制御装置。
  9. 前記表示部に表示されたコンテンツがユーザにより閲覧されているか否かを示す情報を検知する検知部と、
    請求項1ないし8のいずれかに記載された制御装置と
    を備え、
    前記判断部は、前記検知部により検知された結果に基づいて前記閲覧しているか否かを判断する
    ことを特徴とする端末装置。
  10. コンピュータに、
    表示部に表示されたコンテンツがユーザにより閲覧されているか否かを判断する判断ステップと、
    実行したアプリケーションプログラムに応じてコンテンツを前記表示部に表示させ、当該コンテンツがユーザにより閲覧されていると前記判断部が判断した場合、前記アプリケーションプログラムの実行を中断する第1実行ステップと、
    前記中断されるときのコンテンツの画像を表す画像情報を生成し、当該中断の後は当該コンテンツに代えて、当該画像情報に基づいて前記表示部に画像を表示させる第2実行ステップと
    を実行させるためのプログラム。
JP2010099967A 2010-04-23 2010-04-23 制御装置、端末装置及びプログラム Expired - Fee Related JP5313960B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010099967A JP5313960B2 (ja) 2010-04-23 2010-04-23 制御装置、端末装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010099967A JP5313960B2 (ja) 2010-04-23 2010-04-23 制御装置、端末装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011233964A true JP2011233964A (ja) 2011-11-17
JP5313960B2 JP5313960B2 (ja) 2013-10-09

Family

ID=45322887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010099967A Expired - Fee Related JP5313960B2 (ja) 2010-04-23 2010-04-23 制御装置、端末装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5313960B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014032328A (ja) * 2012-08-03 2014-02-20 Sharp Corp 表示装置、表示装置の制御方法、制御プログラム、および該制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2016031650A (ja) * 2014-07-29 2016-03-07 みこらった株式会社 電子機器、電子機器の表示画面の表示制御方法及びプログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07295937A (ja) * 1994-04-25 1995-11-10 Nec Corp 携帯型情報処理装置
JP2001350549A (ja) * 2000-06-08 2001-12-21 Hitachi Ltd 表示画面の省電力制御方法、記録媒体
JP2002135374A (ja) * 2000-10-26 2002-05-10 Nec Corp 携帯電話装置、携帯電話装置の制御方法、及びその制御プログラムを記録した記録媒体
JP2002261888A (ja) * 2001-02-26 2002-09-13 Kenwood Corp 携帯通信端末装置
JP2010011015A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Hitachi Ltd テレビジョン受像機

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07295937A (ja) * 1994-04-25 1995-11-10 Nec Corp 携帯型情報処理装置
JP2001350549A (ja) * 2000-06-08 2001-12-21 Hitachi Ltd 表示画面の省電力制御方法、記録媒体
JP2002135374A (ja) * 2000-10-26 2002-05-10 Nec Corp 携帯電話装置、携帯電話装置の制御方法、及びその制御プログラムを記録した記録媒体
JP2002261888A (ja) * 2001-02-26 2002-09-13 Kenwood Corp 携帯通信端末装置
JP2010011015A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Hitachi Ltd テレビジョン受像機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014032328A (ja) * 2012-08-03 2014-02-20 Sharp Corp 表示装置、表示装置の制御方法、制御プログラム、および該制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2016031650A (ja) * 2014-07-29 2016-03-07 みこらった株式会社 電子機器、電子機器の表示画面の表示制御方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5313960B2 (ja) 2013-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5324411B2 (ja) 広告配信装置、方法及びプログラム
EP3035176A1 (en) Apparatus and method for enlarging an image and controlling the enlarged image in a mobile communication terminal
KR20120137753A (ko) 터치 스크린을 구비하는 기기에서 스크롤 장치 및 방법
CN107085508B (zh) 一种信息处理方法及电子设备
US10019220B2 (en) Control method and apparatus thereof
US11316971B2 (en) Method for controlling temperature of terminal, and terminal
JP6315409B2 (ja) 端末装置、その制御方法及びプログラム
JP2009225000A (ja) 折畳み型携帯電話機への情報配信制御用のプログラム
CN103838475A (zh) 网页中进行文本框输入的方法及装置
JP2010033211A (ja) 表示制御プログラム、方法及び装置
CN108289237B (zh) 播放动态图片的方法、装置、终端及计算机可读存储介质
JP5814167B2 (ja) 腕時計型情報端末およびモード設定方法
JP5313960B2 (ja) 制御装置、端末装置及びプログラム
CN112394806A (zh) 用户界面的显示方法和装置、电子设备及存储介质
CN111128082A (zh) 背光调节方法、显示器及存储介质
US20060288277A1 (en) Communication apparatus and display method
CN112198954B (zh) 帧率设置方法、装置、存储介质及移动终端
EP3925413B1 (en) Determining a light effect based on an average color after a detected transition in content
CN112969088A (zh) 投屏控制方法、装置、电子设备和可读存储介质
CN113068229A (zh) 一种通信终端及无线网络切换的方法
EP2658224A2 (en) Terminal apparatus, backlight control method, and backlight control program
CN114969588A (zh) 一种文档浏览方法、装置、电子设备及存储介质
JP2011215758A (ja) 情報処理装置および情報処理プログラム
CN111064886A (zh) 终端设备的拍摄方法、终端设备及存储介质
CN112748832B (zh) 信息处理方法、装置及电子设备和存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130613

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130625

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130704

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5313960

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees