JPH0729542B2 - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
- Publication number
- JPH0729542B2 JPH0729542B2 JP5424987A JP5424987A JPH0729542B2 JP H0729542 B2 JPH0729542 B2 JP H0729542B2 JP 5424987 A JP5424987 A JP 5424987A JP 5424987 A JP5424987 A JP 5424987A JP H0729542 B2 JPH0729542 B2 JP H0729542B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- outside air
- evaporator
- intake door
- mixing ratio
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00814—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
- B60H1/00821—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
- B60H1/00835—Damper doors, e.g. position control
- B60H1/00849—Damper doors, e.g. position control for selectively commanding the induction of outside or inside air
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、車両用空調装置に関する。
[従来の技術] 従来、インテークドアの開度制御によって内気及び外気
の通気量を調整し調整された空気を冷凍サイクル中のエ
バポレータを介して車室側に送るようにした車両用空調
装置においては、前記インテークドアは、5図に示すご
とく制御されていた。
の通気量を調整し調整された空気を冷凍サイクル中のエ
バポレータを介して車室側に送るようにした車両用空調
装置においては、前記インテークドアは、5図に示すご
とく制御されていた。
即ち、従来は、前記エバポレータに対し下流側に配置さ
れ暖房時のヒータ通過量を定めるエアミックスドアの調
整位置xによって目標温度Tが定められ、この目標温度
Tによってインテークドアの開度θが定められるように
なっていた。尚、これに類似する装置としては、例えば
実公昭53−25319号公報に記載されたものがある。
れ暖房時のヒータ通過量を定めるエアミックスドアの調
整位置xによって目標温度Tが定められ、この目標温度
Tによってインテークドアの開度θが定められるように
なっていた。尚、これに類似する装置としては、例えば
実公昭53−25319号公報に記載されたものがある。
しかしながら、このような従来の車両用空調装置にあっ
ては、冷凍能力や風量Qに関係なく目標温度Tに対して
インテークドアの開度θが一義的に定められる構成とな
っていたため、仮に冷凍能力に余力があったとしても、
車室内により多くの外気を取り入れることはできないと
いう問題点があった。
ては、冷凍能力や風量Qに関係なく目標温度Tに対して
インテークドアの開度θが一義的に定められる構成とな
っていたため、仮に冷凍能力に余力があったとしても、
車室内により多くの外気を取り入れることはできないと
いう問題点があった。
[発明の目的] この発明は、上記問題点を改善し、冷房時、冷凍サイク
ルに余力がある場合には、車室内により多くの外気を取
り入れることができる車両用空調装置を提供することを
目的とする。
ルに余力がある場合には、車室内により多くの外気を取
り入れることができる車両用空調装置を提供することを
目的とする。
[発明の概要] 上記目的を達成するためこの発明では、第1図に示すよ
うに、インテークドア1の開度制御によって内気及び外
気の通気量を調整し調整された空気を冷凍サイクル中の
エバポレータ4を介して車室側に送る車両用空調装置に
おいて、前記エバポレータ4の吹出し温度を検出するエ
バポレータ吹出し温度検出手段C1と、前記冷凍サイクル
の稼働状態を検出する冷凍サイクル稼働状態検出手段C2
と、両検出手段C1,C2の検出信号に基いて条件判別テー
ブルC3を参照し前記冷凍サイクルに余力がある範囲で前
記外気を車室側により多く導入するよう内外気の混合比
率を決定する内外気混合比率決定手段C4と、該手段C4が
設定した混合比率により前記インテークドア1の開度制
御を行うインテークドア制御手段C5とを備え、冷房時、
冷凍サイクルに余力がある場合には、車室内により多く
の外気を取り入れるようにした。
うに、インテークドア1の開度制御によって内気及び外
気の通気量を調整し調整された空気を冷凍サイクル中の
エバポレータ4を介して車室側に送る車両用空調装置に
おいて、前記エバポレータ4の吹出し温度を検出するエ
バポレータ吹出し温度検出手段C1と、前記冷凍サイクル
の稼働状態を検出する冷凍サイクル稼働状態検出手段C2
と、両検出手段C1,C2の検出信号に基いて条件判別テー
ブルC3を参照し前記冷凍サイクルに余力がある範囲で前
記外気を車室側により多く導入するよう内外気の混合比
率を決定する内外気混合比率決定手段C4と、該手段C4が
設定した混合比率により前記インテークドア1の開度制
御を行うインテークドア制御手段C5とを備え、冷房時、
冷凍サイクルに余力がある場合には、車室内により多く
の外気を取り入れるようにした。
[実施例] 第2図はこの発明の一実施例を示す車両用空調装置の説
明図、第3図は制御パターンの説明図、第4図は制御の
内容を示すフローチャートである。
明図、第3図は制御パターンの説明図、第4図は制御の
内容を示すフローチャートである。
第2図に示すように、空調装置は、インテークドア1に
備えたダクト部2に、前記インテークドア1に次いで、
ブロワー3,エバポレータ4,該エバポレータ4の吹出し温
度SEを検出するセンサ5,エアミックスドア6,ヒータ7,吹
出口ドア8,9,10を備えている。
備えたダクト部2に、前記インテークドア1に次いで、
ブロワー3,エバポレータ4,該エバポレータ4の吹出し温
度SEを検出するセンサ5,エアミックスドア6,ヒータ7,吹
出口ドア8,9,10を備えている。
インテークドア1の開度θは、モータMによって調節さ
れ、内気F1と外気F2の混合比率が適宜値に定められるよ
うになっている。
れ、内気F1と外気F2の混合比率が適宜値に定められるよ
うになっている。
エバポレータ4は、冷凍サイクル中に配置され、冷房時
コンプレッサ14によって圧縮液化された冷媒を蒸発さ
れ、ブロワー3を介して送られてきた空気を冷却する。
コンプレッサ14によって圧縮液化された冷媒を蒸発さ
れ、ブロワー3を介して送られてきた空気を冷却する。
エアミックスドア6は、暖房時の温度調整に使用される
ものである。又、吹出口ドア8,9,10は、それぞれの吹出
口に対し、通気F3,F4,F5の風量調整をするものである。
ものである。又、吹出口ドア8,9,10は、それぞれの吹出
口に対し、通気F3,F4,F5の風量調整をするものである。
11は、オートモードを指定するオートスイッチ,12は内
気循環を指令するリサイクルスイッチである。
気循環を指令するリサイクルスイッチである。
前記オートスイッチ11,リサイクルスイッチ12と、前記
センサ5と、前記モータMとは、前記条件判別テーブル
C3及び前記内外気混合比率決定手段C4並びに前記インテ
ークドア制御手段C5とを備えたアンプ13と接続されてい
る。
センサ5と、前記モータMとは、前記条件判別テーブル
C3及び前記内外気混合比率決定手段C4並びに前記インテ
ークドア制御手段C5とを備えたアンプ13と接続されてい
る。
又、前記アンプ13には、前記コンプレッサ14の回転数NC
を検出するセンサ15が接続されている。コンプレッサ14
は、プーリ16を介してクランク軸(図示せず)によって
駆動されるものである。
を検出するセンサ15が接続されている。コンプレッサ14
は、プーリ16を介してクランク軸(図示せず)によって
駆動されるものである。
コンプレッサ14の回転数NCは、積分サンプリングによっ
て検出され、平均的な回転数が求められるようになって
いる。
て検出され、平均的な回転数が求められるようになって
いる。
第3図に示すように、前記アンプ13は、回転数NCとエバ
ポレータ4の吹出し温度SEによってモータMを制御す
る。
ポレータ4の吹出し温度SEによってモータMを制御す
る。
領域A1は、エバポレータ4の吹き出し温SEが高く、回転
数NCが低ければ、現在負荷に対し冷凍能力が低いので内
気循環すべきであることを示している。
数NCが低ければ、現在負荷に対し冷凍能力が低いので内
気循環すべきであることを示している。
又、領域A3は、これとは逆にエバポレータ4の吹出し温
度SEが低く回転数NCが高ければ、現在負荷に対し冷凍能
力に余力があるので外気を十分取り入れるべきであるこ
とを示している。中間領域A2はこれら領域A1,A2の中間
にあり、内外気を所定比率で混合すべきであることを示
している。内外気の混合比率は、領域A2中の現在位置で
定められるものである。
度SEが低く回転数NCが高ければ、現在負荷に対し冷凍能
力に余力があるので外気を十分取り入れるべきであるこ
とを示している。中間領域A2はこれら領域A1,A2の中間
にあり、内外気を所定比率で混合すべきであることを示
している。内外気の混合比率は、領域A2中の現在位置で
定められるものである。
第4図に示すように、アンプ13は、ステップ401,402で
オートスイッチ11及びリサイクルスイッチ412の作動状
態を判断する。
オートスイッチ11及びリサイクルスイッチ412の作動状
態を判断する。
ステップ401でオートモードでないことが判断され、ス
テップ402でリサイクルスイッチオフであることが判断
された場合には、ステップ403へ移行し、外気導入す
る。
テップ402でリサイクルスイッチオフであることが判断
された場合には、ステップ403へ移行し、外気導入す
る。
又、ステップ401でオートモードでないことが判断さ
れ、ステップ402でリサイクルスイッチがオンであるこ
とが判断された場合には、ステップ405で内気循環す
る。
れ、ステップ402でリサイクルスイッチがオンであるこ
とが判断された場合には、ステップ405で内気循環す
る。
次に、ステップ401でオートモードが判断された場合に
は、ステップ404,406へ移行する。
は、ステップ404,406へ移行する。
ステップ404,406は、エバポレータ4の吹出し温度SE及
びコンプレッサ14の回転数NCに基いて、第2図のパター
ンによる領域を判断し、ステップ405に示す内気制御、
又は、ステップ407に示す内外気制御のうちいずれかの
制御に移行させるものである。ただし、ステップ407に
示す内外気制御の対象領域は、第2図に示す内外気領域
A2に加えて外気導入領域A3をも含めた領域である。
びコンプレッサ14の回転数NCに基いて、第2図のパター
ンによる領域を判断し、ステップ405に示す内気制御、
又は、ステップ407に示す内外気制御のうちいずれかの
制御に移行させるものである。ただし、ステップ407に
示す内外気制御の対象領域は、第2図に示す内外気領域
A2に加えて外気導入領域A3をも含めた領域である。
以上の如く、本例では、アンプ13は、第3図に示したよ
うなパターンに基いて、オートモード下で、コンプレッ
サ14,即ち冷凍サイクルに余力がある範囲で外気F2をよ
り多く導入することができるので、車室環境をより向上
させることができる。
うなパターンに基いて、オートモード下で、コンプレッ
サ14,即ち冷凍サイクルに余力がある範囲で外気F2をよ
り多く導入することができるので、車室環境をより向上
させることができる。
又、一般に、内気循環は、ファン騒音が大きいので、外
気導入をより多く図ることによりファン騒音を低減させ
る効果もある。
気導入をより多く図ることによりファン騒音を低減させ
る効果もある。
上記実施例では、冷凍サイクルの能力の検出のため、コ
ンプレッサ14の回転数NCを検出したが、冷凍サイクル中
の高圧(コンプレッサ14からエバポレータ4に至る管路
の圧力)を検出し、これが一定圧力以上である場合に
は、冷凍能力に余力があると判断し、外気F2をより多く
取り入れるようにしても良い。
ンプレッサ14の回転数NCを検出したが、冷凍サイクル中
の高圧(コンプレッサ14からエバポレータ4に至る管路
の圧力)を検出し、これが一定圧力以上である場合に
は、冷凍能力に余力があると判断し、外気F2をより多く
取り入れるようにしても良い。
この発明は上記実施例に限定されるものではなく、適宜
の設計的変更を行うことにより、他の態様でも実施し得
るものである。
の設計的変更を行うことにより、他の態様でも実施し得
るものである。
[発明の効果] 以上の通り、この発明によれば、冷凍サイクルの余力に
応じて車室内に十分な外気を取り込むことができるの
で、車室環境をより向上させることができる。
応じて車室内に十分な外気を取り込むことができるの
で、車室環境をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明のクレーム対応図、第2図は一実施例
に係る車室用空調装置の説明図、第3図は制御パターン
の説明図、第4図は制御装置の作用を示すフローチャー
ト、第5図は従来の車両用空調装置の制御方式を示すタ
イムチャートである。 1……インテークドア、4……エバポレータ 5……温度検出用センサ 13……アンプ、14……コンプレッサ 15……回転数検出用センサ SE……エバポレータの吹出し温度 NC……コンプレッサの回転数 A1……内気領域、A2……内外気領域 A3……外気領域
に係る車室用空調装置の説明図、第3図は制御パターン
の説明図、第4図は制御装置の作用を示すフローチャー
ト、第5図は従来の車両用空調装置の制御方式を示すタ
イムチャートである。 1……インテークドア、4……エバポレータ 5……温度検出用センサ 13……アンプ、14……コンプレッサ 15……回転数検出用センサ SE……エバポレータの吹出し温度 NC……コンプレッサの回転数 A1……内気領域、A2……内外気領域 A3……外気領域
Claims (1)
- 【請求項1】インテークドアの開度制御によって内気及
び外気の通気量を調整し調整された空気を冷凍サイクル
中のエバポレータを介して車室側に送る車両用空調装置
において、前記エバポレータの吹出し温度を検出するエ
バポレータ吹出し温度検出手段と、前記冷凍サイクルの
稼働状態を検出する冷凍サイクル稼働状態検出手段と、
両検出手段の検出信号に基いて条件判別テーブルを参照
し前記冷凍サイクルの余力のある範囲で前記外気を車室
側により多く導入するよう内外気の混合比率を決定する
内外気混合比率決定手段と、該手段が決定した混合比率
により前記インテークドアの開度制御を行うインテーク
ドア制御手段と、を備えたことを特徴とする車両用空調
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5424987A JPH0729542B2 (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5424987A JPH0729542B2 (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | 車両用空調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63222918A JPS63222918A (ja) | 1988-09-16 |
JPH0729542B2 true JPH0729542B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=12965274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5424987A Expired - Lifetime JPH0729542B2 (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | 車両用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0729542B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8908338D0 (en) * | 1989-04-13 | 1989-06-01 | Motor Panels Coventry Ltd | Control systems for automotive air conditioning systems |
FR2988817A1 (fr) * | 2012-03-30 | 2013-10-04 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de commande de la position d'un volet d'alimentation en air d'une installation de chauffage/ climatisation en fonction de la capacite de refrigeration |
-
1987
- 1987-03-11 JP JP5424987A patent/JPH0729542B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63222918A (ja) | 1988-09-16 |
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