JPH01223013A - 自動車用空気調和装置の制御方法 - Google Patents
自動車用空気調和装置の制御方法Info
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- JPH01223013A JPH01223013A JP4747688A JP4747688A JPH01223013A JP H01223013 A JPH01223013 A JP H01223013A JP 4747688 A JP4747688 A JP 4747688A JP 4747688 A JP4747688 A JP 4747688A JP H01223013 A JPH01223013 A JP H01223013A
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 14
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims abstract description 13
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 abstract description 3
- 230000003750 conditioning effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 2
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 2
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000001143 conditioned effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00814—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
- B60H1/00821—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
- B60H1/00835—Damper doors, e.g. position control
- B60H1/00842—Damper doors, e.g. position control the system comprising a plurality of damper doors; Air distribution between several outlets
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は自動車用空気調和装置に係り、特に始動時のフ
ィーリングを改善するに好適な自動車用空気調和装置の
始動制御装置に関する。
ィーリングを改善するに好適な自動車用空気調和装置の
始動制御装置に関する。
従来の装置は、特開昭６２−４７７２６号に記載のよう
に、始動時冷房モードでスタートするか、暖房モードで
スタートするかを室温センサで判定し、室温が高い冷房
時は直ちに空気調和装置をスタートし、室温が低い暖房
時には暖房器に流入するエンジン冷却水の温度上昇に従
いブロワ風量を増加するようになっていた。
に、始動時冷房モードでスタートするか、暖房モードで
スタートするかを室温センサで判定し、室温が高い冷房
時は直ちに空気調和装置をスタートし、室温が低い暖房
時には暖房器に流入するエンジン冷却水の温度上昇に従
いブロワ風量を増加するようになっていた。
上記従来技術は、車室内温度分布による最適始動制御を
きめ細かに行なう点と、更に制御システムの単純化の点
についての配慮がなされておらず、乗員のフィーリング
改善と制御システムの価格低減に対して問題があった。
きめ細かに行なう点と、更に制御システムの単純化の点
についての配慮がなされておらず、乗員のフィーリング
改善と制御システムの価格低減に対して問題があった。
本発明の目的は、車室内温度分布によるきめ細かな制御
を行なって、快適な乗員のフィーリングが得られる自動
車用空気調和装置の始動制御装置を提供することにある
。
を行なって、快適な乗員のフィーリングが得られる自動
車用空気調和装置の始動制御装置を提供することにある
。
上記目的は、温度設定装置と、車内複数の所定場所吹出
し口に設けられた吹出し口温度センサを有する自動車用
空気調和装置において、前記温度設定装置によって設定
される設定温度信号と、前記吹出し口温度センサで経時
的に検知した温度信号とを比較し、該比較結果によって
、冷暖房モードの選択と、吹出し口の選択と、吹出し風
量の調節を行なう制御手段を設けた自動車用空気調和装
置の始動制御装置によって達成される。
し口に設けられた吹出し口温度センサを有する自動車用
空気調和装置において、前記温度設定装置によって設定
される設定温度信号と、前記吹出し口温度センサで経時
的に検知した温度信号とを比較し、該比較結果によって
、冷暖房モードの選択と、吹出し口の選択と、吹出し風
量の調節を行なう制御手段を設けた自動車用空気調和装
置の始動制御装置によって達成される。
上記制御手段は、前記吹出し口温度センサにより車内各
部の初期温度を検知し、該初期温度の信号と前記設定温
度信号とを比較し、該比較結果によって、冷暖房モード
を選択し、始動時の吹出し口の選択と、吹出し風量の選
定を行ない、始動後は前記吹出し口温度センサで検知し
た温度に基づいて各吹出し口の風量を調節する手段とす
るとよい。
部の初期温度を検知し、該初期温度の信号と前記設定温
度信号とを比較し、該比較結果によって、冷暖房モード
を選択し、始動時の吹出し口の選択と、吹出し風量の選
定を行ない、始動後は前記吹出し口温度センサで検知し
た温度に基づいて各吹出し口の風量を調節する手段とす
るとよい。
車内各部吹出し口に設けられた吹出し口温度センサは、
空気調和装置の始動前の車内各部の温度を検知し、本発
明の制御手段は、これら車内各部の温度信号と設定温度
信号を比較し、この比較結果によって冷房または暖房モ
ードを選択し、始動時の吹出し口の選択と吹出し風量選
定を行なう。
空気調和装置の始動前の車内各部の温度を検知し、本発
明の制御手段は、これら車内各部の温度信号と設定温度
信号を比較し、この比較結果によって冷房または暖房モ
ードを選択し、始動時の吹出し口の選択と吹出し風量選
定を行なう。
次に、始動後各部吹出し口温度センサは、それぞれの吹
出し風温塵を検知し、上記制餉手段は、この温度信号に
基づいて吹出し口の再選択と吹出し風量の調節を行なう
。
出し風温塵を検知し、上記制餉手段は、この温度信号に
基づいて吹出し口の再選択と吹出し風量の調節を行なう
。
以下本発明の一実施例を第１図〜第３図により説明する
。第１図は自動車用空気調和装置の全体構成図であり、
空気調和装置の各機器を包合するダクトケーシング１に
、空気流入口からブロワモータ２．蒸発器３．ヒータコ
ア４の順に装着されている。ブロワモータ２の空気導入
口には、外気か内気を選択するためのインテークボック
ス２′及びインテークドア５が備えられている。エアミ
ックスドア６は、ヒータコア４をバイパスする冷風とヒ
ータコア４を通過した温風との混合割合を調節し、車内
に吹出す空気の温度を制御するものである。デバータド
ア７は上記エアミックスドア６で制御された調和風を上
部吹出し口か下部吹出し口かのどちらから吹出すか選択
するドアであり、ベントデフドア８は上部へ流入した調
和風をベント吹出し口かデフロスタ吹出し口のいずれか
を選択して吹出すためのドアである。またダクトケーシ
ング１には、デフ吹出しロ９．ベント吹出し口１０、フ
ロア吹出し口１１が備えられている。なお、第１図にお
いては、ヒータコア４に接続される温水制御系、蒸発器
３に接続される冷凍サイクル系は本発明に直接関係がな
いので省略しである。
。第１図は自動車用空気調和装置の全体構成図であり、
空気調和装置の各機器を包合するダクトケーシング１に
、空気流入口からブロワモータ２．蒸発器３．ヒータコ
ア４の順に装着されている。ブロワモータ２の空気導入
口には、外気か内気を選択するためのインテークボック
ス２′及びインテークドア５が備えられている。エアミ
ックスドア６は、ヒータコア４をバイパスする冷風とヒ
ータコア４を通過した温風との混合割合を調節し、車内
に吹出す空気の温度を制御するものである。デバータド
ア７は上記エアミックスドア６で制御された調和風を上
部吹出し口か下部吹出し口かのどちらから吹出すか選択
するドアであり、ベントデフドア８は上部へ流入した調
和風をベント吹出し口かデフロスタ吹出し口のいずれか
を選択して吹出すためのドアである。またダクトケーシ
ング１には、デフ吹出しロ９．ベント吹出し口１０、フ
ロア吹出し口１１が備えられている。なお、第１図にお
いては、ヒータコア４に接続される温水制御系、蒸発器
３に接続される冷凍サイクル系は本発明に直接関係がな
いので省略しである。
マイクロコンピュータ１２は予め定めた制御プログラム
に従って、ソフトウェアのデジタル演算処理を実行する
シングルチップのマイクロコンピュータで、演算処理手
段を構成しており、数メガヘルツの水晶振動子１３を接
続すると共に、車載バッテリより電源供給を受けて作動
状態になるものである。そしてこのマイクロコンピュー
タ１２は、演算手順を定めた自動制御プログラムを含む
制御プログラムを順次読み出し、それに対応する演算処
理を実行する中央処理部（Ｃ，Ｐ、Ｕ）と、水晶振動子
１３を伴なって、上記各種演算のための基準クロックパ
ルスを発生するクロック発生部と、各種信号の入出力を
調整する入出力（Ｉｌｏ）回路部とを主要部に構成した
１チツプの大規模集積回路（ＬＳＩ）製のものである。
に従って、ソフトウェアのデジタル演算処理を実行する
シングルチップのマイクロコンピュータで、演算処理手
段を構成しており、数メガヘルツの水晶振動子１３を接
続すると共に、車載バッテリより電源供給を受けて作動
状態になるものである。そしてこのマイクロコンピュー
タ１２は、演算手順を定めた自動制御プログラムを含む
制御プログラムを順次読み出し、それに対応する演算処
理を実行する中央処理部（Ｃ，Ｐ、Ｕ）と、水晶振動子
１３を伴なって、上記各種演算のための基準クロックパ
ルスを発生するクロック発生部と、各種信号の入出力を
調整する入出力（Ｉｌｏ）回路部とを主要部に構成した
１チツプの大規模集積回路（ＬＳＩ）製のものである。
このマイクロコンピュータ１２の演算処理によって、外
気センサ１４、車内空気温センサ１５．フロアダクトセ
ンサ１６．ベントダクトセンサ１７．デフダクトセンサ
１８よりの各温度検出信号、および温度設定器１９．風
量設定器２０．モード設定器２１よりの設定信号の順次
変換されたデジタル信号を入力し、各種の計算２判定を
処理し、エアミックスドア６、デバータドア７、ベント
デフドア８．インテークドア５等の制御のための各種指
令信号を発生している。
気センサ１４、車内空気温センサ１５．フロアダクトセ
ンサ１６．ベントダクトセンサ１７．デフダクトセンサ
１８よりの各温度検出信号、および温度設定器１９．風
量設定器２０．モード設定器２１よりの設定信号の順次
変換されたデジタル信号を入力し、各種の計算２判定を
処理し、エアミックスドア６、デバータドア７、ベント
デフドア８．インテークドア５等の制御のための各種指
令信号を発生している。
エアミックスドア６の開度調整アクチュエータ２２はマ
イクロコンピュータ１２よりの開度制御指令信号を受け
てラッチしその指令信号に応じてエアミックスドア６の
開度を調整する。デバータドア７のアクチュエータ２３
及びベントデフドア８のアクチュエータ２４は、マイク
ロコンピュータ１２よりの開度指令信号を受けてラッチ
し、デバータドア７及びベントデフドア８を作動させる
ことにより調和空気の吹出し口を選択する。ブロワモー
タ２の駆動回路２５は、マイクロコンピュータ１２より
の回転指令信号を受けてラッチし、その指令信号に応じ
てブロワモータ２の回転速度を連続的に制御する。イン
テークドア作動アクチュエータ２６は、マイクロコンピ
ュータ１２よりの内外気指令信号を受けてラッチし、イ
ンテークドア５を作動させて内外気の切換えを行なう。
イクロコンピュータ１２よりの開度制御指令信号を受け
てラッチしその指令信号に応じてエアミックスドア６の
開度を調整する。デバータドア７のアクチュエータ２３
及びベントデフドア８のアクチュエータ２４は、マイク
ロコンピュータ１２よりの開度指令信号を受けてラッチ
し、デバータドア７及びベントデフドア８を作動させる
ことにより調和空気の吹出し口を選択する。ブロワモー
タ２の駆動回路２５は、マイクロコンピュータ１２より
の回転指令信号を受けてラッチし、その指令信号に応じ
てブロワモータ２の回転速度を連続的に制御する。イン
テークドア作動アクチュエータ２６は、マイクロコンピ
ュータ１２よりの内外気指令信号を受けてラッチし、イ
ンテークドア５を作動させて内外気の切換えを行なう。
次に本発明による空気調和装置の始動制御について説明
する。第２図は自動制御プログラムとなる自動制御ルー
チンの詳細な演算処理を示すフローチャートである。な
お、このフローチャートは本発明の要点に係る始動制御
について示すが、その他の制御機能については公知技術
を参照し得る。
する。第２図は自動制御プログラムとなる自動制御ルー
チンの詳細な演算処理を示すフローチャートである。な
お、このフローチャートは本発明の要点に係る始動制御
について示すが、その他の制御機能については公知技術
を参照し得る。
いま第１図に示すマイクロコンピュータ１２が作動状態
になると、数百ｍ ｓｅｃの周期で第２図に示す空調制
御プログラムの演算処理を実行する６まずイａ号入力ス
テップ１０１では、デフダクトセンサ１８からの信号Ｔ
ｄ ａ Ｈベントダクトセンサ１７からの信号Ｔ ｄ
ｕ ｌフロアダクトセンサ１６からの信号Ｔｄｌ、室
温センサ１５からの信号’ｒｒ、ｌｉ度設定器からの信
号Ｔｓを入力し、始動制御ステップ１０２に進む。ステ
ップ１０２では信号入力ステップ１０１で入力記憶した
データより始動制御を第３図のフローチャートにより実
行する。まず第１に室内上部の温度をデフタクトセンサ
１８かベントダクトセンサ１７で検出し、設定温度Ｔｓ
と熱負荷の状態からあらかじめ設けた上部目標室温Ｔｓ
ｏｕとデフダクトセンサの検出温度Ｔｄａの差ΔＴｕ
（＝Ｔ！、ｏｕ−Ｔｄｄ）が零より大の時は室内の温度
が目標温度より低いので吹出しモードは暖房モードで始
動する。しかし、暖房モードでフロア吹出し口１１から
吹出す空気は暖がでなければ不快であるので、従来技術
では、ヒータコア４に流入するエンジン冷却水の温度が
吹出し空気の温度を十分上昇させ得るまで高まった後フ
ロア吹出し口１１から温風を吹出すようになっていた。
になると、数百ｍ ｓｅｃの周期で第２図に示す空調制
御プログラムの演算処理を実行する６まずイａ号入力ス
テップ１０１では、デフダクトセンサ１８からの信号Ｔ
ｄ ａ Ｈベントダクトセンサ１７からの信号Ｔ ｄ
ｕ ｌフロアダクトセンサ１６からの信号Ｔｄｌ、室
温センサ１５からの信号’ｒｒ、ｌｉ度設定器からの信
号Ｔｓを入力し、始動制御ステップ１０２に進む。ステ
ップ１０２では信号入力ステップ１０１で入力記憶した
データより始動制御を第３図のフローチャートにより実
行する。まず第１に室内上部の温度をデフタクトセンサ
１８かベントダクトセンサ１７で検出し、設定温度Ｔｓ
と熱負荷の状態からあらかじめ設けた上部目標室温Ｔｓ
ｏｕとデフダクトセンサの検出温度Ｔｄａの差ΔＴｕ
（＝Ｔ！、ｏｕ−Ｔｄｄ）が零より大の時は室内の温度
が目標温度より低いので吹出しモードは暖房モードで始
動する。しかし、暖房モードでフロア吹出し口１１から
吹出す空気は暖がでなければ不快であるので、従来技術
では、ヒータコア４に流入するエンジン冷却水の温度が
吹出し空気の温度を十分上昇させ得るまで高まった後フ
ロア吹出し口１１から温風を吹出すようになっていた。
本発明では、エンジン冷却水の温度を検出せずに、また
、冬期でもエンジンスタート直後走行した場合の窓のく
もり防止を兼ねて、暖房時の始動制御の場合にはデフ吹
出し口９から空気を吹出し、デフダクトセンサ１８によ
りその吹出し温度を検知し、例えば足元から吹出しても
不快でない温度である３０℃位の吹出風温になったらフ
ロア吹出し口１１から吹出し、更にフロア吹出し口１１
から吹出す風温か所定の目標吹出し温度になるまで低風
量で吹出し、吹出し風温が所定の値になったら風量も自
動制御し、できるだけ早く室温が設定温度になるように
する。また、暖房時デフ吹出し風温が所定の温度になる
までは低風量でブロアを運転する。
、冬期でもエンジンスタート直後走行した場合の窓のく
もり防止を兼ねて、暖房時の始動制御の場合にはデフ吹
出し口９から空気を吹出し、デフダクトセンサ１８によ
りその吹出し温度を検知し、例えば足元から吹出しても
不快でない温度である３０℃位の吹出風温になったらフ
ロア吹出し口１１から吹出し、更にフロア吹出し口１１
から吹出す風温か所定の目標吹出し温度になるまで低風
量で吹出し、吹出し風温が所定の値になったら風量も自
動制御し、できるだけ早く室温が設定温度になるように
する。また、暖房時デフ吹出し風温が所定の温度になる
までは低風量でブロアを運転する。
次にΔＴｕ が零より小さい時は冷房モードで始動する
が、冬期日射等が強い時には車室下部が低温で上部室温
のみ高温である場合があり、このような状態では上部吹
出し口からは比較的低温の調和風を、下部吹出し口から
は比較的高温の調和風を吹出す頭寒足熱のパイレベルモ
ード運転する方が快適である。これは始動時の下部室温
をフロアダクトセンサ１６で検出し、上部と同様に設定
温度Ｔｓからあらかじめ設けた下部目標室温Ｔｓｏえと
フロアダクトセンサ１６で検出した下部室温Ｔｄ１との
差ΔＴｔ （＝ Ｔｓｏｔ Ｔｄｔ）が零より大の
ときは下部室温が目標室温より低いのでパイレベルモー
ドで運転し、ΔＴ区が零より小の時は上下部室温が共に
目標室温より高いのでベント吹出し口１０からのみ吹出
す冷房モードとし、ブロア制御もできるだけ早く室温が
設定温度になるように制御する。
が、冬期日射等が強い時には車室下部が低温で上部室温
のみ高温である場合があり、このような状態では上部吹
出し口からは比較的低温の調和風を、下部吹出し口から
は比較的高温の調和風を吹出す頭寒足熱のパイレベルモ
ード運転する方が快適である。これは始動時の下部室温
をフロアダクトセンサ１６で検出し、上部と同様に設定
温度Ｔｓからあらかじめ設けた下部目標室温Ｔｓｏえと
フロアダクトセンサ１６で検出した下部室温Ｔｄ１との
差ΔＴｔ （＝ Ｔｓｏｔ Ｔｄｔ）が零より大の
ときは下部室温が目標室温より低いのでパイレベルモー
ドで運転し、ΔＴ区が零より小の時は上下部室温が共に
目標室温より高いのでベント吹出し口１０からのみ吹出
す冷房モードとし、ブロア制御もできるだけ早く室温が
設定温度になるように制御する。
上記により、本発明によれば、室内の温度分布に応じた
快適な始動制御が実現できる。また１本発明では従来の
ようなエンジン冷却水の水温センサ、室内上下部温度セ
ンサが不要となる。
快適な始動制御が実現できる。また１本発明では従来の
ようなエンジン冷却水の水温センサ、室内上下部温度セ
ンサが不要となる。
本発明によれば、車内各部吹出し口に設けられた吹出し
口温度センサによって、空気調和装置の始動前の車内各
部室内温度と始動後の各部吹出し風温塵を検知し、制御
手段によって、これらの温度信号と設定温度信号との差
に基づいて冷暖房モードの選択、始動時及び始動後の吹
出し口の選択と風量調節を行なうことができるので、乗
員が最も快適と感じる自動車内の空気調和が行なえる効
果がある。
口温度センサによって、空気調和装置の始動前の車内各
部室内温度と始動後の各部吹出し風温塵を検知し、制御
手段によって、これらの温度信号と設定温度信号との差
に基づいて冷暖房モードの選択、始動時及び始動後の吹
出し口の選択と風量調節を行なうことができるので、乗
員が最も快適と感じる自動車内の空気調和が行なえる効
果がある。
第１図は本発明の一実施例を示す全体構成図、第２図は
本発明の一実施例によるマイクロコンピュータの演算流
れ図、第３図は本発明の一実施例による始動制御のパド
を示す。 ９・・・デフ吹出し口、１０・・・ベント吹出し口、１
１・・・フロア吹出し口、１２・・・マイクロコンピュ
ータ、１６・・・フロアダクトセンサ、１７・・・ベン
トダクトセンサ、１８・・・デフダクトセンサ、１９・
・・温度設第２区
本発明の一実施例によるマイクロコンピュータの演算流
れ図、第３図は本発明の一実施例による始動制御のパド
を示す。 ９・・・デフ吹出し口、１０・・・ベント吹出し口、１
１・・・フロア吹出し口、１２・・・マイクロコンピュ
ータ、１６・・・フロアダクトセンサ、１７・・・ベン
トダクトセンサ、１８・・・デフダクトセンサ、１９・
・・温度設第２区
Claims (2)
- １．温度設定装置と、車内複数の所定場所吹出し口に設
けられた吹出し口温度センサを有する自動車用空気調和
装置において、前記温度設定装置によつて設定される設
定温度信号と、前記吹出し口温度センサで経時的に検知
した温度信号とを比較し、該比較結果によつて、冷暖房
モードの選択と、吹出し口の選択と、吹出し風量の調節
を行なう制御手段を設けたことを特徴とする自動車用空
気調和装置の始動制御装置。 - ２．前記吹出し口温度センサにより車内の初期温度を検
知し、該初期温度の信号と前記設定温度信号とを比較し
、該比較結果によつて、冷暖房モードを選択し、始動時
の吹出し口の選択と、吹出し風量の選定を行ない、始動
後は前記吹出し口温度センサで検知した温度に基づいて
各吹出し口の風量を調節する制御手段を設けた請求項１
記載の自動車用空気調和装置の始動制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63047476A JP2511097B2 (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | 自動車用空気調和装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63047476A JP2511097B2 (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | 自動車用空気調和装置の制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01223013A true JPH01223013A (ja) | 1989-09-06 |
| JP2511097B2 JP2511097B2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=12776191
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63047476A Expired - Lifetime JP2511097B2 (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | 自動車用空気調和装置の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2511097B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6996997B2 (en) | 2003-03-05 | 2006-02-14 | Thermo King Corporation | Pre-trip diagnostic methods for a temperature control unit |
| US7032395B2 (en) * | 2002-04-29 | 2006-04-25 | Thermo King Corporation | Transport temperature control unit and methods of defrosting an evaporator coil of the same |
| EP2098392A1 (en) | 2008-03-04 | 2009-09-09 | Toyota Jidosha Kabusiki Kaisha | Vehicle heating system |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6029319A (ja) * | 1983-07-26 | 1985-02-14 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用空調装置 |
| JPS629050A (ja) * | 1985-07-03 | 1987-01-17 | ロツクウエル インタ−ナシヨナル コ−ポレ−シヨン | 動力伝達装置 |
-
1988
- 1988-03-02 JP JP63047476A patent/JP2511097B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| EP2098392A1 (en) | 2008-03-04 | 2009-09-09 | Toyota Jidosha Kabusiki Kaisha | Vehicle heating system |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2511097B2 (ja) | 1996-06-26 |
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