JPH07295402A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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Publication number
JPH07295402A
JPH07295402A JP6090035A JP9003594A JPH07295402A JP H07295402 A JPH07295402 A JP H07295402A JP 6090035 A JP6090035 A JP 6090035A JP 9003594 A JP9003594 A JP 9003594A JP H07295402 A JPH07295402 A JP H07295402A
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JP
Japan
Prior art keywords
photoconductor
fixing
photosensitive member
unit
belt
Prior art date
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Pending
Application number
JP6090035A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoichiro Inoue
元一朗 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP6090035A priority Critical patent/JPH07295402A/ja
Publication of JPH07295402A publication Critical patent/JPH07295402A/ja
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】用紙への転写と定着とを同時に行う転写同時定
着手段を有する電子写真装置において、熱ローラの加熱
に時間がかかり、また何枚も連続して処理すると、感光
体側に熱が蓄積して感光体としての機能を果たさなくな
るので、感光体に大掛かりな冷却機構が必要となる欠点
を解消する。 【構成】感光体としてベルト状感光体12を用い、そし
て転写同時定着側にて感光体の加熱と保持を行う転写定
着ローラ16が、ローラ兼用の赤外線ヒータである。赤
外線ヒータの代わりに、シーズヒータまたは半導体ヒー
タを用いることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等の電子写真装置に関し、さらに詳しくは、
感光体上に静電潜像を形成するための帯電手段と露光手
段、前記静電潜像を顕像化するための現像手段、用紙の
搬送手段、および顕像化された像の前記用紙への転写と
定着とを同時に行う転写同時定着手段を有する電子写真
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記の電子写真装置において、ドラム状
の感光体に用紙を密着させ、用紙の裏側から熱ローラに
より用紙と感光体とを加熱して、感光体上のトナー像を
用紙に写し取る転写同時定着方式は、従来より既に提案
されている。
【0003】従来の前記転写同時定着方式は、熱ローラ
の加熱に時間がかかり、また何枚も連続して処理する
と、感光体側に熱が蓄積して感光体としての機能を果た
さなくなるため、感光体自体に大掛かりな冷却機構が必
要となった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来
の転写同時定着方式の電子写真装置における前述の欠点
を解消し、電源投入時の待ち時間を短縮し、加熱、冷却
の効率を上げて、省電力化を図ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、感光体がベルト状感光体であり、そして転写同時
定着側における感光体の加熱と保持がローラ兼用の赤外
線ヒータで行われることにより解決される。
【0006】また、本発明は、前記の課題を解決するた
め、前記赤外線ヒータに対向する前記ベルト状感光体の
内側面が、所々に導電部分を残した状態で黒色に表面処
理されていることを提案する。
【0007】さらに、前記の課題は、感光体がベルト状
感光体であり、そして転写同時定着側における感光体の
加熱と保持がローラ兼用の封止型ヒータで行われること
により解決される。
【0008】さらに、前記の課題は、感光体がベルト状
感光体であり、そして転写同時定着側における感光体の
加熱と保持がローラ兼用の自己温度制御発熱体で行われ
ることにより解決される。
【0009】また、本発明は、前記の課題を解決するた
め、赤外線ヒータ、封止型ヒータまたは自己温度制御発
熱体による転写同時定着後の感光体の強制冷却手段が、
感光体クリーニング部と除電部との間に設けられ、前記
強制冷却手段はベルト状感光体が通過しかつ空気を強制
送風する冷却室であることを提案する。
【0010】また、本発明は、前記の課題を解決するた
め、赤外線ヒータ、封止型ヒータまたは自己温度制御発
熱体による転写同時定着後の感光体の強制冷却手段が、
感光体クリーニング部と除電部との間に設けられ、前記
強制冷却手段がベルト状感光体を間に挾持しかつ少なく
とも一方は内部送風が可能な1対のローラであることを
提案する。
【0011】
【作用】感光体として、熱容量の小さいベルト状感光体
を用い、さらに赤外線の直接照射、あるいは熱容量の小
さいシーズヒータまたは半導体ヒータにより加熱してい
るので、感光体の温度を急激に上げ電源投入時の待ち時
間を短縮することができる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面により詳述す
るが、まず本発明を適用する複写機を図7により説明す
る。
【0013】図7において、複写機1のコンタクトガラ
ス2上に載置された原稿3が、露光ランプ4により原稿
面を照射され、その反射光は第1ミラー5、第2ミラー
6、第3ミラー7を経由してレンズ8を通過し、さらに
第4ミラー9、第5ミラー10、第6ミラー11を経由
してベルト状感光体12上に結像する。なお、露光ラン
プ4、第1ミラー5、第2ミラー6および第3ミラー7
は、走査露光のため可動となっている。
【0014】一方において、駆動ドラム26および後述
する転写定着ローラ16に掛けられたベルト状感光体1
2は、帯電器13により表面を一様に帯電された後、前
述の露光工程により静電潜像を形成される。この静電潜
像はイレーサ14により不要部分を除去された後、現像
器15にてトナーで可視像化され、用紙への転写と定着
とを同時に行う転写同時定着部に送られる。転写同時定
着部は、ベルト状感光体12が巻きつけられかつそれ自
体が熱源となっている転写定着ローラ16と、ベルト状
感光体12を間に挟んで前記転写定着ローラ16に圧着
して従動回転する加圧ロ−ラ17により構成されてい
る。ベルト状感光体12は、その上の可視像を形成する
トナーととも前記転写定着ローラ16によりに加熱さ
れ、トナーは溶融状態となる。
【0015】他方において、給紙カセット18に収容さ
れている用紙束の最上側用紙19が給紙コロ20によっ
て1枚づつ送り出され、前記転写同時定着部に達する。
この転写同時定着部にて、用紙19は加圧ロ−ラ17に
より転写定着ローラ16に巻きつけられたベルト状感光
体12に押し付けられ、溶融状態のトナー像を転写され
る。ついで、トナー像を転写、定着された用紙は、排紙
ローラ対21により機外へ排出され、排紙トレイ22上
に積載される。
【0016】転写工程の終了したベルト状感光体12
は、クリーニングパッド23により清掃された後、冷却
室24に送られる。冷却室24の内部には、図示しない
ファンから送られてくる大量の空気が流れ込んでおり、
ベルト状感光体12はここで前記空気の流れにより一気
に冷却される。冷却されたベルト状感光体12は、除電
ランプ25で不要な電位を除かれた後、再度帯電器13
により帯電されて、次の露光工程に使用される。
【0017】図1において、ベルト状感光体12の1端
部を保持する駆動ドラム26は、歯車群28を介し接続
されたモータ29により駆動され、さらに駆動ドラム2
6は電極30を経て接地されている。ベルト状感光体1
2の他の端部は、既述の転写定着ローラ16により保持
されており、図1の実施例では、前記転写定着ローラ1
6は赤外線ヒータの例が示されている。この実施例で
は、感光体に赤外線を直接照射するので、感光体の温度
を急激に上昇させることができる。
【0018】転写定着ローラとしては、その他にもいく
つかの方式のものを用いることができるが、実用面では
封止型ヒータ(シーズヒータ)または半導体ヒータが好
適である。なお、いずれのヒータに対しても、給電のた
めの電極31、32および電源33が必要である。
【0019】赤外線ヒータの動作原理が輻射であるのに
対し、封止型ヒータの動作原理は伝導であるが、封止型
ヒータは熱容量が小さいので少ない電力ですぐに温度が
上がる特長がある。
【0020】また、自己温度制御発熱体(半導体ヒー
タ)は、熱容量が小さい点では封止型ヒータと共通であ
るが、封止型ヒータとは発熱体の構造が異なる。自己温
度制御発熱体は突入電流が大きくなる欠点があるが、温
度制御が不要となるので、構成上より一層の簡素化が図
れることになる。
【0021】図2は、赤外線ヒータを用いる場合の好適
なベルト状感光体12の構成を示す。すなわち、前記赤
外線ヒータに対向するベルト状感光体12の内側を黒色
に処理し、感光体の赤外線吸収効率を高めたものであ
る。ただし、全面的に黒色処理を施すと、駆動ドラム2
6との電気的接続のための構成が別途必要となるので、
図示のように、所々に未処理部分12aを導電部分とし
て残している。
【0022】図3および図4において、クリーニングパ
ッド23と除電ランプ25との間に配置された冷却室2
4に、ファン34を設けた送風ダクト35が接続されて
おり、これにより大量の空気が冷却室24を吹き抜ける
ように構成されている。矢印は、空気の流通方向を示
す。冷却室24を通過するベルト状感光体12は、前記
の大量の空気が吹き付けることにより、急速に冷却され
る。このように、ベルト状感光体12を直接に強制冷却
することにより、感光体の機能をより速く復帰させ、次
の複写工程に早期に対応させることができる。
【0023】図5および図6には、ベルト状感光体12
の別の冷却方式を示す。この方式は、前述の冷却室24
の代りに、冷却ローラ対36、37を設けたものであ
る。これら冷却ローラ36、37の少なくとも1つの冷
却ローラ、図示の例では冷却ローラ36の内部に、図3
および図4に示す実施例と同じく、ファン38を設けた
送風ダクト39を接続して大量の空気を流通させるてい
る。これにより冷却ローラ36を冷却し、両冷却ローラ
36、37の間を通過するベルト状感光体12を冷却す
る。図3および図4の直接冷却に対し、この実施例のも
のは伝導を利用しており、直接冷却よりは効率が悪い
が、冷却室を設けることの難しい小型複写機等には有効
である。
【0024】
【発明の効果】請求項1の構成は、熱容量の小さいベル
ト状感光体を使用しかつ感光体に赤外線を直接照射する
ことにより、感光体の温度を急激に上昇させることがで
きるので、電源投入時の待ち時間を短縮することができ
るとともに、省電力化を図ることができる。
【0025】請求項2の構成により、赤外線吸収効率を
上げることができるので、電源投入時の待ち時間をさら
に短縮することができる。
【0026】請求項3および請求項4の構成により、少
ない電力ですぐに感光体り温度を上げることが可能であ
る。
【0027】請求項5および請求項6の構成により、感
光体を強制冷却することにより、感光体の機能をより速
く復帰させ、プロセス速度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部の平面図である。
【図2】ベルト状感光体の裏面の黒色処理を説明するた
めの斜視図である。
【図3】ベルト状感光体の通過する冷却室を示す平面図
である。
【図4】前記冷却室を示す断面図である。
【図5】ベルト状感光体の別の冷却方式である冷却ロー
ラを示す平面図である。
【図6】前記冷却ローラ対を示す側面図である。
【図7】本発明を適用した複写機の説明図である。
【符号の説明】
1 複写機 4 露光ランプ 5、6、7、9、10、11 ミラー 12 ベルト状感光体 13 帯電器 15 現像器 16 転写定着ローラ 17 加圧ロ−ラ 19 用紙 24 冷却室 36、37 冷却ローラ対
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/00 350 21/20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体上に静電潜像を形成するための帯電
    手段と露光手段、前記静電潜像を顕像化するための現像
    手段、用紙の搬送手段、および顕像化された像の前記用
    紙への転写と定着とを同時に行う転写同時定着手段を有
    する電子写真装置において、前記感光体がベルト状感光
    体であり、そして転写同時定着側における感光体の加熱
    と保持がローラ兼用の赤外線ヒータで行われることを特
    徴とする電子写真装置。
  2. 【請求項2】前記赤外線ヒータに対向する前記ベルト状
    感光体の内側面が、所々に導電部分を残した状態で黒色
    に表面処理されていることを特徴とする、請求項1に記
    載の電子写真装置。
  3. 【請求項3】感光体上に静電潜像を形成するための帯電
    手段と露光手段、前記静電潜像を顕像化するための現像
    手段、用紙の搬送手段、および顕像化された像の前記用
    紙への転写と定着とを同時に行う転写同時定着手段を有
    する電子写真装置において、前記感光体がベルト状感光
    体であり、そして転写同時定着側における感光体の加熱
    と保持がローラ兼用の封止型ヒータで行われることを特
    徴とする電子写真装置。
  4. 【請求項4】感光体上に静電潜像を形成するための帯電
    手段と露光手段、前記静電潜像を顕像化するための現像
    手段、用紙の搬送手段、および顕像化された像の前記用
    紙への転写と定着とを同時に行う転写同時定着手段を有
    する電子写真装置において、前記感光体がベルト状感光
    体であり、そして転写同時定着側における感光体の加熱
    と保持がローラ兼用の自己温度制御発熱体で行われるこ
    とを特徴とする電子写真装置。
  5. 【請求項5】転写同時定着後の感光体の強制冷却手段が
    感光体クリーニング部と除電部との間に設けられ、前記
    強制冷却手段はベルト状感光体が通過しかつ空気を強制
    送風する冷却室であることを特徴とする、請求項1、請
    求項3、請求項4の1つに記載の電子写真装置。
  6. 【請求項6】転写同時定着後の感光体の強制冷却手段が
    感光体クリーニング部と除電部間に設けられ、前記強制
    冷却手段が、ベルト状感光体を間に挾持しかつ少なくと
    も一方は内部送風が可能な1対のローラであることを特
    徴とする、請求項1、請求項3、請求項4の1つに記載
    の電子写真装置。
JP6090035A 1994-04-27 1994-04-27 電子写真装置 Pending JPH07295402A (ja)

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JP6090035A JPH07295402A (ja) 1994-04-27 1994-04-27 電子写真装置

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JPH07295402A true JPH07295402A (ja) 1995-11-10

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