JPH07292945A - フローリングブロックを用いた乾式直貼り型の木質床構造 - Google Patents

フローリングブロックを用いた乾式直貼り型の木質床構造

Info

Publication number
JPH07292945A
JPH07292945A JP9234794A JP9234794A JPH07292945A JP H07292945 A JPH07292945 A JP H07292945A JP 9234794 A JP9234794 A JP 9234794A JP 9234794 A JP9234794 A JP 9234794A JP H07292945 A JPH07292945 A JP H07292945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flooring
block
stepped portion
rectangular small
floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9234794A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Hoshi
通 星
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EDOGAWA UTSUDO TEC KK
Original Assignee
EDOGAWA UTSUDO TEC KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EDOGAWA UTSUDO TEC KK filed Critical EDOGAWA UTSUDO TEC KK
Priority to JP9234794A priority Critical patent/JPH07292945A/ja
Publication of JPH07292945A publication Critical patent/JPH07292945A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造的にフローリングの幅ぞりによる目違い
の発生を有効に防止できると共に、ブロックの接着剤剥
離を防ぐ高耐久性の木質床構造を提供する。 【構成】 幅ぞり抑制用の裏面溝が長尺方向に沿って複
数条設けられた単位ブロック体が、両端部の各長方形小
板外側面の全長に渡たる上部段付部と、両木口面の全長
に渡る下部段付部と、該単位ブロック体の裏面に積層接
着された独立気泡型の発泡体シートとを有するように構
成したフローリングブロックを用い、含水率10%以下
のモルタル下地床の上に該ブロックの多数を、上部段付
部と下部段付部が係合するように市松模様に平面的に密
に隣接敷設して接着剤で接着し、各ブロックの上部段付
部を有する長方形小板には、その表面側に設けた頭部埋
め込み穴から上記下地床内まで貫通して下端を固着する
スクリュービスを組付けて頭部埋め込み穴を木質片で穴
埋めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フローリングブロック
を用いた乾式直貼り型の木質床構造に関するものであ
る。
【0002】
【発明の背景と従来の技術】家屋室内に木質系の床面を
形成するために用いられるフローリングブロックは、小
板を接合した単位ブロック体を密に隣接敷設する木質製
の建材としてフローリングボードと共に使用されてきて
おり、その施行は、単位ブロックの両木口面に足金具を
付け、コンクリートスラブの上に40〜50mm程度の
厚みにモルタルを流し、足金具をこのモルタルに埋め込
んでブロック表面の高さを合わせて施工する湿式工法に
より施工されていた。
【0003】また、図4,図5に示したように略正方形
のフローリングブロック101に、その木口面2辺にオ
ザネ102及び他の隣接する側面2辺にメザネ103を
形成させ、隣接ブロックのオザネとメザネを嵌合させる
ことで連結すると共に、各ブロックの底面104を直接
に、あるいはこの裏面に貼り付けたバックシート(軟質
プラスチック製シート)105を介してコンクリートス
ラブの上に接着剤で固定する方式の乾式接着工法も知ら
れている。
【0004】この乾式接着工法は、湿式法に代わるもの
として現在は広く用いられているが未だ解決すべき問題
点があり、特に、隣接するブロックを連結するための木
口面のオザネ102,メザネ103の本ザネ加工の精度
が十分でないと、隣接ブロック間に隙間を生じたり、一
部のブロックが浮き上がって下地床との接着不良の原因
となって、フローリングブロックの製品管理の負担が大
きいという問題が指摘されている。
【0005】また製品の寸法管理のみならず、フローリ
ングブロックは木材を素材としているために、含水率の
変化により板がそり(通常「幅ぞり」と呼ばれている)
を起こすという問題があり、施行当初においては整然と
した平な床面を呈していても、経時的にブロックの含水
率が変化すると表面が凹あるいは凸に変形し、フローリ
ングのサネ接合部に目違いが発生するという問題もあ
る。このようなサネ接合部の目違い防止は、従来含水率
の低いフローリング部材を使用する(JASでは13%
以下)ことで対処されてきており、また、裏ジャグリと
称する裏面の凹部を形成させて、フローリングブロック
がそっても、その凹部の底が下地床に当たるまでは大き
な目違いを生じないようにしたものも知られている。
【0006】しかし、近年においては、フローリング固
定のための手段として釘打ちと接着剤を併用する施行方
式が多く採用されるようになってきており、この場合の
接着面を広くとる必要から、上記の裏ジャグリを小さく
する傾向が強くなっており、このために、裏ジャグリの
本来の目的である幅ぞりによる目違いの防止作用は低下
し、塗布接着剤の過剰分の逃げのための隙間としての意
義が認められるに過ぎないことになっている。
【0007】上記の釘打ちと接着剤を併用したフローリ
ング固定の方式の木質床構造として本発明者は、略正方
形に形成したフローリングブロックの2辺の側面に上部
段付部を設け、かつ他の2辺の側面に下部段付部を設け
たものを提案し、この下部段付部に釘打ちするようにし
たフローリングブロックを提案をしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、下部段付部に
釘打ちするようにしても、含水率の高いフローリング
や、施行後における周囲環境条件の変化による乾湿の繰
り返しに伴って幅ぞりが発生する場合には、目違い発生
の防止は十分でない。
【0009】本発明は、このような現状に鑑み、構造的
にフローリングの幅ぞりによる目違いの発生を有効に防
止できる木質床構造を提供することを目的としてなさら
たものである。
【0010】また本発明の別の目的は、木質床構造を構
成するためのフローリングブロックの製品管理が容易で
あり、特に接合部分の寸法精度の要求を軽減できるよう
にした木質床構造を提供するところにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者は、以上のよう
な従来のフローリングブロックと、これを用いた木質床
構造の改良を重ねて本発明に至ったものであり、その特
徴は、幅ぞり抑制用の裏面溝が長尺方向に沿って複数条
設けられた略同形の長方形小板の複数を略正方形の単位
ブロック体をなすように隣接長尺側面で突き合わせ、裏
面に独立発泡体シートを積層接着してブロックを接合す
ると共に、この単位ブロック体には、両側部の長方形小
板外側面の全長に渡って設けられた庇状の上部段付部
と、両木口面の全長に渡って設けられた隣接単位ブロッ
ク体の上記上部段付部と上下方向に係合する下部段付部
と、該単位ブロック体の裏面に積層された独立気泡型の
発泡体シートとを有するように構成したフローリングブ
ロックを用い、これらのフローリングブロックの多数
を、含水率10%以下のコンクリートスラブ下地床又は
モルタル下地床、あるいは木質系下地床の上に隣接ブロ
ックの上部段付部と下部段付部が係合するように市松模
様に平面的に密に隣接敷設してエポキシ系樹脂などの接
着剤で接着し、更に、隣接ブロックの下部段付部の固定
のために上記各フローリングブロックの上部段付部を有
する長方形小板には、その表面側に設けた頭部埋め込み
穴から上記下地床内まで貫通して固着するスクリュービ
ス又は釘を組付け、該頭部埋め込み穴を木質片で穴埋め
する構成とした乾式直貼り型の木質床構造にある。
【0012】上記構成において、隣り合うフローリング
ブロックの下部段付部と上部段付部は、上下に係合しあ
う際に、上部段付部の先端が隣りのフローリングブロッ
クの段付根元側面に係合して、敷設した床面に隙間を空
けないようにすることが必要である。この隙間を空けな
い状態を確実に確保するために、公差を考慮して、下部
段付部の先端は隣りのフローリングブロックの段付根元
側面に対して若干の隙間を保つ寸法に設けられることが
好ましい。これらのうち上部段付部の突出長はブロック
全体の大きさにもよるが一般的には5〜6mm程度とす
ることが好ましく、下部段付部はこれよりも1mm程度
短い寸法に設けることが好ましい。
【0013】また、上部段付部は、隣り合うフローリン
グブロックの下部段付部と上下に係合して、該下部段付
部を下地床に押え付けるように設けられる。
【0014】本発明のフローリングブロックは、ナラ、
カバ、ブナ等の樹種から切り出した同形の原板(長方形
小板)の4〜5枚を、側面を突き合わせバックシートで
接合した厚み15mmの303mm角のものとして代表
的に形成されるが、特にこの寸法に限定されるものでは
ない。
【0015】長方形小板にそれぞれ形成される幅ぞり抑
制用の裏面溝は、長方形小板の厚みの1/2〜2/3程
度の深さを有するように設けられ、一般的には1枚の長
方形小板にその長尺方向の全範囲に渡って等間隔で1な
いし3条程度設けられることがよい。
【0016】フローリングブロックの裏面に積層される
バックシートは、防湿作用と緩衝作用とをはたすように
耐水性接着剤により積層接着されるものであり、一般的
には厚さ2mm程度の独立気泡型のプラスチックシート
あるいはゴムシートが用いられる。
【0017】上記構成において、フローリングブロック
を敷設するコンクリートスラブ下地床又はモルタル下地
床は、こて仕上げなどにより平滑面となるように行な
い、かつ含水率が10%以下になるよう養生する。コン
クリートスラブ下地床又はモルタル下地床の含水率が1
0%を越える場合には、施行後に、床面を構成している
フローリングブロックの幅ぞりが大きく発生して目違い
の発生原因になる。
【0018】フローリングブロックを敷設する下地床が
木質系下地床である場合には、該木質系下地床が合板
(パーティクルボードを含む)の場合には含水率14%
以下、針葉樹の挽板の場合には20%以下とすること
が、上記と同様に大きな幅ぞり発生を防ぐ上で好まし
い。ここで合板下地床は、普通合板I類、コンクリート
型枠用合板、構造用合板等の耐水性のものを用いて構成
され、JIS A5908−1977、MまたはPタイ
プの下地用パーティクルボードまたはこれと同等以上の
品質のもので構成されたものが好ましい。
【0019】フローリングブロックを下地床に接着する
接着剤は、例えばエポキシ系2液型接着剤等、主剤と硬
化剤を混合撹拌する方式のものを用いることができる。
【0020】フローリングブロックの上部段付部を有す
る長方形小板に組み付けるスクリュービス又は釘は、該
ブロックの表面側に設けたビス頭部埋め込み穴に該ビス
頭部が埋設されると共に、下端は該ブロックを垂直に貫
通して下地床内に固着される。またこのスクリュービス
を組み付けた後、その頭部上側のビス頭部埋め込み穴の
空隙を、これに嵌合される小さな柱状の木質片を穴埋め
し、通常は接着剤で抜けないように固着する。なおスク
リュービス又は釘は、長方形小板の長尺方向に関するそ
りを防ぐためには該方向に離隔して複数本設けることが
好ましい。
【0021】以上のようにして構成された木質床構造
は、所定の養生、サンダーなどによる表面仕上げ、塗装
などを必要に応じて行なって施行を終了する。
【0022】
【作用】本発明の上記構成によれば、乾式直貼り型の木
質床構造にスクリュービスの組付け固着を併用すること
で、フローリングブロックの幅ぞりを裏面溝とスクリュ
ービス又は釘による固着により2重に抑制することがで
き、ブロックのそりを有効に抑えて目違いの発生を防止
できると共に、ブロックの接着剤剥離を防ぐという床面
の安定性を高める効果が得られる。
【0023】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
更に説明する。
【0024】実施例1 図1は、本発明の一実施例のフローリングブロック1の
構成概要を示したものであり、(a)はその平面図、
(b)はその右側面図、(c)は正面図をそれぞれ示し
ている。
【0025】これらの図に示される本例のフローリング
ブロック1は、厚み約15mm,長さ約303mm、横
幅約78mmの4枚の略同形の長方形小板11を複数平
板状に接合して、略約303mm角の正方形に形成され
ており、その対向する2辺(図1(a)の左右の辺)の
木口面には、その略下半部が側方に突出した下部段付部
12(突出長5mm)が形成されている。なお121は
段付根元面、122は段付斜面、123段付突出線端面
である。
【0026】また、フローリングブロック1の他の対向
2辺(図1(a)の上下の辺)の側面には、その略上半
部が側方に突出した上部段付部13(突出長6mm)が
形成されており、上記と同様に、131は段付根元面、
132は段付斜面、133段付突出線端面である。
【0027】2は、各長方形小板11にその長尺方向の
全範囲に渡って設けられた2条の幅ぞり抑制用の裏面溝
であり、本例では、溝深さが板厚の約1/2に設けられ
ている。
【0028】3は、両側の長方形小板11の長尺方向に
離隔して2個設けられたスクリュービス4の組付け部で
あり、図3に示すように、下端がモルタル下地床5にね
じ込まれるスクリュービス4の頭部41が埋設される埋
め込み穴31が約8mmの深さに設けられ、スクリュー
ネジ4の頭部41を埋設した後その上方の空所に、隙間
埋め用の木質片であるダボ5が接着剤を塗布して嵌合固
着されて、ブロック表面を平滑に形成される。
【0029】7はブロックの裏面全体に耐水性接着剤に
より積層接着された2mm厚の独立気泡型のプラスチッ
クシートバックシートであり、防湿と緩衝の作用をなす
ものである。
【0030】以上の構成の本例のフローリングブロック
1を、図2に示すように市松模様をなすように複数密に
隣接して下地床6の上に敷設し、スクリュービス4を下
地床までねじ込んで、各ブロック1の上部段付部13に
より隣接ブロックの下部段付部12を抑え込む。
【0031】その後、所定の養生、サンダーなどの表面
仕上げ、塗装を行なって施行を終了する。
【0032】
【発明の効果】以上述べた本発明によれば、従来の乾式
接着工法において用いられていたフローリングブロック
を用いた施工に際しての種々の問題点を解決して、省力
化された施工が実現でき、また、施工された木質床構造
の状態が、作業者の熟練度などに大きな影響を受けるこ
となく極めて標準化したものとして安定して得ることが
できるという効果が得られる。
【0033】また本発明の乾式直貼り型の木質床構造
は、接着剤とスクリュービス又は釘による固着を併用す
る構成であるため、高い湿度などの影響でフローリング
ブロックあるいはこれを構成する長方形小板が幅ぞりや
長尺方向に関してそりを発生することを、効果的に防止
できるという効果が得られる。
【0034】更にまた本発明によれば、フローリングブ
ロックの上部段付部に対して隣接ブロックの下部段付部
が上下方向に関して係合することができれば、水平方向
に関しては公差を考慮してその突出長を短く設けるだけ
でよいため製品管理が容易となる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の木質床構造を構成するために用いられ
るフローリングブロックを示したものであり、(a)は
平面図、(b)は右側面図、(c)は正面図である。
【図2】図1のフローリングブロックを用いて構成した
木質床構造の平面を示したである図。
【図3】図2の断面を示した図である。
【図4】従来のフローリングブロックの一例を断面で示
した図である。
【図5】図4のフローリングブロックの側面図であり、
(a)は木口面の図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
1・・・フローリングブロック、2・・・裏面溝、3・
・・スクリュービス組付け部、4・・・スクリュービ
ス、5・・・ダボ、6・・・モルタル下地床、7・・・
バックシート、12・・・下部段付部、121・・・根
元側面、122・・・段付斜面、123・・・段付先端
面、13・・・上部段付部、131・・・根元側面、1
32・・・段付斜面、133・・・段付先端面、101
・・・フローリングブロック、102・・・オザネ、1
03・・・メザネ、104・・・底面、105・・・バ
ックシート。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、下部段付部に
釘打ちするようにしても、含水率の高いフローリング
や、施行後における周囲環境条件の変化による乾湿の繰
り返しに伴って幅ぞりが発生する場合には、目違いや下
地床との接着層の剥離発生の防止は十分でない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】本発明は、このような現状に鑑み、構造的
にフローリングの幅ぞりによる目違いや接着層の剥離
発生を有効に防止できる木質床構造を提供することを目
的としてなさたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】3は、両側の長方形小板11の長尺方向に
離隔して2個設けられたスクリュービス4の組付け部で
あり、図3に示すように、下端がモルタル下地床5にね
じ込まれるスクリュービス4の頭部41が埋設される埋
め込み穴31が約8mmの深さに設けられ、スクリュー
ネジ4の頭部41を埋設した後その上方の空所に、隙間
埋め用の木質片であるダボが接着剤を塗布して嵌合固
着されて、ブロック表面を平滑に形成される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】以上の構成の本例のフローリングブロック
1を、図2に示すように市松模様をなすように複数密に
隣接して下地床の上に敷設し、スクリュービス4を下
地床までねじ込んで、各ブロック1の上部段付部13に
より隣接ブロックの下部段付部12を抑え込む。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の木質床構造を構成するために用いられ
るフローリングブロックを示したものであり、(a)は
平面図、(b)は右側面図、(c)は正面図である。
【図2】図1のフローリングブロックを用いて構成した
木質床構造の平面を示したである図。
【図3】図2の断面を示した図である。
【図4】従来のフローリングブロックの一例を断面で示
した図である。
【図5】図4のフローリングブロックの側面図であり、
(a)は木口面の図、(b)は側面図である。
【符号の説明】 1・・・フローリングブロック、2・・・裏面溝、3・
・・スクリュービス組付け部、4・・・スクリュービ
ス、5・・・モルタル下地床(下地床)、6・・・
、7・・・バックシート、12・・・下部段付部、1
21・・・根元側面、122・・・段付斜面、123・
・・段付先端面、13・・・上部段付部、131・・・
根元側面、132・・・段付斜面、133・・・段付先
端面、101・・・フローリングブロック、102・・
・オザネ、103・・・メザネ、104・・・底面、1
05・・・バックシート。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅ぞり抑制用の裏面溝が長尺方向に沿っ
    て複数条設けられた略同形の長方形小板の複数を略正方
    形の単位ブロック体をなすように隣接長尺側面で突き合
    わせ、裏面に独立発泡体シートを積層接着してブロック
    を接合すると共に、この単位ブロック体には、両側面部
    の長方形小板外側面の全長に渡って設けられた庇状の上
    部段付部と、両木口面の全長に渡って設けられた隣接単
    位ブロック体の上記上部段付部と上下方向に係合する下
    部段付部とで構成したフローリングブロックを用い、こ
    れらのフローリングブロックの多数を、含水率10%以
    下のコンクリートスラブ下地床又はモルタル下地床の上
    に隣接ブロックの上部段付部と下部段付部が係合するよ
    うに市松模様に平面的に密に隣接敷設して接着剤で接着
    し、更に、隣接ブロックの下部段付部の固定のために上
    記各フローリングブロックの上部段付部を有する長方形
    小板には、その表面側に設けた頭部埋め込み穴から上記
    下地床内まで貫通して下端を固着するスクリュービス又
    は釘を組付け、該頭部埋め込み穴を木質片で穴埋めして
    なることを特徴とするフローリングブロックを用いた乾
    式直貼り型の木質床構造。
  2. 【請求項2】 幅ぞり抑制用の裏面溝が長尺方向に沿っ
    て複数条設けられた略同形の長方形小板の複数を略正方
    形の単位ブロック体をなすように隣接長尺側面で突き合
    わせ、裏面に独立発泡体シートを積層接着してブロック
    を接合すると共に、この単位ブロック体には、両側面部
    の長方形小板外側面の全長に渡って設けられた庇状の上
    部段付部と、両木口面の全長に渡って設けられた隣接単
    位ブロック体の上記上部段付部と上下方向に係合する下
    部段付部とで構成したフローリングブロックを用い、こ
    れらのフローリングブロックの多数を、木質系下地床の
    上に隣接ブロックの上部段付部と下部段付部が係合する
    ように市松模様に平面的に密に隣接敷設し、更に、隣接
    ブロックの下部段付部の固定のために上記各フローリン
    グブロックの上部段付部を有する長方形小板には、その
    表面側に設けた頭部埋め込み穴から上記下地床内まで貫
    通して固着するスクリュービス又は釘を組付け、該頭部
    埋め込み穴を木質片で穴埋めしてなることを特徴とする
    フローリングブロックを用いた乾式直貼り型の木質床構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、フローリング
    ブロックの上部段付部を有する長方形小板を貫通して下
    端を下地床内に固着するスクリュービス又は釘は、該長
    方形小板の長尺方向に離隔して複数本設けたことを特徴
    とするフローリングブロックを用いた乾式直貼り型の木
    質床構造。
JP9234794A 1994-04-28 1994-04-28 フローリングブロックを用いた乾式直貼り型の木質床構造 Pending JPH07292945A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9234794A JPH07292945A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 フローリングブロックを用いた乾式直貼り型の木質床構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9234794A JPH07292945A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 フローリングブロックを用いた乾式直貼り型の木質床構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07292945A true JPH07292945A (ja) 1995-11-07

Family

ID=14051877

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9234794A Pending JPH07292945A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 フローリングブロックを用いた乾式直貼り型の木質床構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07292945A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018199974A (ja) * 2017-05-29 2018-12-20 株式会社ノーリツ 床敷設マットの敷設方法および床敷設マット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018199974A (ja) * 2017-05-29 2018-12-20 株式会社ノーリツ 床敷設マットの敷設方法および床敷設マット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6233896B1 (en) Flooring panel and/or flooring of such flooring panels and/or related methods
JPH07292945A (ja) フローリングブロックを用いた乾式直貼り型の木質床構造
JPS6158627B2 (ja)
JPH035464B2 (ja)
JPH04176955A (ja) 木質系床材
JP2592077Y2 (ja) 複合化粧床材
JPH0228018Y2 (ja)
JP3378299B2 (ja) 床 材
JPS6122903A (ja) 単位材
JP2003253870A (ja) 無垢板製積層フロアー材及びこれを用いたフローティングフロアー施工方法
JP2001173214A (ja) 木質系床材及びその製造方法
US20010027828A1 (en) Mobile wood joinery
JPH04297654A (ja) パネル状床材
JP2786924B2 (ja) 石質複合板の接続構造
JPH05346058A (ja) 床材とその製造方法
JP2646145B2 (ja) 床材の直貼り施工方法
JPH0617949Y2 (ja) 床 材
JP2515660B2 (ja) 床張り方法
JPH0224825Y2 (ja)
JPH0336091B2 (ja)
JPH0712206U (ja) 床 板
JPH0224837Y2 (ja)
JPH0624521Y2 (ja) 直貼り床材
JPH0478777B2 (ja)
JP3005706U (ja) コンクリート直貼用床板