JP2018199974A - 床敷設マットの敷設方法および床敷設マット - Google Patents

床敷設マットの敷設方法および床敷設マット Download PDF

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Abstract

【課題】床敷設マットの敷設作業の簡易化ならびに迅速化を適切に図ることが可能な床敷設マットの敷設方法を提供する。【解決手段】床敷設マットの敷設方法は、床敷設マットAとして、マット本体部1の裏面側に、流動性をもつ接着剤41が封入された接着剤封入部4が設けられたものを使用し、床敷設マットAを床下地6の上面上に配置した状態において、床敷設マットAに打ち込み固定部材7を打ち込んだ際に、接着剤封入部4の少なくとも一部を破断させ、接着剤41を床敷設マットAと床下地6との隙間に流出させる工程を、有している。【選択図】 図4

Description

本発明は、温水暖房用マットなどの床敷設マットを建築構造物の床下地の上面上に敷設するための方法、および床敷設マットに関する。
床敷設マットの具体例として、たとえば特許文献1,2に記載されているような温水暖房用マットがある。この温水暖房用マットは、マット本体部の上面部に凹溝部が形成され、かつこの凹溝部内に温水パイプが収容された構成を有している。
このような温水暖房用マットを、建築構造物の床スラブなどの床下地の上に敷設する場合、温水暖房用マットを床下地にビス打ちし、固定させるのが通例である。一方、ビス打ちを図った場合であっても、温水暖房用マットと床下地とが非接着であると、床鳴りなどの不具合を生じる場合がある。そこで、従来においては、温水暖房用マットの裏面に刷毛を利用して接着剤を塗布し、温水暖房用マットを床下地の上面に接着させてからビス打ちを図ることも行なわれている。
しかしながら、前記従来技術においては、次に述べるように、改善すべき余地があった。
すなわち、温水暖房用マットの裏面に刷毛を利用して接着剤を塗布するといった作業は、面倒であり、その作業時間も長くなる。また、温水暖房用マットの裏面に接着剤を塗布した後に、この温水暖房用マットを床下地上に配置する場合、接着剤が床下地の所定箇所以外の領域に不当に付着するような虞もある。したがって、温水暖房用マットを所定箇所に配置する作業は慎重に行なう必要があり、容易ではない。また、そのような作業の所要時間も長いものとなる。
このような不具合は、温水暖房用マットに限らず、たとえば断熱用マットや、遮音用マットなどの他の種類の床敷設マットを床下地の上に敷設する場合においても同様に生じ得る。
特許第4172373号公報 特開2016−80277号公報
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、床敷設マットの敷設作業の簡易化ならびに迅速化を適切に図ることが可能な床敷設マットの敷設方法、および床敷設マットを提供することを、その課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明の第1の側面により提供される床敷設マットの敷設方法は、床敷設マットを、建築構造物の床下地の上面に接着剤を介して接着させるとともに、打ち込み固定部材を用いて前記床下地に固定させる、床敷設マットの敷設方法であって、前記床敷設マットとして、マット本体部の裏面側に、流動性をもつ前記接着剤が封入された接着剤封入部が設けられたものを使用し、前記床敷設マットを前記床下地の上面上に配置した状態において、前記床敷設マットに前記打ち込み固定部材を打ち込んだ際に、前記接着剤封入部の少なくと
も一部を破断させ、前記接着剤を前記床敷設マットと前記床下地との隙間に流出させる工程を、有していることを特徴としている。
ここで、打ち込み固定部材は、床敷設マットを床下地に打ち込み固定可能な部材であり、たとえばビス、釘、ステープルなどが該当する。
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、床敷設マットを床下地に固定させるべく打ち込み固定部材を床敷設マットに打ち込んだ際には、接着剤封入部から接着剤を流出させるが、この接着剤を利用して床敷設マットを床下地に接着させることができる。したがって、前記従来技術とは異なり、床敷設マットの裏面に刷毛を用いて接着剤を塗布するような作業は不要とすることができる。また、床敷設マットを床下地の所定箇所に配置させる場合、この床敷設マットの裏面には、接着剤が塗布されていない状態であるため、床敷設マットを所定箇所に位置合わせするといったことも容易に行なうことが可能となる。その結果、床敷設マットの敷設作業の簡易化、迅速化、ならびに作業者の労力軽減などを適切に図ることができる。
本発明の第2の側面により提供される床敷設マットは、建築構造物の床下地の上面に接着剤を介して接着されるとともに、打ち込み固定部材によって前記床下地に固定される、床敷設マットであって、マット本体部の裏面側に設けられ、かつ流動性をもつ前記接着剤が封入された接着剤封入部を備えており、この接着剤封入部は、前記打ち込み固定部材が打ち込まれたときに破断し、前記接着剤を流出させることが可能な構成とされていることを特徴としている。
このような構成の床敷設マットは、本発明の第1の側面により提供される床敷設マットの敷設方法を実施するのに好適であり、前記床敷設マットの敷設方法について述べたのと同様な効果を得ることができる。
本発明において、好ましくは、この床敷設マットの表面部のうち、前記接着剤封入部の直上には、前記打ち込み固定部材の打ち込み箇所を示す目印が設けられている。
このような構成によれば、打ち込み固定部材を床敷設マットに打ち込む際に、前記した目印の部分に打ち込み固定部材を打ち込むと、この打ち込み固定部材は接着剤封入部に当たることとなる。したがって、接着剤封入部を破断させることの確実化を図り、作業能率を一層よくすることができる。
本発明において、好ましくは、前記接着剤封入部は、前記接着剤を内部に収容した容器である。
このような構成によれば、接着剤封入部を床敷設マットに設けることが容易に実現でき、床敷設マットの低コスト化を図ることが可能である。
本発明において、好ましくは、前記容器は、可撓性包装材を用いて構成された袋状容器であり、この袋状容器は、前記マット本体部の裏面よりも下方に突出した状態で設けられていることにより、前記床敷設マットが前記床下地上に配置されたときには、前記マット本体部の重量を受けるとともに、前記袋状容器が前記破断を生じたときには、前記重量によって前記接着剤が外部に押し出されるように圧縮変形可能である。
このような構成によれば、打ち込み固定部材を打ち込むことによって袋状容器を破断させたときに、この袋状容器からその外部に接着剤を円滑に、かつ多量に流出させることができる。このため、床敷設マットと床下地とを前記接着剤を利用して適切かつ強固に接着させる上で、一層好ましいものとなる。
本発明において、好ましくは、前記接着剤封入部として、前記マット本体部の複数箇所に分散して設けられた複数の接着剤封入部を備えている。
このような構成によれば、複数の接着剤封入部の個々の体積を小さくしながらも、マット本体部の裏面の広い範囲を、大きな偏りなく床下地に適切に接着させることが可能となる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
本発明に係る床敷設マットとしての温水暖房用マットの一例を示す平面図である。 (a)は、図1のIIa-IIa線一部省略断面図であり、(b)は、(a)の要部拡大図である。 図2に示す温水暖房用マットの二つ折り状態を示す一部省略断面図である。 (a),(b)は、図1および図2に示す温水暖房用マットの敷設方法の一例を示す要部断面図である。 本発明の他の例を示す要部断面図である。 本発明の他の例を示す要部断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1および図2に示す温水暖房用マットAは、本発明に係る床敷設マットの一例に相当し、左右一対のマット本体部1、各マット本体部1の上面部に形成された凹溝部10内に配された温水パイプ2、各マット本体部1の上面に積層された伝熱シート3、複数の接着剤封入部4、および打ち込み固定部材用の複数の目印5を具備している。
マット本体部1は、適度な上下厚みをもつ平面視略矩形のプレート状であり、断熱性に優れているたとえば発泡樹脂などの樹脂製である。複数の凹溝部10は、上面開口状であり、平面視において直線部や湾曲部を適宜有する形態である。温水パイプ2は、可撓性を有する樹脂製であり、凹溝部10内に収容され、かつマット本体部1の略全域に大きな偏りのない状態で分布するパターン配置に設けられている。温水パイプ2の端部は、温水の入口部2aまたは出口部2bとされている。
伝熱シート3は、たとえばアルミニウム箔などの伝熱性に優れた材質であり、一対のマット本体部1のそれぞれの上面部に対し、これらの双方に跨がるようにして接着されている。この伝熱シート3を介して一対のマット本体部1は相互に接続されている。温水暖房用マットAは、建築構造物のスラブ床などの床下地6上に敷設される際には、一対のマット本体部1のそれぞれの一側面どうしが接触または接近した横並び状とされるが、敷設前の運搬時や保管時などにおいては、図3の実線で示すように、一方のマット本体部1を他方のマット本体部1上に積層させた二つ折り状に設定し、コンパクト化を図ることが可能である。その際、伝熱シート3の一部分30は、折り曲げられた状態となり、ヒンジ部として機能する。
複数の接着剤封入部4は、マット本体部1の裏面を床下地6に接着させるための部分であり、本実施形態においては、シート状またはフィルム状の可撓性包装材を用いて構成され、内部に流動性をもつ接着剤41が収容(封入)された袋状容器である。各接着剤封入
部4は、マット本体部1の裏面に粘着テープあるいは接着剤(接着剤41とは別の接着剤)などを用いて接着され、かつ前記裏面からその下方に突出している。接着剤封入部4には、荷重として、マット本体部1や温水パイプ2などの重量が作用するが、接着剤封入部4は、そのような荷重によっては容易に破裂しない強度を有している。好ましくは、接着剤封入部4は、偏平状であり、温水暖房用マットAの全体の厚みが余り大きくならないようにされている。
複数の接着剤封入部4は、好ましくは、各マット本体部1の裏面において、できる限り均一な分布となるように縦横に分散した配置に設けられている。一対のマット本体部1どうしの境界部19の近傍部分においては、接着剤封入部4どうしが接近した配置となっている。
打ち込み固定部材用の目印5は、温水暖房用マットAに打ち込み固定部材7を打ち込む際の適正な打ち込み位置を示す部位であり、伝熱シート3の表面のうち、接着剤封入部4の直上位置に設けられている。ただし、温水パイプ2に打ち込み固定部材7が打ち込まれることは回避する必要があるため、そのような位置は避けている。目印5は、たとえば丸印や×印などの適当な記号や図形などを、印刷、粘着テープの貼付、あるいはその他の手段によって表示させることにより設けられている。打ち込み固定部材7は、たとえばコンクリートビスなどのビス、釘、ステープルなどである。
次に、温水暖房用マットAを床下地6上に敷設する方法の一例、ならびにその作用について説明する。
温水暖房用マットAを床下地6上の所定箇所に配置した状態においては、図4(a),(b)に示すように、打ち込み固定部材7を温水暖房用マットAにその上方から打ち込む。打ち込み位置は、打ち込み固定部材用の目印5が設けられている位置である。打ち込み固定部材7を打ち込む過程においては、打ち込み固定部材7が接着剤封入部4を貫通し、この接着剤封入部4を破断させる。このことにより、図4(a)によく表われているように、接着剤封入部4内の接着剤41は、マット本体部1の裏面と床下地6の上面との隙間に流出する。接着剤封入部4には、マット本体部1や温水パイプ2などの重量が作用しているため、接着剤封入部4は、その破断時には、前記した重量によって圧縮変形することとなる。その結果、接着剤41は接着剤封入部4から強制的に押し出される。したがって、接着剤封入部4からは接着剤41を無駄なく多量に流出させ、隙間内の広い領域に拡がらせることが可能である。
図4(b)に示すように、接着剤封入部4内から接着剤41の略全量が流出すると、接着剤封入部4(袋状容器)は、シート材4’となり、その厚みはかなり小さくなる。したがって、このシート材4’の存在が、温水暖房用マットAの敷設の支障になるようなこともない。接着剤封入部4は、既述したように、略均一な分布配置で複数箇所設けられているため、マット本体部1の裏面の略全域に接着剤41を行き渡らせることが可能である。図4(b)においては、接着剤41がマット本体部1の一側方に、符号Sの範囲ではみ出した状態で示されているが、マット本体部1の一側方に他の床敷設部材を配置しておくことにより、前記したような接着剤41のはみ出しを生じないようにすることが可能である。また、仮に、接着剤41のはみ出しを生じたとしても、温水暖房用マットAの上にはフローリング材などの他の床材がさらに敷設されるため、この床材によって接着剤41のはみ出し部分を適切に覆うことが可能である。
以上のように、本実施形態によれば、打ち込み固定部材7を利用して温水暖房用マットAを床下地6に固定させ得ることに加え、接着剤41を利用して温水暖房用マットAを床下地6に接着させることができる。したがって、床鳴りなどの不具合を生じないようにす
ることが可能である。一方、温水暖房用マットAの裏面に、刷毛などを利用して接着剤41を塗布する作業は不要である。このため、温水暖房用マットAの敷設作業が簡素化され、その所要時間が短く、作業者の労力負担も少ないものとすることが可能である。
図5および図6は、本発明の他の実施形態を示している。これらの図において、前記実施形態と同一または類似の要素には、前記実施形態と同一の符号を付すこととし、重複説明は省略する。
図5に示す実施形態においては、マット本体部1の裏面に、下向き開口状の凹部12が形成され、かつこの凹部12内に、袋状容器としての接着剤封入部4が収容されている。
このような構成によれば、接着剤封入部4にマット本体部1や温水パイプ2の重量を積極的に作用させて接着剤41を押し出す作用を得ることは難しくなるものの、接着剤封入部4がマット本体部1の下方に突出しないようにし、または下方への突出寸法を小さくすることが可能である。これは、温水暖房用マットAの全体の厚み(敷設施工前の厚み)を小さくする上で有利である。
図6に示す実施形態においては、マット本体部1の裏面に形成された下向き開口状の凹部12内に接着剤41が収容されており、凹部12の下部開口部は、シート状などの閉塞部材42によって閉塞されている。この部分が接着剤封入部4Aである。打ち込み固定部材7を打ち込んだ際には、閉塞部材42が破断し、接着剤41が流出する。
このような構成によれば、接着剤41を収容する容器が用いられていないため、温水暖房用マットAの構成の簡素化を図ることが可能である。
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係る床敷設マットの敷設方法の各作業工程の具体的な構成は、本発明の意図する範囲内において種々に変更自在である。同様に、本発明に係る床敷設マットの各部の具体的な構成は、本発明の意図する範囲内において種々に設計変更自在である。
本発明でいう床敷設マットは、建築構造物の床下地上に敷設されるマットを意味する。したがって、床敷設マットには、温水暖房用マットに加え、たとえば断熱用マット、遮音(防音)マット、フローリングマット、およびその他の化粧マットなども含まれる。したがって、マット本体部の形状、材質、サイズなどは限定されない。
本発明でいう床下地は、建築構造物の床を構成する部位のうち、温水暖房用マットなどの床敷設マットが張られる下地であり、スラブ床などが該当する。また、家屋のリフォームなどにおいては、既存のフローリング床の上に温水暖房用マットを追加で敷設するような場合もあり得るが、このような場合には、前記したフローリング床が床下地に相当することとなる。
接着剤封入部は、上述した実施形態から理解されるように、接着剤を収容するための容器を利用した構成、およびそのような容器を利用しない構成のいずれであってもよい。容器を利用する場合、この容器は、袋状容器に限らず、たとえば非可撓性の箱状などの容器とすることも可能である。接着剤は、接着剤封入部が破断した際に拡がるように流動性をもつものであればよく、その具体的な種類、成分なども限定されない。
接着剤封入部を複数箇所設ける場合には、これら複数の接着剤封入部の大きさや、接着剤の量は、必ずしも同一に揃えられていなくてもよい。たとえば、マット本体部の中央部の位置には接着剤の量が多めの接着剤封入部を設け、かつマット本体部の端部寄りの位置には接着剤の量が少なめの接着剤封入部を設けた構成とすることができる。
本発明でいう打ち込み固定部材は、既述したとおり、床敷設マットを床下地に打ち込み固定可能な部材であるが、ビス、釘、およびステープルとは異なる構成のものを適用する
ことも可能である。
A 温水暖房用マット(床敷設マット)
1 マット本体部
4,4A 接着剤封入部
41 接着剤
5 目印
6 床下地
7 打ち込み固定部材

Claims (6)

  1. 床敷設マットを、建築構造物の床下地の上面に接着剤を介して接着させるとともに、打ち込み固定部材を用いて前記床下地に固定させる、床敷設マットの敷設方法であって、
    前記床敷設マットとして、マット本体部の裏面側に、流動性をもつ前記接着剤が封入された接着剤封入部が設けられたものを使用し、
    前記床敷設マットを前記床下地の上面上に配置した状態において、前記床敷設マットに前記打ち込み固定部材を打ち込んだ際に、前記接着剤封入部の少なくとも一部を破断させ、前記接着剤を前記床敷設マットと前記床下地との隙間に流出させる工程を、有していることを特徴とする、床敷設マットの敷設方法。
  2. 建築構造物の床下地の上面に接着剤を介して接着されるとともに、打ち込み固定部材によって前記床下地に固定される、床敷設マットであって、
    マット本体部の裏面側に設けられ、かつ流動性をもつ前記接着剤が封入された接着剤封入部を備えており、
    この接着剤封入部は、前記打ち込み固定部材が打ち込まれたときに破断し、前記接着剤を流出させることが可能な構成とされていることを特徴とする、床敷設マット。
  3. 請求項2に記載の床敷設マットであって、
    この床敷設マットの表面部のうち、前記接着剤封入部の直上には、前記打ち込み固定部材の打ち込み箇所を示す目印が設けられている、床敷設マット。
  4. 請求項2または3に記載の床敷設マットであって、
    前記接着剤封入部は、前記接着剤を内部に収容した容器である、床敷設マット。
  5. 請求項4に記載の床敷設マットであって、
    前記容器は、可撓性包装材を用いて構成された袋状容器であり、
    この袋状容器は、前記マット本体部の裏面よりも下方に突出した状態で設けられていることにより、前記床敷設マットが前記床下地上に配置されたときには、前記マット本体部の重量を受けるとともに、前記袋状容器が前記破断を生じたときには、前記重量によって前記接着剤が外部に押し出されるように圧縮変形可能である、床敷設マット。
  6. 請求項2ないし5のいずれかに記載の床敷設マットであって、
    前記接着剤封入部として、前記マット本体部の複数箇所に分散して設けられた複数の接着剤封入部を備えている、床敷設マット。
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