JPH0729277A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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Publication number
JPH0729277A
JPH0729277A JP19772193A JP19772193A JPH0729277A JP H0729277 A JPH0729277 A JP H0729277A JP 19772193 A JP19772193 A JP 19772193A JP 19772193 A JP19772193 A JP 19772193A JP H0729277 A JPH0729277 A JP H0729277A
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JP
Japan
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disc
disk
cartridge
holding member
disk device
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JP19772193A
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English (en)
Inventor
Hisao Otani
尚生 大谷
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置全体の薄型化、垂直使用の可能化、直径
8cmのディスクのアダプターの不要化を図ること。 【構成】 直径12cmや8cm等の大小のディスクを
ディスク装置本体1内に出し入れ自在に内蔵されたカー
トリッジ21のディスク挿入口22からそのカートリッ
ジ21内に選択的に挿入した時に、カートリッジ21内
に上下移動自在に設けられて付勢手段36によって下方
に移動付勢されたディスクホールド部材28をこれらの
ディスクの中心穴に上方から嵌合して、これらのディス
クをカートリッジ21の底板23上に位置決めし、その
後、カートリッジ21をディスク装置本体1内にローデ
ィングして、ディスクをディスクテーブル上にチャッキ
ングすることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクや磁気ディ
スク等の記録及び/又は再生用ディスクを使用するディ
スク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種ディスク装置には、図
9に示すトレー方式と、図10に示すカートリッジ方式
の2方式がある。
【0003】まず、図9に示すトレー方式は、ディスク
装置本体1に対して水平方向である矢印a、b方向に出
し入れ自在に構成されたトレー2を使用するものであ
る。そして、トレー2上には記録及び/又は再生用のデ
ィスクである光ディスクや光磁気ディスク等の直径12
cmのディスクD1 と、直径8cmのディスクD2 とを
同じセンターP1 上に選択的に水平に載置するために、
大小2つの円形凹部3、4を同心円形状で、かつ、上下
2段に形成している。
【0004】そして、ディスク装置本体1内で、トレー
2の下部には、スピンドルモータ5によって回転駆動さ
れるディスクテーブル6がスピンドルモータ5と一体に
矢印c、d方向に昇降自在に配置されていて、ディスク
テーブル6の上面の中心にはディスクD1 及びD2 の中
心穴D0 に下方から嵌合される円錐台形状の上向きの凸
部7が形成されている。なお、凸部7の上端面内にはマ
グネットチャッキング用のマグネット(図示せず)が埋
設されている。
【0005】また、ディスク装置本体1内でトレー2の
上部には、ディスククランパー8が配置されていて、こ
のディスククランパー8の下面の中心にはディスクテー
ブル6の凸部7が下方から嵌合される逆円錐台形状の下
向きの凹部9が形成されている。そして、このディスク
クランパー8の上端の外周に形成されたフランジ10が
ディスク装置本体1の天板11の下面に形成された環状
のクランパー保持部12内に上下方向及び水平方向に可
動できるように適当なクリアランスを有して遊嵌されて
いる。なお、ディスククランパー8の凹部9の天井面に
はマグネットチャッキング用のヨーク13が接着されて
いる。
【0006】そして、ディスクD1 及びD2 をトレー2
の円形凹部3、4内に選択的に水平に載置して、トレー
2をディスク装置本体1内に矢印a方向から水平にロー
ディングした後、ディスクテーブル6をスピンドルモー
タ5と一体に矢印c方向に上昇させる。
【0007】すると、ディスクテーブル6の凸部7が大
径ディスクD1 又は小径ディスクD2 の中心穴D0 に下
方から嵌合されて、これらのディスクD1 又はD2 の上
方に貫通させて突出されると共に、ディスクテーブル6
によってこれらのディスクD1 又はD2 がトレー2の円
形凹部3、4から上方に持ち上げられる。
【0008】この時、ディスクテーブル6の凸部7がデ
ィスククランパー8の凹部9に下方から嵌合されて、デ
ィスククランパー8によってディスクD1 又はD2 がデ
ィスクテーブル6上にマグネットチャッキングされると
共に、ディスクテーブル6によってディスククランパー
8が上方に持ち上げられるようにしたものである。
【0009】これにより、ディスクローディング動作が
完了し、スピンドルモータ5によってディスクテーブル
6及びディスククランパー8と一体にディスクD1 又は
2が回転駆動されて、光学ピックアップ(図示せず)
によって所望の記録及び/又は再生が行われる。
【0010】次に、図10に示すカートリッジ方式は、
カートリッジ14の底板15の上面上に大径ディスクD
1 を水平に載置して、その大径ディスクD1 の外周を規
制して、大径ディスクD1 をセンターP1 上に位置決め
し、トレー方式と同じ方式でディスククランパー8をカ
ートリッジ14の天板16の下面に形成したクランパー
保持部12内に遊嵌させている。
【0011】そして、カートリッジ14をディスク装置
本体1内に矢印a方向から水平にローディングした後、
カートリッジ14を矢印d方向に平行に下降させるか、
又はスピンドルモータ5と一体にディスクテーブル6を
矢印c方向に上昇させる。
【0012】そして、トレー方式と同様に、ディスクテ
ーブル6の凸部7を大径ディスクD1 の中心穴D0 に下
方から嵌合させると共に、その凸部7を大径ディスクD
1 の上方に貫通させて突出させるようにして、ディスク
クランパー8の凹部9に下方から嵌合させて、ディスク
クランパー8によって大径ディスクD1 をディスクテー
ブル6上にマグネットチャッキングさせる。そして、デ
ィスクテーブル6によって大径ディスクD1 をカートリ
ッジ14内で底板15の上方に持ち上げるようにしたも
のである。
【0013】なお、カートリッジ方式では、小径ディス
クD2 を使用する際には、アダプター(図示せず)を用
いて、小径ディスクD2 をカートリッジ14内の底板1
5上に水平に載置して位置決めする必要がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のディス
ク装置は次のような問題があった。
【0015】図9に示すトレー方式は、大径ディスクD
1 及び小径ディスクD2 を水平に載置するための上下2
段の円形凹部3、4間に無駄な段差H1 が必要である。
記録及び/又は再生時における振動に対するディスクク
ランパー8の逃げスペースとして、ディスククランパー
8の上面とディスク装置本体1の天板11の下面との間
に無駄なクリアランスH2 が必要である。従って、トレ
ー2の下面からディスク装置1の天板11の上面までの
高さH3 を相当に高くしなければならず、装置全体の薄
型化に大きな制約がある。
【0016】また、図9に示すトレー方式は、ディスク
装置本体1及びトレー2を水平に配置して使用する水平
使用を目的として設計されたものであり、ディスク装置
本体1及びトレー2を垂直に立てて使用する垂直使用に
は不可能に近い。
【0017】図10に示すカートリッジ方式は、直径が
12cmの大径ディスクD1 のために設計されたカート
リッジ14であり、直径が8cmの小径ディスクD2
使用するためには、小径ディスクD2 専用のアダプター
を用いる必要があって、コスト高につく。
【0018】また、このカートリッジ方式は、記録及び
/又は再生時における振動に対するディスククランパー
8の逃げスペースとして、ディスククランパー8の上面
とカートリッジ14の天板16の下面との間に無駄なク
リアランスH4 が必要であることから、カートリッジ1
4の厚さH5 が厚くなり、装置全体の薄型化に大きな制
約がある。
【0019】また、図9に示すトレー方式及び図10に
示すカートリッジ方式は、何れも、ディスクテーブル6
上の凸部7をディスクD1 又はD2 の中心穴D0 に下方
から嵌合させてディスクD1 又はD2 の上方に貫通さ
せ、この凸部7をディスククランパー8の凹部9に下方
から嵌合させて、ディスクチャッキングを行うように構
成されている。従って、ディスクテーブル6の上下スト
ロークH6 中に、ローディング中のディスクD1 等とデ
ィスクテーブル6を干渉させないためのクリアランスH
7 の他にもディスクの厚さH8 を加算しなければならな
い。特に、図9に示すトレー方式は、ディスクテーブル
6の上下ストロークH6 中に、クリアランスH7 及びデ
ィスクの厚さH8 に加えて、更に、段差H1 を加算する
必要がある。この結果、ディスクテーブル6の上下スト
ロークH6 が何れも大きくなり、装置全体の薄型化に大
きな制約がある。
【0020】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、装置全体の薄型化、垂直使用の可
能化、直径8cmのディスクのためのアダプターの不要
化を図ることができるようにしたディスク装置を提供す
ることを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のディスク装置は、記録及び/又は再生用デ
ィスクを挿入するディスク挿入口が側面に形成され、デ
ィスク装置本体内に出し入れ自在に内蔵されたカートリ
ッジと、上記カートリッジ内に上下移動自在に取り付け
られ、上記ディスク挿入口から挿入されたディスクの中
心穴に上方から嵌合して、このディスクを上記カートリ
ッジの底板上に位置決めするディスクホールド部材と、
上記ディスクホールド部材を上記底板上に向けて下方に
移動付勢する付勢手段と、上記ディスク装置本体内に配
置されて、上記カートリッジに対して相対的に上方に移
動され、上記ディスクを下方からチャッキングするディ
スクテーブルとを備えたものである。
【0022】
【作用】上記のように構成された本発明のディスク装置
は、直径12cmや8cm等の大小のディスクをカート
リッジの側面に形成されたディスク挿入口からカートリ
ッジ内に選択的に挿入すると、カートリッジ内に上下移
動自在に設けられて付勢手段によって下方に移動付勢さ
れたディスクホールド部材がこれらのディスクの中心穴
に上方から嵌合して、これらのディスクをカートリッジ
の底板上に位置決めする。その後、カートリッジをディ
スク装置本体内にローディングして、ディスクをディス
クテーブル上にチャッキングするものである。
【0023】
【実施例】以下、本発明を適用したディスク装置の一実
施例を図1〜図8を参照して説明する。なお、図9及び
図10と同一構造部には同一の符号を付して説明の重複
を省く。
【0024】まず、合成樹脂等で成形されたカートリッ
ジ21がディスク装置本体1のフロントパネル1aに形
成されたカートリッジ出入口1bから矢印a、b方向に
出し入れ自在に内蔵されている。そして、このカートリ
ッジ21はカートリッジ昇降機構(図示せず)によって
ディスク装置本体1内で矢印c、d方向に平行に昇降自
在に構成されている。
【0025】そして、カートリッジ21の前端21aの
側面には横長のディスク挿入口22が形成されていて、
底板23の上面が水平でフラットなディスク載置面24
に形成されている。そして、カートリッジ21の前端2
1aで底板23と天板25の中央部にはディスクつまみ
出し用の上下一対の切欠き26が形成されている。ま
た、底板23の中央部からカートリッジ21の後端21
bにかけてディスクテーブル挿通用の開口27が形成さ
れている。
【0026】そして、カートリッジ21の天板25の中
央部の下面には合成樹脂等で成形されたディスクホール
ド部材28が上下方向である矢印c、d方向に移動自在
に取り付けられている。このディスクホールド部材28
の上下両端には上下フランジ29、30が同一軸心状で
水平に一体成形されていて、下フランジ30の下面の中
央部には逆円錐台形状の下向きの凸部31が一体成形さ
れている。従って、凸部31の外周面は下向きのテーパ
ー面31aに形成されている。
【0027】そして、ディスクホールド部材28はカー
トリッジ21の天板に形成された取付穴32内に上下上
下移動自在及び回転自在に挿入されて、その取付穴32
の外周で天板25上に形成された円形の凹所33内に上
フランジ29を遊嵌させている。
【0028】そして、上フランジ29の下面に環状のマ
グネット34が接着等にて水平に固着され、そのマグネ
ット34の真下に対向された環状のヨーク35が凹所3
3内の上面に接着等に水平に固着されている。そして、
これらマグネット34とヨーク35とによって付勢手段
36が形成されていて、マグネット34とヨーク35と
の間に形成される磁気回路による磁気吸引力によって、
ディスクホールド部材28が底板23上に向けて矢印d
方向である下方に移動付勢されている。なお、マグネッ
ト34とヨーク35を上下逆向きに取り付けても良い。
【0029】次に、ディスク装置本体1内に水平に配置
された駆動ユニット37には、スピンドルモータ5によ
って回転駆動されるディスクテーブル6と、光学ピック
アップ38が取り付けられている。そして、ディスクテ
ーブル6の上面が水平でフラットに形成されていて、そ
の中央部にはディスクホールド部材28の凸部31が上
方から嵌合される逆円錐台形状の上向きの凹部39が形
成されている。従って、凹部39の内周面が上向きのテ
ーパー面39aに形成されている。
【0030】そして、カートリッジ21の天板25の下
面で、ディスクホールド部材28よりディスク挿入口2
2側の位置には、ディスク挿入口22から矢印a方向に
水平に挿入されるディスクD1 又はD2 をディスクホー
ルド部材28の下へ誘導するガイド面40が一体成形さ
れている。また、ディスクホールド部材28の下フラン
ジ30の外周面にも上記ガイド面40と同じ目的のガイ
ド面(下向きのテーパー面)41が形成されている。
【0031】次に、ディスク装置のローディング動作を
説明する。
【0032】まず、イジェクト完了状態では、図2及び
図4に示すように、カートリッジ21がディスク装置本
体1のカートリッジ出入口1bから矢印b方向に引き出
されている。
【0033】この時、図5に示すように、ディスクホー
ルド部材28のマグネット34がヨーク35上に吸着さ
れて、ディスクホールド部材28がカートリッジ21内
の下降位置に下降されている。
【0034】また、この時、図2に示すように、ディス
クテーブル6がカートリッジ21の後端21a側に偏位
された位置で開口27内に挿入されている。なお、図7
に示すように、ディスクテーブル6の上面とカートリッ
ジ21のディスク載置面24との間には干渉しないだけ
のクリアランスH7 が形成されている。
【0035】そこで、図2及び図4に示すように、オペ
レータが手でディスクD1 又はD2をカートリッジ21
のディスク挿入口22からカートリッジ21内のディス
ク載置面24上に矢印a方向から選択的に水平に挿入す
る。この際、ディスクD1 又はD2 をガイド面40、4
1によって案内してディスクホールド部材28の下フラ
ンジ30の下位置に矢印a方向から挿入する。
【0036】すると、図1及び図4に示すように、ディ
スクD1 又はD2 がセンターP1 まで矢印a方向に挿入
された時に、ディスクホールド部材28の凸部31がデ
ィスクD1 又はD2 の中心穴D0 内に上方から嵌合され
て、ディスクD1 又はD2 がカートリッジ21内のセン
ターP1 上に位置決めされる。
【0037】なおこの際、図6に示すように、カートリ
ッジ21内に矢印a方向から挿入されたディスクD1
はD2 の外周面がディスクホールド部材28の凸部31
の外周のテーパー面31aに矢印a方向から当接される
ことにより、そのテーパー面31aによる自らの案内作
用によって、ディスクホールド部材28がマグネット3
4の磁気吸引力に抗して一度1点鎖線で示すように上方
である矢印c方向に上昇されてディスクD1 又はD2
に乗り上げた後、下方である矢印d方向に自動復帰し
て、凸部31がディスクD1 又はD2 に矢印d方向から
自動的に嵌合される。
【0038】次に、このディスク挿入後にローディング
スイッチがONされると、図3に示すように、カートリ
ッジ21がディスク装置本体1内に矢印a方向に水平に
引き込まれて、図8に示すように、ディスクD1 又はD
2 のセンターP1 がディスクテーブル6のセンターP2
に達した後、矢印d方向に平行に下降されて、ディスク
1 又はD2 がディスクテーブル6上にローディングさ
れる。
【0039】この際、図8に示すように、カートリッジ
21内に上方である矢印c方向に相対的に挿入されたカ
ートリッジ21がディスクD1 又はD2 をカートリッジ
21のディスク載置面24から上方である矢印c方向に
高さH0 だけ持ち上げると共に、ディスクホールド部材
28の凸部31がディスクD1 又はD2 の中心穴D0
ら下方である矢印d方向に相対的に突出されて、その凸
部31がディスクテーブル6の凹部39に上方から嵌合
される。なお、この時、凸部31と凹部39のテーパー
面31a、39aによるセンターリング動作によってデ
ィスクホール度部材28のセンターP1 がディスクテー
ブル6のセンターP2 上にセンターリングされる。
【0040】そして、ディスクテーブル6によってディ
スクホールド部材28がディスクD1 又はD2 と一緒に
矢印c方向に相対的に押し上げられて、マグネット34
がヨーク35から上方である矢印c方向に離間されると
共に、マグネット34の磁気吸引力によって、ディスク
ホールド部材28の下フランジ30がディスクD1 又は
2 上に矢印d方向から圧着されて、ディスクD1 又は
2 がディスクテーブル6上にチャッキングされる。ま
た、この時、図3に示すように、光学ピックアップ38
がディスクD1 又はD2 の下面に相対的に近接される。
【0041】以上により、ディスクローディング動作が
完了し、スピンドルモータ5によってディスクテーブル
6及びディスクホールド部材28と一体にディスクD1
又はD2 が回転駆動されて、光学ピックアップ38によ
って所望の記録又は再生が行われる。
【0042】なお、ディスクイジェクト動作はディスク
ローディング動作の逆動作となり、イジェクトスイッチ
がONされると、図1及び図4に示すように、カートリ
ッジ21がディスク装置本体1内で矢印c方向に上昇さ
れた後、ディスク装置本体1のカートリッジ出入口1b
から矢印b方向に排出される。
【0043】そこで、オペレータがカートリッジ21の
上下一対の切欠き26内に手指を挿入して、ディスクD
1 又はD2 をつまんで矢印b方向に引き抜く。
【0044】以上のように構成され、動作されるディス
ク装置によれば、ディスク挿入口22からカートリッジ
21内に矢印a方向から選択的に挿入されたディスクD
1 又はD2 をディスクホールド部材28によって同じセ
ンターP1 上に位置決めすることができるので、直径が
12cmのディスクD1 は言うまでもなく、直径が8c
mのディスクD2 もアダプターを使用する必要が全くな
い。
【0045】またこの際、ディスクホールド部材28の
凸部31をカートリッジ21内に選択的に挿入されたデ
ィスクD1 又はD2 の中心穴D0 に上方から嵌合させ
て、底板23上に位置決めするので、ディスク装置本体
1及びカートリッジ21を水平に配置して使用する水平
使用は言うまでもなく、ディスク装置本体1及びカート
リッジ21を垂直に立てて使用する垂直使用も可能であ
る。
【0046】しかも、ディスクチャッキング時に、ディ
スクテーブル6の水平でフラットな上面に形成した凹部
39をディスクホールド部材28の凸部31に下方から
嵌合させるので、ディスクテーブル6の上下ストローク
10には、カートリッジ21の矢印a方向への水平引き
込み時にディスクテーブル6をディスクD1 又はD2
干渉させないためのクリアランスH7 のみを加算すれば
良く、ディスクの厚さH8 を加算する必要がなく、ディ
スクテーブル6の上下ストロークH10を著しく小さくで
きる。
【0047】また、カートリッジ21の底板23の上面
のディスク載置面24は水平なフラットに形成しておけ
ば良く、図9に示したような無駄な段差H1 を形成する
必要がないので、図8に示すように、カートリッジ21
の下面からディスクホールド部材28の上面の振動に対
するクリアランスを要する位置までの高さH11に無駄な
スペースが必要でなく、この高さH11を著しく小さくで
きる。従って、ディスクテーブル6の上下ストロークH
10を著しく小さくできることと相俟って、装置全体を著
しく薄くできる。
【0048】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。例え
ば、上記の実施例では、ディスクローディング時に、カ
ートリッジ21を矢印a方向に水平に引き込んだ後、矢
印d方向に垂直に下降させるようにしたが、カートリッ
ジ21を矢印a方向に水平に引き込んだ時、ディスクテ
ーブル6を矢印c方向に上昇させるようにしても良い。
また、ディスクテーブル6及び光学ピックアップ38は
カートリッジ21の上下何れに配置しても良い。
【0049】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のディス
ク装置は次のような効果を奏する。
【0050】請求項1は、直径12cmや8cm等の大
小のディスクをカートリッジの側面に形成されたディス
ク挿入口からカートリッジ内に選択的に挿入すると、カ
ートリッジ内に上下移動自在に設けられて付勢手段によ
って下方に移動付勢されたディスクホールド部材がこれ
らのディスクの中心穴に上方から嵌合して、これらのデ
ィスクをカートリッジの底板上に位置決めするように
し、その後、カートリッジをディスク装置本体内にロー
ディングして、ディスクをディスクテーブル上にチャッ
キングするようにしたので、大小何れのディスクにもア
ダプターを用いる必要がない上に、水平使用及び垂直使
用の両方に使用可能であり、更に装置全体の薄型化が可
能である。
【0051】請求項2は、上記ディスクの中心穴に上方
から嵌合されてディスクの下方に突出される下向きの凸
部を上記ディスクホールド部材に形成し、上記凸部が上
方から嵌合される上向きの凹部を上記ディスクテーブル
に形成したので、ディスクテーブルの上下ストロークを
小さくして、装置全体の薄型化を促進できる。
【0052】請求項3は、上記ディスク挿入口から挿入
されるディスクを上記ディスクホールド部材の下へ誘導
するガイド面を形成したので、ディスクをカートリッジ
内にスムーズに挿入できる。
【0053】請求項4は、上記付勢手段をマグネットと
ヨークで構成したので、構造の簡素化を図ることができ
る。
【0054】請求項5は、上記カートリッジの底板及び
天板にディスクのつまみ出し用の切欠きを形成したの
で、カートリッジに対するディスクの挿入及び引き抜き
を容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク装置の一実施例を説明するデ
ィスクローディング開始時の断面側面図である。
【図2】同上のカートリッジ内へのディスクの挿入を説
明する断面側面図である。
【図3】同上のディスクローディング完了時の断面側面
図である。
【図4】図1の一部切欠き平面図である。
【図5】同上のカートリッジ内のディスクホールド部材
を説明する断面側面図である。
【図6】同上のディスクホールド部材によるディスクの
位置決めを説明する断面側面図である。
【図7】同上のディスクローディング時のカートリッジ
の水平引き込み動作の終了を説明する断面側面図であ
る。
【図8】同上のディスクローディング完了時のディスク
チャッキングを説明する断面側面図である。
【図9】従来のトレー方式のディスク装置を説明する断
面側面図である。
【図10】従来のカートリッジ方式のディスク装置を説
明する断面側面図である。
【符号の説明】
1 ディスク装置本体 1b ディスク装置本体のカートリッジ出入口 6 ディスクテーブル 21 カートリッジ 22 カートリッジのディスク挿入口 23 カートリッジの底板 24 カートリッジのディスク載置面 25 カートリッジの天板 26 ディスクつまみ出し用切欠き 27 開口 28 ディスクホールド部材 29 ディスクホールド部材の上フランジ 30 ディスクホールド部材の下フランジ 31 ディスクホールド部材の凸部 33 ディスクホールド部材の凹所 34 マグネット 35 ヨーク 36 付勢手段 39 ディスクテーブルの凹部 40、41 ガイド面 D1 直径12cmのディスク D2 直径8cmのディスク D0 ディスクの中心穴

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録及び/又は再生用ディスクを挿入する
    ディスク挿入口が側面に形成され、ディスク装置本体内
    に出し入れ自在に内蔵されたカートリッジと、 上記カートリッジ内に上下移動自在に取り付けられ、上
    記ディスク挿入口から挿入されたディスクの中心穴に上
    方から嵌合して、このディスクを上記カートリッジの底
    板上に位置決めするディスクホールド部材と、 上記ディスクホールド部材を上記底板上に向けて下方に
    移動付勢する付勢手段と、 上記ディスク装置本体内に配置されて、上記カートリッ
    ジに対して相対的に上方に移動され、上記ディスクを下
    方からチャッキングするディスクテーブルとを備えたデ
    ィスク装置。
  2. 【請求項2】上記ディスクの中心穴に上方から嵌合され
    てディスクの下方に突出される下向きの凸部を上記ディ
    スクホールド部材に形成し、上記凸部が上方から嵌合さ
    れる上向きの凹部を上記ディスクテーブルに形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】上記ディスク挿入口から挿入されるディス
    クを上記ディスクホールド部材の下へ誘導するガイド面
    を形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    のディスク装置。
  4. 【請求項4】上記付勢手段をマグネットとヨークで構成
    したことを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  5. 【請求項5】上記カートリッジの底板及び天板にディス
    クのつまみ出し用の切欠きを形成したことを特徴とする
    請求項1記載のディスク装置。
JP19772193A 1993-07-16 1993-07-16 ディスク装置 Withdrawn JPH0729277A (ja)

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