JPH09306071A - チャッキング機構 - Google Patents

チャッキング機構

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JPH09306071A
JPH09306071A JP8115118A JP11511896A JPH09306071A JP H09306071 A JPH09306071 A JP H09306071A JP 8115118 A JP8115118 A JP 8115118A JP 11511896 A JP11511896 A JP 11511896A JP H09306071 A JPH09306071 A JP H09306071A
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JP
Japan
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chucking
plate
top plate
ring
chucking mechanism
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JP8115118A
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Inventor
Toshimasa Takahashi
利昌 高橋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立作業の容易化を図るとともに、製造効率
の向上を図る。 【解決手段】 両面光ディスク2に対する接離方向に移
動されるチャッキング板40に支持されたトッププレー
ト22と、両面光ディスク2が載置されて回転駆動され
るターンテーブル11Aとの間に両面光ディスク2を保
持するチャッキングリング25と、トッププレート22
に係合する係合片33が設けられてトッププレート22
に連結されるとともにチャッキングリング25を係合す
る係合穴34が設けられてチャッキングリング25に連
結されたバックヨーク23と、このバックヨーク23に
固定されたマグネット24とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク、光磁
気ディスク等の円盤状記録媒体をターンテーブルに回転
自在に保持するために用いられるチャッキング機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のチャッキング機構は、直径寸法が
80mm、120mmの片面光ディスク、直径寸法が2
00mm、300mmの両面光ディスクに使用される。
チャッキング機構は、この光ディスク駆動装置のディス
クテーブルに対向して横長矩形状のチャッキング板の中
央部に支持されている。
【0003】チャッキング機構60は、図11に示すよ
うに、トッププレート61と、このトッププレート61
の下部に支持されたチャックプレート62と、このチャ
ックプレート62の下部に支持された軸受板63と、こ
の軸受板63の下部に設けられたバックヨーク64と、
このバックヨーク64の下部に設けられたマグネット6
5と、トッププレート61に上下移動自在に支持された
チャッキングリング66とを備えている。
【0004】トッププレート61は、上部の外周部に亘
ってチャッキング板に支持される支持部67が一体に形
成されている。また、このトッププレート61は、底面
の中央部に位置して、チャックプレート62を支持する
支持軸部68が下方に向かって突設されている。また、
このトッププレート61は、下部の外周部に亘って、チ
ャックプレート62を支持する略L字状の係合片69が
一体に形成されている。
【0005】チャックプレート62は、バックヨーク6
4に合成樹脂材料等でインサート等の射出成形を施すこ
とにより形成されている。チャックプレート62は、中
央部に位置して、トッププレート61の係合軸部に係合
する係合穴70が設けられている。また、チャックプレ
ート62は、外周部に亘って、トッププレート61の係
合片69に係合する係合凹部71が設けられている。
【0006】軸受板63は、バックヨーク64に合成樹
脂材料等でインサート等の射出成形を施すことにより形
成されている。軸受板63は、底面の中央部に位置し
て、ターンテーブルのスピンドル軸が進入する軸穴72
を有する軸受部73が下方に向かって突設されている。
この軸受板63は、外周部に亘って、チャッキングリン
グ66を支持する係合爪74が設けられている。また、
この軸受板63は、外周部に亘って、チャッキングリン
グ66の一部が進入する貫通孔75が設けられている。
【0007】マグネット65は、バックヨーク64の下
部に、接着剤等によって固着されている。このマグネッ
ト65は、中央部に、トッププレート61の軸受部73
の外側に位置して、ターンテーブルに設けられた片面デ
ィスク支持部が進入する支持部進入穴77が設けられて
いる。
【0008】チャッキングリング66は、中央部に位置
して、ターンテーブルに設けられた両面ディスク支持部
が進入する支持部進入穴78が設けられている。また、
チャッキングリング66は、支持部進入穴78の周囲に
位置して、軸受板63の係合爪74に係合する係合凸部
79が設けられている。さらに、チャッキングリング6
6は、軸受板64の貫通孔75に進入するバネ支持ピン
80が一体に形成されている。このバネ支持ピン80に
は、圧縮コイルバネ81が取り付けられている。
【0009】チャッキング機構60は、マグネット65
が両面光ディスクの中心孔に進入して光ディスク駆動装
置のターンテーブルの金属板に吸着するとともに、チャ
ッキングリング66が両面光ディスクの内周部を支持す
る。そして、チャッキング装置は、光ディスク駆動装置
のスピンドルモータが回転駆動すると、チャッキング機
構60がターンテーブルとともに回転動作し、両面光デ
ィスクを一定の線速度で回転操作する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のチャッキング機構60は、バックヨーク64がチャッ
クプレート62の係合凹部71を介してトッププレート
61に連結されている。また、バックヨーク64は、軸
受板63の係合凸部79を介してチャッキングリング6
6と連結されている。このため、この従来のチャッキン
グ機構60では、チャックプレート62及び軸受板63
が必要とされるため、部品数が多くなり、組立作業が煩
雑になるといった問題点があった。
【0011】また、チャックプレート62の係合凹部7
1と軸受板63の係合凸部79とは、バックヨーク64
に合成樹脂材料等でインサート等の射出成形を施すこと
により、金型の形状に従ってそれぞれ形成されている。
このため、この従来のチャッキング機構60では、チャ
ックプレート62の係合凸部71と、軸受板63の係合
凸部79とが形成されるのに、加工精度が必要とされ、
製造効率が低下するといった問題点があった。
【0012】さらに、チャッキング機構60は、チャッ
キングリング66のバネ支持ピン80を、肉厚な軸受板
63の貫通孔75によって支持している。このため、チ
ャッキング機構60は、チャッキングリング66の移動
範囲が軸受板63によって規制されるといった問題点が
あった。
【0013】そこで、本発明は、組立作業の容易化を図
るとともに、製造効率の向上を図ったチャッキング機構
を提供することを目的に提案されたものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成した本発
明に係るチャッキング機構は、円盤状記録媒体に対する
接離方向に移動されるチャッキング板に支持されたトッ
ププレートと、円盤状記録媒体が載置されて回転駆動さ
れるターンテーブルとの間に円盤状記録媒体を保持する
チャッキングリングと、このトッププレートに係合する
第1の係合部が設けられてトッププレートに連結される
とともにチャッキングリングを係合する第2の係合部が
設けられてチャッキングリングに連結されたヨーク板
と、このヨーク板に固定されたマグネットとを備えてい
る。
【0015】また、上記トッププレートには、円盤状記
録媒体が載置されて回転駆動されるターンテーブルに設
けられた回転軸に支持される軸受部が設けられている。
【0016】さらに、上記チャッキングリングには、当
該チャッキングリングに弾性力を付与する弾性部材が取
り付けられる弾性部材支持ピンが設けられている。
【0017】さらにまた、上記トッププレートには、上
記チャッキングリングの弾性部材支持ピンの先端部をガ
イドするガイド部が設けられている。
【0018】さらにまた、上記ヨーク板には、上記チャ
ッキングリングの弾性部材支持ピンを支持する支持部が
設けられている。
【0019】以上のように構成された本発明に係るチャ
ッキング機構は、チャッキング板に支持された状態で、
ターンテーブルに近接する方向へと移動操作される。チ
ャッキング機構は、マグネットが円盤状記録媒体の中心
孔に進入するとともに、チャッキングリングが円盤状記
録媒体の内周部に当接する。そして、マグネットは、タ
ーンテーブルに吸着する。
【0020】このとき、チャッキング機構は、トッププ
レートに設けられた軸受部に、ターンテーブルの回転軸
が進入する。チャッキング機構は、チャッキング板によ
ってターンテーブルに近接する方向へとさらに移動操作
される。チャッキング機構は、チャッキングリングが円
盤状記録媒体の内周部に押圧される。このとき、弾性部
材は、弾性変位してチャッキングリングを下方に付勢す
る方向の弾性力が発生する。チャッキングリングは、弾
性部材の弾性力によって、ターンテーブルとの間に円盤
状記録媒体を保持する。このとき、チャッキング機構
は、トッププレートがチャッキング板による支持から解
除される。このとき、チャッキング機構は、チャッキン
グ板に対して回動自在な状態とされる。チャッキング機
構は、ターンテーブルが回転動作すると、円盤状記録媒
体を一定の線速度で回転操作する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について、図1乃至図10の図面を参照して詳細に説
明する。本発明の実施の形態として示すチャッキング装
置1は、直径寸法が80mm、120mmの片面光ディ
スク、直径寸法が200mm、300mmの両面光ディ
スク2等の円盤状記録媒体を互換して使用することがで
きる兼用型のディスクプレーヤ装置の内部に備えられて
いる。
【0022】直径寸法が200mm、300mmの両面
光ディスク2は、図1に示すように、互いに貼り合わせ
られた厚さ寸法が0.6mmの2枚のディスク板3A、
3Bを備えている。これら2枚のディスク板3A、3B
は、中心孔4を有する円盤状にそれぞれ形成されてい
る。また、これらディスク板3A、3Bは、合成樹脂材
料によって形成された基体と、この基体の主面上に形成
される情報信号層と、この情報信号層を機械的及び化学
的に保護するために情報信号層上に被覆形成される保護
層とを備えている。これらディスク板3A、3Bは、こ
の信号記録面の情報信号層が形成された領域を情報信号
領域5としている。ディスク板3A、3Bは、中心孔4
側に設けられた内周部6と、外周部7とを非情報信号領
域としている。
【0023】ディスクプレーヤ装置は、図1に示すよう
に、両面光ディスク2を駆動する光ディスク駆動装置1
0と、光ディスク駆動装置10に両面光ディスク2を着
脱するチャッキング装置1とを備えている。
【0024】光ディスク駆動装置10は、図1に示すよ
うに、両面光ディスク2の内周部6が載置されるターン
テーブル11Aと、このターンテーブル11Aを回転操
作するスピンドルモータ11Bとを備えている。
【0025】このターンテーブル11Aは、図1に示す
ように、スピンドルモータ11Bの出力軸に連結された
スピンドル軸12と、このスピンドル軸12に固定され
たディスク載置部材13と、ディスク載置部材13の中
央部に設けられたディスク支持部材15と、このディス
ク支持部材15の内部でディスク載置部材13に固定さ
れた金属板16とを有している。また、ターンテーブル
12は、図9に示すように、ディスク載置部材13の内
部でスピンドル軸12に取り付けられた圧縮コイルバネ
14を有している。光ディスク駆動装置10は、スピン
ドルモータ11Bが回転駆動すると、ターンテーブル1
1Aが回転動作し、両面光ディスク2を一定の線速度で
回転操作する。
【0026】ディスク載置部材13は、図1に示すよう
に、上部の外周部に亘って両面光ディスク2の内周部6
を支持する載置凸部17が突出して設けられている。デ
ィスク支持部材15は、スピンドル軸12の近傍に位置
して、片面光ディスクの中心孔を支持する片面光ディス
ク支持部18が設けられている。また、ディスク支持部
材15は、この片面光ディスク支持部18の外側に位置
して、両面光ディスク2の中心孔4を支持する両面光デ
ィスク支持部19が設けられている。
【0027】金属板16は、略円環状に形成され、ディ
スク支持部材15の片面光ディスク支持部18と両面光
ディスク支持部19との間に設けられている。
【0028】チャッキング装置1は、図1に示すよう
に、光ディスク駆動装置10のターンテーブル11Aと
の間に両面光ディスク2の内周部6を支持するチャッキ
ング機構20と、このチャッキング機構20を中央部に
支持するチャッキング板40と、このチャッキング板4
0を上下移動自在に支持する一対のガイドフレーム50
A、50Bとを備えている。
【0029】チャッキング機構20は、図1に示すよう
に、この光ディスク駆動装置10に対向して配設されて
いる。チャッキング機構20は、図2に示すように、略
円形の浅皿状のトッププレート22と、このトッププレ
ート22の下部に支持された略円盤状のバックヨーク2
3と、このバックヨーク23の下部に固定された略円盤
状のマグネット24と、バックヨーク23に上下移動自
在に支持された略円盤状のチャッキングリング25とを
備えている。
【0030】トッププレート22は、合成樹脂材料によ
り形成されている。トッププレート22は、図3に示す
ように、上部の外周部に亘ってチャッキング板40に支
持される支持部26が一体に形成されている。また、こ
のトッププレート22は、図2に示すように、底面の中
央部に位置して、ターンテーブル11Aのスピンドル軸
11Aに支持される軸受部28が下方に向かって突設さ
れている。この軸受部28は、中央部にターンテーブル
11Aのスピンドル軸12が進入する軸穴27を有して
いる。
【0031】また、このトッププレート22は、図3に
示すように、底面で軸穴27の周囲に位置して、バック
ヨーク23を支持する略L字状の支持片29が一体に形
成されている。さらに、このトッププレート22は、底
面で軸穴27の周囲に位置して、チャッキングリング2
5の一部が進入する進入開口部30が設けられている。
また、このトッププレート22は、底面で軸穴27の周
囲に位置して、チャッキングリング25の一部の先端部
をガイドするガイド部31Aが設けられている。ガイド
部31Aは、中央部にチャキングリング25の一部が進
入する貫通孔31Bが設けられている。このトッププレ
ート22は、ガイド部31Aの貫通孔31Bがチャッキ
ングリング25の一部の先端部を上部までガイドするこ
とにより、チャッキングリング25の移動範囲を十分に
確保している。
【0032】バックヨーク23は、金属材料により形成
されている。バックヨーク23は、図2に示すように、
トッププレート22の支持部26の外径寸法と略等しい
外径寸法を有している。
【0033】バックヨーク23は、図4に示すように、
中央部に位置して、トッププレート22の軸受部28を
進入させて支持する軸受部支持穴32が設けられてい
る。また、このバックヨーク23は、図4に示すよう
に、軸受部支持穴32の周囲に位置して、逆L字状の係
合片33が上方に屈曲されて設けられている。このバッ
クヨーク23は、図5に示すように、係合片33がトッ
ププレート22の支持片29に支持されることにより、
トッププレート22と連結されている。
【0034】さらに、このバックヨーク23は、図4に
示すように、軸受部支持穴32の周囲でトッププレート
22の進入開口部30に対応した位置に、係合穴34が
設けられている。このバックヨーク23は、図6に示す
ように、係合穴34がチャッキングリング25の一部に
進入されて係合されることにより、チャッキングリング
25と連結されている。
【0035】また、このバックヨーク23は、図4に示
すように、軸受部支持穴32の周囲でトッププレート2
2の貫通孔31Bに対応した位置に、切り欠き部35A
が設けられている。バックヨーク23は、この切り欠き
部35Aの中央部に位置して、略L字状の支持部35B
が上方に屈曲されて設けられている。この支持部35B
は、中央部に支持溝35Cが設けられている。このバッ
クヨーク23は、上方に屈曲されて設けられた支持部3
5Bの支持溝35Cがチャッキングリング25の一部を
支持することにより、チャッキングリング25の移動範
囲を十分に確保している。
【0036】マグネット24は、ターンテーブル11A
の金属板16の外径寸法と略等しいとされた外径寸法を
有している。マグネット24は、図2に示すように、ト
ッププレート22の軸受部28の外側に位置して、ター
ンテーブル11Aの片面光ディスク支持部18が進入す
る支持部進入穴36が設けられている。このマグネット
24は、バックヨーク23の下部に、接着剤等によって
固着されている。
【0037】チャッキングリング25は、合成樹脂材料
により形成されている。チャッキングリング25は、両
面光ディスク2の内周部6の直径寸法よりやや小とされ
た外径寸法を有している。このチャッキングリング25
は、図2に示すように、マグネット24の下部の外側に
位置して、ターンテーブル11Aの両面光ディスク支持
部19が進入する支持部進入穴37が設けられている。
また、チャッキングリング25は、マグネット進入穴3
7の周囲に位置して、バックヨーク23の係合穴34に
進入して係合する係合凸部38が設けられている。
【0038】さらに、チャッキングリング25は、トッ
ププレート22の貫通孔31Bに進入してガイドされ、
バックヨーク23に設けられた支持部35Bの支持溝3
5Cに支持されるバネ支持ピン39が一体に形成されて
いる。このバネ支持ピン39には、圧縮コイルバネ21
が取り付けられている。圧縮コイルバネ21は、チャッ
キングリング25がバックヨーク23に対して接近した
状態で、弾性変位して、チャッキングリング25を下方
に付勢する方向の弾性力が発生する。チャッキングリン
グ25は、バックヨーク23に対して接近した状態で、
マグネット進入穴37からマグネット24の下部を突出
させる。
【0039】チャッキング板40は、図1に示すよう
に、横長矩形状に形成されている。このチャッキング板
40は、図8に示すように、中央部にチャッキング機構
20を支持する支持穴41が設けられている。この支持
穴41の周囲には、チャッキング機構20の支持部26
が支持される。このチャッキング板40は、一方側面に
位置して一対のガイドピン42、42が突設されてい
る。また、チャッキング板40は、他方側面にガイド部
材43が取り付けられている。
【0040】このガイド部材43は、他方側面でチャッ
キング板40のガイドピン42、42に対応した位置
に、一対のガイドピン44、44が突設されている。こ
のチャッキング板40は、前面及び背面にそれぞれ前面
壁45及び背面壁46が下方に屈曲されて設けられてい
る。これら前面壁45及び背面壁46は、図7に示すよ
うに、両面光ディスク2に対応する側に、中長手方向の
中央部から両端部に向かって厚さ寸法が次第に小とされ
た傾斜部47、47が設けられている。
【0041】ガイドフレーム50Aは、図1に示すよう
に、チャッキング板40のガイドピン42、42を差し
込ませて支持する一対のガイド溝51、51が設けられ
ている。これらガイド溝51、51は、傾斜溝とされ、
チャッキング板40をターンテーブル11Aに対して上
下移動自在にガイドする。
【0042】また、ガイドフレーム50Bは、図1に示
すように、チャッキング板40に設けられたガイド部材
43のガイドピン44、44を差し込ませて支持する一
対のガイド溝52、52が設けられている。これらガイ
ド溝52、52は、ガイドフレーム50Aのガイド溝5
1、51に対向した位置に設けられ、傾斜溝とされてい
る。これらガイド溝52、52は、チャッキング板40
をターンテーブル11Aに対して上下移動自在にガイド
する。
【0043】以上のように構成されたチャッキング装置
1は、図示しないローディング機構によってトレーに載
置された両面光ディスク2がターンテーブル11Aまで
移動してターンテーブル11A上に載置されされた状態
で、チャッキング板40が移動操作される。このとき、
両面光ディスク2は、図9に示すように、内周部6がタ
ーンテーブル11Aのディスク載置部材13の載置凸部
17に載置されている。また、両面光ディスク2は、中
心孔4がターンテーブル11Aのディスク支持部材15
の両面ディスク支持部19に支持されている。
【0044】チャッキング板40は、移動操作される際
に、ガイドピン42、43がガイドフレーム50A、5
0Bのガイド溝51、52に移動方向をガイドされる。
このため、チャッキング板40は、ターンテーブル11
Aに近接する方向へと移動操作される。チャッキング機
構20は、図9に示すように、チャッキング板40に支
持部26が支持された状態で、マグネット24が両面光
ディスク2の中心孔4に進入するとともに、チャッキン
グリング25が両面光ディスク2の内周部6に当接す
る。
【0045】そして、チャッキング機構20のマグネッ
ト24は、図10に示すように、ターンテーブル11A
のディスク支持部材15に設けられた片面光ディスク支
持部18と両面光ディスク支持部19との間に進入す
る。そして、マグネット24は、ターンテーブル11A
の金属板16に吸着する。
【0046】このとき、チャッキング機構20は、トッ
ププレート22に設けられた軸受部28がターンテーブ
ル11Aのディスク支持部材15に設けられた片面光デ
ィスク支持部18の内部に進入する。そして、軸受部2
8は、軸穴27にターンテーブル11Aのスピンドル軸
12を進入させる。
【0047】そして、チャッキング板40は、ターンテ
ーブル11Aに近接する方向へとさらに移動操作され
る。チャッキング機構20は、チャッキングリング25
が両面光ディスク2の内周部6に押圧される。このと
き、圧縮コイルバネ21は、弾性変位してチャッキング
リング25を下方に付勢する方向の弾性力が発生する。
チャッキングリング25は、図10に示すように、圧縮
コイルバネ21の弾性力によって、ターンテーブル11
Aのディスク載置部材13に設けられた載置凸部17と
の間に両面光ディスク2を保持する。
【0048】このとき、チャッキング機構20は、トッ
ププレート22の支持部26がチャッキング板40の支
持穴41による支持から解除される。そして、チャッキ
ング機構20は、図10に示すように、トッププレート
22の上部がチャッキング板40の支持穴41から突出
される。このとき、チャッキング機構20は、チャッキ
ング板40に対して回動自在な状態とされる。
【0049】チャッキング機構20は、光ディスク駆動
装置10のスピンドルモータ11Bが回転駆動すると、
ターンテーブル11Aとともに回転動作し、両面光ディ
スク2を一定の線速度で回転操作する。このとき、チャ
ッキング板40は、前面壁45及び背面壁46に傾斜部
47、47が設けられているため、図10に示すよう
に、両面光ディスク2の情報信号領域5及び外周部7に
接触することを回避した状態で、両面光ディスク2を回
転操作する。
【0050】チャッキング装置1は、両面光ディスク2
をターンテーブル11Aから離脱させる際に、チャッキ
ング板40が移動操作される。チャッキング板40は、
ガイドピン42、43がガイドフレーム50A、50B
のガイド溝51、52に移動方向をガイドされ、ターン
テーブル11Aから離間する方向へと移動操作される。
【0051】このとき、チャッキング機構20は、トッ
ププレート22の上部がチャッキング板40の支持穴4
1の内部に進入する。そして、チャッキング機構20
は、トッププレート22の支持部26がチャッキング板
40の支持穴41の周囲に支持される。そして、チャッ
キング機構20は、チャッキング板40によってターン
テーブル11Aから離間する方向へとさらに移動操作さ
れる。チャッキング機構20は、両面光ディスク2をタ
ーンテーブル11Aのディスク載置部材13に設けられ
た載置凸部17との間に支持した状態から解除する。
【0052】上述した実施の形態チャッキング機構20
は、トッププレート22の支持片29に支持される係合
片33と、チャッキングリング25の係合凸部38に係
合する係合穴34とがバックヨーク23に設けられたこ
とにより、バックヨーク23がトッププレート22とチ
ャッキングリング25とにそれぞれ確実に連結されてい
る。このため、チャッキング機構20は、部品数が減少
されて組立作業の容易化が図られるとともに、インサー
ト等の射出成形を施すことが不要とされて製造効率が向
上され、製造コストの低減が図られる。
【0053】また、チャッキング機構20は、バックヨ
ーク23の支持部35Bの周囲に切り欠き部35Aが設
けられたことにより、チャッキングリング25のバネ支
持ピン39が摺動することによって支持部35Bが摩耗
されることが防止される。
【0054】さらに、チャッキング機構20は、チャッ
キングリング25のバネ支持ピン39を支持する支持部
35Bが上方に屈曲されてバックヨーク23に設けられ
たことにより、チャッキングリング25の移動範囲が十
分に確保される。
【0055】さらにまた、チャッキング機構20は、チ
ャッキングリング25のバネ支持ピン39の先端部を上
部までガイドするガイド部31Aがトッププレート22
に設けられたことにより、チャッキングリング25の移
動範囲が十分に確保される。
【0056】したがって、チャッキング機構20は、チ
ャッキングリング25の移動範囲が十分に確保されたこ
とにより、従来に保持不能とされていた厚さ寸法が3.
2mmの光ディスク等の円盤状記録媒体を保持すること
が可能とされ、操作可能性の向上が図られる。
【0057】また、チャッキング機構20は、直径寸法
が200mm、300mmの両面光ディスク2以外に
も、 直径寸法が80mm、120mmの片面光ディス
ク等の円盤状記録媒体にも対応して使用することが可能
とされる。
【0058】また、実施の形態チャッキング機構20
は、兼用型のディスクプレーヤ装置の内部に備えられて
いるが、直径寸法が80mm、120mmの片面光ディ
スク、200mm、300mmの両面光ディスク等の円
盤状記録媒体を再生するそれぞれの専用型のディスクプ
レーヤ装置に備えられても良い。
【0059】
【発明の効果】本発明に係るチャッキング機構は、トッ
ププレートに係合する第1の係合部と、チャッキングリ
ングに係合する第2の係合部とがヨーク板に設けられた
ことにより、バックヨークがトッププレートとチャッキ
ングリングとにそれぞれ確実に連結されている。このた
め、チャッキング機構は、部品数が減少されて組立作業
の容易化が図られるとともに、インサート等の射出成形
を施すことが不要とされて製造効率が向上され、製造コ
ストの低減が図られる。
【0060】また、チャッキング機構は、チャッキング
リングの弾性部材支持ピンの先端部を上部までガイドす
るガイド部がトッププレートに設けられたことにより、
チャッキングリングの移動範囲が十分に確保される。
【0061】さらに、チャッキング機構は、チャッキン
グリングの弾性部材支持ピンを支持する支持部がヨーク
板に設けられたことにより、チャッキングリングの移動
範囲が十分に確保される。
【0062】したがって、チャッキング機構は、チャッ
キングリングの移動範囲が十分に確保されたことによ
り、従来に保持不能とされていた円盤状記録媒体を保持
することが可能とされ、操作可能性の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態チャッキング機構を備
えたチャッキング装置を示す分解斜視図である。
【図2】上記チャッキング機構を示す断面図である。
【図3】上記チャッキング機構を示す平面図である。
【図4】上記チャッキング機構を構成するバックヨーク
を示す平面図である。
【図5】トッププレートに支持された状態の上記バック
ヨークを示す部分斜視図である。
【図6】チャッキングリングを支持した状態の上記バッ
クヨークを示す部分斜視図である。
【図7】トッププレートに進入した状態のバネ支持ピン
を示す斜視図である。
【図8】上記チャッキング機構とチャッキング板とを示
す部分断面図である。
【図9】ターンテーブルに両面光ディスクを装着する上
記チャッキング機構を示す断面図である。
【図10】ターンテーブルに両面光ディスクを装着した
上記チャッキング機構を示す断面図である。
【図11】従来のチャッキング機構を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 チャッキング装置、 2 両面光ディスク、 11
A ターンテーブル、20 チャッキング機構、 22
トッププレート、 23 バックヨーク、24 マグ
ネット、 25 チャッキングリング、 33 係合
片、 34係合穴、 40 チャッキング板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円盤状記録媒体に対する接離方向に移動
    されるチャッキング板に支持されたトッププレートと、 円盤状記録媒体が載置されて回転駆動されるターンテー
    ブルとの間に円盤状記録媒体を保持するチャッキングリ
    ングと、 上記トッププレートに係合する第1の係合部が設けられ
    てトッププレートに連結されるとともに、チャッキング
    リングを係合する第2の係合部が設けられてチャッキン
    グリングに連結されたヨーク板と、 上記ヨーク板に固定されたマグネットとを備えたことを
    特徴とするチャッキング機構。
  2. 【請求項2】 上記トッププレートには、円盤状記録媒
    体が載置されて回転駆動されるターンテーブルに設けら
    れた回転軸に支持される軸受部が設けられたことを特徴
    とする請求項1に記載のチャッキング機構。
  3. 【請求項3】 上記チャッキングリングには、当該チャ
    ッキングリングに弾性力を付与する弾性部材が取り付け
    られる弾性部材支持ピンが設けられたことを特徴とする
    請求項1に記載のチャッキング機構。
  4. 【請求項4】 上記トッププレートには、上記チャッキ
    ングリングの弾性部材支持ピンの先端部をガイドするガ
    イド部が設けられたことを特徴とする請求項3に記載の
    チャッキング機構。
  5. 【請求項5】 上記ヨーク板には、上記チャッキングリ
    ングの弾性部材支持ピンを支持する支持部が設けられた
    ことを特徴とする請求項3に記載のチャッキング機構。
JP8115118A 1996-05-09 1996-05-09 チャッキング機構 Withdrawn JPH09306071A (ja)

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