JPH0676441A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH0676441A
JPH0676441A JP4228018A JP22801892A JPH0676441A JP H0676441 A JPH0676441 A JP H0676441A JP 4228018 A JP4228018 A JP 4228018A JP 22801892 A JP22801892 A JP 22801892A JP H0676441 A JPH0676441 A JP H0676441A
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JP
Japan
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optical disk
spindle
disk
magnet
unit
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JP4228018A
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Sunao Aoki
青木  直
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Sony Corp
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の種類のディスクを1つのターンテーブ
ルに装着できるようにする。 【構成】 スピンドル31aの先端部には、光ディスク
を吸引するマグネット42が固定され、マグネット42
の図中下方には、光ディスクを支持するターンテーブル
40が固定されている。ターンテーブル40には、光デ
ィスクを吸引するマグネット43が取り付けられてい
る。また、マグネット42とターンテーブル40との間
には、スピンドル31aの軸方向に移動自在に取り付け
られたセンタリング部材41と、センタリング部材41
を図中上方向に付勢するコイルバネ44が取り付けられ
ている。ハブ付きの光ディスクは、ハブの中心孔がスピ
ンドル31aと係合することによりセンタリングされ
る。また、ハブ無しの光ディスクは、その中心孔がセン
タリング部材41と係合することによりセンタリングさ
れる。前記光ディスクは、ターンテーブル40上に、マ
グネット42,43によりクランプされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハブ付きの光ディスク
を収容するカートリッジと、ハブ無しの光ディスクを収
容するカートリッジの両方を使用することが可能な光デ
ィスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16は、ハブ付き光磁気ディスクユニ
ット1(以下、ディスクユニット1と称する)の一例の
外観の構成を示す斜視図である。図16に示すように、
例えばミニディスクのようにハブ2が取り付けられてい
る光磁気ディスク3(以下、ディスク3と称する)は、
カートリッジ4の内部に収容されている。カートリッジ
4には、ディスク3の一部が露出するように開口部4
a,4bが設けられている。なお、開口部4a,4bの
近傍には、収容されているディスク3を保護するシャッ
タ4dが設けられている。
【0003】また、図17は、図16のディスクユニッ
ト1のCC断面を示す断面図である。図17は、シャッ
タ4d(図示せず)が開けられ、開口部4a,4bから
ディスク3の一部が露出している状態を示している。図
17に示すように、ハブ2は、光ディスク装置に装着さ
れたときに支持されるクランプ面25と、後述するスピ
ンドル31aに嵌合される中心孔26を有している。こ
のクランプ面25は、後述するマグネット42により吸
引可能な部材(磁性体)から構成されている。また、非
装着時には、図17に示すように、ディスク3は、その
自重により、図中下方に配置され、カートリッジ4に設
けられている固定端4cと当接している。
【0004】図18は、ハブ無しディスクユニット10
(以下、ディスクユニット10と称する)の一例の外観
の構成を示す斜視図である。図18に示すように、例え
ばコンパクトディスクやCD−ROMのようにハブ2が
取り付けられていない光ディスク5(以下、ディスク5
と称する)は、図16に示したディスクユニット1用の
光ディスク装置(図示せず)と同一の装置で使用される
とき、カートリッジ6に収容され、ディスクユニット1
0を構成する。
【0005】カートリッジ6には、ディスク5の着脱を
可能とするためのカバー7が図中、AB方向に開閉自在
に取り付けられている。また、カートリッジ6には、デ
ィスク5の一部が露出するように開口部6aが設けられ
ている。カバー7には、ディスク5がカートリッジ6に
収容されたとき、ディスク5の中心孔5aと嵌合するこ
とによりディスク5を押圧するクランパ8が回転自在に
取り付けられている。なお、開口部6aの近傍には、収
容されたディスク5を保護するシャッタ(図示せず)が
設けられている。
【0006】図19は、図18のディスクユニット10
のディスク5がカートリッジ6内に収容され、カバー7
が閉じられているときのDD断面を示す断面図である。
図19に示すように、クランパ8は、中心孔8aを設け
たクランパ軸8bを有している。このクランパ8は、後
述するマグネット43により吸引可能な部材(磁性体)
から構成されている。クランパ軸8bは、ディスク5の
中心孔5aに挿入されている。クランパ8は、その外周
端部に設けられた外周片8cがカバー7に設けられた支
持片7aと係合することによりカバー7に取り付けられ
ている。カバー7の支持片7aの内径D1は、クランパ
8の外周片8cの外径D2よりも、若干長く(たとえば
1mm大きく)形成されているので、クランパ8は、この
範囲内で遊動することができる。
【0007】また、非装着時には、クランパ8は、その
自重により図中下方に配置され、クランパ8の外周片8
cは、カバー7の支持片7aと当接している。同様に、
ディスク5もその自重により図中下方に配置され、カー
トリッジ6に設けられた固定端6bと当接している。
【0008】上記構成のディスクユニット1と、ディス
クユニット10の両方を使用可能とした従来の光ディス
ク装置には、ディスクユニット1とディスクユニット1
0の各ディスクユニットに対応したターンテーブルと、
以下の機構が設けられていた。
【0009】第1の機構は、ディスクユニット1とディ
スクユニット10の共通の挿入口が設けられた場合にお
いて、各ディスクユニットに応じてターンテーブルの位
置を所定の位置まで移動させるものである。
【0010】第2の機構は、ディスクユニット1とディ
スクユニット10の各ディスクに対応する2種類のター
ンテーブルを装置内に固定し、各ディスクユニットに対
応する挿入口を設けた場合において、各挿入口から各タ
ーンテーブルにディスクユニットを搬送するものであ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構成の光ディスク装置では、以下の課題があった。
【0012】第1の機構の装置は、ターンテーブルの移
動機構を付加しなけらばならないので、この移動機構の
配置スペースやターンテーブルの移動にともなう移動ス
ペースが必要であった。従って、装置の小型化やコスト
の低減を図ることが困難であるという課題があった。
【0013】第2の機構の装置は、第1の機構の装置の
ようにターンテーブルの移動機構は不要である。しかし
ながら、第2の機構の装置は、第1の機構の装置と同様
に、2種類のターンテーブルを装置内に配置させるた
め、このターンテーブルの配置スペースが必要であっ
た。従って、装置の小型化を図ることが困難であるとい
う課題があった。
【0014】本発明は、上述のような課題を解消するた
めになされたものであって、複数の種類のディスクを1
つのターンテーブルに装着できるようにし、もって、装
置の小型化を図り、コストを低減することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1に記載の光ディスク装置は、第1のカート
リッジの内部に収容されているハブ付きの第1の光ディ
スク3と、第2のカートリッジの内部に収容されている
ハブ無しの第2の光ディスク5に対して情報を記録また
は再生する光ディスク装置において、第1の光ディスク
3のハブ2の中心孔26の径に対応する径を有し、第1
の光ディスク3のハブ2の中心孔26に挿通されるスピ
ンドル31aと、スピンドル31aに固定され、第1の
光ディスク3または第2の光ディスク5を保持するター
ンテーブル40と、スピンドル31aに軸方向に移動自
在に取り付けられ、第2の光ディスク5の中心孔5aと
係合して第2の光ディスク5をセンタリングするセンタ
リング部材41と、センタリング部材41をスピンドル
31aの軸方向に付勢する付勢部材としてのコイルバネ
44と、第1の光ディスク3のハブ2、または第2のカ
ートリッジ内に回転自在に支持されているクランパ8を
吸引するマグネット42,43とを備えることを特徴と
する。
【0016】センタリング部材41の第2の光ディスク
5の中心孔5aとの係合面には、テーパ加工面を形成す
ることができる。また、マグネットは、スピンドル31
aに取り付けられている第1のマグネット42と、ター
ンテーブル40に取り付けられている第2のマグネット
43とから構成したり、スピンドル31aに取り付けら
れているマグネット42aだけから構成することができ
る。
【0017】さらに、センタリング部材41は、スピン
ドル31aに対して同心円上に配設された複数の係合片
51から構成し、マグネット42bには、スピンドル3
1a、及びセンタリング部材41を貫通可能に開口部を
形成し、ターンテーブル40の内側に配置することがで
きる。
【0018】
【作用】本発明の光ディスク装置においては、光ディス
ク3は、スピンドル31aと、ハブ2の中心孔26とが
係合することによりセンタリングされ、ターンテーブル
40に支持される。また、光ディスク5は、中心孔5a
とセンタリング部材41とが係合することによりセンタ
リングされ、ターンテーブル40に支持される。従っ
て、異なるカートリッジに収容されている異なる光ディ
スクを、1つのモータで駆動することができるので、装
置の小型化を図ることができ、コストを低減することが
できる。
【0019】
【実施例】図1は、本発明の光ディスク装置30の一実
施例の外観の構成を示す図である。また、図2は、図1
の光ディスク装置30の断面の構成を示す断面図であ
る。本発明の光ディスク装置30において使用可能とさ
れる光ディスクは、上述したディスクユニット1または
10と同一の構成であるので、その説明は省略する。
【0020】図1及び図2に示すように、光ディスク装
置30には、ディスクユニット1または10が選択的に
挿入される開口部60が設けられている。開口部60に
は、開閉自在に取り付けられた蓋61が設けられてい
る。
【0021】図2に示すように、光ディスク装置30の
内部には、開口部60より挿入されたディスクユニット
1または10が載置されるシャーシ39が設けられてい
る(図2は、ディスクユニット1が載置されている状態
を示している)。このシャーシ39の図中下方には、デ
ィスクユニット1のディスク3を回転させるモータ31
が固定されている。モータ31のモータ軸としてのスピ
ンドル31aには、テーブルユニット38が固定されて
いる。テーブルユニット38は、シャーシ39に設けら
れた開口部39aから図中上方に突出し、ディスク3を
保持することができるように配置されている。
【0022】また、記録または再生を行う光学ヘッド3
5は、ディスク3の半径方向(図中、左右方向)へ移動
自在にシャーシ39の図中下方に設けられている。光学
ヘッド35の対物レンズ35aは、シャーシ39の開口
部39aから図中上方に突出し、光学ヘッド35の内部
に設けられたアクチュエータ(図示せず)によりフォー
カス方向及びトラッキング方向に駆動されるようになさ
れている。
【0023】光学ヘッド35とディスク3を介して対向
するように配置されたバイアス磁界ユニット32は、シ
ャーシ39に固定された固定軸34に取り付けられたア
ーム33に支持されている。アーム33は、ディスクユ
ニット1または10の非装着時には、支点33aを中心
として、図中時計方向に回動され、バイアス磁界ユニッ
ト32は、ディスクユニット1または10が装着される
とき、それと当接しないような位置(図示せず)まで退
避される。ディスクユニット1または10が装着される
と、アーム33は、支点33aを中心として、図中反時
計方向に回動され、バイアス磁界ユニット32は、図2
の位置に配置される。
【0024】バイアス磁界ユニット32は、光学ヘッド
35の移動範囲に対応して磁界を作用させることができ
るように形成されている。バイアス磁界ユニット32
は、ディスク3への情報の記録や消去時に、対物レンズ
35aからのレーザ光が照射されているディスク3の領
域に、磁界を作用させる。
【0025】モータ31、及び光学ヘッド35の図中下
方には、光学ヘッド35の記録、再生動作や、フォーカ
ス駆動、トラッキング駆動を制御する制御部と、モータ
31の駆動回路とを備えたドライブ基板36と、ホスト
コンピュータ(図示せず)と光ディスク装置30とを接
続するコントロール基板37が設けられている。
【0026】なお、ディスクユニット1または10が載
置されるシャーシ39の近傍には、ディスクユニット1
または10のシャッタを開閉するシャッタ開閉機構(図
示せず)が設けられている。
【0027】図3は、図2のテーブルユニット38の詳
細な構成を示す断面図である。図3に示すように、モー
タ31のモータ軸としてのスピンドル31aには、例え
ば圧入や接着により固定されたマグネット42と、ター
ンテーブル40が固定されている。スピンドル31aの
先端部には、ハブ2の中心孔26、またはクランパ8の
中心孔8aに容易に挿入されるようにテーパ加工を施し
たテーパ加工面31bが形成されている。マグネット4
2は、スピンドル31aの先端部の近傍に固定されてお
り、ターンテーブル40は、マグネット42と適宜の間
隙を介して固定されている。ターンテーブル40には、
その内側に凹部が形成され、その水平面に、上面の高さ
が、マグネット42の上面と略同一の高さとなるように
マグネット43が固定されている。
【0028】また、センタリング部材41は、その先端
部にテーパ加工面54が形成された係合部50を有して
おり、マグネット42とターンテーブル40との間で、
スピンドル31aの外周面をガイドとして、その軸方向
に移動自在に取り付けられている。さらに、センタリン
グ部材41と、ターンテーブル40との間には、圧縮さ
れたコイルバネ44が設けられており、このコイルバネ
44の張力により、センタリング部材41は、図中上方
向に付勢されている。しかし、センタリング部材41
は、マグネット42と当接するので、その位置で静止し
ている。この当接状態においては、マグネット42は、
センタリング部材41に設けられている中空部53の内
部に配置されている。
【0029】次に、図3のテーブルユニット38にディ
スクユニット1が装着されるときの動作について図4乃
至図8に基づいて説明する。これらの図において、ディ
スクユニット1は、シャッタ4dがシャッタ開閉手段
(図示せず)により開けられ、開口部4a,4bよりデ
ィスク3の一部が露出している状態として示されてい
る。
【0030】図4に示すように、テーブルユニット38
にディスクユニット1が装着されるとき、ディスク3の
ハブ2の中心孔26の中心は、スピンドル31a上に配
置される。この状態から、さらにディスクユニット1が
図中下方向に移動されると、図5に示すように、ハブ2
のクランプ面25は、センタリング部材41の係合部5
0の先端部と当接する。
【0031】この当接後には、図6に示すように、セン
タリング部材41とマグネット42との当接状態が解除
され、センタリング部材41は、コイルバネ44の張力
に抗して図中下方向に移動される。また、ターンテーブ
ル40は、ディスクユニット1の開口部4b内に入り込
む。
【0032】さらに、ディスクユニット1が図中下方向
に移動されると、図7に示すように、スピンドル31a
の先端が、ハブ2の中心孔26に挿入され、ディスク3
が、ターンテーブル40の支持面40bと当接する。こ
れにより、中心孔26の中心が、スピンドル31aの中
心とほぼ同心上に配置されるので、ディスク3は、スピ
ンドル31aに対してセンタリングされる。クランプ面
25は、マグネット42と、マグネット43の磁力によ
り吸引され、クランプされる。
【0033】このようにして、ディスクユニット1がテ
ーブルユニット38に装着されたときの様子を図8に示
す。図8に示すように、図7の状態から、さらにディス
クユニット1が図中下方向に移動されると、ディスクユ
ニット1は、ディスク3と、カートリッジ4の固定端4
cとの当接状態が解除され、ディスク3とカートリッジ
4との図中上下方向の間隙がほぼ同一となるように配置
される。
【0034】次に、図3のテーブルユニット38にディ
スクユニット10が装着されるときの動作について図9
乃至図13に基づいて説明する。これらの図において、
ディスクユニット10は、シャッタ(図示せず)がシャ
ッタ開閉手段(図示せず)により開けられ、開口部6a
よりディスク5の一部が露出している状態として示され
ている。
【0035】図9に示すように、テーブルユニット38
にディスクユニット10が装着されるとき、クランパ8
の中心孔8aの中心は、スピンドル31a上に配置され
る。図9の状態から、さらにディスクユニット10が図
中下方向に移動されると、図10に示すように、クラン
パ8のクランパ軸8bは、センタリング部材41の中空
部53内に入り込む。また、ターンテーブル40は、カ
ートリッジ6の開口部6a内に入り込む。
【0036】この状態からさらにディスクユニット10
が図中下方向に移動されると、図11に示すように、ス
ピンドル31aは、クランパ8の中心孔8aに挿入され
る。また、センタリング部材41の係合部50が、ディ
スク5の中心孔5a内に入り込み、中心孔5aと、係合
部50に設けられているテーパ加工面54が当接する。
これにより、中心孔5aの中心は、センタリング部材4
1の中心に対して同心上に配置されるので、ディスク5
は、スピンドル31aに対してセンタリングされる。
【0037】図11の状態から、さらにディスクユニッ
ト10が図中下方向に移動されると、図12に示すよう
に、センタリング部材41とマグネット42との当接状
態が解除され、センタリング部材41は、コイルバネ4
4の張力に抗して図中下方向に移動される。このセンタ
リング部材41の移動により、ディスク5は、ターンテ
ーブル40と当接する。
【0038】このようにして、ディスクユニット10が
テーブルユニット38に装着されたときの様子を図13
に示す。図13に示すように、図12の状態から、さら
にディスクユニット1が図中下方向に移動されると、デ
ィスク5とカートリッジ6の固定端6bとの当接状態が
解除され、さらに、クランパ8の外周片8cとカバー7
の支持片7aとの当接状態が解除される。ディスク5
は、クランパ8の支持面8dと、ターンテーブル40の
支持面40bとの間で挟持される。ディスクユニット1
0は、ディスク5とカートリッジ6、及びディスク5と
カバー7との間隙がほぼ同一となるように配置される。
また、クランパ軸8bは、マグネット42に吸引され、
クランプされる。このとき、クランパ軸8bとマグネッ
ト42は、当接するか、あるいは若干の間隙を介して配
置される。
【0039】図14は、本発明の光ディスク装置のテー
ブルユニットの他の実施例であるテーブルユニット38
aの構成を示す断面図である。図3のテーブルユニット
38と同一部分には、同一符号を付して、重複する説明
は適宜省略する。
【0040】図14のテーブルユニット38aには、マ
グネット43は設けられていない。また、スピンドル3
1aには、マグネット42aが固定されている。マグネ
ット42aは、マグネット42と同一形状であり、素材
のみ異なる。マグネット42aは、より強力な磁力を発
生する例えば希土類の素材から構成されるマグネットで
あり、マグネット42とマグネット43の両方のマグネ
ットの吸引力と同等の吸引力を有する。
【0041】テーブルユニット38aを備えた光ディス
ク装置には、上述したテーブルユニット38の動作と同
様の動作により、ディスクユニット1または10を装着
することができる。ただし、テーブルユニット38aに
ディスクユニット1が装着されるとき、クランプ面25
は、マグネット42aのみの磁力により吸引される。
【0042】図15は、本発明の光ディスク装置のテー
ブルユニットのさらに他の実施例であるテーブルユニッ
ト38bの構成を示す図である。図15(a)は、平面
図を示し、図15(b)は、その側面の断面図を示して
いる。図3のテーブルユニット38と同一部分には、同
一符号を付して、重複する説明は適宜省略する。
【0043】ターンテーブル40には、例えばフェライ
トから構成されたマグネット42bが固定されている。
マグネット42bの外径は、センタリング部材41aの
外径よりも大きく形成されている。また、センタリング
部材41aには、スピンドル31aを中心として同心円
上に、その円周方向に略等間隔に配置した3個の係合片
51が設けられている。この係合片51は、マグネット
42bに設けられた開口部52より図15(b)中、上
方向に突出するように形成されている。この係合片51
には、センタリング部材41の係合部50と同様に、テ
ーパ加工面54が形成されており、この3個の係合片5
1の先端部は、係合部50aを構成している。
【0044】なお、係合片51は、3個に限定されるも
のではなく、設計条件に応じて、任意の個数にすること
ができるのは勿論である。
【0045】テーブルユニット38bを備えた光ディス
ク装置には、上述したテーブルユニット38の動作と同
様の動作により、ディスクユニット1または10を装着
することができる。ただし、テーブルユニット38bに
ディスクユニット1または10が装着されるとき、クラ
ンプ面25、またはクランパ8は、マグネット42bの
磁力により吸引される。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ディス
ク装置によれば、第1の光ディスクは、そのハブの中心
孔をスピンドルと係合することによりセンタリングし、
第2の光ディスクは、その中心孔とセンタリング部材と
を係合することによりセンタリングするようにしたの
で、ハブ付きの光ディスクとハブ無しの光ディスクを1
つのターンテーブルで駆動することが可能となり、装置
の小型化を図ることができ、コストを低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク装置30の一実施例の外観
の構成を示す斜視図である。
【図2】図1の光ディスク装置30の断面の構成を示す
断面図である。
【図3】図2のテーブルユニット38の詳細な構成を示
す断面図である。
【図4】図3のテーブルユニット38にディスクユニッ
ト1が取り付けられたときの様子を示す断面図である。
【図5】図4の状態から、さらにディスクユニット1
が、図中下方に移動されたときの様子を示す断面図であ
る。
【図6】図5の状態から、さらにディスクユニット1
が、図中下方に移動されたときの様子を示す断面図であ
る。
【図7】図6の状態から、さらにディスクユニット1
が、図中下方に移動され、テーブルユニット38に装着
されたときの様子を示す断面図である。
【図8】図7の状態から、さらにディスクユニット1
が、図中下方に移動されたときの様子を示す断面図であ
る。
【図9】図3のテーブルユニット38にディスクユニッ
ト10が取り付けられたときの様子を示す断面図であ
る。
【図10】図9の状態から、さらにディスクユニット1
0が、図中下方に移動されたときの様子を示す断面図で
ある。
【図11】図10の状態から、さらにディスクユニット
10が、図中下方に移動されたときの様子を示す断面図
である。
【図12】図11の状態から、さらにディスクユニット
10が、図中下方に移動されたときの様子を示す断面図
である。
【図13】図12の状態から、さらにディスクユニット
10が、図中下方に移動され、テーブルユニット38に
装着されたときの様子を示す断面図である。
【図14】本発明の光ディスク装置のテーブルユニット
の他の実施例であるテーブルユニット38aの断面の構
成を示す断面図である。
【図15】本発明の光ディスク装置のテーブルユニット
のさらに他の実施例であるテーブルユニット38bの平
面と断面の構成を示す図である。
【図16】従来のハブ付き光磁気ディスクユニット1の
一例の外観の構成を示す斜視図である。
【図17】図16のハブ付き光磁気ディスクユニット1
の断面の構成を示す断面図である。
【図18】従来のハブ無し光ディスクユニット10の一
例の外観の構成を示す斜視図である。
【図19】図18のハブ無し光ディスクユニット10の
断面の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ハブ付き光磁気ディスクユニット 10 ハブ無し光ディスクユニット 31 モータ 31a スピンドル 38 テーブルユニット 40 ターンテーブル 41 センタリング部材 42,43 マグネット 44 コイルバネ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のカートリッジの内部に収容されて
    いるハブ付きの第1の光ディスクと、第2のカートリッ
    ジの内部に収容されているハブ無しの第2の光ディスク
    に対して情報を記録または再生する光ディスク装置にお
    いて、 前記第1の光ディスクのハブの中心孔の径に対応する径
    を有し、前記第1の光ディスクのハブの中心孔に挿通さ
    れるスピンドルと、 前記スピンドルに固定され、前記第1の光ディスクまた
    は第2の光ディスクを保持するターンテーブルと、 前記スピンドルに軸方向に移動自在に取り付けられ、前
    記第2の光ディスクの中心孔と係合して前記第2の光デ
    ィスクをセンタリングするセンタリング部材と、 前記センタリング部材を前記スピンドルの軸方向に付勢
    する付勢部材と、 前記第1の光ディスクのハブ、または前記第2のカート
    リッジ内に回転自在に支持されているクランパを吸引す
    るマグネットとを備えることを特徴とする光ディスク装
    置。
  2. 【請求項2】 前記センタリング部材の前記第2の光デ
    ィスクの中心孔との係合面には、テーパ加工面が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク
    装置。
  3. 【請求項3】 前記マグネットは、前記スピンドルに取
    り付けられている第1のマグネットと、前記ターンテー
    ブルに取り付けられている第2のマグネットとから構成
    されていることを特徴とする請求項1または2に記載の
    光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記マグネットは、前記スピンドルに取
    り付けられていることを特徴とする請求項1または2に
    記載の光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記センタリング部材は、前記スピンド
    ルに対して同心円上に配設された複数の係合片から構成
    され、 前記マグネットは、前記スピンドル、及び前記センタリ
    ング部材が貫通可能に形成された開口部を有し、前記タ
    ーンテーブルの内側に配置されていることを特徴とする
    請求項1または2に記載の光ディスク装置。
JP4228018A 1992-08-04 1992-08-04 光ディスク装置 Withdrawn JPH0676441A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6246539B1 (en) * 1998-09-25 2001-06-12 Teac Corporation Disk chucking mechanism

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6246539B1 (en) * 1998-09-25 2001-06-12 Teac Corporation Disk chucking mechanism

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