JPH07292306A - 絹フィブロイン超微粉末含有インキ - Google Patents

絹フィブロイン超微粉末含有インキ

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JPH07292306A
JPH07292306A JP8441294A JP8441294A JPH07292306A JP H07292306 A JPH07292306 A JP H07292306A JP 8441294 A JP8441294 A JP 8441294A JP 8441294 A JP8441294 A JP 8441294A JP H07292306 A JPH07292306 A JP H07292306A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好な吸放湿性、筆記受理性及び感触が常に
得られるようにした絹フィブロイン超微粉末含有インキ
を提供する。 【構成】 絹フィブロインを乾式機械的粉砕手段で粗粉
末に粉砕する第1の粉砕工程と、前記絹フィブロイン粗
粉末を乾式機械的粉砕手段で微粉末に粉砕する第2の粉
砕工程と、前記絹フィブロイン微粉末を乾式機械的粉砕
手段で平均粒径10μm以下の超微粉末に粉砕する第3の
粉砕工程とを有し、前記第1〜第3の粉砕工程の少なく
とも1工程中又はその後において絹フィブロイン粉末に
対してβ化処理を施すことにより製造される絹フィブロ
イン超微粉末を使用し、この絹フィブロイン超微粉末を
インキ中に配合して得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絹フィブロイン超微粉
末を含有するインキに関し、プラスチック、ガラス、金
属等の表面印刷あるいは印刷面のプレコートに利用でき
る。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】近年、絹
フィブロイン微粉末を含有させることにより、感触や吸
放湿性等を向上させるようにした各種製品が提案されて
いる。例えば、絹フィブロイン微粉末を合成樹脂中に配
合することにより製造される絹フィブロイン微粉末含有
人工皮革がある。従来、このような絹フィブロイン微粉
末の製造法として種々のものが提案されている。
【0003】例えば、特公昭39-1941号公報によれば、
絹フィブロインを銅−エチレンジアミン水溶液等に溶解
した後、透析によって得られた絹フィブロイン水溶液に
アルコール類を添加し、沈澱を乾燥させ、その後この乾
燥物を粉砕して絹フィブロイン微粉末を製造する。ま
た、特開平4-300369号公報によれば、絹繊維を塩酸で加
水分解して劣化処理した後、機械的に粉砕して絹フィブ
ロイン微粉末を製造する。
【0004】しかし、前記特公昭39-1941号公報に係る
製造法により得られた絹フィブロイン微粉末は、化学的
処理により絹繊維の構造を一度崩壊させているため、絹
繊維本来の風合いが損なわれている虞れがある。また、
前記特開平4-300369号公報に係る製造法により得られた
絹フィブロイン微粉末についても、絹本来の風合いが維
持できないこともある。
【0005】従って、上記製造法により得られた絹フィ
ブロイン微粉末を含有して製造された各種製品、例えば
インキについて、良好な吸放湿性、この吸放湿性に起因
する筆記受理特性及び優れた感触が常に得られるとは限
らなかった。そこで、本発明は、良好な吸放湿性、筆記
受理性及び感触が常に得られるようにした絹フィブロイ
ン超微粉末含有インキを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の第1発
明に係る絹フィブロイン超微粉末含有インキは、絹フィ
ブロインを乾式機械的粉砕手段で粗粉末に粉砕する第1
の粉砕工程と、前記絹フィブロイン粗粉末を乾式機械的
粉砕手段で微粉末に粉砕する第2の粉砕工程と、前記絹
フィブロイン微粉末を乾式機械的粉砕手段で平均粒径10
μm以下の超微粉末に粉砕する第3の粉砕工程とを有
し、前記第1〜第3の粉砕工程の少なくとも1工程中又
はその後において絹フィブロイン粉末に対してβ化処理
を施すことにより製造される絹フィブロイン超微粉末を
使用し、この絹フィブロイン超微粉末をインキ成分中に
配合して得られたものである。
【0007】前記粗粉末の平均粒径は、おおよそ 100μ
m前後である。前記微粉末の平均粒径は、おおよそ20μ
m前後である。前記第1の粉砕工程で使用する乾式機械
的粉砕手段は、回転羽式ミル等任意のものでよいが、前
記第2の粉砕工程で使用する乾式機械的粉砕手段は、ボ
ールミルとし、また前記第3の粉砕工程で使用する乾式
機械的粉砕手段は、ジェットミルとするのがよい。この
ように、乾式機械的粉砕手段による粉砕工程を3段階に
組み合わせて順次粒径の小さな粉末が得られるようにし
たことにより、1回の機械的粉砕だけでは得られないよ
うな超微粉末が得られるようになる。
【0008】また、工程が全て乾式であるため、作業が
簡単であり、絹本来の風合いも維持される。前記β化処
理とは、β構造の割合を増大させるために絹フィブロイ
ンを適当な液体に浸漬する処理であり、この処理用の液
体としては、例えば有機溶媒がある。この有機溶媒の具
体例は、メタノール、エタノール等のアルコール類、ア
セトン等である。前記β化処理は、前記第1、第2及び
第3の粉砕工程のいずれかの工程において又はその後に
少なくとも1回行えばよく、必要に応じて2回以上行っ
てもよい。
【0009】このようなβ化処理を施すことにより、結
晶化度が増大する。そして、好ましくは天然絹糸の70%
以上の結晶化度とすることにより、製品を製造する際、
絹フィブロイン超微粉末を各種のインキ中に均一に分散
させることができるようになる。この結果、絹特有の風
合いを維持しながら、吸放湿性、透湿性及び感触に優れ
た製品が得られる。インキは溶剤系と水系に大別される
が、本発明は両方のインキに適用可能である。
【0010】前記インキ成分の主なものは、ベース樹
脂、溶剤、助剤、顔料である。各成分の内容は下
記の通りである。 ベース樹脂 インキベースの主な樹脂種としては、アクリル、ウレタ
ン、ビニル、エポキシ、セルロース、塩素化ポリオレフ
ィン等が挙げられ、これらのうちから1種或いは混合す
る複数種を選んで使用する。一方、現在、インキ、塗料
については、環境などの問題点に鑑みて水性タイプが開
発されている。本発明のインキについても、印刷対象、
目的、環境問題等の条件により使用する樹脂種を決定す
る必要がある。
【0011】溶剤 溶剤系インキの場合、大別すると、脂肪族系、ケトン
系、アルコール系、芳香族系、エーテル系等の種々の溶
剤が用いられる。使用する溶剤の種類は、樹脂種、印刷
対象、印刷方法、目的などにより選択され、それに応じ
て含有量が決定される。 助剤 助剤は、目的、印刷対象、印刷条件等により選択する。
前記目的には、皮膜物性の強化、セット性の向上等の様
々な目的が含まれる。 顔料 顔料は、一般にインキを色付けするため、或いはマット
調等にするために用いられる。
【0012】本発明のインキ中における各成分の割合は
任意であるが、例えば次の通りである。 樹脂成分 ……5〜30% 顔料成分 ……0〜40% 絹フィブロイン……5〜90% 溶剤成分 ……残量
【0013】本インキは、スクリーン印刷、グラビア印
刷、フレキソ印刷、パッド印刷等の一般的な印刷方法を
用いて被印刷面に印刷することができる。本発明におい
て、インキが本発明の絹フィブロインを含有しているこ
とにより、インキ塗膜に優れた吸湿性を付与できる。こ
れにより、インキ塗膜上に筆記具で容易に重ね書きがで
きるようになる。そして、書き込んだときの書き味が大
幅に向上し、しかも文字の耐磨耗性も良好になる。ま
た、本インキによって得られる塗膜は、感触が良好であ
るため、家電製品、文具等の人が触る部分への使用に適
する。更に、艶消し効果も有しているため、高級感のあ
る印刷が可能になる。
【0014】
【実施例】本実施例で使用する絹フィブロイン超微粉末
は、下記のようにして得られたものである。先ず、生糸
をカッター羽式ミルで2〜3cmにカットした後、絹フィ
ブロインを温水中又は酵素を含む温水中に浸漬する精錬
を行ってセリシンが完全に除去された絹フィブロイン原
料を得た。なお、精錬させていない絹フィブロインを原
料として用いると、得られる粉末の感触が低下したり、
薄茶色の着色の原因となる。
【0015】次に、カットされた絹フィブロインを回転
羽式ミル〔(株)オリエント製オリエント堅型粉砕機V
M−32(商品名)〕で平均粒径100μm程度の絹フィ
ブロイン粗粉末に粉砕した後、絹フィブロイン粗粉末を
流動乾燥機等に入れ、100℃、6時間の条件で乾燥させ
た。この乾燥の温度条件は、130℃以下、好ましくは90
〜110℃である。130℃より高いと、黄色に変色すること
がある。また、時間は、1時間以上とする。この乾燥を
充分に行わないと、後のボールミル粉砕時において、ボ
ールミル壁面が一般的なステンレスの場合、ボールミル
壁面の摩耗が生じて粉末の着色が激しくなる。但し、ボ
ールミルの壁材が、例えばセラミックのような着色の問
題が生じない材質の場合には特に充分な乾燥を行わなく
てもよい。
【0016】本実施例において、粉末の粒径は、レーザ
回転式粒度分析計〔(株)セイシン企業製SK LAS
ER PRO 7000S (商品名)、分散媒:エタノー
ル、分散条件:超音波60秒〕で測定した。次に、ボール
ミル〔近藤化学機械製作所製〕を使用し、前記絹フィブ
ロイン粗粉末を12時間粉砕して平均粒径20μm程度の絹
フィブロイン微粉末とした。前記ボールミルは、粉末の
着色を防止するために、その壁面がセラミック製であ
り、またボールがアルミナ製である。
【0017】このボールミル粉砕で平均粒径20μm以下
とすることもできるが、この程度の粒径でジェットミル
粉砕が可能になり、また作業効率も考慮して平均粒径20
μm程度でボールミル粉砕を終了する。即ち、ボールミ
ルでこれ以上粒径を小さくしようとすると大幅に時間が
かかる上に、この後のジェットミル粉砕によって得られ
る粒子の粒径に大きな差異は出ないからである。
【0018】そして、このボールミルから取り出した絹
フィブロイン微粉末を円筒状の槽に移した後、この槽中
にメタノールを注ぎ、室温で1時間攪拌することによ
り、結晶化度を増大させるβ化処理を行い、引き続き、
この槽から絹フィブロイン微粉末を取り出して絹フィブ
ロイン微粉末を乾燥させた。このβ化処理を行うことに
より、得られた粉末が製品を製造するための樹脂溶液等
に良好に分散できるようになる。次に、前記絹フィブロ
イン微粉末をジェットミル〔(株)セイシン企業製シン
グルトラックジェットミル(商品名)〕を使用して粉砕
し、平均粒径3.252μmの超微粉末を得た。この粉砕時
の処理量は、5kg/hであった。
【0019】実施例1 市販の溶剤系インキであるセリコールインキ(商品名、
帝国インキ製造株式会社製)に、上記製造方法により得
られた絹フィブロイン超微粉末を15%となるように配合
して混合することにより、本実施例に係るインキを調製
した。実施例2 水系アクリルエマルジョンに、上記製造方法に得られた
絹フィブロイン超微粉末を30%となるように配合して混
合することにより、本実施例に係るインキを調製した。
【0020】比較例1 一般のインキであるセリコールインキ(商品名)そのも
のである。比較例2 セリコールインキ(商品名)に比較用粉末として親水性
シリカパウダーを15%となるように配合して混合するこ
とにより、本比較例に係るインキを調製した。
【0021】比較例3 水系アクリルエマルジョンそのものである。比較例4 水系アクリルエマルジョンに親水性シリカパウダーを30
%となるように配合して混合することにより、本比較例
に係るインキを調製した。
【0022】特性の評価 上記実施例及び比較例のインキをポリカーボネート板
(厚さ0.5mm) 及び乾式PPC用紙マイペーパー(商品
名、日本ビジネスサプライ株式会社製)上に印刷してサ
ンプルを作製し、これらのサンプルについて密着性、印
刷性、筆記受理性及び感触官能性を評価した。 (1)密着性 この密着性の評価試験は、耐摩耗試験を応用し、カナキ
ン3号(綿布)を摩擦布として取り付けた摩擦子(板状
の部材)に100gの荷重をかけ、この摩擦子で前記サン
プルの表面を50回擦ることにより行った。その結果、実
施例1,2及び比較例1〜4のいずれもがインキの密着
性に関して良好であった。
【0023】(2)印刷性 この印刷性の評価試験は、サンプルに対してスクリーン
印刷してその印刷性を見ることにより行った。その結
果、実施例1,2及び比較例1〜4のいずれもが印刷性
に関して良好であった。
【0024】(3)筆記受理性 前記サンプルに下記の筆記具を使用して重ね書きし、そ
の重ね書きした字が乾燥するまでの時間を測ることによ
り評価した。測定回数は4回以上である。それらの結果
を表1に示す。使用した前記筆記具は、前記マイペーパ
ー(商品名)の場合、X−Yプロッター(水性イン
キ)又は筆ペン(株式会社呉竹精昇堂製)であり、前
記ポリカーボネート板の場合、油性フェルトペン(三
菱鉛筆株式会社製)又は水性フェルトペン(三菱鉛筆
株式会社製)である。なお、前記X−Yプロッターは、
グラフィック社製WX2400であり、記録紙の速度は1cm
/秒、入力レンジは0.5Vである。
【0025】
【表1】
【0026】表1より、実施例1,2のサンプルは、イ
ンキ中に本発明の絹フィブロイン超微粉末を含有してい
るため、筆記具による重ね書きをした際の乾燥性は比較
例のサンプルと比べて大幅に向上していることがわか
る。これに対して、比較例1〜4のサンプルは、本発明
の絹フィブロイン超微粉末を含有していなかったり、絹
フィブロイン超微粉末の代わりに親水性シリカパウダー
を含有しているため、筆記具による重ね書きをした際の
乾燥性は実施例のサンプルほど良好でないことがわか
る。
【0027】(4)感触官能性 この感触官能性は、無作為に選んだ20名の社内モニター
に風合い、書き味及び字の鮮明さを評価してもらうこと
により行った。前記風合いとは、べた塗りした塗膜の感
触による評価である。前記書き味及び字の鮮明さとは、
筆記受理性に関する評価である。評価基準は、5(良
い)から1(悪い)までの5段階とした。それらの結果
を表2に示す。
【0028】
【表2】
【0029】表2より、実施例1,2のサンプルは、イ
ンキ中に本発明の絹フィブロイン超微粉末を含有してい
るため、風合い、書き味及び字の鮮明さのいずれの特性
に関しても良好であることがわかる。一方、比較例1〜
4のサンプルは、本発明の絹フィブロイン超微粉末を含
有していなかったり、絹フィブロイン超微粉末の代わり
に親水性シリカパウダーを含有しているため、風合い、
書き味及び字の鮮明さのうちの少なくとも1つに関して
不良であることがわかる。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る絹フィブロイン超微粉末含
有インキによれば、本発明の絹フィブロイン超微粉末を
含有しているため、良好な吸放湿性、筆記受理性及び感
触が常に得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絹フィブロインを乾式機械的粉砕手段で
    粗粉末に粉砕する第1の粉砕工程と、前記絹フィブロイ
    ン粗粉末を乾式機械的粉砕手段で微粉末に粉砕する第2
    の粉砕工程と、前記絹フィブロイン微粉末を乾式機械的
    粉砕手段で平均粒径10μm以下の超微粉末に粉砕する第
    3の粉砕工程とを有し、前記第1〜第3の粉砕工程の少
    なくとも1工程中又はその後において絹フィブロイン粉
    末に対してβ化処理を施すことにより製造される絹フィ
    ブロイン超微粉末を使用し、この絹フィブロイン超微粉
    末をインキ成分中に配合して得られた絹フィブロイン超
    微粉末含有インキ。
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