JPH07291614A - 高純度コロイダルシリカの製造方法 - Google Patents

高純度コロイダルシリカの製造方法

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JPH07291614A
JPH07291614A JP10220994A JP10220994A JPH07291614A JP H07291614 A JPH07291614 A JP H07291614A JP 10220994 A JP10220994 A JP 10220994A JP 10220994 A JP10220994 A JP 10220994A JP H07291614 A JPH07291614 A JP H07291614A
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silica
hydrous
amine
colloidal silica
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JP10220994A
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Yoshimi Sato
善美 佐藤
Akira Hashimoto
晃 橋本
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Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
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Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 Na、K等のアルカリ金属の含有率が1pp
m以下と極めて少なく、かつ低コストで製造でき、ま
た、微粒子等の添加剤をできるだけ安定な状態で溶液中
に存在させたり、研磨後の後処理で微粒子添加剤の除去
が容易になり得る高純度コロイダルシリカの製造方法を
提供する。 【構成】 含水珪酸塩を酸と接触させて、含水シリカを
生成させる含水シリカ生成工程、前記生成した含水シリ
カを酸および/または水で洗浄する工程、および前記含
水シリカをアミン系アルカリに分散させた液に酸を添加
しつつ、コロイダルシリカを生成させる工程を含むよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高純度コロイダルシリ
カの製造方法、特に安価な製造方法であって、アルカリ
金属含有量が極めて少ない高純度コロイダルシリカの製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コロイダルシリカはブラウン管製
造における蛍光体の接着バインダー、電池中の電解液の
ゲル化剤および揺変や飛散防止剤、半導体素子表面の金
属配線および絶縁膜の研磨用スラリーとして、様々な用
途に用いられてきた。しかしこれらコロイダルシリカ
は、原料および製造工程において、多量のアルカリ、ア
ルカリ土類金属および遷移金属を含有するため、特に金
属性不純物の混入を嫌う分野においては、これら金属性
不純物を実質的に含まない高純度なコロイダルシリカの
出現が望まれていた。
【0003】高純度コロイダルシリカの製造方法として
は、アルカリ金属珪酸塩を純水で希釈した後、強酸型陽
イオン交換樹脂に接触させて脱アルカリし、さらに酸を
加えて強酸性とした後、限外ろ過膜を用いて不純物を除
去して得られたオリゴ珪酸溶液の一部に、アンモニアま
たはアミンを加え加熱を行いヒールゾルを調製し、これ
に残りのオリゴ珪酸溶液を徐々に滴下し高純度シリカゾ
ルを得る方法(特開昭61−158810号公報)、上
記同様に酸処理したアルカリ金属珪酸塩水溶液を、H型
強酸性陽イオン交換樹脂、OH型強塩基性陰イオン交換
樹脂に接触させ、これにアルカリ金属水酸化物水溶液を
加え60〜150℃に加熱することにより安定な水性ゾ
ル生成させ、さらに限外ろ過膜を介して水を除き、次い
でH型強酸性陽イオン交換樹脂、OH型強塩基性陰イオ
ン交換樹脂と接触させ、最後にアンモニアを加えてシリ
カ以外の多価金属酸化物を実質的に含まない安定な水性
シリカゾルを生成する方法(特開平4−2606号公
報)、高純度珪酸エステルを水酸化第4アンモニウムお
よび分散剤の存在下にて加水分解することにより得られ
る安定性に優れた高純度コロイダルシリカの製造方法
(特開昭61−209910号公報)などが知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
61−158810号公報に記載の方法では、コロイダ
ルシリカの粒子成長、およびその後の濃縮に要する時間
が不当にかかるためコスト的に問題がある。また、特開
平4−2606号公報に記載の方法では、アルカリ金属
珪酸塩(水ガラス)中に大量に含まれるアルカリ金属、
遷移金属等の金属性不純物を取り除くために、陽イオン
および陰イオン交換樹脂を何回も繰り返し接触させる工
程が必要となり、またイオン交換樹脂に接触させた活性
珪酸溶液は、非常に不安定でゲル化が進行しやすいとい
う問題がある。また粒子成長工程において粒子を安定化
させた状態で成長させるためにアルカリ金属水酸化物水
溶液が用いられるが、成長した粒子中に該アルカリ金属
が取り込まれやすく、その後の精製操作を経ても金属性
不純物の含有量を1ppm以下に抑えることは困難であ
る。また特開昭61−209910号公報に記載の方法
では、最初から高純度のシリカ粒子(珪酸エステル)を
用いるため、得られるコロイダルシリカ中の金属不純物
の含有量はかなり低いものであるが、高純度珪酸エステ
ルは四塩化珪素にアルコールを反応させて合成されるた
め、多量のアルコールを使用しなければならず、コスト
的に非常に高価なものになるという問題がある。また高
純度の無水二酸化珪素をアルカリ溶液に分散してなる高
純度コロイダルシリカの製造方法も報告されているが、
該無水二酸化珪素は一般に水素、酸素炎中で四塩化珪素
の気相加水分解により合成され、これをさらに細かく粉
砕して用いられる。こうして得られた無水二酸化珪素は
やはり高価なものとなり好ましくない。
【0005】本発明は、このような事情のもとに創案さ
れたものあって、その目的は、Na、K等のアルカリ金
属の含有率が1ppm以下と極めて少なく、かつ低コス
トで製造でき、また、半導体ウエーハの研磨用スラリー
として用いた場合、微粒子等の添加剤をできるだけ安定
な状態で溶液中に存在させたり、研磨後の後処理で微粒
子添加剤の除去が容易になり得る高純度コロイダルシリ
カの製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本出願に係る発明者らが、鋭意研究した結
果、通常、安定剤、pH調整剤として配合されるアルカ
リ金属の代わりに、アミン系アルカリを使用し、さらに
このアミン系アルカリに分散されるシリカを用い、アミ
ン系アルカリに微分散したシリカに所定量の酸を添加す
ることにより、高純度のコロイダルシリカを生成させる
ことが可能であることを見いだし、本発明に至ったので
ある。すなわち、本発明の高純度コロイダルシリカの製
造方法は、含水珪酸塩、またはその水溶液を酸と接触さ
せて、含水シリカを生成させる含水シリカ生成工程、前
記生成した含水シリカを酸および/または水で洗浄する
工程、および前記含水シリカをアミン系アルカリ水溶液
に分散させた液に酸を添加しつつ、コロイダルシリカを
生成させる工程を含むように構成した。
【0007】まず、最初に含水珪酸塩を酸と接触させ
て、含水シリカを生成させる含水シリカ生成工程につい
て説明する。
【0008】用いる含水珪酸塩の原料としては、通常水
分を多く含んだ水ガラス(水ガラス1号〜4号等)と呼
ばれるアルカリ珪酸塩が好適に用いられる。このものは
比較的安価であり、容易に手に入れることができる。ア
ルカリ珪酸塩の中でも特にナトリウム珪酸塩〔Na2
・nSiO2 ・xH2 O〕が経済的な面から好ましい。
【0009】含水珪酸塩の原料は固体状のもの、液体状
のものいずれであってもよく、特に制限はないが、特
に、含水量は、総重量の40〜65wt%程度であり、
しかもSiO2 含有量が総重量の19〜38wt%程度
であるものが好ましい。
【0010】このような含水珪酸塩の原料は、固体状原
料にあっては、熱圧水処理等、また、液体状原料にあっ
ては通常の希釈・濃縮操作等、公知の種々の操作によっ
て目的の含水量やSiO2 含有量に調整された含水珪酸
塩(水溶液)が得られる。
【0011】このように所定の含水量に調整された含水
珪酸塩(水溶液)は、酸と接触、すなわち酸処理され、
これによっていわゆる含水シリカ(SiO2 ・nH2
O)の生成が行われる。この時生成される含水シリカ
(SiO2 ・nH2 O)は、特に多孔質形態となるよう
にすることが好ましい。多孔質形態とするためには、含
水珪酸塩原料の濃度や、酸濃度、含水珪酸塩と酸との接
触方法、反応温度、酸の添加速度等を適宜選定すればよ
い。多孔質形態の形成現象を簡単に説明すると、含水珪
酸塩は、酸と接触させられることにより、含水珪酸塩の
表面でイオン交換とシラノール基の縮合反応が行われ、
含水シリカ(SiO2 ・nH2 O)の殻が形成され、さ
らにその後も水素イオンの内部への侵入によって、内部
の珪素のシラノール基の縮合反応が進んでいく。この
際、外側の殻が内部のシラノール基の縮合反応の進行に
伴う収縮を妨げる役目を果たすので、でき上がったもの
は、非常にポーラスな多孔質の含水シリカ(SiO2
nH2 O)となる。用いる酸としては、塩酸、硫酸、硝
酸等の鉱酸や、低級脂肪酸等が挙げられる。酸濃度とし
ては、通常、高濃度のものが用いられるが、後処理のし
易さから、6規定程度のものが用いられる。なお、含水
珪酸塩と酸との接触の態様は、通常、酸溶液中に含水珪
酸塩を投入する操作により行われるが、これとは逆に含
水珪酸塩に酸溶液を加えるような操作としてもよいし、
また、含水珪酸塩と酸溶液を同時に加えてもよい。ただ
し、含水珪酸塩と酸との接触によりでき上がった含水シ
リカは、後述するように不純物除去のために洗浄する必
要があるので、できるだけ洗浄しやすい多孔質形態とな
るように生成条件を選定することが好ましい。
【0012】このようにして酸との接触によって形成さ
れた含水シリカは、その中にアルカリ金属や、その他の
不純物金属が残留したままになっている。そこで、次工
程として、生成した含水シリカを酸および/または水で
洗浄する工程が行われる。洗浄に際しては、通常の純水
での洗浄の前処理として酸洗浄を行うことが望ましい。
すなわち、生成した含水シリカは、酸溶液中に浸漬さ
れ、そのままの状態で、通常、1〜3日間程度放置さ
れ、その後、純水で洗浄される。洗浄後のアルカリ金属
の含有量を1ppm以下とすることを目標とするので、
必要によってはこの操作を2〜3回程度繰り返して行
う。このようにして、アルカリ金属含有量1ppm以下
の含水シリカが得られる。得られた含水シリカ(SiO
2 ・nH2 O)中の含水量は、通常、30〜60重量%
程度である。
【0013】前記酸洗浄に使用される酸としては、塩
酸、硫酸、硝酸等の鉱酸が効率および価格の面から好適
に用いられる。酸濃度は、1〜12規定、特に、3〜8
規定程度である。
【0014】このようにして形成された含水シリカ(S
iO2 ・nH2 O)は、次なる微細分散工程において、
アミン系アルカリ水溶液と混合される。そして、混合さ
れた含水シリカは、この混合液が透明になる程度に微細
に分散される。
【0015】すなわち、含水シリカ(SiO2 ・nH2
O)中のSi1モル当量あたりに、アミン系アルカリ中
の窒素のモル数換算で、0.2〜4.0モル当量、好ま
しくは、0.4〜1.0モル当量、より好ましくは0.
4〜0.6モル当量のアミン系アルカリ水溶液を配合
し、室温中、好ましくは、20〜80℃の加熱温度域の
下で、1〜10時間程度かけて混合液をほぼ透明化す
る。この時、容器中に窒素ガスを流して空気中の炭酸ガ
スを吸収させないようにすることが必要である。これ
は、混合液が空気中の炭酸ガスを吸収し、アミン分子と
の反応により、アミンが失活し、その結果、溶解あるい
は分散しているシリカ粒子の安定状態を阻害することの
ないようにするためである。
【0016】混合液が透明になるのは、アミン系アルカ
リ水溶液中に溶解、あるいは分散されたシリカの粒子
が、いわゆる1次粒子の形態をとり、その粒子径が10
nm以下と非常に微細な状態となっているためである。
それゆえ、本願でいう、『混合液が透明になる程度に』
とは、粒子径10nm以下のものが混合液中に分散し、
その粒子の存在を肉眼で確認することができない状態の
ことをいう。
【0017】なお、前記アミン系アルカリ中の窒素がモ
ル数換算で、0.2モル当量未満となると、アミン系ア
ルカリ溶液中のシリカ粒子が安定な状態で分散あるいは
溶解することができず、結晶状の沈殿が生じてしまうと
いう不都合が生じ、また、4.0モル当量より過剰のア
ミン系アルカリを用いてもあまり効果に差を生じない。
よって、シリカ粒子を安定な状態で分散あるいは溶解さ
せるためには、4.0モル当量で十分な効果が得られ
る。ただし、該コロイダルシリカ溶液を研磨用スラリー
として用いる場合、その化学的研磨作用を勘案して過剰
に用いることを妨げるものではない。
【0018】用いるアミン系アルカリとしては、アンモ
ニア、メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、
ブチルアミン、アミルアミン、エチレンジアミン、プロ
ピレンジアミン、モノエタノールアミン、ヒドラジン、
ヘキサメチレンジアミン等の1級アミン類;ジメチルア
ミン、ジエチルアミン、ジエタノールアミン、ジイソプ
ロピルアミン、ジエチレントリアミン等の2級アミン
類;トリメチルアミン、トリエタノールアミン、テトラ
メチルグアニジン等の3級アミン類;β−ヒドロキシエ
チルトリメチルアンモニウムヒドロキシド、テトラメチ
ルアンモニウムヒドロキシド、テトラエタノールアンモ
ニウムヒドロキシド、メチルトリエタノールアンモニウ
ムヒドロキシド、ジメチルジエタノールアンモニウムヒ
ドロキシド、トリメチルメタノールアンモニウムヒドロ
キシド、ベンジルメチルジエタノールアンモニウムヒド
ロキシド、ベンジルジメチルエタノールアンモニウムヒ
ドロキシド、ベンジルトリエタノールアンモニウムヒド
ロキシド、テトラエチルアンモニウムヒドロキシド等の
4級アミン類等が挙げられる。
【0019】これらの中では特に、溶解性、毒性、作業
性、廃液処理の容易性等を考えると、β−ヒドロキシエ
チルトリメチルアンモニウムヒドロキシド、テトラメチ
ルアンモニウムヒドロキシドを用いるのが好ましい。
【0020】このようにアミン系アルカリ水溶液中に微
細分散された含水シリカ(SiO2・nH2 O)を含む
混合液は、次工程にて酸の添加が行なわれるとともに、
pHを調整することによって、所定の粒径のコロイダル
シリカの生成が行われる。
【0021】すなわち、含水シリカのアミン水溶液中
に、所定量の酸または水希釈酸(いずれもpH調整用の
酸)を少量ずつ滴下してかき混ぜ、pHを調整していく
と、所定の粒子径を備えたコロイダルシリカが迅速かつ
簡単に得られるという優れた効果が発現する。この場
合、pHの調整範囲は、9.0〜11.0程度であり、
また、析出するシリカ粒子は、いわゆる2次粒子が中心
で、その2次粒子径は、コロイドの安定化剤となるアル
カリの種類や、pHに依存する。また、この間の工程も
前工程と同様に炭酸ガスの吸収を防ぐために、窒素ガス
を流入しながら行う必要がある。
【0022】また、酸の添加に際して、反応溶液中のS
iO2 濃度は、1.0〜3.0wt%が好ましい。この
濃度が1.0wt%未満となると、希薄すぎて酸を加え
ても、粒子の成長が見られず溶液は透明のままである。
この濃度が3.0wt%を超えると、酸の添加を厳しく
制御しても、粒子同士の結合により、大きな塊のコロイ
ダルシリカが成長してしまい、当該シリカは液中に安定
に分散していることができず沈殿してしまう。さらに
は、シリカの成長が速いためにアルカリ金属等の不純物
を取り込みやすいという不都合が生じ得る。さらに、酸
の添加に際して、反応温度は25〜100℃、より好ま
しくは、60〜80℃である。一般に、シリカ粒子の成
長には、反応温度が高いほうが好ましいが、本発明で
は、アミン系アルカリを用い、その沸点との関係も含め
て上記範囲に設定される。
【0023】また、必要に応じて、酸の滴下前に、あら
かじめSiO2 系、Al23 系、TiO2 系、ZrO
2 系、CeO2 系、SiC系、Si34 系等の微粒子
を含水シリカのアミン水溶液中へ分散させておき、そこ
へ酸を滴下してコロイダルシリカを製造してもよい。こ
れらの微粒子の粒子径は、通常、5〜100nm程度で
あり、これらの微粒子をあらかじめ分散させておくこと
によるメリットとしては、具体的に以下の,および
のことが考えられる。
【0024】これらの微粒子は、シリカ析出に際し
て、核となり析出を容易ならしめるとともに、微粒子の
回りに析出したシリカのイオン帯電により浮遊分散化が
安定して行われる(通常の単なる後添加では、添加微粒
子はすぐに沈降する可能性が高い)。コロイダルシリ
カを例えば研磨用スラリーとして用いる場合、使用後の
研磨用スラリーは最終的に除去されなければならない
が、あらかじめ微粒子を分散させておいたものは、微粒
子の回りに析出したシリカのイオン帯電性に注目して、
電気的な操作等を行えば容易に除去可能である。ちなみ
に、アルミナ等の微粒子添加物を酸添加後に加えたもの
は、極めて除去が困難となる場合が多い。これらの微
粒子を核として生成したシリカ粒子は、これらの微粒子
を添加しないものに比し粒径が大きく、かつ強固なコロ
イダルシリカを形成しているため、研磨用スラリーとし
て用いた場合、研磨時間の短縮化ができる。
【0025】このようなメリットを期待して、微粒子を
あらかじめ分散させておくのも一つの好適な手段であ
り、勿論、酸を滴下して、コロイダルシリカを製造した
後に、上記微粒子を加えて調整することもできる。
【0026】このようにして添加される(pH調整用)
酸としては、ぎ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、乳酸、
または、塩酸、硫酸、硝酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸
等の鉱酸が用いられる。濃度は、特に制限されないが、
1規定程度の酸溶液が、pH値を細かく調整するのに適
している。
【0027】さらに、本発明のコロイダルシリカには、
上記の微粒子に加えて種々の添加剤、例えば、アルコー
ル類、グリコール類、有機バインダ等を添加することも
できる。このような添加剤を加えることによって、高純
度コロイダルシリカの用途範囲は格段にひろがる。
【0028】添加され得るアルコール類としては、メチ
ルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコー
ル、ブチルアルコール、ダイアセトンアルコール等の水
溶性アルコール等が挙げられる。このようなアルコール
類を添加することによって、特に、防腐剤、凍結防止剤
等としての効果があり、また、本発明の高純度コロイダ
ルシリカを半導体表面等の研磨用スラリーとして用いる
場合には、研磨面の形状改善剤としての効果が期待でき
る。
【0029】添加され得るグリコール類としては、エチ
レングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリ
コール、グリセリン、グリセリンモノエステル、テトラ
メチロールメタン、マンニトール、アラビトール、ソル
ビトール、ソルビタン、マンニタン、ブタンジオール、
ジヒドロキシブタン、トリヒドロキシブタン、テトラヒ
ドロキシブタン等の水溶性グリコール類等が挙げられ
る。このようなグリコール類を添加することによって、
上記アルコール類を添加するときと同様の効果が期待で
きる。
【0030】添加され得る有機バインダとしては、ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリ
ルアミド、ポリダイアセトンアクリルアミド、ポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリグリ
セリン、セルロースおよびその誘導体等の水溶性で高純
度に合成でき、かつ精製が可能なものが挙げられる。こ
のような有機バインダを添加することによって、特に、
コロイドの安定化、また、本発明の高純度コロイダルシ
リカを半導体表面等の研磨用スラリーとして用いた場合
には、研磨面の形状改善剤としての効果が期待できる。
【0031】このような製造方法によって得られた高純
度コロイダルシリカは、好適な使用の一例として、例え
ば、半導体素子表面の凹凸をいわゆるCMP(化学的機
械研磨)により平坦化する研磨用スラリーとして、用い
られる。
【0032】平坦化されるべく半導体素子表面の凹凸
は、例えば、単結晶Si、多結晶Si、Al、Al−S
i、Al−Si−Cu、Cu、W、Mo、WSiX 、M
oSiX 、TiN、Ti等が電極としてパターニング形
成されている場合や、熱酸化SiO2 ,ECRCVDSiO
2 ,CVD SiO2 ,プラズマCVD SiO2 ,O3-TEOS S
iO2 ,SOG SiO2 (同じSiO2 であっても、密
度、硬度、エッチング性がそれぞれ異なる)、CVDPSG、
CVDBPSG 、CVDBSG、高温形成CVD Si34 、プラズマ
CVD Sixyy 等が絶縁層としてパターニング形成
されている場合等がある。
【0033】本発明により得られる高純度コロイダルシ
リカ溶液は、上記研磨用スラリーの用途以外に適用でき
ることはもちろんである。例えば、ブラウン管製造にお
ける蛍光体の接着バインダー、顔料や陶磁器の釉薬、顔
料、インキの艶消剤、消泡効果を向上させる媒体、触媒
の担体、鋳造における砂型充填剤、フィルムや製紙形成
時の滑り止め、床用ワックス類のスベリ止めや汚染防止
の媒体、蛍光体形成時のバインダー、耐電防止膜の形成
媒体、樹脂の充填剤、電池中の電解液のゲル化剤および
揺変や飛散を防止する媒体(バッテリーセパレータ)
等、種々の用途に適用できる。
【0034】
【実施例】以下、実施例を示し、本発明をさらに詳細に
説明する。まず、最初に含水シリカの合成例を示す。 〔合成例〕JIS3号水ガラス(SiO2 :28.8重
量%、Na2 O:9.7重量%、H2 O:61.5重量
%)3500g(SiO2 :16.80mol(100
8.0g))を、6規定の塩酸8500g中に、かきま
ぜながら、20分間かけて徐々に加えたところ、白色の
沈殿が生成した。さらに30分間攪拌を続けた後、生成
した沈殿物をろ別し、3000gの純水で数回浸漬洗浄
を行い、遠心脱水機により脱水したところ、含水率5
8.0重量%の含水シリカの白色結晶2100g(Si
2 :14.70mol(882.0g))が得られ
た。
【0035】次いで得られた含水シリカを室温で、1規
定の塩酸2000g中に浸漬し、1日間放置し、その
後、純水3000gで洗浄を行った。この操作を3回繰
り返し行い、遠心脱水機により脱水したところ、Na、
K等のアルカリ金属含有量がそれぞれ0.58ppm、
0.35ppmで、SiO2 47.3重量%、含水量5
2.6重量%の含水シリカ1770g(SiO2 :1
3.95mol(837.2g))が得られた。 〔実施例1〕上記合成例で得られた含水シリカ211g
(SiO2 :1.66mol(99.8g))を、純水
2600gに加え、これを濃度50%のβ−ヒドロキシ
エチルトリメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液35
0g(含水シリカ中に含有されるケイ素1モル当量あた
り、アミン中の窒素のモル数換算で、0.87モル当量
に相当)に室温で加え、その後70℃の温度下におい
て、120分間攪拌を続けたところ、pH=12.3の
無色透明溶液3161gが得られた。
【0036】次に、この無色透明溶液100gを取り、
これに純水を加えて1000gとし、次いで1規定の硫
酸を2時間かけて徐々に添加し、pH=9.0の溶液A
を調製した。
【0037】残りの無色透明溶液に純水を加えて2倍に
希釈し、これを激しく攪拌しながら、1規定の硫酸を徐
々に添加し、pH=10.5の溶液Bを調製した。
【0038】次いで、80〜85℃の温度下において、
溶液Bに、溶液Aを添加し、さらに1規定の硫酸を加
え、pH値が10.0となるように調整した。この時、
溶液全体のpH値が10.5から10.0に変化する間
は、できるだけ酸の添加はゆっくり行い、またこの間、
反応の進行に伴いpH値が上昇するので、pH値を常に
10.5以下に保つように調整しながら添加を行った。
酸の添加終了後、5時間攪拌を行った。
【0039】次いで、さらに1規定の硫酸を1時間かけ
て添加し、pH=9.5〜9.7の希薄な白濁溶液を調
製した。
【0040】この溶液を減圧下で濃縮を行い、SiO2
濃度が20重量%の高純度コロイダルシリカ480gを
得た。
【0041】以上の操作は、窒素ガスを常に反応容器内
に流入しながら行った。
【0042】得られた高純度コロイダルシリカ中の、N
a、K等のアルカリ金属含有量は、それぞれ0.25p
pm、0.15ppmであった。
【0043】また、得られた高純度コロイダルシリカを
研磨用スラリーとして、半導体表面の化学的機械研磨
(CMP)に用いたところ、製造された半導体デバイス
には、アルカリ金属不純物による配線不良等の欠陥はみ
られなかった。 〔実施例2〕上記合成例で得られた含水シリカ190g
(SiO2 :1.50mol(89.9g))を、濃度
17%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液
402g(含水シリカ中に含有されるケイ素1モル当量
あたり、アミン中の窒素のモル数換算で、0.50モル
当量に相当)に60℃において加え、その後、同温度下
において、180分間攪拌を続けたところ、pH=1
1.9の無色透明溶液592gが得られた。
【0044】次に、この無色透明溶液に純水を加えて4
000gとし、次いでこの溶液を80℃の温度下におい
て、激しくかきまぜながら、これに約3時間をかけて
1.2規定の塩酸を徐々に添加し、pH=10.6の希
薄な白濁溶液を調製した。
【0045】この溶液を減圧下で濃縮を行い、SiO2
濃度が20重量%の高純度コロイダルシリカ425gを
得た。
【0046】以上の操作は、窒素ガスを常に反応容器内
に流入しながら行った。
【0047】得られた高純度コロイダルシリカ中の、N
a、K等のアルカリ金属含有量は、それぞれ0.24p
pm、0.15ppmであった。
【0048】また、得られた高純度コロイダルシリカを
研磨用スラリーとして、半導体表面の化学的機械研磨
(CMP)に用いたところ、製造された半導体デバイス
には、アルカリ金属不純物による配線不良等の欠陥はみ
られなかった。 〔実施例3〕上記合成例で得られた含水シリカ190g
(SiO2 :1.50mol(89.9g))を、濃度
17%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液
402g(含水シリカ中に含有されるケイ素1モル当量
あたり、アミン中の窒素のモル数換算で、0.50モル
当量に相当)に21℃において加え、その後、70℃の
温度下において、120分間攪拌を続けたところ、pH
=11.9の無色透明溶液592gが得られた。
【0049】次に、この無色透明溶液に純水を加えて2
000gとし、次いでこの溶液を25℃の温度下におい
て、激しくかきまぜながら、これに1規定の塩酸を徐々
に添加し、pH=11.0の溶液Cを調製した。
【0050】次に溶液Cを100g取り、これに純水を
加えて1000gとし、超音波分散機US150T
((株)日本精機製作所製)を用いて超音波分散を行い
ながら、室温において、1規定の塩酸を徐々に添加し、
溶液のpH値が9.5となるように調整した。その後こ
の溶液を20分間攪拌を続け、溶液Dを調製した。
【0051】次に80℃の温度下において、溶液Dを激
しくかきまぜながら、これに溶液Cを徐々に加え、さら
に1規定の塩酸を加えて、pH=10.7〜10.9に
調整し、この温度下において3時間攪拌を行った。その
後、3時間かけて1規定の塩酸水溶液を加え、pH=
9.8の希薄な白濁溶液を調製した。
【0052】この溶液を減圧下で濃縮を行い、SiO2
濃度が20重量%の高純度コロイダルシリカ420gを
得た。
【0053】以上の操作は、窒素ガスを常に反応容器内
に流入しながら行った。
【0054】得られた高純度コロイダルシリカ中の、N
a、K等のアルカリ金属含有量は、それぞれ0.24p
pm、0.15ppmであった。
【0055】また、得られた高純度コロイダルシリカを
研磨用スラリーとして、半導体表面の化学的機械研磨
(CMP)に用いたところ、製造された半導体デバイス
には、アルカリ金属不純物による配線不良等の欠陥はみ
られなかった。 〔比較例〕JIS3号水ガラス(SiO2 :28.8重
量%、Na2 O:9.7重量%、H2 O:61.5重量
%)876gを純水6124gに溶かして、珪酸ナトリ
ウム水溶液7000gを調製した。次いで、25℃の温
度下において上記珪酸ナトリウム水溶液を水素型陽イオ
ン交換樹脂アンバーライトIR−120B充填のカラム
に通液して、活性珪酸の水溶液5950gを得た。次に
61.3重量%硝酸(比重1.38)20.2gを加
え、20℃にて2日間攪拌を行った。その後、再び上記
同様の水素型陽イオン交換樹脂充填のカラムに25℃の
温度下にて通液し、さらに水酸基型陰イオン交換樹脂ア
ンバーライトIRA−410充填のカラムに通液し、そ
の後、上記同様の水素型陽イオン交換樹脂充填のカラム
に通液した。得られた溶液500gを90℃に保ちつ
つ、0.25重量%水酸化ナトリウム水溶液200gに
静かに滴下した。その後、2時間還流しながら攪拌を行
い、安定なシリカゾル水溶液600gを得た。次いでこ
のシリカゾルを流通式限外ろ過膜(旭化成製SIP−1
013)を組み込んだ装置に注入して、濃縮を行い、さ
らに上記同様の水素型陽イオン交換樹脂、および水酸基
型陰イオン交換樹脂に通液し、これを市販の28%アン
モニア水2.3gを純水16.7gに溶解した溶液に加
え、コロイダルシリカ50gを得た。
【0056】得られたコロイダルシリカ中のNa2 Oの
含有量は、410ppmであった。また、得られたコロ
イダルシリカを研磨用スラリーとして、半導体表面の化
学的機械研磨(CMP)に用いたところ、製造された半
導体デバイスの100個中3個の割合で、配線不良によ
る欠陥がみられた。 〔実施例4〕上記合成例で得られた含水シリカ190g
(SiO2 :1.50mol(89.9g))を、濃度
17%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液
402g(含水シリカ中に含有されるケイ素1モル当量
あたり、アミン中の窒素のモル数換算で、0.50モル
当量に相当)に21℃において加え、その後、70℃の
温度下において、120分間攪拌を続けたところ、pH
=11.9の無色透明溶液592gが得られた。
【0057】次に、この無色透明溶液に純水を加えて2
000gとし、次いでこの溶液を25℃の温度下におい
て、激しくかきまぜながら、これに1規定の塩酸を徐々
に添加し、pH=11.0の溶液Cを調製した。
【0058】次にSiO2 の微粉末であるアエロジル3
80(粒径7nm:日本アエロジル製)4.5gを純水
500gにかきまぜながら加え、しばらく攪拌を行った
後、超音波分散機US150T(日本精機製作所製)を
用いて30分間超音波分散を行い、アエロジル粒子を十
分に微細、分散化した。この後、高速攪拌分散機を取り
付け80℃の温度下において、溶液Cを3時間40分か
けて添加した。この間、溶液のpHが10.6〜10.
9の範囲を常に保つように1規定の硫酸で調節を行っ
た。溶液Cを添加後、1規定硫酸を加え、さらに1時間
攪拌を続けたところ、pH=10.3の希薄な白濁液が
得られた。
【0059】この液を減圧下で濃縮を行い、SiO2
度が20重量%の高純度コロイダルシリカ430gを得
た。
【0060】以上の操作は、窒素ガスを常に反応容器内
に流入しながら行った。
【0061】得られた高純度コロイダルシリカ中の、N
a、K等のアルカリ金属含有量は、それぞれ0.23p
pm、0.15ppmであった。
【0062】また、得られた高純度コロイダルシリカを
研磨用スラリーとして、半導体表面の化学的機械研磨
(CMP)に用いたところ、研磨に要する時間が短縮さ
れ、研磨状態は良好であった。また製造された半導体デ
バイスには、アルカリ金属不純物による配線不良等の欠
陥はみられなかった。
【0063】
【発明の作用および効果】本発明の高純度コロイダルシ
リカの製造方法は、含水珪酸塩を酸と接触させて、含水
シリカを生成させる含水シリカ生成工程、前記生成した
含水シリカを酸および/または水で洗浄する工程、およ
び前記含水シリカをアミン系アルカリに分散させた液に
酸を添加しつつ、コロイダルシリカを生成させる工程を
含むように構成しているので、Na、K等のアルカリ金
属の含有率が1ppm以下と極めて少なく、かつ低コス
トで製造でき、また、微粒子等の添加剤をできるだけ安
定な状態で溶液中に存在させたり、研磨後の後処理で微
粒子添加剤の除去が容易になり得る等の優れた効果を奏
する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 含水珪酸塩を酸と接触させて、含水シリ
    カを生成させる含水シリカ生成工程、 前記生成した含水シリカを酸および/または水で洗浄す
    る工程、および前記含水シリカをアミン系アルカリに分
    散させた液に酸を添加しつつ、コロイダルシリカを生成
    させる工程を含むことを特徴とする高純度コロイダルシ
    リカの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記含水シリカをアミン系アルカリに分
    散させるに際し、含水シリカ中のSi1モル当量あたり
    に、アミン系アルカリ中の窒素のモル数換算で、0.2
    〜4.0モル当量のアミン系アルカリ水溶液を配合する
    ことを特徴とする請求項1に記載の高純度コロイダルシ
    リカの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記アミン系アルカリは、β−ヒドロキ
    シエチルトリメチルアンモニウムヒドロキシド、テトラ
    メチルアンモニウムヒドロキシドであることを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の高純度コロイダルシ
    リカの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記含水シリカをアミン系アルカリに分
    散させた液に酸を添加する前に、SiO2 系、Al2
    3 系、TiO2 系、ZrO2 系、CeO2 系、SiC
    系、Si34 系の微粒子の少なくとも1種以上を予め
    分散させておくことを特徴とする請求項1ないし請求項
    3のいずれかに記載の高純度コロイダルシリカの製造方
    法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000247625A (ja) * 1999-03-04 2000-09-12 Nippon Chem Ind Co Ltd 高純度シリカゾル及びその製造方法
KR100496333B1 (ko) * 2002-02-26 2005-06-21 유정근 초미세분말 산화규소의 제조방법
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JP2010153613A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Nippon Chem Ind Co Ltd 半導体ウエハ研磨用組成物

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