JPH07291508A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07291508A
JPH07291508A JP6092238A JP9223894A JPH07291508A JP H07291508 A JPH07291508 A JP H07291508A JP 6092238 A JP6092238 A JP 6092238A JP 9223894 A JP9223894 A JP 9223894A JP H07291508 A JPH07291508 A JP H07291508A
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Hideaki Sugata
英明 菅田
Masanori Kawakami
雅則 川上
Kazutoshi Ootsuki
和俊 大朏
Nobuo Inoue
暢夫 井上
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】両面機能を有する機器の転写紙のカール及び転
写紙の波打ちに起因する問題の発生を抑えられる画像形
成装置を提供する。 【構成】スイッチバックローラ34は可逆転する駆動ロ
ーラであり、このスイッチバックローラ34には搬送路
31側から従動コロ35、反転フィルム36の先端及び
ベルト39が巻き掛けられた2個のベルトプーリ37,
38が順次当接されている。ベルトプーリ37,38は
スイッチバックローラ34に圧接されているとともに、
ベルト39の巻き掛け方向がスイッチバックローラ34
の回転方向と一致するように配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像担持体を有する画像
形成部で片面に画像が形成された転写紙を選択的に両面
ユニットに導き、該両面ユニットにおいて前記転写紙を
スイッチバックローラを介してスイッチバック路へ搬送
し、該転写紙をスイッチバックして前記画像形成部へ再
送しその裏面に画像を形成するようにした画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】上記したスイッチバック方式の両面機構
を備えた画像形成装置は、公知であり、プリンタ、複写
機等に付設されている。この種の画像形成装置は、両面
印字のため片面に画像形成されて定着されると、転写紙
が乾燥させられる。そして、転写紙に波打ちが発生した
り、また両面印字のため片面に画像形成された転写紙は
定着直後に反転されるため、その反転方向のカールくせ
がつくこともある。
【0003】上記した転写紙の波打ちや反転方向のカー
ルは、使用する転写紙の種類や環境等でその度合等が異
なるが、これら転写紙の波打ちや反転方向のカールによ
っては次のような問題が発生することがある。
【0004】転写紙のスイッチバックローラに送り込ま
れるときの先端側に生じた波打ちは、スイッチバックロ
ーラで反転するときに、転写紙がスイッチバックローラ
の曲率方向と逆方向へ逃げようとするため、スイッチバ
ックローラ部でのジャム発生率を高くしていた。また、
転写紙の画像形成部への再送時に後端となる部分に生じ
た波打ちは図10に示すように、転写紙101の裏面の
画像形成時に潜像担持体100の曲率と反対方向にカー
ルしていると、転写抜けや転写ブレが発生させていた。
【0005】さらに、反転方向のカールくせは図11に
示すように、転写紙101は実線で示すように潜像担持
体100に巻き込んだり、鎖線で示すように転写紙10
1が腰くだけしてジャムすることがあった。この反転方
向のカールくせ対策としては、種々提案されており、例
えば特開平3−73770号公報に記載された画像形成
装置ではカール逆向きの彎曲経路部分を設けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像形成装置では反転方向のカールくせを矯正できる
が、両面ユニットに彎曲経路部分を設けねばならず、ま
た上記した転写紙の波打ちによる問題に対して解決する
ことができなかった。
【0007】本発明は、上記した従来の事情に鑑み、両
面機能を有する機器の転写紙のカール及び転写紙の波打
ちに起因する問題の発生を抑えられる画像形成装置を提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、像担持体を有する画像形成部で片面に画像
が形成された転写紙を選択的に両面ユニットに導き、該
両面ユニットにおいて前記転写紙をスイッチバックロー
ラを介してスイッチバック路へ搬送し、該転写紙をスイ
ッチバックして前記画像形成部へ再送しその裏面に画像
を形成するようにした画像形成装置において、前記スイ
ッチバックローラの従動側に、該ローラの回転方向に幅
を持って接するベルトを設けたことを特徴としている。
【0009】さらに、本発明は上記目的を達成するため
に、前記ベルトが、少なくとも前記スイッチバックロー
ラの回転方向の前後2箇所で圧接されたプーリーに巻き
掛けられていることを特徴としている。
【0010】さらにまた、本発明は上記目的を達成する
ために、前記スイッチバック路内であって、当該にスイ
ッチバック路に搬送された前記転写紙の前記両面ユニッ
トから前記画像形成部への再送時に後端となる部分が当
接する位置に彎曲手段を設け、転写紙の前記画像形成部
への再送時に前記彎曲手段にて転写紙を扱いて前記像担
持体の曲率方向と同方向のカール習性を付与することを
特徴としている。
【0011】さらにまた、本発明は上記目的を達成する
ために、前記スイッチバック路内に配置された彎曲手段
と、該彎曲手段に前記転写紙の前記画像形成部への再送
時に後端となる部分が達したことを検知する検知手段と
を設け、転写紙の前記画像形成部への再送時であって、
前記検知手段が前記彎曲手段に転写紙の前記後端部分が
達したことを検知したとき、前記彎曲手段にて転写紙を
扱いて前記像担持体の曲率方向と同方向のカール習性を
付与することを特徴としている。
【0012】さらにまた、本発明は上記目的を達成する
ために、前記彎曲手段が、主コロと、該主コロに当接さ
れ、転写紙を主コロに巻き掛けた状態で保持する副コロ
とを有することを特徴としている。
【0013】さらにまた、本発明は上記目的を達成する
ために、前記主コロが、画像形成される転写紙の最大サ
イズの幅に渡って同一径に形成されたコロであることを
特徴としている。
【0014】
【作用】上記構成によれば、スイッチバックローラの従
動側に、該ローラの回転方向に幅を持って接するベルト
を設けたので、ベルトにて転写紙をスイッチバックロー
ラに密着させて反転させるため、定着後に乾燥して波打
った転写紙の先端が、スイッタバック部にて反転する際
の搬送性を高めることが可能となり、ジャムの発生率を
押えることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例に添付図面に従って説
明する。図1は、本発明に係る画像形成装置としてのレ
ーザプリンタを示す正面説明図である。
【0016】図1において、レーザプリンタはプリンタ
本体10と、該プリンタ本体10の下部に順次配置され
た両面ユニット30と給紙カセット50とから構成され
ている。この両面ユニット30と給紙カセット50は互
換性があり、両面ユニット30を装備しないときにはプ
リンタ本体10と給紙カセット50とから構成される。
このレーザプリンタは、給紙カセット50の給紙装置1
から矢印A方向に給送された転写紙2が、レジストロー
ラ対3によってタイミングをとられて、ベルト状の感光
体4からなる潜像担持体へ搬送される。感光体ベルト4
は、図示していない駆動手段により時計方向に走行し、
その際帯電チャージャ5によって表面を帯電される。そ
して、レーザユニット6からのレーザ光Lを照射され、
感光体上に静電潜像が形成される。この潜像は、現像装
置7を通るときトナーによって可視像化され、トナー像
が形成される。このトナー像は、転写チャージャ8の作
用のもとに感光体ベルト4へ搬送された転写紙2に転写
され、転写後の転写紙2は感光体4の曲率によって分離
させられる。その後、転写紙2は定着装置9によってト
ナー像が定着された後、第1の排紙ローラ11によって
搬送される。
【0017】プリンタ本体10には、第1の排紙ローラ
11に続いて分岐爪12が設けられており、通常の片面
プリントの場合には分岐爪12の方向切り換えに従って
転写紙2が第2の排紙ローラ13で搬送される。そし
て、転写紙2は切り換え爪14の方向切り換えに従って
画像面を上にしたまま矢印Cの方向へ排紙トレイ19に
排出されるか、第3の排紙ローラ15を介してB方向に
プリンタ本体10上の排紙トレイ16へ、画像面を下に
して排出される。
【0018】一方、転写後の感光体ベルト4はクリーニ
ング装置17によって残留トナーを除去され、そして除
電ランプ18により残留電荷が除去されて、次のプリン
トに備えられる。
【0019】次に、両面プリントが選択されているとき
には定着を終えた転写紙2が分岐爪12の方向切り換え
に従って反転ガイド21,22により構成される反転搬
送路を通り、上記した両面ユニット30に送られる。両
面ユニット30には、反転搬送路の反対側にスイッチバ
ックローラ34が配置され、すなわち図1において左方
側に反転搬送路、右方側にスイッチバックローラ34が
配置されている。従って、両面ユニット30に送られた
転写紙2は搬送路31を通り、該搬送路に設けられた搬
送コロ32,33によってスイッチバックローラ34へ
搬送される。そして、転写紙2はスイッチバックローラ
34にて画像面を反転させられ、再びレジストローラ3
へと送られ、上記同様の径路をたどり裏面にプリントさ
れて矢印C、または矢印B方向へと排出される。
【0020】上記したレーザプリンタの構成は、従来と
同様であり、かかるプリンタでは定着装置9によって定
着された転写紙が乾燥させられ波打つことがある。さら
に、転写紙2は定着直後に反転搬送路を通ることにより
カールくせがつき、種々のトラブルを生じせしめること
は先に説明した。
【0021】そこで、本発明ではこのような問題を解消
するため、次のように措置を講じており、図2はその一
実施例を示す説明図である。
【0022】図2において、スイッチバックローラ34
は可逆転する駆動ローラであり、このスイッチバックロ
ーラ34には搬送路31側から従動コロ35、例えばマ
イラー(商品名)からなる反転フィルム36の先端及び
ベルト39が巻き掛けられた2個のベルトプーリ37,
38が順次当接されている。この場合、ベルトプーリ3
7,38は図示していないスプリング等によりスイッチ
バックローラ34に圧接されているとともに、スイッチ
バックローラ34の回転方向に前後して配置されてい
る。
【0023】かく構成されたレーザプリンタは、上記の
ように片面にプリントされた転写紙2がスイッチバック
ローラ34と従動コロ35間に送り込まれ、さらにスイ
ッチバックローラ34に沿って搬送されると、スイッチ
バックローラ34に圧接されているベルトプーリ37,
38に巻き掛けられたベルト39によって転写紙2はス
イッチバックローラ34に密着させられる。このとき、
スイッチバックローラ34の曲り方向は、定着直後に反
転路を通過したときにつけられたカールくせと逆方向で
あるため、転写紙2のカールくせがスイッチバックロー
ラ34の曲率で矯正することができる。すなわち、図3
に示すように、転写紙2に形成されていたカールくせが
ベルト39によってスイッチバックローラ34に密着さ
れることで矯正される。従って、図11に示したような
転写紙が潜像担持体100に巻き込まれたり、転写紙1
01が腰くだけしてジャムすることが防止できる。
【0024】しかも、スイッチバックローラ34の従動
側にベルト39を用いれば、転写紙の先端側にスイッチ
バックローラ34の曲りと逆方向の波打ちがあっても、
転写紙がベルト39とスイッチバックローラ34との間
に入り込めば転写紙の先端側の波打ちによる搬送ジャム
が防止できる。
【0025】なお、転写紙2の進行方向後端が反転フィ
ルム36を通過して転写紙2がスイッチバック路40に
至った直後、スイッチバックローラ34が逆転して再び
本体給紙口へ転写紙2を送り込み、片面プリント時と同
じ径路を経て、分岐爪12の方向切り換えに従って排紙
口へと排紙される。
【0026】図4は、図2に示す実施例の変形例であ
り、本例ではスイッチバックローラ34には搬送路31
側からベルト39が巻き掛けられた2個のベルトプーリ
37,38、反転フィルム36の先端及び従動コロ35
が順次当接されている。すなわち、上記実施例と比べる
とベルトプーリ37,38と従動コロ35とが入れ替わ
ってスイッチバックローラ34に当接されている。
【0027】かく構成すれば、上記実施例と同様な効果
が得られ、さらに転写紙がスイッチバックローラ34に
送り込まれるとき、その上流側にベルト39があるの
で、最初に転写紙がベルト39とスイッチバックローラ
34との間に入り込み、先端側の波打ちによる搬送ジャ
ムがより確実に防止することができる。
【0028】図5は、本発明の別の実施例を示す説明図
であって、本実施例では両面ユニット30から画像形成
部への再給紙時おける転写紙の後端側に波打ちによる問
題を解消しようとするものである。
【0029】図5において、スイッチバック路40には
該路に搬送された転写紙2の感光体4への再送時に後端
となる部分が当接する位置に彎曲手段としての彎曲ガイ
ド41が設けられている。彎曲ガイド41には、曲がり
始まる位置と曲がりがなくなる位置とにコロ対42,4
3が配置され、コロ対42,43はそれぞれ転写紙2を
スイッチバック路40に引き込む方向の搬送力を与える
方向に回転駆動されるように構成されている。
【0030】かく構成のレーザプリンタは、上記のよう
に片面にプリントされた転写紙2がスイッチバックロー
ラ34へ送り込まれてスイッチバック路40に入り込む
と、コロ対42,43に順次挾持される。そして、転写
紙2の後端が反転フィルム36を通過して転写紙2がス
イッチバック路40に至ると、スイッチバックローラ3
4の駆動が停止され、その後スイッチバックローラ34
の逆転駆動が開始されると同時に例えばクラッチ等でコ
ロ対42,43の駆動が停止される。そして、転写紙2
はスイッチバックローラ34とコロ35に挟持されて画
像形成部に向けて搬送されるが、このとき転写紙2の再
給紙時の後端側が停止したコロ対42,43に押さえら
れつつ搬送されるため、彎曲ガイド41によって扱か
れ、該ガイドの曲面のカールくせが強制的につけられ
る。この結果、転写紙2の後端は図6に示すように、感
光体4の曲率と同じ方向のカールくせがつき、転写紙2
と感光体4の密着性が向上し、転写抜け、転写ブレを防
止することができる。
【0031】ところで、レーザプリンタでプリントでき
る転写紙2のサイズが複数サイズの場合、スイッチバッ
ク路10内での転写紙2の後端側が位置する箇所は一定
でない。この場合、スイッチバック路10内のコロ対4
3よりも奥側に後端検知センサ44を設ける。また、コ
ロ対42,43はスイッチバックローラ34と同様に可
逆転駆動可能に構成する。
【0032】かく構成のレーザプリンタも両面プリント
時に、上記同様に転写紙2がスイッチバック路40に至
ると、その後スイッチバックローラ34逆転駆動させ、
このときコロ対42,43も同時逆転駆動させる。そし
て、転写紙2の後端がセンサ44に検知されると、その
信号でコロ対42,43の逆転駆動を停止させることに
より、上記同様に転写紙2の後端側が彎曲ガイド41に
扱かれる。従って、転写紙2のサイズが多種にわたって
も、その後端側にのみカールくせをつけられる。
【0033】図7は、図5に示す実施例の変形例であ
り、彎曲ガイド41の代わりに回転駆動可能な主コロと
してのデカールローラ45を設けている。このデカール
ローラ45には、上記実施例のコロ対42,43の配置
位置に相当する位置に副コロとしての従動コロ46,4
7が設けられている。この場合、従動コロ46,47は
複数の部位に分けられているが、デカールローラ45は
図8に示すように、全幅に亘って同一径に形成されてい
る。このようなデカールローラ45を用いれば、転写紙
の2扱きをローラにて行うことで搬送負荷の低減が可能
となり、さらに転写紙2を扱く際転写紙に折れくせやコ
ロ跡がついてしまう弊害を防止できる。
【0034】かく構成のレーザプリンタは、片面にプリ
ントされた転写紙2がスイッチバックローラ34へ送り
込まれてスイッチバック路40に入り込むと、転写紙の
再給紙時の後端側がデカールローラ45と従動コロ4
6,47に挟持される。そして、転写紙2の後端が反転
フィルム36を通過して転写紙2がスイッチバック路4
0に至ると、スイッチバックローラ34の駆動が停止さ
れ、その後スイッチバックローラ34の逆転駆動が開始
されると同時に例えばクラッチ等でデカールローラ43
の駆動が停止される。そして、転写紙2は画像形成部に
向けて搬送されるとき、その後端側が従動コロ46,4
7によって停止したデカールローラ45に押さえられる
ようにして搬送されるため、転写紙2にはデカールロー
ラ45に扱かれてその曲率によるカールくせがつけられ
る。また、本例でもスイッチバック路40内での転写紙
2の後端側位置が一定でない場合には、センサを設けて
上記実施例と同様な制御を行うことができる。
【0035】以上、本発明の好ましい実施例について説
明したが、本発明は上記実施例に限定されず、各種改変
できるものである。例えば、図9に示すように感光体4
の上部で転写する場合、カールくせを逆につける必要が
ある。この場合、転写紙2は上記デカールローラ45に
対して逆方向へ送り込むようにすることで、デカールロ
ーラ45の曲率によりカールくせを行うことも可能であ
る。
【0036】
【発明の効果】請求項1の構成によれば、ベルトにて転
写紙をスイッチバックローラに密着させて反転させるた
め、定着後に乾燥して波打った転写紙の先端が、スイッ
タバック部にて反転する際の搬送性を高めることが可能
となり、ジャムの発生率を押えることができる。
【0037】請求項2の構成によれば、スイッチバック
ローラの従動側をベルトにすることにより、スイッチバ
ックローラに転写紙を密着させ、スイッチバックローラ
の曲率により、転写紙のカールを矯正し、感光体からの
転写紙分離不良による巻き込みや、紙の腰くだけによる
ジャムの発生を防止することができる。
【0038】請求項3の構成によれば、両面ユニットに
送り込まれた転写紙の先端、つまり再給紙時の転写紙後
端に、感光体の曲率と同じ方向のカールくせをつけるこ
とで転写紙の感光体への密着性を向上させ、両面印字時
の転写紙後端に発生し易い転写抜け、転写ブレを防止す
ることができる。
【0039】請求項4の構成によれば、転写紙の長さが
異なる場合でも、再給紙時の転写紙後端に、感光体の曲
率と同じ方向のカールくせをつけ、転写抜け、転写ブレ
を防止することができる。
【0040】請求項5の構成によれば、転写紙の扱きを
ローラにて行うことで搬送負荷の低減が可能となる。
【0041】請求項6の構成によれば、転写紙を扱く際
ローラが分割されていないので、後端部にて転写紙に折
れくせやコロ跡がついてしまう問題を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置としてのレーザプリ
ンタを示す正面説明図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す正
面説明図である。
【図3】転写紙のカール方向とその矯正を示す説明図で
ある。
【図4】図2の変形実施例を示す正面説明図である。
【図5】本発明に係る画像形成装置の他の実施例を示す
正面説明図である。
【図6】後端にカールくせをつけた転写紙と感光体との
関係を示す説明図である。
【図7】図5の変形実施例を示す正面説明図である。
【図8】図7のデカールローラを示す斜視図である。
【図9】図5の更に別の変形実施例を示す正面説明図で
ある。
【図10】波打ちによる従来の転写紙と感光体との関係
を示す説明図である。
【図11】反転カールによる従来の転写紙と感光体との
関係を示す説明図である。
【符号の説明】
2 転写紙 4 感光体 30 両面ユニット 34 スイッチバックローラ 37,38 ベルトプーリー 39 ベルト 40 スイッチバック路 41 彎曲ガイド 42,43 コロ対 45 デカールローラ 46,47 従動コロ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 510 (72)発明者 井上 暢夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体を有する画像形成部で片面に画
    像が形成された転写紙を選択的に両面ユニットに導き、
    該両面ユニットにおいて前記転写紙をスイッチバックロ
    ーラを介してスイッチバック路へ搬送し、該転写紙をス
    イッチバックして前記画像形成部へ再送しその裏面に画
    像を形成するようにした画像形成装置において、 前記スイッチバックローラの従動側に、該ローラの回転
    方向に幅を持って接するベルトを設けたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記ベルトが、少なくとも前記スイッチ
    バックローラの回転方向の前後2箇所で圧接されたプー
    リーに巻き掛けられていることを特徴とする請求項1に
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 像担持体を有する画像形成部で片面に画
    像が形成された転写紙を選択的に両面ユニットに導き、
    該両面ユニットにおいて前記転写紙をスイッチバックロ
    ーラを介してスイッチバック路へ搬送し、該転写紙をス
    イッチバックして前記画像形成部へ再送しその裏面に画
    像を形成するようにした画像形成装置において、 前記スイッチバック路内であって、当該にスイッチバッ
    ク路に搬送された前記転写紙の前記両面ユニットから前
    記画像形成部への再送時に後端となる部分が当接する位
    置に彎曲手段を設け、転写紙の前記画像形成部への再送
    時に前記彎曲手段にて転写紙を扱いて前記像担持体の曲
    率方向と同方向のカール習性を付与することを特徴とす
    る画像形成装置。
  4. 【請求項4】 像担持体を有する画像形成部で片面に画
    像が形成された転写紙を選択的に両面ユニットに導き、
    該両面ユニットにおいて前記転写紙をスイッチバックロ
    ーラを介してスイッチバック路へ搬送し、該転写紙をス
    イッチバックして前記画像形成部へ再送しその裏面に画
    像を形成するようにした画像形成装置において、 前記スイッチバック路内に配置された彎曲手段と、該彎
    曲手段に前記転写紙の前記画像形成部への再送時に後端
    となる部分が達したことを検知する検知手段とを設け、
    転写紙の前記画像形成部への再送時であって、前記検知
    手段が前記彎曲手段に転写紙の前記後端部分が達したこ
    とを検知したとき、前記彎曲手段にて転写紙を扱いて前
    記像担持体の曲率方向と同方向のカール習性を付与する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記彎曲手段が、主コロと、該主コロに
    当接され、転写紙を主コロに巻き掛けた状態で保持する
    副コロとを有することを特徴とする請求項3または4に
    記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記主コロが、画像形成される転写紙の
    最大サイズの幅に渡って同一径に形成されたコロである
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009263098A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Ricoh Co Ltd カール矯正装置及び画像形成装置
JP2014162613A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US9342025B2 (en) 2014-02-27 2016-05-17 Kyocera Document Solutions Inc. Conveyor device and image forming apparatus

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