JPH07291464A - シート積載装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート積載装置及び画像形成装置

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JPH07291464A
JPH07291464A JP6089987A JP8998794A JPH07291464A JP H07291464 A JPH07291464 A JP H07291464A JP 6089987 A JP6089987 A JP 6089987A JP 8998794 A JP8998794 A JP 8998794A JP H07291464 A JPH07291464 A JP H07291464A
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sheet stacking
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健 新村
Jun Azuma
純 吾妻
Seietsu Miura
誠悦 三浦
Akira Kuroda
明 黒田
Tatsuo Hamada
達雄 浜田
Hiroshi Goto
五藤  宏史
Toshimitsu Iso
利光 磯
Yoshihiro Matsuo
佳広 松尾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中央基準でシートを支持するシート積載装置
におけるシートの幅方向の位置を規制する一対のサイド
規制部材を連動させる連動機構の簡略化を図る。 【構成】 シートを支持する給紙トレイ20に一対のサ
イド規制部材21a,21bをそれぞれシートの幅方向
に移動自在に設け、シートの給送方向に移動可能なスラ
イド部材26を設け、サイド規制部材のシート幅方向の
移動に応じてスライド部材がシート給送方向前後に移動
するように、サイド規制部材に設けられたボス24a,
24bと、スライド部材に設けられ、前記ボスが係合し
て案内するための斜めに配置された長穴25a,25b
とからなる連結手段を設けた。これにより連動機構の構
成を簡略化して組み付け性の向上及びコストの低減が図
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、ファクシミ
リ、複写機等の画像形成装置に供給する原稿や記録紙等
のシートを積載支持するシート積載装置及び該シート積
載装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置に供給されるシートを積載
支持するシート積載装置としては、画像形成装置の装置
本体に一体的に設けられたトレイ形式のものと、装置本
体に着脱自在に設けられた給紙カセット形式のものとが
ある。いずれの形式のシート積載装置においても、送り
出されたシートに精度良く画像を形成したり、シートの
画像を読み取るために、積載されているシートを装置本
体の画像形成部または読み取り部に合った正確な位置か
ら送り出す必要がある。
【0003】このように正確な位置からシートを送り出
すために、シート積載装置には、シート側端の位置決め
をするためにシートの幅方向の位置を規制するサイド規
制部材が設けられている。そして、種々のサイズのシー
トを積載支持するシート積載装置では、サイド規制部材
がシートのサイズに応じて位置決めが容易に行えるよう
にシートの幅方向に移動自在に設けられている。
【0004】また、このように移動自在に設けられたサ
イド規制部材を、中央基準でシートに画像を形成する画
像形成装置に備えられるシート積載装置に適用する場合
には、シートの両側端を規制するための左右一対の移動
可能なサイド規制部材が必要であり、それらのサイド規
制部材を別々に操作すると、操作性も悪くまた位置合わ
せも正確に行えないため、従来、左右のサイド規制部材
が互いに連動して移動するようにしたものが提案されて
いる。
【0005】例えば、特開平1−147337号公報に
は、左右のサイド規制部材にラックをそれぞれ設け、ラ
ックの間にピニオンを設けることにより、一方のサイド
規制部材の移動に連動して他方のサイド規制部材が移動
し、互いに接近または離間するような構成とした給紙カ
セットが開示されている。そして、この構成によれば、
種々のサイズのシートが常に中央を基準として積載支持
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のラックとピニオンとの構成により移動自在にサイド
規制部材を設けたシート積載装置では、部品点数が多い
ため組み付け性が悪く、また、サイド規制部材を滑らか
に移動させるためにはラックとピニオンとの係合部の歯
の加工を精度よくしなければならないためコストも高い
ものとなるという問題点があった。
【0007】本発明は、この問題点に鑑みてなされたも
ので、構成を簡略化し、組み付け性の向上及びコストに
低減が図れるシート積載装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、中央を基準と
してシートの幅方向の位置を規制するための一対のサイ
ド規制部材を連動させる連動機構を有するシート積載装
置において、シートを支持する給紙トレイに前記一対の
サイド規制部材をそれぞれシートの幅方向に移動自在に
設け、シートの給送方向に移動可能なスライド部材を設
け、前記サイド規制部材のシート幅方向の移動に応じて
前記スライド部材がシート給送方向前後に移動するよう
に連結する連結手段を設けたことを特徴とする。
【0009】本発明は、前記連結手段が前記サイド規制
部材に設けられたボスと、前記スライド部材に設けら
れ、前記ボスが係合して案内する案内溝とからなり、該
案内溝はシート給送方向に対して斜めに配置されている
ことを特徴とする。
【0010】本発明は、前記スライド部材が給紙トレイ
に形成されたリブと、該リブに係合するシート給送方向
に延びる案内溝とによりシート給送方向前後に移動可能
に支持され、前記リブが給送基準と一致していることを
特徴とする。
【0011】本発明は、前記スライド部材に給紙トレイ
の後端から突出可能な延長トレイ部を一体に設け、幅の
広いシートを支持する場合には、前記サイド規制部材の
外方への移動に応じて延長トレイ部が給紙トレイから突
出し、幅の狭いシートを支持する場合には、前記サイド
の内方への移動に応じて延長トレイ部が給紙トレイに引
っ込むようにしたことを特徴とする。
【0012】
【作用】上記構成によれば、一方のサイド規制部材をシ
ート幅方向に移動させると、連結手段を介してスライド
部材が移動し、その移動に基づいて他のサイド規制部材
がシート幅方向移動する。
【0013】連結手段をボスと案内溝との構成とする
と、構成を簡略化することができる。
【0014】スライド部材に延長トレイ部を一体に設け
ると、サイド規制部材と延長トレイ部とを別個に操作す
る必要がなく、サイド規制部材または延長トレイのいず
れかを操作するだけでシートの支持操作を行うことがで
きる。
【0015】
【実施例】図1は、本発明のシート積載装置を画像形成
装置であるレーザービームプリンタ1に装着した状態を
示したものである。まず、このプリンタ1の構成を概略
説明する。
【0016】シート積載装置2は装置本体の本体フレー
ム3に対して立てられた状態で取り付けられており、装
置本体側にはシート積載装置2に積載支持されているシ
ートSを分離して送り出すための給送手段としての給紙
ローラ4と摩擦分離手段としての分離パッド5とからな
る給送分離部が設けられている。シート積載装置2と前
記給送分離部との間にはシートSの先端を支持する圧板
6が設けられており、この圧板6は給紙ローラ4の回転
に連動する図示しないカムによって給送位置と待機位置
との間で揺動自在となっている。
【0017】給紙ローラ4は半月形状をしており、一回
転することにより給送位置に移動している圧板6上に積
載されているシートSの最上位に摺接してシートを送り
出し、分離パッド5との間でシートを一枚ずつ分離して
画像形成部Fに送る。なお、給紙ローラ4と同軸上に自
由に回転自在なアイドラコロ7が設けられている。
【0018】画像形成部Fには装置本体に着脱自在なプ
ロセスカートリッジ8が設けられており、このプロセス
カートリッジ8内には像担持体(感光ドラム)9、該像
担持体9の表面を帯電させる帯電手段10、像担持体9
にトナー像を形成する現像手段11、像担持体9の表面
に残留したトナーをクリーニングするためのクリーニン
グ手段12等が配置されている。また、画像形成部Fに
はプロセスカートリッジ8の像担持体9に対向して転写
手段13が設けられており、この転写手段13は像担持
体9に形成されたトナー像をシートに転写するためのも
のである。
【0019】プロセスカートリッジ8の下流側には定着
部14が設けられており、この定着部14は像担持体9
と転写手段13によってシートに転写された画像を定着
させるためのものである。
【0020】定着部14の下流にはシートの搬送方向を
切り換えるための切換手段15が設けられており、この
切換手段15は画像が定着されたシートを上方の排出ト
レイ16上か水平方向のいずれかに排出するように切り
換え可能に構成されている。
【0021】シート積載装置2と排出トレイ16との間
で且つプロセスカートリッジ8の上部にはスキャナ部1
7が設けられており、このスキャナ部17で画像信号に
応じて発生する画像光(レーザー光)がプロセスカート
リッジ8の像担持体9の表面に照射されて露光すること
によりトナー像が形成される。
【0022】次に、シート積載装置2の構成を図2及び
図3に基づいて説明する。図2はシート積載装置2の斜
視図を示し、図3は裏面図をそれぞれ示す。
【0023】シート積載装置2に設けられている給紙ト
レイ20には支持するシートSのサイズに応じてシート
の左右側端を規制するために移動自在なサイド規制手段
である一対のサイド規制部材21a,21bが設けられ
ている。また、給紙トレイ20には長サイズのシートの
長手方向の後端を支えるための延長トレイ20aが上方
に突出自在に取り付けられている。
【0024】図3に示すように、給紙トレイ20には積
載されるシートSの幅方向に延びる長穴22a,22b
が形成されており、サイド規制部材21a,21bには
この長穴22a,22bに係合するリブ23a,23b
がそれぞれ設けられていて、サイド規制部材21a,2
1bはリブ23a,23bが長穴22a,22bに案内
されることによりシートの幅方向(図3の左右方向)に
移動可能となっている。なお、サイド規制部材21a,
21bと給紙トレイ20との間に図示しない板ばね等の
付勢手段を設けて弱い負荷を発生させるようにするとサ
イド規制部材21a,21bのがたつきを防止すること
ができる。
【0025】また、サイド規制部材21a,21bには
給紙トレイ20の長穴22a,22bを挿通して給紙ト
レイ20の裏面側に突出するボス24a,24bが設け
られている。給紙トレイ20の裏面側には前記ボス24
a,24bが挿通する長穴25a,25bを有するスラ
イド部材26が設けられている。このスライド部材26
の長穴25a,25bはシートの幅方向に対して約4
5。の角度の方向に延びており、各長穴25a,25b
は上流側に向かうにしたがって互いに接近するように配
置されている。サイド規制部材21a,21bに設けら
れているボス24a,24bは給紙トレイ20及びスラ
イド部材26の各長穴を挿通してその先端に図示しない
クリップリングが取り付けられていて抜け止めが図られ
ている。なお、長穴25a,25bの向き及び角度はこ
れに限定されるものではなく、使用に応じて適宜設定す
ればよい。また、長穴25a,25bは貫通穴でなくと
も良く、ボス24a,24bを案内できる形状であれば
例えば溝形状であってもよい。
【0026】スライド部材26は中央部にシートの給送
方向に延びる長穴27が形成されており、この長穴27
に給紙トレイ20の裏面に形成されているリブ28が係
合することにより、スライド部材26はシートの給送方
向の前後に移動可能となっている。この給紙トレイ20
のリブ28は給紙トレイ20上のシートの給送基準と一
致しており、スライド部材26は基準に沿って移動可能
となっている。給紙トレイ20の裏面には前記リブ28
よりも低い補助リブ29が延長上に形成されており、こ
の補助リブ29にスライド部材26の前端及び後端にそ
れぞれ形成されているスライド溝30a,30bが係合
することにより、スライド部材26が回転等をすること
なく円滑にシートの給送方向前後にスライド移動が可能
となっている。
【0027】以上のように構成した連動機構により、左
右のサイド規制部材21a,21bがスライド部材26
を介して連結されて、一方のサイド規制部材の移動に連
動して他方のサイド規制部材が移動するようになる。
【0028】つぎに、給紙トレイ20の上部に設けられ
ている手差し部31について説明する。図2に示すよう
に、給紙トレイ20の上部にはシートの幅方向に延びる
手差しガイドレール32が取り付けられている。この手
差しガイドレール32の固定は、図4(b)に示すよう
に、給紙トレイ20に形成されている位置決め溝33及
び嵌合穴34に手差しガイドレール32の左右の脚部に
形成されているキー部35及びスナップフィット部36
をそれぞれ嵌合させることにより行われる。
【0029】また、手差しシートの側端を規制する手差
しガイド37a,37bは手差しガイドレール32にス
ナップフィット部38a,38bを嵌合させることによ
りシートの幅方向に移動自在に支持されている。これに
より、手差しガイド37a,37bを手差しガイド37
a,37bレール32に沿って移動させて手差しシート
の側端の位置決めを行うことができる。
【0030】この左右の手差しガイド37a,37bも
互いに連動するように構成されており、この連動機構は
上述した給紙トレイ20に設けられているサイド規制部
材21a,21bの連動機構と同じように構成してもよ
いが、手差しは使用頻度が少ないためより簡単な構造の
ベルト方式としてもよい。このベルト方式はマイラ等で
形成された無端状のベルトをシートの幅方向に回転可能
に掛け渡し、ベルトの異なる直線部分にそれぞれ手差し
ガイド37a,37bを取り付けることにより、一方の
手差しガイドを移動させるとベルトを介して他方の手差
しが移動し、手差しガイド37a,37bが互いに接近
または離間することができるようになっている。
【0031】なお、図4(a)に示すように、手差しガ
イド37a,37bに手差しされたシートの先端が給紙
ローラ4の上部に当接しないようにするために、給紙ト
レイ20のシートの支持面に対して手差しガイド37
a,37bによる手差しシートの支持面が角度αだけ先
端側が給紙トレイ20側に接近するように配置されてい
る。また、スキャナ部17からシート積載装置2側にガ
イド部17aが設けられており、シートが異常な動作に
より給紙ローラ4の上部側に送られようとしてもガイド
部17aにより確実に給紙ローラ4と分離パッド5との
間に送られるため、シートにダメージを与えたりジャム
を発生したりすることを防止することができる。
【0032】つづいて、シート積載装置2の画像形成装
置の装置本体の本体フレーム3への組み付け構造につい
て説明する。
【0033】図2及び図4に示すように、シート積載装
置2と本体フレーム3との位置決めは次のようにして行
われる。シート積載装置2の下端両側に形成されている
円弧状溝39a,39bと本体フレーム3に設けられて
いるボス部40(片側のみ図示)とを合わせることによ
り上下方向(シートの給送方向)の位置決めが行われ、
シート積載装置2に中央に形成されているリブ41を本
体フレーム3の中央に形成されているキー溝42(図3
に図示)に差し込むことによりシートの幅方向(シート
の給送方向と直交する方向)の位置決めが行われ、さら
に、シート積載装置2の裏面の両端に形成されているリ
ブ43a,43bを本体フレーム3の傾斜面44に当接
させることにより回転方向の位置決めが行われる。この
ような位置決めの構成は、シート積載装置2に設けられ
ている構成を本体フレーム3に設け、本体フレーム3に
設けられている構成をシート積載装置2に設けてもよ
い。
【0034】また、シート積載装置2の本体フレーム3
からの抜け止めは、シート積載装置2の下端両側に設け
られた弾性変形可能なボス部45a,45bを本体フレ
ーム3に形成された係合穴46に嵌合させることにより
行われ、軽度の衝撃では外れないように対処されてい
る。
【0035】ここで、シートの幅方向の位置決めを行う
ためのリブ41はスライド部材26をガイドするリブ2
8と同一延長線上に設けられていて、給紙トレイ20上
のシートの給送基準と一致しており、本体フレーム3の
キー溝42がシートの給送基準と一致した位置に配置さ
れているため、シート積載装置2が本体フレーム3に組
み付けられた状態で、本体装置側のシート給送基準と給
紙トレイ20のシート給送基準とが一致する。
【0036】また、サイド規制部材21a,21bの間
の距離lは、{(最小サイズのシート幅)−(数m
m)}≦l≦{(最大サイズのシート幅)+(数m
m)}となるように、給紙トレイ20の長穴22a,2
2b及びスライド部材26の長穴27の長さを適宜設定
している。
【0037】以上の構成に係るシート積載装置2の作用
を説明する。
【0038】図3において、幅の狭いシートをセットし
たときにサイド規制部材21a,21bのいずれか一方
を内側に寄せると、スライド部材26を介して他方のサ
イド規制部材21a,21bも内側に寄せられる。すな
わち、図3において、一方のサイド規制部材21aを矢
印A1 方向に移動させると、サイド規制部材21aのボ
ス24aが長穴25aを介してスライド部材26をリブ
28に沿って図中下方へ押し下げ、このスライド部材2
6の移動により長穴25bに係合しているボス部24b
によってサイド規制部材21bがA2 方向に移動され
て、サイド規制部材21a,21bは互いに接近する方
向に移動する。
【0039】また、逆に幅の広いシートをセットする場
合には、サイド規制部材21aを図中B1 方向に移動さ
せると、スライド部材26が図中上方へ移動しサイド規
制部材21bがB2 方向へ移動されて、サイド規制部材
21a,21bは互いに離間する方向に移動する。
【0040】なお、一方のサイド規制部材21aでなく
他方のサイド規制部材21bを持って操作しても同じ動
作が行われる。
【0041】実際にシートをセットする際には、シート
を給紙トレイ20上に載せて支持させた後にサイド規制
部材21a,21bのいずれかをもって幅方向に繰り返
し移動させることによりシート束をさばいて整列性を整
えることにより適正な印字精度を確保することができ
る。
【0042】このように構成することにより、従来のラ
ックとピニオンとで構成されたサイド規制部材の連動機
構よりも構成を簡略化することができ、さらに、精密な
加工精度も必要なくなる。
【0043】次に手差し部31の作用について説明す
る。
【0044】前記手差しガイド37a,37bは前述し
たように、手差しガイドレール32に沿ってシートSの
幅方向に移動自在に支持されていて、一方の手差しガイ
ド37aを移動させると他方の手差しガイド37bも連
動して移動し、種々のサイズのシートの位置決めに対応
できるようになっている。
【0045】この手差しガイド37a,37bは給紙ト
レイ20に設けられているサイド規制部材21a,21
bの移動とは全く関係なく手差しシートの幅方向の位置
決めを行うことができるため、給紙トレイ20上に積載
されているシートSのサイズに関係なく種々のサイズの
シートを手差しにより供給することができる。さらに、
手差しガイド37a,37bでは複数枚のシートを束に
してセットし連続的に画像形成部Fに送ることができる
ため、給紙トレイ20上のシートを交換しなくても給紙
トレイ20に支持されているシートと異なるサイズのシ
ートに連続して画像形成を行うことができる。この場
合、手差しガイド37a,37bにセットされたシート
が優先して給送されるため、画像形成されてるシートが
目視によって容易に分かり使い勝手が良くなる。
【0046】以上説明したように、シート積載装置2は
給紙トレイ20と手差しガイド部31とから1つのユニ
ットを構成しており、上述したように、適度な嵌合力に
より本体フレーム3に着脱自在に組み付けられている。
したがって、製品輸送時に外すことにより梱包サイズを
小さくすることができ搬送効率を向上させることがで
き、また、手差し1枚ずつのみしか使用しないユーザー
への対応も行える。
【0047】図5は他の実施例を示すものである。この
実施例は、前記実施例において長サイズのシートの長手
方向の後端を支えるために後方に突出自在に取り付けら
れている延長トレイをスライド部材に一体に設けたもの
である。したがって、前記実施例と同一または相当する
部材については詳細な説明を省略する。
【0048】スライド部材50の延長トレイ部50aは
サイド規制部材21a,21bの規制位置に応じて給紙
トレイ20の上端から引っ込みまたは突出するようにな
っている。一般的に使用されているシートでは幅寸法と
長さ寸法とは比例的な関係があるため、幅広のシートを
支持する場合には、サイド規制部材21a,21bを外
側に移動させることによりスライド部材50が図中上方
に移動し延長トレイ部50aが給紙トレイ20の上端か
ら突出してシートの長手方後端部を支持することがで
き、幅の狭いシートを支持する場合には、サイド規制部
材21a,21bを内側に移動させることによりスライ
ド部材50が図中下方に移動し延長トレイ部50aを給
紙トレイ20に引っ込ませることにより邪魔にならない
ようにすることができる。
【0049】なお、延長トレイ部50aの先端には把手
部50bが形成されており、この把手部50bをもって
延長トレイ部50aを移動させることによりスライド部
材50を介してサイド規制部材21a,21bを移動さ
せてシートの幅方向の位置決めを行うこともできる。
【0050】このように、サイド規制部材21a,21
bの位置に応じて自動的に延長トレイ部50aが移動す
るため操作性が向上すると共に、延長トレイ部50aを
移動させることによりサイド規制部材21a,21bを
移動させることもできるため使い勝手がよいものとな
る。
【0051】なお、本実施例では、トレイ形式のシート
積載装置に本発明を適用した例を示したが、給紙カセッ
トのようなシート積載装置に適用してもよい。また、プ
リンタに備えたシート積載装置に適用した例を示した
が、複写機やファクシミリ装置における複写するための
シートを積載する給紙カセット及びマルチ給紙トレイや
読み取り部に送る原稿を積載する原稿台などに適用して
もよい。
【0052】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、一方のサイ
ド規制部材をシート幅方向に移動させると、連結手段を
介してスライド部材が移動し、その移動に基づいて他の
サイド規制部材がシート幅方向移動するように構成した
ため、構造が簡略化することができ、組み付け性の向上
及びコストの低減が図れる。
【0053】連結手段をボスと案内溝との構成とする
と、さらに構成を簡略化することができて一層のコスト
の低減が図れる。
【0054】スライド部材に延長トレイ部を一体に設け
ると、サイド規制部材と延長トレイ部とを別個に操作す
る必要がなく、サイド規制部材または延長トレイのいず
れかを操作するだけでシートの支持操作を行うことがで
きるため、操作性が向上し使い易い装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート積載装置を組み付けたプリンタ
の一例を示す全体縦断面図
【図2】図1に示したシート積載装置の斜視図
【図3】図1に示したシート積載装置の裏面図
【図4】図1におけるシート積載装置と装置本体との組
み付け状態を示す図
【図5】シート積載装置の他の実施例を示す裏面図
【符号の説明】
20 給紙トレイ 21a,21b サイド規制部材 24a,24b ボス 25a,25b 長穴(案内溝) 26 スライド部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 浜田 達雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 五藤 宏史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 磯 利光 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 松尾 佳広 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央を基準としてシートの幅方向の位置
    を規制するための一対のサイド規制部材を連動させる連
    動機構を有するシート積載装置において、 シートを支持する給紙トレイに前記一対のサイド規制部
    材をそれぞれシートの幅方向に移動自在に設け、シート
    の給送方向に移動可能なスライド部材を設け、前記サイ
    ド規制部材のシート幅方向の移動に応じて前記スライド
    部材がシート給送方向前後に移動するように連結する連
    結手段を設けたことを特徴とするシート積載装置。
  2. 【請求項2】 前記連結手段は前記サイド規制部材に設
    けられたボスと、前記スライド部材に設けられ、前記ボ
    スが係合して案内する案内溝とからなり、該案内溝はシ
    ート給送方向に対して斜めに配置されていることを特徴
    とする請求項1に記載のシート積載装置。
  3. 【請求項3】 前記スライド部材は給紙トレイに形成さ
    れたリブと、該リブに係合するシート給送方向に延びる
    案内溝とによりシート給送方向前後に移動可能に支持さ
    れ、前記リブが給送基準と一致していることを特徴とす
    る請求項1に記載のシート積載装置。
  4. 【請求項4】 前記スライド部材に給紙トレイの後端か
    ら突出可能な延長トレイ部を一体に設け、幅の広いシー
    トを支持する場合には、前記サイド規制部材の外方への
    移動に応じて延長トレイ部が給紙トレイから突出し、幅
    の狭いシートを支持する場合には、前記サイドの内方へ
    の移動に応じて延長トレイ部が給紙トレイに引っ込むよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載のシート積載
    装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1乃至4のいずれか1項に記
    載のシート積載装置と、 前記シート積載装置に支持されているシートを送り出す
    シート給送手段と、 前記シート給送手段により送り出されたシートに画像を
    形成する画像形成手段と、を備えたことを特徴とする画
    像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記シート積載装置が画像形成装置の装
    置本体に着脱自在であり、シート積載装置または装置本
    体のいずれか一方の給送基準位置に設けたリブと、他方
    の給送基準位置に設けられた溝とを係合させることによ
    り、給送基準位置を一致させて取り付けることを特徴と
    する請求項5に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007076842A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Brother Ind Ltd 原稿保持トレイ、原稿搬送装置、および画像読取装置
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