JPH04125242A

JPH04125242A - 両面印刷装置における記録用紙搬送機構

Info

Publication number: JPH04125242A
Application number: JP24591690A
Authority: JP
Inventors: Hisaaki Ono; 大野　寿明; Masahiko Takeshita; 竹下　誠彦; Shigeru Sawada; 澤田　繁
Original assignee: Seiko Epson Corp
Current assignee: Seiko Epson Corp
Priority date: 1990-09-14
Filing date: 1990-09-14
Publication date: 1992-04-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、記録用紙の表面と裏面に印刷を行なうページ
プリンタの記録用紙搬送機構に関する。

（従来の技術）電子写真方式を用いたページプリンタは、記録画像の品
質が極めて高いため、小規模な刊行物の発行に用いられ
、このため記録用紙の表面と裏面への印刷、つまり両面
印刷が可能なように構成されている。

このような両面印刷が可能なページプリンタは、例えば
特願平１−５４２３５号に示されるように、印刷装置本
体の上部に記録用紙をストックするスタッカを備え、ま
た上下方向に設定された印刷経路にゲートローラ、感光
体ドラム、転写ユニット、定着ユニットが配置され、ざ
らに定着ユニットの下方には記録用紙の排出方向を選択
する排紙ガイド板が設けられている。

一方、筐体には裏面印刷用記録用紙搬送路が設けられで
いて、表面側の印刷が終了した記録用紙を排紙ガイド板
から受取ってこの搬送路を介して上部に移動させ、上端
で記録用紙をスイッチバックさせることにより、記録紙
の裏面側を感光体ドラムに向けさせて再び印刷経路を移
動させるように構成されでいる。

ところで、通常印桐装置は記録用紙のセツティングの便
を考えて、記録用紙の中心を印刷可能幅の中心に合わせ
るセンター基準が採用されでいるにのため、表面の印刷
時には記録用紙はスタッカにより規制されて設定された
印刷経路を通過するものの、裏面印刷時には排紙ガイド
板、裏面印刷用記録用紙搬送路という長い経路を移動す
る関係上、再び印刷経路に挿入される時点では、センタ
ー基準からずれた状態となっていて、左右の余白が表面
のものと異なってしまうという不都合があった。

もとより、このような問題を解消するためには裏面印刷
用記録用紙搬送路に、記録用紙の両側を案内するガイド
部材を設けることも考えられるか、用紙のサイズが変わ
るたびにガイド部材の位Ｍを調整する作業が必要となっ
て操作性が低下するという問題がある。

（発明が解決しようとする課題〕本発明はこのような問題に鑑みてなされたちのであって
、その目的とするところは、操作性を阻害することなく
、裏面印刷時における記録用紙の移＠路を規制すること
ができる記録用紙搬送機構ｔａ供することにある。

（課題を解決するための手段）このような問題を解決するために本発明においては、上
下方向に設定された印刷経路に感光体トラムを含む画像
記録手段を配置し、一方の面に印刷された記録用紙を上
下方向に延びる裏面印刷用記録用紙搬送路を経由させて
上部に引出してスイッチバックにより再び前記印刷経路
に挿入する両面印刷装置において、前記裏面印刷用記録
用紙搬送路を構成する板材に、一側を基準とするように
上下方向に延びる規制部材を設けるとともに、上方が前
記規制部材側に傾斜した記録用紙案内手段を設けるよう
にした。

（発明の作用）センター基準により表面が印刷された記録用紙は、排紙
案内板により裏面印刷用記録用紙搬送路に引渡され、搬
送路を形成する板材の斜め記録用紙案内手段により一方
向に傾きながら上方に移動する。

このようｌこして記録用紙の一方の側面が規制部材に接
触すると、記録用紙は、この規制部材の方向に沿って上
方に移動し、スイッチバックされて再び印刷経路に挿入
される。もとより、記録用紙は、規制部材により左端が
一定位置に合わされているから、センター基準の場合と
の差分を考慮して印刷を行なうことにより左右の余白に
バラツキのない印刷結果を得ることができる。

（実施例）そこで、以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づい
て説明する。

第１図は本発明の一英施例を示すものであって、図中符
号１は印刷装置本体２の上部（こ設けられた給紙装置で
、この実施例においては２種類のサイズの記録用紙をス
トックするスタッカ３．５と、これらスタッカ３．５が
ら印刷用紙を１枚ずつ取出すピックアップローラ７．９
が設けられており、排紙口１１から印刷経路の給紙口１
３に記録用紙を排出するように構成されている。

給紙口１３の下方には記録用紙が所定の位置にセットさ
れたことを検出する用紙検出器１５が配置され、これの
下方に記録用紙の先端を所定の姿勢に位雷決めした後、
後述する印刷機構に送出すゲートローラ］７、］７が配
設されている。ゲートローラ］７、］７の下方には図中
矢印へ方向、つまり記録用紙を下方に移動させる方向に
回転し、かつ光ど−ム制御機構２１からの光ビームの書
込みを受ける感光体ドラム２３が配置されでいる。感光
体ドラム２３の周囲には、帯電ユニット２５、現像ユニ
ット２７のトナースリーブ２９、転写ユニット３］、ク
リーニングユニット３３、イレーサユニット３５が配置
されている。

感光体ドラム２３の下方（こは記録用紙１こ転写された
トナーを熱溶着させる定着ユニ・ント３７が配置され、
前述の感光体ドラム２３、これの周囲に配置された各ユ
ニット２５．２７．３］とともに印刷機構を構成してい
る。

定着ユニット３７の下方には、排紙案内板３９が配置さ
れ、これの排出口３９ａ側には、ここを中心に回動する
切換案内板４１が設けられていて、定着ユニット３７か
らの記録用紙を排紙ローラ４３か、後述する裏面印刷用
記録用紙搬送路４５のいずれかに案内するようになって
いる。

４５は、前述の裏面印刷用記録用紙搬送路で、前後方向
、つまり記録用紙の厚み方向に一定の間隙、つまり記録
用紙を上方にスムーズに移動させることができる程度の
間隙を設けて２枚の板材４６．４７を向い合わせにして
構成されている。

一方の板材４６は、第２図に示したように一方の側部、
例えば左側に垂直に延びる規制部材４８が設けられ、記
録用紙案内面には上端が規制部材４８に傾斜した凸条体
４９．４９．４９・・・・が形成されている。

６０．６］は、裏面印刷用記録用紙搬送路の上端に設け
られた記録用紙引出ローラで、裏面印刷用記録用紙搬送
路を登ってきた記録用紙を受取って、上方に引出し、所
定位置までに引出した段階で反転してスイッチバックに
より記録用紙を印刷経路の記録用紙挿入口１３に再挿入
するものである。なお図中符号５７は、記録用紙の再挿
入時に記録用紙を挿入口１３に案内する記録用紙流路切
換部材を、また５９は、記録用紙の後端が流路切換部材
を通過したことを検出するセンサーをそれぞれ示す。

この実施例において、印刷指令か出力されると、スタッ
カ３．５に蓄えられている記録用紙はピックアップロー
ラ７．９により排紙口１１に９出され、次いで給紙口］
３に挿入され、先端をゲートローラ１７．１７に係止さ
れる。この状態でざらに引出されると、記録用紙が湾曲
して用紙検出器１５から信号が出力する。ゲートローラ
１７．１７は用紙検出器１５からの信号により感光体ド
ラム２３０回転に同期して回転し、記録用紙を印刷経路
に送出す、−万感光体ドラム２３は、印刷データにより
変調を受けたレーザービムにより潜像を形成され、次い
で現像ユニット２７によりトナー像に変換されて記録用
紙に接する。感光体ドラム２３表面のトナー像は、゛転
写ユニット３１により記録用紙に転写され、記録用紙の
移動によって定着ユニット３７に入り、ここで熱溶着た
受けて記録用紙に定＠される。トナー像を定＠された記
録用紙は、定着紙案内３９、及び切換案内板４１にガイ
ドされて、切換案内板４］により選択されている側に排
出される。

すなわち、切換案内板４１が排紙ローラ４３側に設定さ
れていると、記録用紙は排紙ローラ４３から外部に排出
され、印刷面を下方とするフェイスダウン状態でトレー
６３に収容される。

一方、切換案内板４１が上方に回動されて裏面印刷用記
録用紙搬送路４５に設定されていると、記録用紙Ｐは裏
面印刷用記録用紙搬送路４５に進入し、定着ユニット３
７、及び下端のローラ５３に押されながら搬送路４５を
登る（第３図工）、この移動の過程で、記録用紙Ｐは、
搬送路４５を形成している板体４６の凸条体４９．４９
．４９−・・に接触して、凸条体４９．４９．４９が傾
斜している方向に抵抗を受けて、規制部材４８に傾ぐよ
うにして上昇する（■）、このようにして、記録用紙Ｐ
は、その一側部が規制部材４８に接触すると、斜めの移
１７Ｉを停止し今度は規制部材４８の延びる方向に平行
に移動する（ＩＩＩ）。

このようにして、記録用紙の上端が引出ローラ６０．６
１に到達すると、引出ローラ６０．６１は、記録用紙を
上方に引出し、記録用紙の下端が流路切換部材５７を通
過した時点で反転して記録用紙を引下ろす。これにより
、記録用紙は、裏面印刷記録用紙搬送路の規制部材４８
により位置決めされた状態で、印刷経路に進入する。用
紙検出器１５がら信号か出力した時点で、ゲートローラ
］７．１７を回転させて記録用紙を感光体ドラム２３に
送り込む一方、センター基準と左端基準との距離へしに
相当するスペースを見込んで感光体ドラム２３に印刷デ
ータを出力することにより、記録用紙は所定位置に保持
されているから、表面の余白と一致した余白が形成され
ることになる。

定着ユニット３７を出た記録用紙は、切換案内板４１に
案内されて排紙ローラ４３がらトレー６３に排出される
。

なあ、この実施例においては裏面印刷用記録用紙搬送路
を構成する板材に凸条体を形成して規制部材に移動させ
ているが、第４図に示したように上端が規制部材４８側
に傾斜するように帯状に植毛した凸条体６５．６５．６
５・・・・を設けたり、また第５図に示したように軸方
向への滑りが可能なローラ６７を、その軸６９を規制部
材側に傾けて配置し、これを駆動源により回転させても
同様の作用を奏することは明らかである。

また、この実施例においでは、表面側の印刷をセンター
基準により行なう場合に例を採って説明したが、側端を
基準とするものに適用しても同様の作用を奏することは
明らかである。

（発明の効果）以上、説明したように本発明においては、上下方向に設
定された印刷経路に感光体ドラムを含む画像記録手段を
配冒し、一方の面に印刷された記録用紙を上下方向に延
びる裏面印刷用記録用紙搬送路を経由させて上部に引出
してスイッチバックにより再び前記印刷経路に挿入する
両面印刷装置においで、裏面印刷用記録用紙搬送路を構
成する板材に、一側を基準とするように上下方向に延び
る規制部材を設けるとともに、上方か規制部材側に傾斜
した記録用紙案内手段を設けたので、裏面印吊］時にお
ける記録用紙を、そのサイズに係りなく一方向に規制し
て引出ローラまで搬送することができ、裏面に対しても
常に一定のフォーマットでの印刷が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す装置の断面図、第２図
は同上装置における裏面印刷用記録用紙搬送路を構成す
る板材の一実施例を示す正面図、第３図（Ｉ）乃至（Ｉ
ＩＩ）はそれぞれ同上装置の動作を示す説明図、第４．
５図は本発明の他の実施例を示す裏面印刷用記録用紙搬
送路を構成する板材の正面図である。１・・・給紙装置　　　　　　　３．５・・・スタッカ
７．９・・・引出しローラ　　　］３・・・給紙口１５
・・・用紙検出器２１・・・光ビーム制御機構　　２３・・・感光体ドラ
ム７・・・定着ユニット５・・・裏面印刷用記録用紙搬送路７・・・記録用紙流路切換部材９・・・用紙検出器 ○、６１・・・引出しローラ出願人　セイコーエプソン株式会社代理人　弁理士　木　村　勝　彦同　西用慶治第図（Ｉ）第図第図（ｍ）第図第図

Claims

【特許請求の範囲】

上下方向に設定された印刷経路に感光体ドラムを含む画
像記録手段を配置し、一方の面に印刷された記録用紙を
上下方向に延びる裏面印刷用記録用紙搬送路を経由させ
て上部に引出してスイッチバックにより再び前記印刷経
路に挿入する両面印刷装置において、前記裏面印刷用記
録用紙搬送路を構成する板材に、一側を基準とするよう
に上下方向に延びる規制部材を設けるとともに、上方が
前記規制部材側に傾斜した記録用紙案内手段を設けてな
る両面印刷装置における記録用紙搬送機構。