JPH07290218A - ローラーエプロンのロール脱着装置 - Google Patents
ローラーエプロンのロール脱着装置Info
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- JPH07290218A JPH07290218A JP9201494A JP9201494A JPH07290218A JP H07290218 A JPH07290218 A JP H07290218A JP 9201494 A JP9201494 A JP 9201494A JP 9201494 A JP9201494 A JP 9201494A JP H07290218 A JPH07290218 A JP H07290218A
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- roll
- bearing
- arm
- detaching
- apron
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Abstract
(57)【要約】
【目的】安全かつ効率よく、ローラーエプロン内のロー
ルの取り付け、取り外しが出来るようにすることを目的
としている。 【構成】鞘フォーク1の先端部側上面にそれぞれ一対の
ロール受座3が設けられている。上記一対のロール受座
3を挟んで対向する位置に、一対の軸受回転保持ストッ
パ4が設けられている。各軸受回転保持ストッパ4は、
シャフト5と、旋回アームを構成する旋回プレート6
と、スライド部材を構成するスライドプレート7とから
構成されている。上記シャフト5の張出し部は吊り手5
aを構成している。
ルの取り付け、取り外しが出来るようにすることを目的
としている。 【構成】鞘フォーク1の先端部側上面にそれぞれ一対の
ロール受座3が設けられている。上記一対のロール受座
3を挟んで対向する位置に、一対の軸受回転保持ストッ
パ4が設けられている。各軸受回転保持ストッパ4は、
シャフト5と、旋回アームを構成する旋回プレート6
と、スライド部材を構成するスライドプレート7とから
構成されている。上記シャフト5の張出し部は吊り手5
aを構成している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続鋳造設備における
ローラーエプロンを補修する装置に係り、該ローラーエ
プロン本体のフレームに固定されているロールを、該ロ
ーラーエプロン本体から脱着する際に使用されるローラ
ーエプロンのロール脱着装置に関するものである。
ローラーエプロンを補修する装置に係り、該ローラーエ
プロン本体のフレームに固定されているロールを、該ロ
ーラーエプロン本体から脱着する際に使用されるローラ
ーエプロンのロール脱着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、連続鋳造設備では、定期的に設
備をオフラインにしてその構成部材を取出し補修する必
要がある。特に、ローラーエプロンは、設置台数が多い
こともあって多大な補修工数を要している。各ローラー
エプロンは、図12に示すように、上下に所定間隔あけ
て対向した一対のエプロン本体52が複数の支柱によっ
て連結され、各エプロン本体52には、それぞれ他方の
エプロン本体52と対向する面に、複数個のロール53
がそれぞれ回転自在に軸着されている。その複数のロー
ル53は、エプロン本体52の延在方向に並んでいる。
備をオフラインにしてその構成部材を取出し補修する必
要がある。特に、ローラーエプロンは、設置台数が多い
こともあって多大な補修工数を要している。各ローラー
エプロンは、図12に示すように、上下に所定間隔あけ
て対向した一対のエプロン本体52が複数の支柱によっ
て連結され、各エプロン本体52には、それぞれ他方の
エプロン本体52と対向する面に、複数個のロール53
がそれぞれ回転自在に軸着されている。その複数のロー
ル53は、エプロン本体52の延在方向に並んでいる。
【0003】各ロール53の端部には軸受が設けられて
いて、各ロール53のエプロン本体52への取付けは、
上記軸受の取付け部54の座面をエプロン本体52のフ
レームに上下方向から当接させボルトで締結することに
よって実施されている。従来、上記のようなローラーエ
プロンを補修するために、該ローラーエプロン内からロ
ール53を取り外す際には、天井に敷設された天井クレ
ーンから図12に示すように、ワイヤ50で吊られたフ
ック51を降ろし、そのフック51を、上側のエプロン
本体52におけるフレーム間の所定の隙間からローラー
エプロン内に入れ、対象とするロール53にロープ等の
吊り具を使用して玉掛を実施する。続けて、ボルトを外
してローラーエプロンからロール53を外した後、該ロ
ール53を、上記上側のエプロン本体52におけるフレ
ーム間の所定の隙間を介して上方に吊り上げ、該天井ク
レーンによって所定の位置まで搬送していた。
いて、各ロール53のエプロン本体52への取付けは、
上記軸受の取付け部54の座面をエプロン本体52のフ
レームに上下方向から当接させボルトで締結することに
よって実施されている。従来、上記のようなローラーエ
プロンを補修するために、該ローラーエプロン内からロ
ール53を取り外す際には、天井に敷設された天井クレ
ーンから図12に示すように、ワイヤ50で吊られたフ
ック51を降ろし、そのフック51を、上側のエプロン
本体52におけるフレーム間の所定の隙間からローラー
エプロン内に入れ、対象とするロール53にロープ等の
吊り具を使用して玉掛を実施する。続けて、ボルトを外
してローラーエプロンからロール53を外した後、該ロ
ール53を、上記上側のエプロン本体52におけるフレ
ーム間の所定の隙間を介して上方に吊り上げ、該天井ク
レーンによって所定の位置まで搬送していた。
【0004】また、ロール53をローラーエプロンに取
り付けるときには、上記作業を逆に実施することで実施
されていた。
り付けるときには、上記作業を逆に実施することで実施
されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、ローラ
ーエプロンからロール53を脱着する装置として天井ク
レーンを利用しているが、天井から吊り降ろしたフック
51を、上側のエプロン本体52を構成するフレーム間
におけるロール53が通過可能な隙間に誘導してローラ
ーエプロン内に降ろし、さらに、吊り込むロール53も
上記ロール53が通過可能な隙間に誘導してローラーエ
プロンの上方に吊り込む必要があるため、作業工数が掛
かると共に作業性が悪く、しかも、天井クレーンを運転
する運転者、玉掛合図者、及び玉掛補助者の最低3名の
作業者が必要となる。
ーエプロンからロール53を脱着する装置として天井ク
レーンを利用しているが、天井から吊り降ろしたフック
51を、上側のエプロン本体52を構成するフレーム間
におけるロール53が通過可能な隙間に誘導してローラ
ーエプロン内に降ろし、さらに、吊り込むロール53も
上記ロール53が通過可能な隙間に誘導してローラーエ
プロンの上方に吊り込む必要があるため、作業工数が掛
かると共に作業性が悪く、しかも、天井クレーンを運転
する運転者、玉掛合図者、及び玉掛補助者の最低3名の
作業者が必要となる。
【0006】また、ロープ等によってフック51にロー
ル53を玉掛する方法も煩雑であるし、運搬ルートも天
井クレーンのレール配設方向によって限定されてしま
う。さらに、天井から吊られた状態でロール53が搬送
されるので安全上にも問題がある。また、ロール53を
エプロン本体52に取り付ける際にも、一人の作業員が
取付け位置にロール53を位置決めして拘束した状態を
保持している間に、別の作業員が、軸受をエプロン本体
52に取付ける必要があり、安全上や作業効率に問題が
ある。
ル53を玉掛する方法も煩雑であるし、運搬ルートも天
井クレーンのレール配設方向によって限定されてしま
う。さらに、天井から吊られた状態でロール53が搬送
されるので安全上にも問題がある。また、ロール53を
エプロン本体52に取り付ける際にも、一人の作業員が
取付け位置にロール53を位置決めして拘束した状態を
保持している間に、別の作業員が、軸受をエプロン本体
52に取付ける必要があり、安全上や作業効率に問題が
ある。
【0007】特に、ロール53の端部に設けられている
軸受の取付け座面は、その自重によって下方に向いてい
るので、上側のエプロン本体52にロール53を取付け
る際には、一人の作業者がロール53を取付け位置に拘
束させた状態したまま、別の作業者が、軸受の取付け座
面を上方に向くように回転させてからボルト止めする必
要がある。
軸受の取付け座面は、その自重によって下方に向いてい
るので、上側のエプロン本体52にロール53を取付け
る際には、一人の作業者がロール53を取付け位置に拘
束させた状態したまま、別の作業者が、軸受の取付け座
面を上方に向くように回転させてからボルト止めする必
要がある。
【0008】この発明は、上記のような問題点に着目し
てなされたもので、安全かつ効率よく、ローラーエプロ
ン内のロールの取り付け、取り外しが出来るようにする
ことを目的としている。
てなされたもので、安全かつ効率よく、ローラーエプロ
ン内のロールの取り付け、取り外しが出来るようにする
ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のローラーエプロンのロール脱着装置は、フ
ォークリフトのフォークへ着脱可能に取り付けられて水
平に延びるロール脱着アームと、そのロール脱着アーム
上面に設けられてロールを載置可能なロール受座と、ロ
ール脱着アームに設けられて、上記ロール受座にロール
を載置した際における当該ロール端部の軸受の回転を拘
束する軸受回転保持ストッパと、上記ロール脱着アーム
に設けられて吊り具を掛止可能な吊り手と、を備えてい
ることを特徴としている。
に、本発明のローラーエプロンのロール脱着装置は、フ
ォークリフトのフォークへ着脱可能に取り付けられて水
平に延びるロール脱着アームと、そのロール脱着アーム
上面に設けられてロールを載置可能なロール受座と、ロ
ール脱着アームに設けられて、上記ロール受座にロール
を載置した際における当該ロール端部の軸受の回転を拘
束する軸受回転保持ストッパと、上記ロール脱着アーム
に設けられて吊り具を掛止可能な吊り手と、を備えてい
ることを特徴としている。
【0010】このとき、請求項2に記載されているよう
に、ロール端部に設けられた軸受の側面に突起部がある
ローラーエプロンにおいて、上記軸受回転保持ストッパ
は、ロール脱着アームに対して上下方向へ旋回可能に軸
支され、上方に旋回させることで載置されたロール側面
に接近可能な旋回アームと、載置されるロール軸と平行
な方向にのみスライド可能に上記旋回アームに支持され
るスライド部材と、上記スライド部材の先端部に形成さ
れて上記軸受の突起部側面に上下方向から挟み込むよう
にして係合可能な切欠き部と、を備えていることを特徴
とするとよい。。
に、ロール端部に設けられた軸受の側面に突起部がある
ローラーエプロンにおいて、上記軸受回転保持ストッパ
は、ロール脱着アームに対して上下方向へ旋回可能に軸
支され、上方に旋回させることで載置されたロール側面
に接近可能な旋回アームと、載置されるロール軸と平行
な方向にのみスライド可能に上記旋回アームに支持され
るスライド部材と、上記スライド部材の先端部に形成さ
れて上記軸受の突起部側面に上下方向から挟み込むよう
にして係合可能な切欠き部と、を備えていることを特徴
とするとよい。。
【0011】また、上記軸受回転保持ストッパは、例え
ば、請求項3に記載されているように、上記軸受回転保
持ストッパは、ロール脱着アームに対して上下方向へ旋
回可能に軸支され、載置するロールを挟んで対向配置さ
れた一対の旋回アームと、上記各旋回アームの先端部に
連続して、それぞれ載置されるロール軸と平行に且つ該
ロールの端部方向に突出する係止部と、を備えているこ
とを特徴とするとよい。
ば、請求項3に記載されているように、上記軸受回転保
持ストッパは、ロール脱着アームに対して上下方向へ旋
回可能に軸支され、載置するロールを挟んで対向配置さ
れた一対の旋回アームと、上記各旋回アームの先端部に
連続して、それぞれ載置されるロール軸と平行に且つ該
ロールの端部方向に突出する係止部と、を備えているこ
とを特徴とするとよい。
【0012】
【作用】ローラーエプロン内に上側のロールを取り付け
る場合には、ロール脱着アームのロール受座の上に取り
付けるロールを載置すると共に、そのロールの端部に設
けられた軸受に対して、その軸受の取付け座面を上方に
向くように回転させ、その状態に軸受回転保持ストッパ
で拘束する。
る場合には、ロール脱着アームのロール受座の上に取り
付けるロールを載置すると共に、そのロールの端部に設
けられた軸受に対して、その軸受の取付け座面を上方に
向くように回転させ、その状態に軸受回転保持ストッパ
で拘束する。
【0013】これによって、ロールが、ロール脱着装置
を介してフォークへ揺動を規制された状態で支持される
と共に、軸受が、取付け座面を上方に向けた状態で保持
される。そのまま、上記ロール脱着アームを、フォーク
リフトによって、ローラーエプロン内に搬送し、続け
て、載置されているロールを、ローラーエプロン内の取
付け位置の下方に運び、そのまま、上昇させて、上方に
向いた軸受の取付け座面を上側のエプロン本体における
取付け部に当接する。
を介してフォークへ揺動を規制された状態で支持される
と共に、軸受が、取付け座面を上方に向けた状態で保持
される。そのまま、上記ロール脱着アームを、フォーク
リフトによって、ローラーエプロン内に搬送し、続け
て、載置されているロールを、ローラーエプロン内の取
付け位置の下方に運び、そのまま、上昇させて、上方に
向いた軸受の取付け座面を上側のエプロン本体における
取付け部に当接する。
【0014】その状態で、軸受の取付け部を上側のエプ
ロン本体にボルト止めして一個のロールが取り付けられ
る。上記のように、軸受回転保持ストッパで軸受の取付
け座面を予め上方に向けた状態で移動し、そのままエプ
ロン本体と取付け面に当接させてボルト止めすることで
取付けられる。この間、作業員がロールを支持する必要
がない。
ロン本体にボルト止めして一個のロールが取り付けられ
る。上記のように、軸受回転保持ストッパで軸受の取付
け座面を予め上方に向けた状態で移動し、そのままエプ
ロン本体と取付け面に当接させてボルト止めすることで
取付けられる。この間、作業員がロールを支持する必要
がない。
【0015】また、ロールの搬送は、フォークリフトに
よって実施されるので、搬送ルートの自由度が向上し、
また、天井から吊るした状態で移動しないので、搬送中
のロールの揺動等が小さく安全性も向上する。ローラー
エプロン内に下側のロールを取り付ける場合には、取り
付けるロールの下側にロープ等の吊り具を潜らせ、その
吊り具の両端部をロール脱着アームの吊り手に係止す
る。この状態でフォークリフトによってロール脱着アー
ムを上昇させると、ロールは吊り具を介してロール脱着
アームに支持された状態となる。
よって実施されるので、搬送ルートの自由度が向上し、
また、天井から吊るした状態で移動しないので、搬送中
のロールの揺動等が小さく安全性も向上する。ローラー
エプロン内に下側のロールを取り付ける場合には、取り
付けるロールの下側にロープ等の吊り具を潜らせ、その
吊り具の両端部をロール脱着アームの吊り手に係止す
る。この状態でフォークリフトによってロール脱着アー
ムを上昇させると、ロールは吊り具を介してロール脱着
アームに支持された状態となる。
【0016】そのまま、上記ロール脱着アームを、フォ
ークリフトによって、ローラーエプロン内に搬送し、続
けて、載置されているロールをローラーエプロン内に取
付け位置の上方に運び、そのまま、下降させて、下方に
向いた軸受の取付け座面を下側のエプロン本体における
取付け部に当接する。その状態で、軸受の取付け部を下
側のエプロン本体にボルト止めして一個のロールの取付
けが完了する。
ークリフトによって、ローラーエプロン内に搬送し、続
けて、載置されているロールをローラーエプロン内に取
付け位置の上方に運び、そのまま、下降させて、下方に
向いた軸受の取付け座面を下側のエプロン本体における
取付け部に当接する。その状態で、軸受の取付け部を下
側のエプロン本体にボルト止めして一個のロールの取付
けが完了する。
【0017】ローラーエプロン内の上側のロールを取り
外す場合には、ロール脱着アームを、フォークリフトに
よって、ローラーエプロン内に搬送し、続けて、対象と
するロールの下方に運び、そのまま、上昇させて、ロー
ル受座をロールの下面に当接させることで、該ロールを
支持可能状態とする。次に、軸受回転保持ストッパでロ
ール端部に設けられた軸受の回転を拘束した後、ボルト
を外してロールを上側のエプロン本体から外す。そし
て、ロール脱着アームをローラーエプロンの外に移動
し、そのまま、所定の位置まで搬送する。
外す場合には、ロール脱着アームを、フォークリフトに
よって、ローラーエプロン内に搬送し、続けて、対象と
するロールの下方に運び、そのまま、上昇させて、ロー
ル受座をロールの下面に当接させることで、該ロールを
支持可能状態とする。次に、軸受回転保持ストッパでロ
ール端部に設けられた軸受の回転を拘束した後、ボルト
を外してロールを上側のエプロン本体から外す。そし
て、ロール脱着アームをローラーエプロンの外に移動
し、そのまま、所定の位置まで搬送する。
【0018】ローラーエプロン内の下側のロールを取り
外す場合には、ロール脱着アームを、フォークリフトに
よってローラーエプロン内に搬送し、続けて、対象とす
るロールの上方に運ぶ。そして、、該ロールの下側にロ
ープ等の吊り具を潜らせて玉掛し、その吊り具の両端部
をロール脱着アームの吊り手に掛止する。次に、ボルト
を外してロールを下側のエプロン本体から外した後、ロ
ール脱着アームを上方に移動させることで、該ロール
は、吊り具を介してロール脱着アームに支持される。そ
して、ロール脱着アームをローラーエプロンの外に移動
し、そのまま、所定の位置まで搬送する。
外す場合には、ロール脱着アームを、フォークリフトに
よってローラーエプロン内に搬送し、続けて、対象とす
るロールの上方に運ぶ。そして、、該ロールの下側にロ
ープ等の吊り具を潜らせて玉掛し、その吊り具の両端部
をロール脱着アームの吊り手に掛止する。次に、ボルト
を外してロールを下側のエプロン本体から外した後、ロ
ール脱着アームを上方に移動させることで、該ロール
は、吊り具を介してロール脱着アームに支持される。そ
して、ロール脱着アームをローラーエプロンの外に移動
し、そのまま、所定の位置まで搬送する。
【0019】上記軸受回転保持ストッパとして、例えば
請求項2に記載されている構成を採用した場合を説明す
る。旋回アームを載置されたロール側面に向けて上方に
旋回して立てた後、スライド部材を軸受側にスライドさ
せて、スライド部材の切欠きを軸受から突出する突起部
を挟み込むように係合させる。
請求項2に記載されている構成を採用した場合を説明す
る。旋回アームを載置されたロール側面に向けて上方に
旋回して立てた後、スライド部材を軸受側にスライドさ
せて、スライド部材の切欠きを軸受から突出する突起部
を挟み込むように係合させる。
【0020】軸受は、その取付け座面を上方に向けた状
態では、その取付け部の重さ分だけ軸受の重心が上方に
位置しているので、その自重によって取付け座面が下方
に向く位置まで回転しようとする。このとき、上記軸受
の回転によって軸受から突出する突起も上下方向に移動
しようとするが、スライド部材の切欠き部に当接して回
転が拘束される。
態では、その取付け部の重さ分だけ軸受の重心が上方に
位置しているので、その自重によって取付け座面が下方
に向く位置まで回転しようとする。このとき、上記軸受
の回転によって軸受から突出する突起も上下方向に移動
しようとするが、スライド部材の切欠き部に当接して回
転が拘束される。
【0021】また、上記軸受回転保持ストッパとして、
例えば請求項3に記載されている構成を採用した場合を
説明する。ロールの端部に設けられている軸受は、一般
に、軸受本体から左右に張り出した取付け部を持ち、そ
の取付け部に形成された取付け座面を介してローラーエ
プロンにボルト止めされる。
例えば請求項3に記載されている構成を採用した場合を
説明する。ロールの端部に設けられている軸受は、一般
に、軸受本体から左右に張り出した取付け部を持ち、そ
の取付け部に形成された取付け座面を介してローラーエ
プロンにボルト止めされる。
【0022】これに鑑みて、一対の旋回アームを上方に
旋回させて、その旋回アームから張出した係止部を上記
軸受本体から張出した取付け部の下側に当接させる。す
ると、軸受が回転して該取付け部が下方に移動しようと
しても、上記係止部によって回転が阻止される。これを
左右に張り出した取付け部に対して実施することで、軸
受の正逆両方向への回動が阻止される。
旋回させて、その旋回アームから張出した係止部を上記
軸受本体から張出した取付け部の下側に当接させる。す
ると、軸受が回転して該取付け部が下方に移動しようと
しても、上記係止部によって回転が阻止される。これを
左右に張り出した取付け部に対して実施することで、軸
受の正逆両方向への回動が阻止される。
【0023】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず構成を説明すると、図1に示すように、ロール脱着
アームは、一対の鞘フォーク1から構成され、その一対
の鞘フォーク1が、それぞれ水平方向に軸を向けて延在
すると共に相互に所定間隔をあけて平行に配置されてい
る。
まず構成を説明すると、図1に示すように、ロール脱着
アームは、一対の鞘フォーク1から構成され、その一対
の鞘フォーク1が、それぞれ水平方向に軸を向けて延在
すると共に相互に所定間隔をあけて平行に配置されてい
る。
【0024】各鞘フォーク1には、それぞれフォークリ
フトのフォーク2を挿入可能な挿入穴が一端部から軸方
向に沿って形成されている。その鞘フォーク1の先端部
側上面には、図2に示すように、それぞれ一対のロール
受座3が設けられている。その一対のロール受座3は、
鞘フォーク1の延在方向に並んで突設されていて、対向
する部分がテーパ状となってロール載置面3aを構成
し、もって、該一対のロール受座3間に載置されたロー
ルが鞘フォーク1の延在方向へ転がないように規制可能
となっている。
フトのフォーク2を挿入可能な挿入穴が一端部から軸方
向に沿って形成されている。その鞘フォーク1の先端部
側上面には、図2に示すように、それぞれ一対のロール
受座3が設けられている。その一対のロール受座3は、
鞘フォーク1の延在方向に並んで突設されていて、対向
する部分がテーパ状となってロール載置面3aを構成
し、もって、該一対のロール受座3間に載置されたロー
ルが鞘フォーク1の延在方向へ転がないように規制可能
となっている。
【0025】また、上記鞘フォーク1の上面には、それ
ぞれ、上記一対のロール受座3を挟んで対向する位置
に、一対の軸受回転保持ストッパ4が設けられている。
その各軸受回転保持ストッパ4は、図3に示すように、
シャフト5と、旋回アームを構成する旋回プレート6
と、スライド部材を構成するスライドプレート7とから
構成されている。上記シャフト5は、鞘フォーク1の幅
方向端部からそれぞれ上方に突設する一対のブラケット
8を介して、該鞘フォーク1に支持されることで、その
軸を鞘フォーク1の幅方向に向けている。そのシャフト
5の両端部は、それぞれ鞘フォーク1の幅方向端部より
もさらに側方に延びると共にその端部に外向きフランジ
が形成されることで、該シャフト5の張出し部が吊り手
5aを構成している。
ぞれ、上記一対のロール受座3を挟んで対向する位置
に、一対の軸受回転保持ストッパ4が設けられている。
その各軸受回転保持ストッパ4は、図3に示すように、
シャフト5と、旋回アームを構成する旋回プレート6
と、スライド部材を構成するスライドプレート7とから
構成されている。上記シャフト5は、鞘フォーク1の幅
方向端部からそれぞれ上方に突設する一対のブラケット
8を介して、該鞘フォーク1に支持されることで、その
軸を鞘フォーク1の幅方向に向けている。そのシャフト
5の両端部は、それぞれ鞘フォーク1の幅方向端部より
もさらに側方に延びると共にその端部に外向きフランジ
が形成されることで、該シャフト5の張出し部が吊り手
5aを構成している。
【0026】また、上記各シャフト5に対して、それぞ
れ上下方向へ旋回可能に旋回プレート6の一端部が固定
されている。その旋回プレート6は、幅方向を上記鞘フ
ォーク1の幅方向と同一方向に向けていて、該旋回プレ
ート6の先端部側に、スライドプレート7が取り付けら
れている。
れ上下方向へ旋回可能に旋回プレート6の一端部が固定
されている。その旋回プレート6は、幅方向を上記鞘フ
ォーク1の幅方向と同一方向に向けていて、該旋回プレ
ート6の先端部側に、スライドプレート7が取り付けら
れている。
【0027】そのスライドプレート7は、上記旋回プレ
ート6に固定された案内板9によって、該旋回プレート
6の幅方向,即ち鞘フォーク1の幅方向にのみスライド
可能に拘束されている。そのスライドプレート7の一方
の先端部には、スライド方向に開口したコ字形状の切欠
き10が形成されている。また、上記スライドプレート
7の表面には、該スライドプレート7をスライドさせる
際の把手7aが突設されていると共に、抜け防止用のス
トッパ7bが突設されている。
ート6に固定された案内板9によって、該旋回プレート
6の幅方向,即ち鞘フォーク1の幅方向にのみスライド
可能に拘束されている。そのスライドプレート7の一方
の先端部には、スライド方向に開口したコ字形状の切欠
き10が形成されている。また、上記スライドプレート
7の表面には、該スライドプレート7をスライドさせる
際の把手7aが突設されていると共に、抜け防止用のス
トッパ7bが突設されている。
【0028】また、上記一対の鞘フォーク1の途中部分
には、ロッドからなるセパレータ11が横架され、該セ
パレータ11によって両鞘フォーク1間が連結されてい
る。そのセパレータ11の両端部は、それぞれ旋回ロッ
ド12を介して鞘フォーク1の上面に固定されている。
その旋回ロッド12は、一端部がセパレータ11の端部
へ回動可能に取り付けられ、他端部が、鞘フォーク1の
上面から突設する取付けブラケット13に上下方向へ回
動可能に固定されている。
には、ロッドからなるセパレータ11が横架され、該セ
パレータ11によって両鞘フォーク1間が連結されてい
る。そのセパレータ11の両端部は、それぞれ旋回ロッ
ド12を介して鞘フォーク1の上面に固定されている。
その旋回ロッド12は、一端部がセパレータ11の端部
へ回動可能に取り付けられ、他端部が、鞘フォーク1の
上面から突設する取付けブラケット13に上下方向へ回
動可能に固定されている。
【0029】この取付け構造によって、セパレータ11
は、上方に旋回させることで、鞘フォーク1に対して相
対的に上方へ退避可能となっている。そして、このセパ
レータ11によって、一対の鞘フォーク1間が所定の間
隔に保持され、ロール脱着アームが補強されている。な
お、ローラーエプロンの構成は、図4及び図5に示すよ
うに、上下に所定間隔をあけて上側のエプロン本体20
と下側のエプロン本体21が対向し、その両エプロン本
体20,21が複数の支柱22によって連結されてロー
ラーエプロンの本体が構成される。その各エプロン本体
20,21に、複数のロール24が該エプロン本体2
0,21の延在方向に並んで支持されている。各ロール
24は、それぞれ対向した他方のエプロン本体に向けて
突設している。
は、上方に旋回させることで、鞘フォーク1に対して相
対的に上方へ退避可能となっている。そして、このセパ
レータ11によって、一対の鞘フォーク1間が所定の間
隔に保持され、ロール脱着アームが補強されている。な
お、ローラーエプロンの構成は、図4及び図5に示すよ
うに、上下に所定間隔をあけて上側のエプロン本体20
と下側のエプロン本体21が対向し、その両エプロン本
体20,21が複数の支柱22によって連結されてロー
ラーエプロンの本体が構成される。その各エプロン本体
20,21に、複数のロール24が該エプロン本体2
0,21の延在方向に並んで支持されている。各ロール
24は、それぞれ対向した他方のエプロン本体に向けて
突設している。
【0030】各ロール24の端部にはそれぞれ軸受25
が設けられている。各軸受25は、軸受本体25aと、
その軸受本体25aと一体となって左右に延びる取付け
部25bとからなり、上記取付部の座面をエプロン本体
20,21に上下方向から当接させてボルトで締結され
ることで、ロール24は、エプロン本体20,21に固
定されると共に回転自在となっている。
が設けられている。各軸受25は、軸受本体25aと、
その軸受本体25aと一体となって左右に延びる取付け
部25bとからなり、上記取付部の座面をエプロン本体
20,21に上下方向から当接させてボルトで締結され
ることで、ロール24は、エプロン本体20,21に固
定されると共に回転自在となっている。
【0031】また、各軸受25の側面から、突起部を構
成する、ロール24を冷却する水冷管取付け部26が突
出している。上記構成のロール脱着装置は、フォークリ
フト27の一対のフォーク2を、それぞれ鞘フォーク1
の挿入孔に挿入して、該鞘フォーク1をフォーク2に支
持させる。これによって、ロール脱着装置は、フォーク
リフト27の走行及びフォーク2の昇降によって、自由
に移動可能となる。
成する、ロール24を冷却する水冷管取付け部26が突
出している。上記構成のロール脱着装置は、フォークリ
フト27の一対のフォーク2を、それぞれ鞘フォーク1
の挿入孔に挿入して、該鞘フォーク1をフォーク2に支
持させる。これによって、ロール脱着装置は、フォーク
リフト27の走行及びフォーク2の昇降によって、自由
に移動可能となる。
【0032】次に、上記ロール脱着装置を使用したロー
ルの取付け・取り外し作業の一例を以下に説明する。先
ず、ローラーエプロンに上ロール24を取り付ける場合
を説明すると、ロール置き台に置かれたロール24の下
方に鞘フォーク1を水平に挿し入れる。このとき、セパ
レータ11がロール24置き台に衝突ないように、旋回
ロッド12の軸が上下に向くまで上方に旋回させて退避
させておく。これによって、セパレータ11の位置がロ
ール置き台よりも上方に位置する。
ルの取付け・取り外し作業の一例を以下に説明する。先
ず、ローラーエプロンに上ロール24を取り付ける場合
を説明すると、ロール置き台に置かれたロール24の下
方に鞘フォーク1を水平に挿し入れる。このとき、セパ
レータ11がロール24置き台に衝突ないように、旋回
ロッド12の軸が上下に向くまで上方に旋回させて退避
させておく。これによって、セパレータ11の位置がロ
ール置き台よりも上方に位置する。
【0033】そして、ロール24の下方にロール受座3
が位置したら、鞘フォーク1を上昇させて、該ロール受
座3をロール24下面に当接させ、さらに、鞘フォーク
1を上昇させることで、該ロール受座3上にロール24
を載置させる。これによって、ロール24は、揺動する
ことなく鞘フォーク1上に支持された状態となる。
が位置したら、鞘フォーク1を上昇させて、該ロール受
座3をロール24下面に当接させ、さらに、鞘フォーク
1を上昇させることで、該ロール受座3上にロール24
を載置させる。これによって、ロール24は、揺動する
ことなく鞘フォーク1上に支持された状態となる。
【0034】このとき、ロール24の両端部に設けられ
た軸受25は、自重によって取付け部25,即ち取付け
座面が下方に位置している。次に、上記軸受25を18
0度回転させて取付座面を上方に向け、その状態を保持
したまま、図6に示すように、軸受回転保持ストッパ4
の旋回プレート6を上方に旋回させて該旋回プレート6
を立て、続けて、図3に示すように、スライドプレート
7を軸受に向けて外方にスライドさせ、該スライドプレ
ート7の切欠き10内に軸受25から突設されている水
冷管取付け部26を係合させ、該水冷管取付け部26を
該切欠き10部で上下から挟み込む。
た軸受25は、自重によって取付け部25,即ち取付け
座面が下方に位置している。次に、上記軸受25を18
0度回転させて取付座面を上方に向け、その状態を保持
したまま、図6に示すように、軸受回転保持ストッパ4
の旋回プレート6を上方に旋回させて該旋回プレート6
を立て、続けて、図3に示すように、スライドプレート
7を軸受に向けて外方にスライドさせ、該スライドプレ
ート7の切欠き10内に軸受25から突設されている水
冷管取付け部26を係合させ、該水冷管取付け部26を
該切欠き10部で上下から挟み込む。
【0035】なお、図6においては、軸受回転保持スト
ッパ4を構成する一対の旋回プレート6を共に上方へ旋
回した状態を示しているが、着脱するロール24の位置
に応じた操作し易い側の一方の旋回プレート6のみを旋
回すればよい。これによって、上記軸受25は、該側面
から突出する水冷管取付け部26が下方に移動する方向
に回動しようとすると、水冷管取付け部26側面が切欠
き10部内の下側の部分に当接し、また、水冷管取付け
部26が上方に移動する方向に回動しようとすると、水
冷管取付け部26側面が切欠き10内の上側の部分に当
接し、もって、一組の旋回プレート6及びスライドプレ
ート7によって一方の軸受25の回転が拘束される。即
ち、取付け座面を上方に向けた状態に軸受25が保持さ
れる。
ッパ4を構成する一対の旋回プレート6を共に上方へ旋
回した状態を示しているが、着脱するロール24の位置
に応じた操作し易い側の一方の旋回プレート6のみを旋
回すればよい。これによって、上記軸受25は、該側面
から突出する水冷管取付け部26が下方に移動する方向
に回動しようとすると、水冷管取付け部26側面が切欠
き10部内の下側の部分に当接し、また、水冷管取付け
部26が上方に移動する方向に回動しようとすると、水
冷管取付け部26側面が切欠き10内の上側の部分に当
接し、もって、一組の旋回プレート6及びスライドプレ
ート7によって一方の軸受25の回転が拘束される。即
ち、取付け座面を上方に向けた状態に軸受25が保持さ
れる。
【0036】これを、左右の軸受25に対して実施する
ことで、両軸受25の各取付け座面を上方に向いた状態
に保持する。次に、フォークリフト27を走行させて、
ロール24を載置した鞘フォーク1を、対象とするロー
ラーエプロン位置まで移動させる。このとき、フォーク
リフト27を使用した移動であるので、自由な移動ルー
トを設定可能である。また、天井から吊られた状態で移
動することが回避されるので、安全性も向上する。
ことで、両軸受25の各取付け座面を上方に向いた状態
に保持する。次に、フォークリフト27を走行させて、
ロール24を載置した鞘フォーク1を、対象とするロー
ラーエプロン位置まで移動させる。このとき、フォーク
リフト27を使用した移動であるので、自由な移動ルー
トを設定可能である。また、天井から吊られた状態で移
動することが回避されるので、安全性も向上する。
【0037】次に、上下に対向するエプロン本体20,
21間に、上記ロール24を取り付けた鞘フォーク1が
挿入できる高さまでフォーク2を昇降させて調整した
後、該鞘フォーク1を、該エプロン本体間に挿し入れ
る。そして、ロール24がエプロン本体内の取付け位置
下方に位置したら、鞘フォーク1を上方させて、ロール
24の両端部を構成する各軸受25の取付座面を、上側
のエプロン本体20の取付け部25bに当接させ、その
状態を保持したまま軸受25の取付部をエプロン本体の
取付け部25bに取付けボルトで固定する。
21間に、上記ロール24を取り付けた鞘フォーク1が
挿入できる高さまでフォーク2を昇降させて調整した
後、該鞘フォーク1を、該エプロン本体間に挿し入れ
る。そして、ロール24がエプロン本体内の取付け位置
下方に位置したら、鞘フォーク1を上方させて、ロール
24の両端部を構成する各軸受25の取付座面を、上側
のエプロン本体20の取付け部25bに当接させ、その
状態を保持したまま軸受25の取付部をエプロン本体の
取付け部25bに取付けボルトで固定する。
【0038】このとき、上記のように上側のロール24
を上側のエプロン本体20に取り付ける際に、従来で
は、天井から吊られて揺動するロール24を作業員が支
持して所定の位置に位置決めさせる必要があるが、本実
施例では、上記ロール脱着装置を介してフォークリフト
27に支持されているので、作業員がロール24を支持
する必要がない。
を上側のエプロン本体20に取り付ける際に、従来で
は、天井から吊られて揺動するロール24を作業員が支
持して所定の位置に位置決めさせる必要があるが、本実
施例では、上記ロール脱着装置を介してフォークリフト
27に支持されているので、作業員がロール24を支持
する必要がない。
【0039】またこのとき、軸受25の取付け座面は、
予め上方に向いた状態に保持されているので、上記のよ
うに鞘フォーク1を上昇させて該取付け座面を上側のエ
プロン本体20に当接させてボルト締結をするだけでよ
いので、取付け作業が迅速にかつ楽にできるようにな
る。上記のように、上ロール24が取り付けられたら、
スライドプレート7をスライドさせて軸受25の拘束を
解除して旋回プレート6を下方に旋回させた後に、鞘フ
ォーク1を少し下降させてロール受座3をロール24か
ら離し、そのまま鞘フォーク1を後退させて、ローラー
エプロン内から該鞘フォーク1を取り出す。
予め上方に向いた状態に保持されているので、上記のよ
うに鞘フォーク1を上昇させて該取付け座面を上側のエ
プロン本体20に当接させてボルト締結をするだけでよ
いので、取付け作業が迅速にかつ楽にできるようにな
る。上記のように、上ロール24が取り付けられたら、
スライドプレート7をスライドさせて軸受25の拘束を
解除して旋回プレート6を下方に旋回させた後に、鞘フ
ォーク1を少し下降させてロール受座3をロール24か
ら離し、そのまま鞘フォーク1を後退させて、ローラー
エプロン内から該鞘フォーク1を取り出す。
【0040】上記のようにして、上側のエプロン本体2
0に対して順次,上側ロール24を取り付けていく。こ
のとき、作業効率を考えて、ローラーエプロン内の奥の
方又は中央部からロール24を取り付けていけばよい。
次に、ローラーエプロンに下ロール24を取り付ける場
合を説明する。
0に対して順次,上側ロール24を取り付けていく。こ
のとき、作業効率を考えて、ローラーエプロン内の奥の
方又は中央部からロール24を取り付けていけばよい。
次に、ローラーエプロンに下ロール24を取り付ける場
合を説明する。
【0041】なお、下ロール24を吊り上げるために、
吊り具を構成する、図9に示すようなチェーンスリング
30を用意しておく。このチェーンスリング30の両端
部には、上記吊り手5aに掛止可能な掛止手段であるフ
ック31がそれぞれ取り付けされている。まず、ロール
置き台に置かれた下ロール24の上方に、鞘フォーク1
を移動する。
吊り具を構成する、図9に示すようなチェーンスリング
30を用意しておく。このチェーンスリング30の両端
部には、上記吊り手5aに掛止可能な掛止手段であるフ
ック31がそれぞれ取り付けされている。まず、ロール
置き台に置かれた下ロール24の上方に、鞘フォーク1
を移動する。
【0042】次に、上記チェーンスリング30を下ロー
ル24の下側を潜らせ、該チェーンスリング30の両端
に固定されたフック31をシャフト5端部で構成される
吊り手5aに引っ掛ける。これを、両鞘フォーク1で実
施する。このときの玉掛は、例えば、図8に示すよう
に、チェーンスリング30を、ロール24自体と両端の
首部(ロール24の軸受25への接続軸部分)24aと
に掛けることで実施する。
ル24の下側を潜らせ、該チェーンスリング30の両端
に固定されたフック31をシャフト5端部で構成される
吊り手5aに引っ掛ける。これを、両鞘フォーク1で実
施する。このときの玉掛は、例えば、図8に示すよう
に、チェーンスリング30を、ロール24自体と両端の
首部(ロール24の軸受25への接続軸部分)24aと
に掛けることで実施する。
【0043】この状態で、鞘フォーク1を上方に移動さ
せると、下ロール24は、上記チェーンスリング30を
介して両鞘フォーク1から吊り下げられた状態となる。
なお、この状態では、ロール24の両端部にある軸受2
5は、その自重で、取付座面が下方に向いている。次
に、鞘フォーク1を、対象とするローラーエプロンの位
置まで搬送し、該鞘フォーク1をエプロン本体間に挿し
入れる。そして、取り付け位置上方で、鞘フォーク1を
下降させて、ロール24両端部にある軸受25の取付座
面を下側のエプロン本体21の取付け面と当接させる。
せると、下ロール24は、上記チェーンスリング30を
介して両鞘フォーク1から吊り下げられた状態となる。
なお、この状態では、ロール24の両端部にある軸受2
5は、その自重で、取付座面が下方に向いている。次
に、鞘フォーク1を、対象とするローラーエプロンの位
置まで搬送し、該鞘フォーク1をエプロン本体間に挿し
入れる。そして、取り付け位置上方で、鞘フォーク1を
下降させて、ロール24両端部にある軸受25の取付座
面を下側のエプロン本体21の取付け面と当接させる。
【0044】この状態で、軸受25の取付座面を下側の
エプロン本体21に取付けボルトで固定する。このと
き、上記のように下側のロール24を下側のエプロン本
体21に取り付ける際に、従来では、天井から吊られて
揺動可能なロール24を作業員が支持して所定の位置に
位置決めさせる必要があるが、本実施例では、上記ロー
ル脱着装置を介してフォークリフト27に支持されてい
るので、作業員がロール24を支持する必要がない。
エプロン本体21に取付けボルトで固定する。このと
き、上記のように下側のロール24を下側のエプロン本
体21に取り付ける際に、従来では、天井から吊られて
揺動可能なロール24を作業員が支持して所定の位置に
位置決めさせる必要があるが、本実施例では、上記ロー
ル脱着装置を介してフォークリフト27に支持されてい
るので、作業員がロール24を支持する必要がない。
【0045】そして、上記のように鞘フォーク1を下降
させて該取付け座面を下側のエプロン本体21に当接さ
せたのちにボルト締結をすればよいので、迅速に取付け
作業ができるようになる。上記ボルト締結が完了した
ら、チェーンスリング30を外して、鞘フォーク1をロ
ーラーエプロン内から出す。
させて該取付け座面を下側のエプロン本体21に当接さ
せたのちにボルト締結をすればよいので、迅速に取付け
作業ができるようになる。上記ボルト締結が完了した
ら、チェーンスリング30を外して、鞘フォーク1をロ
ーラーエプロン内から出す。
【0046】上記のようにして、下側のエプロン本体2
1に対して順次下側ロール24を取り付けていく。次
に、ローラーエプロン内の上側のロール24を取り外す
場合には、ロール脱着アームを、フォークリフト27に
よって、ローラーエプロン内に搬送し、続けて、対象と
するロール24の下方に運び、そのまま、上昇させて、
ロール受座3をロール24の下面に当接させることで、
該ロール24を支持可能状態とする。
1に対して順次下側ロール24を取り付けていく。次
に、ローラーエプロン内の上側のロール24を取り外す
場合には、ロール脱着アームを、フォークリフト27に
よって、ローラーエプロン内に搬送し、続けて、対象と
するロール24の下方に運び、そのまま、上昇させて、
ロール受座3をロール24の下面に当接させることで、
該ロール24を支持可能状態とする。
【0047】次に、軸受回転保持ストッパ4の旋回プレ
ート6を上方に旋回させて該旋回プレート6を立て、続
けて、スライドプレート7を軸受25方向外方にスライ
ドさせて、該スライドプレート7の切欠き10内に軸受
25から突設されている水冷管取付け部26を係合さ
せ、該水冷管取付け部26を該切欠き10部で上下から
挟み込む。これによって、軸受25の回動を拘束した状
態にする。これを両端の軸受25に対して実施する。
ート6を上方に旋回させて該旋回プレート6を立て、続
けて、スライドプレート7を軸受25方向外方にスライ
ドさせて、該スライドプレート7の切欠き10内に軸受
25から突設されている水冷管取付け部26を係合さ
せ、該水冷管取付け部26を該切欠き10部で上下から
挟み込む。これによって、軸受25の回動を拘束した状
態にする。これを両端の軸受25に対して実施する。
【0048】次に、ボルトを外してロール24を上側の
エプロン本体20から外す。そして、鞘フォーク1を降
下させそのままローラーエプロンの外に移動して、所定
の位置まで搬送する。ローラーエプロン内の下側のロー
ル24を取り外す場合には、鞘フォーク1を、フォーク
リフト27によってローラーエプロン内に搬送し、続け
て、対象とするロール24の上方に運ぶ。そして、該ロ
ール24の下側にロープ等の吊り具を潜らせて玉掛し、
その吊り具の両端部を鞘フォーク1の吊り手5aに掛止
する。
エプロン本体20から外す。そして、鞘フォーク1を降
下させそのままローラーエプロンの外に移動して、所定
の位置まで搬送する。ローラーエプロン内の下側のロー
ル24を取り外す場合には、鞘フォーク1を、フォーク
リフト27によってローラーエプロン内に搬送し、続け
て、対象とするロール24の上方に運ぶ。そして、該ロ
ール24の下側にロープ等の吊り具を潜らせて玉掛し、
その吊り具の両端部を鞘フォーク1の吊り手5aに掛止
する。
【0049】次に、ボルトを外してロール24を下側の
エプロン本体21から外した後、鞘フォーク1を上方に
移動させることで、該ロール24を、吊り具を介して鞘
フォーク1に支持される。そして、鞘フォーク1をロー
ラーエプロンの外に移動し、そのまま、所定の位置まで
搬送する。上記のように、本実施例では、フォークリフ
ト27を利用して鞘フォーク1を移動させることで、フ
ォークリフト27を運転する運転者と、該鞘フォーク1
の誘導,軸受回転保持ストッパ4の操作,及びボルト締
め等を行う少なくとも作業者の2名の作業者で、安全且
つ迅速にロール24の取付け・取り外しが可能となる。
エプロン本体21から外した後、鞘フォーク1を上方に
移動させることで、該ロール24を、吊り具を介して鞘
フォーク1に支持される。そして、鞘フォーク1をロー
ラーエプロンの外に移動し、そのまま、所定の位置まで
搬送する。上記のように、本実施例では、フォークリフ
ト27を利用して鞘フォーク1を移動させることで、フ
ォークリフト27を運転する運転者と、該鞘フォーク1
の誘導,軸受回転保持ストッパ4の操作,及びボルト締
め等を行う少なくとも作業者の2名の作業者で、安全且
つ迅速にロール24の取付け・取り外しが可能となる。
【0050】なお、サイドシフト付きフォークリフト2
7を利用することで、ロール取付け・取り外し時に、軸
方向の位置決めが迅速に実施可能となる。また、上記実
施例では、下方のロール24を吊り込む吊り具としてチ
ェーンスリング30を採用しているが、ロープ,ワイ
ヤ,ベルト等の公知の吊り具を使用すればよい。但し、
ワイヤ等に比べてチェーンスリング30はコンパクトで
使用し易い。
7を利用することで、ロール取付け・取り外し時に、軸
方向の位置決めが迅速に実施可能となる。また、上記実
施例では、下方のロール24を吊り込む吊り具としてチ
ェーンスリング30を採用しているが、ロープ,ワイ
ヤ,ベルト等の公知の吊り具を使用すればよい。但し、
ワイヤ等に比べてチェーンスリング30はコンパクトで
使用し易い。
【0051】また、上記実施例では、スライドプレート
7で掛止する突起部として水冷管取付け部26を利用し
ているが、他の突起部を利用してもよい。また、上記実
施例では、軸受回転保持ストッパ4を構成するシャフト
5端部を吊り手5aとしているが、別の部材を側方に張
り出して吊り手を構成させてもよい。
7で掛止する突起部として水冷管取付け部26を利用し
ているが、他の突起部を利用してもよい。また、上記実
施例では、軸受回転保持ストッパ4を構成するシャフト
5端部を吊り手5aとしているが、別の部材を側方に張
り出して吊り手を構成させてもよい。
【0052】また、上記実施例では、2本の鞘フォーク
1によってロール脱着アームを構成しているが、該2本
の鞘フォーク1の代わりに、一つのパレット状の板部材
で構成してもよい。また、上記実施例では、ロール置き
台におかれたロールを直接、鞘フォーク上のロール受座
に載せたが、バランサ等によって、該鞘フォーク上のロ
ール受座に載せてもよい。
1によってロール脱着アームを構成しているが、該2本
の鞘フォーク1の代わりに、一つのパレット状の板部材
で構成してもよい。また、上記実施例では、ロール置き
台におかれたロールを直接、鞘フォーク上のロール受座
に載せたが、バランサ等によって、該鞘フォーク上のロ
ール受座に載せてもよい。
【0053】次に、第2実施例を図面に基づいて説明す
る。なお、第1実施例と同一の部材には同一の符号を使
用する。第2実施例の構成は、図10に示すように、基
本構成は上記第1実施例と同様であり、軸受回転保持ス
トッパ40の構成だけが相違している。第2実施例の軸
受回転保持ストッパ40は、シャフト5と、旋回アーム
を構成する旋回プレート41と、該旋回プレート41の
先端部から突出した係止部42とから構成されている。
上記シャフト5は、鞘フォーク1の幅方向端部からそれ
ぞれ上方に突設する一対のブラケット8を介して、該鞘
フォーク1に支持されることで、その軸を鞘フォーク1
の幅方向に向けている。そのシャフト5の両端部は、そ
れぞれ鞘フォーク1の幅方向端部よりもさらに側方に延
びると共にその端部に外向きフランジが形成されること
で、該シャフト5の張出し部が吊り手5aを構成してい
る。
る。なお、第1実施例と同一の部材には同一の符号を使
用する。第2実施例の構成は、図10に示すように、基
本構成は上記第1実施例と同様であり、軸受回転保持ス
トッパ40の構成だけが相違している。第2実施例の軸
受回転保持ストッパ40は、シャフト5と、旋回アーム
を構成する旋回プレート41と、該旋回プレート41の
先端部から突出した係止部42とから構成されている。
上記シャフト5は、鞘フォーク1の幅方向端部からそれ
ぞれ上方に突設する一対のブラケット8を介して、該鞘
フォーク1に支持されることで、その軸を鞘フォーク1
の幅方向に向けている。そのシャフト5の両端部は、そ
れぞれ鞘フォーク1の幅方向端部よりもさらに側方に延
びると共にその端部に外向きフランジが形成されること
で、該シャフト5の張出し部が吊り手5aを構成してい
る。
【0054】また、上記各シャフト5に対して、それぞ
れ上下方向へ旋回可能に旋回プレート41の一端部が固
定されている。その旋回プレート41は、幅方向を上記
鞘フォーク1の幅方向と同一方向に向けていて、該旋回
プレート41の先端部側に、幅方向に延びる係止部42
が形成されている。該係止部42は、ロール受座3に載
置されたロールの軸受25側に延びている。
れ上下方向へ旋回可能に旋回プレート41の一端部が固
定されている。その旋回プレート41は、幅方向を上記
鞘フォーク1の幅方向と同一方向に向けていて、該旋回
プレート41の先端部側に、幅方向に延びる係止部42
が形成されている。該係止部42は、ロール受座3に載
置されたロールの軸受25側に延びている。
【0055】上記のような構成の軸受回転保持ストッパ
40が、図10に示すようにロール受座3を挟んで一
対,設けられている。そして、軸受25の回動を拘束す
る場合には、図11に示すように、両旋回プレート41
を上方に旋回させ、該旋回プレート41から張出した係
止部42上端面を、軸受25の取付け部25b下面に当
接させる。
40が、図10に示すようにロール受座3を挟んで一
対,設けられている。そして、軸受25の回動を拘束す
る場合には、図11に示すように、両旋回プレート41
を上方に旋回させ、該旋回プレート41から張出した係
止部42上端面を、軸受25の取付け部25b下面に当
接させる。
【0056】これによって、軸受25は、取付け座面を
上方に向けた状態で拘束される。他の作用・効果は、第
1実施例と同様である。なお、第1実施例におけるスラ
イドプレート7を上記係止部42とみなして、該スライ
ドプレート7先端部上端面を、上記のように軸受25の
取付け部25b下面に当接させて該軸受25の回転を拘
束する。
上方に向けた状態で拘束される。他の作用・効果は、第
1実施例と同様である。なお、第1実施例におけるスラ
イドプレート7を上記係止部42とみなして、該スライ
ドプレート7先端部上端面を、上記のように軸受25の
取付け部25b下面に当接させて該軸受25の回転を拘
束する。
【0057】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のロー
ラーエプロンのロール脱着装置では、天井クレーンを使
用せずにフォークリフトを利用することで、ロールを移
動させる際の自由度や安全性が大きくなると共に、2名
の作業者だけでロールの脱着が安全且つ迅速に実施可能
となり、ローラーエプロンの補修作業性が向上するとい
う効果がある。
ラーエプロンのロール脱着装置では、天井クレーンを使
用せずにフォークリフトを利用することで、ロールを移
動させる際の自由度や安全性が大きくなると共に、2名
の作業者だけでロールの脱着が安全且つ迅速に実施可能
となり、ローラーエプロンの補修作業性が向上するとい
う効果がある。
【0058】このとき、請求項2に記載されているよう
に軸受回転保持ストッパを構成すれば、軸受から突起す
る水冷管取付け部等にスライド部材の切欠きを係合させ
るだけで軸受の回動が拘束される。また、請求項3に記
載されているように軸受回転保持ストッパを構成すれ
ば、軸受側面に上記水冷管取付け部等の突起部がない場
合にも、該軸受の回動が拘束される。
に軸受回転保持ストッパを構成すれば、軸受から突起す
る水冷管取付け部等にスライド部材の切欠きを係合させ
るだけで軸受の回動が拘束される。また、請求項3に記
載されているように軸受回転保持ストッパを構成すれ
ば、軸受側面に上記水冷管取付け部等の突起部がない場
合にも、該軸受の回動が拘束される。
【図1】本発明に係る実施例のロール脱着装置を示す上
面図である。
面図である。
【図2】本発明に係る実施例のロール脱着装置における
軸受回転保持ストッパを省略した側面図である。
軸受回転保持ストッパを省略した側面図である。
【図3】本発明に係る実施例のロール脱着装置における
軸受回転保持ストッパを示す正面図である。
軸受回転保持ストッパを示す正面図である。
【図4】本発明に係る実施例のローラーエプロン及び該
ローラーエプロンにロール脱着装置を位置させた際の状
態を示す側面図である。
ローラーエプロンにロール脱着装置を位置させた際の状
態を示す側面図である。
【図5】本発明に係る実施例のローラーエプロン内に上
側ロールを脱着する際の状態を示す正面図である。
側ロールを脱着する際の状態を示す正面図である。
【図6】本発明に係る実施例の軸受回転保持ストッパの
取り付けを示す側面図である。
取り付けを示す側面図である。
【図7】本発明に係る実施例のローラーエプロン内に下
側ロールを脱着する際の状態を示す正面図である。
側ロールを脱着する際の状態を示す正面図である。
【図8】本発明に係る実施例の下ロールに対するチェー
ンスリングによる玉掛状態を示す側面図である。
ンスリングによる玉掛状態を示す側面図である。
【図9】本発明に係る実施例の吊り具を示す図である。
【図10】本発明に係る第2実施例のロール脱着装置を
示す上面図である。
示す上面図である。
【図11】本発明に係る第2実施例のロール脱着装置に
おける軸受回転保持ストッパの取り付けを示す側面図で
ある。
おける軸受回転保持ストッパの取り付けを示す側面図で
ある。
【図12】従来のローラーエプロンのロール脱着の際
に、天井から降ろしたフックを該ローラーエプロン内に
誘導した状態を示す側面図である。
に、天井から降ろしたフックを該ローラーエプロン内に
誘導した状態を示す側面図である。
1 鞘フォーク(ロール脱着アーム) 2 フォーク 3 ロール受座 4 軸受回転保持ストッパ 5 シャフト 5a 吊り手 6 旋回プレート(旋回アーム) 7 スライドプレート(スライド部材) 10 切欠き 20,21 エプロン本体 24 ロール 25 軸受 25a 取付け部 26 水冷管取付け部(突起部) 27 フォークリフト 30 チェーンスリング(吊り具) 40 軸受回転保持ストッパ 41 旋回プレート(旋回アーム) 42 係止部
Claims (3)
- 【請求項1】 フォークリフトのフォークへ着脱可能に
取り付けられて水平に延びるロール脱着アームと、その
ロール脱着アーム上面に設けられてロールを載置可能な
ロール受座と、ロール脱着アームに設けられて、上記ロ
ール受座にロールを載置した際における当該ロール端部
の軸受の回転を拘束する軸受回転保持ストッパと、上記
ロール脱着アームに設けられて吊り具を掛止可能な吊り
手と、を備えていることを特徴とするローラーエプロン
のロール脱着装置。 - 【請求項2】 ロール端部に設けられた軸受の側面に突
起部があるローラーエプロンにおいて、上記軸受回転保
持ストッパは、ロール脱着アームに対して上下方向へ旋
回可能に軸支され、上方に旋回させることで載置された
ロール側面に接近可能な旋回アームと、載置されるロー
ル軸と平行な方向にのみスライド可能に上記旋回アーム
に支持されるスライド部材と、上記スライド部材の先端
部に形成されて上記軸受の突起部に上下方向から挟み込
むようにして係合可能な切欠き部と、を備えていること
を特徴とする請求項1に記載されたローラーエプロンの
ロール脱着装置。 - 【請求項3】 上記軸受回転保持ストッパは、ロール脱
着アームに対して上下方向へ旋回可能に軸支され、載置
するロールを挟んで対向配置された一対の旋回アーム
と、上記各旋回アームの先端部に連続して、それぞれ載
置されるロール軸と平行に且つ該ロールの端部方向に突
出する係止部と、を備えていることを特徴とする請求項
1に記載されたローラーエプロンのロール脱着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9201494A JPH07290218A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | ローラーエプロンのロール脱着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9201494A JPH07290218A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | ローラーエプロンのロール脱着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07290218A true JPH07290218A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=14042662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9201494A Pending JPH07290218A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | ローラーエプロンのロール脱着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07290218A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101419713B1 (ko) * | 2012-09-10 | 2014-07-17 | 주식회사 포스코 | 연속주조장치의 세그먼트 가이드 롤 베어링 탈착장치 |
JP2015098034A (ja) * | 2013-11-18 | 2015-05-28 | Jfeスチール株式会社 | 連続鋳造設備用連結金物投入装置および連結金物投入方法 |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP9201494A patent/JPH07290218A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101419713B1 (ko) * | 2012-09-10 | 2014-07-17 | 주식회사 포스코 | 연속주조장치의 세그먼트 가이드 롤 베어링 탈착장치 |
JP2015098034A (ja) * | 2013-11-18 | 2015-05-28 | Jfeスチール株式会社 | 連続鋳造設備用連結金物投入装置および連結金物投入方法 |
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