JPH07289964A - 感光液塗布用巻線式スクィージローラ及びその製造方法 - Google Patents

感光液塗布用巻線式スクィージローラ及びその製造方法

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JPH07289964A
JPH07289964A JP11360494A JP11360494A JPH07289964A JP H07289964 A JPH07289964 A JP H07289964A JP 11360494 A JP11360494 A JP 11360494A JP 11360494 A JP11360494 A JP 11360494A JP H07289964 A JPH07289964 A JP H07289964A
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JP
Japan
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rod
metal body
shaped
shaped metal
coil
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Application number
JP11360494A
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English (en)
Inventor
Yasuhide Tanaka
康秀 田中
Hajime Inoue
肇 井上
Takefumi Kandori
武文 神鳥
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製作時間が短く、安価で且つスクィージロー
ラの円周表面を有効に使用でき寿命の長い巻線式スクィ
ージローラ及びその製造方法を提供する。 【構成】 金属線7を、弾性を有し、中空で且つその内
径Dが棒状金属体6の直径DDよりも小さいコイル状部
材70に形成し、金属線7の巻方向と反対方向の力を加
えてコイル状部材70の中空部9の内径Dを棒状金属体
6の直径DDより大きくして、棒状金属体6を中空部9
へ挿入する。そして、コイル状部材70に加えていた力
をなくすることで、コイル状部材70は自身の弾性によ
り棒状金属体6を抱き込むように取り付けられる。金属
線7の両方の端部10は溶接または接着20して棒状金
属体6表面に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーテレビ用のシャ
ドウマスクやアパーチャグリルの製造、あるいはリード
フレームの製造など、フォトエッチング技術を使用する
分野において、感光液塗布装置により、長尺帯状金属素
材の表面に感光液を塗布して感光膜を形成する際に、そ
の感光膜を所定の厚さにするために付設されるスクィー
ジローラ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】長尺帯状金属素材からシャドウマスクや
アパーチャグリル、リードフレーム等を製造するには、
フォトエッチング法が応用される。このフォトエッチン
グ法は、一般に下記(イ)〜(ハ)の工程などからなっ
ている。 (イ)金属素材の表面に感光液を塗布して感光膜を形成
する工程。 (ロ)感光膜に所要パターンを焼付現像して前記パター
ン状の耐食性被膜を形成する工程。 (ハ)前記耐食性被膜の存在しない部分の金属素材をエ
ッチングする工程。
【0003】これらの工程のうち、感光液塗布工程にお
いては、金属素材の表面に所望の厚さで均一に感光膜を
塗布する必要があり、この種の感光液塗布装置として
は、例えば実開昭63−175159号公報に開示され
たものがある。かかる装置は、ストレージタンク内部に
感光液を貯留し、長尺帯状金属素材を貯留された感光液
中をくぐらせて、長尺帯状金属素材の表面に感光液を付
着させるものである。そして、この装置においては、形
成された感光液の膜を所定の均一な厚さにするために、
ストレージタンク内の感光液面近傍に一対のスクィージ
ローラを設けてその間に長尺帯状金属素材を案内して通
すことにより、長尺帯状金属素材の表面の余剰な感光液
を掻き取っている。
【0004】このスクィージローラは、例えば直径が3
0〜40mmφ、長さが750mmのステンレス製の棒
状体に、深さ0.75mmの円周回りの溝を軸線方向に
約1mmのピッチで多数削設したものであり、通常、機
械切削加工により溝を削設して形成される。そして、こ
のように機械切削加工により形成されたスクィージロー
ラには、切削機械のバイトにより切削部分にいわゆるバ
リが生じることがある。このようなバリは、上述のよう
な装置により長尺帯状金属素材に感光液を連続的に塗布
する際に、金属素材とスクィージローラとの接触点にお
いて連続線状の浅いキズが発生する原因となり、製品品
質に多大な悪影響を与える。上記実開昭63−1751
59号に記載のように、バリをやすりで除去したり、あ
るいは、スクィージローラの溝削設後の表面を硬質の金
属物質で被覆することで、上述のような不都合を防止す
ることも提案されている。しかし、上述のような形状の
スクィージローラを機械切削加工により製造すること自
体が高い加工精度を要求し、多大な製造時間と費用が必
要となる上に、スクィージローラの表面の均一性を保っ
たままでバリをやすり等で完全に除去することは困難で
あり且つ多大な手間暇を要し、十分な品質のスクィージ
ローラを得るためには非常に高額の費用を要するもので
あった。
【0005】そこで、棒状金属体の表面に金属線が巻き
付けられた巻線式スクィージローラを用いることが考え
られる。巻線式スクィージローラは、棒状金属体に巻き
付けられた互いに隣合う金属線の間に形成される溝が、
従来のスクィージローラの表面に機械切削加工によって
形成された溝と同様の作用、効果を果たし、余剰な感光
液が掻き取られる。また、金属線は巻線機械により巻か
れるので製造時間も短く、また金属線に対して機械切削
を要しないのでバリに起因するキズが長尺帯状金属素材
に発生することもない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような巻線式スク
ィージローラは、棒状金属体に金属線を巻き付ける作業
を行うことで形成されるが、かかる工程による製造で
は、金属線をその全体にわたって棒状金属体の表面に凹
凸等がないよう均一な状態に巻き付けることが難しく、
塗布される膜の均一性に悪影響を及ぼすという問題があ
る。
【0007】また、金属線を棒状金属体に巻き付けつつ
その端部を棒状金属体の表面に固定するのが難しく、特
に、金属線を棒状金属体に巻き付けつつ、その端部が棒
状金属体から浮き上がらないようにしながら溶接等を行
って固定するのが困難であった。金属線の端部を棒状金
属体に固定するためには、例えば図6に示すように、棒
状金属体30に貫通孔32を形成し、金属線34の端部
36を貫通孔32の一方から挿通して他方より引き出
し、端部36を折り曲げて貫通孔32近傍に溶接38す
ることが考えられる。しかしこの場合、その端部36の
加工の作業上、同図に示すように、棒状金属体30から
浮き上がった突出部40が生じやすい。一方、スクィー
ジローラ42は、ストレージタンク内の感光液面近傍に
回転しない状態で取り付けられるのが一般的であり、ス
クィージローラ42に巻き付けられた金属線34は金属
素材との接触により徐々に摩耗し、ついには金属素材表
面の感光液を掻きとることができなくなる。そのため、
ある程度摩耗すると、スクィージローラ42の取付軸4
4を中心に適宜に回転させて取り付け直し、スクィージ
ローラ42の金属線34の新しい面が金属素材と当接す
るようにしなければならない。しかるに、図7に示すよ
うに、スクィージローラ42a,42bに棒状金属体3
0から浮き上がった突出部40がある場合に、スクィー
ジローラ42aの突出部40が対となっている他方のス
クィージローラ42bに接触するように取り付けられる
と、スクィージローラ42a,42b間の間隔が広がっ
てしまい、金属素材46との間に隙間48が生じて金属
素材46表面の感光液を掻きとることができなくなる。
そのため、このような場合には、スクィージローラ42
a,42bの一部の円周表面しか有効に使用できず、結
局、スクィージローラ42a,42bの寿命が短いもの
となってしまう、という問題もある。
【0008】本発明は上述のような点に鑑み、金属線を
棒状金属体に均一な状態で容易に取り付けることがで
き、製作時間が短く、安価で且つスクィージローラの円
周表面を有効に使用でき寿命の長い巻線式スクィージロ
ーラ及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の感光液塗布用巻
線式スクィージローラは、ストレージタンクに付設する
ための保持部を有する棒状金属体と、弾性を付与して中
空のコイル状に形成され、当該中空部に棒状金属体が挿
通された状態で、自身の弾性によって棒状金属体を締め
付けるように取り付けられ、長尺帯状金属素材表面の余
分な感光液を掻き取とる金属線とを有することを特徴と
する。
【0010】また、さらにその金属線表面を硬質の金属
皮膜で被覆してもよい。
【0011】また、本発明の感光液塗布用巻線式スクィ
ージローラの製造方法は、金属線を中空のコイル状部材
に形成する工程と、コイル状部材の中空部に棒状金属体
を挿入する工程と、挿入した棒状金属体表面にコイル状
部材の両端部を固着する工程とよりなることを特徴とす
る。
【0012】さらに、本発明の感光液塗布用巻線式スク
ィージローラの製造方法は、金属線を、弾性を有し、中
空で且つその内径が棒状金属体の直径よりも小さいコイ
ル状部材に形成する工程と、コイル状部材の巻方向と反
対に力を加えて、その弾性に抗してコイル状部材の中空
部の内径を棒状金属体の直径よりも大きくする工程と、
大きくしたコイル状部材の中空部に棒状金属体を挿入す
る工程と、中空部への棒状金属体挿入後にコイル状部材
に加えていた力を減じて、コイル状部材をその弾性によ
り棒状金属体に取り付ける工程とよりなることを特徴と
する。
【0013】
【作用】請求項1の発明によれば、弾性を付与して中空
のコイル状に形成された金属線は、自身の弾性によって
棒状金属体を締め付けるように取り付けられ、棒状金属
体に対して均一な状態で取り付けられる。
【0014】また、取り付けられた金属線の表面を硬質
の金属皮膜で被覆した場合、長尺帯状金属素材との当接
部分の摩耗程度が減少する。
【0015】また、請求項3の発明によれば、棒状金属
体に取り付けられる金属線は、予め中空のコイル状部材
に形成されているので、コイル状部材の中空部に棒状金
属体を挿入した後に棒状金属体表面にコイル状部材の両
端部を固着することにより、棒状金属体表面から浮き上
がった突出部を生じさせるおそれなく、均一な状態で取
り付けられ、その固着の作業は容易に行われる。
【0016】さらに、請求項4の発明によれば、金属線
は、弾性を有し、中空で且つその内径が棒状金属体の直
径よりも小さいコイル状部材に形成されており、その自
身の弾性により棒状金属体に取り付けられるので、棒状
金属体表面から浮き上がった突出部を生じさせるおそれ
なく、均一な状態で取り付けられ、その取り付けの作業
は容易に行われる。
【0017】
【実施例】本発明の巻線式スクィージローラを使用する
感光液塗布装置について、第3図及び第4図を参照して
説明する。
【0018】ストレージタンク1には、補給装置(図示
せず)から送液されて注入された感光液2が所定量貯留
されている。ストレージタンク1の内底部近傍には、段
付きローラ15がベアリング16、16を介してフレー
ム18、18に軸着されている。また、その上方の、感
光液2の液面付近には、その液面をまたいで、一対の巻
線式スクィージローラ14,14が平行に水平姿勢でフ
レーム18,18に支持されている。この感光液塗布装
置には、そのメンテナンスにあたって、この一対の巻線
式スクィージローラ14,14の互いの対向面同士の間
隔や上下方向の位置を微調整し、またそれぞれの両端に
形成された軸13を中心として回転させてその取り付け
姿勢を調整することができる調整機構が設けられており
(その詳細については図示を省略)、スクィージローラ
14,14はいずれも、その取り付け位置と姿勢を調整
された状態で固定され、この感光液塗布装置の運転中に
は回転しないように取り付けられる。フレーム18,1
8にはまた、案内ローラ17,17が軸着されている。
図中、19は、オーバーフロー管である。
【0019】つぎに、本発明の巻線式スクィージローラ
14の構造及び製造方法について、図1、図2を参照し
て説明する。巻線式スクィージローラ14は、ストレー
ジタンク1に付設するための保持部である軸13を両端
に有する棒状金属体6と、その棒状金属体6の周囲に巻
き付けられた状態で取り付けられた金属線7とより構成
される。金属線7は、予め弾性を付与して中空のコイル
状に形成され、当該中空部9に棒状金属体6が挿通され
た状態で、自身の弾性によって棒状金属体6を締め付け
るように取り付けられている。また、金属線7表面には
クロムメッキが施され、鏡面仕上げされた厚み40μm
の硬質クロムメッキの皮膜が形成されて、金属線7を被
覆している。
【0020】この巻線式スクィージローラ14は、以下
の工程により製造される。
【0021】まず、直径(d)1.8mmのステンレス
製の金属線7を用意し、図1に示すように、その金属線
7に対して弾性を付与しつつ成形を施して、内径(D)
37mmの中空のコイル状部材70を形成する。しかる
後、コイル状部材70に、金属線7の巻方向と反対方向
の力を加えることにより、コイル状部材70の中空部9
の内径(D)を38mm以上に広げる。その状態で、ス
トレージタンク1に付設するための軸13を両端に有す
る直径(DD)38mmのステンレス製の棒状金属体6
を、中空部9へ挿入する。そして、棒状金属体6の中央
がコイル状部材70の中央に到るまで挿入して、コイル
状部材70に加えていた力をなくする。これにより、コ
イル状部材70は、自身の弾性により、棒状金属体6を
抱き込むように取り付けられる。金属線7は、予めコイ
ル状に形成されているので、棒状金属体6表面から浮き
上がったりすることなく、均一に、密に巻き付けられた
状態で取り付けられる。そして、コイル状部材70を形
成する金属線7の両方の端部10を溶接または接着20
することにより棒状金属体6表面に固定する。次いで、
棒状金属体6にコイル状部材70を取り付けた状態で、
その表面に厚み40μmの硬質クロムメッキを施し、表
面を鏡面仕上げして、感光膜塗布用巻線式スクィージロ
ーラの製造が完了する。
【0022】さて、以上のような構成の感光液塗布装置
により長尺帯状金属素材、例えばシャドウマスク素材3
の表面に感光液を塗布するには、脱脂、酸洗及び水洗を
行ったシャドウマスク素材3を搬送ローラ(図示せず)
によってストレージタンク1内の感光液2中に導き、段
付きローラ15に掛け回してほぼ垂直方向に引き上げ、
案内ローラ17,17によって一対の巻線式スクィージ
ローラ14,14間に案内し、図5に示すように、感光
液2が表面に付着したシャドウマスク素材3をその間に
通す。このとき、スクィージローラ14,14の表面の
コイル状部材70がシャドウマスク素材3に押しつけら
れるように接触し、余剰に付着した感光液を掻き取る。
そして、コイル状部材70を構成する金属線7の隣合う
部分が形成する溝8によってシャドウマスク素材3の表
面に所定量だけ残された感光液がシャドウマスク素材3
の表面に広がり、所要厚さの均一な感光膜が形成される
ことになる。
【0023】上述の感光膜塗布工程によりシャドウマス
ク素材3に感光膜を塗布すると、巻線式スクィージロー
ラ14,14の円周表面をなす金属線7の表面がシャド
ウマスク素材3との摩擦により次第に摩耗し、ある量以
上のシャドウマスク素材3を処理すると、シャドウマス
ク素材3上の余剰の感光膜が掻き取れなくなってしま
う。そこで、シャドウマスク素材3を、例えばその搬送
方向に10万メートル搬送させて塗布処理する毎に、装
置のメンテナンスを行い、巻線式スクィージローラ1
4,14を軸13を中心に1度回転させ、巻線式スクィ
ージローラ14,14の金属線7表面の、摩耗していな
い新しい面をシャドウマスク素材3の表面に接触させる
ようにする。これにより、所要厚さの均一な感光膜が形
成できる。本発明の巻線式スクィージローラ14,14
は,棒状金属体表面から浮き上がった突出部を生じるこ
となく、均一に、密に巻き付けられた状態で取り付けら
れているので、軸13を中心として全ての周面を余剰感
光液の掻き取りのために使用でき、円周表面を有効に使
用でき、長寿命である。
【0024】なお、シャドウマスク素材3と接触する巻
線式スクィージローラ14の金属線7表面は、実施例の
如く硬質の金属皮膜で被覆することが好ましいが、金属
線7の材質その他の条件によっては、被覆が施されてい
なくてもよい。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、弾性を付与し
て中空のコイル状に形成された金属線は、自身の弾性に
よって棒状金属体を締め付けるように取り付けられるの
で、棒状金属体に対して均一な状態で取り付けることが
でき、容易に製造することができる。
【0026】また、取り付けられた金属線の表面を硬質
の金属皮膜で被覆した場合、長尺帯状金属素材との当接
部分の摩耗程度をより減少させることができる。
【0027】また、請求項3の発明によれば、棒状金属
体に取り付けられる金属線は、予め中空のコイル状部材
に形成されているので、コイル状部材の中空部に棒状金
属体を挿入した後に棒状金属体表面にコイル状部材の両
端部を固着することにより、棒状金属体表面から浮き上
がった突出部を生じさせるおそれなく、均一な状態で取
り付けることができ、スクィージローラの円周表面を有
効に使用でき寿命の長い巻線式スクィージローラを、機
械切削加工による製造方法等と比べ、短時間で安価に且
つ容易に製造することができる。
【0028】さらに、請求項4の発明によれば、金属線
は、弾性を有し、中空で且つその内径が棒状金属体の直
径よりも小さいコイル状部材に形成されており、その自
身の弾性により棒状金属体に取り付けられるので、棒状
金属体表面から浮き上がった突出部を生じさせるおそれ
なく、均一な状態で取り付けることができ、スクィージ
ローラの円周表面を有効に使用でき寿命の長い巻線式ス
クィージローラを、機械切削加工による製造方法等と比
べ、短時間で安価に且つ容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の巻線式スクィージローラの製造方法を
示す概略説明図である。
【図2】本発明の巻線式スクィージローラを示す正面図
である。
【図3】本発明の巻線式スクィージローラを使用した感
光液塗布装置を示す一部断面正面図である。
【図4】図3のIV-IV'断面図である。
【図5】本発明の巻線式スクィージローラの使用状態を
示す模式図である。
【図6】従来の巻線式スクィージローラの要部拡大断面
図である。
【図7】従来の巻線式スクィージローラの使用状態を示
す模式図である。
【符号の説明】
1 ストレージタンク 2 感光液 3 シャドウマスク素材 6 棒状金属体 7 金属線 10 金属線端部 13 軸 14,14 巻線式スクィージローラ 70 コイル状部材 D コイル状部材の内径 DD 棒状金属体の直径 d 金属線の直径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/027

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光液が貯留されたストレージタンクに、
    互いに対向して水平に一対付設され、ストレージタンク
    内部の感光液中をくぐる間に表面に感光液が付着した長
    尺帯状金属素材をその対設間に案内して通すことによ
    り、長尺帯状金属素材の表面の余分な感光液を掻き取っ
    て所定の均一な厚さの感光膜を形成する感光液塗布用巻
    線式スクィージローラにおいて、 前記ストレージタンクに付設するための保持部を有する
    棒状金属体と、 弾性を付与して中空のコイル状に形成され、当該中空部
    に前記棒状金属体が挿通された状態で、自身の弾性によ
    って前記棒状金属体を締め付けるように取り付けられ、
    長尺帯状金属素材表面の余分な感光液を掻き取とる金属
    線と、を有することを特徴とする感光液塗布用巻線式ス
    クィージローラ。
  2. 【請求項2】前記金属線表面を硬質の金属皮膜で被覆し
    たことを特徴とする請求項1記載の感光液塗布用巻線式
    スクィージローラ。
  3. 【請求項3】棒状金属体の周囲に金属線が巻き付けられ
    た状態で取り付けられ、長尺帯状金属素材の表面の余分
    な感光液を掻き取って所定の均一な厚さの感光膜を形成
    する感光液塗布用巻線式スクィージローラの製造方法に
    おいて、 金属線を中空のコイル状部材に形成する工程と、 前記コイル状部材の中空部に棒状金属体を挿入する工程
    と、 挿入した前記棒状金属体表面に前記コイル状部材の両端
    部を固着する工程と、よりなることを特徴とする感光液
    塗布用巻線式スクィージローラの製造方法。
  4. 【請求項4】棒状金属体の周囲に金属線が巻き付けられ
    た状態で取り付けられ、長尺帯状金属素材の表面の余分
    な感光液を掻き取って所定の均一な厚さの感光膜を形成
    する感光液塗布用巻線式スクィージローラの製造方法に
    おいて、 金属線を、弾性を有し、中空で且つその内径が前記棒状
    金属体の直径よりも小さいコイル状部材に形成する工程
    と、 前記コイル状部材の巻方向と反対に力を加えて、その弾
    性に抗して前記コイル状部材の中空部の内径を前記棒状
    金属体の直径よりも大きくする工程と、 大きくした前記コイル状部材の中空部に前記棒状金属体
    を挿入する工程と、 前記中空部への前記棒状金属体挿入後に前記コイル状部
    材に加えていた力を減じて、前記コイル状部材をその弾
    性により前記棒状金属体に取り付ける工程と、よりなる
    ことを特徴とする感光液塗布用巻線式スクィージローラ
    の製造方法。
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