JPH07289831A - レンジフードのグリスフィルター - Google Patents
レンジフードのグリスフィルターInfo
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- JPH07289831A JPH07289831A JP6105067A JP10506794A JPH07289831A JP H07289831 A JPH07289831 A JP H07289831A JP 6105067 A JP6105067 A JP 6105067A JP 10506794 A JP10506794 A JP 10506794A JP H07289831 A JPH07289831 A JP H07289831A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 レンジフードのグリスフィルターの空気の流
通をよくし、空気に含まれるグリスを空気より分離除去
し、乾いた空気を外気に排出するグリスフィルターを提
供する。 【構成】 一のフィルター部材Ａのグリス混合空気導入
口６を上方に向けて形成する互いに対向する一対の立上
り辺２及び３と、立上り辺２及び３の先端部に２ｍｍの
隙間９を存して水平状に配設した他のフィルター部材Ａ
１の底板８ａと、一のフィルター部材Ａのグリス混合空
気導入口６と並べて開口部を下方に向けて配設した空気
排出口６ａと、他のフィルター部材Ａ１の底板８ａの一
端にほぼ９０°に屈曲して立上り延設された立上り辺２
ａと、一のフィルター部材１の立上り辺３の外側に隙間
９ａを存して配設され、他のフィルター部材Ａ１の底板
８ａの他端に延設された立上り辺３ａとよりなるレンジ
フードのグリスフィルター。
通をよくし、空気に含まれるグリスを空気より分離除去
し、乾いた空気を外気に排出するグリスフィルターを提
供する。 【構成】 一のフィルター部材Ａのグリス混合空気導入
口６を上方に向けて形成する互いに対向する一対の立上
り辺２及び３と、立上り辺２及び３の先端部に２ｍｍの
隙間９を存して水平状に配設した他のフィルター部材Ａ
１の底板８ａと、一のフィルター部材Ａのグリス混合空
気導入口６と並べて開口部を下方に向けて配設した空気
排出口６ａと、他のフィルター部材Ａ１の底板８ａの一
端にほぼ９０°に屈曲して立上り延設された立上り辺２
ａと、一のフィルター部材１の立上り辺３の外側に隙間
９ａを存して配設され、他のフィルター部材Ａ１の底板
８ａの他端に延設された立上り辺３ａとよりなるレンジ
フードのグリスフィルター。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は厨房等において使用され
るレンジより発生するグリス混合空気中のグリスを分離
除去しできるだけグリス分の少ない空気を外部に放出す
るグリスフィルターに関する。
るレンジより発生するグリス混合空気中のグリスを分離
除去しできるだけグリス分の少ない空気を外部に放出す
るグリスフィルターに関する。
【０００２】
【従来の技術】レンジフード用グリスフィルターは従来
種々発明されている。例えば、実公平２−４３４５６号
公報においては、金属薄板に２〜５ｍｍのピッチでスリ
ットを縦方向に縦設すると共に、そうした列を数列形成
し、これらの各列におけるスリット相互で区画された舌
片全体を一方向に屈折傾斜してスリット相互間に平面部
分を残すことなく縦幅が１〜３ｍｍの通気口を設けたフ
ィルタ単体を形成し、このフィルタ単体又は複数枚を組
み合わせた構造が開示されている。このレンジフード用
グリスフィルターはスリット相互で区画された舌片全体
を一方向に屈折傾斜しているために外部からスリットに
進入したグリスを含む空気は舌片にて進路を変えるのみ
で、空気とグリスを分離する作用が小さい。すなわち空
気中に混在するグリスは滞留分離作用の小さい舌片にて
方向変換されるがグリスを分離滞留させる場所を持って
いない。従ってグリスの分離捕捉作用が悪い。
種々発明されている。例えば、実公平２−４３４５６号
公報においては、金属薄板に２〜５ｍｍのピッチでスリ
ットを縦方向に縦設すると共に、そうした列を数列形成
し、これらの各列におけるスリット相互で区画された舌
片全体を一方向に屈折傾斜してスリット相互間に平面部
分を残すことなく縦幅が１〜３ｍｍの通気口を設けたフ
ィルタ単体を形成し、このフィルタ単体又は複数枚を組
み合わせた構造が開示されている。このレンジフード用
グリスフィルターはスリット相互で区画された舌片全体
を一方向に屈折傾斜しているために外部からスリットに
進入したグリスを含む空気は舌片にて進路を変えるのみ
で、空気とグリスを分離する作用が小さい。すなわち空
気中に混在するグリスは滞留分離作用の小さい舌片にて
方向変換されるがグリスを分離滞留させる場所を持って
いない。従ってグリスの分離捕捉作用が悪い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はグリス混合空
気中のグリスの分離作用が高く、分離したグリスの清掃
及び除去が容易なグリスフィルターを提供することを目
的とする。
気中のグリスの分離作用が高く、分離したグリスの清掃
及び除去が容易なグリスフィルターを提供することを目
的とする。
【０００４】
（１）（ａ）一のフィルター部材Ａのグリス混合空気導
入口６を形成するように先端が互いに接近した一対の対
向する一方の立上り辺２及び他方の立上り辺３が順次複
数個並べて形成されており、前記相隣れる一のグリス混
合空気導入口６の他方の立上り辺３の基部と一のグリス
混合空気導入口６に隣接する他のグリス混合空気導入口
６の一方の立上り辺２の基部とは底板８にて接続形成さ
れており、（ｂ）他のフィルター部材Ａ１のグリス混合
空気導入口６ａを形成するように先端が互いに接近した
一対の対向する一方の立上り辺２ａ及び他方の立上り辺
３ａが順次複数個並べて形成されており、前記相隣れる
一の空気導出口６ａの他方の立上り辺３ａの基部と他の
空気導出口６ａの一方の立上り辺２ａの基部とは底板８
ａにて一体に接続形成されており、（ｃ）一のフィルタ
ー部材Ａのグリス混合空気導入口６に他のフィルター部
材Ａ１の底板８ａが隙間９を存して対向させ、一のフィ
ルター部材Ａの底板８に他ののフィルター部材Ａ１の空
気導出口６ａを隙間９を存して対向させてなる、レンジ
フードのグリスフィルター。 （２）一のグリス混合空気導入口６と他のグリス混合空
気導出口６ａを煙の吐出方向に開口させて小円弧ｒを以
て互に向い合わせ状に弯曲して配設した一方の立上り辺
２と、他方の立上り辺３と、これら一方の立上り辺２と
他方の立上り辺３とをグリス混合空気導入口６と空気導
出口６ａと他方の空気導入口６ａの幅よりも狭い隙間９
を存して小円弧ｒと同心円の大円弧Ｒで弯曲した底辺８
にて接続したレンンジフードのグリスフィルター。 （３）フィルター部材Ａ，Ａ１のいずれか又は両方の表
面に不燃性通気マット１０を取外しできるように装着し
たレンジフードのグリスフィルター。 （４）一のグリス混合空気導入口６を形成する一方の立
上り辺２ａ及び空気導出口６ａを形成する他方の立上り
辺３ａが半円弧状樋に形成されており、他の空気導出口
６ａを形成する一方の立上り辺２ａ及び他方の立上り辺
３ａが半円弧状樋に形成されているレンジフードのグリ
スフィルター。
入口６を形成するように先端が互いに接近した一対の対
向する一方の立上り辺２及び他方の立上り辺３が順次複
数個並べて形成されており、前記相隣れる一のグリス混
合空気導入口６の他方の立上り辺３の基部と一のグリス
混合空気導入口６に隣接する他のグリス混合空気導入口
６の一方の立上り辺２の基部とは底板８にて接続形成さ
れており、（ｂ）他のフィルター部材Ａ１のグリス混合
空気導入口６ａを形成するように先端が互いに接近した
一対の対向する一方の立上り辺２ａ及び他方の立上り辺
３ａが順次複数個並べて形成されており、前記相隣れる
一の空気導出口６ａの他方の立上り辺３ａの基部と他の
空気導出口６ａの一方の立上り辺２ａの基部とは底板８
ａにて一体に接続形成されており、（ｃ）一のフィルタ
ー部材Ａのグリス混合空気導入口６に他のフィルター部
材Ａ１の底板８ａが隙間９を存して対向させ、一のフィ
ルター部材Ａの底板８に他ののフィルター部材Ａ１の空
気導出口６ａを隙間９を存して対向させてなる、レンジ
フードのグリスフィルター。 （２）一のグリス混合空気導入口６と他のグリス混合空
気導出口６ａを煙の吐出方向に開口させて小円弧ｒを以
て互に向い合わせ状に弯曲して配設した一方の立上り辺
２と、他方の立上り辺３と、これら一方の立上り辺２と
他方の立上り辺３とをグリス混合空気導入口６と空気導
出口６ａと他方の空気導入口６ａの幅よりも狭い隙間９
を存して小円弧ｒと同心円の大円弧Ｒで弯曲した底辺８
にて接続したレンンジフードのグリスフィルター。 （３）フィルター部材Ａ，Ａ１のいずれか又は両方の表
面に不燃性通気マット１０を取外しできるように装着し
たレンジフードのグリスフィルター。 （４）一のグリス混合空気導入口６を形成する一方の立
上り辺２ａ及び空気導出口６ａを形成する他方の立上り
辺３ａが半円弧状樋に形成されており、他の空気導出口
６ａを形成する一方の立上り辺２ａ及び他方の立上り辺
３ａが半円弧状樋に形成されているレンジフードのグリ
スフィルター。
【０００５】
【作用】本発明は、金属薄板等よりなる一のフィルター
部材Ａを一側方に大弯曲面を介して直立した立上り辺２
と３を形成し、立上り辺２と３の先端部４と５を弯曲面
を介して接近させてグリス混合空気導入口６を形成した
ことにより、空気は立上り辺２と３との間の直立通路を
経てノズル状の先端部４と５にて加速されて上昇し、他
のフィルター部材Ａ１の底板８ａに衝突する。底板８ａ
に衝突した空気は左右に分けられて一のフィルター部材
Ａの立上り辺２と３と他のフィルター部材Ａ１の立上り
辺２ａと３ａとにてそれぞれ構成された空気導出口６ａ
の幅よりも狭い幅の隙間９，９ａを下に向かって整流し
加速されて通過した後、他のフィルター部材Ａ１の先端
部４ａと５ａの間より進入し、膨張してグリスを分離
し、グリスを分離された空気は空気導出口６ａより上方
に排出される。他のフィルター部材Ａ１の先端部４ａと
５ａにて分離されたグリスは、一のフィルター部材Ａの
底板８上に溜る。他のフィルター部材Ａ１を一のフィル
ター部材Ａより外し、一のフィルター部材Ａを傾けてグ
リスを集め、これをフィルターより取除いた後、両方の
フィルター部材を組み立てて、再びレンジフードに装着
する。このグリス分離作用は、レンジフードに取り付け
た通風機にて一のフィルター部材Ａと他のフィルター部
材Ａ１との間で強制的に行われる。又、一のフィルター
部材Ａ又は他のフィルター部材Ａ１の表面に取り付け、
取外しできる使い捨ての不燃性通気マット１０はグリス
による一及び他のフィルター部材Ａ及びＡ１の汚れを防
止する。
部材Ａを一側方に大弯曲面を介して直立した立上り辺２
と３を形成し、立上り辺２と３の先端部４と５を弯曲面
を介して接近させてグリス混合空気導入口６を形成した
ことにより、空気は立上り辺２と３との間の直立通路を
経てノズル状の先端部４と５にて加速されて上昇し、他
のフィルター部材Ａ１の底板８ａに衝突する。底板８ａ
に衝突した空気は左右に分けられて一のフィルター部材
Ａの立上り辺２と３と他のフィルター部材Ａ１の立上り
辺２ａと３ａとにてそれぞれ構成された空気導出口６ａ
の幅よりも狭い幅の隙間９，９ａを下に向かって整流し
加速されて通過した後、他のフィルター部材Ａ１の先端
部４ａと５ａの間より進入し、膨張してグリスを分離
し、グリスを分離された空気は空気導出口６ａより上方
に排出される。他のフィルター部材Ａ１の先端部４ａと
５ａにて分離されたグリスは、一のフィルター部材Ａの
底板８上に溜る。他のフィルター部材Ａ１を一のフィル
ター部材Ａより外し、一のフィルター部材Ａを傾けてグ
リスを集め、これをフィルターより取除いた後、両方の
フィルター部材を組み立てて、再びレンジフードに装着
する。このグリス分離作用は、レンジフードに取り付け
た通風機にて一のフィルター部材Ａと他のフィルター部
材Ａ１との間で強制的に行われる。又、一のフィルター
部材Ａ又は他のフィルター部材Ａ１の表面に取り付け、
取外しできる使い捨ての不燃性通気マット１０はグリス
による一及び他のフィルター部材Ａ及びＡ１の汚れを防
止する。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例を図面について説明する。図
１，図２，図３，図４及び図５において、グリスフィル
ターはレンジフードの容量に対応する耐火性の薄い軽金
属板、プラスチック板等からなる２枚合わせの四角形部
材からなるものである。Ａは一のフィルター部材、Ａ１
は他のフィルター部材である。これらのフィルター部材
は、同じ抜型で打抜きした後側縁を一側方にかぎ形に折
曲げて成形される。図３に示すように幅ｌの両端から大
弯曲面を介して立ち上げ形成された一方の立上り辺２と
３の上端部は小弯曲面を以て折曲げられた互いに寄せ集
められてグリス混合空気導入口６が形成される。このよ
うなグリス混合空気導入口６が前記幅ｌよりも大きな幅
Ｌを存して形成される。
１，図２，図３，図４及び図５において、グリスフィル
ターはレンジフードの容量に対応する耐火性の薄い軽金
属板、プラスチック板等からなる２枚合わせの四角形部
材からなるものである。Ａは一のフィルター部材、Ａ１
は他のフィルター部材である。これらのフィルター部材
は、同じ抜型で打抜きした後側縁を一側方にかぎ形に折
曲げて成形される。図３に示すように幅ｌの両端から大
弯曲面を介して立ち上げ形成された一方の立上り辺２と
３の上端部は小弯曲面を以て折曲げられた互いに寄せ集
められてグリス混合空気導入口６が形成される。このよ
うなグリス混合空気導入口６が前記幅ｌよりも大きな幅
Ｌを存して形成される。
【０００７】他のフィルター部材Ａ１の空気導出口６ａ
は他方の立上り辺２ａと３ａとで構成される。そして前
記一のフィルター部材Ａの一方の立上り辺２と３の小円
弧ｒの外側に、小円弧ｒと同心円状に大円弧Ｒにて形成
された他のフィルター部材Ａ１の他方立上り辺２ａと３
ａが配設されて、一方の立上り辺２と他方の立上り辺２
ａ、一方の立上り辺３と他方の立上り辺３ａとは１〜３
ｍｍの隙間９を存して対向している。
は他方の立上り辺２ａと３ａとで構成される。そして前
記一のフィルター部材Ａの一方の立上り辺２と３の小円
弧ｒの外側に、小円弧ｒと同心円状に大円弧Ｒにて形成
された他のフィルター部材Ａ１の他方立上り辺２ａと３
ａが配設されて、一方の立上り辺２と他方の立上り辺２
ａ、一方の立上り辺３と他方の立上り辺３ａとは１〜３
ｍｍの隙間９を存して対向している。
【０００８】一方のフィルター部材Ａのグリス混合空気
導入口６には、他のフィルター部材Ａ１の底辺８ａが隙
間９とほぼ同じ間隔で対設され、他のフィルター部材Ａ
１の空気導出口６ａには、一のフィルター部材Ａの底辺
８が隙間９とほぼ同じ間隔で対設されている。従ってグ
リス混合空気が一のフィルター部材Ａのグリス混合空気
導入口６より隙間９を通り他のフィルター部材Ａ１の空
気導出口６ａに至る迄停滞することなく、グリスを底辺
８の上面に残してグリスが分離された空気がレンジの送
風機（図示せず）にて誘引され外気に放出される。
導入口６には、他のフィルター部材Ａ１の底辺８ａが隙
間９とほぼ同じ間隔で対設され、他のフィルター部材Ａ
１の空気導出口６ａには、一のフィルター部材Ａの底辺
８が隙間９とほぼ同じ間隔で対設されている。従ってグ
リス混合空気が一のフィルター部材Ａのグリス混合空気
導入口６より隙間９を通り他のフィルター部材Ａ１の空
気導出口６ａに至る迄停滞することなく、グリスを底辺
８の上面に残してグリスが分離された空気がレンジの送
風機（図示せず）にて誘引され外気に放出される。
【０００９】一のフィルター部材Ａ及び他のフィルター
部材Ａ１の厚みは５〜６ｍｍ、隙間の幅９は１〜３ｍ
ｍ、グリス混合空気導入口６及び空気導出口６ａの幅は
２．５〜３．５ｍｍである。１０は不燃性材からなる不
燃性通気マットであって、一方又は他方のフィルター部
材Ａ又はＡ１の外周縁部１１にねじ、その他の取付部材
１２にて取外しできるように締付け固定する。１３はフ
ィルター部材Ａ及びＡ１の正面に縦横格子状に凹設した
溝であって、これらの溝で区切られた桝目内に前記グリ
ス混合空気導入口６，空気導出口６ａ、隙間９の構成部
材すなわち一方の立上がり辺２，３、他方の立上がり辺
２ａ，３ａ等が配設される。１１は一のフィルター部材
Ａのかぎ形外周縁部、１１ａは他のフィルター部材Ａ１
のかぎ形外周縁であり、一のフィルター部材Ａのかぎ形
外周縁１１は、他のフィルター部材Ａ１の外周縁１１ａ
よりも広く形成して、一のフィルター部材Ａのかぎ形外
周縁部１１の内側に他のフィルター部材Ａ１のかぎ形外
周縁部１１ａが嵌合収納されるようになっている。
部材Ａ１の厚みは５〜６ｍｍ、隙間の幅９は１〜３ｍ
ｍ、グリス混合空気導入口６及び空気導出口６ａの幅は
２．５〜３．５ｍｍである。１０は不燃性材からなる不
燃性通気マットであって、一方又は他方のフィルター部
材Ａ又はＡ１の外周縁部１１にねじ、その他の取付部材
１２にて取外しできるように締付け固定する。１３はフ
ィルター部材Ａ及びＡ１の正面に縦横格子状に凹設した
溝であって、これらの溝で区切られた桝目内に前記グリ
ス混合空気導入口６，空気導出口６ａ、隙間９の構成部
材すなわち一方の立上がり辺２，３、他方の立上がり辺
２ａ，３ａ等が配設される。１１は一のフィルター部材
Ａのかぎ形外周縁部、１１ａは他のフィルター部材Ａ１
のかぎ形外周縁であり、一のフィルター部材Ａのかぎ形
外周縁１１は、他のフィルター部材Ａ１の外周縁１１ａ
よりも広く形成して、一のフィルター部材Ａのかぎ形外
周縁部１１の内側に他のフィルター部材Ａ１のかぎ形外
周縁部１１ａが嵌合収納されるようになっている。
【００１０】本発明は前記したように、一のフィルター
部材Ａの開口部を上方に向けたグリス混合空気導入口６
に隙間９を存して、他のフィルター部材Ａ１の底板８を
配設し、他のフィルター部材Ａ１の開口部を上方に向け
た空気導出口６ａに隙間９ａを存して、一のフィルター
部材Ａの底板８を配設し、一のフィルター部材のグリス
混合空気導入口６より送入されたグリス混合空気を底板
８ａにて両側に２分割して下降させ底板８に衝突させて
グリスを分離してグリスを底板８に残留させ膨張した空
気を空気導出口６ａより上昇し放出させる。底壁８に溜
ったグリスは、不燃性通気マット１０を取り外し、一の
フィルター部材Ａと他のフィルター部材Ａ１を分解して
取除く。
部材Ａの開口部を上方に向けたグリス混合空気導入口６
に隙間９を存して、他のフィルター部材Ａ１の底板８を
配設し、他のフィルター部材Ａ１の開口部を上方に向け
た空気導出口６ａに隙間９ａを存して、一のフィルター
部材Ａの底板８を配設し、一のフィルター部材のグリス
混合空気導入口６より送入されたグリス混合空気を底板
８ａにて両側に２分割して下降させ底板８に衝突させて
グリスを分離してグリスを底板８に残留させ膨張した空
気を空気導出口６ａより上昇し放出させる。底壁８に溜
ったグリスは、不燃性通気マット１０を取り外し、一の
フィルター部材Ａと他のフィルター部材Ａ１を分解して
取除く。
【００１１】図６は他の実施例の断面図であって、一の
フィルター部材Ａと他のフィルター部材Ａ１の大円弧状
部と小円弧状部を互いに反対に向けて接続し一のフィル
ター部材Ａの小円弧状部グリス混合空気導入口を他のフ
ィルター部材Ａ１の底板に向けて開口し、他のフィルタ
ー部材Ａ１の空気導出口を一のフィルター部材Ａの底板
に向けて開口し、グリスを分離された空気を外気に導出
するように構成した場合である。
フィルター部材Ａと他のフィルター部材Ａ１の大円弧状
部と小円弧状部を互いに反対に向けて接続し一のフィル
ター部材Ａの小円弧状部グリス混合空気導入口を他のフ
ィルター部材Ａ１の底板に向けて開口し、他のフィルタ
ー部材Ａ１の空気導出口を一のフィルター部材Ａの底板
に向けて開口し、グリスを分離された空気を外気に導出
するように構成した場合である。
【００１２】
【発明の効果】本考案は前記したように、レンジの送風
機のファンにて一のフィルター部材Ａの上向きに開口さ
れたグリス混合空気導入口６より隙間９を経て他のフィ
ルター部材Ａ１の底板８ａに衝突させ２分割する。２分
割されたグリス混合空気を一のフィルター部材Ａの一方
の立上り辺２，３と他のフィルター部材Ａ１の立上り辺
２ａ，３ａの隙間９を加速しながら降下する。降下した
グリス混合空気は一のフィルター部材Ａの底板８に強く
衝突してグリスを分離する。分離されたグリスは一のフ
ィルター部材Ａの底板に８に溜る。空気は隙間９の幅よ
りも広い幅を持つ他のフィルター部材Ａ１の空気導出口
６ａより上昇して外気に放出される。本発明は、開口部
を上向きとしたグリス混合空気導入口６と開口部を下向
きとした空気導出口６ａとを接近させて交互に排列し、
空気導入口６より排出されたグリス混合空気を他の底板
８ａにて２分して隙間９を加速降下させて一の底板８ａ
に衝突させてグリスを分離するためにグリス分離能力が
大きく、分解組立、掃除が容易なる等優れた効果を奏す
る。
機のファンにて一のフィルター部材Ａの上向きに開口さ
れたグリス混合空気導入口６より隙間９を経て他のフィ
ルター部材Ａ１の底板８ａに衝突させ２分割する。２分
割されたグリス混合空気を一のフィルター部材Ａの一方
の立上り辺２，３と他のフィルター部材Ａ１の立上り辺
２ａ，３ａの隙間９を加速しながら降下する。降下した
グリス混合空気は一のフィルター部材Ａの底板８に強く
衝突してグリスを分離する。分離されたグリスは一のフ
ィルター部材Ａの底板に８に溜る。空気は隙間９の幅よ
りも広い幅を持つ他のフィルター部材Ａ１の空気導出口
６ａより上昇して外気に放出される。本発明は、開口部
を上向きとしたグリス混合空気導入口６と開口部を下向
きとした空気導出口６ａとを接近させて交互に排列し、
空気導入口６より排出されたグリス混合空気を他の底板
８ａにて２分して隙間９を加速降下させて一の底板８ａ
に衝突させてグリスを分離するためにグリス分離能力が
大きく、分解組立、掃除が容易なる等優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は本発明の不燃性通気マットを外した状態
の正面図。
の正面図。
【図２】図２は本発明の一部を切欠した拡大側面図。
【図３】図３は本発明を一部を切欠拡大して示す説明
図。
図。
【図４】図４は不燃性通気マットを組付けた本発明全体
の側面図。
の側面図。
【図５】図５は図１のＡーＡ線の拡大断面図。
【図６】図６は図１のＢーＢ線の拡大断面図。
Ａ 一のフィルター部材 Ａ１ 他のフィルター部材 ２，２ａ 立上り辺 ３，３ａ 立上り辺 ４，４ａ 立上り辺の先端部 ５，５ａ 立上り辺の先端部 ６ グリス混合空気導入口 ６ａ 空気導出口 ７，７ａ 煙誘導部材 ８，８ａ 底板 ９，９ａ 隙間 １０ 不燃性通気マット １１，１１ａ フィルター部材のかぎ形外周縁部 １２ 取付部材 １３ 溝
Claims (4)
- 【請求項１】 （ａ）一のフィルター部材Ａのグリス混
合空気導入口６を形成するように先端が互いに接近した
一対の対向する一方の立上り辺２及び他方の立上り辺３
が順次複数個並べて形成されており、前記相隣れる一の
グリス混合空気導入口６の他方の立上り辺３の基部と一
のグリス混合空気導入口６に隣接する他のグリス混合空
気導入口６の一方の立上り辺２の基部とは底板８にて接
続形成されており、（ｂ）他のフィルター部材Ａ１のグ
リス混合空気導出口６ａを形成するように先端が互いに
接近した一対の対向する一方の立上り辺２ａ及び他方の
立上り辺３ａが順次複数個並べて形成されており、前記
相隣れる一のグリス混合空気導出口６ａの他方の立上り
辺３ａの基部と他のグリス混合空気導出口６ａの一方の
立上り辺２ａの基部とは底板８ａにて一体に接続形成さ
れており、（ｃ）一のフィルター部材Ａのグリス混合空
気導入口６に他のフィルター部材Ａ１の底板８ａが隙間
９を存して対向させ、一のフィルター部材Ａの底板８に
他ののフィルター部材Ａ１の空気導出口６ａを隙間９を
存して対向させてなる、 レンジフードのグリスフィルター。 - 【請求項２】 一のグリス混合空気導入口６と他の空気
導出口６ａを煙の吐出方向に開口させて小円弧ｒを以て
互に向い合わせ状に弯曲して配設した一方の立上り辺２
と、他方の立上り辺３と、これら一方の立上り辺２と他
方の立上り辺３とをグリス混合空気導入口６と空気導出
口６ａの幅よりも狭い隙間９を存して小円弧ｒと同心円
の大円弧Ｒで弯曲した底辺８にて接続した請求項１記載
のレンジフードのグリスフィルター。 - 【請求項３】 フィルター部材Ａ，Ａ１のいずれか又は
両方の表面に不燃性通気マット１０を取外しできるよう
に装着した請求項１又は請求項２記載のレンジフードの
グリスフィルター。 - 【請求項４】 一のグリス混合空気導入口６を形成する
一方の立上り辺２ａ及び空気導出口６ａを形成する他方
の立上り辺３ａが半円弧状樋に形成されており、他の空
気導出口６ａを形成する一方の立上り辺２ａ及び他方の
立上り辺３ａが半円弧状樋に形成されていることを特徴
とする請求項１又は請求項３記載のレンジフードのグリ
スフィルター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6105067A JPH07289831A (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | レンジフードのグリスフィルター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6105067A JPH07289831A (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | レンジフードのグリスフィルター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07289831A true JPH07289831A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=14397616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6105067A Pending JPH07289831A (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | レンジフードのグリスフィルター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07289831A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100624823B1 (ko) * | 2004-11-10 | 2006-09-18 | 엘지전자 주식회사 | 배플필터 |
| KR101685919B1 (ko) * | 2015-09-22 | 2016-12-13 | 주식회사 인솔엔지니어링 | 주방 환기 천정모듈 시스템 |
| KR20210110988A (ko) * | 2020-03-02 | 2021-09-10 | 김진수 | 그리스 필터 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56121928A (en) * | 1980-02-28 | 1981-09-25 | Toshiba Corp | Ventilator |
| JPS5949119B2 (ja) * | 1977-07-29 | 1984-11-30 | 新日本製鐵株式会社 | ウエット式水中溶接用フラックス入りワイヤ |
-
1994
- 1994-04-21 JP JP6105067A patent/JPH07289831A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5949119B2 (ja) * | 1977-07-29 | 1984-11-30 | 新日本製鐵株式会社 | ウエット式水中溶接用フラックス入りワイヤ |
| JPS56121928A (en) * | 1980-02-28 | 1981-09-25 | Toshiba Corp | Ventilator |
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|---|---|---|---|---|
| KR100624823B1 (ko) * | 2004-11-10 | 2006-09-18 | 엘지전자 주식회사 | 배플필터 |
| KR101685919B1 (ko) * | 2015-09-22 | 2016-12-13 | 주식회사 인솔엔지니어링 | 주방 환기 천정모듈 시스템 |
| KR20210110988A (ko) * | 2020-03-02 | 2021-09-10 | 김진수 | 그리스 필터 |
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