JPH07289773A - 気泡発生装置を有する洗濯機及びその気泡発生制御方法 - Google Patents

気泡発生装置を有する洗濯機及びその気泡発生制御方法

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JPH07289773A
JPH07289773A JP7090938A JP9093895A JPH07289773A JP H07289773 A JPH07289773 A JP H07289773A JP 7090938 A JP7090938 A JP 7090938A JP 9093895 A JP9093895 A JP 9093895A JP H07289773 A JPH07289773 A JP H07289773A
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JP
Japan
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washing
washing liquid
washing machine
mixer
outer tub
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JP7090938A
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Seog Jong Hong
セオ ジョン ホン
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L G DENSHI KK
LG Electronics Inc
Original Assignee
L G DENSHI KK
LG Electronics Inc
Gold Star Co Ltd
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    • D—TEXTILES; PAPER
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、気泡発生装置を有する洗濯機及び
その気泡発生制御方法に関し、気泡発生装置を洗濯機に
備え、洗濯中微細な気泡を生成供給して、洗濯効率を向
上させる洗濯機及びその気泡発生制御方法を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 洗濯量に従い洗濯時間の間、均一な微細サイ
ズの気泡を生成し、洗濯槽の洗濯液中に供給して、洗濯
液中の粉塵及び油分の汚物を気泡の外周面に接着させ、
迅速に汚物源を除去して洗濯効率を向上し得るように気
泡発生装置を有する洗濯機及びその気泡発生制御方法を
提供するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は気泡発生装置を備えた洗
濯機及びその気泡発生を制御する方法に関する。詳しく
は、気泡発生装置を利用して微細な気泡を洗濯槽内に供
給し、洗濯効率を向上して洗剤を節約し得る気泡発生装
置を有した洗濯機及びその気泡発生制御方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】本発明を説明するにおいて、明細書内の
用語中、“洗濯物”は洗濯機を用いて洗濯を行う全ての
衣類及びその他の物品を示し、“洗濯液”は洗濯を行う
ため洗剤を溶解させた水を示すものとする。以下、従来
の洗濯機構造について、図７を用いて説明する。従来の
洗濯機においては、洗濯機本体１０の内部に中空円筒状
の外槽２０が挿合されて該外槽２０はスノーバー３０及
び固定支持台３０ａにより洗濯機本体１０の内部に固定
され、前記外槽２０の内部には中空円筒状の脱水槽４０
が挿合されて該脱水槽４０はスノーバー３０′及び固定
支持台３０′ａにより前記外槽２０に固定され、それら
外槽２０の内周面及び底面と脱水槽４０の外周面及び底
面外方側との間には所定間隔離れた空間が形成されてい
た。
【０００３】前記脱水槽４０の周壁には帯状の脱水孔支
持部４０ａが複数垂直方向に形成され、それら脱水孔支
持部４０ａに複数の脱水孔４０ａ′が夫々穿孔形成さ
れ、それら脱水孔４０ａ′は脱水槽４０の底面上にも複
数穿孔形成され、それら脱水孔４０ａ′を通って洗濯の
際、洗濯液が外槽２０と脱水槽４０との間を洗濯モード
に従い自由自在に流動するようになっていた。
【０００４】且つ、前記外槽２０の外方側底面所定部位
にはモーター９０及びクラッチ７０が夫々下方向き装着
され、該モーター９０にはモーター軸９０ａが嵌合され
て該モーター軸９０にモータープーリ１００が固着され
ていた。前記クラッチ７０にはクラッチ軸６０が嵌合さ
れて該クラッチ軸６０の一方側端は前記外槽２０の底面
及び脱水槽４０の軸孔４０ｂを貫通した後該脱水槽４０
の底面内方側に突出され、該クラッチ軸６０の先方側端
に回転羽５０が固着されていた。
【０００５】前記クラッチ軸６０の基端にはクラッチプ
ーリ８０が固着され、該クラッチプーリ８０と前記モー
タープーリ１００間にベルト１１０が掛合され、前記モ
ーター９０の駆動によりそれらベルト１１０及びクラッ
チ軸６０を介し前記回転羽５０が時計方向及び反時計方
向に反復回動され洗濯が行われるようになっていた。
【０００６】又、前記洗濯機本体１０の上方所定部位に
は、空気供給機１２０が装着され、該空気供給機１２０
に空気誘導管１３０の基端が連結され、該空気誘導管１
３０の他方側端は前記外槽２０の底面を貫通して該外槽
２０底面内方側に突出され、該空気誘導管１３０の突出
部位にスポンジ状の気泡生成部１４０が装着され、前記
空気供給機１２０から供給された空気が空気誘導管１３
０を通って気泡生成部１４０に流入された後、気泡が生
成され外槽２０及び脱水槽４０内の洗濯液に供給される
ようになっていた。
【０００７】更に、前記外槽２０の底面所定部位には排
水孔が穿孔形成されて該排水孔に排水管１５０の基端が
連結され、該排水管１５０の他方側端は洗濯機本体１０
の外方側に突出され、該排水管１５０の中間部位に調整
バルブ１６０が装置され、洗濯が終ると調整バルブの調
整により排水管１５０を通って汚水が排出されるように
なっていた。
【０００８】そして、このように構成された従来の洗濯
機の作用を次に説明する。先ず、使用者が脱水槽４０内
に洗濯物を挿入し、洗濯モードを選択すると、マイクロ
コンピューターの制御によりモーター９０が駆動され、
該モーター９０の駆動力はモータープーリ１００、ベル
ト１１０及びクラッチプーリ８０を介してクラッチ７０
に伝達される。次いで、該クラッチ７０の作用により回
転羽５０が時計方向及び反時計方向に反復回動され、脱
水槽４０内の洗濯物と該脱水槽４０及び外槽２０内の洗
濯液とには中央部位に所定回転力を有する渦巻が形成さ
れ洗濯が行われる。
【０００９】一方、空気供給機１２０からは外部の空気
が吸入されて空気誘導管１３０を経て気泡生成部１４０
に導入され、該気泡生成部１４０から気泡が発生して前
記外槽２０と脱水槽４０間に流入され、複数の脱水孔４
０ａ′を通って脱水槽４０内に流入され、前述した洗濯
物と洗濯液とにより形成された渦巻中に供給される。次
いで、それら気泡の外周面には洗濯液中の粉塵及び油等
の汚物源が吸着され、それら粉塵及び油脂分の汚物源を
吸着した気泡群は前記各脱水孔４０ａ′を通って外槽２
０に排出され、排水管１５０を通って外部に排出され
る。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このように構
成された従来の洗濯機においては、気泡生成部から発生
する気泡のサイズが大きく且つ不均一になっているた
め、それら気泡同志が互いにくっつき易く、水面上に上
昇するとき洗濯液中の洗剤が気泡表面に吸着して洗濯液
の界面活性度が低下され、洗濯効率が向上されないとい
う不都合な点があった。且つ、洗濯効率向上のため多量
の洗剤を使用しなければならず、洗濯時間も長くなって
省力化を図り得ないという不都合な点があった。又、洗
濯時間が長くなると洗濯物の捩れ現象が発生し、洗濯物
の保護面から選択的に衣類を洗濯しなければならないと
いう不都合な点があった。それで、このような問題点を
解決するため本発明者達は研究を重ねた結果次のような
気泡発生装置を有する洗濯機及びその気泡発生制御方法
を提供しようとするものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、適宜で
均一なサイズの気泡を連続に生成して洗濯槽内に供給し
洗濯効率を向上し得る気泡発生装置を有した洗濯機及び
その気泡発生制御方法を提供しようとするものである。
又、本発明の他の目的は、洗剤を節約し、洗濯機の省エ
ネルギーを図り得る気泡発生装置を有した洗濯機及びそ
の気泡発生制御方法を提供しようとするものである。更
に、本発明の又他の目的は、洗濯物の不必要な捩り現象
を防止し、洗濯物を保護し得る気泡発生装置を有した洗
濯機及びその気泡発生制御方法を提供しようとするもの
である。
【００１２】そして、このような本発明の目的は、洗濯
機本体と、該洗濯機本体内部に装着され洗濯液の収納さ
れる外槽と、該外槽内部に装着され洗濯物を収納して洗
濯を行う脱水槽と、該脱水槽の底面外方側に装着されそ
れら外槽及び脱水槽内に微細な気泡を生成して供給する
気泡発生装置と、を備えた洗濯機を構成することにより
達成される。
【００１３】且つ、このような本発明の目的は、洗濯機
の洗濯用駆動モーターを所定時間の間、時計方向及び反
時計方向に夫々駆動させる第１段階と、洗濯物の量を計
算するため洗濯物の量に対するパルス数を感知して比較
する第２段階と、洗濯物を感知したパルス数により所定
時間の間簡易洗濯を行う第３段階と、洗濯物を感知した
パルス数により洗濯コースに進行する第４段階と、洗濯
物の量に従い洗濯液の循環量及び循環時間を設定する段
階と、を順次行って気泡発生を制御することにより達成
される。
【００１４】
【作用】洗濯の際、脱水槽内の洗濯物と該脱水槽及び外
槽内の洗濯液とはそれら中央部位に所定回転力を有する
渦巻が形成されて洗濯が行われるが、この場合、気泡発
生装置から適宜で均一な気泡が生成されて前記渦巻中に
供給され、洗濯液中の粉塵及び油分の汚物源が均一な気
泡外周面に吸着されて外槽外部に排出され、洗濯効率が
向上される。
【００１５】
【実施例】以下、本発明の実施例に対し図面を用いて詳
細に説明する。図１に示したように、本発明に係る気泡
発生装置を有した洗濯機においては、洗濯機本体１０の
内部に中空円筒状の外槽２０が挿合されて該外槽２０は
スノーバー３０及び固定支持台３０ａにより洗濯機本体
１０内部に固定され、前記外槽２０の内部には中空円筒
状の脱水槽４０が挿合されて該脱水槽４０はスノーバー
３０′及び固定支持台３０ａ′により前記外槽２０の内
部に固定され、それら外槽２０の内周面及び底面と脱水
槽４０の外周面及び底面外方側との間には所定間隔離れ
た空間部が形成されている。
【００１６】前記脱水槽４０の周壁には帯状の脱水孔支
持部４０ａが複数垂直方向に形成され、それら脱水孔支
持部４０ａに複数の脱水孔４０ａ′が夫々穿孔形成さ
れ、それら脱水孔４０ａ′は脱水槽４０の底面にも複数
穿孔形成されている。前記外槽２０の外方側底面所定部
位にはモーター９０及びクラッチ７０が夫々下方向き装
着され、該モーター９０にはモーター軸９０ａが嵌合さ
れ、該モーター軸９０ａにモータープーリ１００が固着
されている。
【００１７】前記クラッチ７０にはクラッチ軸６０が嵌
合されて該クラッチ軸６０の一方側端は前記外槽２０の
底面及び脱水槽４０の軸孔４０ｂを貫通した後該脱水槽
４０の底面内方側に突出され、該クラッチ軸６０の先方
側端に回転羽５０が固着されている。前記クラッチ軸６
０の基端にはクラッチプーリ８０が固着され、該クラッ
チプーリ８０と前記モータープーリ１００間にベルト１
１０が掛合され、前記モーター９０の駆動によりそれら
ベルト１１０及びクラッチ軸６０を介し前記回転羽５０
が回動して洗濯が行われるように構成されていることは
従来装置とほぼ同様である。
【００１８】そして、図２に示したように、前記外槽２
０の底面下方側に所定径の洗濯液案内管２００の基端が
螺合され、該洗濯液案内管２００の先方側端に外槽２０
内の洗濯液が流入される管状の流入部３００の基端が連
結され、該流入部３００の側壁に空気を吸入する管状の
空気吸入部４００が嵌合突成され、該流入部３００の先
方側端に流入された洗濯液及び空気を混合し後述のミキ
サーに送出するポンプ５００が連結され、該ポンプ５０
０の側方に該ポンプ５００を駆動する駆動モーター６０
０が連結されている。
【００１９】また、該ポンプ５００の上方側壁にポンピ
ングされた混合液の導入される管状の吐出部７００及び
洗濯液流出部８００が夫々順次連結され、該洗濯液流出
部８００と前記外槽２０の底面外周面間にミキサー９０
０が連結され、該ミキサー９００により前記導入された
洗濯液と空気とが混合された後適宜で均一な微細サイズ
の気泡に生成され、外槽２０及び脱水槽４０内に供給さ
れるように本発明に係る気泡発生装置１０００の一実施
例が構成されている。
【００２０】且つ、図３に示したように、前記ミキサー
９００においては、所定径及び長さを有した管が形成さ
れ、該管の内部に所定角屈曲された鎖状のベーン８５０
が複数形成されてそれらベーン８５０がジョイント８５
０ａにより連結された後列状に配置され、このようなベ
ーン８５０の連結された列が複数列管内部に配置されて
いる。該管の基端８２０の外周壁面には段部８４０及び
ネジ部８３０が切刻形成されてそれらネジ部８３０が前
記外槽２０の底面所定部位に螺合され、該管の先方側端
外周壁面には環状の離隔防止段８１０が突成され、該離
隔防止段８１０に前記洗濯液流出部８００が嵌合される
ようになっている。
【００２１】又、このようなミキサー９００は、第２実
施例として次のように構成することもできる。即ち、図
４に示したように、管の内部に所定径の球８６０を複数
個挿入し、その他、管の基端及び先方側端は前記第１実
施例と同様に形成する。且つ、前記管の外周壁の前記洗
濯液流出部８００の近接部位には所定径の管状空気吸入
部８７０を嵌合突成し、その代わりに、前記洗濯液流入
部３００の側壁に形成した空気吸入部４００は省略し、
ポンプ５００を経ずにミキサー９５０の側壁から空気を
直接吸入しポンプ５００によりポンピングされた洗濯液
とミキサー９５０の空気吸入部８７０から吸入され空気
とがミキサー９５０管内の各球８６０の隙間を通過しな
がら適宜で均一な気泡に生成され、外槽２０及び脱水槽
４０内に供給されるように構成される。
【００２２】更に、ミキサー９００の第３実施例とし
て、図５に示したように、ミキサー９６０の外周面の前
記洗濯液流出部８００の近接部位に所定径の管状空気吸
入部４００ａを嵌合突成し、その代わりに、前記洗濯液
流入部３００の空気吸入部４００は省略することもでき
る。
【００２３】このように構成された本発明に係る気泡発
生装置を有する洗濯機の作用を説明すると次のようであ
る。即ち、使用者が脱水槽４０内に洗濯物を挿入し、洗
濯モードを選択すると、マイクロコンピューター（図示
されず）の制御によりモーター９０が駆動され、該モー
ター９０の駆動力はモータープーリ１００、ベルト１１
０及びクラッチプーリ８０を介してクラッチ７０に伝達
される。次いで、該クラッチ７０の作用により回転羽５
０が時計方向及び反時計方向に反復回動され、脱水槽４
０内の洗濯物と該脱水槽４０及び外槽２０内の洗濯液と
にはそれら中央に所定回転力を有する渦巻が形成され、
洗濯が行われる。
【００２４】一方、気泡発生装置１０００のポンプ駆動
モーター６００が駆動してポンプ５００が作動され、洗
濯液案内管２００及び空気吸入部４００を通って夫々外
槽２０内の洗濯液及び空気が流入部３００を経て前記ポ
ンプ５００内に流入される。次いで、該洗濯液及び空気
はポンプ５００のポンピングにより吐出部７００及び洗
濯液流出部８００を通ってミキサー９００（又は９５
０）に流入され、該ミキサー９００（又は９５０）内の
ベーン８５０（又は球８６０）に衝突して螺線状（又は
球８６０）の隙間を通過しながら充分に混合され、洗濯
液に混合された空気は均一サイズの微細な気泡に生成さ
れる。
【００２５】次いで、それら生成された均一サイズの微
細な気泡及び洗濯液は外槽２０に供給された後、脱水孔
４０ａ′を通って脱水槽４０内に供給され、前記回転羽
５０により形成された洗濯物と洗濯液との渦巻内に供給
される。次いで、洗濯液中の粉塵及び油脂分は前記均一
サイズの微細な気泡の外周面に均一に吸着され、洗濯物
の洗濯が促進されて洗濯効率が向上される。次いで、そ
れら粉塵及び油脂分の汚物源が吸着した微細な気泡は前
記回転羽５０の遠心力により前記外槽２０に脱水孔４０
ａ′を通って排出され、洗濯が終ると同時に外槽２０外
方側に排出される。
【００２６】この場合、それら微細な気泡と洗濯物及び
洗濯液中の汚物源とが接着する過程を説明すると次のよ
うである。一般に、洗濯液中の洗剤により洗濯物から分
離された汚物中、洗濯液よりも比重の大きい汚物は洗濯
液中に沈殿された後外部に排出され、洗濯液と比重がほ
ぼ同様な汚物は洗濯液中に包含され、比重の小さい汚物
は洗濯液表面に浮き上がる。且つ、洗濯液中に包含され
た微細な気泡の表面と洗濯液の接する部位には洗濯液中
の粉塵及び油分が容易に吸着し洗濯効率を向上させる役
割をする。
【００２７】このとき、前記ミキサー９００，９５０に
より生成される微細な気泡の大きさは次の式により決定
される。 Ｄb ／Ｄ＝Ａ（Ｗｅ）-n ここで、Ｄb は気泡の直径、Ｄはミキサーの径、Ｗｅは
ウェーバー数（Ｗｅｂｅｒ’ｓ ｎｕｍｂｅｒ）を示
し、Ａ及びＮは夫々常数である。
【００２８】従って、前記ミキサー９００，９５０の直
径を変更させて、生成する微細な気泡の大きさを調整す
ることができる。言い換えれば、生成される微細な気泡
の大きさに従い洗濯されるべき汚物の種類及び大きさが
異なる。
【００２９】又、本発明に係る気泡発生の制御方法にお
いては、洗濯を行うとき、洗濯すべき洗濯物の量をマイ
クロコンピューター及びセンサーにより感知し、洗濯液
の循環量及び循環時間を調節して気泡発生を制御するよ
うになっている。
【００３０】即ち、図６に示したように、洗濯機本体１
０の所定部位にマイクロコンピューター及びセンサーを
夫々装着し（図示されず）、洗濯を行う場合、洗濯開始
以前にそれらセンサー及びマイクロコンピューターを用
いて脱水槽４０内の洗濯物量を感知するため、洗濯用駆
動モーター９０を時計方向に０．４秒間回動させ、その
後０．３秒間休止した後、反時計方向に０．４秒間回動
させ、再び０．３秒間休止した後、前記の駆動モーター
９０の回動過程を２４回反復して行う（以下、このよう
な駆動モーターの２４回反復する過程を“Ｎ”と略称す
る）。
【００３１】このような反復回数“Ｎ”の実施によりセ
ンサーは洗濯物の量に対するパルスを発生し、該発生さ
れたパルス数により前記マイクロコンピューターは洗濯
物量を判断する。即ち、発生されたパルス数がマイクロ
コンピューターに予め設定された中（Ｍｉｄ）レベル以
上であると、マイクロコンピューターは前記反復回数
“Ｎ”が２であるかを判別し、２でないと３０秒間洗濯
を行い、再び反復回数“Ｎ”を実施する工程にフィード
バックされる。
【００３２】その後、若し前記のパルス数がマイクロコ
ンピューターに予め設定された中（Ｍｉｄ）レベル以下
であると所定洗濯モードにより正常な洗濯を行い、若し
発生されたパルス数がマイクロコンピューターに予め設
定された中（Ｍｉｄ）レベル以上であると、前記反復回
数“Ｎ”は既に２になるので、直ちに、正常な洗濯モー
ドを進行し、次のように洗濯が行われる。
【００３３】即ち、マイクロコンピューターは、洗濯液
が低水位に該当する洗濯物であると判断されると、低水
位洗濯液循環量を循環させて該当の気泡を発生させ、中
水位に該当する洗濯物であると判断されると、中水位洗
濯液循環量を循環させて該当の気泡を発生させ、高水位
に該当する洗濯物であると判断されると、高水位洗濯液
循環量を循環させて該当の気泡を発生させる。この場
合、前記洗濯物の洗濯液循環量に従い、ポンプの駆動力
と洗濯液循環時間とが夫々決定される。且つ、洗濯物の
量により洗濯液循環量と洗濯液循環時間とが決定され、
洗濯液循環により微細な気泡の発生量が制御される。
【００３４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る気泡
発生装置を有した洗濯機及びその気泡発生制御方法にお
いては、洗濯の際、適宜で均一な微細気泡を生成して洗
濯槽内に供給するようになっているため、従来の洗濯機
では良く溶解し得なかった油脂成分の汚物を気泡の表面
に分離接着させ、ドライクリーニングとほぼ等しい洗濯
効率を得るという効果がある。且つ、洗剤の消費量を減
らし経済的であるという効果がある。又、洗濯効率を向
上させるため洗濯機を長時間の間駆動させる必要がなく
なり、洗濯物の損傷及び捩り現象が排除されるという効
果がある。更に、洗濯時間が短縮されるので、省エネル
ギーを図り得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る気泡発生装置を有する洗濯機の構
成を示した縦断面図である。
【図２】本発明に係る気泡発生装置を示した概略構成図
である。
【図３】本発明に係るミキサーの一実施例を示した斜視
図である。
【図４】本発明に係るミキサーの第２実施例を示した斜
視図である。
【図５】本発明に係るミキサーの第３実施例を示した斜
視図である。
【図６】本発明に係る気泡発生制御フローチャートであ
る。
【図７】従来の洗濯機の構成を示した縦断面図である。
【符号の説明】
１０…洗濯機本体 ２０…外槽 ３０…スノーバー ３０ａ…固定支持台 ４０…脱水槽 ４０ａ…脱水孔支持部 ４０ａ′…脱水孔 ４０ｂ…軸孔 ５０…回転羽 ６０…クラッチ軸 ７０…クラッチ ８０…クラッチプーリ ９０ａ…モーター軸 ９０…モーター １００…モータープーリ １１０…ベルト １２０…空気供給機 １３０…空気誘導管 １４０…気泡生成部 １５０…排水管 １６０…バルブ ２００…洗濯液案内管 ２００ａ…洗濯液案内管孔 ３００…流入部 ４００…空気吸入部 ４００ａ…空気吸入部 ５００…ポンプ ６００…ポンプ駆動用モーター ７００…吐出部 ８００…洗濯液流出部 ８１０…離隔防止段 ８３０…ネジ部 ８４０…段部 ８５０…ベーン ８５０ａ…ジョイント ８６０…球 ８７０…空気吸入部 ９００，９５０，９６０…ミキサー １０００…気泡発生装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 洗濯機本体（１０）と、該洗濯機本体
    （１０）の内部に装着され洗濯液の収納される外槽（２
    ０）と、該外槽（２０）の内部に装着され前記洗濯液及
    び洗濯物の収納される脱水槽（４０）と、前記洗濯機本
    体（１０）内部の前記外槽（２０）の底面外方側に装着
    された洗濯用駆動モーター（９０）及びクラッチ（７
    ０）と、該クラッチ（７０）の軸に固着され前記脱水槽
    （４０）の底面上に突出された回転羽（５０）と、を備
    えた洗濯機であって、 前記洗濯機本体（１０）内部の前記外槽（２０）の底面
    外方側に装着され、均一で微細な気泡を生成して洗濯の
    際、前記外槽（２０）及び脱水槽（４０）内に夫々前記
    気泡を供給する気泡発生装置（１０００）を備えたこと
    を特徴とする気泡発生装置を有する洗濯機。
  2. 【請求項２】 前記気泡発生装置（１０００）は、前記
    外槽（２０）の底面下方側に基端が螺合された所定径を
    有する管状の洗濯液案内管（２００）と、 該洗濯液案内管（２００）の先方側端に基端が螺合され
    前記外槽（２０）の洗濯液がその洗濯液案内管（２０
    ０）を通って流入される管状の流入部（３００）と、 該流入部（３００）の外周側壁面にＴ字状に上方向きに
    連結され空気が吸入される管状の空気吸入部（４００）
    と、 前記流入部（３００）の先方側端に一方側壁面が連結さ
    れ前記流入された洗濯液及び空気を混合して後述のミキ
    サー（９００）に送出するポンプ（５００）と、 該ポンプ（５００）の他方側壁面に連結され該ポンプ
    （５００）を駆動させるポンプ駆動用モーター（６０
    ０）と、 前記ポンプ（５００）の上方側壁面に連結され前記ポン
    ピングされた洗濯液及び空気をミキサー（９００）内に
    導入する管状の吐出部（７００）及び洗濯液流出部（８
    ００）と、 該洗濯液流出部（８００）と前記外槽（２０）の底面外
    方側壁面に夫々両方側端が連結され、前記流入された洗
    濯液及び空気を混合し通過させながら微細な気泡を生成
    させる管状のミキサー（９００）と、を備えた請求項１
    記載の気泡発生装置を有する洗濯機。
  3. 【請求項３】 前記気泡発生装置（１０００）は、前記
    外槽（２０）の底面下方側に基端が螺合された所定径を
    有する管状の洗濯液案内管（２００）と、 該洗濯液案内管（２００）の先方側端に基端が螺合され
    前記外槽（２０）の洗濯液がその洗濯液案内管（２０
    ０）を通って流入される管状の流入部（３００）と、 前記流入部（３００）の先方側端に一方側壁面が連結さ
    れ前記流入された洗濯液を後述のミキサー（９００）に
    送出するポンプ（５００）と、 該ポンプ（５００）の他方側壁面に連結され該ポンプ
    （５００）を駆動させるポンプ駆動用モーター（６０
    ０）と、 前記ポンプ（５００）の上方側壁面に連結され前記ポン
    ピングされた洗濯液をミキサー（９００）内に導入する
    管状の吐出部（７００）及び洗濯液流出部（８００）
    と、 該洗濯液流出部（８００）と前記外槽（２０）の底面外
    方側壁間に夫々両方側端が連結され、前記流入された洗
    濯液を通過させながら微細な気泡を生成させる管状のミ
    キサー（９００）と、 該ミキサー（９００）の外周側壁面に基端が嵌合され、
    他方側端は外部に突設された管状の空気吸入部（４００
    ａ）と、を備えた請求項１記載の気泡発生装置を有する
    洗濯機。
  4. 【請求項４】 前記ミキサー（９００）は、所定径及び
    長さを有する管の内部に所定角屈曲された鎖状のベーン
    （８５０）が複数個ジョイント（８５０ａ）により列状
    に配置され、それらベーン（８５０）及びジョイント
    （８５０ａ）の列が複数列配置される請求項２記載の気
    泡発生装置を有する洗濯機。
  5. 【請求項５】 前記ミキサー（９００）は、所定径及び
    長さを有する管の内部に所定径の球（８６０）が複数個
    挿入されてなる請求項２記載の気泡発生装置を有する洗
    濯機。
  6. 【請求項６】 前記ミキサーは、前記管の外周壁所定部
    位に所定径の管状の空気吸入部（８７０）が嵌合突成さ
    れてなる請求項２記載の気泡発生装置を有する洗濯機。
  7. 【請求項７】 洗濯機駆動モーターを時計方向及び反時
    計方向に所定時間の間回動させる第１段階と、 洗濯物の量を感知するため洗濯物の量に従うパルス数を
    計算して比較する第２段階と、 洗濯物量の感知パルス数により所定時間の間洗濯を実施
    する第３段階と、 洗濯物量の感知パルス数により洗濯コースに進行する第
    ４段階と、 洗濯物の量により洗濯液循環量及び循環時間を設定する
    第５段階と、を順次行って気泡を発生する洗濯機の気泡
    発生制御方法。
  8. 【請求項８】 前記第１段階は、洗濯機用駆動モーター
    を０．４秒間時計方向に回動させ、０．３秒間休止した
    後、０．４秒間反時計方向に駆動させ、その後、０．３
    秒間休止してこのような回動を２４回反復して行う請求
    項７記載の洗濯機の気泡発生制御方法。
  9. 【請求項９】 前記第３段階は、洗濯機用駆動モーター
    を３０秒間駆動させる請求項７記載の洗濯機の気泡発生
    制御方法。
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