JPH0728972B2 - 上糸供給装置 - Google Patents

上糸供給装置

Info

Publication number
JPH0728972B2
JPH0728972B2 JP3315599A JP31559991A JPH0728972B2 JP H0728972 B2 JPH0728972 B2 JP H0728972B2 JP 3315599 A JP3315599 A JP 3315599A JP 31559991 A JP31559991 A JP 31559991A JP H0728972 B2 JPH0728972 B2 JP H0728972B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thread
needle
circuit
electromagnet
yarn
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3315599A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0623178A (ja
Inventor
実 小作
保久 横溝
Original Assignee
ジューキ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ジューキ株式会社 filed Critical ジューキ株式会社
Priority to JP3315599A priority Critical patent/JPH0728972B2/ja
Publication of JPH0623178A publication Critical patent/JPH0623178A/ja
Publication of JPH0728972B2 publication Critical patent/JPH0728972B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はミシンにおける上糸供給
装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の上糸供給装置は第20図
に示すように、糸繰出手段1とこの糸繰出手段の前段に
配置された第一の糸把持手段2と糸繰出手段の後段に配
置された第二の糸把持手段3とを備えている。糸繰出手
段は第21図に示すように、駆動ローラ4とこの駆動ロ
ーラに接触可能な一つの従動ローラ5とから成る。この
従動ローラはレバー6に支持され、且つばね7によって
駆動ローラに押し付けられる。第一及び第二の糸把持手
段はマグネット8とこのマグネットのシャフト9に支持
されマグネットの本体10との間で上糸11を把持可能
な把持板12とから成る。上糸11は糸巻き13から引
き出されて第一の糸把持手段2を通り、次いで駆動ロー
ラ4と従動ローラ5との間を通り、次いで第二の糸把持
手段3を通って図示しない天秤に向い、この天秤を介し
て図示しない針に至る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如き従来技術では従動ローラが一つであり、従って、駆
動ローラとの接触面積が小さい(第20図参照)ために
すべりが大きいという欠点があった。又、複針用のミシ
ンでは第21図に示すように複数の上糸11a、11b
を駆動ローラ4とこの駆動ローラに接触する一つの従動
ローラ5とによって繰り出すために夫々の上糸の供給を
独立に制御できず、従って、例えば複数の針によって縫
製物のカーブ部を縫う如き糸繰出量が各針毎に異なる場
合には縫製が全くできないか又は不完全であるという欠
点があった。更に、上述の如き従来技術では結び目のあ
る糸を第一及び第二の糸把持手段や駆動ローラと従来ロ
ーラ間に通すのが困難であったり、又、ミシンの空環縫
製時、糸切り作動時、縫製時、糸の太さが異なった場合
等において上糸の効率良い供給等が行えない上いせ込み
ができないというおそれがあった。
【0004】本発明の目的は上述の如き従来技術の欠点
を解消した実用上有益な上糸供給装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明では糸を繰り出す糸繰出手段とこの糸繰出手
段による糸繰出動作後に上糸を把持可能とした糸把持手
段と糸繰出手段を制御する制御手段とを有し、この制御
手段が設定された縫目ピッチに対応した糸繰出し量より
も少ない糸繰出し量となるように糸繰出手段を制御する
ことによりいせ込み縫いを可能とした。
【0006】
【作用】糸送りと糸把持タイミングとを制御していせ込
み縫いを上糸供給に際して簡単に行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0008】図1乃至図4を参照すると、本発明に係る
上糸供給装置が示してある。この装置は図示の実施例で
は2本針ミシンに適用してある。この上糸供給装置は図
示しないミシン本体に固定された第一のフレーム20と
この第一のフレームに移動可能に取付けられた第二のフ
レーム21とを備えている。第一のフレームには糸繰手
段22とこの糸繰出手段の前段に配置された複数の第一
の糸把持手段23、23′と糸繰出手段の後段に配置さ
れた第二の糸把持手段24とが取付けられている。糸繰
出手段は2針用の夫々の上糸を図示しない供給源即ち糸
巻きボビンから所定量引出す。更に詳細にのべると、こ
の糸繰出手段22は駆動ローラ25とこの駆動ローラの
軸方向に沿って並べて配置され且つ駆動ローラに接触可
能に配置された2つの従動ローラ26a及び26bとか
ら成っている。一方の従動ローラ26aは駆動ローラ2
5との間で第一の上糸27a(図3に実線で示す)を把
持してこの上糸を糸巻きボビンから所定量引き出し、他
方の従動ローラ26bは駆動ローラ25との間で第二の
上糸27b(図3に破線で示す)を把持してこの上糸を
糸巻きボビンから所定量引き出す。
【0009】駆動ローラ25は図示しないモータによっ
て回転され、このモータの回転は後述する制御手段によ
って制御される。
【0010】従動ローラ26a、26bはレバー28に
支承されている。このレバーの一端は軸29によって第
一のフレーム20に揺動可能に取付けられている。従動
ローラ26a、26bはレバーに形成された軸受部28
aに回転可能に取付けられている。
【0011】レバーの他端には従動ローラ駆動手段が設
けられている。この従動ローラ駆動手段は従動ローラを
駆動ローラに対して押しつけたり駆動ローラから離反し
たりするためのものである。この従動ローラ駆動手段は
図示の実施例では従動ローラが駆動ローラに対して押圧
されるようにレバーを付勢するばね30と従動ローラを
ばね30に抗して駆動ローラから離れるようにレバーを
駆動するラッチ電磁石60(図12に概略的に示す)と
から成っている。ばね30の一端はレバー28の他端
(自由端)に取付けられ、このばねの他端はばね支持部
材31に取付けられている。このばね支持部材は図1及
び図2で見て上下方向に延びるスロット31aを有す
る。このばね支持部材はスロット内に挿入され且つ第二
のフレームにねじ込まれるねじ32によって第二のフレ
ームに移動可能に固定される。ねじ32を緩めてばね支
持部材を上下方向に移動することによりばね圧を変えて
従動ローラが駆動ローラに押圧される圧力を変えること
ができる。
【0012】上記実施例では2つの従動ローラを一つの
レバー28によって支持したが、図8に示すように、2
つの従動ローラの夫々を夫々独立に配置された第一及び
第二のレバー33a、33bの夫々に支持するようにし
てもよい。この場合、第一及び第二のレバーの夫々に上
述の如き従動ローラ駆動手段が設けられる。従って、こ
れらレバーは夫々独立に作動可能である。
【0013】上述の従動ローラ駆動手段は後述する制御
手段によって制御される。
【0014】従動ローラの夫々を独立に制御すること
は、特に、複数の針を用いて縫製を行う場合に、各針に
送るべき上糸を夫々独立に繰出すのに有効である。即
ち、各レバーを夫々作動して従動ローラ26a、26b
の夫々を駆動ローラ25に接触させたり離反させたりす
ることによって、例えば一方の上糸を繰出し、他方の上
糸を繰出さないように制御することができる。これとは
別に、2つの従動ローラを1つのレバー28で支承する
形態(図1参照)において、複数の第一の糸把持手段の
夫々を制御手段により制御して2つの上糸の送りを変え
ることもできる。第一及び第二の糸把持手段23、2
3′、24は図示の実施例では電磁石把持機構から成
る。この電磁石把持機構は電磁石34とこの電磁石によ
り駆動される把持板35とを有する。電磁石34は本体
34aとこの本体内に収容された磁界発生手段(図示せ
ず)と本体に直線移動自在に支持され磁界発生手段によ
って駆動されるシャフト34bとから成る。把持板35
はこのシャフトの先端に支持されている。上糸は本体3
4aの端面と把持板との間に挿入される。電磁石は後述
する制御手段によって制御される。電磁石が付勢され把
持板が本体に向って移動されると、上糸は把持板と本体
の端面との間に把持され、把持板を本体から離すと、上
糸が開放される。
【0015】尚、上記糸繰出手段、第一及び第二の糸把
持手段は上記実施例に限定されない。
【0016】第二のフレーム21は第一のフレームに対
して略平行に且つ間隔をあけて配置されている(図1お
よび図2参照)。この第二のフレームは可動支持手段3
6によって第一のフレームに取付けられている。この可
動支持手段は一端が第一のフレーム20に固定された複
数のガイド軸37を有する。第二のフレームにはガイド
軸が挿入する孔38が設けられている。ガイド軸37の
他端にはボルト39がねじ込まれ、これらボルトと第二
のフレームの表面との間には圧縮ばね40が配置されて
いる。組立順序を簡単にのべると、先ず、第一のフレー
ムがガイド軸を固定しておく。第二のフレームを孔38
の中にガイド軸を挿入するようにして第一のフレームに
取付ける。次いで、圧縮ばね40をガイド軸に挿入し、
最後にボルトをガイド軸にねじ込む。かくして第二のフ
レーム21は図1に示す如く、第一のフレーム20に対
して矢印Yで示す方向に可動に取付けることができる。
【0017】第二のフレーム21には第一のフレームと
は反対側の面に第一〜第五の糸案内部材41〜45が取
付けられている。第一及び第二の糸案内部材41、42
には夫々一つの糸通し孔46が設けられ、第三〜第五の
糸案内部材43〜45に夫々2つの糸通し孔46が設け
られている。
【0018】第一の糸案内部材41が糸巻きビボンから
の第一の上糸27aをその糸通し孔46の中に通して案
内する。この第一の糸案内部材41を通った第一の上糸
27aは、一方の第一の糸把持手段23における電磁石
の本体34aの端面と把持板35との間を通り、次い
で、第三の糸案内部材43の一方の糸通し孔を通って一
方の従動ローラ26aと駆動ローラ25との間を通り、
次いで、第四の糸案内部材44の一方の糸通し孔46を
通り、次いで第二の糸把持手段24における電磁石の本
体の端面と把持板との間を通り、次いで、第五の糸案内
部材45の一方の糸通し孔46を通り、次いで図示しな
い天秤を介して一方の針(図示せず)に至る。
【0019】第二の糸案内部材42は糸巻きボビンから
の第二の上糸27bをその糸通し孔46の中に通して案
内する。この第二の糸案内部材42を通った第二の上糸
27bは、他方の第一の糸把持手段23′における電磁
石の端面と把持板との間を通り、次いで、第三の糸案内
部材43の他方の糸通し孔を通って他方の従動ローラ2
6bと駆動ローラ25との間を通り、次いで第四の糸案
内部材44の他方の糸通し孔46を通り、次いで第二の
糸把持手段24における電磁石の端面と把持板との間を
通り、次いで第五の糸案内部材45の他方の糸通し孔4
6を通り、次いで図示しない天秤を介して他方の針(図
示せず)に至る。
【0020】上糸の供給を簡単に述べると、先ず第一及
び第二の糸把持手段23、23′、24が夫々の上糸を
解放した状態にしておき且つ駆動ローラ25と従動ロー
ラ26a、26bとが上糸27a、27bを把持した状
態で、駆動ローラ25を適量回転して針に供給すべき所
定量の上糸を繰出す。この繰出し後、第一の糸把持手段
23、23′が上糸を把持し、第二の糸把持手段24が
上糸を解放した状態にして上記繰出された上糸を天秤に
よって針に送る。この上糸が針に送られた後、第二の糸
把持手段24が上糸を把持する。これによって余分な上
糸が針に供給されることが防止される。
【0021】糸通しに便宜を与えるために第二のフレー
ムを第一のフレームに対して矢印Y方向に沿って接近さ
せたり離反させたり駆動する駆動手段が設けられてい
る。この駆動手段は図示の実施例では第一のフレーム2
0に固定されたブラケット46とこのブラケットに回転
自在に取付けられ且つ第一のフレーム20と第二のフレ
ーム21との間に配置された楕円状のカム47とから成
っている。このカムはノブ48によって手動で回転させ
ることができるようになっている。このカムは縫製時
(図1)には図2に示す如くその短径部47aが第一の
フレームと第二のフレームとの間に配置され、糸通し時
(図3)には図4に示す如く、その長径部47bが第一
のフレームと第二のフレームとの間に配置される。
【0022】縫製時には図1に示す如く、上糸は夫々の
糸案内部材、第一及び第二の糸把持手段及び駆動ローラ
と従動ローラとの間を通って針へ供給される状態にあ
る。この状態からノブ48を図2に矢印で示すように時
計方向に回動させると、カム47が立上って第二のフレ
ーム21を圧縮ばね40に抗して第一のフレーム20か
ら離れるように移動させ、図4に示す如き糸通し状態に
もたらす。この状態では上糸は図3に示すように、糸繰
出手段22と第一及び第二の糸把持手段23、23′、
24から離脱して第一〜第五の糸案内部材41〜45の
糸通し孔46のみを通過する。この状態では糸繰出手段
と第一及び第二の糸把持手段の糸通しを容易にすること
ができ、特に、糸に結び目T(図3参照)が存在する場
合には図9及び図10に示すように、第一及び第二の糸
把持手段の糸通しが容易となる。
【0023】図4の糸通し状態からノブ48を矢印で示
すように反時計方向に回動させると、カムは長径部から
短径部へ回動し、従って、第二のフレーム21は圧縮ば
ね40の押圧力によって第一のフレーム20に向って接
近し、図2に示す縫製状態にもたらすことができる。こ
の際、上糸は第一及び第二の糸把持手段及び糸繰出手段
に自動的に係合する。
【0024】このように、上糸はノブ48の操作によっ
て第一及び第二の糸把持手段及び糸繰出手段に対して簡
単に係合したり離脱させたりすることができる。
【0025】図5及び図7を参照すると、本発明に係る
上糸供給装置の他の実施例が示してある。この実施例に
おける上糸供給装置は上糸27a(27b)の送り方向
に沿って複数の従動ローラを配置したものである。図示
の実施例では2つの従動ローラ50、50′が配置され
ている。尚、この実施例は必らずしも2本の上糸に限定
されず、1本の上糸にも適用することができる。これら
従動ローラはレバー51の軸受部51aに回動自在に支
持されている。このレバー51の構造は軸受部51aを
除きレバー28と同様の構成にすることができる。又、
同様の従動ローラ駆動手段が設けられている。
【0026】このように複数の従動ローラを上糸の送り
方向に配置すると、従動ローラと駆動ローラ25との接
触部が線接触となり、従来の如き一つの従動ローラにお
ける点接触に比べて接触面積が大きくなり上糸のすべり
が極減される。
【0027】図5に示す実施例では従動ローラは駆動ロ
ーラの上部位置で駆動ローラの中心から略均等に左右に
振り分けて配置されているが図6に示す実施例では一つ
の従動ローラ50′を駆動ローラ25のほぼ側部に配置
したものである。このようにすると、接触面積を更に大
きくすることができる。尚、この場合、従動ローラ50
と従動ローラ50′との駆動ローラ25に対する接触圧
力は、従動ローラ50′の方が従動ローラ50よりも小
さい。従動ローラ50′は駆動ローラの側部に配置され
ているため駆動ローラへの押付け分力が従動ローラ50
に比べて小さいからである。このように従動ローラを駆
動ローラに対して配置を変えることにより各従動ローラ
の駆動ローラに対する押圧力を変えることができる。
【0028】図7に示す実施例では2つの従動ローラ5
0、50′の周囲にベルト52が巻きつけられている。
このベルトは駆動ローラ25と従動ローラとの間に配置
されて、従動ローラによって駆動ローラに押し付けられ
る。この実施例では従動ローラと駆動ローラとの接触は
ベルト52を介して線接触となり、従って、接触面積を
きわめて大きくすることができる。
【0029】図11及び図12には空環縫い制御の実施
例が示してある。即ち、縫製物がない状態で数針(10
針程度)縫った場合に従動ローラ駆動手段のラッチ電磁
石60が作動してレバー28をばね30に抗して矢印で
示すように図12で見て上方に駆動し、従って、従動ロ
ーラ26a、26b(又は50、50′)が駆動ローラ
25から離れる。このため上糸は供給されなくなる。こ
のような作動は後述する制御手段によって制御的に行わ
れる。
【0030】この場合、縫製物の有無は布検出手段61
によって検出される(図11参照)。この布検出手段は
例えば図示の実施例では針62に近いヘッド端部63に
取付けられた発光体及び受光体と縫製物を載せる針板あ
るいはテーブルに取付けられた反射板とから構成された
光センサーアセンブリから成っている。尚、符号64は
押え足を示す。
【0031】図13及び図14には上糸の太さによって
従動ローラの駆動ローラへの押圧力を変える場合の実施
例が示してある。この実施例における上糸供給装置は糸
の太さを検出する糸太さ検出手段例えばポテンショメー
ター70(図13参照)と従動ローラ駆動手段のばね3
0の圧力を変えるばね力調整手段71とを備えている。
このばね力調整手段はリンク72とこのリンクに接触す
るように配置された偏心カム73とこの偏心カムを駆動
する図示しない例えばモータとから成っている。リンク
72は略中央部が第二のフレーム21又はミシン本体に
枢着され、その一端にはばね30の一端が取付けられて
いる。リンクの他端部は偏心カム73の外周のカム面に
接触する。モータは後述する制御手段によって制御され
る。上記ポテンショメーターも又この制御手段に接続さ
れている。
【0032】簡単にのべておくと、ポテンショメーター
により糸の太さが検出されこれに応じてモータが制御手
段により回動され、偏心カム及びリンクを介してばねの
強さが変えられる。詳細については後述する。
【0033】図15は糸切り時に駆動ローラ25の回転
を早める場合の実施例を示す。上糸は図示しない糸切り
手段によって切断される。この糸切り手段は例えばカッ
ターとこのカッターを駆動する糸切りソレノイドとから
成っている。この糸切りソレノイドは制御手段によって
制御される。
【0034】図15から明らかな如く、駆動ローラ25
を駆動するモータの回転数が糸切り信号Cが入った場合
のみ符号Uで示すように高くなるように設定されてい
る。このようにすると、上糸がある間、高速で繰出さ
れ、通常の縫製に何等影響を与えることなくしかも通常
縫製時より沢山の糸を必要とする糸切り時には必要な糸
量を確保できるので安全且つ確実に上糸を切断すること
ができる。
【0035】図16は針が揺動する型式のミシンに本発
明の上糸供給装置を適用した場合の実施例の概略を示
す。この上糸供給装置は揺動する針棒80の振り幅を検
出する針棒振幅検出手段81を備えている。この針棒振
幅検出手段は後述する制御手段に接続されている。この
針棒振幅検出手段は針棒揺動台82に取付けられてい
る。この針棒振幅検出手段は、例えば、ミシンの針の振
幅をデジタル信号で出力する。
【0036】図18は制御手段100の一例を示す。同
図において、符号101はミシン回転信号発生回路を示
し、102はこのミシン回転信号発生回路に接続された
停止スイッチを示す。ミシン回転信号発生回路はミシン
が回転中には“L”、ミシン停止中には“H”の信号を
発生する。停止スイッチ102は上糸供給装置の作動を
停止させる機能を有する。103は糸切り信号発生回路
を示し、この回路は、糸切りソレノイドのON時に
“L”、OFF時に“H”の信号とこのON→OFF時
には“H”、OFF→ON時には“L”の信号とを短パ
ルス出力する。タイマー104がミシン回転信号発生回
路101に接続され、このタイマーはミシン回転信号が
“L”のときは“L”、ミシン回転信号が“L”→
“H”へ切換り、規定時間経過すると、“H”になる。
【0037】上記の布検出手段61はカウント制御回路
107に接続され、このカウント制御回路に位置検出手
段105が接続されている。布検出手段61は縫製物が
有る場合には信号“H”を発生し、無い場合には信号
“L”を発生する。位置検出手段105はミシンの上位
置、下位置及び回転角を検出するためのものであり、
上、下位置検出中は夫々信号“L”を発生する。カウン
ト制御回路107は布検出手段61が“L”の場合(縫
製物無しの場合)、ミシンの上位置、下位置又は針数を
カウントし、規定数をカウントすると、信号“H”とな
る。布検出手段が信号“H”を出力すると、このカウン
ト制御回路は信号“L”となる。
【0038】下位置設定スイッチ108が設けられ、こ
の下位置設定スイッチは下位置信号を出力“H”で無効
にし、“L”にて有効にする。
【0039】符号109はラッチ電磁石位置検出手段で
あり、こらはラッチ電磁石60が上昇時、即ち従動ロー
ラを駆動ローラから離すように作動する時、出力信号を
“L”、降下時、即ち従動ローラが駆動ローラに押圧さ
れるとき“H”を出力する。
【0040】ラッチ電磁石60には上昇作動回路110
と降下作動回路111とが接続されている。又、これら
上昇作動回路及び降下作動回路にはリセット信号発生回
路112が接続されている。上昇作動回路110はラッ
チ電磁石60が降下時にタイマー104、糸切り信号発
生回路103のON→OFF信号、停止スイッチ10
2、カウント制御回路107のいずれかの“L”→
“H”信号によってラッチ電磁石60を上昇させる。
又、リセット信号発生回路112からのリセット信号に
より無条件でラッチ電磁石を上昇させる。降下作動回路
111はラッチ電磁石が上昇時、ミシン回転信号発生回
路101のミシン回転信号によりラッチ電磁石を降下さ
せる。リセット信号入力時には作動しない。尚、ラッチ
電磁石60は上述した如く、上昇時従動ローラ26a、
26b(50、50′)を上昇させ、降下時従動ローラ
を降下する。
【0041】リセット信号発生回路112は電源ON、
OFF時にリセット信号を発生する。
【0042】ミシン速度検出手段113が設けられ、こ
の検出手段はミシンの速度を検出し、デジタルパルスと
して周波数を出力する。
【0043】繰出し設定手段114及び繰出し検出手段
115が設けられ、繰出し設定手段114にはラッチ回
路116及び117が接続され、繰出し検出手段115
にはカウンタ回路118が接続されている。繰出し設定
手段114は縫製中、従動ローラ26a、26bの2本
の上糸の糸繰出し量の設定と糸切り時の2本の上糸の糸
繰出し量を設定する。繰出し検出手段115は糸の繰出
し量をデジタルパルスで出力する。ラッチ回路116は
位置検出手段106から出力される回転角検知信号によ
り規定された回転角と回転角との間で縫製中の糸繰出し
設定をラッチする。もう一方のラッチ回路117は糸切
り信号発生回路103及び糸切りソレノイドのOFF→
ON信号により糸切り時の糸繰出し量設定をラッチす
る。カウンタ回路118は繰出し検出手段115で発生
したデジタルパルスをカウントし出力する。又、カウン
トクリアは位置検出手段106の回転角である規定角で
行われる。
【0044】ピッチ検出手段119が設けられ、このピ
ッチ検出手段はミシンのピッチを検出し、デジタル信号
で出力する。このピッチ検出手段には誤差演算回路12
0が接続されている。又、この誤差演算回路はラッチ回
路116に接続されている。上述の針棒振幅検出手段8
1はこの演算回路120に接続されている。誤差演算回
路120はミシン速度検出手段113からの検出信号、
ラッチ回路116のラッチされた設定信号、ピッチ検出
手段119のピッチ検出出力、針棒振幅検出手段81の
出力により繰出し量を演算し、出力する。
【0045】誤差演算回路120及びラッチ回路11
6、117には選択回路121が接続されている。この
選択回路は糸切り信号発生回路103の糸切り信号が
“L”のときラッチ回路117のラッチされた設計量を
出力し、“H”のときは誤差演算回路出力を出力する。
【0046】選択回路121には比較器122、123
が接続され、これら比較器122、123はカウンタ回
路118に接続されている。比較器122はカウンタ回
路118の出力と選択回路121のR側出力とを比較
し、同じになったとき信号“L”を出力する。比較器1
23はカウンタ回路118の出力と選択回路121のL
側出力とを比較し、同じになったとき信号“L”を出力
する。
【0047】符号126は第一R電磁石を示し、127
は第一L電磁石を示す。第一R電磁石は2つの第一の糸
把持手段のうちの一方の糸把持手段の電磁石に相当し、
第一L電磁石は他方の糸把持手段の電磁石に相当する。
【0048】第一R電磁石126には作動回路124が
接続され、第一電磁石127には作動回路125が接続
されている。これら作動回路124、125はリセット
信号発生回路113に接続されている。作動回路124
は“H”入力時第一R電磁石をONし、“L”入力時は
OFFする。又リセット信号入力時はONとなる。作動
回路125は“H”入力時第一L電磁石を0Nし、
“L”入力時は0FFする。又、リセット信号入力時は
ONとなる。
【0049】尚、第一R電磁石126は2本の針のうち
例えば右針の糸繰出しを制御し、第一L電磁石127は
左針の糸繰出しを制御する。
【0050】第二の糸把持手段24の電磁石を制御する
第二電磁石制御回路128が設けられ、この回路には作
動回路129が接続され、この作動回路には第二電磁石
130が接続されている。この第二電磁石は第二の糸把
持手段の電磁石に相当する。この第二電磁石は上述のよ
うにONで糸を挟持し、OFFで解放する。第二電磁石
制御回路は位置検出手段106からの設定された回転角
により“H”を出力し、位置検出手段106からの設定
された回転角信号、糸切り信号発生回路103からの糸
切り信号、ラッチ電磁石位置検出手段109からの信
号、停止スイッチ102からの信号のいずれかの信号に
より出力“L”を発生する。作動回路129は“H”入
力により第二電磁石130をONさせ、“L”入力によ
りこれをOFFする。リセット信号入力時はONとな
る。
【0051】片針設定スイッチ131、糸切れ検出手段
132及びリニアモータ位置検出手段133が設けられ
ている。又、片針設定スイッチ131及びリニアモータ
位置検出手段133に作動回路134が接続され、この
作動回路にリニアモータ135が接続されている。この
リニアモータは片針制御を行う図示しないアクチュエー
タを中立・左・右のポジションに作動する。片針設定ス
イッチは片針制御ミシンにおいて、縫いを停止する針棒
の入力を行うスイッチであり、同時0Nはなくスイッチ
入力“L”で停止入力となる。糸切れ検出手段132は
糸切れを検出し出力を“L”とし、通常、糸切れなしの
ときは出力を“H”とする。リニアモータ位置検出手段
133はリニアモータ135の位置を検出し電圧データ
として出力する。作動回路134はリニアモータ位置検
出手段133の信号を受け、リニアモータ135を左右
に作動させる。
【0052】第一の糸把持手段の第一R電磁石126及
び第一L電磁石127の制御を行うための第一電磁石制
御回路136が設けられている。この第一電磁石制御回
路は停止スイッチ102の信号、ラッチ電磁石位置検出
手段109の信号、位置検出手段106からの回転角信
号、糸切り信号発生回路103からのOFF→ON信号
のいずれかにより“L”出力を行う。又、比較器12
2、123からの“L”信号を受け“H”出力とする。
【0053】糸切り信号発生回路103、停止スイッチ
102及び繰出し設定手段114に周波数発生回路13
7が接続されている。又、DCモータ回転数検出手段1
38が設置され、このDCモータ回転数検出手段に比較
器139が接続され、この比較器にはモータ制御ドライ
ブ回路140が接続され、このモータ制御ドライブ回路
にはDCモータ141が接続されている。このDCモー
タは駆動ローラ25を駆動するモータに相当する。周波
数発生回路137は糸切り信号発生回路103の糸切り
信号、繰出し設定手段114のデータ及び停止スイッチ
102の入力によりDCモータ141の回転に必要な周
波数を発生する。DCモータ回転数検出手段138はD
Cモータ141の回転数をデジタルパルスの周波数出力
する。比較器139は周波数発生回路137及びDCモ
ータ回転検出手段138からの入力を比較し、検出手段
138からの入力の値が発生回路137からの入力の値
より低くなった場合“H”を出力し、逆の場合は“L”
を出力する。モータ制御ドライブ回路140は“H”入
力の場合にDCモータ141の回転を加速し、“L”入
力の場合は減速する。
【0054】ミシンの縫製物を押えるための押え足の位
置を検出する押え足検出手段142が設けられ、この検
出手段は押え足が上昇しているときは“L”、押え足が
降下、即ち縫製物を押える状態になっているときは
“H”を出力する。
【0055】選択回路121にいせ込み信号発生回路1
43が接続され、このいせ込み信号発生回路は“L”又
は“H”の信号を発生し、“L”でいせ込みを行い。
“H”で通常の縫製を行うように糸繰出手段22を制御
する。
【0056】除算定数設定手段144及びこれに接続さ
れた除算回路145が設けられている。この除算回路に
は比較器146が接続され、この比較器には分配器14
7が接続されている。除算定数設定手段144は除算回
路145の除算率を定める。又、除算率∞の停止指令も
設定することができる。除算回路145は片針設定スイ
ッチ131の入力でRが“L”のときRを除算し、出力
し、Lが“L”のときはLを除算し出力する。除算率は
除算定数設定手段144の入力で決まる。尚、除算率∞
の時出力しない。比較器146はカウンタ回路118の
出力と除算回路145の出力とを比較し同一の場合
“L”を出力する。分配器147は表1に示す如き構成
にされている。
【0057】片針制御回路148が設けられ、この回路
は片針設定スイッチ131の入力により停止針の糸供給
に制限を加える働きをする。
【0058】再び図16を参照して針の振り幅に応じて
上糸の繰出量を制御する場合について述べる。繰出し設
定手段114は糸繰出手段22を制御して糸繰出し量を
設定する。この繰出し設定手段114には補正手段15
0が接続され、この補正手段には比較器151が接続さ
れ、この比較器にはピッチ量設定手段152及び上糸供
給設定スイッチ153が接続されている。又、この比較
器151には針棒振幅検出手段81が接続されている。
従って、針棒振幅検出手段81による針の振幅に応じた
上糸の繰出量信号を比較器151及び補正手段150を
介して繰出し設定手段114に与えることができる。
【0059】繰出し設定手段114に回転制御手段16
0及びモータ駆動制御手段161を介してDCモータ1
41を接続したことによって駆動ローラ25の回転を針
の送りピッチに応じて段階的に変化させることができ
る。
【0060】ミシンの電源をON又はOFFにした時、
第一及び第二の糸把持手段の電磁石をONにして上糸を
把持する回路は上記図18に示す制御手段において、作
動回路124、125、第一R電磁石126、第一L電
磁石127、作動回路129及び第二電磁石130から
成る。又、ミシンの電源をON又はOFFにした時、従
動ローラ26a、26bを駆動ローラ25から離す回路
は上昇作動回路110、降下作動回路111及びラッチ
電磁石60から成る。これら回路によってミシンの始動
又は停止時に上糸が余分に供給されないという実益が生
ずる。
【0061】再び片針作動について述べる。図17に示
すように、洋服の襟部150を2本針で縫う場合、一方
の針の縫いライン11 (内側)よりも他方の針の縫いラ
イン11 (外側)の方が長い。従って、この場合、縫い
ライン12 の方が縫いライン11 よりも余計に上糸を送
らなければならない。本発明の上糸供給装置では縫製ラ
イン11 に上糸を送る従動ローラを駆動ローラからある
時間離反させて縫製ライン12 よりも糸繰出し量を少な
くすることができる。これはこの従動ローラを駆動する
ラッチ電磁石を制御することによって行われる。又、縫
製ライン11 に関連する第一の糸把持手段を縫製ライン
2 に関連する第一の糸把持手段よりも糸把持タイミン
グを早くしたり長い間把持し続けたりして縫製ライン1
1 の糸繰出し量を縫製ライン12 よりも少なくすること
ができる。
【0062】又、本発明の上糸供給装置では縫製中に押
え足が上昇しても従動ローラと駆動ローラとが係合した
まま、即ち糸繰出し状態に保持することができる。これ
は押え足検出手段142と第一電磁石制御回路136と
を糸繰出し状態に設定することにより行うことができ
る。
【0063】再び、いせ込み縫いの作用について述べ
る。いせ込み信号発生回路143は糸繰出手段22を制
御する繰出し設定手段114と第一電磁石制御回路13
6とを制御して、糸繰出し量を所望の繰出し量よりも少
なく設定する。これは第一電磁石制御回路によって第一
R電磁石126と第一L電磁石127とを通常のタイミ
ングよりも早く糸を把持するように制御し、これによっ
て糸繰出し量が少なくなる。糸繰出し量が少なくなる
と、糸が縫製物を引張り、縫製物にいせ込みが生ずる。
このようにしていせ込み縫いを行うことができる。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如き構成によっ
て上糸の供給を確実且つ正確に行うことができ且つ制御
手段によって種々の上糸供給制御を行うことができ、き
わめて効率の高い実用性のある上糸供給装置を提供する
ことができるという実益がある。又、本発明によれば、
縫い目ピッチに対応した繰出し量よりも少ない糸繰出し
量の設定によりいせ込みを可能にしたことにより、従来
のいせ込みにおける正副送り深を設け送りピッチを設定
するという複雑な構成および作動を全く必要としないと
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る上糸供給装置の縫製状態を示す斜
視図、
【図2】第1図の底面図、
【図3】糸通し状態を示す第1図の装置の斜視図、
【図4】第3図の底面図、
【図5】従動ローラを糸の送り方向に沿って複数配置し
た場合の実施例を示す要部の正面図、
【図6】第5図の変形例を示す要部の正面図、
【図7】第5図の更に他の変形例を示す要部の正面図、
【図8】従動ローラの配置の変形例を示す側面図、
【図9】縫製時糸の結び目が糸把持手段を通る直前で示
す側面図、
【図10】糸案内部材を糸把持手段から離れた糸通し状
態で示す側面図、
【図11】布検出手段を取付けたミシンヘッドの要部の
側面図、
【図12】空環時従動ローラを駆動ローラから離す実施
例を示す正面図、
【図13】糸の太さを検出する糸太さ検出手段の上面
図、
【図14】ばね力調整手段を示す概略構成図、
【図15】糸切り時の駆動ローラのモータの回転上昇を
示すグラフ、
【図16】針棒振幅検出手段と針との配置を示す概略構
成図、
【図17】2本針で縫われる縫製物の襟の部分の平面
図、
【図18】制御手段の概略構成図、
【図19】分配器の機能を示す表、
【図20】従来の上糸供給装置の概略構成図、
【図21】従来の従動ローラの側面図である。
【符号の説明】
20 第一のフレーム 21 第二のフレー
ム 22 糸繰出手段 23、23′ 第一
の糸把持手段 24 第二の糸把持手段 25 駆動ローラ 26a、26b 従動ローラ 27a、27b 上
糸 28 レバー 30 ばね 60 ラッチ電磁石 100 制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシンの一縫目形成サイクル中の所定時
    期に上糸を供給源より針側に繰り出す糸繰出手段と、前
    記供給源と糸繰出手段との間に配置されて糸繰出手段に
    よる糸繰り出し動作後に上糸を把持可能とした糸把持手
    段とを有し、一縫目を形成するのに要する所定の繰り出
    し量の上糸を予め繰り出すようにしたミシンにおいて、
    上記所定の糸繰り出し量が、設定された縫目ピッチに対
    応した糸繰り出し量よりも少ない糸繰り出し量となるよ
    うに上記糸繰出手段を制御する制御手段を設けて上記糸
    繰り出し量の制御によりいせ込み縫いを可能としたこと
    を特徴とする上糸供給装置。
JP3315599A 1991-09-21 1991-09-21 上糸供給装置 Expired - Lifetime JPH0728972B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3315599A JPH0728972B2 (ja) 1991-09-21 1991-09-21 上糸供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3315599A JPH0728972B2 (ja) 1991-09-21 1991-09-21 上糸供給装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2790688A Division JPH01204694A (ja) 1988-02-09 1988-02-09 上糸供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0623178A JPH0623178A (ja) 1994-02-01
JPH0728972B2 true JPH0728972B2 (ja) 1995-04-05

Family

ID=18067294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3315599A Expired - Lifetime JPH0728972B2 (ja) 1991-09-21 1991-09-21 上糸供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0728972B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101254885B1 (ko) * 2009-03-27 2013-04-15 저지앙 챔피온 미케니컬 앤드 일렉트리컬 테크놀러지 캄파니 리미티드 권취 자수 기계용 공급 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0623178A (ja) 1994-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2620442B2 (ja) 上糸供給装置
JPH0728972B2 (ja) 上糸供給装置
JPH0623183A (ja) 上糸供給装置
JP2634523B2 (ja) 上糸供給装置
US4791876A (en) Automatic needle thread supply control system
JPH0773636B2 (ja) 上糸供給装置
JPH08206383A (ja) 上糸供給装置
JPH01204694A (ja) 上糸供給装置
JPH0623174A (ja) 上糸供給装置
JPH0623180A (ja) 上糸供給装置
JPH0623175A (ja) 上糸供給装置
JPH0623176A (ja) 上糸供給装置
JP3022651B2 (ja) ミシンの制御装置
JP2698919B2 (ja) 縁かがり縫いミシンにおける空環及びその作製方法
EP0265267B1 (en) Automatic needle thread supply control system
JPH026935Y2 (ja)
JPH0246854Y2 (ja)
JP2852961B2 (ja) ミシンにおける糸調子装置
JP2579534B2 (ja) 縁かがり縫いミシンの自動糸供給装置
JPH0415180Y2 (ja)
JPH0425113Y2 (ja)
JPS62612Y2 (ja)
JPS59137093A (ja) ミシンの針糸供給装置
JPS6038151B2 (ja) ミシンの針糸供給装置
JPH0345671B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040121