JPH01204694A - 上糸供給装置 - Google Patents

上糸供給装置

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JPH01204694A
JPH01204694A JP2790688A JP2790688A JPH01204694A JP H01204694 A JPH01204694 A JP H01204694A JP 2790688 A JP2790688 A JP 2790688A JP 2790688 A JP2790688 A JP 2790688A JP H01204694 A JPH01204694 A JP H01204694A
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JP
Japan
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thread
yarn
roller
needle
driven roller
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JP2790688A
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Minoru Kosaku
小作 実
Shigeji Watanabe
渡辺 茂次
Yasuhisa Yokomizo
保久 横溝
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Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はミシンにおける上糸供給装置の改良に関するも
のである。
(従来の技術) 従来、この種の上糸供給装置は第20図に示すように、
糸繰出手段1とこの糸繰出手段の前段に配置された第一
の糸把持手段2と糸繰出手段の後段に配置された第二の
糸把持手段3とを備えている。
糸繰出手段は第21図に示すように、駆動ローラ4とこ
の駆動ローラに接触可能な一つの従動ローラ5とから成
る。この従動ローラはレバー6に支持され、且つばね7
によって駆動ローラに押し付けられる。第一及び第二の
糸把持手段はマグネット8とこのマグネットのシャフト
9に支持されマグネットの本体10との間で上糸11を
把持可能な把持板12とから成る。上糸11は糸巻き1
3から引き出されて第一の糸把持手段2を通り、次いで
駆動ローラ4と従動ローラ5との間を通り、次いで第二
の糸把持手段3を通って図示しない天秤に向い、この天
秤を介して図示しない針に至る。
(発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記の如き従来技術では従動ローラが一
つであり、従って、駆動ローラとの接準面積が小さい(
第20図参照)ためにすべりが大きいという欠点があっ
た。又、複針用のミシンでは第21図に示すように複数
の上糸11aJlbを駆動ローラ4とこの駆動ローラに
接触する一つの従動ローラ5とによって繰出すために夫
々の上糸の供給を独立に制御できず、従って、例えば複
数の針によって縫製物のカーブ部を縫う如き糸繰出量が
各針毎に異なる場合には縫製が全くできないか又は不完
全であるという欠点があった。更に、上述の如き従来技
術では結び目のある糸を第一及び第二の糸把持手段や駆
動ローラと従動ローラ間に通すのが困難であったり、又
、ミシンの空環縫製時、糸切り作動時、縫製時、糸の太
さが異なった場合等において上糸の効率良い供給等が行
えないというおそれがあった。
本発明の目的は上述の如き従来技術の欠点を解消した実
用上有益な上糸供給装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成するために本発明では第一に従動ロー
ラを各糸筋に配置して夫々独立に制御可能に構成した。
第二に、従動ローラを糸の送り方向に沿って複数配置し
た。第三に、糸の結び目を円滑に通すように、糸繰出手
段、第一及び第二の糸把持手段から糸案内フレームを離
反させ、又は糸繰出手段及び第一、第二の糸把持手段の
糸把持間隙を糸結び目が通り易いように結び目通適時に
拡大させるようにした。第四に、第一の糸把持手段の把
持タイミングを制御していせ込み縫いができるようにし
た。第五に、空環縫い時、糸切り作動時に従動ローラを
駆動ローラから離したり、駆動ローラの回転数を上げた
りするように構成し、又ミシンの電源のON、OFF時
に従動ローラを駆動ローラから離反させたり、更に、糸
の太さに応じて従動ローラの駆動ローラへの接触圧を変
えたり、又、針振り幅に応じて糸繰出し量を変えるよう
にした。
(作  用) 従動ローラを糸の送り方向に複数配置することにより従
動ローラと駆動ローラとの接触面積が大きく設定するこ
とができる。又、従動ローラを各糸筋に独立に配置し、
これらを夫々独立に制御することにより各針の糸繰出量
を独立に制御することができる。更に、いせ込み縫いを
上糸供給に際して簡単に行うことができ、且つ、空環縫
い時、糸切り時、ミシンの電源のON、OFF時にミシ
ンの作動を効率良く達成でき、更に、糸の太さ、針振り
幅に応じて糸繰出量を制御する等してミシンの上糸供給
を能率良く行える。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
第1図乃至第4図を参照すると、本発明に係る上糸供給
装置が示しである。この装置は図示の実施例では2本鈴
ミシンに適用しである。この上糸供給装置は図示しない
ミシン本体に固定された第一のフレーム20とこの第一
のフレームに移動可能に取付けられた第二のフレーム2
1とを備えている。
第一のフレームには糸繰出手段22とこの糸繰出手段の
前段に配置された複数の第一の糸把持手段23゜23′
と糸繰出手段の後段に配置された第二の糸把持手段24
とが取付けられている。糸繰出手段は2木釘用の夫々の
上糸を図示しない糸巻きボビンから所定量引出す、更に
詳細にのべると、この糸繰出手段22は駆動ローラ25
とこの駆動ローラの軸方向に沿って並べて配置され且つ
駆動ローラに接触可能に配置された2つの従動ローラ2
6a及び26bとから成っている。一方の従動ローラ2
8aは駆動ローラ25との間で第一の上糸27a(第3
図に実線で示す)を把持してこの上糸を糸巻きボビンか
ら所定量引き出し、他方の従動ローラ26bは駆動ロー
ラ25との間で第二の上糸27b(第3図に破線で示す
)を把持してこの上糸を糸巻きボビンから所定量引き出
す。
駆動ローラ25は図示しないモータによって回転され、
このモータの回転は後述する制御手段によって制御され
る。
従動ローラ26a、26bはレバー28に支承されてい
る。このレバーの一端は軸29によって第一のフレーム
20に揺動可能に取付けられている。従動ローラ26a
 、 26bはレバーに形成された軸受部28aに回転
可能に取付けられている。
レバーの他端には従動ローラ駆動手段が設けられている
。この従動ローラ駆動手段は従動ローラを駆動ローラに
対して押しつけたり駆動ローラから離反したりするため
のものである。この従動ローラ駆動手段は図示の実施例
では従動ローラが駆動ローラに対して押圧されるように
レバーを付勢するばね30と従動ローラをばね30に抗
して駆動ローラから離れるようにレバーを駆動するラッ
チ電磁石60(第12図に概略的に示す〉とから成って
いる。
ばね30の一端はレバー28の他端(自由端)に取付け
られ、このばねの他端はばね支持部材31に取付けられ
ている。このばね支持部材は第1図及び第2図で見て上
下方向に延びるスロット31aを有する。
このばね支持部材はスロット内に挿入され且つ第二のフ
レームにねじ込まれるねじ32によって第二のフレーノ
\に移動可能に固定される。ねじ32を緩めてばね支持
部材を上下方向に移動することによりばね圧を変えて従
動ローラが駆動ローラに押圧される圧力を変えることが
できる。
上記実施例では2つの従動ローラを一つのレバー28に
よって支持したが、第8図に示すように、2つの従動ロ
ーラの夫々を夫々独立に配置された第一及び第二のレバ
ー33a 、 33bの夫々に支持するようにしてもよ
い。この場き、第一及び第二のレバーの夫々に上述の如
き従動ローラ駆動手段が設けられる。従って、これらレ
バーは夫々独立にfv動可能である。
上述の従動ローラ駆動手段は後述する制御手段によって
制御される。
従動ローラの夫々を独立に制御することは、特に、複数
の針を用いて縫製を行う場合に、各社に送るべき上糸を
夫々独立に繰出すのに有効である。
即ち、各レバーを夫々作動して従動ローラ26a 、 
26bの夫々を駆動ローラ25に接触させたり離反させ
たりすることによって、例えば一方の上糸を繰出し、他
方の上糸を繰出さないように制御することができる。こ
れとは別に、2つの従動ローラを1つのレバー28で支
承する形悪く第1図参照)において、複数の第一の糸把
持手段の夫々を制御手段により制御して2つの上糸の送
りを変えることもできる。
第一及び第二の糸把持手段23.23” 、24は図示
の実施例では電磁石把持機構から成る。この電磁石把持
機構は電磁石34とこの電磁石により駆動される把持板
35とを有する。電磁石34は本体34aとこの本体内
に収容された磁界発生手段(図示せず)と本体に直線移
動自在に支持され磁界発生手段によって駆動されるシャ
フト34bとから成る0把持板35はこのシャフトの先
端に固定されている。上糸は本体34aの端面と把持板
との間に挿入される。電磁石は?憂述する制御手段によ
って制御される。電磁石が1・を勢され把持板が本体に
向って移動されると、上糸は把持板と本体の端面との間
に把持され、把持板を本体から離すと、上糸が解放され
る。
尚、上記糸繰出手段、第一及び第二の糸把持手段は上記
実施例に限定されない。
第二のフレーム21は第一のフレームに対して略平行に
且つ間隔をあけて配置されている(第1図及び第2図参
照)。この第二のフレームは可動支持手段36によって
第一のフレームに取付けられている。この可動支持手段
は一端が第一のフレーム20に固定された複数のガイド
軸37を有する。第二のフレームにはガイド軸が挿入す
る孔38が設けられている。ガイド軸37の他端にはボ
ルト39がねじ込まれ、これらボルトと第二のフレーム
の表面との間には圧縮ばね40が配置されている。組立
順序を簡単にのべると、先ず、第一のフレームにガイド
軸を固定しておく。第二のフレームを孔38の中にガイ
ド軸を挿入するようにして第一のフレームに取付ける。
次いで、圧縮ばね40をガイド軸に挿入し、Ifにボル
トをガイド軸にねじ込む。かくして第二のフレーム21
は第1図に示す如く、第一のフレーム20に対して矢印
Yで示す方向に可動に取付けることができる。
第二のフレーム21には第一のフレームとは反対側の面
に第一〜第五の糸案内部材41〜45が取付けられてい
る。第一及び第二の糸案内部材41.42には夫々−つ
の糸通し孔46が設けられ、第三〜第五の糸案内部材4
3〜45には夫々2つの糸通し孔46が設けられている
第一の糸案内部材41は糸巻きボビンからの第一の上糸
27aをその糸通し孔46の中に通して案内する。この
第一の糸案内部材41を通った第一の上糸27aは、一
方の第一の糸把持手段23における電磁石の本体34a
の端面と把持板35との間を通り、次いで、第三の糸案
内部材43の一方の糸通し孔を通って一方の従動ローラ
26aと駆動ローラ25との間を通り、次いで、第四の
糸案内部材44の一方の糸通し孔46を通り、次いで第
二の糸把持手段24における電磁石の本体の端面と把持
板との間を通り二次いで、第五の糸案内部材45の一方
の糸通し孔46を通り、次いで図示しない天秤を介して
一方の針(図示せず)に至る。
第二の糸案内部材42は糸巻きボビンからの第二の上糸
271Jをその糸通し孔46の中に通して案内する。こ
の第二の糸案内部材42を通った第二の上糸27bは、
他方の第一の糸把持手段23′における電磁石の端面と
把持板との間を通り、次いで、第三の糸案内部材43の
他方の糸通し孔を通って他方の従動ローラ26bと駆動
ローラ25との間を通り、次いで第四の糸案内部材44
の他方の糸通し孔46を通り、次いで第二の糸把持手段
24における電磁石の端面と把持板との問を通り、次い
で第五の糸案内部材45の他方の糸通し孔46を通り、
次いで図示しない天秤を介して他方の針(図示せず)に
至る。
上糸の供給を簡単に述べると、先ず第一及び第二の糸把
持手段23.23’ 、24が夫々の上糸を解放した状
態にしておき且つ駆動ローラ25と従動ローラ26a 
、 26bとが上糸27a、27bを把持した状態で、
駆動ローラ25を3am回転して針に供給すべき所定量
の上糸を繰出す。この繰出し後、第一の糸把持手段23
.23′が上糸を把持し、第二の糸把持手段24が上糸
を解放した状1にして上記繰出された上糸を天秤によっ
て針に送る。この上糸が針に送られた後第二の糸把持手
段24が上糸を把持する。これによって余分な上糸が針
に供給されることが防止される。
糸通しに便宜を与えるために第二のフレームを第一のフ
レームに対して矢印Y方向に沿って接近させたり離反さ
せたり駆動する駆動手段が設けられている。この駆動手
段は図示の実施例では第一のフレーム20に固定された
ブラケット46とこのブラケットに回転自在に取付けら
れ且つ第一のフレーノー20と第二のフレーム21との
間に配置された楕円状のカム47とから成っている。こ
のカムはノブ48によって手動で回転させることができ
るようになっている。このカムは縫製時(第1図)には
第2図に示す如くその短径部47aが第一のフレームと
第二のフレームとの間に配置され、糸通し時〈第3図)
には第4図に示す如く、その長径部47bが第一のフレ
ームと第二のフレーノ、との間に配置される。
縫製時には第1図に示す如く、上糸は夫々の糸案内部材
、第一及び第二の糸把持手段及び駆動ローラと従動ロー
ラとの間を通って針へ供給される状態にある。この状態
からノブ48を第2図に矢印で示すように時計方向に回
動させると、カム47が立上って第二のフレーム21を
圧縮ばね40に抗して第一のフレーム20から離れるよ
うに移動させ、第4図に示す如き糸通し状態にもたらす
。この状態では上糸は第3図に示すように、糸繰出手段
22と第一及び第二の糸把持手段23.23’ 、24
から離脱して第一〜第五の糸案内部材41〜45の糸通
し孔46のみを通過する。この状態では糸繰出手段と第
一及び第二の糸把持手段の糸通しを容易にすることがで
き、特に、糸に結び目T(第3図参照)が存在する場合
には第9図及び第10図に示すように、第一及び第二の
糸把持手段の糸通しが容易となる。
第4図の糸通し状りからノブ48を矢印で示すように反
時計方向に回動させると、カムは長径部から短径部l\
回動じ、従って、第二のフレーム21は圧縮ばね40の
押圧力によって第一のフレーム20に向って接近し、第
2図に示す縫製状態にもたらすことができる。この際、
上糸は第一及び第二の糸把持手段及び糸繰出手段に自動
的に係合する。
このように、上糸はノブ48の操作によって第一及び第
二の糸把持手段及び糸繰出手段に対して簡単に係合した
り離脱させたりすることができる。
第5図及び第7図を参照すると、本発明に係る上糸供給
装置の他の実施例が示しである。この実施例における上
糸供給装置は上糸27a(27b)の送り方向に沿って
複数の従動ローラを配置したものである。図示の実施例
では2つの従動ローラ50,50’が配置されている。
尚、この実施例は必らずしも2本の上糸に限定されず、
1本の上糸にも適用することができる。これら従動ロー
ラはレバー51の軸受部51aに回転自在に支持されて
いる。このレバー51の構造は軸受部51aを除きレバ
ー28と同様の構成にすることができる。又、同様の従
動ローラ駆動手段が設けられている。
このように複数の従動ローラを上糸の送り方向に配置す
ると、従動ローラと駆動ローラ25との接触部が線接触
となり、従来の如き一つの従動ローラにおける点接触に
比べて接触面積が大きくなり上糸のすべりが極減される
第5図に示す実施例では従動ローラは駆動ローラの上部
位置で駆動ローラの中心から略均等に左右に振り分けて
配置されているが第6図に示す実施例では一つの従動ロ
ーラ50′を駆動ローラ25のほぼ[111部に配置し
たものである。このようにすると、接触面積を更に大き
くすることができる。尚、この場き、従動ローラ50と
従動ローラ50との駆動ローラ25に対する接触圧力は
、従動ローラ50′の方が従動ローラ50よりも小さい
9従動ローラ50′は駆動ローラの側部に配置されてい
るため駆動ローラへの押付は分力が従動ローラ50に比
べて小さいからである。このように従動ローラを駆動ロ
ーラに対して配置を変えることにより各従動ローラの駆
動ローラに対する押圧力を変えることができる。
第7図に示す実施例では2つの従動ローラ50゜50′
の周囲にベルト52が巻きつけられている。このベル1
〜は駆動ローラ25と従動ローラとの間に配置されて、
従動ローラによって駆動ローラに押し付けられる。この
実施例では従動ローラと駆動ローラとの接触はベルト5
2を介して線接触となり、従って、接触面積をきわめて
大きくすることができる。
第11図及び第1Z図には空環縫い制御の実施例が示し
である。即ち、縫製物がない状態で数計(10針程度)
縫った場合に従動ローラ駆動手段のラッチ電磁石60が
作動してレバー28をばね30に抗して矢印で示すよう
に第12図で見て上方に駆動し、従って、従動ローラ2
6a、26b(又は50.50’ )が駆動ローラ25
から離れる。このため上糸は供給されなくなる。このよ
うな作動は後述する制御手段によって制御的に行われる
この場き、縫製物の有無は布検出手段61によって検出
される〈第11図参照)、この布検出手段は例えば図示
の実施例では針62に近いヘッド端部63に取付けられ
た発光体及び受光体と縫製物を載せる針板あるいはテー
ブルに取付けられた反射板とから構成された光センサ−
アセンブリから成っている。尚、符号64は押え足を示
す。
第131121及び第14図には上糸の太さによって従
動ローラの駆動ローラへの押圧力を変える場合の実施例
が示しである。この実施例における上糸供給装置は糸の
太さを検出する糸太さ検出手段例えばポテンショメータ
ー70(第13図参照)と従動ローラ駆動手段のばね3
0の圧力を変えるばね力調整手段71とを備えている。
このばね力調整手段はリンク72とこのリンクに接触す
るように配置された偏心カム73とこの偏心カムを駆動
する図示しない例えばモータとから成っている。リンク
72は略中央部が第二のフレーム21又はミシン本体に
枢着され、その一端にはばね30の一端が取付けられて
いる。
リンクの他端部は偏心カム73の外周のカム面に接触す
る。モータは後述する制御手段によって制御される。上
記ポテンショメーターも又この制御手段に接続されてい
る。
簡単にのべておくと、ポテンショメーターにより糸の太
さが検出されこれに応じてモータが制御手段により回動
され、(q心カム及びリンクを介してばねの強さが変え
られる。詳細については後述する。
第15図は糸切り時に駆動ローラ25の回転を早める場
きの実施例を示す6上糸は図示しない糸切り手段によっ
て切断される。この糸切り手段は例えばカッターとこの
カッターを駆動する糸切りソレノイドとから成っている
。この糸切りソレノイドは制御手段によって制御される
第15図から明らかな如く、駆動ローラ25を駆動する
モータの回転数が糸切り信号Cが入った場合のみ符号U
で示すように高くなるように設定されている。このよう
にすると、上糸がある間高速で繰出され、通常の縫製に
同等影響を与えることなくしかも通常縫製時より沢山の
糸を必要とする糸切り時には必要な糸量を確保できるの
で安全且つ確実に上糸を切断することができる。
第16図は針が揺動する型式のミシンに本発明の上糸供
給装置を適用した場合の実施例の概略を示ず。この上糸
供給装置は揺動する針80の振り幅を検出する針棒振幅
検出手段81を備えている。この針棒振幅検出手段は後
述する制御手段に接続されている。この針棒振幅検出手
段は針棒揺動台82に取付けられている。この針棒振幅
検出手段は、例えば、ミシンの針の振幅をデジタル信号
で出力する。
第18図は制御手段100の一例を示す。同図において
、符号101はミシン回転信号発生回路を示し、102
はこのミシン回転信号発生回路に接続された停止スイッ
チを示す。ミシン回転信号発生回路はミシンが回転中に
はL゛、ミシン停止中には“°H”の信号を発生する。
停止スイッチ102は上糸供給装置の作動を停止させる
機能を有する。103は糸切り信号発生回路を示し、こ
の回路は、糸切りソレノイドのON時に°′L”、OF
F時に“H″の信号とこのON→OFF時には”Iゼ、
0FF−ON時には“′L”の信号とを短パルス出力す
る。タイマー104がミシン回転信号発生回路101に
接続され、このタイマーはミシン回転信号が“H′のと
きは“L”、ミシン回転信号が“H”→゛L”へ切換り
規定時間経過すると、” H”になる。
上記の布検出手段61はカウント制御回路107に接続
され、このカウント制御回路に位置検出手段105が接
続されている。布検出手段61は縫製物が有る場合には
信号“H”を発生し、無い場合には信号゛L”を発生す
る。位置検出手段105はミシンの上位置、下位置及び
回転角を検出するためのものであり、上、下位置検出中
は夫々信号“L”を発生する。カウント制御回路107
は布検出手段61が“L”の場合(縫製物無しの場合)
、ミシンの上位置、下位置又は針数をカウントし、規定
数をカウントすると、信号“H”となる、布検出手段が
信号“H”を出力すると、このカウント制御回路は信号
“L”となる。
下位置設定スイッチ10日が設けられ、この下位置設定
スイッチは下位置信号を出力“H”で無効にし、“L”
にて有効にする。
符号109はラッチ電磁石位置検出手段であり、これは
ラッチ電磁石60が上昇時、即ち従動ローラを駆動ロー
ラから離すように作動する時出力信号をL″′、降下時
、即ち従動ローラが駆動ローラに押圧されるとき”H”
を出力する。
ラッチ電磁石60には上昇作動回路110と降下作動回
路111とが接続されている。又、これら上昇作動回路
及び降下作動回路にはリセット信号発生回路112が接
続されている。上昇作動回路110はラッチ電磁石60
が降下時にタイマー104、糸切り信号発生回路103
のON−+OFF信号、停止スイッチ102、カウント
制御回路107のいずれかの′し、パ→″’H”信号に
よってラッチ電磁石60を上昇させる。
又、リセット信号発生回路112がらのリセット信号に
より黒条f′トでラッチ電磁石を上昇させる。降下作動
回路111はラッチ電磁石が上昇時、ミシン回転信号発
生回路101のミシン回転信号によりラッチ電磁石を降
下させる。リセット信号入力時には作動しない。尚、ラ
ッチ電磁石60は上述した如く、上昇時従動ローラ26
a、26b(50,50′)を上昇させ、降下時従動ロ
ーラを降下する。
リセット信号発生回路112は電源ON、OFF時にリ
セット信号を発生する。
ミシン速度検出手段113が設けられ、この検出手段は
ミシンの速度を検出し、デジタルパルスとして周波数を
出力する。
繰出し設定手段114及び繰出し検出手段115が設け
られ、繰出し設定手段114にはラッチ回路116及び
117が接続され、繰出し検出手段115にはカウンタ
回路118が接続されている。繰出し設定手段114は
縫製中、従動ローラ26a、26bの2本の上糸の糸繰
出し旦の設定と糸切り時の2本の上糸の糸繰出し呈を設
定する。繰出し検出手段115は糸の繰出し量とデジタ
ルパルスで出力する。ラッチ回路116は位置検出手段
106から出力される回転角検知信号により規定された
回転角と回転角との間で縫製中の糸繰出し設定をラッチ
する。もう一方のラッチ回路117は糸切り信号発生回
路103及び糸切りソレノイドの0FF−ON信号によ
り糸切り時の糸繰出し量設定をラッチする。カウンタ回
路118は繰出し検出手段115で発生したデジタルパ
ルスをカウントし出力する。又、カウントクリアは位置
検出手段106の回転角である規定角で行われる。
ピッチ検出手段119が設けられ、このピッチ検出手段
はミシンのピッチを検出し、デジタル信号で出力する。
このピッチ検出手段には誤差演算回路120が接続され
ている。又、この誤差演算回路はラッチ回路116に接
続されている。上述の針棒振幅検出手段81はこの演算
回路120に接続されている。誤差演算回路120はミ
シン速度検出手段113からの検出信号、ラッチ回路1
16のラッチされた設定信号、ピッチ検出手段119の
ピッチ検出出力、針棒振幅検出手段81の出力により繰
出し量を演算し、出力する。
誤差演算回路120及びラッチ回路116,117には
選択回路121が接続されている。この選択回路は糸切
り信号発生回路103の糸切り信号が“L”のときラッ
チ回路117のラッチされた設定置を出力し、I−ビの
ときは誤差演算回路出力を出力する。
選択回路121には比較器122,123が接続され、
これら比較器122,123はカウンタ回路118に接
続されている。比較器122はカウンタ回路118の出
力と選択回路121のR側出力とを比較し、同じになっ
たとき信号“L′°を出力する。比較器123はカウン
タ回路118の出力と選択回路121のし側出力とを比
較し、同じになったとき信号” L ”を出力する。
符号126は第−R電磁石を示し、127は第一り電磁
石を示す。第−R電磁石は2つの第一の糸把持手段のう
ちの一方の糸把持手段の電磁石に相当し、第一り電磁石
は他方の糸把持手段の電磁石に相当する。
第−RTL磁石126には作動回路124が接続され、
第一り電磁石127には作動回路125が接続されてい
る。これら作動回路124,125はリセット信号発生
回路113に接続されている0作動回路124は“H”
入力時第−R電磁石をONL、“L”入力時はOFFす
る。又リセット信号入力時はONとなる0作動回路12
5は”H”入力時第−り電磁石をONし、“L”入力時
はOFFする。又、リセット信号入力時はONとなる。
尚、第二電磁石130は2本の針のうち例えば右針の糸
繰出しを制御し、第一り電磁石127は左針の糸繰出し
を制御する。
第二の糸把持手段24の電磁石を制御する第二電磁石制
御回I¥8128が設けられ、この回路には作動回路1
29が接続され、この作動回路には第二電磁石130が
接続されている。この第二電磁石は第二の糸把持手段の
電磁石に相当する。この第二電磁石は上述のようにON
で糸を挟持し、OFFで解放する。第二電磁石制御回路
は位置検出手段106からの設定された回転角により°
°Hパを出力し、位置検出手段106からの設定された
回転角信号、糸切り信号発生回路103からの糸切り信
号、ラッチ電磁石位置検出手段109からの信号、停止
スイッチ102からの信号のいずれかの信号により出力
” L ”を発生する。作動回路129は゛H゛入力に
より第二電磁石130をONさせ、“L”入力によりこ
れをOFFする。リセット信号入力時はONとなる。
片針設定スイッチ131、糸切れ検出手段132及びリ
ニアモータ位置検出手段133が設けられている。
又、片針設定スイッチ131及びリニアモータ位置検出
手段133に作動回路134が接続され、この作動回路
にリニアモータ135が接続されている。このリニアモ
ータは片針制御を行う図示しないアクチュエータを中立
・左・右のポジションに作動する。
片針設定スイッチは片針制御ミシンにおいて、縫いを停
止する針棒の入力を行うスイッチであり、同時ONはな
くスイッチ入力” L ”で停止入力となる。糸切れ検
出手段132は糸切れを検出し出力を”L“°とし、通
常、糸切れなしのときは出力を°゛HHパる。リニアモ
ータ位置検出手段133はリニアモータ135の位置を
検出し電圧データとして出力する。作動回路134はリ
ニアモータ位置検出手段133の信号を受け、リニアモ
ータ135を左右に作動させる。
第一の糸把持手段の第−R電磁石126及び第一り電磁
石127の制御を行うための第一電磁石itIIJm回
路136が設けられている。この第一電磁石制御回路は
停止スイッチ102の信号、ラッチ電磁石位置検出手段
109の信号、位置検出手段106からの回転角信号、
糸切り信号発生回路103がらの0FF−〇N信号のい
ずれかにより”L“出力を行う。又、比較器122.1
23からのL”信号を受け“H”出力とする。
糸切り信号発生回路103、停止スイッチ102及び繰
出し設定手段114に周波数発生回路137が接続され
ている。又、DCモータ回転数検出手段138が設置さ
れ、このDCモータ回転数検出手段に比較器139が接
続され、この比較器にはモータ制御ドライブ回路140
が接続され、このモータυ制御ドライブ回路にはDCモ
ータ141が接続されている。
このDCモータは駆動ローラ25を駆動するモータに相
当する。周波数発生回路137は糸切り信号発生回路1
03の糸切り信号、繰出し設定手段114のデータ及び
停止スイッチ102の入力によりDCモータ141の回
転に必要な周波数を発生する。DCモータ回転数検出手
段138はDCモータ141の回転数をデジタルパルス
の周波数出力する。比較器139は周波数発生回路13
7及びDCモータ回転数検出手段138からの入力を比
較し、検出手段138からの入力の値が発生回路137
からの入力゛の値より低くなった場合” H”を出力し
、逆の場合は″L”を出力する。モータ制御ドライブ回
路140は“H”入力の場きにDCモータ141の回転
を加速し、” L ”入力の場合は減速する。
ミシンの縫製物を押えるための押え足の位置を検出する
押え星検出手段142が設けられ、この検出手段は押え
足が上昇しているときは“L”、押え足が下降、即ち縫
製物を押える状態になっているときは゛H′を出力する
j1択回路121にいせ込み信号発生回路143が接続
され、このいせ込み信号発生回路は“L″又は″H”の
信号を発生し、“L”でいせ込みを行い、“I(”で通
常の縫製を行うように糸繰出手段22を制御する。
除算定数設定手段144及びこれに接続された除算回路
145が設けられている。この除算回路には比較器14
6が接続され、この比較器には分配器147が接続され
ている。除算定数設定手段144は除算回路145の除
算率を定める。又、除算率■の停止指令も設定すること
ができる。除算回路145は片針設定スイッチ131の
入力でRが“L”のときRを除算し、出力し、Lが°L
゛′のときはLを除算し出力する。除算率は除算定数設
定手段144の入力で決まる。尚、除′n率ωの時出力
しない。比較器146はカウンタ回路118の出力と除
算回路145の出力とを比較し同一の場合” L ”を
出力する。分配器147は表1に示す如き構成にされて
いる。
片針制限回路148が設けられ、この回路は片針設定ス
イッチ131の入力により停止針の糸供給に制限を加え
る働きをする。
再び第16図を参照して針の振り幅に応じて上糸の繰出
量を制御する場合について述べる。繰出し設定手段11
4は糸繰出手段22を制御して糸繰出し量を設定する。
この繰出し設定手段!14には補正手段150が接続さ
れ、この補正手段には比較器151が接続され、この比
較器にはピッチ量設定手段152及び上糸供給設定スイ
ッチ153が接続されている。
又、この比較器151には針棒振幅検出手段81が接続
されている。従って、針棒振幅検出手段81による針の
振幅に応じた上糸の繰出量信号を比較器151及び補正
手段15(lを介して繰出し設定手段114に与えるこ
とができる。
繰出し設定手段114に回転制御手段160及びモータ
駆動制御手段161を介してDCモータ141を接続し
たことによって駆動ローラ25の回転を針の送りピッチ
に応じて段階的に変化させることができる。
ミシンの電源をON又はOFFにした時、第一及び第二
の糸把持手段の電磁石をONにして上糸を把持する回路
は上記第18図に示す制御手段において、作動回路12
4,125、第−R電磁石126、第一り電磁石127
、作動回路129及び第二電磁石130から成る。又、
ミシンの電源をON又はOFFにした時、従動ローラ2
6a、26bを駆動ローラ25から離す回路は上昇作動
回路110、−降下作動回路111及びラッチ電磁石6
0から成る。これら回路によってミシンの始動又は停止
時に上糸が余分に供給されないという実益が生ずる。
再び片針作動について述べる。第17図に示すように、
洋服の裸部150を2本針で縫う場合、一方の針の縫い
ライン11(内側)よりも他方の針の縫いラインt’d
外側)の方が長い。従って、この場合、縫いライン12
の方が縫いラインl、よりも余計に上糸を送らなければ
ばならない。本発明の上糸供給装置ではlit製ライう
!、に上糸を送る従動ローラを駆動ローラからある時間
離反させて縫製ライン12よりも糸繰出し量と少なくす
ることができる。これはこの従動ローラを駆動するラッ
チ電磁石を制御することによって行われる。又、縫製ラ
インp。
に関連する第一の糸把持手段を縫製ライン12に関連す
る第一の糸把持手段よりも糸把持タイミングを早くした
り長い間化持し続けたりして縫製ライン!、の糸繰出し
量を縫製ライン12よりも少なくすることができる。
又、本発明の上糸供給装置では縫製中に押え足が上昇し
ても従動ローラと駆動ローラとが係合したまま、即ち糸
繰出し状態に保持することができる。これは押え足検出
手段142と第一電磁石制御回路136とを糸繰出し状
態に設定することにより行うことができる。
再び、いせ込み縫いの作用について述べる。いせ込み信
号発生回路143は糸繰出手段22を制御する繰出し設
定手段114と第一電磁石制御回路136とを制御して
、糸繰出し量を所望の繰出し量よりも少なく設定する。
これは第一電磁石制御回路によって第−R電磁石126
と第一り電磁石127とを通常のタイミングよりも早く
糸を把持するように制御し、これによって糸繰出し量が
少なくなる。糸繰出し量が少なくなると、糸が縫製物を
引張り、縫製物にいせ込みが生ずる。このようにしてい
せ込み縫いを行うことができる。
(発明の効果) 本発明によれば、上述の如き構成によって上糸の供給を
確実且つ正確に行うことができ且つ制御手段によって種
々の上糸供給制御を行うことができ、きわめて効率の高
い実用性のある上糸供給装置を提供することができると
いう実益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る上糸供給装置の縫製状態を示す斜
視図、第2図は第1図の底面図、第3図は糸通し状態を
示す第1図の装置の斜視図、第4図は第3図の底面図、
第5図は従動ローラを糸の送り方向に沿って複数配置し
た場合の実施例を示ず要部の正面図、第6図は第5図の
変形例を示す要部の正面図、第7図は第5図の更に他の
変形例を示す要部の正面図、第8図は従動ローラの配置
の変形例を示す側面図、第9図は縫製時系の結び目が糸
把持手段を通る直前で示す側面図、第10図は糸案内部
材を糸把持手段から離れた糸通し状態で示す側面図、第
11図は布検出手段を取付けたミシンヘッドの要部の側
面図、第12図は空環時従動ローラを駆動ローラから離
す実施例を示す正面図、第13図は糸の太さを検出する
糸太さ検出手段の上面図、第14図はばね力調整手段を
示す概略構成図、第15図は糸切り時の駆動ローラのモ
ータの回転上昇を示すグラフ、第16図は針棒振幅検出
手段と針との配置を示す概略構成図、第17図は2本針
で縫われる縫製物の襟の部分の平面図、第18図は制御
手段の概略構成図、第19図は分配器の機能を示す表、
第20図は従来の上糸供給装置の概略構成図、第21図
は従来の従動ローラの側面図で+P)る。 20・・・第一のフレーム  21・・・第二のフレー
ム22・・・糸繰出手段 23 、23 ′・・・第一の糸把持手段24・・・第
二の糸把持手段  Z5・・・駆動ローラ26a、26
t+・=従動ローラ   27a 、 27b ・−・
上糸28・・・レバー       30・・・ばね6
0・・・ラッチ電磁石   100・・・制御手段特許
出願人   東京ffi機工業株式会社(外4名) 第1図 第2図 第5図 第6図 痢8図 馬9図 スら 第10図 ?10(2/l)1 痢11図     痢12図 第13図     第14図 第15図 咋藺 第16図     第17図 第19図 0、除算早■ 第20図 殆21図

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)駆動ローラと該駆動ローラとの間で上糸を把持し
    て該上糸を送る従動ローラとを有する上糸供給装置にお
    いて、前記従動ローラを上糸の送り方向に沿って複数配
    置したことを特徴とする上糸供給装置。
  2. (2)糸把持手段と、該糸把持手段の後段に配置された
    駆動ローラと、該駆動ローラに接触可能に配置され且つ
    並列に延びる複数の上糸の一部を駆動ローラとの間で把
    持して該上糸を送る従動ローラと、前記糸把持手段を制
    御する制御手段とを有する上糸供給装置において、前記
    従動ローラを各上糸毎に独立に配置し、各従動ローラを
    前記制御手段による糸把持手段の制御によって夫々独立
    に回転・停止するようにしたことを特徴とする上糸供給
    装置。
  3. (3)複数の上糸を繰出す糸繰出手段と、該糸繰出手段
    の前段に配置され且つ前記上糸の夫々を独立に把持可能
    な複数の糸把持手段と、該糸把持手段の夫々を制御する
    制御手段とを備え、該制御手段は各上糸の送り量を夫々
    変えることができるように前記糸把持手段の上糸の把持
    動作を制御可能であることを特徴とする上糸供給装置。
  4. (4)第一及び第二のフレームと、前記第一のフレーム
    に取付けられた糸繰出手段と、該糸繰出手段の前段に配
    置され前記第一のフレームに取付けられた第一の糸把持
    手段と、前記糸繰出手段の後段に配置され且つ前記第一
    のフレームに取付けられた第二の糸把持手段と、前記第
    一の糸把持手段、糸繰出手段及び第二の糸把持手段を通
    る糸経路内に配置され且つ前記第二のフレームに取付け
    られた複数の糸案内部材とを備え、該糸案内部材が前記
    糸経路に配置されたり糸経路から離脱されたりするよう
    に前記第二のフレームを第一のフレームに対して移動可
    能にしたことを特徴とする上糸供給装置。
  5. (5)糸繰出手段と、該糸繰出手段の前段に配置された
    糸把持手段と、糸繰出手段及び糸把持手段を制御する制
    御手段とを備え、該制御手段は前記糸繰出手段の糸送り
    と糸把持手段の糸把持タイミングを制御していせ込み縫
    いを行うことができるようにした手段を有することを特
    徴とする上糸供給装置。
  6. (6)駆動ローラと、該駆動ローラに接触可能に配置さ
    れ駆動ローラとの間で糸を把持して糸を送る従動ローラ
    と、駆動ローラの駆動モータと、該駆動モータを制御す
    る制御手段とを備え、該制御手段はミシン針の送りピッ
    チに応じて駆動モータの回転を制御可能である上糸供給
    装置。
  7. (7)駆動ローラと、該駆動ローラに接触可能に配置さ
    れ駆動ローラとの間で糸を把持して糸を送る従動ローラ
    と、該従動ローラを駆動ローラに対して接触したり離反
    したりするように駆動する従動ローラ駆動手段と、 前記従動ローラ駆動手段を制御する制御手段とを備え、
    該制御手段はミシンの空環作動時に従動ローラを駆動ロ
    ーラから離反させるように従動ローラ駆動手段を制御す
    ることを特徴とする上糸供給装置。
  8. (8)駆動ローラと、該駆動ローラに接触可能に配置さ
    れ駆動ローラとの間で糸を把持して糸を送る従動ローラ
    と、前記駆動ローラを制御する制御手段とを備え、該制
    御手段はミシンの糸切り作動時に前記駆動ローラの回転
    速度を高くすることを特徴とする上糸供給装置。
  9. (9)糸繰出手段と、該糸繰出手段の前段に配置された
    糸把持手段と、前記糸繰出手段及び糸把持手段を制御す
    る制御手段とを備え、前記糸繰出手段が駆動ローラと該
    駆動ローラに対し接触したり離反したりするように配置
    された従動ローラとを有し、前記制御手段はミシンの電
    源のON及びOFF時に前記糸把持手段が糸を把持する
    が従動ローラが駆動ローラから離反するように糸把持手
    段及び従動ローラを制御することを特徴とする上糸供給
    装置。
  10. (10)駆動ローラと、該駆動ローラに対して接触した
    り離反したりするように配置され駆動ローラとの間で糸
    を把持して該糸を送る従動ローラと、該従動ローラを駆
    動する従動ローラ駆動手段と、該従動ローラ駆動手段を
    制御する制御手段とを備え、該制御手段はミシンの針が
    下死点にあるとき押え足を上昇しても従動ローラを駆動
    ローラに接触させたままにするように従動ローラ駆動手
    段を制御することを特徴とする上糸供給装置。
  11. (11)駆動ローラと、該駆動ローラに対して接触した
    り離反したりするように配置され且つ駆動ローラとの間
    で糸を把持して該糸を送る従動ローラと、該従動ローラ
    を駆動ローラに対して接触するように従動ローラを付勢
    するばねと、該ばねのばね力を調整するばね力調整手段
    と、前記糸の太さを検出する糸太さ検出手段と、制御手
    段とを備え、該制御手段は前記糸太さ検出手段による糸
    の太さに応じて前記ばね力調整手段が従動ローラのばね
    力を適宜設定するように該ばね力調整手段を制御するこ
    とを特徴とする上糸供給装置。
  12. (12)糸繰出手段と、針棒振幅検出手段と、前記糸繰
    出手段及び針棒振幅検出手段に接続された制御手段とを
    備え、該制御手段は針振り幅に応じて糸量を繰出すよう
    に前記糸繰出手段及び針棒振幅検出手段を制御すること
    を特徴とする上糸供給装置。
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