JPH07289431A - 調理器 - Google Patents
調理器Info
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- JPH07289431A JPH07289431A JP9176594A JP9176594A JPH07289431A JP H07289431 A JPH07289431 A JP H07289431A JP 9176594 A JP9176594 A JP 9176594A JP 9176594 A JP9176594 A JP 9176594A JP H07289431 A JPH07289431 A JP H07289431A
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Abstract
与えることなく速やかに時刻調節を行う。 【構成】 時スイッチ28を押し続けると、時桁表示部22
の時刻が1時間単位で早送りされる。また、分スイッチ
29を押し続けると、分桁表示部22の時刻が2分単位で早
送りされる。共通する早送りカウンタ手段67により、双
方の早送り速度は一致する。 【効果】 時桁表示部22の時刻が一周する時間と、分桁
表示部23の時刻が一周する時間とは、殆ど同じになる。
したがって、時桁調節時と分桁調節時における、双方の
視覚上の違和感がない。
Description
ともに、調理の終了時刻を設定するタイマー設定手段に
よってタイマー動作を行うことの可能な調理器のタイマ
ー装置に関する。
どの時刻調節方法は、時刻を送るかあるいは戻すことに
より行うものと、時桁と分桁とを分離して、これらを別
々の操作手段で送るものとの2通りが従来から知られて
いるが、時刻表示部の大きさに制約がある調理器の場合
には、使用者に対する視認性を向上させるために、ディ
ジタル表示式の表示手段を備えたものが主流になってい
る。しかしながら、特に一般家庭で日常的に使用される
調理器の場合には、タイマー時刻を12時間以上設定で
きる24時間計時の表示手段を備えたものが使い勝手上
都合がよく、また、他方では、時刻の設定を速やかに行
えるように、操作手段を押し続けると時刻の早送りがで
きるようになっているため、時刻を送るかあるいは戻す
ことにより時刻を調節する方法よりも、時桁と分桁とを
分離して、これらを別々の操作手段で送ることにより時
刻を調節する方法が使い易さの点で優れている。これ
は、前者の時桁と分桁とを分離せずに単に時刻を送るか
あるいは戻す方法では、例えば、午前12時を午後12
時に変えたい場合に、720分(12時間)を送るかあ
るいは戻す操作が必要となり、時刻調節に時間が掛かる
のと、早送り機能により時刻を短時間で送ろうとする
と、早送りの速度が速すぎて分桁の表示が見えなくなる
ことなどにも起因する。この場合、少なくとも10の位
の分桁が見えるように、早送りの速度を10分/1秒程
度に設定しても、時刻を12時間変えるのに72秒かか
ることになり、調節に時間が掛かり過ぎるという欠点を
取り除くことはできない。
離して時刻を調節する方法を採用した調理器の場合、一
般に、操作部のスペース上の制約と、また、操作部の複
雑感を極力避ける観点から、使用頻度の低い時刻設定用
の操作手段を減らすために、時桁または分桁の送りだけ
ができるようになっている。しかしながら、このような
構成では、調節中に設定すべき時刻を通過してしまう
と、再度時刻を一周送らなければならず、特に、時桁は
24時間を1時間単位で送る場合、24単位で一周する
のに対して、分桁は60分を1分単位で送る場合、60
単位で一周するため、同じ早送り速度に設定した場合、
時桁の調節時間よりも分桁の調節時間が長く掛かるとい
った欠点を有する。また、この場合、分桁の早送り速度
を時桁の早送り速度よりも速くすることが考えられる
が、早送り用のカウンタを時桁と分桁で別々に設けなけ
ればならず、制御構成が複雑化してしまうばかりでな
く、双方の早送り速度が異なることによって、使用者に
視覚上の違和感を与え、使いにくい印象を持たれるとい
った不具合が発生する。
となく、しかも、視覚上の違和感を与えることなく速や
かに時刻調節を行うことのできる調理器を提供すること
を目的とする。
は、24時間を1時間単位で表示する時桁表示部と、6
0分を1分単位で表示する分桁表示部と、前記時桁表示
部に表示される時刻を送る時桁操作手段と、前記分桁表
示部に表示される時刻を送る分桁操作手段と、前記時桁
操作手段の操作を行う毎に前記時桁表示部の時刻を1時
間単位で送る時桁送り手段と、前記分桁操作手段の操作
を行う毎に前記分桁表示部の時刻を1分単位で送る分桁
送り手段と、前記時桁操作手段を操作し続けることで前
記時桁表示部の時刻を1時間単位で24時間を3秒以上
12秒以下の速度で早送りする時桁早送り手段と、前記
分桁操作手段を操作し続けることで前記分桁表示部の時
刻を2分単位で前記時桁早送り手段と同じ速度で早送り
する分桁早送り手段と、前記時桁操作手段および分桁操
作手段の操作により前記時桁表示部および分桁表示部に
表示された時刻を現在時刻として設定する現在時刻設定
手段と、調理の終了時刻を設定するタイマー時刻設定手
段と、前記現在時刻設定手段で設定された現在時刻の計
時に従って、前記タイマー時刻設定手段で設定された時
刻に調理が終了するように調理を開始させる調理開始手
段とを具備するものである。
イマー時刻設定手段により設定される調理の終了時刻を
10分単位で前記時桁早送り手段と同じ速度で早送り
し、60分間を前記時桁早送り手段よりも速い速度で早
送りするタイマー時刻分桁早送り手段を具備するもので
ある。
桁表示部の時刻を早送りする速度と、分桁表示部の時刻
を早送りする速度とは一致し、しかも、早送り時におい
て、時桁表示部の時刻が一周する時間と、分桁表示部の
時刻が一周する時間とは、分桁表示部を2分単位で早送
りすることによって殆ど同じになるため、時桁を調節す
る場合と分桁を調節する場合との間で、双方の視覚上の
違和感がない。
照して説明する。先ず、本実施例で適用される調理器た
る炊飯器の概略構成を図1に基づいて説明すると、同図
において、1は上面を開口した器本体であり、これは、
鍋収容部たる内枠2と、外枠3とにより構成される。4
は内枠2に収容される容器たる鍋であり、これはアルミ
ニウム材を主体として、外面を磁性金属材料で形成した
ものである。5は鍋4の外側下部を電磁誘導により加熱
する誘導コイル、6は鍋4の側面を加熱する胴ヒータで
あり、誘導コイル5の外側を覆うようにしてコイルベー
ス7が取付け固定される。また、8は鍋4の温度を検出
する温度検出手段たる温度センサ、9は鍋4の有無を検
出する鍋検出センサである。11は器本体1の上部開口を
開閉自在に覆う蓋体である。この蓋体11は外蓋12と内蓋
13とにより構成され、鍋4内に発生する蒸気を外部に排
出する蒸気口14がその一側に設けられる。内蓋13の裏面
には、この内蓋13を加熱する蓋ヒータ15が設けられると
ともに、外蓋12の前側寄りには、操作パネル16が設けら
れる。なお、17は器本体1の底部に設けられる誘導加熱
装置である。
同図において、21は操作パネル16の一側下方に設けられ
たLCD表示装置であり、これは、午前あるいは午後な
る文字形態と1〜12の数字形態とを組合わせて、24
時間を1時間単位で表示する時桁表示部22と、00〜5
9の数字形態により、60分を1分単位で表示する分桁
表示部23と、例えば白米なる文字形態で炊飯メニューを
表示するメニュー表示部24とにより構成される。また、
25はLCD表示装置21の上方に配設されるLED表示装
置であり、このLED表示装置25は、炊飯,タイマーお
よび保温行程の各動作をLEDの点灯によって告知する
ものである。一方、26は複数のスイッチからなる操作手
段であり、これは、現在時刻の時刻合わせを行うための
時計スイッチ27と、時桁表示部22に表示される時刻を送
る時桁操作手段たる時スイッチ28と、分桁表示部23に表
示される時刻を送る分桁操作手段たる分スイッチ29と、
調理の終了時刻であるタイマー時刻の時刻合わせを行う
ためのタイマー炊飯スイッチ30と、所望のメニューを選
択するためのメニュースイッチ31と、炊飯動作を実行す
る炊飯スイッチ32と、保温動作を実行する保温スイッチ
33と、動作を強制的に停止する切スイッチ34とにより構
成される。これらの各操作手段26において、切状態時に
時計スイッチ27を押すと現在時刻合わせモードに切換わ
り、図2に示すようなLCD表示装置21の形態で表示が
行われる。このとき、時桁表示部22と分桁表示部23は点
滅表示となり、時スイッチ28および分スイッチ29を操作
すると、時桁表示部22と分桁表示部23に表示された数字
が進むようになっている。また、切状態時にタイマー炊
飯スイッチ30を押すとタイマー時刻合わせモードに切換
わり、図3に示すようなLCD表示装置21の形態で表示
が行われ、タイマー時刻合わせモードであることを知ら
せるために、LCD表示装置21の一側上部にタイマーな
る文字形態のタイマーモード表示部35が表示される。こ
の状態で、時スイッチ28および分スイッチ29を操作する
と、現在時刻合わせモードと同様に、時桁表示部22と分
桁表示部23に表示された数字が進むようになっている。
同図において、41は制御手段たるマイクロコンピュータ
(以下、マイコンと称す。)であり、このマイコン41は
周知のように、入力装置42および出力装置43の他に、一
連の炊飯動作を実行するための制御プログラムなどを保
有する記憶装置44と、演算処理用の演算装置45と、制御
装置46と、入力信号などのアナログ信号をディジタル信
号に変換するA/D変換装置47と、時刻計時用の計時装
置48とを有している。また、49はマイコン41に動作電圧
を供給するマイコン駆動回路である。マイコン41の入力
装置42には、操作手段26の各スイッチ27〜34と、温度セ
ンサ8と、鍋検出センサ9が、A/D変換装置47を介し
て接続される。一方、マイコン41の出力装置43には、誘
導コイル5と誘導加熱装置17とにより構成される炊飯加
熱手段50が、加熱手段駆動回路51を介して接続されると
ともに、胴ヒータ7と蓋ヒータ15とにより構成される保
温加熱手段52が、加熱手段駆動回路53を介して接続され
る。また、LCD表示装置21およびLED表示装置25
も、各々表示手段駆動回路54,55を介してマイコン41の
出力装置43に接続される。なお、56はタイマー炊飯の終
了を知らせるブザー装置であり、このブザー装置56を駆
動するためのブザー駆動回路57がマイコン41の出力装置
43に接続される。マイコン41は記憶装置44に記憶された
制御プログラムにしたがって、温度センサ8の検出温度
を監視しながら、炊飯加熱手段50および保温加熱手段52
への通断電制御を行う。また、炊飯動作を行っていない
状態では、時計スイッチ27あるいはタイマー炊飯スイッ
チ30からの入力により、現在時刻合わせモードあるいは
タイマー時刻合わせモードに切換わるようになってい
る。
能のブロック図を説明すると、60はLCD表示装置21を
構成する時桁表示部22および分桁表示部23の表示時刻
を、時スイッチ28および分スイッチ29の操作により個々
に調節する時刻調節手段である。この時刻調節手段60
は、時桁表示部22に表示される時刻を送るための手段と
して、時スイッチ28を1回押す毎に時桁表示部22の時刻
を1時間単位で送る時桁送り手段61と、時スイッチ28を
1秒以上押し続けた場合に、時桁表示部22の時刻を1時
間単位で1時間を0.25秒、すなわち24時間を6秒
の速度で早送りする時桁早送り手段62とを備えている。
また、時刻調節手段60は、分桁表示部23に表示される時
刻を送るための手段として、現在時刻合わせモード時に
おいて、分スイッチ29を1回押す毎に分桁表示部23の時
刻を1分単位で送る分桁送り手段たる現在時刻分桁送り
手段63と、タイマー時刻合わせモード時において、分ス
イッチ29を1回押す毎に分桁表示部23の時刻を10分単
位で送るタイマー時刻分桁送り手段64と、現在時刻合わ
せモード時において、分スイッチ29を1秒以上押し続け
た場合に、分桁表示部23の時刻を2分単位で2分を0.
25秒、すなわち60分を7.5秒の速度で早送りする
現在時刻分桁早送り手段65と、タイマー時刻合わせモー
ド時において、分スイッチ29を1秒押し続けた場合に、
分桁表示部23の時刻を10分単位で10分を0.25
秒、すなわち60分を1.5秒の速度で早送りするタイ
マー時刻分桁早送り手段66とを備えている。67は時桁表
示部22および分桁表示部23に表示される時刻の早送り速
度を設定する早送りカウンタ手段であり、本実施例で
は、共通する早送りカウンタ手段67により時桁早送り手
段62,現在時刻分桁早送り手段65およびタイマー時刻分
桁早送り手段66の早送り速度が、互いに同一の1単位当
たり0.25秒に設定されている点が注目される。この
場合、早送りカウンタ手段67により、時桁表示部22の時
刻は1時間単位で24時間を3秒以上12秒以下の速度
で早送りするすることが好ましい。これは、実験的な結
果から多少の個人差はあるものの、時桁表示部22の場
合、一周24時間を3秒未満で早送りすると、時刻が速
く送られ過ぎて数字形状を認識することができず、ま
た、一周24時間を12秒以上で早送りすると、時刻の
送りが遅すぎて調節に時間が掛かることに起因してい
る。また、タイマー時刻合わせモード時には、前記タイ
マー時刻分桁送り手段64とタイマー時刻分桁早送り手段
66により、分桁表示部23の時刻を10分単位で送ること
ができるが、これは、日常タイマーを使用する際に、タ
イマー時刻の設定が細か過ぎると使用時に迷いを生じや
すいためと、現在時刻と異なり日常比較的多く操作する
ものであるために、できるだけ速やかに設定したいとい
う観点から定められている。
時スイッチ28および分スイッチ29の操作により時桁表示
部22および分桁表示部23に表示された時刻を現在時刻と
して設定する現在時刻設定手段である。この現在時刻設
定手段68は、切状態で時計スイッチ27からの操作入力が
あると、時計調節手段60を現在時刻の調節が可能な現在
時刻合わせモードに切換え、時桁表示部22および分桁表
示部23を点滅表示させる機能をも有する。そして、時刻
調節手段60に対して、次の時計スイッチ27の操作入力が
あるまで、時桁送り手段61,時桁早送り手段62,現在時
刻分桁送り手段63および現在時刻分桁早送り手段65によ
る現在時刻の調節を可能にする。また、この現在時刻合
わせモード時に時計スイッチ27を操作すると、その時点
で時桁表示部22および分桁表示部23に表示されている時
刻を現在時刻として設定する。
て、時スイッチ28および分スイッチ29の操作により時桁
表示部22および分桁表示部23に表示された時刻を調理の
終了時刻たるタイマー時刻として設定するタイマー時刻
設定手段である。このタイマー時刻設定手段69は、切状
態でタイマー炊飯スイッチ30からの操作入力があると、
時計調節手段60をタイマー時刻の調節が可能なタイマー
時刻合わせモードに切換え、タイマーモード表示部35を
表示させる機能をも有する。そして、時刻調節手段60に
対して、次のタイマー炊飯スイッチ30の操作入力がある
まで、時桁送り手段61,時桁早送り手段62,タイマー時
刻分桁送り手段64およびタイマー時刻分桁早送り手段66
によるタイマー時刻の調節を可能にする。また、このタ
イマー時刻合わせモード時に時計スイッチ27が操作され
ると、その時点で時桁表示部22および分桁表示部23に表
示されている時刻をタイマー時刻として設定する。
時刻の計時に従って、タイマー時刻設定手段69で設定さ
れたタイマー時刻に調理が終了するように調理を開始さ
せる調理開始手段である。この調理開始手段70は、現在
時刻がタイマー時刻よりも前の所定の時刻に達すると、
炊飯加熱手段50および保温加熱手段52の通断電制御を行
う炊飯制御手段71に対して、炊飯動作の開始を指示する
ものである。
分桁表示部23を用いて、現在時刻の表示と、調理の終了
時刻であるタイマー時刻の表示を行っているが、これら
を別個の時桁表示部22および分桁表示部23で表示するよ
うに構成してもよい。また、時スイッチ28および分スイ
ッチ29を、現在時刻調節用とタイマー時刻調節用とに分
離して設けてもよい。但し、本実施例のように、現在時
刻およびタイマー時刻の調節を、共通の時桁表示部22お
よび分桁表示部23と、共通の時スイッチ28および分スイ
ッチ29で行うと、操作パネル16が複雑化せず、使い勝手
がよい。また、本実施例では、午前あるいは午後の表示
形態と1〜12の数字形態とを組み合わせた24時間計
時の時刻表示部22を用いているが、少なくとも1〜24
を表示できる数字形態のみによる時刻表示部であっても
よい。
い切状態のときに時計スイッチ27を押すと、現在時刻設
定手段68は現在時刻の調節が可能な現在時刻合わせモー
ドに時刻調節手段60を切換え、時桁表示部22および分桁
表示部23を点滅表示させる。この状態では、時スイッチ
28を1回押す毎に、時桁表示部22に表示される時刻が時
桁送り手段61によって、午前12→午前 1→…→午前
11→午後12→午後1→…→午後11→午前12の順
序で1時間単位に送られる。また、分スイッチ28を1回
押す毎に、分桁表示部23に表示される時刻が現在時刻分
桁送り手段63によって、00→01→02→…→58→
59→00の順序で1分単位で送られる。時刻調節手段
60は、時スイッチ28および分スイッチ29が押されている
か否かを、この時スイッチ28および分スイッチ29からの
オン,オフ信号に基づき62.5msec毎に読み取っ
ており、時スイッチ28から1秒以上オン信号が出ている
ことを検知すると、時桁送り手段61に代わり時桁早送り
手段62によって、時桁表示部22に表示される時刻を時桁
送り手段61による時刻の送りと同じ順序で1時間単位に
早送りする。また、分スイッチ29から1秒以上オン信号
が出ていることを検知すると、現在時刻分桁送り手段63
に代わり現在時刻分桁早送り手段65によって、分桁表示
部23に表示される時刻を、2分単位に早送りする。この
とき、現在時刻分桁早送り手段65は、分桁表示部23に表
示された時刻が奇数であった場合には、01→03→0
5→…→57→59→01の順序で奇数単位毎に早送り
を行い、分桁表示部23に表示された時刻が偶数であった
場合には、00→02→04→…→56→58→00の
順序で偶数単位毎に早送りを行う。そして、これらの時
スイッチ28および分スイッチ29の操作が終了した後、時
計スイッチ27を再度押すと、この時点で時桁表示部22お
よび分桁表示部23に点滅表示された時刻が現在時刻とし
て設定される。
チ28を1秒以上押し続けると、時桁表示部22の時刻を1
時間単位で1時間を0.25秒、すなわち一周24時間
を6秒の速度で早送りできるのに対して、分スイッチ29
を1秒以上押し続けると、分桁表示部23の時刻を2分単
位で2分を0.25秒、すなわち一周60分を7.5秒
の速度で早送りできる。つまり、早送り時における時桁
表示部22および分桁表示部23の時刻の送り速度は、同一
の1単位当たり0.25秒であり、この点で、共通する
早送りカウンタ手段67を用いることができる。しかも、
早送り時には分桁表示部23の時刻が2分単位で表示され
るため、時桁表示部22は24単位で表示時刻が一周する
のに対して、分桁表示部23は30単位で表示時刻が一周
し、時桁表示部22の時刻が一周するのに要する時間
(7.5秒/24時間)と、分桁表示部22の時刻が一周
するのに要する時間(6秒/60分)との差が少ない。
したがって、時桁を調節する場合と分桁を調節する場合
との使用上の違和感が極めて少なく、使い勝手が向上す
る。
チ30を押すと、タイマー時刻設定手段69はタイマー時刻
の調節が可能なタイマー時刻合わせモードに時刻調節手
段61を切換え、LCD表示装置21にタイマーモード表示
部35を表示する。そして、時桁表示部22および分桁表示
部23には、マイコン41の記憶装置44に記憶されたタイマ
ー時刻が表示される。この状態では、前記現在時刻合わ
せモードと同様に、時スイッチ28を1回押す毎に、時桁
表示部22に表示される時刻が時桁送り手段61によって1
時間単位に送られ、この時スイッチ28を1秒以上押し続
けると、時桁表示部22に表示される時刻が、時桁早送り
手段62によって1時間単位で1時間を0.25秒の速度
で早送りされる。また、分スイッチ29を1回押す毎に、
分桁表示部23に表示される時刻がタイマー時刻分桁送り
手段64によって、00→10→20→30→40→50
→00の順序で10分単位で送られるとともに、分スイ
ッチ29を1秒以上押し続けると、分桁表示部23に表示さ
れる時刻がタイマー時刻分早送り手段66によって、10
分単位で10分を0.25秒の速度で早送りされる。そ
して、これらの時スイッチ28および分スイッチ29の操作
が終了した後、タイマー炊飯スイッチ30を再度押すと、
この時点で時桁表示部22および分桁表示部23に表示され
た時刻が、マイコン41の記憶装置44に調理の開始時間で
あるタイマー時刻として設定記憶される。このとき、L
ED表示装置25はタイマーに対応する箇所のLEDが点
灯して、タイマー動作が開始するとともに、タイマー動
作中には、タイマー時刻,炊き上がりまでの時間または
現在時刻がLCD表示装置21に表示され、設定されたタ
イマー時刻の55分前に現在時刻が達したならば、LE
D表示装置25の炊飯に対応するLEDを点灯させ、か
つ、調理開始手段70から加熱制御手段71に対して、炊飯
動作の開始を指示する。炊飯開始時刻は、炊飯に要する
時間で適宜変わるが、この場合、製品および炊飯メニュ
ーなどの条件に依存する。炊飯を開始し、タイマー時刻
に達したら炊飯動作を終了し、ブザー装置56による報知
を行う。これ以降、LED表示装置25の保温に対応する
LEDを点灯させ、保温加熱を行う。
イッチ29を1秒以上押し続けると、分桁表示部23の時刻
を10分単位で10分を0.25秒、すなわち一周60
分を1.5秒の速度で早送りできる。この場合、分桁表
示部23の10の位は多少表示認識が難しくなるが、単位
が10分単位であるので、早送りを行わなくても一周6
0分を送るのに分スイッチ29を6回押すだけでよく、短
時間でタイマー時刻の分桁調節を行うことができる。
器は、請求項1に対応して、24時間を1時間単位で表
示する時桁表示部22と、60分を1分単位で表示する分
桁表示部23と、時桁表示部23に表示される時刻を送る時
スイッチ28と、分桁表示部に表示される時刻を送る分ス
イッチ29と、時桁スイッチ28の操作を行う毎に時桁表示
部22の時刻を1時間単位で送る時桁送り手段61と、分ス
イッチ29の操作を行う毎に分桁表示部23の時刻を1分単
位で送る現在時刻分桁送り手段63と、時スイッチ28を操
作し続けることで時桁表示部22の時刻を1時間単位で2
4時間を3秒以上12秒以下の速度で早送りする時桁早
送り手段62と、分スイッチ29を操作し続けることで分桁
表示部23の時刻を2分単位で時桁早送り手段62と同じ速
度で早送りする現在時刻分桁早送り手段65と、時スイッ
チ28および分スイッチ29の操作により時桁表示部22およ
び分桁表示部23に表示された時刻を現在時刻として設定
する現在時刻設定手段68と、調理の終了時刻を設定する
タイマー時刻設定手段69と、現在時刻設定手段68で設定
された現在時刻の計時に従って、タイマー時刻設定手段
69で設定された時刻に調理が終了するように調理を開始
させる調理開始手段70とを具備するものである。したが
って、現在時刻合わせモード時において、早送り時には
実用上使い勝手の良い3秒乃至12秒で時桁表示部22の
時刻が一周し、かつ、時桁表示部22に表示される時刻と
分桁表示部23に表示される時刻との早送り速度は一致す
るとともに、時桁表示部22の時刻が一周する時間と、分
桁表示部22の時刻が一周する時間が、分桁表示部23を2
分単位で早送りすることによって殆ど同じになるため、
時桁を調節する場合と分桁を調節する場合との間で、双
方に視覚上の違和感がなくなり、操作上の使いやすさを
著しく向上させることが可能となる。また、これは使用
者側のみならず、工場側で現在時刻を合わせてから出荷
する場合においても、その作業時間を短縮化することが
できる。しかも、時桁表示部22および分桁表示部23に表
示される時刻の早送り速度が一致するため、早送り動作
を共通する1個の早送りカウンタ手段67で実現すること
ができ、制御構成の簡素化を図ることができる。
応して、タイマー時刻設定手段69により設定される調理
の終了時刻を10分単位で時桁早送り手段62と同じ速度
で早送りし、60分間を時桁早送り手段62よりも速い速
度で早送りするタイマー時刻分桁早送り手段66を具備す
るものであるから、使用頻度の多いタイマー時刻の分桁
の早送りを、現在時刻よりも速く行うことができ、簡単
で速やかに操作できるとともに、早送り動作を時桁早送
り手段62および現在時刻分桁早送り手段65と共通する1
個の早送りカウンタ手段67で実現することができ、制御
構成の簡素化を一層図ることができる。
れる時刻の早送りを2分単位で2分を0.25秒で行う
ように構成している。この場合、分桁表示部23の10の
位は十分認識できる1.25秒毎に表示が変化すること
になり、この分桁表示部23の10の位を見ながら分桁表
示部23の時刻を合わせることができる。また、2分単位
で時刻の早送りをすると、1の位の表示は認識できなく
なり、(実験では、表示の変化が0.5秒以内では数字
の形態が見にくくなり、表示の変化が0.5秒〜1秒未
満の場合でも、数字の形態は見えるものの、数字として
認識しにくい。)違和感のなく使用することができる。
ものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変
形実施が可能である。実施例においては、調理器の一例
として炊飯器について説明を行ったが、他の各種調理器
に対しても本発明を同様に適用することができる。
1時間単位で表示する時桁表示部と、60分を1分単位
で表示する分桁表示部と、前記時桁表示部に表示される
時刻を送る時桁操作手段と、前記分桁表示部に表示され
る時刻を送る分桁操作手段と、前記時桁操作手段の操作
を行う毎に前記時桁表示部の時刻を1時間単位で送る時
桁送り手段と、前記分桁操作手段の操作を行う毎に前記
分桁表示部の時刻を1分単位で送る分桁送り手段と、前
記時桁操作手段を操作し続けることで前記時桁表示部の
時刻を1時間単位で24時間を3秒以上12秒以下の速
度で早送りする時桁早送り手段と、前記分桁操作手段を
操作し続けることで前記分桁表示部の時刻を2分単位で
前記時桁早送り手段と同じ速度で早送りする分桁早送り
手段と、前記時桁操作手段および分桁操作手段の操作に
より前記時桁表示部および分桁表示部に表示された時刻
を現在時刻として設定する現在時刻設定手段と、調理の
終了時刻を設定するタイマー時刻設定手段と、前記現在
時刻設定手段で設定された現在時刻の計時に従って、前
記タイマー時刻設定手段で設定された時刻に調理が終了
するように調理を開始させる調理開始手段とを具備する
ものであり、視覚上の違和感を与えることなく速やかに
時刻調節を行うことができる。
イマー時刻設定手段により設定される調理の終了時刻を
10分単位で前記時桁早送り手段と同じ速度で早送り
し、60分間を前記時桁早送り手段よりも速い速度で早
送りするタイマー時刻分桁早送り手段を具備するもので
あり、使用頻度の多いタイマー時刻の分桁の早送りを、
簡単で速やかに操作できるとともに、制御構成の簡素化
を一層図ることができる。
る。
の正面図である。
表示装置の正面図である。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 24時間を1時間単位で表示する時桁表
示部と、60分を1分単位で表示する分桁表示部と、前
記時桁表示部に表示される時刻を送る時桁操作手段と、
前記分桁表示部に表示される時刻を送る分桁操作手段
と、前記時桁操作手段の操作を行う毎に前記時桁表示部
の時刻を1時間単位で送る時桁送り手段と、前記分桁操
作手段の操作を行う毎に前記分桁表示部の時刻を1分単
位で送る分桁送り手段と、前記時桁操作手段を操作し続
けることで前記時桁表示部の時刻を1時間単位で24時
間を3秒以上12秒以下の速度で早送りする時桁早送り
手段と、前記分桁操作手段を操作し続けることで前記分
桁表示部の時刻を2分単位で前記時桁早送り手段と同じ
速度で早送りする分桁早送り手段と、前記時桁操作手段
および分桁操作手段の操作により前記時桁表示部および
分桁表示部に表示された時刻を現在時刻として設定する
現在時刻設定手段と、調理の終了時刻を設定するタイマ
ー時刻設定手段と、前記現在時刻設定手段で設定された
現在時刻の計時に従って、前記タイマー時刻設定手段で
設定された時刻に調理が終了するように調理を開始させ
る調理開始手段とを具備することを特徴とする調理器。 - 【請求項2】 前記タイマー時刻設定手段により設定さ
れる調理の終了時刻を10分単位で前記時桁早送り手段
と同じ速度で早送りし、60分間を前記時桁早送り手段
よりも速い速度で早送りするタイマー時刻分桁早送り手
段を具備することを特徴とする請求項1記載の調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09176594A JP3180307B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09176594A JP3180307B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07289431A true JPH07289431A (ja) | 1995-11-07 |
JP3180307B2 JP3180307B2 (ja) | 2001-06-25 |
Family
ID=14035659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09176594A Expired - Fee Related JP3180307B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3180307B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017119149A1 (ja) | 2016-01-06 | 2017-07-13 | 株式会社永木精機 | 掴線器 |
MY185502A (en) | 2016-01-06 | 2021-05-19 | Nagaki Seiki Kk | Wire gripper |
EP3993195A4 (en) | 2019-06-27 | 2023-07-05 | Nagaki Seiki Co., Ltd. | GRIP TOOL |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP09176594A patent/JP3180307B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3180307B2 (ja) | 2001-06-25 |
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