JP3658757B2 - 保温釜 - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は、所定の時間が経過するとアラーム報知を行なうキッチンタイマ機能を備えた保温釜に関する。
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
従来この種の保温釜には、例えば現在時刻から39分後にブザーを報知するように設定して、39分経過したことを知らせるなど、所定の時間が経過するとアラーム報知を行なうキッチンタイマ機能を付加したものが知られている。しかし、こうしたキッチンタイマ機能を付加するには、何時アラーム報知を行なわせるのかを設定する専用の操作スイッチが必要となり、スイッチの数が増加して操作パネルが複雑化する難点がある。また、キッチンタイマが不要なユーザーにとっては、不要なスイッチが付加されていることになり、他の操作の邪魔になって経済的に余分な負担を掛けることにもなる。
【0003】
また、キッチンタイマ機能を付加した保温釜において、残時間を表示したい場合には専用の表示手段が必要となり、操作用のスイッチのみならず表示手段の数も増加して、これらを配置する操作パネルが一層複雑化する懸念を生じる。
【0004】
本発明は、上記問題点を解決しようとするもので、キッチンタイマを付加したものにおいて、操作手段や表示手段の数が増加せず複雑化しない保温釜を提供することをその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明における請求項1の保温釜によれば、時計の時刻を調整できない状態のときに時刻調整手段を操作すると、キッチンタイマ手段によるアラーム報知を行なう時間の設定を行うことができる。これにより、キッチンタイマの報知時間の設定が、本来時計の時刻を調整する時刻調整手段にて兼用して行なえるので、キッチンタイマ専用の操作手段が不要になる。また、キッチンタイマ機能を必要としないユーザーにとっては、不要な操作手段が付加されることがなく、経済的な負担も掛からない。
【0006】
本発明における請求項2の保温釜によれば、時計合せ投入手段を操作して、時計手段が計時する時計の時刻調整が可能な状態のときに、時刻調整手段を操作すると、時計の時刻を変更することができる。また、時計合せ投入手段を操作せずに、時計の時刻調整ができない状態のときに、時刻調整手段を操作すると、キッチンタイマ手段によるアラーム報知を行なう時間の設定を行うことができる。このように、キッチンタイマの報知時間の設定が、本来時計の時刻を調整する時刻調整手段にて兼用して行なえるので、キッチンタイマ専用の操作手段が不要になる。また、キッチンタイマ機能を必要としないユーザーにとっては、不要な操作手段が付加されることがなく、経済的な負担も掛からない。
【0007】
さらに、時刻調整手段が時計の時刻調整として機能するか、キッチンタイマの報知時間の設定として機能するかが、時計合せ操作手段の事前の操作により容易に識別できる。このため、時刻調整手段を時計の時刻調整用とキッチンタイマの報知時間の設定用に兼用させているにも拘らず、ユーザー側の混乱が生じにくく、使用性を向上することができる。
【0008】
本発明における請求項3の保温釜によれば、時刻調整手段が、時計の時桁や分桁の時刻を調整するものであったり、あるいは時計の時刻を進めたり戻すものであれば、例えば保温コース選択手段のような時間や時刻の設定とはあまり関係のない操作手段で、キッチンタイマの報知時間を設定するような違和感がなく、自然にキッチンタイマの報知時間の設定用として時刻調整手段を兼用させることができる。
【0009】
本発明における請求項4の保温釜によれば、切状態以外の炊飯中や保温中に誤って時計合せ投入手段を操作しても、時計の時刻調整を行なえる状態にはならない。このように、キッチンタイマ手段の使用を特に必要とする時期(例えば台所で炊事をしている時期)には、保温釜が炊飯や保温を行なっている場合が多いが、この時期には時計合せ投入手段を操作しても、時計の時刻調整を行なう状態にはならないので、ここで時刻調整手段を操作すれば、誤りなくキッチンタイマを有効に利用することができる。
【0010】
本実施例における請求項5の保温釜によれば、時刻調整手段が予約時刻または予約時間を変更できる機能も兼用することで、操作手段の構成をさらに合理的なものにすることができる。
【0011】
本実施例における請求項6の保温釜によれば、表示手段は保温動作中に保温の経過時間を表示し、予約動作中に予約時刻または予約の残時間を表示するだけでなく、保温動作または予約動作中に時計合せ投入手段を操作したときには、時計の時刻も同一の表示手段で表示するので、表示手段の構成を合理的なものとすることができる。また、時計合せ投入手段は、保温動作または予約動作中に表示手段を時計の表示に切り替える操作手段を兼用しており、操作手段の構成も合理的なものとすることができる。
【0012】
本実施例における請求項7の保温釜によれば、複数の時刻調整手段がある中で、特定の時刻調整手段をキッチンタイマ手段の時間設定用として機能させることで、キッチンタイマとして使用する時刻調整手段がどれであるかが判りやすくなり、使用性を向上できる。
【発明の実施形態】
【0013】
以下、本発明の一実施例について、添付図面である図1〜図7を参照しながら説明する。
【0014】
保温釜の基本的構成を示す図1において、1は被加熱物である水や米を収容する鍋であり、この鍋1を加熱する電熱ヒータや誘導加熱コイルなどの加熱手段2が設けられている。また、3は鍋1の温度を検出するサーミスタなどの温度検出手段であり、温度検出手段3からの温度情報に基づき、後述するマイクロコンピュータやその周辺の入出力手段などを備えた制御手段5が、加熱手段2の通断電や加熱出力などを制御するようになっている。
【0015】
5は、保温釜の本体(図示せず)に内蔵される制御手段であり、この制御手段5の入力ポートには、押しボタン式の各種スイッチにより構成される操作手段6が接続される一方、制御手段5の出力ポートには、表示制御手段7からの指令に基づき表示を行なう表示手段8と、報知制御手段9からの指令に基づきアラーム報知を行なう例えばブザーなどの報知手段10が接続される。制御手段5には、この制御手段5が保有する制御プログラムの機能として、前記表示制御手段7および報知制御手段9の他に、鍋1内の被加熱物を加熱することにより、ひたし炊きから炊き上げを経てむらしに至る一連の炊飯動作を行なう炊飯制御手段12と、鍋1内のご飯を所定温度に維持する保温動作を行なう保温制御手段13と、予め設定した所定の予約時刻または所定の予約時間後に、前述の炊飯動作から保温動作に移行するように制御する予約手段14とを有している。さらに、本実施例における制御手段5は、現在時刻を計時する時計手段16と、予め設定した所定の時間が経過すると報知手段10によりアラーム報知を行なうキッチンタイマ手段17とを備えている。なお、ここでいう時間とは例えば30分や60分などの時間間隔を指し、時刻とは例えば午前10時や午後6時30分などの特定した一点の時刻を指す。
【0016】
前記操作手段6には、時計時刻16が計時する時計の時刻(現在時刻)を調整する時刻調整手段21が設けられる。但し、時刻調整手段21を操作するだけで、現在時刻が簡単に変更されることを防止するために、操作手段6には現在時刻の調整を可能にする時計合せ投入手段22が別に設けられている。そして、時計合せ投入手段22を操作せず、現在時刻の調整ができない状態で、単に時刻調整手段21を操作した場合には、キッチンタイマ手段17の時間設定が行なわれる一方、時計合せ投入手段22を操作して、現在時刻の調整ができるような状態に切り替えたときには、時刻調整手段21による現在時刻の変更ができるようになっている。また、制御手段5は、炊飯制御手段12が炊飯を行なっていたり、保温制御手段13が保温を行なっているときには、時計合せ投入手段22の操作信号を受け付けず、炊飯や保温を行なっていない切状態のときにのみ、その操作信号を受け付けて、現在時刻の調整が可能になるように構成している。
【0017】
次に、前記操作手段6や表示手段8の構成を、図2に基づきさらに詳しく説明する。31は鍋1の上部開口部を覆う蓋体であり、この蓋体31の上面を形成する外蓋32の前方寄りには、操作手段6や表示手段8を備えた操作パネル33が配設される。また、操作パネル33の後方には、鍋1内から発生する蒸気を外部に放出する蒸気口34が着脱可能に設けられる。
【0018】
表示手段8を取り囲むようにして配置された操作手段6は、炊飯動作を開始するための炊飯スイッチ35と、予約時刻の調整および予約動作の開始を可能にする予約スイッチ36と、保温動作を開始するための保温・あつあつスイッチ37と、炊飯または保温を中止して切状態にする切スイッチ38と、前記時計合せ投入手段22に相当する時計スイッチ39と、時刻調整のための前記時刻調整手段21に相当し、これを操作すると表示手段8に表示される現在時刻や予約時刻の時桁を進める時スイッチ40と、時刻調整のための前記時刻調整手段21に相当し、これを操作すると表示手段8に表示される現在時刻や予約時刻の分桁を進めたり、キッチンタイマ手段17によるアラーム報知までの設定時間(分表示)を進める分スイッチ41と、保温動作中における保温温度を切り替える保温選択スイッチ42と、玄米ないし分づき米用の玄米コース,三分づきコース,五分づきコース,七分つきコースや、精白米用のおかゆコースの中で、いずれか一つの炊飯コースを選択する健康コーススイッチ43と、通常の炊飯コースである白米・炊込みコースの他に、かためコース,やわらかめコース,精米したてコース,早炊き・クリーニングコースの中のいずれか一つの炊飯コースを選択するメニュースイッチ44とを備えている。なお、前記保温・あつあつスイッチ38は、保温中にこれを操作すると、鍋1内のご飯を一時的に高温にして炊きたてに近い状態にする保温再加熱指示手段としての機能も兼用している。また、視覚障害者の方への配慮から、時計スイッチ39,時スイッチ40,分スイッチ41,保温選択スイッチ42,健康コーススイッチ43,メニュースイッチ44に対応して、凸状の点字部45が各々設けられている。
【0019】
一方、表示手段8は矩形の液晶表示器すなわちLCD51を備えており、このLCD51の外周に沿って操作パネル33には、健康コーススイッチ43にて選択が可能な各炊飯コースを「玄米」,「三分づき」,「五分づき」,「七分づき」,「おかゆ」なる文字で各々示した第1の被指示部52と、メニュースイッチ44にて選択が可能な各炊飯コースを「白米・炊込み」,「かため」,「やわらかめ」,「精米したて」,「早炊き クリーニング」なる文字で各々示した第2の被指示部53が印刷形成される。また、LCD51とは別に、炊飯中に点灯する炊飯ランプ54と、保温中に点灯する保温ランプ55と、予約動作中に点灯する予約ランプ56が、表示手段8として各々設けられている。
【0020】
LCD51は、現在選択されている炊飯コースに対応する被指示部52,53を指示する三角形の指示マークからなるコース指示部58と、各種時刻や時間を表わす時間表示部59と、時間表示部59による時刻の表示が予約手段14の予約時刻であるときに、「予約1」なる文字形態で表示を行なう予約表示部60などを備えている。このなかで、時間表示部59は、時桁を表示するための「18」なる形状のセグメントを有する時桁表示部61と、分桁を表示するための「88」なる形状のセグメントを有する分桁表示部62と、時桁表示部61および分桁表示部62の間にあって、「:」なる記号の形態を有するコロン表示部63と、時間表示部59が時刻の表示を行なっているとき、それが午前または午後のいずれであるかを、「午前」または「午後」の文字形態を選択的に表示することで区別する午前・午後表示部64とにより構成される。なお、時桁表示部61を1日の時間である「24」まで表示できるようにして、実施例における午前・午後表示部64を省略してもよい。
【0021】
次に、図3〜図6の各図を参照しながら、上記構成につきその作用を説明する。電源投入直後や切スイッチ38を押した後には、炊飯制御手段12による炊飯動作や、保温制御手段13による保温動作や、予約手段14による予約動作が何も行なわれていない切状態となる。この切状態において、表示手段8は図3に示すように、炊飯ランプ54,保温ランプ55および予約ランプ56の全てが消灯して、切状態を表わすとともに、時間表示部59は時桁表示部61,分桁表示部62,コロン表示部63および午前・午後表示部64によって、時計手段16が計時する現在時刻を刻々と表示する。分桁表示部62に表示される数字は1分につき1ずつ増加するが、分桁表示部62が「59」になると、次には「00」に戻り、時桁表示部61に表示された数字が1増加する。また、時桁表示部61が「11」になると、次には「0」に戻って、午前・午後表示部64の表示が午前から午後若しくは午後から午前に切替わる。こうして、時間表示部59は「午前 0:00」から「午後11:59」の範囲で現在時刻の表示を行なう。
【0022】
図3に示す切状態では、操作手段6の時計スイッチ39を操作しない限り、時計手段16による現在時刻の調整ができない(時スイッチ40や分スイッチ41を操作しても、現在時刻は変わらない)ようになっており、ここで分スイッチ41を操作すると、表示手段8の表示は図4に示すように切替わり、キッチンタイマ手段17が行なうキッチンタイマの時間設定モードに移行する。この時間設定モードでは、時桁表示部61では、「18」なる形状のセグメントのなかで、「8」の上部にある4セグメント分の「口」を利用して、キッチンタイマが動作していることを表示する。また、分桁表示部62では、「88」なる形状のセグメントを適宜利用して、1〜60の範囲でキッチンタイマの残時間を表示する。なお、時間表示部59を構成するその他のコロン表示部63および午前・午後表示部64は、キッチンタイマの動作中であることを明確にするために消灯する。
【0023】
分スイッチ41を押してキッチンタイマの時間設定モードに移行した直後は、キッチンタイマ手段17の設定時間が最小の1分に設定され、図4に示すように、分桁表示部62にてキッチンタイマの残時間が「1」すなわち1分として表示される。また、これと同時に、時桁表示部61によって「口」なる表示を点滅させる。この点滅は、キッチンタイマの設定時間が変更可能であることを表わすもので、分スイッチ41を押した後に所定時間(5秒)継続する。時桁表示部61が点滅している間に分スイッチ41をさらに操作すると、この分スイッチ41を押す毎にキッチンタイマの設定時間が1分ずつ増加し、分桁表示部62によるキッチンタイマの残時間の表示も1分ずつ増加する。なお、この操作に伴ない、キッチンタイマの設定時間が最大時間である60分を越えると、再度1分に戻る。こうして、所望の時間を設定し、分スイッチ41より指を離してから5秒が経過すると、設定した時間がキッチンタイマ手段17にて記憶すなわち固定される。そして、表示手段8の表示は図5に示すように切替わり、キッチンタイマの動作モードに移行する。
【0024】
図5に示すキッチンタイマの動作モードにおいて、キッチンタイマ手段17は内蔵するカウンタのカウントを開始し、報知手段10によるアラーム報知が行なわれるまでの残時間を分桁表示部62にて表示する。また、キッチンタイマ手段17のカウンタが動作していることを視覚的に明示するために、前記時桁表示部61の「口」なる表示の中で、その一辺を順次右回りに消灯させ、「口」が時間とともに回転するような表示を行なう。こうして、キッチンタイマの残時間表示とキッチンタイマが動作していることの表示を、時間表示部59の時桁表示部61と分桁表示部62だけを使用して行なうことができ、合理的で分かりやすい表示にすることができる。なお、図4に示すキッチンタイマの時間設定モードでは、前記分スイッチ41を押すとキッチンタイマの設定時間が増加するが、図5に示すキッチンタイマの動作モードでは、分スイッチ41を押すとキッチンタイマが解除され、図3に示す状態に戻る。このように、分スイッチ41はキッチンタイマの動作を取消す操作スイッチとしても機能している。そして、分桁表示部62にて表示されるキッチンタイマの残時間が0になると、キッチンタイマ手段17は報知手段10を介してアラーム報知を行ない、図3に示す状態に戻る。
【0025】
一方、前記図3に示す状態から時計スイッチ39を操作すると、時計手段16が計時する現在時刻の調整が可能なモードに移行する。このとき、時間表示部59はそれまでの点灯状態から点滅状態に切替わり、時計手段16も時刻の計時を停止する。ここで時スイッチ40または分スイッチ41を操作すると、時間表示部59に表示される時計手段16の現在時刻の時桁(午前・午後を含む)または分桁が変更される。その後、再度時計スイッチ39を操作すると、時間表示部59は点滅状態から点灯状態に復帰し、時計手段16は変更した新たな現在時刻で計時を開始する。本実施例の時スイッチ40や分スイッチ41は、現在時刻の時桁または分桁を個々に調整するものであるが、現在時刻を進めたり戻したりするスイッチを各々設ける構成でもよい。
【0026】
なお、こうした現在時刻の調整は、炊飯も保温もしていない切状態(炊飯メニューを選択している時などを含む)において、時計スイッチ39を操作した場合に限るもので、時計スイッチ39を押さずに分スイッチ41を操作した場合には、前述のキッチンタイマ手段17が起動する。本実施例における時計の時刻を調整するための時刻調整手段21は、時スイッチ40および分スイッチ41に相当するが、ここでは特定の分スイッチ41をキッチンタイマの時間設定用の操作手段として機能させる。キッチンタイマはその性質上60分以内で設定することが主で、時間表示部59の分桁表示部62での使用が多い。この点を考慮し、分桁調整用の分スイッチ41をキッチンタイマの時刻設定用として使用することで、他のスイッチと兼用した場合の違和感を極力少なくすることができる。
【0027】
図3に示す切状態から予約スイッチ36を押動操作すると、図6に示すように、例えば「予約1」なる文字形態が予約表示部60にて表示され、時間表示部59にはそれまで予約手段14に設定されていた予約時刻が表示される。本実施例の予約手段14は、炊飯が終了し予約に移行する予約時刻を記憶しているが、例えば60分後など所定の時間後に炊飯から保温にする予約機能を有し、予約動作中に予約の残時間をLCD51で表示するようにしてもよい。図6に示す予約時刻を表示した状態から、時スイッチ40や分スイッチ41を操作すると、LCD51に表示される予約手段14の予約時刻の時桁(午前・午後を含む)または分桁が変更される。その後、炊飯スイッチ35を押せば、LCD51には設定した予約時刻が表示され、この予約時刻に炊飯が終了する予約動作に移行する。このように分スイッチ41は、LCD51が予約時刻を表示していないとき、且つ時計合せ状態でないときに押すと、キッチンタイマの時間設定用として機能する。
【0028】
図3に示す切状態から炊飯スイッチ35を押した場合、若しくは前述の予約動作において炊飯動作が行なわれると、鍋1内の被加熱物が炊き上げられてご飯となり、その後保温動作に移行する。この炊飯や保温時には、時計スイッチ39を押しても制御手段5は受け付けず、現在時刻の調整が可能なモードに移行できなくなっている。但し、炊飯や保温時にはむしろキッチンタイマを使用することが多いので、分スイッチ41によるキッチンタイマの時間設定モードへの移行は、炊飯や保温中も行なえるようになっている。炊飯動作においては、鍋1内のご飯が炊き上げられてむらしが終わるまでの間、むらしの残時間が時間表示部59にて表示される。
【0029】
保温動作中の時間表示部59は、時計表示に代えて分桁表示部62を利用した保温の経過時間(0〜99h)が表示される。保温または予約動作時に時計スイッチ39を押すと、この時計スイッチ39を押している間だけ、図3に示すものと同じ現在時刻の表示に切替わる。
以上のように本実施例における保温釜は、時計の時刻の調整ができる状態で操作すると、前記時計の時刻を調整する時刻調整手段21を有し、この時計の時刻を調整できない状態で、時刻調整手段21を操作した場合には、所定の時間が経過するとアラーム報知を行なうキッチンタイマ手段17の時間設定用として、時刻調整手段21を機能させるようにしている。
【0030】
こうすると、時計の時刻を調整できない状態のときに時刻調整手段21(分スイッチ41)を操作すると、キッチンタイマ手段17によるアラーム報知を行なう時間の設定を行うことができる。これにより、キッチンタイマの報知時間の設定が、本来時計の時刻を調整する時刻調整手段21にて兼用して行なえるので、キッチンタイマ専用の操作手段が不要になる。また、キッチンタイマ機能を必要としないユーザーにとっては、不要な操作手段が付加されることがなく、経済的な負担も掛からない。
【0031】
本実施例における保温釜は、時計手段16と、この時計手段16が計時する時計の時刻調整を可能な状態にする時計合せ投入手段22と、時計の時刻を調整する時刻調整手段21とを有し、時計合せ投入手段22を操作して時計の時刻調整が可能な状態のときに時刻調整手段21を操作すると、時計の時刻を変更可能にし、時計の時刻調整ができない状態のときに時刻調整手段21を操作すると、所定の時間が経過するとアラーム報知を行なうキッチンタイマ手段17の時間を設定するように構成している。
【0032】
こうすると、時計合せ投入手段22(時計スイッチ39)を操作して、時計手段が計時する時計の時刻調整が可能な状態のときに、時刻調整手段21(分スイッチ41)を操作すると、時計の時刻を変更することができる。また、時計合せ投入手段22を操作せずに、時計の時刻調整ができない状態のときに、時刻調整手段21を操作すると、キッチンタイマ手段17によるアラーム報知を行なう時間の設定を行うことができる。このように、キッチンタイマの報知時間の設定が、本来時計の時刻を調整する時刻調整手段21にて兼用して行なえるので、キッチンタイマ専用の操作手段が不要になる。また、キッチンタイマ機能を必要としないユーザーにとっては、不要な操作手段が付加されることがなく、経済的な負担も掛からない。
【0033】
さらに、時刻調整手段21が時計の時刻調整として機能するか、キッチンタイマの報知時間の設定として機能するかが、時計合せ操作手段21の事前の操作により容易に識別できる。このため、時刻調整手段21を時計の時刻調整用とキッチンタイマの報知時間の設定用に兼用させているにも拘らず、ユーザー側の混乱が生じにくく、使用性を向上することができる。
【0034】
また、上述の時刻調整手段21は、時計の時桁または分桁の時刻を調整するもの、あるいは時計の時刻を進めるまたは戻すものであることが好ましい。時刻調整手段21が、時計の時桁や分桁の時刻を調整するものであったり、あるいは時計の時刻を進めたり戻すものであれば、例えば保温コース選択手段のような時間や時刻の設定とはあまり関係のない操作手段で、キッチンタイマの報知時間を設定するような違和感がなく、自然にキッチンタイマの報知時間の設定用として時刻調整手段21を兼用させることができる。
【0035】
また、本実施例の時計合せ投入手段22は、炊飯も保温も行なっていない切状態のときに操作すると、時計の時刻調整を可能な状態にするようになっている。この場合、切状態以外の炊飯中や保温中に誤って時計合せ投入手段22を操作しても、時計の時刻調整を行なえる状態にはならない。このように、キッチンタイマ手段17の使用を特に必要とする時期(例えば台所で炊事をしている時期)には、保温釜が炊飯や保温を行なっている場合が多いが、この時期には時計合せ投入手段22を操作しても、時計の時刻調整を行なう状態にはならないので、ここで時刻調整手段21を操作すれば、誤りなくキッチンタイマを有効に利用することができる。
【0036】
また本実施例では、所定の予約時刻または所定の予約時間後に炊飯から保温にする予約手段14を有し、予約時刻または予約時間を調整可能な状態のときに時刻調整手段21を操作すると、この予約時刻または予約時間を変更可能にするように構成している。このように、時刻調整手段21が予約時刻または予約時間を変更できる機能も兼用することで、操作手段の構成をさらに合理的なものにすることができる。
【0037】
また本実施例では、所定の予約時刻または所定の予約時間後に炊飯から保温にする予約手段14と、保温動作中に保温の経過時間を表示し、予約手段14による予約動作中は予約時刻または予約の残時間を表示し、保温動作または予約動作中に時計合せ投入手段22を操作すると、時計手段16による時計の時刻を表示する表示手段8とを備えている。このように、表示手段8は保温動作中に保温の経過時間を表示し、予約動作中に予約時刻または予約の残時間を表示するだけでなく、保温動作または予約動作中に時計合せ投入手段22を操作したときには、時計の時刻も同一の表示手段8で表示するので、表示手段8の構成を合理的なものとすることができる。また、時計合せ投入手段22は、保温動作または予約動作中に表示手段8を時計の表示に切り替える操作手段を兼用しており、操作手段の構成も合理的なものとすることができる。
【0038】
また本実施例では、時刻調整手段21を複数有し、複数のうち特定の時刻調整手段21(分スイッチ41)をキッチンタイマ手段17の時間設定用として機能させるようにしている。こうすると、複数の時刻調整手段21がある中で、特定の時刻調整手段21をキッチンタイマ手段17の時間設定用として機能させることで、キッチンタイマとして使用する時刻調整手段21がどれであるかが判りやすくなり、使用性を向上できる。
【0039】
本実施例では、時計の時刻を調整する時刻調整手段21を有し、所定の時間が経過するとアラーム報知を行なうキッチンタイマ手段17と、単一の時間表示部59とを備え、時間表示部59は、時計の時刻表示,予約の時刻表示,保温の経過時間表示,炊飯時のむらしの残時間表示の他に、キッチンタイマ手段17の残時間表示を切り替えて行なうように構成している。こうすると、単一の時間表示部59で、時計の時刻表示,予約の時刻表示,保温の経過時間表示,炊飯時のむらしの残時間表示,キッチンタイマ手段の残時間表示を切り替えて行うことができると共に、キッチンタイマ手段17を付加した構成でありながら、キッチンタイマ手段17の残時間表示を行なう専用の表示手段が不要となるので、表示手段が増えず複雑化しない。
【0040】
また、本実施例の時間表示部59は、キッチンタイマ手段17の、アラーム報知が行われるまでの残時間の残時間表示と同時にキッチンタイマ動作中の表示を行なっている。キッチンタイマ手段17のアラーム報知が行われるまでの残時間の残時間表示と他の時間表示を単一の時間表示部で兼用した場合、どの時間表示を行なっているのかが区別しにくくなるが、キッチンタイマ手段17の残時間表示とキッチンタイマ動作中の表示とを同時に行なうようにすれば、キッチンタイマを使用していることがすぐに理解でき、使用性が向上する。
【0041】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。
【発明の効果】
【0042】
本発明における請求項1の保温釜により、キッチンタイマを付加したものにおいて、キッチンタイマ専用の操作手段を不要にして、操作手段の数が増加せず複雑化しない保温釜を提供できる。また、キッチンタイマ機能を必要としないユーザーにとって、経済的な負担も掛からない。
【0043】
本発明における請求項2の保温釜により、キッチンタイマ専用の操作手段を不要にして、操作手段の数が増加せず複雑化しない保温釜を提供できる。また、キッチンタイマ機能を必要としないユーザーにとって、経済的な負担も掛からない。
【0044】
本発明における請求項3の保温釜により、違和感なく自然にキッチンタイマの報知時間の設定用として時刻調整手段を兼用させることができる。
【0045】
本発明における請求項4の保温釜により、誤りなくキッチンタイマを有効に利用することができる。
【0046】
本発明における請求項5の保温釜により、予約時刻または予約時間を変更できる機能も時刻調整手段が兼用することで、操作手段の構成をさらに合理的なものにできる。
【0047】
本発明における請求項6の保温釜により、表示手段のみならず操作手段の構成を合理的なものにできる。
【0048】
本発明における請求項7の保温釜により、キッチンタイマとして使用する時刻調整手段がどれであるかが判りやすくなり、使用性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】 本発明の一実施例を示す保温釜のブロック構成図である。
【図2】 同上蓋体の平面図である。
【図3】 同上切状態における表示手段の正面図である。
【図4】 同上キッチンタイマの時間設定モードにおける表示手段の正面図である。
【図5】 同上キッチンタイマの動作モードにおける表示手段の正面図である。
【図6】 同上予約スイッチを押動操作した後の表示手段の正面図である。
【符号の説明】
【0050】
8 表示手段
14 予約手段
16 時計手段
17 キッチンタイマ手段
21 時刻調整手段
22 時計合せ投入手段
Claims (7)
- 時計の時刻の調整ができる状態で操作すると、前記時計の時刻を調整する時刻調整手段を有し、前記時計の時刻を調整できない状態で、前記時刻調整手段を操作した場合には、所定の時間が経過するとアラーム報知を行なうキッチンタイマ手段の時間設定用として、前記時刻調整手段を機能させるように構成したことを特徴とする保温釜。
- 時計手段と、この時計手段が計時する時計の時刻調整を可能な状態にする時計合せ投入手段と、前記時計の時刻を調整する時刻調整手段とを有し、前記時計合せ投入手段を操作して前記時計の時刻調整が可能な状態のときに前記時刻調整手段を操作すると、前記時計の時刻を変更可能にし、前記時計の時刻調整ができない状態のときに前記時刻調整手段を操作すると、所定の時間が経過するとアラーム報知を行なうキッチンタイマ手段の時間を設定するものであることを特徴とする保温釜。
- 前記時刻調整手段は、前記時計の時桁または分桁の時刻を調整するもの、あるいは時計の時刻を進めるまたは戻すものであることを特徴とする請求項1または2記載の保温釜。
- 前記時計合せ投入手段は、炊飯も保温も行なっていない切状態のときに操作すると、前記時計の時刻調整を可能な状態にするものであることを特徴とする請求項2記載の保温釜。
- 所定の予約時刻または所定の予約時間後に炊飯から保温にする予約手段を有し、前記時刻調整手段は、前記予約時刻または予約時間を調整可能な状態のときに操作すると、この予約時刻または予約時間を変更可能にするものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の保温釜。
- 所定の予約時刻または所定の予約時間後に炊飯から保温にする予約手段と、保温動作中に保温の経過時間を表示し、前記予約手段による予約動作中は前記予約時刻または予約の残時間を表示し、保温動作または予約動作中に前記時計合せ投入手段を操作すると、前記時計手段による時計の時刻を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする請求項2に記載の保温釜。
- 前記時刻調整手段を複数有し、複数のうち特定の前記時刻調整手段を前記キッチンタイマ手段の時間設定用として機能させるように構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の保温釜。
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