JPH07289159A - 殺菌灯を具えた鶏卵整列装置 - Google Patents

殺菌灯を具えた鶏卵整列装置

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JPH07289159A
JPH07289159A JP6110297A JP11029794A JPH07289159A JP H07289159 A JPH07289159 A JP H07289159A JP 6110297 A JP6110297 A JP 6110297A JP 11029794 A JP11029794 A JP 11029794A JP H07289159 A JPH07289159 A JP H07289159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eggs
hen
egg
roller
rotating
Prior art date
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Pending
Application number
JP6110297A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Washida
大助 鷲田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyowa Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyowa Machinery Co Ltd filed Critical Kyowa Machinery Co Ltd
Priority to JP6110297A priority Critical patent/JPH07289159A/ja
Publication of JPH07289159A publication Critical patent/JPH07289159A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鶏卵の衛生処理の一環として、整列装置で搬
送中の鶏卵やその周辺を殺菌する。 【構成】 回転しながら進行するロ−ラ4群を有するロ
−ラコンベヤ2と、ロ−ラ4の回転により回転しながら
搬送される鶏卵Eの鋭端側への移動を妨げて反転させガ
イド部材6とを有する整列装置で、ロ−ラコンベヤ2の
上方に殺菌灯12を設ける。鶏卵Eはほとんど全表面を
露出させて、しかも回転するので、鶏卵Eの全表面を効
果的に殺菌できるうえ、ロ−ラ4など、殺菌灯12の照
射範囲にある鶏卵Eの周辺も同時に殺菌できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一連の鶏卵処理で必
要な作業である、鶏卵の鋭端を一定の方向へ揃える作業
とともに、あわせて鶏卵とその周辺の殺菌ができるよう
にした装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鶏卵の一連の処理にあたり食品衛生上の
見地から、まず鶏卵そのものを衛生的に処理する必要が
ある。しかし鶏卵は高速度で連続的に処理されるうえ、
複雑な構成の処理装置を通るため、殺菌は困難である。
又、鶏卵を処理する装置も常に衛生的に維持される必要
があるが、処理装置の殺菌も鶏卵と同様、装置が複雑な
ことや、長時間連続的に運転されることから困難である
のが実情である。
【0003】ところで、例えば鶏卵を鋭端を下にして容
器に収容する、日付印を押す、ラベルを貼り付けるなど
の作業では、鶏卵の鋭端、鈍端を一定の方向へ揃える、
即ち姿勢を揃えておくことが必要である。
【0004】この鶏卵の姿勢を揃える装置である整列装
置は、鶏卵を回転させることなく搬送する他の処理装置
と異なり、回転しながら移動するロ−ラ群を具えてお
り、ロ−ラで搬送される鶏卵は、ロ−ラの回転にともな
って鶏卵の長軸を軸として回転するよう構成されてい
る。
【0005】従って、整列装置で搬送される鶏卵は、鶏
卵のほとんど全表面が露出しながらしかも回転するた
め、殺菌には極めて効果的であるうえ、整列装置の上方
が開放されているため、殺菌手段を設置しやすい利点が
ある。
【0006】この利点は、他のコンベヤ、例えば原卵供
給コンベヤが上方が開放されていても、鶏卵自体は回転
しないで搬送されるため、鶏卵の一部のみが露出して殺
菌効果がその露出部分のみにしか及ばない点、又オ−ト
ロ−ダがコンベヤに並設されていて、殺菌装置の設置が
空間的に困難である点に比し、極めて大きい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、整列装置で搬送される鶏卵の回転しなが
ら移動するロ−ラ上で、鶏卵がその長軸を軸として回転
することを利用して、鶏卵とその周辺の殺菌を行なうこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の特徴は、回転
しながら進行するロ−ラ群を有するロ−ラコンベヤと、
ロ−ラの回転により回転しながら搬送される鶏卵の鋭端
側への移動を妨げて反転させるガイド部材とを有する整
列装置に於いて、ロ−ラコンベヤの上方に殺菌灯を設け
た点にある。
【0009】
【作用】ロ−ラコンベヤ上で、鶏卵はほとんど全表面を
露出させた状態で回転するため、何回も全表面が殺菌灯
の照射を浴びる。従って殺菌効果が極めて大きい。しか
も、殺菌灯の照射範囲にある、ロ−ラ、チェ−ン、ガイ
ド部材の他、フレ−ムなどの鶏卵の周辺の殺菌もでき
る。
【0010】
【実施例】まず鶏卵の整列装置について説明すると、1
はフレ−ム、2はフレ−ム内に設けられたロ−ラコンベ
ヤである。このロ−ラコンベヤのチェ−ン3は、いずれ
も図示しないモ−タで駆動される主動スプロケット、及
び従動スプロケットにより、エンドレスに回転する。4
はロ−ラで、一定間隔にチェ−ン3に枢着されている。
【0011】5aは前回転強制板、5bは後ろ回転強制
板であって、それぞれロ−ラ4の下面が摺接して、ロ−
ラ4を強制的に回転させるよう設置されている。
【0012】6は板体又は棒体などのガイド部材で、複
数の屈曲部を有している。7はフレ−ム1に両端を固定
された支持棒7であって、各ガイド部材6は、支持棒7
によりロ−ラコンベヤ2上に吊り下げられており、これ
らガイド板6間には6本の通路8が形成されている。も
とより通路8の数は任意である。
【0013】そこで図3で示すように、各通路8には、
前回転強制板5aによりロ−ラ4が回転する回転強制域
A1が、後ろ回転強制板5bによりロ−ラ4が回転する
後ろ回転強制域A2が形成され、前後回転強制域A1、
A2間には、ロ−ラ4が回転しない非回転域Bが形成さ
れることになる。
【0014】そして例えば、前工程コンベヤ21から搬
送されてきた鶏卵Eは、まず前回転強制域A1で反時計
廻りに回転するロ−ラ4によって、時計まわりに回転し
ながら搬送される。そのため鶏卵Eは、図中矢印で示す
搬送方向aから次第に鋭端側へ移動して、ガイド部材6
に接した状態で搬送される。
【0015】非回転域Bへ搬送された鶏卵Eは、回転し
ないため鋭端側へ移動しないで、ロ−ラコンベヤ2の搬
送方向ヘ搬送される。この非回転域Bを搬送される鶏卵
Eのうち、鋭端が屈曲するガイド部材6から離れたもの
は、そのまま後ろ回転強制域A2へ入る。鋭端がガイド
部材6に接して搬送されるものは、ガイド部材6にその
進行を妨げられて反転し、後ろ回転強制域A2へ入る。
この結果、後ろ回転強制域A2へ入った鶏卵Eはすべて
姿勢が揃うことになり、その姿勢で次工程コンベヤ31
へ搬送される。
【0016】次に9は蓋状の取付枠で、ヒンジ10によ
り開閉自在にフレ−ム上部に取付けられている。11は
開閉用の把手である。12は紫外線を照射する殺菌灯
で、実施例の場合10本の殺菌灯12が、ロ−ラコンベ
ヤ2の搬送方向aに沿って取付枠9に取付けられてい
る。取付枠9を開閉自在としたのは、殺菌灯12の点
検、取替えの便を図るためである。もとより殺菌灯12
の数は任意であり、又、殺菌灯12の長さによっては、
搬送方向aと直交させて配設することもできる。
【0017】なお、殺菌灯12の紫外線が外部へ洩れな
いよう、鶏卵Eのロ−ラコンベヤ2への出入り口をのみ
を開放したゴム製垂れ幕を、装置の前後に垂らすとよ
い。
【0018】実施例の場合、ロ−ラコンベヤ2の搬送速
度は毎分4.2mで、7.7〜9.5Wの殺菌灯12を
10本用いている。又殺菌灯12から鶏卵Eまでの距離
は約100mmで、極めて大きい殺菌効果を得ている。
【0019】
【発明の効果】ロ−ラの回転にともなって、鶏卵が回転
しながら搬送されるので、効果的に鶏卵の殺菌ができ
る。又同時に、殺菌灯の照射範囲にあるロ−ラ、チェ−
ン、ガイド部材、フレ−ムなどの鶏卵の周辺の殺菌もで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内部の構造を示す側面図である。
【図2】正面図である。
【図3】整列装置の平面略図である。
【符号の説明】
2 ロ−ラコンベヤ 3 チェ−ン 4 ロ−ラ 5a 前回転強制板 5b 後ろ回転強制板 6 ガイド部材 12 殺菌灯 E 鶏卵 A1 前回転強制域 A2 後ろ回転強制域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転しながら進行するロ−ラ群を有する
    ロ−ラコンベヤと、ロ−ラの回転により回転しながら搬
    送される鶏卵の鋭端側への移動を妨げて反転させるガイ
    ド部材とを有する鶏卵整列装置に於いて、ロ−ラコンベ
    ヤの上方に殺菌灯を設けたことを特徴とする殺菌灯を具
    えた鶏卵整列装置。
  2. 【請求項2】 殺菌灯は、複数本がロ−ラコンベヤの搬
    送方向に沿って配設されている請求項1の殺菌灯を具え
    た鶏卵整列装置。
  3. 【請求項3】 殺菌灯は、開閉自在な取付枠に取付けら
    れている請求項1又は2の殺菌灯を具えた鶏卵整列装
    置。
JP6110297A 1994-04-26 1994-04-26 殺菌灯を具えた鶏卵整列装置 Pending JPH07289159A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6110297A JPH07289159A (ja) 1994-04-26 1994-04-26 殺菌灯を具えた鶏卵整列装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6110297A JPH07289159A (ja) 1994-04-26 1994-04-26 殺菌灯を具えた鶏卵整列装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07289159A true JPH07289159A (ja) 1995-11-07

Family

ID=14532130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6110297A Pending JPH07289159A (ja) 1994-04-26 1994-04-26 殺菌灯を具えた鶏卵整列装置

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JP (1) JPH07289159A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106577992A (zh) * 2016-12-27 2017-04-26 四川智研科技有限公司 一种禽蛋灭菌方法
WO2022030087A1 (ja) * 2020-08-07 2022-02-10 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター 殺菌装置および殺菌方法

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EP4193846A4 (en) * 2020-08-07 2024-09-04 Tokyo Metro Ind Tech Res Inst STERILIZATION DEVICE AND STERILIZATION METHOD

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