JPH07289094A - ビニールハウス用電動開閉装置 - Google Patents
ビニールハウス用電動開閉装置Info
- Publication number
- JPH07289094A JPH07289094A JP6091289A JP9128994A JPH07289094A JP H07289094 A JPH07289094 A JP H07289094A JP 6091289 A JP6091289 A JP 6091289A JP 9128994 A JP9128994 A JP 9128994A JP H07289094 A JPH07289094 A JP H07289094A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- unit
- pulley
- side wall
- vinyl house
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/14—Measures for saving energy, e.g. in green houses
Landscapes
- Greenhouses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の電動開閉装置は、各種植物の育成用
ビニールハウスにおける側壁フイルムの電動開閉装置に
関する。 【構成】 本発明の開閉装置は、減速器５付き駆動部４
とプーリー部６とフイルム巻付け部８とワイヤー支持部
３と滑車部９と異常検出部１２と運転操作部１４で構成
されていることを特徴としたビニールハウス用電動開閉
装置。
ビニールハウスにおける側壁フイルムの電動開閉装置に
関する。 【構成】 本発明の開閉装置は、減速器５付き駆動部４
とプーリー部６とフイルム巻付け部８とワイヤー支持部
３と滑車部９と異常検出部１２と運転操作部１４で構成
されていることを特徴としたビニールハウス用電動開閉
装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は植物栽培用ビニールハウ
スの側壁フイルムの電動開閉装置に関する。
スの側壁フイルムの電動開閉装置に関する。
【０００２】
【従来技術】東北地方のような冷害の影響を受け易い地
域では、各種植物のビニールハウス栽培が盛んに採用さ
れている。
域では、各種植物のビニールハウス栽培が盛んに採用さ
れている。
【０００３】特に、気候に左右されやすい稲作では、苗
の育成栽培にビニールハウス栽培が一般化しており、ハ
ウス室内温度と外気温度のきめ細かい温度管理が重要で
ある。
の育成栽培にビニールハウス栽培が一般化しており、ハ
ウス室内温度と外気温度のきめ細かい温度管理が重要で
ある。
【０００４】しかも、昼間と夜間の温度変化が激しいな
かで、植物の適正温度に適合させるためには、ビニール
ハウスの側壁フイルムをその都度開閉するために、手作
業を行う必要がある。
かで、植物の適正温度に適合させるためには、ビニール
ハウスの側壁フイルムをその都度開閉するために、手作
業を行う必要がある。
【０００５】この種の開閉作業は、現在のところ側壁フ
イルムを手回しハンドルで、巻上げ下げして開閉し換気
しながら、室内と外気の温度を調整していた。
イルムを手回しハンドルで、巻上げ下げして開閉し換気
しながら、室内と外気の温度を調整していた。
【０００６】一方、最近の技術として、ビニールハウス
の側壁フイルムの自動開閉装置が開発され、一般農家に
普及されつつある。
の側壁フイルムの自動開閉装置が開発され、一般農家に
普及されつつある。
【０００７】例えば、特開平５−３６０８８５８では、
駆動装置のフイルム巻付け軸に遊びを持たせて連結し、
フイルムを開閉させる自動開閉装置に関するものが開示
されている。
駆動装置のフイルム巻付け軸に遊びを持たせて連結し、
フイルムを開閉させる自動開閉装置に関するものが開示
されている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現行の
手動ハンドルを回しながら行う開閉作業の場合、労力の
限界から、室内と外気温度の変化に機敏に追従できず、
植物の適正温度に対応できないことが多い。
手動ハンドルを回しながら行う開閉作業の場合、労力の
限界から、室内と外気温度の変化に機敏に追従できず、
植物の適正温度に対応できないことが多い。
【０００９】また，最近公開された特願平５−３０８８
５８の装置の場合には、日射が強く外気温度の高い日に
は、側壁フイルムの粘着防止を常に考慮しながら、時々
強制的に全開しなければならないと考えられる。
５８の装置の場合には、日射が強く外気温度の高い日に
は、側壁フイルムの粘着防止を常に考慮しながら、時々
強制的に全開しなければならないと考えられる。
【００１０】また、この装置には、駆動装置とフイルム
巻付け軸間に、スプリングによるクッション部を設け
て、側壁フイルムの破損を防止し、かつ駆動モーターに
かかる過剰な負荷も防止しているが、構造上からみて完
全に負荷を軽減出来ないと思われる。
巻付け軸間に、スプリングによるクッション部を設け
て、側壁フイルムの破損を防止し、かつ駆動モーターに
かかる過剰な負荷も防止しているが、構造上からみて完
全に負荷を軽減出来ないと思われる。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では減速器５付き駆動部４とプーリー部６と
ビニールフイルム巻付け部８とワイヤー支持部３と滑車
部９と異常検出部１２と運転操作部１４で構成されたこ
とを特徴とするビニールハウス用電動開閉装置を提供す
るものである。
に、本発明では減速器５付き駆動部４とプーリー部６と
ビニールフイルム巻付け部８とワイヤー支持部３と滑車
部９と異常検出部１２と運転操作部１４で構成されたこ
とを特徴とするビニールハウス用電動開閉装置を提供す
るものである。
【００１２】すなわち、駆動モーター４の減速器５に直
結したビニールハウス本体１の側壁フイルム巻上げ軸８
を滑車９とプーリー６を介して、ワイヤー７で支持し、
稼働することによって、ワイヤー７がゆっくりとプーリ
ー６に巻付きながら、駆動部４とプーリー部６とフイル
ム巻付け部８が一体となって、同時に昇降して側壁のフ
イルム１０を開閉するようになっている。
結したビニールハウス本体１の側壁フイルム巻上げ軸８
を滑車９とプーリー６を介して、ワイヤー７で支持し、
稼働することによって、ワイヤー７がゆっくりとプーリ
ー６に巻付きながら、駆動部４とプーリー部６とフイル
ム巻付け部８が一体となって、同時に昇降して側壁のフ
イルム１０を開閉するようになっている。
【００１３】この昇降時に駆動部４と側壁フイルム部１
０が、常に平行に移動できるように、プーリー６の直径
を滑車の直径の２倍になるように設計するのがポイント
である。
０が、常に平行に移動できるように、プーリー６の直径
を滑車の直径の２倍になるように設計するのがポイント
である。
【００１４】日射による高温時にビニールフイルム１０
が破損しないように、駆動モーター４の回転を手動開閉
作業に比較し、手回しハンドルの１／２程度（１０回／
分）に設定して、ゆっくり昇降するようにした。
が破損しないように、駆動モーター４の回転を手動開閉
作業に比較し、手回しハンドルの１／２程度（１０回／
分）に設定して、ゆっくり昇降するようにした。
【００１５】さらに、ハウス本体１の側壁の傾斜に沿っ
て、ワイヤー７も追従し、駆動部４とプーリー部６とフ
イルム巻付け軸部８が、一体となって同時に傾くので、
フイルム巻付け軸８へのフイルム１０の過剰な負荷が軽
減し、捻れや破損がなく、スムーズに巻取りや巻下げが
できる特徴を有する。
て、ワイヤー７も追従し、駆動部４とプーリー部６とフ
イルム巻付け軸部８が、一体となって同時に傾くので、
フイルム巻付け軸８へのフイルム１０の過剰な負荷が軽
減し、捻れや破損がなく、スムーズに巻取りや巻下げが
できる特徴を有する。
【００１６】このワイヤー７の傾きを利用して、左右の
リミットスイッチ１２がワイヤー７に接触して働き、駆
動部４への異常負荷が検出できるようにした。
リミットスイッチ１２がワイヤー７に接触して働き、駆
動部４への異常負荷が検出できるようにした。
【００１７】
【作用】作用については、図１および図２を参照しなが
ら、説明する。
ら、説明する。
【００１８】まず、各種植物の生育に必要な適正温度に
設定するため、側壁フイルム１０の開閉位置を考慮し
て、運転操作盤１４上の駆動モーター４の回転数を適時
設定し、巻取り位置を指示する。
設定するため、側壁フイルム１０の開閉位置を考慮し
て、運転操作盤１４上の駆動モーター４の回転数を適時
設定し、巻取り位置を指示する。
【００１９】次に、駆動モーター４用上昇スイッチ１５
を入れて、ワイヤー７の巻上げを開始すると、ワイヤー
７は、プーリー６に巻付きながら、最初に設定した回転
数までフイルム１０を巻上げて所定の位置で停止し、側
壁フイルム１０を開く。
を入れて、ワイヤー７の巻上げを開始すると、ワイヤー
７は、プーリー６に巻付きながら、最初に設定した回転
数までフイルム１０を巻上げて所定の位置で停止し、側
壁フイルム１０を開く。
【００２０】フイルム１０を降下させて閉じる際には、
下降スイッチ１６を押すと、駆動モーター４が逆回転し
て、フイルム軸８からフイルム１０がゆっくり解放さ
れ、、初期に設定した回転数まで降下し、所定の位置で
閉じる。
下降スイッチ１６を押すと、駆動モーター４が逆回転し
て、フイルム軸８からフイルム１０がゆっくり解放さ
れ、、初期に設定した回転数まで降下し、所定の位置で
閉じる。
【００２１】このようにして本発明の電動開閉装置は、
側壁フイルム１０への損傷がなく、スムーズに開閉が可
能となった。
側壁フイルム１０への損傷がなく、スムーズに開閉が可
能となった。
【００２２】
【実施例】本発明の電動開閉装置を採用して、ビニール
ハウスの側壁フイルムの開閉作業を実施した結果につい
て下記に示す。
ハウスの側壁フイルムの開閉作業を実施した結果につい
て下記に示す。
【００２３】まず、ガイドレールがないので、ハウスの
傾斜に沿って追従し、かつ、駆動部とプーリー部とフイ
ルム巻付け軸部が一体となって、同時に昇降するので、
フイルムの捻れやフイルムの破損がなくスムーズに稼働
できた。
傾斜に沿って追従し、かつ、駆動部とプーリー部とフイ
ルム巻付け軸部が一体となって、同時に昇降するので、
フイルムの捻れやフイルムの破損がなくスムーズに稼働
できた。
【００２４】異常発生の際には、ワイヤーに左右のリミ
ットスイッチが接触して、緊急停止し、駆動モーターへ
の過剰負荷とビニールの破損を防止している。
ットスイッチが接触して、緊急停止し、駆動モーターへ
の過剰負荷とビニールの破損を防止している。
【００２５】
【発明の効果】稲作において最も重要な育苗時期の適正
育成温度をきめ細かく管理することが可能となり、かつ
開閉作業の労力が軽減された。
育成温度をきめ細かく管理することが可能となり、かつ
開閉作業の労力が軽減された。
【００２６】本発明の開閉装置は、昇降用ガイドが不要
なため、ハウスの傾斜に沿って開閉するので、どのよう
な形式のハウスにも適用できる。
なため、ハウスの傾斜に沿って開閉するので、どのよう
な形式のハウスにも適用できる。
【００２７】また、装置の構造がシンプルなため、ラン
ニングコストが安価である。
ニングコストが安価である。
【図１】図１には、本発明の電動開閉装置の概要につい
て示す。
て示す。
【図２】図２には、本発明の電動開閉装置の主要部につ
いて示す。
いて示す。
１．ビニールハウス本体 ２．支柱 ３．ワイヤー支持部 ４．駆動モーター部 ５．減速器部 ６．プーリー部 ７．ワイヤー部 ８．フイルム巻付け軸部 ９．滑車部 １０．側壁ビニールフイルム部 １１．ワイヤー抑え金具部 １２．異常検出部（リミットスイッチ部） １３．ワイヤー支え金具部 １４．運転操作盤部 １５．上昇スイッチ部 １６．下降スイッチ部 １７．電源部 １８．配線部 １９．地盤
Claims (1)
- 【請求項１】 減速器５付き駆動部４とプ−リー部６と
ビニールフイルム１０の巻付け部８とワイヤー支持部３
と滑車部９と異常検出部１２と運転操作部１４で構成し
ていることを特徴としたビニールハウス用電動開閉装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6091289A JPH07289094A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | ビニールハウス用電動開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6091289A JPH07289094A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | ビニールハウス用電動開閉装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07289094A true JPH07289094A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=14022315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6091289A Pending JPH07289094A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | ビニールハウス用電動開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07289094A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001006839A1 (fr) * | 1999-07-26 | 2001-02-01 | Woenye Industry Co., Ltd. | Serre a travees multiples |
| JP2002238364A (ja) * | 2001-02-21 | 2002-08-27 | Fulta Electric Machinery Co Ltd | ビニールハウスのマイカ線制御方法 |
| CN103238483A (zh) * | 2013-05-17 | 2013-08-14 | 济南安信农业科技有限公司 | 大棚塑料膜收放装置 |
| CN103891550A (zh) * | 2014-04-17 | 2014-07-02 | 郑西江 | 三层单保式蔬菜拱棚 |
| CN108887032A (zh) * | 2018-07-17 | 2018-11-27 | 和县中禾农业科技有限公司 | 一种温室大棚保湿排风系统 |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP6091289A patent/JPH07289094A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001006839A1 (fr) * | 1999-07-26 | 2001-02-01 | Woenye Industry Co., Ltd. | Serre a travees multiples |
| JP2002238364A (ja) * | 2001-02-21 | 2002-08-27 | Fulta Electric Machinery Co Ltd | ビニールハウスのマイカ線制御方法 |
| CN103238483A (zh) * | 2013-05-17 | 2013-08-14 | 济南安信农业科技有限公司 | 大棚塑料膜收放装置 |
| CN103891550A (zh) * | 2014-04-17 | 2014-07-02 | 郑西江 | 三层单保式蔬菜拱棚 |
| CN108887032A (zh) * | 2018-07-17 | 2018-11-27 | 和县中禾农业科技有限公司 | 一种温室大棚保湿排风系统 |
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