JPH0728788Y2 - Dtmf信号の検出回路 - Google Patents
Dtmf信号の検出回路Info
- Publication number
- JPH0728788Y2 JPH0728788Y2 JP13461189U JP13461189U JPH0728788Y2 JP H0728788 Y2 JPH0728788 Y2 JP H0728788Y2 JP 13461189 U JP13461189 U JP 13461189U JP 13461189 U JP13461189 U JP 13461189U JP H0728788 Y2 JPH0728788 Y2 JP H0728788Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- dtmf
- detection circuit
- oscillation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は電話機のDTMF信号検出回路に関するものであ
る。
る。
(ロ)従来の技術 従来のトーンデコーダICを用いたDTMF信号検出回路を第
3図に示す。同図において、(1)は回線(11)(12)
に接続された受話系、発振系統の電話機能回路ブロッ
ク、即ち周知の2線4線変換回路を含み、受話信号、送
話信号のやりとりをする回路ブロックであり、(2)お
よび(4)はトーンデコーダICによるDTMF信号検出回路
ブロックであり、(3)および(5)はそれぞれDTMF信
号検出回路の検出信号の周波数帯域を決定する外付CR発
振回路ブロックである。(6)はCPUであり、電話機全
体の信号制御を行っている。
3図に示す。同図において、(1)は回線(11)(12)
に接続された受話系、発振系統の電話機能回路ブロッ
ク、即ち周知の2線4線変換回路を含み、受話信号、送
話信号のやりとりをする回路ブロックであり、(2)お
よび(4)はトーンデコーダICによるDTMF信号検出回路
ブロックであり、(3)および(5)はそれぞれDTMF信
号検出回路の検出信号の周波数帯域を決定する外付CR発
振回路ブロックである。(6)はCPUであり、電話機全
体の信号制御を行っている。
動作手順としては、回線(11)(12)から送られてくる
DTMF信号は(1)を通り、受話信号としてDTMF信号検出
回路(2)および(4)へ送られる。DTMF信号は2周波
(低群および高群)の合成信号であることから、検出回
路(2)では低群の周波数成分、回路(4)では高群の
周波数成分を検出するように(3)および(5)のCR発
振回路においてそれぞれの周波数帯域が設定されてい
る。検出回路(2)および(4)において信号が検出さ
れると、CPU(6)へ“信号有”の情報が送られ、CPU
(6)は“信号有”を認識する。
DTMF信号は(1)を通り、受話信号としてDTMF信号検出
回路(2)および(4)へ送られる。DTMF信号は2周波
(低群および高群)の合成信号であることから、検出回
路(2)では低群の周波数成分、回路(4)では高群の
周波数成分を検出するように(3)および(5)のCR発
振回路においてそれぞれの周波数帯域が設定されてい
る。検出回路(2)および(4)において信号が検出さ
れると、CPU(6)へ“信号有”の情報が送られ、CPU
(6)は“信号有”を認識する。
以上が同図の動作手順であるが、この従来回路ではDTMF
信号の低群および高群をそれぞれ専用の検出回路にて検
出しているため、“0"〜“9"、“*”および“#”の識
別は可能であるが、トーンデコーダICを2個必要とし、
周辺回路も同様に2倍必要となる。
信号の低群および高群をそれぞれ専用の検出回路にて検
出しているため、“0"〜“9"、“*”および“#”の識
別は可能であるが、トーンデコーダICを2個必要とし、
周辺回路も同様に2倍必要となる。
第4図は第3図よりDTMF検出回路(4)および発振回路
(5)の回路ブロックを省略した形であるが、この場合
は、高群(あるいは低群)の周波数帯域を決定する発振
回路(5)が存在せず、検出信号が低群(あるいは高
群)のみとなるため、例えば発振回路(3)を“1"の低
群周波数検出に設定した場合は“1"と同じ低群周波数を
含む“2"および“3"の信号も“信号有”として検出し、
従って、暗証番号としては“1"或は“2"或は“3"とな
り、“暗証番号”としての効果が少なくなる。
(5)の回路ブロックを省略した形であるが、この場合
は、高群(あるいは低群)の周波数帯域を決定する発振
回路(5)が存在せず、検出信号が低群(あるいは高
群)のみとなるため、例えば発振回路(3)を“1"の低
群周波数検出に設定した場合は“1"と同じ低群周波数を
含む“2"および“3"の信号も“信号有”として検出し、
従って、暗証番号としては“1"或は“2"或は“3"とな
り、“暗証番号”としての効果が少なくなる。
第5図はDTMFレシーバーICを用いたDTMF信号検出回路で
ある。同図において、(1)は電話機能回路ブロックで
あり、(2)はDTMFレシーバーICによる信号検出回路ブ
ロックであり、(6)はCPUである。動作手順としては
第1図の場合と同様に、回線(11)(12)から送られて
くるDTMF信号は電話機能回路(1)を通り、DTMF信号検
出回路(2)へ送られる。回路(2)では、入力された
“0"〜“9"、“*”および“#”の各信号をそれぞれ4b
itのディジタル信号にデコードし、CPU(6)へ送る。
この回路の場合、暗証番号としては任意の数字を検出で
きるが、ICが高価なこと、又、CPUとの接続ラインが多
く、CPUのポートを多く占有することなどデメリットも
ある。
ある。同図において、(1)は電話機能回路ブロックで
あり、(2)はDTMFレシーバーICによる信号検出回路ブ
ロックであり、(6)はCPUである。動作手順としては
第1図の場合と同様に、回線(11)(12)から送られて
くるDTMF信号は電話機能回路(1)を通り、DTMF信号検
出回路(2)へ送られる。回路(2)では、入力された
“0"〜“9"、“*”および“#”の各信号をそれぞれ4b
itのディジタル信号にデコードし、CPU(6)へ送る。
この回路の場合、暗証番号としては任意の数字を検出で
きるが、ICが高価なこと、又、CPUとの接続ラインが多
く、CPUのポートを多く占有することなどデメリットも
ある。
(ハ)考案が解決しようとする課題 本考案はトーンデコーダIC1個を用いて、DTMF信号の低
群および高群の周波数を検出し、“0"〜“9"、“*”お
よび“#”の識別を可能にする回路である。
群および高群の周波数を検出し、“0"〜“9"、“*”お
よび“#”の識別を可能にする回路である。
(ニ)課題を解決するための手段 第1図に本考案の回路を示す。その構成は第4図と略同
様であるが、CPU(6)よりCR発振回路ブロック(3)
へ制御ラインが1本付加されている。これは、CR発振周
波数、すなわち検出周波数を低群用から高群用へ変更さ
せるためのコントロール信号ラインである。
様であるが、CPU(6)よりCR発振回路ブロック(3)
へ制御ラインが1本付加されている。これは、CR発振周
波数、すなわち検出周波数を低群用から高群用へ変更さ
せるためのコントロール信号ラインである。
(ホ)作用および実施例 第1図において、初期状態では発振回路(3)は低群検
出用周波数に設定されている。例えば、CR発振回路
(3)に所定のコンデンサ(図示せず)がスイッチング
素子(図示せず)を介して接続されるようにし、発振回
路(3)の容量を大きくして発振周波数が低群の周波数
になるように設定されている。回路(11)(12)よりDT
MF信号が送られてくると、電話機能回路(1)を通して
DTMF信号検出回路(2)へ送られる。ここで、まず低群
の検出が行われる。例えば、697Hzの周波数信号の検出
を行うと、“1"、“2"、“3"の信号が含まれていれば、
“信号有”として検出され、CPU(6)へ“信号有”の
情報例えば、ロー(L)レベルの信号が送られる。“信
号有”の情報が伝送されると、CPU(6)では直ちに発
振回路(3)に対して、高群検出用に発振周波数を変更
させるコントロール信号例えばロー(L)レベルの信号
を送る。そして、このコントロール信号により前記スイ
ッチング素子をオフにして前記所定のコンデンサを発振
回路(3)から切り離し、発振回路(3)の容量を小さ
くして発振周波数が高群の周波数になるようにする。
出用周波数に設定されている。例えば、CR発振回路
(3)に所定のコンデンサ(図示せず)がスイッチング
素子(図示せず)を介して接続されるようにし、発振回
路(3)の容量を大きくして発振周波数が低群の周波数
になるように設定されている。回路(11)(12)よりDT
MF信号が送られてくると、電話機能回路(1)を通して
DTMF信号検出回路(2)へ送られる。ここで、まず低群
の検出が行われる。例えば、697Hzの周波数信号の検出
を行うと、“1"、“2"、“3"の信号が含まれていれば、
“信号有”として検出され、CPU(6)へ“信号有”の
情報例えば、ロー(L)レベルの信号が送られる。“信
号有”の情報が伝送されると、CPU(6)では直ちに発
振回路(3)に対して、高群検出用に発振周波数を変更
させるコントロール信号例えばロー(L)レベルの信号
を送る。そして、このコントロール信号により前記スイ
ッチング素子をオフにして前記所定のコンデンサを発振
回路(3)から切り離し、発振回路(3)の容量を小さ
くして発振周波数が高群の周波数になるようにする。
次に高群検出モードとなったDTMF信号検出回路(2)は
高群の検出を行う。例えば、1209Hzの周波数の信号の検
出を行うと、“1"、“4"、“7"、“*”の信号が含まれ
ていれば、“信号有”として検出され、CPU(6)へ
“信号有”の情報を送る。ここで、CPU(6)は“DTMF
信号有”を認識し、暗証番号(上記の例では“1")の確
認とともに次のモードへ移る。この動作モードのフロー
チャートを第2図に示す。
高群の検出を行う。例えば、1209Hzの周波数の信号の検
出を行うと、“1"、“4"、“7"、“*”の信号が含まれ
ていれば、“信号有”として検出され、CPU(6)へ
“信号有”の情報を送る。ここで、CPU(6)は“DTMF
信号有”を認識し、暗証番号(上記の例では“1")の確
認とともに次のモードへ移る。この動作モードのフロー
チャートを第2図に示す。
(ヘ)考案の効果 本考案によれば、簡単なトーンデコーダIC1個でDTMF信
号“0"〜“9"、“*”および“#”の識別が可能とな
り、暗証番号としても“0"から“0"まで10種類設けるこ
とができる。
号“0"〜“9"、“*”および“#”の識別が可能とな
り、暗証番号としても“0"から“0"まで10種類設けるこ
とができる。
第1図は本考案のDTMF信号の検出回路を示すブロック回
路図、第2図はそのフローチャート、第3図はトーンデ
コーダIC2個用いた従来回路、第4図はトーンデコーダI
C1個用いた従来回路、第5図はDTMFレシーバICを用いた
従来回路である。 (1)…電話機能回路、(2)…DTMF信号検出回路、
(3)…発振回路、(6)…CPU。
路図、第2図はそのフローチャート、第3図はトーンデ
コーダIC2個用いた従来回路、第4図はトーンデコーダI
C1個用いた従来回路、第5図はDTMFレシーバICを用いた
従来回路である。 (1)…電話機能回路、(2)…DTMF信号検出回路、
(3)…発振回路、(6)…CPU。
Claims (1)
- 【請求項1】回線に接続され該回線から送られる電話信
号が供給される電話機能回路と、該回路の出力信号が供
給され且つDTMF信号の周波数成分を検出するDTMF信号検
出回路と、該DTMF信号検出回路に接続され、該DTMF信号
検出回路の検出信号の周波数帯域を決定する発振回路
と、該発振回路に対して発振周波数帯域を変更させる制
御信号を発生するCPU回路とよりなり、前記DTMF信号検
出回路で前記DTMF信号の低群(あるいは高群)の信号を
検出した時、前記CPU回路から発生する前記制御信号を
前記発振回路に加えて前記発振回路の発振周波数帯域を
変更させ、而して前記DTMF信号検出回路が、前記DTMF信
号の高群(あるいは低群)の信号を検出するモードに切
り換えられるようにしたことを特徴とするDTMF信号の検
出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13461189U JPH0728788Y2 (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | Dtmf信号の検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13461189U JPH0728788Y2 (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | Dtmf信号の検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0373090U JPH0373090U (ja) | 1991-07-23 |
JPH0728788Y2 true JPH0728788Y2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=31681937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13461189U Expired - Lifetime JPH0728788Y2 (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | Dtmf信号の検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0728788Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002327364A (ja) * | 2001-05-02 | 2002-11-15 | Unitika Ltd | 生分解性ヘッドレストカバー |
JP5919772B2 (ja) * | 2011-12-01 | 2016-05-18 | 日本電気株式会社 | Dtmf信号検出装置、方法及びプログラム |
-
1989
- 1989-11-20 JP JP13461189U patent/JPH0728788Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0373090U (ja) | 1991-07-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU652025B2 (en) | Two-way paging system with answer-back function | |
US6304597B1 (en) | Integrated modem and line-isolation circuitry with selective modem processing and associated method | |
JPH0728788Y2 (ja) | Dtmf信号の検出回路 | |
JPS61174862A (ja) | スイツチ検出回路 | |
US6735246B1 (en) | Integrated modem and line-isolation circuitry with data flow control and associated method | |
JPH0342757B2 (ja) | ||
JP2675599B2 (ja) | ボタン電話装置 | |
JP2988060B2 (ja) | 送信切替方式 | |
JPH0628844Y2 (ja) | データ送受信装置 | |
KR0149643B1 (ko) | 아날로그 가입자 보오드의 링 릴레이 제어방법 및 그 장치 | |
JPS645785B2 (ja) | ||
JPH0246047A (ja) | インターフェース用回路 | |
KR200157638Y1 (ko) | 2선식 비디오폰의 주파수 변환회로 | |
JP2550273Y2 (ja) | 通信装置 | |
JP2850844B2 (ja) | 動作周波数切替可能な伝送システム | |
JPS6348239B2 (ja) | ||
JPS61280145A (ja) | デ−タ交換接続方式 | |
JP2749195B2 (ja) | Dtmf信号受信回路 | |
JPS635335Y2 (ja) | ||
JPS60194841A (ja) | コ−ドレス電話装置 | |
JPH08331613A (ja) | モデム装置及びpbトーン信号検出回路 | |
KR950035145A (ko) | 자동차용 원격제어장치 및 그 제어방법 | |
JPH01273436A (ja) | 2線−4線変換装置 | |
JPS6243211B2 (ja) | ||
JPH0795755B2 (ja) | mB−nB逆符号変換装置 |