JP2550273Y2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

Info

Publication number
JP2550273Y2
JP2550273Y2 JP7500891U JP7500891U JP2550273Y2 JP 2550273 Y2 JP2550273 Y2 JP 2550273Y2 JP 7500891 U JP7500891 U JP 7500891U JP 7500891 U JP7500891 U JP 7500891U JP 2550273 Y2 JP2550273 Y2 JP 2550273Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
output
bus
signal
driver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7500891U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0528154U (ja
Inventor
均 安井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP7500891U priority Critical patent/JP2550273Y2/ja
Publication of JPH0528154U publication Critical patent/JPH0528154U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2550273Y2 publication Critical patent/JP2550273Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、二重化された通信バス
に接続される通信装置に関し、さらに詳しくは、二重化
された通信バスを意識することなくバスの切り替えが行
えるようにした通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通信装置において、従来より信頼性を向
上させるために必要な部分を二重化構成にすることがし
ばしば行われる。図3は、通信バスを二重化構成とした
通信装置の一例を示す構成ブロック図である。この例で
は、通信制御部の構成は二重化されていない。二重化構
成の各通信バスBS1,BS2には、それぞれ通信レシ
ーバU1,U3及び通信ドライバU2,U4が接続され
ている。各通信レシーバU1,U3の出力端はオア回路
U7に接続され、その出力が受信データとして通信制御
部3のデータ入力端子RXDに印加されている。受信バ
ス検出回路4は、各通信レシーバU1,U3からの信号
を入力し、2つの通信バスのどちら側でデータを受信し
たのかを検出し、その検出結果を端子RX1またはRX
2に印加する。通信制御部3は、どちら側の通信バスで
データを受けとったかを示す信号を参照し、次にどちら
側の通信バスにデータを送信するかを判断する。送出す
る通信バスが決まると、対応する送出バス切替え信号T
X1またはTX2のいずれかをアクティブにした後、端
子TXDに送信データを出力する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このように構成した従
来装置によれば、送受信回路2と通信制御部3との間に
通信用の信号線の外に、二重化制御の切替えのための制
御線(端子RX1,RX2,TX1,TX2につながる
線)が必要であり、また、通信制御部3は、バスの切替
えの判断処理などが必要で、全体構成が複雑になるとい
う課題がある。制御線の本数が増大するということは、
通信制御部と送受信回路とを信号絶縁するような場合、
信号絶縁のための回路が増加してより構成を複雑にす
る。本考案は、この様な点に鑑みてなされたもので、通
信制御部が二重化構成を意識することなく通信制御がで
きるようにすると共に、全体構成の簡単な信頼性の高い
通信装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この様な目的を達成する
本考案は、第1,第2のバスで構成される二重化バスに
接続される通信装置であって、第1のバスに接続された
第1の通信レシーバ及び通信ドライバと、第2のバスに
接続された第2の通信レシーバ及び通信ドライバと、前
記第1,第2の通信レシーバからの信号をそれぞれ入力
するオア回路と、前記第1,第2の通信レシーバからの
信号を入力し、第1の通信レシーバからの信号がアクテ
ィブの場合、前記第1の通信ドライバの出力をイネーブ
ル、第2の通信ドライバの出力をディスエーブルにする
制御信号を出力し、第2の通信レシーバからの信号がア
クティブの場合、前記第2の通信ドライバの出力をイネ
ーブル、第1の通信ドライバの出力をディスエーブルに
する制御信号を出力する通信ドライバ制御回路と、前記
オア回路の出力を受信データとして入力すると共に、送
信データを前記第1,第2の通信ドライバに出力する通
信制御回路とを設けたことを特徴とする通信装置であ
る。
【0005】
【作用】通信ドライバ制御回路は、最後にバス上の信号
がアクティブになったバス側の検出信号をアクティブに
しそれをホールドする。このホールド信号は、通信ドラ
イバに与えられ、該当する通信ドライバがその出力をイ
ネーブル状態とする。これにより、コマンド通信を受信
したバスに対して通信制御回路からのレスポンス通信が
送出される。
【0006】
【実施例】以下、図面を用いて本考案の実施例を詳細に
説明する。図1は、本考案の一実施例を示す構成ブロッ
ク図である。この図で図3の各部分と同じものには同一
の符号を付して示す。図においてBS1は二重化構成の
第1,第2の通信バス、1はこれらの二重化バスに接続
される通信装置、2は通信バスBS1,BS2に対して
信号の送受信を行う送受信回路、3は通信制御部で、本
考案の装置においては、送受信回路2との間は、受信信
号線と出力信号線の2本で結ばれている。送受信回路2
において、U1,U2は第1のバスBS1に接続された
第1の通信レシーバ及び通信ドライバ、U3,U4は第
2のバスBS2に接続された第2の通信レシーバ及び通
信ドライバ、U7は第1,第2の通信レシーバU1,U
3からの信号をそれぞれ入力するオア回路である。
【0007】5は通信ドライバU2,U4の制御回路
で、ここでは、オア回路U5,U6からなるフリップフ
ロップで構成されている。この通信ドライバ制御回路5
は、第1,第2の通信レシーバU1,U3からの信号を
入力し、第1の通信レシーバU1からの信号がアクティ
ブの場合、第1の通信ドライバU2の出力をイネーブル
とする制御信号RX1を出力すると共に、第2の通信ド
ライバU4の出力をディスエーブルにする制御信号RX
2を出力し、第2の通信レシーバU3からの信号がアク
ティブの場合は、第2の通信ドライバU4の出力をイネ
ーブルにする制御信号RX2を出力すると共に、第1の
通信ドライバU2の出力をディスエーブルにする制御信
号RX1を出力するように構成してある。通信制御部3
は、オア回路U7の出力を受信データとして端子RXD
に入力すると共に、端子TXDからの送信データを第
1,第2の通信ドライバU2,U4に出力するような接
続構成となっている。
【0008】このように構成した装置の動作を次に説明
する。図2は、動作の一例を示すタイムチャートであ
る。この例では、バスライン上の信号は、「1」,
「0」の2値のシリアル信号であり、通信の行われてい
ない状態では、通信バスBS1,BS2はいずれも
「0」となっている。いま、通信バスBS1,BS2が
いずれも「0」となっていて、通信のない状態から、
(a)に示すように、通信バスBS1経由でコマンド通
信が送られたとする。すると第1の通信レシーバU1が
それを受信し、受信データはオア回路U7を経由して通
信制御部3に伝達される。通信制御部3では、この受信
データをどちら側のバスから送られたかを何等意識する
ことなく、(c)に示すように端子RXDより受信す
る。
【0009】一方、通信ドライバ制御回路5は、第1の
通信レシーバU1の出力がアクティブになったのを受け
て、第1の通信ドライバU1に対して、(e)に示すよ
うに制御信号RX1をアクティブ、(f)に示すように
第2の通信ドライバU2に対しての制御信号RX2をイ
ンアクティブにし、コマンド信号を受信した後もこの状
態を維持する。通信制御部3は、受信データに対する必
要な処理を行った後、(d)に示すようにレスポンス通
信データを端子TXDに送出する。このとき、通信制御
部3は、どちら側のバスにレスポンスデータを出力する
かを意識せずに送信する。通信制御部3から送出された
レスポンスデータは、制御信号RX1によって選択され
ている通信ドライバU2によって、(a)に示すように
第1のバスBS1上に送出される。なお、第1のバスB
S1上に送出されたデータは、通信レシーバU1,オア
回路U7を経由して、(c)に示すように通信制御部3
の受信端子RXDに印加され、ここで読み返される。
【0010】次に、(b)に示すように、上位から例え
ば通信バスBS2を経由して、コマンド通信が送られた
場合、第2の通信レシーバU2がこれを受け、今度は通
信ドライバ制御回路5は、第2の通信ドライバU4に対
しての制御信号RX2を、(f)に示すようにアクティ
ブ、第1の通信ドライバU1に対しての制御信号RX1
を(e)に示すようにインアクティブとする。これによ
って、通信制御部3から出力されるレスポンス通信は、
(b)に示すようにバスBS2側に送出される。以上の
ようにして、この装置によれば、コマンド通信を受信し
た側のバスに対して、必ずレスポンス通信が送出される
ように制御することができる。そして、この様な二重化
バスの切り替え制御に関して、通信制御部3は、どちら
のバスを経由してコマンドを受信したか、どちらのバス
に対してレスポンス通信を送出するかの判断を行う必要
がなく(意識する必要がなく)、その負担を軽減するこ
とができる。
【0011】なお、通信ドライバ制御回路5は、通信レ
シーバからの信号のベースバンドの有無を検出すること
を想定したものであるが、キャリアによる変調信号を用
いた通信データにおいては、キャリアの有無で受信デー
タあるいはコマンドの受信を検出するように構成するも
のとする。また、オア回路U7は、一つのロジック素子
を用いて構成したが、バスを介して送られてくる信号の
形態によっては、ナンド回路やその他のロジック回路を
用いてオア機能を実現してもよい。
【0012】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、本考案によ
れば、二重化構成のバスの送受信回路と、通信制御部と
の間の信号線を、二重化しない場合と同じ簡単な構成と
することができる。また、通信制御部は、バスの二重化
構成を意識する必要がないので負担をかけずに信頼性を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図2】動作の一例を示すタイムチャートである。
【図3】従来の通信装置の構成ブロック図である。
【符号の説明】
BS1,BS2 通信バス 1 通信装置 2 送受信回路 3 通信制御回路 5 通信ドライバ制御回路 U1,U3 第1,第2の通信レシーバ U2,U4 第1,第2の通信ドライバ U7 オア回路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1,第2のバスで構成される二重化バス
    に接続される通信装置であって、 第1のバスに接続された第1の通信レシーバ及び通信ド
    ライバと、 第2のバスに接続された第2の通信レシーバ及び通信ド
    ライバと、 前記第1,第2の通信レシーバからの信号をそれぞれ入
    力するオア回路と、 前記第1,第2の通信レシーバからの信号を入力し、第
    1の通信レシーバからの信号がアクティブの場合、前記
    第1の通信ドライバの出力をイネーブル、第2の通信ド
    ライバの出力をディスエーブルにする制御信号を出力
    し、第2の通信レシーバからの信号がアクティブの場
    合、前記第2の通信ドライバの出力をイネーブル、第1
    の通信ドライバの出力をディスエーブルにする制御信号
    を出力する通信ドライバ制御回路と、 前記オア回路の出力を受信データとして入力すると共
    に、送信データを前記第1,第2の通信ドライバに出力
    する通信制御部とを設けたことを特徴とする通信装置。
JP7500891U 1991-09-18 1991-09-18 通信装置 Expired - Fee Related JP2550273Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7500891U JP2550273Y2 (ja) 1991-09-18 1991-09-18 通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7500891U JP2550273Y2 (ja) 1991-09-18 1991-09-18 通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0528154U JPH0528154U (ja) 1993-04-09
JP2550273Y2 true JP2550273Y2 (ja) 1997-10-08

Family

ID=13563741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7500891U Expired - Fee Related JP2550273Y2 (ja) 1991-09-18 1991-09-18 通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2550273Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0528154U (ja) 1993-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2550273Y2 (ja) 通信装置
CA1254664A (en) Local area network processing system
JP2518517B2 (ja) 通信バス監視装置
JPH02234254A (ja) データ転送回路
JP3414061B2 (ja) 車載オーディオ機器ネットワークシステム
JPH09233152A (ja) データ処理システムにおけるシリアル通信方法
JPS6117426B2 (ja)
JP2949118B1 (ja) バス通信型エンコーダ装置のエンコーダデータ出力方法
JPH06161912A (ja) データバス制御方式
KR100197439B1 (ko) 전전자 교환기의 프로세서와 디바이스간 이중화 통신장치
JPH0398320A (ja) 冗長系を構成する現用、待機パッケージの切替制御方式
JP3296639B2 (ja) 通信切替システム装置
JPH05183605A (ja) シリアルインタフェースのハードウエア制御システム
JPH05122105A (ja) 回線切替方式
JP3430414B2 (ja) 二重化通信制御装置
JPH08191319A (ja) データ通信システム
JP3138595B2 (ja) 通信装置
JPH02270444A (ja) 2線全二重/半二重切替装置
JPS62250739A (ja) デ−タ伝送システム
JPH05227257A (ja) 伝送路折り返し試験制御方式
JPS63268053A (ja) バス制御装置
JPS62293453A (ja) 多重バス方式デ−タ処理装置
JPH07154302A (ja) 伝送路切替装置
JPH07110794A (ja) プロセッサ間バスの送受信同時制御インターフェース回路
JPH07288564A (ja) 二重化通信制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees