JP3414061B2 - 車載オーディオ機器ネットワークシステム - Google Patents

車載オーディオ機器ネットワークシステム

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JP3414061B2 JP18937395A JP18937395A JP3414061B2 JP 3414061 B2 JP3414061 B2 JP 3414061B2 JP 18937395 A JP18937395 A JP 18937395A JP 18937395 A JP18937395 A JP 18937395A JP 3414061 B2 JP3414061 B2 JP 3414061B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、車載オーディオ機器ネ
ットワークシステムに係り、特に、スレーブ車載オーデ
ィオ機器の電源が投入され、スレーブ車載オーディオ機
器がステータスリクエストデータを送信した後、スレー
ブ車載オーディオ機器は、このステータスリクエストデ
ータに応答データが付加されたか否かを検出し、その検
出結果により、以後の動作を自動的にバス対応モードま
たはバス非対応モードに移行する車載オーディオ機器ネ
ットワークシステムに関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、車載オーディオ機器ネットワー
クシステムは、複数の車載オーディオ機器を結合バスま
たは接続線によって適宜接続することにより、全体とし
て1つの機器ネットワークを構成するようにしたもの
で、ユーザーの要望に応じて種々の車載オーディオ機器
が使用されるものである。 【0003】かかる車載オーディオ機器ネットワークシ
ステムの構成においては、1つのホスト車載オーディオ
機器に結合バスを介して1つまたは複数のスレーブ車載
オーディオ機器を接続し、これらスレーブ車載オーディ
オ機器をバス対応モードで動作させるものや、1つのホ
スト車載オーディオ機器に接続線を介して1つまたは複
数のスレーブ車載オーディオ機器を個別に接続したり、
または、1つのスレーブ車載オーディオ機器に他の車載
オーディオ機器を接続しないで、スレーブ車載オーディ
オ機器をバス非対応モードで動作させるものとがある。 【0004】また、車載オーディオ機器ネットワークシ
ステムに用いられるスレーブ車載オーディオ機器には、
バス対応モードで動作する第1のタイプのもの、バス非
対応モードで動作する第2のタイプのもの、バス対応モ
ードの動作及びバス非対応モードの動作のいずれにも適
応できるように、選択的にバス対応モードの動作もしく
はバス非対応モードの動作に移行する第3のタイプのも
のとがある。ここで、車載オーディオ機器ネットワーク
システムに第3のタイプのスレーブ車載オーディオ機器
を用いるときには、第3のタイプのスレーブ車載オーデ
ィオ機器に対応してそれぞれモード設定スイッチを設
け、第3のタイプのスレーブ車載オーディオ機器の電源
をオンにする前、ユーザーがこれらのモード設定スイッ
チを個別に切換え操作し、第3のタイプのスレーブ車載
オーディオ機器について、予めバス対応モードの動作ま
たはバス非対応モードの動作が行われるような動作設定
にしている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで、既知の車載
オーディオ機器ネットワークシステムは、機器ネットワ
ークシステムを構成する場合に、第3のタイプのスレー
ブ車載オーディオ機器を用いることが比較的多い。そし
て、既知の車載オーディオ機器ネットワークシステムに
おいては、第3のタイプのスレーブ車載オーディオ機器
を用いる場合に、前述のように、第3のタイプのスレー
ブ車載オーディオ機器に対応してそれぞれモード設定ス
イッチを設ける必要があることから、その分、構成部品
の点数が増えてコスト高になるだけでなく、モード設定
スイッチを組み込んだ際に、車載オーディオ機器ネット
ワークシステムの回路構成が複雑になるという問題があ
る。 【0006】また、既知の車載オーディオ機器ネットワ
ークシステムは、第3のタイプのスレーブ車載オーディ
オ機器を動作させる場合、モード設定スイッチをいちい
ち操作して動作モードの切換えを行うことは、ユーザー
にとって難しいことであり、その上に、ユーザーがうっ
かりしてモード設定スイッチの切換え操作を忘れている
と、第3のタイプのスレーブ車載オーディオ機器が正規
の動作モードになっていないという場合があって、車載
オーディオ機器ネットワークシステムが正常動作しなく
なるという問題もある。 【0007】本発明は、これらの問題点を解決するもの
で、その目的は、モード設定スイッチを用いずに、自動
的にスレーブ車載オーディオ機器の動作モードを正規の
動作モードに設定できるようにした車載オーディオ機器
ネットワークシステムを提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、システム管理部及びバス結合部を備えた
制御部を有する第1のホスト車載オーディオ機器と、制
御部を有する第2のホスト車載オーディオ機器と、制御
部を有する1つ以上のスレーブ車載オーディオ機器とを
結合バスまたは接続線により選択的に結合して車載オー
ディオ機器ネットワークシステムを構成し、初期シーケ
ンス処理時に、電源投入された前記スレーブ車載オーデ
ィオ機器は、前記結合バス上にステータスリクエストデ
ータを送信した後、前記第1のホスト車載オーディオ機
器により前記ステータスリクエストデータに応答データ
が付加されたことを検出すると、バス対応モードの動作
に移行し、前記ステータスリクエストデータに前記応答
データが付加されたことを検出できないとき、バス非対
応モードの動作に移行する手段を具備する。 【0009】 【作用】前記手段によれば、第1のホスト車載オーディ
オ機器とスレーブ車載オーディオ機器とが結合バスを介
して結合されている場合、電源投入されたスレーブ車載
オーディオ機器が結合バスにステータスリクエストデー
タを送信すると、ステータスリクエストデータの宛先
(送信先)に指定されている第1のホスト車載オーディ
オ機器は、結合バス上のステータスリクエストデータに
応答データを付加する。このとき、スレーブ車載オーデ
ィオ機器は、結合バス上のステータスリクエストデータ
に応答データが付加されたか否かを監視しており、その
監視の結果、応答データが付加されていることが検出さ
れるので、自動的に以後の動作がバス対応モードに切換
えられる。一方、第2のホスト車載オーディオ機器とス
レーブ車載オーディオ機器とが接続線を介して結合され
ている場合、または、スレーブ車載オーディオ機器が単
独で使用される場合、電源投入されたスレーブ車載オー
ディオ機器から結合バスに送信されるステータスリクエ
ストデータがスレーブ車載オーディオ機器内に留まった
ままになっており、ステータスリクエストデータに応答
データが付加されることはない。このときも、スレーブ
車載オーディオ機器は、結合バス上のステータスリクエ
ストデータに応答データが付加されたか否かを監視して
いるが、その監視の結果、応答データが付加されたこと
が検出されないので、自動的に以後の動作がバス非対応
モードに切換えられる。 【0010】このように、前記手段によれば、スレーブ
車載オーディオ機器への電源の投入時に、スレーブ車載
オーディオ機器から結合バスにステータスリクエストデ
ータの送信が行われた後、スレーブ車載オーディオ機器
は、結合バス上のステータスリクエストデータに応答デ
ータが付加された否かを監視し、その結果に応じて自動
的に動作モードが切換えられるので、いちいちモード設
定スイッチを用いる必要がなくなり、その分、構成部品
点数の削減と回路構成の簡略化を計ることができ、しか
も、ユーザーの錯誤に基づく動作モードの誤った切換え
が行われることはない。 【0011】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。 【0012】図1は、本発明に係る車載オーディオ機器
ネットワークシステムの第1の実施例を示すブロック構
成図であって、バス対応モードの動作が行われる例を示
すものである。 【0013】図1において、1はラジオチューナ付きコ
ンパクトディスク(CD)プレーヤー(第1のホスト車
載オーディオ機器)、2−1はカセットテーププレーヤ
ー(スレーブ車載オーディオ機器)、2−2はテレビジ
ョンチューナ(スレーブ車載オーディオ機器)、2−3
はCDチェンジャー(スレーブ車載オーディオ機器)、
3は結合バス、4、10、14、17は制御部、5はC
Dプレーヤー部、6はFM/AMラジオチューナ部、7
はキー操作部、8はシステム管理部、9、13、16、
19はバスIC(バス結合部)、11はカセットテープ
プレーヤー部、12はイコライザ部、15はテレビジョ
ンチューナ部、18はCDチェンジャー部である。 【0014】そして、ラジオチューナ付きCDプレーヤ
ー1は、システム管理部8及びバス結合部9を内蔵する
制御部4と、CDプレーヤー部5と、ラジオチューナ部
6と、キー操作部7とからなっており、CDプレーヤー
部5、ラジオチューナ部6、キー操作部7はそれぞれ制
御部4に接続され、バス結合部9は結合バス3に結合接
続される。カセットテーププレーヤー2−1は、バス結
合部13を内蔵する制御部10と、カセットテーププレ
ーヤー部11と、イコライザ部12とからなっており、
カセットテーププレーヤー部11、イコライザ部12は
それぞれ制御部10に接続され、バス結合部13は結合
バス3に結合接続される。テレビジョンチューナ2−2
は、バス結合部16を内蔵する制御部14と、テレビジ
ョンチューナ部15とからなっており、テレビジョンチ
ューナ部15は制御部14に接続され、バス結合部16
は結合バス3に結合接続される。CDチェンジャー2−
3は、バス結合部19を内蔵する制御部17と、CDチ
ェンジャー部18とからなっており、CDチェンジャー
部18は制御部17に接続され、バス結合部19は結合
バス3に結合接続される。 【0015】ここで、図2は、第1の実施例の車載オー
ディオ機器ネットワークシステムにおける動作モード切
換えを行う場合の動作順序を示す説明図であり、図3
は、動作モード切換え時に送受信されるステータスリク
エストデータの一例を示す説明図である。 【0016】図3において、20はステータスリクエス
トデータ、20aは送信先を示すデータ、20bは送信
元を示すデータ、20cはステイタスデータ、20dは
応答データである。 【0017】ここで、図1乃至図3を用い、第1の実施
例の車載オーディオ機器ネットワークシステムにおける
動作モードの切換えについて説明するが、本実施例にお
いては、スレーブ車載オーディオ機器であるカセットテ
ーププレーヤー2−1、テレビジョンチューナ2−2、
CDチェンジャー2−3の中の、カセットテーププレー
ヤー2−1における動作モードが切換えられる場合につ
いて説明する。 【0018】始めに、車のキーがアクセサリ(ACC)
に切換えられ、初期シーケンス処理状態になると、カセ
ットテーププレーヤー2−1の制御部10は、ラジオチ
ューナ付きCDプレーヤー1の制御部4のシステム管理
部8を宛先(送信先)とするステータスリクエストデー
タ20を発生し、このステータスリクエストデータ20
は、制御部10からバス結合部13を経て結合バス3に
送信される。 【0019】次いで、制御部4は、バス結合部9によっ
て結合バス3上のデータを監視しており、結合バス3上
に制御部4のシステム管理部8を宛先(送信先)とする
ステータスリクエストデータ20が得られたことを確認
すると、結合バス3に応答データ20dを送信し、結合
バス3上のステータスリクエストデータ20に応答デー
タ20dを付加する。 【0020】続いて、カセットテーププレーヤー2−1
の制御部10は、バス結合部13によって結合バス3上
のステータスリクエストデータ20の状態を監視してい
て、結合バス3上のステータスリクエストデータ20に
応答データ20dが付加されたことを検出すると、カセ
ットテーププレーヤー2−1をバス対応モードで動作す
るように切換え設定する。そして、この設定以後、カセ
ットテーププレーヤー2−1は、制御部10の制御に基
づくバス対応モードによる通常の動作が実行される。 【0021】このように、第1の実施例によれば、カセ
ットテーププレーヤー2−1とラジオチューナ付きCD
プレーヤー1とが結合バス3を介して結合されている場
合、電源投入されたカセットテーププレーヤー2−1が
結合バス3にステータスリクエストデータ20を送信す
ると、ステータスリクエストデータ20の宛先(送信
先)に指定されているラジオチューナ付きCDプレーヤ
ー1が結合バス3上のステータスリクエストデータ20
に応答データ20dを付加し、このとき、カセットテー
ププレーヤー2−1は、結合バス3上のステータスリク
エストデータ20に応答データ20dが付加されたか否
かを監視し、応答データ20dの付加を検出することに
より、自動的に以後の動作がバス対応モードに切換えら
れるもので、モード切換スイッチを用いずに、確実に所
定動作モードへの切換えを行うことができる。 【0022】なお、前述の第1の実施例においては、ス
レーブ車載オーディオ機器としてカセットテーププレー
ヤー2−1の電源が投入されたときの動作を例に挙げて
説明したが、他のスレーブ車載オーディオ機器、例え
ば、テレビジョンチューナ2−2やCDチェンジャー2
−3の電源が投入されたときの動作も前述の動作と全く
同様に実行される。 【0023】次いで、図4は、本発明に係る車載オーデ
ィオ機器ネットワークシステムの第2の実施例を示すブ
ロック構成図であって、バス非対応モードの動作が行わ
れる例を示すものである。 【0024】図4において、1’はラジオチューナ付き
CDプレーヤー(第2のホスト車載オーディオ機器)、
2−3’はCDチェンジャー(スレーブ車載オーディオ
機器)4’、17’は制御部、21−1、21−2は接
続線であり、その他、図1に示された構成要素と同じ構
成要素については同じ符号を付けている。 【0025】そして、ラジオチューナ付きCDプレーヤ
ー1’は、制御部4’と、CDプレーヤー部5と、ラジ
オチューナ部6と、キー操作部7とからなっており、C
Dプレーヤー部5、ラジオチューナ部6、キー操作部7
はそれぞれ制御部4’に接続され、バス結合部9は接続
線21−1、21−2に接続される。カセットテーププ
レーヤー2−1は、バス結合部13を内蔵する制御部1
0と、カセットテーププレーヤー部11と、イコライザ
部12とからなっており、カセットテーププレーヤー部
11、イコライザ部12はそれぞれ制御部10に接続さ
れ、制御部10は接続線21−1に接続される。CDチ
ェンジャー2−3’は、制御部17’と、CDチェンジ
ャー部18とからなっており、CDチェンジャー部18
は制御部17’に接続され、制御部17’は接続線21
−2に接続される。なお、ラジオチューナ付きCDプレ
ーヤー1’の制御部4’は、システム管理部及びバス結
合部を備えていない構成になっているが、制御部4’が
システム管理部やバス結合部を備えているものであって
も一向に差し支えない。 【0026】ここで、第2の実施例と図1に図示された
第1の実施例との構成の違いについて見ると、第1の実
施例はラジオチューナ付きCDプレーヤー1の制御部4
がシステム管理部8及びバス結合部9を内蔵しているの
に対して、第2の実施例はラジオチューナ付きCDプレ
ーヤー1’の制御部4’がそれらを内蔵していない点、
第1の実施例はCDチェンジャー2−3の制御部17が
バス結合部19を内蔵しているのに対して、第2の実施
例はCDチェンジャー12−3’の制御部17’がバス
結合部19を内蔵していない点、第1の実施例はラジオ
チューナ付きCDプレーヤー1とカセットテーププレー
ヤー2−1との間の結合にバス結合部9、13の間を結
合接続する結合バス3を用いているのに対して、第2の
実施例は同所間の結合に制御部4’10の間を接続する
接続線21−1を用いている点、第1の実施例はラジオ
チューナ付きCDプレーヤー1とCDチェンジャー2−
3との間の結合にバス結合部9、13の間を結合接続す
る結合バス3を用いているのに対して、第2の実施例は
同所間の結合に制御部4’17’の間を接続する接続線
21−2を用いている点、及び、第1の実施例はラジオ
チューナ付きCDプレーヤー1に結合バス3を介してテ
レビジョンチューナ2−2が結合接続されているのに対
して、第2の実施例はテレビジョンチューナ2−2や結
合バス3を欠いている点だけであって、その他に、第2
の実施例と第1の実施例との間に構成上の違いはない。 【0027】さらに、図5は、第2の実施例の車載オー
ディオ機器ネットワークシステムにおける動作モード切
換えを行う場合の動作順序を示す説明図である。 【0028】ここで、図4及び図5を用いて、第2の実
施例の車載オーディオ機器ネットワークシステムにおけ
る動作モードの切換えについて説明するが、本実施例に
おいても、スレーブ車載オーディオ機器であるカセット
テーププレーヤー2−1、CDチェンジャー2−3’の
中の、カセットテーププレーヤー2−1における動作モ
ードが切換えられる場合について説明する。 【0029】まず、車のキーがアクセサリ(ACC)に
切換えられ、初期シーケンス処理状態になると、カセッ
トテーププレーヤー2−1の制御部10は、図3に図示
されるような、ラジオチューナ付きCDプレーヤー1’
の制御部4’のシステム管理部を宛先(送信先)とする
ステータスリクエストデータ20を発生するが、制御部
10は、バス結合部13に結合バス3が結合されていな
いため、ステータスリクエストデータ20は、制御部1
0のバス結合部13に留まったままになっている。 【0030】このとき、ラジオチューナ付きCDプレー
ヤー1’の制御部4’は、接続線21−1を介してステ
ータスリクエストデータ20の供給を受けることがない
ので、応答データ20dを発生させることはなく、勿
論、制御部10のバス結合部13に留まっっているステ
ータスリクエストデータ20に応答データ20dを付加
することもない。 【0031】次に、カセットテーププレーヤー2−1の
制御部10は、バス結合部13によって結合バス3上の
ステータスリクエストデータ20の状態を監視している
が、バス結合部13に結合バス3が結合されておらず、
その上、バス結合部13に留まっているステータスリク
エストデータ20に応答データ20dが付加されないの
で、応答データ20dの検出が行われず、カセットテー
ププレーヤー2−1をバス非対応モードで動作するよう
に切換え設定する。そして、この設定以後、カセットテ
ーププレーヤー2−1は、制御部10の制御に基づくバ
ス非対応モードによる通常の動作が実行される。 【0032】このように、第2の実施例によれば、カセ
ットテーププレーヤー2−1とラジオチューナ付きCD
プレーヤー1とが接続線21−1を介して結合されてい
る場合、電源投入されたカセットテーププレーヤー2−
1が結合バス3にステータスリクエストデータ20を送
信しても、ステータスリクエストデータ20はカセット
テーププレーヤー2−1の制御部10のバス結合部13
に留まったままで、ステータスリクエストデータ20に
応答データ20dが付加されず、このとき、カセットテ
ーププレーヤー2−1は、結合バス3上のステータスリ
クエストデータ20に応答データ20dが付加されたか
否かを監視し、応答データ20dの付加を検出できない
ことにより、自動的に以後の動作がバス非対応モードに
切換えられるもので、モード切換スイッチを用いずに、
確実に所定動作モードへの切換えを行うことができる。 【0033】なお、前述の第2の実施例においては、ス
レーブ車載オーディオ機器としてカセットテーププレー
ヤー2−1の電源が投入されたときの動作を例に挙げて
説明したものであるが、他のスレーブ車載オーディオ機
器、例えば、CDチェンジャー2−3’の電源が投入さ
れたときの動作も前述の動作と全く同様である。 【0034】続く、図6は、本発明に係る車載オーディ
オ機器ネットワークシステムの第3の実施例を示すブロ
ック構成図であって、第2実施例と同様に、バス非対応
モードの動作が行われるもので、カセットテーププレー
ヤー2−1が単体で使用される例を示すものである。 【0035】図6において、図1に示された構成要素と
同じ構成要素については同じ符号を付けている。 【0036】そして、カセットテーププレーヤー2−1
は、バス結合部13を内蔵する制御部10と、カセット
テーププレーヤー部11と、イコライザ部12とからな
っており、制御部10及びバス結合部13には、結合バ
ス3や接続線21−1が接続されていない。 【0037】第3の実施例の車載オーディオ機器ネット
ワークシステムにおける動作モードの切換えは、次のと
おりである。 【0038】車のキーがアクセサリ(ACC)に切換え
られ、初期シーケンス処理状態になると、カセットテー
ププレーヤー2−1の制御部10は、図3に図示される
ように、所要のシステム管理部を宛先(送信先)とする
ステータスリクエストデータ20を発生するが、バス結
合部13に結合バス3が接続されていないので、前述の
第2の実施例の場合と同様に、ステータスリクエストデ
ータ20は、制御部10のバス結合部13に留まったま
まになっている。 【0039】このとき、カセットテーププレーヤー2−
1の制御部10は、バス結合部13によって結合バス3
上のステータスリクエストデータ20の状態を監視して
いるが、バス結合部13に結合バス3が結合されておら
ず、その上、バス結合部13に留まっているステータス
リクエストデータ20に応答データ20dが付加されな
いので、応答データ20dの検出が行われず、カセット
テーププレーヤー2−1をバス非対応モードで動作する
ように切換え設定する。そして、この設定以後、カセッ
トテーププレーヤー2−1は、制御部10の制御に基づ
くバス非対応モードによる通常の動作が実行される。 【0040】このように、第3の実施例によれば、カセ
ットテーププレーヤー2−1が単体で使用される場合、
電源投入されたカセットテーププレーヤー2−1が結合
バス3にステータスリクエストデータ20を送信して
も、ステータスリクエストデータ20はカセットテープ
プレーヤー2−1の制御部10のバス結合部13に留ま
ったままで、ステータスリクエストデータ20に応答デ
ータ20dが付加されず、このとき、カセットテーププ
レーヤー2−1は、結合バス3上のステータスリクエス
トデータ20に応答データ20dが付加されたか否かを
監視し、応答データ20dの付加を検出できないことに
より、自動的に以後の動作がバス非対応モードに切換え
られるもので、モード切換スイッチを用いずに、確実に
所定動作モードへの切換えを行うことができる。 【0041】なお、前述の各実施例においては、第1及
び第2のホスト車載オーディオ機器がラジオチューナ付
きCDプレーヤー1、1’である例を挙げて説明した
が、本発明による第1及び第2のホスト車載オーディオ
機器はラジオチューナ付きCDプレーヤー1、1’であ
る場合に限られるものではなく、他の車載オーディオ機
器であってもよいことは勿論である。 【0042】また、前述の各実施例においては、スレー
ブ車載オーディオ機器がカセットテーププレーヤー2−
1、テレビジョンチューナ2−2、CDチェンジャー2
−3、2−3’である例を挙げて説明したが、本発明に
よるスレーブ車載オーディオ機器はこれらのものに限定
されるものではなく、他の車載オーディオ機器、例え
ば、ナビゲーション装置、電話装置、デジタルオーディ
オテープ(DAT)プレーヤー、ミニディスク(MD)
プレーヤー、MDチェンジャー等であってもよいことは
勿論である。 【0043】 【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ユーザーによってスレーブ車載オーディオ機器2
−1、2−2、2−3、2−3’に電源が投入されたと
き、スレーブ車載オーディオ機器2−1、2−2、2−
3、2−3’とホスト車載オーディオ機器1、1’との
間の接続状態に応じて、即ち、結合バス3を介して結合
されているか、接続線21−1、21−2を介して接続
されているか、もしくは、スレーブ車載オーディオ機器
2−1、2−2、2−3、2−3’が単体で使用される
ように接続されているかに応じて、ステータスリクエス
トデータ20が結合バス3に送信され、このステータス
リクエストデータ20に応答データ20dが付加された
り、スレーブ車載オーディオ機器2−1、2−2、2−
3、2−3’内に留まっていたりするもので、このと
き、スレーブ車載オーディオ機器2−1、2−2、2−
3、2−3’は、結合バス3上のステータスリクエスト
データ20の状態を監視し、ステータスリクエストデー
タ20に応答データ20dが付加されたか否かに応じ
て、自動的に動作モードをバス対応モードまたはバス非
対応モードに切換えているので、モード設定スイッチを
用いる必要がなくなり、その分、構成部品点数の削減と
回路構成の簡略化を計ることができ、かつ、ユーザーの
錯誤に基づく動作モードの誤った切換えが行われないと
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る車載オーディオ機器ネットワーク
システムの第1の実施例を示すブロック構成図である。 【図2】図1に図示の第1の実施例において、動作モー
ド切換えを行う場合の動作順序を示す説明図である。 【図3】図1に図示の第1の実施例において、動作モー
ド切換え時に送受信されるステータスリクエストデータ
の一例を示す説明図である。 【図4】本発明に係る車載オーディオ機器ネットワーク
システムの第2の実施例を示すブロック構成図である。 【図5】図4に図示の第2の実施例において、動作モー
ド切換えを行う場合の動作順序を示す説明図である。 【図6】本発明に係る車載オーディオ機器ネットワーク
システムの第3の実施例を示すブロック構成図である。 【符号の説明】 1 ラジオチューナ付きCDプレーヤー(第1のホスト
車載オーディオ機器) 1’ ラジオチューナ付きCDプレーヤー(第2のホス
ト車載オーディオ機器) 2−1 カセットテーププレ
ーヤー(スレーブ車載オーディオ機器) 2−2 テレビジョンチューナ(スレーブ車載オーディ
オ機器) 2−3、2−3’ CDチェンジャー(スレーブ車載オ
ーディオ機器) 3 結合バス 4、4’、10、14、17、17’ 制御部 5 CDプレーヤー部 6 FM/AMラジオチューナ部 7 キー操作部 8 システム管理部 9、13、16、19 バスIC(バス結合部) 11 カセットテーププレーヤー部 12 イコライザ部 15 テレビジョンチューナ部 18 CDチェンジャー部 20 ステータスリクエストデータ 20a 送信先を示すデータ 20b 送信元を示すデータ 20c ステイタスデータ 20d 応答データ 21−1、21−2 接続線

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 システム管理部及びバス結合部を備えた
    制御部を有する第1のホスト車載オーディオ機器と、制
    御部を有する第2のホスト車載オーディオ機器と、制御
    部を有する1つ以上のスレーブ車載オーディオ機器とを
    結合バスまたは接続線により選択的に結合して車載オー
    ディオ機器ネットワークシステムを構成し、初期シーケ
    ンス処理時に、電源投入された前記スレーブ車載オーデ
    ィオ機器は、前記結合バス上にステータスリクエストデ
    ータを送信した後、前記第1のホスト車載オーディオ機
    器により前記ステータスリクエストデータに応答データ
    が付加されたことを検出すると、バス対応モードの動作
    に移行し、前記ステータスリクエストデータに前記応答
    データが付加されたことを検出できないとき、バス非対
    応モードの動作に移行することを特徴とする車載オーデ
    ィオ機器ネットワークシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103187077B (zh) * 2011-12-28 2017-02-08 上海博泰悦臻电子设备制造有限公司 应用于车载设备的音频控制方法及装置、车载设备

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