JPH0728783U - 車両用ボンネットロックの取付用治具 - Google Patents

車両用ボンネットロックの取付用治具

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JPH0728783U
JPH0728783U JP6074093U JP6074093U JPH0728783U JP H0728783 U JPH0728783 U JP H0728783U JP 6074093 U JP6074093 U JP 6074093U JP 6074093 U JP6074093 U JP 6074093U JP H0728783 U JPH0728783 U JP H0728783U
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JP
Japan
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bulkhead
vehicle
base
bonnet lock
lock
Prior art date
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Pending
Application number
JP6074093U
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English (en)
Inventor
健介 永井
広司 外薗
元二 大屋
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両用ボンネットロックの取付位置の調整を
誰でも簡単に行うことができ、かつ、作業者の熟練度に
関わらず取付位置にバラツキも生じることのない車両用
ボンネットロックの取付用治具を提供する。 【構成】 バルクヘッド8に装着する基体2に、高さ位
置調整用のボルト4b,4bを設けるとともに、水平方
向の位置決めのためにバルクヘッド8の位置決め穴8a
と係合するボルト5を設けた。また、基体2と車両用ボ
ンネットロック15とが干渉しないように切欠部3を設
け、フック16の先端と本体17の突起部18と係合す
る係合部材6を切欠部3に設けた。基体2は、ボルト4
b,4bとボルト5により常に所定位置に位置決めされ
るので、この切欠部3に設けた係合部材6をフック16
の先端と本体17の突起部18と係合させることによ
り、簡単に車両用ボンネットロック15の位置合わせが
可能になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のボンネットをロックするための車両用ボンネットロックを 車体側のバルクヘッドの所定位置に取り付ける際に、前記車両用ボンネットロッ クの位置決めを容易に行うことができるようにするための車両用ボンネットロッ クの取付用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2に示すような車両用ボンネットロック15を車体側のバルクヘッド8に取 り付けるには、車両用ボンネットロック15をバルクヘッド8にボルト13で仮 止めし、ボンネットを閉めてボンネットとバンパとのクリアランスおよびボンネ ットとフェンダとの段差を目測しながら車両用ボンネットロック15の取付位置 を決定し、ボルト13を締め付けて取り付けている。 しかし、目測による車両用ボンネットロック15の取付位置の決定にはかなり の熟練を要するうえ、作業者の熟練度の相違によって車両用ボンネットロック1 5の取付位置に僅かながらバラツキが生じるという不具合がある。また、通常は 取付位置の微調整を行いながら所定の位置に位置決めしているが、微調整作業を 数回は繰り返す必要があり、作業者の作業負担も大きく作業性が悪いという問題 があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上述の問題点に鑑みてなされたもので、車両用ボンネットロックをバ ルクヘッドに取り付ける際に、車両用ボンネットロックの位置合わせを誰でも簡 単かつ迅速に行うことができ、かつ、作業者の熟練度に関わらず取付位置にバラ ツキも生じることのない車両用ボンネットロックの取付用治具を提供することを 目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記問題点を解決するために、本考案の車両用ボンネットロックの取付用治具 は、自動車のバルクヘッドに取り付けられる車両用ボンネットロックを、前記バ ルクヘッドの所定位置に容易に取り付けられるようにするための車両用ボンネッ トロックの取付用治具であって、前記バルクヘッドに着脱自在に装着される基体 と、前記バルクヘッドに取り付けられた前記ボンネットロックと前記バルクヘッ ドに装着した基体とが干渉しないように前記基体に形成された切欠部と、前記基 体に設けられ、前記バルクヘッドの基底部に当接して前記基体を所定高さ位置に 位置決めする第一位置決め部材と、前記基体に突出して設けられ、前記バルクヘ ッドに予め設けられた位置決め穴と係合することにより前記基体の水平方向位置 を位置決めするための第二位置決め部材と、前記切欠部に設けられ、前記車両用 ボンネットロックの所定部位と係合して前記車両用ボンネットロックを前記バル クヘッドの所定位置に位置決めする係合部材とからなることを特徴とする。
【0005】
【作用】
本考案は上述のように構成されているので以下のように作用する。 本考案の取付用治具は、車両用ボンネットロックが仮止めされたバルクヘッド に装着される。取付用治具の基体は、第一位置決め部材と第二位置決め部材とに より、所定高さ位置および所定の水平方向位置に位置決めされる。また、車両用 ボンネットロックは前記基体に形成された切欠部内に位置していて、車両用ボン ネットロックの姿勢を微調整することにより、車両用ボンネットロックに予め設 けられた1つまたは複数の被係合部位を前記切欠部に設けられた係合部材に係合 させることができる。前記被係合部位と前記係合部材とが係合した状態が、すな わち、調整しようとする車両用ボンネットロックの取付位置であるので、取付用 のボルトを締め付けることにより、簡単に車両用ボンネットロックをバルクヘッ ドの所定位置に固定することができる。
【0006】
【実施例】
本考案の好適な一実施例を図面に従って詳細に説明する。 図1は本考案の車両用ボンネットロックの取付用治具の斜視図、図2は車両用 ボンネットロックと本考案の治具の装着状態を説明する斜視図である。なお、図 2においては、車両用ボンネットロックの取付用治具を仮想線(二点鎖線)で示 すとともに、一部の部材を省略して記載している。 図示しないラジエタを取り付け支持するためのバルクヘッド8には、基底部9 と上面部10とが側壁11を挟んで段違い状に設けられている。基底部9の中央 には車両用ボンネットロック15を取り付けるための取付穴12が予め形成され ていて、車両用ボンネットロック15はこの取付穴12に一部を没入させた状態 で、側壁11にボルト13で取り付けられる。
【0007】 車両用ボンネットロックの取付用治具(以下実施例においては、単に治具と記 載する)1を構成する基体2は、樹脂材やアルミ等の金属材を平板状に形成して なるもので、バルクヘッド8に取り付けられた車両用ボンネットロック15と基 体2とが干渉しないように、車両用ボンネットロック15の取付位置に対応する 部位にコの字形の切欠部3が形成されている。 基体2の高さ位置を調整,決定するための第一位置決め部材4は、車体に傷を 付けないように先端に硬質ゴムなどの当接部材4a,4aを嵌着した2本のボル ト4b,4bからなっている。このボルト4b,4bは、バルクヘッド8に仮止 めされた車両用ボンネットロック15の位置調整を行う際に、車両用ボンネット ロック15と干渉することなく、かつ、作業の邪魔とならない位置に設けられな ければならない。第一位置決め部材4は、当接部材4a,4aを基底部9に当接 させた状態で、2本のボルト4b,4bをそれぞれいずれかの方向に回動させる ことにより、基体2の高さ位置を微調整することができる。そして、ボルト4b の先端側から螺入された図示しないナットを基体2側に締め付けることにより、 ボルト4bを基体2に固定することができるようになっている。
【0008】 バルクヘッド8の基底部9は、補強等のために通常は複雑に形状が変化してい る。そのため、上述した第一位置決め部材4の当接部材4a,4aを基底部9に 当接させることにより基体2の高さ位置を常に一定に保つためには、基体2の水 平方向位置を常に一定にする必要がある。符号5は基体2の水平方向位置を常に 一定にするための第2位置決め部材で、基体2に螺着された短躯のボルトからな っている。このボルトの先端部は基体2の底面から突出していて、バルクヘッド 8の上面に予め設けられた位置決め穴8aに挿入,係合することができる。この 位置決め穴8aは、この基体2の水平方向位置の決定のために専用に設けるもの としてもよいが、バルクヘッド8をプレス装置で成形する際の位置決め穴を利用 すると便利かつ経済的である。
【0009】 切欠部3には、後述する車両用ボンネットロック15の被係合部と係合する係 合部材6が対向して設けられている。この係合部材6はボルトにより基体2に固 定され、切欠部3の中央に向かって水平方向に延びる係合部6a,6bを有して いる。そして、この係合部6a,6bに、車両用ボンネットロック15の被係合 部を係合させることにより、車両用ボンネットロック15をバルクヘッド8の所 定位置に位置決めすることができる。
【0010】 次に、車両用ボンネットロック15の被係合部について説明する。 図2に示したような形態の車両用ボンネットロック15においては、フック1 6の先端と、車両用ボンネットロック15の本体17の一部を折り曲げて形成し た突起部18とを、被係合部として選択することができる。なお、フック16と 突起部18とは被係合部としての一例であり、作業がしやすく、かつ位置決めに 便利な部位が他にあればこれに限られるものではない。また、この実施例におい ては、位置決め作業の際に車両用ボンネットロック15が揺動しないように被係 合部を2箇所設けるものとしたが、1箇所であってもよいし3箇所以上であって もよいことはいうまでもない。
【0011】 上記のように構成された車両用ボンネットロック15の取付用治具の作用を説 明する。 まず、バルクヘッド8の所定位置に正確に取り付けられた車両用ボンネットロ ック15を使って、基準となる治具1を作製する必要がある。 車両用ボンネットロック15の種類に応じて切欠部3と第二位置決め部材5と 係合部材6が設けられた治具1を、バルクヘッド8の所定位置に取り付けられた 車両用ボンネットロック15に装着し、第二位置決め部材5を位置決め穴8aに 挿入する。次に、当接部材4a,4aをバルクヘッド8の基底部9に当接させた 状態でボルト4b,4bを回動させ、係合部材6の係合部6a,6bがフック1 6と突起部18に接触したときに、図示しないナットを基体2側に締め付けてボ ルト4bを固定する。これにより、車両用ボンネットロック15についての基準 となる治具1が出来上がる。
【0012】 上記のようにして得た基準の治具1を使って、車両用ボンネットロック15を バルクヘッド8の所定位置に位置決め固定する手順を説明する。 バルクヘッド8に車両用ボンネットロック15の本体17を当接させた状態で ボルト13を軽く螺入する。次に、片手で車両用ボンネットロック15を支えな がら、治具1を車両用ボンネットロック15に装着し、治具1の第二位置決め部 材5を位置決め穴8aに挿入するとともに、位置決め穴8aに挿入された第二位 置決め部材5を軸として僅かに基体2を回動させて基体2の水平方向位置を決定 する。次に、車両用ボンネットロック15を僅かに移動させてフック16の先端 と突起部18をそれぞれ係合部材6の係合部6a,6bの上面に載せる。このと き、車両用ボンネットロック15はバルクヘッド8の所定位置に位置決めされた 状態となる。そして、この状態を保持したままボルト13を締め付けることによ り、車両用ボンネットロック15はバルクヘッド8の所定位置に固定されるので 、取り付け作業ををやり直したり、取付位置の再調整をしたりする必要がなくな る。
【0013】
【考案の効果】
このように、本願考案の車両用ボンネットロックの取付用治具を使用すると、 車両用ボンネットロックの位置決め,取り付けを誰でも簡単,迅速かつ正確に行 えるようになり、車両用ボンネットロックの取付位置の微調整が不要となるばか りでなく、作業者の熟練度の相違による取付位置のばらつきや作業のやり直し, 再調整作業が不要となり、作業効率が飛躍的に向上するほか作業者の作業負担も 大幅に軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の車両用ボンネットロックの取付用治具
の斜視図である。
【図2】車両用ボンネットロックと本考案の治具を装着
した状態を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 車両用ボンネットロックの取付用治
具(治具) 2 基体 3 切欠部 4 第一位置決め部材 5 第二位置決め部材 6 係合部材 6a,6b 係合部 8 バルクヘッド 8a 位置決め穴 9 基底部 15 車両用ボンネットロック 16 フック(被係合部) 18 突起部(被係合部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のバルクヘッドに取り付けられる
    車両用ボンネットロックを、前記バルクヘッドの所定位
    置に容易に取り付けられるようにするための車両用ボン
    ネットロックの取付用治具であって、 前記バルクヘッドに着脱自在に装着される基体と、 前記バルクヘッドに取り付けられた前記ボンネットロッ
    クと前記バルクヘッドに装着された基体とが干渉しない
    ように前記基体に形成された切欠部と、 前記基体に設けられ、前記バルクヘッドの基底部に当接
    して前記基体を所定高さ位置に位置決めする第一位置決
    め部材と、 前記基体に突出して設けられ、前記バルクヘッドに予め
    設けられた位置決め穴と係合することにより前記基体の
    水平方向位置を位置決めするための第二位置決め部材
    と、 前記切欠部に設けられ、前記車両用ボンネットロックに
    予め設けられた一つまたは複数の所定の被係合部と係合
    して前記車両用ボンネットロックを前記バルクヘッドの
    所定位置に位置決めするための係合部材と、 からなることを特徴とする車両用ボンネットロックの取
    付用治具。
JP6074093U 1993-11-11 1993-11-11 車両用ボンネットロックの取付用治具 Pending JPH0728783U (ja)

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