JPH0728657U - リボンカセット - Google Patents

リボンカセット

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JPH0728657U
JPH0728657U JP6424593U JP6424593U JPH0728657U JP H0728657 U JPH0728657 U JP H0728657U JP 6424593 U JP6424593 U JP 6424593U JP 6424593 U JP6424593 U JP 6424593U JP H0728657 U JPH0728657 U JP H0728657U
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修 松野
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株式会社パイロット
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ア−ムを垂直に突設したリボンカセットにおい
て、従来のような大きなスペ−スをとる強制メビウス機
構を設けなくても、最小のスペ−スでリボンのメビウス
反転が可能となり、その結果、リボンの長さを長くでき
るリボンカセットを目的とする。 【構成】インクリボンを印字箇所に案内する1対のア−
ムが、リボン収納部の一端部から平面に垂直に突設し、
前記2つのア−ムと隣接するリボン収納部の箇所に、イ
ンクリボンの走行方向を90度変換して表裏を反転させる
第1のガイド部と、インクリボンの走行方向を90度変換
して表裏を反転させない第2のガイド部をそれぞれ設け
て、印字箇所のインクリボンをリボン収納部の平面と平
行にしてなる、構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、リボン収納部とア−ムを垂直にして、両ア−ム間の印字箇所におけ るインクリボンがリボン収納部のインクリボンに対し垂直となる、いわゆる垂直 印字方式の縦型カセットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、これらの垂直印字方式の縦型カセットで、インクリボンを表裏反転させ ようとすると、メビウスブロック等の強制メビウス機構が必要であった。
【0003】 しかし、これらの縦型カセットに前記強制メビウス機構を設けるとスペ−スを 取られてしまい、その分だけリボン収納量が減少するのでリボンの長さが短くな る欠点があった。また、これらのカセットはリボンを90度変換するために、その 変換ガイド部でリボンの折れがしばしば発生していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこれらの欠点を改善するものであって、すなわち、ア−ムを垂直に突 設したリボンカセットにおいて、従来のような大きなスペ−スを取る強制メビウ ス機構を設けなくても最小のスペ−スでリボンのメビウス反転が可能となってリ ボン長さを長くでき、かつ、方向変換部におけるリボン折れの発生を防止できる リボンカセットを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記課題を解決するため、リボンカセットを、エンドレスのインクリ ボンを折り畳んで収納するリボン収納部と、前記リボン収納部の一端部から底面 に垂直に突設した第1ア−ムおよび第2ア−ムからなり、前記リボン収納部と第 1ア−ムおよび第2ア−ムの隣接部分に、共にインクリボンの走行方向を90度変 換するが、同時に表裏を反転する第1のガイド機構と表裏を反転しない第2のガ イド機構をそれぞれ設け、前記第2のガイド機構が第1の方向変換部と第2の方 向変換部を有し、かつ、あらかじめインクリボンを装着してリボン収納部とア− ムに着脱自在にしてなる、構成とした。
【0006】
【作用】
本考案によれば、リボン収納部内のインクリボンはフィ−ドロ−ラによって繰 り出され、第1のガイド機構で表裏を反転しつつ走行方向を90度変換して第1ア −ムから第2ア−ムに張り渡し、さらに、第2のガイド機構の第2の方向変換部 を経て第1の方向変換部で走行方向を90度変換した後、フィ−ドロ−ラを経てリ ボン収納部内に繰り込まれる。したがって、両ア−ム間に張り渡されて走行する 印字箇所のインクリボンはリボン収納部のインクリボンと垂直となって垂直印字 が可能となり、かつ、インクリボンのメビウス反転が小スペ−スの第1のガイド 機構のみで可能となる。さらに、第2のガイド機構でのリボンの方向変換が1つ の方向変換部だけで行うのでなく、第1の方向変換部を経て第2の方向変換部で 行うようにしたので、リボン折れの発生を防止できる。
【0007】 なお、第1のガイド機構をア−ム側と逆向きの傾斜部にし、第2のガイド機構 の第1の方向変換部をア−ム側向きの傾斜部とし、かつ第2の方向変換部をア− ム側と逆向きの平行部とすると、インクリボンの反転および方向転換が無理なく 確実にできるので、より好適な垂直印字および小スペ−スのメビウス反転が可能 となり、かつ、リボン補充時におけるリボン折れの発生も防止できる。また、カ バ−を開けた状態でフィ−ドロ−ラを回しテンションをかけると、傾斜部である 第1の方向変換部にリボンによる斜め上方へのテンションがかかって、第2のガ イド機構を上に浮き上がらせようとするが、第2の方向変換部を乗り越えるイン クリボンがア−ム側の下方へテンションをかけるので、第2のガイド機構が浮き 上がり外れるのを防止することができる。
【0008】
【実施例】
次に本考案の実施例を図面により説明する。図1は本考案の実施例のカバ−を 外した状態の斜視図、図2は同実施例の組み立て状態を示す斜視図、図3は第2 のガイド機構を示す斜視図である。図において、カセット1は、リボン収納部2 、第1ア−ム3、および第2ア−ム4からなり、ア−ム3,4はリボン収納部2 の一端部から底面に垂直に突設し、互いに背向させてある。
【0009】 リボン収納部2には、1対のフィ−ドロ−ラ5,6を互いに接触して回転自在 となるように軸支するとともに、第1ア−ム3との隣接箇所にア−ム側と逆向き の傾斜板(第1のガイド機構)7を設け、第2ア−ム4との隣接部分にガイド装 着部8を設けてある。
【0010】 第2のガイド機構9は、上片10、起立片11、および下片12で断面コの字状をな し、起立片11にはインクリボン13の幅より僅かに大きな間隔で互いに対向する突 片14,14を設け、上片10の突片14と反対側にはガイド装着部9に着脱自在な係止 片15を突設してある。上片10と下片12の間隔はインクリボン13の幅より僅かに大 きくする。起立片11の中央部には傾斜板7と逆傾斜をなし、かつインクリボン13 が挿通可能なスリット16(第1の方向変換部)を設け、また、2つの突片14,14 間にはピン17を上片10と平行、かつスリット16より上方位置に取付ける。なお、 エンドレスのインクリボン13は、図2および図3鎖線のようにあらかじめ折り畳 み部以外の部分を上片10と下片12間に挿入し、スリット16を挿通させて上方へ向 けた後、ピン17を乗り越えさせて下方に向かわせ、折り畳み部分と連結させてお く。
【0011】 インクリボン13をカセット1に装着するには、エンドレスのインクリボン13が あらかじめ装着してある第2のガイド機構9を、ガイド装着部8に挿入し係止片 15を係止して装着した後、インクリボン13の折り畳んである部分をリボン収納部 2内に、折り畳んでない部分をリボン収納部2から引出し、傾斜板7(第1のガ イド機構)で表裏を反転させつつ走行方向を90度変換させて両ア−ム3,4間に 張り渡し、さらに、第2のガイド機構9のピン17(第2の方向変換部)を経てス リット16(第1の方向変換部)に挿通させて表裏を反転せずに走行方向を90度変 換した後、フィ−ドロ−ラ5,6方向に引出し、その間に挿通させてリボン収納 部2に連結させる。
【0012】 この状態でカセット1をプリンタ(図示せず)にセットし印字を行うと、印字 箇所(両ア−ム3,4間)のインクリボン13は2つのガイド機構7,9で走行方 向を90度づつ変換してあるので、リボン収納部12の平面と平行状態となり、垂直 印字が可能となる。
【0013】 その際、インクリボン13は小スペ−スの傾斜板7でのみ表裏を反転させるので 、特別な強制メビウス機構(メビウスブロック等)を設けてスペ−スを大きく取 らなくてもよくなる。また、第2のガイド機構9でのインクリボン13の方向変換 は、まずピン17(第2の方向変換部)で上下方向を変換した後、傾斜したスリッ ト16(第1の方向変換部)を挿通させるので、傾斜スリットに直に挿通させると きのようなインクリボン13の折れが発生することはない。さらに、カバ−(図示 せず)を開けたままフィ−ドロ−ラ5,6を回すと、傾斜したスリット16を通過 するインクリボン13が斜め上方にテンションをかけるため、第2のガイド機構9 を浮き上がらせようとするが、ピン17を通過するインクリボン13が下方へのテン ションをかけるので、結果として第2のガイド機構9を浮き上がらせることはな い。
【0014】 なお、インクリボン13を取り外すには、第2のガイド機構9をガイド装着部8 よりインクリボン13とともに取り外した後、新しいインクリボン12が挿通してあ る新しい第2のガイド機構9を装着する。
【0015】
【考案の効果】
本考案は以上の構成により、垂直印字方式の縦型カセットにおいて、従来のよ うなスペ−スを大きくとるメビウスブロック等を設けなくても、最小のスペ−ス でリボンのメビウス反転ができるため構造が簡単でリボンの長さが十分にとれ、 かつリボン折れのない垂直印字が可能になる。また、カバ−を開けてフィ−ドロ −ラを回しても、着脱自在の第2のガイド機構が浮き上がり外れることのないリ ボンカセットが得られる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例のカバ−を外した状態を示す斜
視図である。
【図2】同実施例における組み立て状態を示す斜視図で
ある。
【図3】同実施例における第2のガイド機構を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 カセット 2 リボン収納部 3 第1ア−ム 4 第2ア−ム 7 傾斜板(第1のガイド機構) 8 ガイド装着部 9 第2の機構 10 第2のガイド機構 13 インクリボン 16 スリット(第1の方向変換部) 17 ピン(第2の方向変換部)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンドレスのインクリボン(13)を折り畳ん
    で収納するリボン収納部(2) と、前記リボン収納部(2)
    の一端部から底面に垂直に突設した第1ア−ム(3) およ
    び第2ア−ム(4) からなり、前記リボン収納部(2) と第
    1ア−ム(3)および第2ア−ム(3,4) の隣接部分に、共
    にインクリボン(13)の走行方向を90度変換するが、同時
    に表裏を反転する第1のガイド機構(7) と表裏を反転し
    ない第2のガイド機構(9) をそれぞれ設け、前記第2の
    ガイド機構(9) が第1の方向変換部(16)と第2の方向変
    換部(17)を有し、かつ、あらかじめインクリボン(13)を
    装着してリボン収納部(2) とア−ム(3,4) に着脱自在に
    したことを特徴とする、リボンカセット。
  2. 【請求項2】前記第1のガイド機構(7) が、ア−ム(3,
    4) 側と逆向きの傾斜部を有することを特徴とする、請
    求項1記載のリボンカセット。
  3. 【請求項3】前記第2のガイド機構(9) が、第1の方向
    変換部(16)をア−ム(3,4) 側向きの傾斜部とし、第2の
    方向変換部(17)をア−ム(3,4) 側と逆向きの平行部と
    し、かつ第1の方向転換部(16)よりア−ム(3,4) の逆側
    に位置させたことを特徴とする、請求項1又は2記載の
    リボンカセット。
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