JP3310411B2 - 画像処理装置の開閉機構 - Google Patents

画像処理装置の開閉機構

Info

Publication number
JP3310411B2
JP3310411B2 JP23411193A JP23411193A JP3310411B2 JP 3310411 B2 JP3310411 B2 JP 3310411B2 JP 23411193 A JP23411193 A JP 23411193A JP 23411193 A JP23411193 A JP 23411193A JP 3310411 B2 JP3310411 B2 JP 3310411B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
opening
lever member
image processing
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23411193A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0764462A (ja
Inventor
智 成見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP23411193A priority Critical patent/JP3310411B2/ja
Publication of JPH0764462A publication Critical patent/JPH0764462A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3310411B2 publication Critical patent/JP3310411B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上下に開閉式のユニッ
トを備える画像形成装置および画像読み取り装置等の画
像処理装置における当該ユニットの開閉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置や画像読み取り装置等の画
像処理装置には上下に上方ユニットおよび下方ユニット
を備えるものが多い。これ等のユニットは固定式のもの
もあるが、筐体内の作業性を向上させるために開閉式に
形成される場合が多い。この開閉機構としては各種型式
のものがあるが構造が簡単で、開閉動作が円滑に行わ
れ、かつ開閉位置に自動的に確実に保持される開閉機構
は見当らない。
【0003】レバー部材およびスプリング等を構成要素
とする画像処理装置関連の公知技術は数多くある。例え
ば、特開平3−192037号公報および特開平4−6
6963号公報に開示するものが挙げられる。特開平3
−192037号公報の「記録紙の搬送装置」は、記録
紙を上昇搬送するガイド板をガイド不要の場合に開放位
置まで回動可能にするもので、弾性材を介して前記ガイ
ド板に係着する開閉部材によりガイド板の位置規制を行
うものである。一方、特開平4−66963号公報の
「画像形成装置」は、ドラムの中心と転写ローラの中心
との距離を画像形成時の距離よりも大きく保持させるも
ので両者に同時に係着する開閉レバー部材を両者間に介
設するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記の公知技術はいず
れもレバー状部材やスプリング等の弾性部材を使用して
いるが、当該レバー状部材は構成部材間の係止を解除す
るためのもので、レバー状部材を手動で押し下げ操作す
ることにより係着部位の解除を行うものである。また、
弾性部材は係着の付勢手段として機能するものである。
【0005】本発明は、レバー部材やスプリング等の普
通の部品を使用するものであるが、当該レバー部材およ
びスプリングをユニットの開閉を円滑、かつ容易に行う
ための部材として用い、ユニットの開閉の円滑化を図る
と共に、開閉位置にユニットを自動的に保持し得る簡便
構造の画像処理装置の開閉機構を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、画像処理装置の筐体の上下に回動自在
に片持ちピン支持される上ユニットおよび下ユニットの
それぞれに配設される画像処理装置の開閉機構であっ
て、一端部、他端部及び一端部と他端部の中間に位置す
る中間部を有し、該中間部を回動自在に前記ユニットに
ピン支持された、くの字状に屈曲したレバー部材と、該
レバー部材の一端に枢支されるローラと、前記レバー
部材の他端と前記ユニット間に張架されるスプリング
と、前記筐体側に水平に固定され前記ローラの案内溝
形成されたガイドレールとを備え、前記ユニットの開放
時において、前記レバー部材は、前記一端部のローラ側
前記ガイドレールの中心線に対してほぼ垂直に静止
し、スプリングの中心線が前記レバー部材の他端部に延
在するようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上方ユニットおよび下方ユニットは筐体に回動
自在に片持ちピン支持される。閉止時においてはスプリ
ング力により閉止方向に付勢され筐体側に保持される。
上方ユニットおよび下方ユニットの開放端側に手をかけ
て開放方向に回動させるとくの字状に屈曲したレバー部
材のローラがガイドレールの案内溝に沿って移動し、同
時にレバー部材はユニット側にピン支持される中間部を
中心に回動する。このとき、スプリングの張力はユニッ
トを解放する方向に作用する。開放端ではレバー部材の
ローラ側の部材が前記ガイドレールの中心線に対して
ぼ垂直立上る。また、前記レバー部材のスプリング側
では、中間のピン支持部、レバーとスプリングの係合部
及びユニットとスプリングの3点が直線上に配列される
ので、スプリングの張力による回転モーメントがレバー
部材に作用しない。外力による回転モーメントがレバー
部材に作用しても、スプリングの張力がこれを阻止する
方向に作用する。このようにして、ユニットを筐体上に
保持する。なお、ガイドレールにロック溝を形成するこ
とによりユニットは筐体側に更に確実に保持される。ま
た、ガイドレールのロック溝をユニットの閉止時におけ
るローラと相対向する位置に設けることにより閉止にお
いてもユニットを筐体側に確実に保持することができ
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図1は本実施例の全体構造を示す側面図、図2は
本実施例の主要部の構造を示す側面図、図3は図2の線
A−A断面図、図4は本実施例の動作を説明するための
側面図である。
【0009】図1に示すように、装置の固定側の筐体3
の上方には上方ユニット1が配設され、下方には下方ユ
ニット2がそれぞれ配設される。上方ユニット1,下方
ユニット2は支持ピン4,5により筐体3に回動自在に
片持ちピン支持される。また、上方ユニット1,下方ユ
ニット2には同一形状のレバー部材6,7が図3にも示
すように支持ピン8,9によりその中間点10をピン支
持される。レバー部材6,7の一端側には図3によく示
すようにローラ11,12が枢支される。一方、レバー
部材6,7の他端側と上方ユニット1,下方ユニット2
との間にはスプリング13,14が張架される。
【0010】図1および図2に示すように、レバー部材
6,7はくの字状のものからなり、上方ユニット1,下
方ユニット2が閉止状態ではローラ11,12側が上方
ユニット1,下方ユニット2の開放端側に向いて配置さ
れ、スプリング13,14と連結する他端側が支持ピン
4,5側に後退した形で配置される形状のものからな
る。この場合、図1に示すようにスプリング13,14
はレバー部材6を時計廻りに付勢し、レバー部材7を反
時計廻りに付勢するように配置され、ローラ11および
ローラ12は筐体3側に押圧される。
【0011】筐体3の上方にはガイドレール15が固定
され、その案内溝17は図1に示すように水平方向に配
置される。なお、案内溝17はローラ11を案内するも
のでローラ11の直径とほぼ同一寸法の幅寸法を有する
ものからなる。案内溝17の後方端側には案内溝17か
ら陥没するロック溝19が凹設され、また、前方側には
点線で示すようにロック溝19と同一方向に陥没するロ
ック溝21が凹設される。
【0012】一方、筐体3の下方にはガイドレール16
が固定され、その案内溝18は水平方向に配置される。
案内溝18はローラ12を案内するものである。また、
案内溝18の後方端側には下方に陥没するロック溝20
が凹設され、前方側にはロック溝20と逆方向に陥没す
るロック溝21(点線で示す)が凹設される。なお、ロ
ック溝21,22は上方ユニット1,下方ユニット2に
閉止方向のロック手段が付設される場合には設けなくて
もよい。
【0013】図2および図3は、レバー部材6,7とガ
イドレール15,16およびガイドレール15,16の
ロック溝19,20とローラ11,12との係合状態の
詳細構造を示すものである。ローラ11,12はガイド
レール15,16の案内溝17(18)に沿って円滑転
動すると共に、図2に示すようにロック溝19,20に
ローラ11,12が落ち込んだ状態ではレバー部材6,
7は上方ユニット1,下方ユニット2の自重およびスプ
リング13,14のスプリング力によりロック保持され
る。
【0014】次に、図1および図4により本実施例の作
用を説明する。図1に示すように、閉止位置にある上方
ユニット1のレバー部材6はスプリング13の張力によ
り、時計廻りに付勢されローラ11は筐体3側に押圧さ
れる。ガイドレール15にロック溝21が凹設される場
合にはローラ11がロック溝21内に嵌まり込み上方ユ
ニット1は閉止位置に保持される。
【0015】次に、上方ユニット1の開放端側の隙間2
3に手を入れ上方ユニット1を図1の矢視Bのように反
時計廻りに回動するとローラ11がガイドレール15の
案内溝17に沿って水平方向に移動する。レバー部材6
の支持ピン8は上方ユニット1側に固定されるためレバ
ー部材6はローラ11の移動に同期して支持ピン8を中
心に時計方向に回動しレバー部材6の支持ピン8とロー
ラ11間の部材6aを次第に垂直方向に立ち上るように
移動される。
【0016】図4は上方ユニット1の開放端の状態を示
すものであり、レバー部材6の部材6aは垂直に立ち上
りローラ11はガイドレール15のロック溝19に落ち
込んで嵌まり込む。開放端の位置で上方ユニット1の自
重が下方に作用するが、レバー部材6の部材6aがガイ
ドレールの中心線に対し垂直に立ち上り、かつローラ1
1がロック溝19に嵌まり込レバー部材のスプリン
グ側では、中間のピン支持部8、レバーとスプリングの
係合部及びユニットとスプリングの係合部の3点が直線
上に配列されるので、上方ユニット1はロック保持され
る。
【0017】以上のように単に上方ユニット1を開放側
に持ち上げるだけの簡単な動作により上方ユニット1は
円滑に開放され、また、開放工程中はスプリング13の
張力が開放方向に作用するため極めて軽い力で上方ユニ
ット1を開放することができる。かつ開放端では、スプ
リングの張力による回転モーメントがレバー部材6に作
用しないばかりか、外力の回転モーメントがレバー部材
に作用してもスプリングの張力がこれを阻止する方向に
作用するので、上方ユニットはロック保持される。
【0018】次に、下方ユニット2の開放動作を説明す
る。上方ユニット1の場合と同じく開放端側の隙間24
に手を入れ図1の矢視Cの時計廻りに回動するとローラ
12がガイドレール16の案内溝18に沿って水平に移
動し、下方ユニット2の回動に伴ってレバー部材7の支
持ピン9とローラ12間の部材7aが次第に立ち上り図
4に示すように開放端では部材7aがガイドレールの中
心線に対し垂直となる。この状態でローラ12がロック
溝20内に落ち込む。図4に示すように、開放端では下
方ユニット2の自重が下向きに作用しレバー部材7の部
材7aを下方に押圧し、レバー部材のスプリング側で
は、中間のピン支持部9、レバーとスプリングの係合部
及びユニットとスプリングの係合部の3点が直線上に配
列されるので、ローラ12はロック溝20内に押圧され
下方ユニット2はロック保持される。
【0019】以上のように、上方ユニット1および下方
ユニット2とも単に開放方向に回動するだけで円滑に開
放され開放端で自動的に確実にロックされる。次に、上
方ユニット1および下方ユニット2を閉止方向に回動す
ることにより前記と逆の動作が行われ図1に示す閉止位
置に戻す。ここでロック溝21,22が形成されている
場合にはロック溝21,22内にローラ11,12が嵌
まり込み、上方ユニット1および下方ユニット2は閉止
位置にロック保持される。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、次のような顕著な効果
を奏する。 1)ユニットの開閉が軽い力で円滑に行われる。 2)開閉方向において、ユニットは自動的にロック保持
されるため、単にユニットを開閉操作するだけで開閉お
よび自動保持が行われる。すなわち、極めて取り扱いが
簡便である。 3)構成部品が一般的な部品からなり、安価に実施する
ことが出来る。 4)開放方向に付勢するスプリングの作用によりスプリ
ング力を適宜設定することによりロック解除のみの動作
でユニットの自動開放が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構造を示す側面図。
【図2】本実施例の主要部の構造を示す側面図。
【図3】図2の線A−A断面図。
【図4】本実施例の作用を説明するための側面図。
【符号の説明】
1 上方ユニット 2 下方ユニット 3 筐体 4 支持ピン 5 支持ピン 6 レバー部材 6a 部材 7 レバー部材 7a 部材 8 支持ピン 9 支持ピン 10 中間点 11 ローラ 12 ローラ 13 スプリング 14 スプリング 15 ガイドレール 16 ガイドレール 17 案内溝 18 案内溝 19 ロック溝 20 ロック溝 21 ロック溝 22 ロック溝 23 隙間 24 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 550 G03G 21/16 B41J 29/00 H05K 5/00 - 5/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像処理装置の筐体の上下に回動自在に片
    持ちピン支持される上ユニットおよび下ユニットのそれ
    ぞれに配設される画像処理装置の開閉機構であって、
    端部、他端部及び一端部と他端部の中間に位置する中間
    部を有し、該中間部を回動自在に前記ユニットにピン支
    持された、くの字状に屈曲したレバー部材と、該レバー
    部材の一端に枢支されるローラと、前記レバー部材の
    他端と前記ユニット間に張架されるスプリングと、前
    記筐体側に水平に固定され前記ローラの案内溝形成
    されたガイドレールとを備え、前記ユニットの開放時に
    おいて、前記レバー部材は、前記一端部前記ガイドレ
    ールの中心線に対してほぼ垂直に静止し、スプリングの
    中心線が前記レバー部材の他端部に延在するようにした
    ことを特徴とする画像処理装置の開閉機構。
  2. 【請求項2】 前記ガイドレールには、前記ローラを保
    持するロック溝が形成されてなる請求項1の画像処理装
    置の開閉機構。
JP23411193A 1993-08-26 1993-08-26 画像処理装置の開閉機構 Expired - Fee Related JP3310411B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23411193A JP3310411B2 (ja) 1993-08-26 1993-08-26 画像処理装置の開閉機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23411193A JP3310411B2 (ja) 1993-08-26 1993-08-26 画像処理装置の開閉機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0764462A JPH0764462A (ja) 1995-03-10
JP3310411B2 true JP3310411B2 (ja) 2002-08-05

Family

ID=16965809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23411193A Expired - Fee Related JP3310411B2 (ja) 1993-08-26 1993-08-26 画像処理装置の開閉機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3310411B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5082222B2 (ja) * 2005-10-11 2012-11-28 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP5092852B2 (ja) * 2008-04-04 2012-12-05 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0764462A (ja) 1995-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3310411B2 (ja) 画像処理装置の開閉機構
JP3341113B2 (ja) インターロック機構
US6485210B2 (en) Clamshell device for printers
US6072658A (en) Cassette mounting device having link mechanism arranged to support cassette holder
JPH01169465A (ja) 開閉部材のロック機構
JP3466356B2 (ja) 原稿載置台
JPS592630B2 (ja) 感熱記録装置の筐体開閉部機構
JPH0258755A (ja) カセット装着装置
US6441993B1 (en) Cassette Holder
JP3448967B2 (ja) テープカセット
JP3076407B2 (ja) 原稿押え装置
JP2000272199A (ja) 携帯用取っ手付き印字機の取っ手案内装置
JPH0241637Y2 (ja)
JP3053157B2 (ja) 記録再生装置のカセット装着機構
JPS6224777B2 (ja)
JPH0672484A (ja) 磁気テープカセットを保管するための装置
JP2898784B2 (ja) 給紙装置
JPH0477304B2 (ja)
JPH07130057A (ja) カセット蓋開閉装置
JP2570694B2 (ja) テ−プカセツト
JPH065318Y2 (ja) スプ−ルブレ−キ機構
JPH04355746A (ja) 画像形成装置
JP2899376B2 (ja) 画像記録装置
JPH04319963A (ja) 画像形成装置のフレーム開閉装置
JPH0520843Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080524

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090524

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100524

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees