JPH072864B2 - 液状重合体組成物 - Google Patents
液状重合体組成物Info
- Publication number
- JPH072864B2 JPH072864B2 JP62017188A JP1718887A JPH072864B2 JP H072864 B2 JPH072864 B2 JP H072864B2 JP 62017188 A JP62017188 A JP 62017188A JP 1718887 A JP1718887 A JP 1718887A JP H072864 B2 JPH072864 B2 JP H072864B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- weight
- hydroxyl group
- polyisocyanate compound
- diene polymer
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は液状重合体組成物に関し、詳しくは優れた接
着性を有し、柔軟性に富んだ舗装材、防水材、封止材等
に有用な硬化体を与える液状重合体組成物に関する。
着性を有し、柔軟性に富んだ舗装材、防水材、封止材等
に有用な硬化体を与える液状重合体組成物に関する。
[従来の技術] これまでに、舗装材や防水材などに用いられる組成物と
して、水酸基含有液状ジエン系重合体、ポリイソシアネ
ート化合物及び粉末状固形ゴムからなるもの(特開昭50
-34号公報)、水酸基含有液状ジエン系重合体、ポリイ
ソシアネート化合物及びアスファルトからなるもの(特
開昭56-19750号公報)が知られている。
して、水酸基含有液状ジエン系重合体、ポリイソシアネ
ート化合物及び粉末状固形ゴムからなるもの(特開昭50
-34号公報)、水酸基含有液状ジエン系重合体、ポリイ
ソシアネート化合物及びアスファルトからなるもの(特
開昭56-19750号公報)が知られている。
しかしながら、これら液状重合体組成物から得られる硬
化体は機械的強度は比較的大きいという特徴を有するも
のの、接着力が小さいためプライマー塗布などの下地表
面処理を要すること、柔軟性に乏しいことなどの欠点が
あった。
化体は機械的強度は比較的大きいという特徴を有するも
のの、接着力が小さいためプライマー塗布などの下地表
面処理を要すること、柔軟性に乏しいことなどの欠点が
あった。
[発明が解決しようとする問題点] この発明は舗装材、防水材、封止材等として有用な、接
着性及び柔軟性に富む硬化体を与える液状重合体組成物
を提供することを目的とする。
着性及び柔軟性に富む硬化体を与える液状重合体組成物
を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、水酸基含有液状ジエン系重合体、ポリイ
ソシアネート化合物及び歴青物質とからなる組成物の接
着性及び柔軟性の改善をするため鋭意研究を行い、この
組成物に所定粒径の固形ゴムチップを添加し、各成分の
配合割合を所定範囲に規定すれば、意外にも柔軟性だけ
でなく接着性も著しく改善されることを見出し本発明を
なすに至った。
ソシアネート化合物及び歴青物質とからなる組成物の接
着性及び柔軟性の改善をするため鋭意研究を行い、この
組成物に所定粒径の固形ゴムチップを添加し、各成分の
配合割合を所定範囲に規定すれば、意外にも柔軟性だけ
でなく接着性も著しく改善されることを見出し本発明を
なすに至った。
すなわち、本発明は、水酸基含有液状ジエン系重合体、
ポリイソシアネート化合物、歴青物質及び固形ゴムチッ
プからなり、しかも該ジエン系重合体とポリイソシアネ
ート化合物を、該ジエン系重合体の水酸基に対するポリ
イソシアネート化合物のイソシアネート基の割合(NCO/
OH)がモル比で1.2〜25となるような割合で配合し、か
つ該ジエン系重合体100重量部当り、歴青物質10〜1000
重量部及び固形ゴムチップ10〜1000重量部の割合で配合
するとともに、固形ゴムチップの平均粒径を0.3〜15mm
の範囲としたことを特徴とする液状重合体組成物を提供
するものである。
ポリイソシアネート化合物、歴青物質及び固形ゴムチッ
プからなり、しかも該ジエン系重合体とポリイソシアネ
ート化合物を、該ジエン系重合体の水酸基に対するポリ
イソシアネート化合物のイソシアネート基の割合(NCO/
OH)がモル比で1.2〜25となるような割合で配合し、か
つ該ジエン系重合体100重量部当り、歴青物質10〜1000
重量部及び固形ゴムチップ10〜1000重量部の割合で配合
するとともに、固形ゴムチップの平均粒径を0.3〜15mm
の範囲としたことを特徴とする液状重合体組成物を提供
するものである。
本発明に用いる水酸基含有液状ジエン系重合体は、分子
鎖内部又は分子鎖末端に水酸基を有する数平均分子量が
300〜25,000、好ましくは、500〜10,000の液状ジエン系
重合体が使用できる。ここで水酸基の含有量は通常0.1
〜10meq/g、好ましくは、0.3〜7meq/gである。
鎖内部又は分子鎖末端に水酸基を有する数平均分子量が
300〜25,000、好ましくは、500〜10,000の液状ジエン系
重合体が使用できる。ここで水酸基の含有量は通常0.1
〜10meq/g、好ましくは、0.3〜7meq/gである。
これらの液状ジエン系重合体としては炭素数4〜12のジ
エン重合体、ジエン共重合体、さらにはこれらのジエン
モノマーと炭素数2〜22のα−オレフィン性付加重合性
モノマーとの共重合体などがある。具体的には、ブタジ
エンホモポリマー、イソプレンホモポリマー、ブタジエ
ン−スチレンコポリマー、ブタジエン−イソプレンコポ
リマー、ブタジエン−アクリロニトリルコポリマー、ブ
タジエン−2−エチルヘキシルアクリレートコポリマ
ー、ブタジエン−n−オクタデシルアクリレートコポリ
マーなどを例示することができる。これら液状ジエン系
重合体は、例えば、液状反応媒体中で共役ジエンモノマ
ーを過酸化水素の存在下で加熱反応させることにより製
造することができる。
エン重合体、ジエン共重合体、さらにはこれらのジエン
モノマーと炭素数2〜22のα−オレフィン性付加重合性
モノマーとの共重合体などがある。具体的には、ブタジ
エンホモポリマー、イソプレンホモポリマー、ブタジエ
ン−スチレンコポリマー、ブタジエン−イソプレンコポ
リマー、ブタジエン−アクリロニトリルコポリマー、ブ
タジエン−2−エチルヘキシルアクリレートコポリマ
ー、ブタジエン−n−オクタデシルアクリレートコポリ
マーなどを例示することができる。これら液状ジエン系
重合体は、例えば、液状反応媒体中で共役ジエンモノマ
ーを過酸化水素の存在下で加熱反応させることにより製
造することができる。
本発明に用いるポリイソシアネート化合物は、1分子中
に2個もしくはそれ以上のイソシアネート基を有する有
機化合物であって、前記水酸基含有液状ジエン系重合体
の水酸基に対する反応性イソシアネート基を有するもの
である。ポリイソシアネート化合物の例としては、通常
の芳香族、脂肪族および脂環族のものをあげることがで
き、例えばトリレンジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート
(MDI)、液状変性ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、ポリメチレンポリフェニルイソシアネート、キシリ
レンジイソシアネート、シクロヘキシルジイソシアネー
ト、シクロヘキサンフェニレンジイソシアネート、ナフ
タリン−1,5−ジイソシアネート、イソプロピルベンゼ
ン−2,4−ジイソシアネート、ポリプロピレングリコー
ルとトリレンジイソシアネート付加反応物などがあり、
とりわけMDI、液状変性ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、トリレンジイソシアネート等が好ましい。
に2個もしくはそれ以上のイソシアネート基を有する有
機化合物であって、前記水酸基含有液状ジエン系重合体
の水酸基に対する反応性イソシアネート基を有するもの
である。ポリイソシアネート化合物の例としては、通常
の芳香族、脂肪族および脂環族のものをあげることがで
き、例えばトリレンジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート
(MDI)、液状変性ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、ポリメチレンポリフェニルイソシアネート、キシリ
レンジイソシアネート、シクロヘキシルジイソシアネー
ト、シクロヘキサンフェニレンジイソシアネート、ナフ
タリン−1,5−ジイソシアネート、イソプロピルベンゼ
ン−2,4−ジイソシアネート、ポリプロピレングリコー
ルとトリレンジイソシアネート付加反応物などがあり、
とりわけMDI、液状変性ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、トリレンジイソシアネート等が好ましい。
本発明における水酸基含有液状ジエン系重合体とポリイ
ソシアネート化合物との配合割合は、水酸基含有液状ジ
エン系重合体の水酸基(OH)に対するポリイソシアネー
ト化合物のイソシアネート基(NCO)の割合(NCO/OH)
がモル比で1.2〜25、好ましくは1.5〜15となるように調
整される。このモル比が1.2未満であるときわめて短時
間で硬化するので調製が困難となり、25を超えると硬化
し難しくなる。
ソシアネート化合物との配合割合は、水酸基含有液状ジ
エン系重合体の水酸基(OH)に対するポリイソシアネー
ト化合物のイソシアネート基(NCO)の割合(NCO/OH)
がモル比で1.2〜25、好ましくは1.5〜15となるように調
整される。このモル比が1.2未満であるときわめて短時
間で硬化するので調製が困難となり、25を超えると硬化
し難しくなる。
本発明に用いる歴青物質は、例えば、ストレートアスフ
ァルト、ブローンアスファルト、セミブローンアスファ
ルト、溶剤脱歴アスファルト等の石油アルファルト、石
油ピッチ、石炭タール、石炭ピッチなどを水酸基含有ジ
エン系重合体100重量部に対して10〜1000重量部、好ま
しくは100〜700重量部配合される。歴青物質の配合量が
10重量部未満では接着性の効果が低下し、1000重量部を
越えると靱性が低下する。
ァルト、ブローンアスファルト、セミブローンアスファ
ルト、溶剤脱歴アスファルト等の石油アルファルト、石
油ピッチ、石炭タール、石炭ピッチなどを水酸基含有ジ
エン系重合体100重量部に対して10〜1000重量部、好ま
しくは100〜700重量部配合される。歴青物質の配合量が
10重量部未満では接着性の効果が低下し、1000重量部を
越えると靱性が低下する。
本発明に用いる固形ゴムチップは、天然ゴム又は合成ゴ
ム、例えば、ポリブタジエンゴム(BR)、ポリイソプレ
ンンゴム(IR)、ブチルゴム、ポリクロロプレンゴム
(CR)、ポリスチレン−ブタジエンゴム(SBR)、ポリ
アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、ポリイソ
ブチレン−イソプレンゴム(IIR)、エチレン−プロピ
レンゴム(EPR)、エチレン−プロピレンゴム−ジエン
ゴム(EPT)などのチップを、水酸基含有ジエン系重合
体100重量部に対し、10〜1000重量部、好ましくは30〜8
00重量部配合される。この固形ゴムチップの配合量が10
重量部未満では柔軟性が低下し、1000重量部を越える
と、接着性が低下する。
ム、例えば、ポリブタジエンゴム(BR)、ポリイソプレ
ンンゴム(IR)、ブチルゴム、ポリクロロプレンゴム
(CR)、ポリスチレン−ブタジエンゴム(SBR)、ポリ
アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、ポリイソ
ブチレン−イソプレンゴム(IIR)、エチレン−プロピ
レンゴム(EPR)、エチレン−プロピレンゴム−ジエン
ゴム(EPT)などのチップを、水酸基含有ジエン系重合
体100重量部に対し、10〜1000重量部、好ましくは30〜8
00重量部配合される。この固形ゴムチップの配合量が10
重量部未満では柔軟性が低下し、1000重量部を越える
と、接着性が低下する。
本発明の固形ゴムチップの形状は、球状、楕円状、立方
体状、直方体状、円柱状、線状、鱗片状等のどのような
形状でも使用でき、その大きさは粒子の平均直径で0.3
〜15mm、好ましくは、0.5〜10mmのものが使用できる。
体状、直方体状、円柱状、線状、鱗片状等のどのような
形状でも使用でき、その大きさは粒子の平均直径で0.3
〜15mm、好ましくは、0.5〜10mmのものが使用できる。
この平均直径が0.3未満にすると、製品の柔軟性が低下
し、15mmを越えると組成物を使用するときに表面に凹凸
を生じ、外観が悪く接着性も低下するので、固形ゴムチ
ップの平均直径は上記範囲のものが好適に使用できる。
し、15mmを越えると組成物を使用するときに表面に凹凸
を生じ、外観が悪く接着性も低下するので、固形ゴムチ
ップの平均直径は上記範囲のものが好適に使用できる。
本発明の組成物に、所望により強化剤として、ポリオー
ル化合物やポリアミン化合物を加えることができ、ま
た、その他種々の添加剤を加えることができる。
ル化合物やポリアミン化合物を加えることができ、ま
た、その他種々の添加剤を加えることができる。
本発明に、所望により加えるポリオール化合物として
は、第一級ポリオール、第二級ポリオール及び第三級ポ
リオールのいずれも使用できる。具体的には、例えば、
1,2−プロピレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、2,3
−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、2,3−ペン
タンジオール、2,5−ヘキサンジオール、2,4−ヘキサン
ジオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、シク
ロヘキサンジオール、グリセリン、N,N−ビス−2−ヒ
ドロキシプロピルアニリン、N,N′−ビスヒドロキシイ
ソプロピル−2−メチルピペラジン、ビスフェノールA
のプロピレンオキサイド付加物などの少なくとも1個の
第二級炭素に結合した水酸基を含有する低分子量ポリオ
ールが挙げられる。
は、第一級ポリオール、第二級ポリオール及び第三級ポ
リオールのいずれも使用できる。具体的には、例えば、
1,2−プロピレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、2,3
−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、2,3−ペン
タンジオール、2,5−ヘキサンジオール、2,4−ヘキサン
ジオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、シク
ロヘキサンジオール、グリセリン、N,N−ビス−2−ヒ
ドロキシプロピルアニリン、N,N′−ビスヒドロキシイ
ソプロピル−2−メチルピペラジン、ビスフェノールA
のプロピレンオキサイド付加物などの少なくとも1個の
第二級炭素に結合した水酸基を含有する低分子量ポリオ
ールが挙げられる。
さらに、ポリオール化合物としては、第二級炭素に結合
した水酸基を含有しないエチレングリコール、1,3−プ
ロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペン
タンジオール、1,6−ヘキサンジオールなどを用いるこ
ともできる。
した水酸基を含有しないエチレングリコール、1,3−プ
ロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペン
タンジオール、1,6−ヘキサンジオールなどを用いるこ
ともできる。
本発明に所望により使用するポリオール化合物は分子量
50〜500のものが好適に使用でき、通常はジオールが用
いられるが、トリオール、テトラオールも適宜用いるこ
ともできる。
50〜500のものが好適に使用でき、通常はジオールが用
いられるが、トリオール、テトラオールも適宜用いるこ
ともできる。
本発明に所望により用いるポリアミン化合物としてはジ
アミン、トリアミン、テトラアミンのいずれでもよい。
さらに、第一級ポリアミン、第二級ポリアミン、第三級
ポリアミンのいずれを用いることもできる。ポリアミン
化合物としては例えば、ヘキサメチレンジアミン等の脂
肪族アミン、3,3−ジメチル、4,4′−ジアミノジシクロ
ヘキシルメタン等の脂環族アミン、4,4′−ジアミノジ
フェニル等の芳香族アミン、2,4,6−トリ(ジメチルア
ミノメチル)フェノール等のテトラミンなどを挙げるこ
とができる。
アミン、トリアミン、テトラアミンのいずれでもよい。
さらに、第一級ポリアミン、第二級ポリアミン、第三級
ポリアミンのいずれを用いることもできる。ポリアミン
化合物としては例えば、ヘキサメチレンジアミン等の脂
肪族アミン、3,3−ジメチル、4,4′−ジアミノジシクロ
ヘキシルメタン等の脂環族アミン、4,4′−ジアミノジ
フェニル等の芳香族アミン、2,4,6−トリ(ジメチルア
ミノメチル)フェノール等のテトラミンなどを挙げるこ
とができる。
このような強化剤としてのポリオール化合物とポリアミ
ン化合物との合計の配合量は、特に制限はないが、通常
は、水酸基含有液状ジエン系重合体100重量部に対し
て、これを1〜1000重量部、好ましくは3〜200重量部
配合する。
ン化合物との合計の配合量は、特に制限はないが、通常
は、水酸基含有液状ジエン系重合体100重量部に対し
て、これを1〜1000重量部、好ましくは3〜200重量部
配合する。
また、本発明の組成物に、製品の用途に応じ、所望によ
り加える充填剤としては、公知の無機充填剤、例えば、
マイカ、グラファイト、ヒル石、炭酸カルシウム、スレ
ート粉末などがあり、水酸基含有液状ジエン系重合体10
0重量部に対して、10〜1000重量部、好ましくは、50〜5
00重量部使用できる。
り加える充填剤としては、公知の無機充填剤、例えば、
マイカ、グラファイト、ヒル石、炭酸カルシウム、スレ
ート粉末などがあり、水酸基含有液状ジエン系重合体10
0重量部に対して、10〜1000重量部、好ましくは、50〜5
00重量部使用できる。
さらに、粘度調整剤として、ジオクチルフタレートなど
の可塑剤を添加したり、アロマ系、ナフテン系、パラフ
ィン系オイルなどの軟化剤を加えたり、さらに、粘着
力、接着力の調整のためにアルキルフェノール樹脂、テ
ルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂、キシレンホルム
アルデヒド樹脂、ロジン、水添ロジン、クマロン樹脂、
脂肪族及び芳香族石油樹脂などの粘着付与樹脂を用途に
応じ適量添加することができる。
の可塑剤を添加したり、アロマ系、ナフテン系、パラフ
ィン系オイルなどの軟化剤を加えたり、さらに、粘着
力、接着力の調整のためにアルキルフェノール樹脂、テ
ルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂、キシレンホルム
アルデヒド樹脂、ロジン、水添ロジン、クマロン樹脂、
脂肪族及び芳香族石油樹脂などの粘着付与樹脂を用途に
応じ適量添加することができる。
また、ジブチルスズジラウレート、第一スズオクトエー
ト、ポリエチレンジアミン等の硬化促進剤、耐候性向上
のために老化防止剤、消泡剤としてシリコン化合物など
を常法に従い適量添加することができる。
ト、ポリエチレンジアミン等の硬化促進剤、耐候性向上
のために老化防止剤、消泡剤としてシリコン化合物など
を常法に従い適量添加することができる。
また、本発明の組成物に、骨材として、砂、砕石、ガラ
スバルーン、フライアッシュ、パーライト等を水酸基含
有液状ジエン系重合体100重量部に対して、10〜800重量
部、好ましくは、30〜500重量部を添加して組成物の硬
度を調節することもできる。
スバルーン、フライアッシュ、パーライト等を水酸基含
有液状ジエン系重合体100重量部に対して、10〜800重量
部、好ましくは、30〜500重量部を添加して組成物の硬
度を調節することもできる。
さらに、本発明の組成物に溶剤としてキシレン、灯油、
ミネラルスピリット、ゴム揮発油等の炭化水素系溶剤を
適宜添加することもできる。
ミネラルスピリット、ゴム揮発油等の炭化水素系溶剤を
適宜添加することもできる。
本発明の液状重合体組成物は以上の様な原料を配合、混
合することによって得られる。配合手段はどのような方
法によってもできるが、通常はまず上記配合原料のうち
好ましくはポリイソシアネート化合物、固形ゴム、骨材
を除いた原料を配合し、温度15〜120℃、好ましくは70
〜100℃にて5〜240分間、好ましくは30〜180分間かき
まぜ、次いでこの混合物にポリイソシアネート化合物を
添加して温度0〜70℃、好ましくは15〜50℃にて30分間
〜240分間、好ましくは60分間〜180分間かきまぜ、次い
で、固形ゴムチップ及び骨材を配合して、温度0〜70
℃、好ましくは、15〜50℃において2〜30分間、好まし
くは、5〜10分間かきまぜて液状重合体組成物が得られ
る。
合することによって得られる。配合手段はどのような方
法によってもできるが、通常はまず上記配合原料のうち
好ましくはポリイソシアネート化合物、固形ゴム、骨材
を除いた原料を配合し、温度15〜120℃、好ましくは70
〜100℃にて5〜240分間、好ましくは30〜180分間かき
まぜ、次いでこの混合物にポリイソシアネート化合物を
添加して温度0〜70℃、好ましくは15〜50℃にて30分間
〜240分間、好ましくは60分間〜180分間かきまぜ、次い
で、固形ゴムチップ及び骨材を配合して、温度0〜70
℃、好ましくは、15〜50℃において2〜30分間、好まし
くは、5〜10分間かきまぜて液状重合体組成物が得られ
る。
本発明の液状重合体組成物を使用する場合、用途に応じ
た形状にしてから硬化させる。その際の硬化条件とし
て、通常のどのような条件も使用できるが、例えば、温
度0〜120℃、好ましくは、15〜70℃において、25〜500
時間、好ましくは、70〜340時間放置して硬化させるこ
とができる。
た形状にしてから硬化させる。その際の硬化条件とし
て、通常のどのような条件も使用できるが、例えば、温
度0〜120℃、好ましくは、15〜70℃において、25〜500
時間、好ましくは、70〜340時間放置して硬化させるこ
とができる。
[発明の効果] 本発明の液状重合体組成物は、その硬化物が優れた接着
性及び柔軟性を有しているので、これを硬化して舗装
材、防水材、封止材等を製造する場合に非常に有利であ
る。
性及び柔軟性を有しているので、これを硬化して舗装
材、防水材、封止材等を製造する場合に非常に有利であ
る。
[実施例] 本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例1〜5 表に示した成分のうち、ポリイソシアネート化合物、固
形ゴムチップ及び骨材を除いた成分を、温度80℃におい
て3時間かきまぜ、次いで表に示した量のポリイソシア
ネート化合物を添加して、温度20℃において3時間かき
まぜた。続いて固形ゴムチップ及び場合により骨材を添
加して、温度20℃において15分間かきまぜて液状重合体
組成物を製造した。
形ゴムチップ及び骨材を除いた成分を、温度80℃におい
て3時間かきまぜ、次いで表に示した量のポリイソシア
ネート化合物を添加して、温度20℃において3時間かき
まぜた。続いて固形ゴムチップ及び場合により骨材を添
加して、温度20℃において15分間かきまぜて液状重合体
組成物を製造した。
この組成物を、10×100×100mmの型枠に流し込み、温度
25℃、60%湿度にて2週間(実施例5は3週間)硬化処
理し、得られた硬化体の硬度を測定した。
25℃、60%湿度にて2週間(実施例5は3週間)硬化処
理し、得られた硬化体の硬度を測定した。
また、上記と同様の条件で処理して得られた硬化体につ
いて、硬度、伸び、引張強度及び180度ピール強度を測
定した。
いて、硬度、伸び、引張強度及び180度ピール強度を測
定した。
実施例及び比較例の結果を表に示した。
実施例及び比較例に使用した試験法は次のとおりであ
る。
る。
硬度及び伸びは組成物の柔軟性の指標として測定され、
共にJIS K6301により試験した。
共にJIS K6301により試験した。
引張強度は、同じくJIS K6301により試験した。
180度ピール強度は、接着性の指標として測定され、JIS
K6854により試験した。
K6854により試験した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 95/00 LSS
Claims (1)
- 【請求項1】水酸基含有液状ジエン系重合体、ポリイソ
シアネート化合物、歴青物質及び固形ゴムチップからな
り、しかも該ジエン系重合体とポリイソシアネート化合
物を、該ジエン系重合体の水酸基に対するポリイソシア
ネート化合物のイソシアネート基の割合(NCO/OH)がモ
ル比で1.2〜25となるような割合で配合し、かつ該ジエ
ン系重合体100重量部当り、歴青物質10〜1000重量部及
び固形ゴムチップ10〜1000重量部の割合で配合するとと
もに、固形ゴムチップの平均粒径を0.3〜15mmの範囲と
したことを特徴とする液状重合体組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62017188A JPH072864B2 (ja) | 1987-01-29 | 1987-01-29 | 液状重合体組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62017188A JPH072864B2 (ja) | 1987-01-29 | 1987-01-29 | 液状重合体組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63186749A JPS63186749A (ja) | 1988-08-02 |
JPH072864B2 true JPH072864B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=11936963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62017188A Expired - Lifetime JPH072864B2 (ja) | 1987-01-29 | 1987-01-29 | 液状重合体組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072864B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0312473A (ja) * | 1989-06-08 | 1991-01-21 | Bando Chem Ind Ltd | コンベアベルトの補修剤 |
JP2002363401A (ja) * | 2001-06-04 | 2002-12-18 | Konishi Co Ltd | 低発泡性1液湿気硬化型ウレタン樹脂組成物 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49102715A (ja) * | 1973-01-31 | 1974-09-27 | ||
JPS5324350A (en) * | 1976-08-18 | 1978-03-07 | Yasuo Kashiwagi | Liquid for prevention of leak of air dueto puncture |
JPS58173139A (ja) * | 1982-04-05 | 1983-10-12 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 遮水層用組成物 |
-
1987
- 1987-01-29 JP JP62017188A patent/JPH072864B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63186749A (ja) | 1988-08-02 |
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