JPH07285739A - 光ファイバ線引工程における張力測定方法 - Google Patents
光ファイバ線引工程における張力測定方法Info
- Publication number
- JPH07285739A JPH07285739A JP6104839A JP10483994A JPH07285739A JP H07285739 A JPH07285739 A JP H07285739A JP 6104839 A JP6104839 A JP 6104839A JP 10483994 A JP10483994 A JP 10483994A JP H07285739 A JPH07285739 A JP H07285739A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- pulley
- pressure detector
- pressure
- tension
- Prior art date
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- Pending
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- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
- Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ファイバに横方向の不都合な力をかけない
ようにする。 【構成】 線引炉から鉛直下方に送り出された光ファイ
バ１を方向転換プーリー２においてその走行方向を横方
向に変換して引取機に向かわせるときに、この方向転換
プーリー２に係合させた圧力検出器３により検知された
圧力値によって光ファイバ１にかかる張力を測定する方
法において、方向転換プーリー２と圧力検出器３の間を
係合させこの方向転換プーリー２にかかる力を圧力検出
器３に伝える検知アーム６を方向転換プーリー２の回転
面、つまり光ファイバ１の走行面内に含ませるようにし
たことを特徴とする光ファイバ線引工程における張力測
定方法である。
ようにする。 【構成】 線引炉から鉛直下方に送り出された光ファイ
バ１を方向転換プーリー２においてその走行方向を横方
向に変換して引取機に向かわせるときに、この方向転換
プーリー２に係合させた圧力検出器３により検知された
圧力値によって光ファイバ１にかかる張力を測定する方
法において、方向転換プーリー２と圧力検出器３の間を
係合させこの方向転換プーリー２にかかる力を圧力検出
器３に伝える検知アーム６を方向転換プーリー２の回転
面、つまり光ファイバ１の走行面内に含ませるようにし
たことを特徴とする光ファイバ線引工程における張力測
定方法である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は光ファイバ線引工程に
おける張力測定方法に関するものである。
おける張力測定方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】光ファイバの線引工程においては、図４
（ｂ）に示すように線引炉から鉛直下方に引き出された
光ファイバ１は方向転換プーリー１０２にかけ回されて
その走行方向を横方向に転換した後引取機に引き取られ
るものである。しかしてこの方向転換プーリー１０２に
おいては光ファイバ１の張力が同図（ａ）の方法によっ
て測定される。
（ｂ）に示すように線引炉から鉛直下方に引き出された
光ファイバ１は方向転換プーリー１０２にかけ回されて
その走行方向を横方向に転換した後引取機に引き取られ
るものである。しかしてこの方向転換プーリー１０２に
おいては光ファイバ１の張力が同図（ａ）の方法によっ
て測定される。
【０００３】すなわち方向転換プーリー１０２の回転支
持軸１０３を、ロードセルのような適宜の圧力検出器３
に圧力の検知アームとして連結した装置によって光ファ
イバ１の張力Ｔが圧力検出器３の出力として測定される
のである。
持軸１０３を、ロードセルのような適宜の圧力検出器３
に圧力の検知アームとして連結した装置によって光ファ
イバ１の張力Ｔが圧力検出器３の出力として測定される
のである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】図４（ａ）から直ぐ分
かるように、方向転換プーリー１０２の回転面はその回
転支持軸５に直交しているわけであるから、圧力検出器
３を励磁させる外力、つまりこの場合測定すべき光ファ
イバ１の張力がかかるときには同図に破線で示すように
回転支持軸１０３が曲がって方向転換プーリー１０２の
回転面が光ファイバ１の走行面から外れて傾斜し、この
結果光ファイバ１が方向転換プーリー１０２の溝から横
方向の力を受けて捩じられたり、またこの部分に擦られ
て品質を損なう欠点があった。
かるように、方向転換プーリー１０２の回転面はその回
転支持軸５に直交しているわけであるから、圧力検出器
３を励磁させる外力、つまりこの場合測定すべき光ファ
イバ１の張力がかかるときには同図に破線で示すように
回転支持軸１０３が曲がって方向転換プーリー１０２の
回転面が光ファイバ１の走行面から外れて傾斜し、この
結果光ファイバ１が方向転換プーリー１０２の溝から横
方向の力を受けて捩じられたり、またこの部分に擦られ
て品質を損なう欠点があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めにこの発明がとる手段は、線引炉から鉛直下方に送り
出された光ファイバを方向転換プーリーにおいてその走
行方向を横方向に変換して引取機に向かわせるときに、
該方向転換プーリーに係合させた圧力検出器により検知
された圧力値によって前記光ファイバにかかる張力を測
定する方法において、前記方向転換プーリーと前記圧力
検出器の間を係合させこの方向転換プーリーにかかる力
を圧力検出器に伝える検知アームを前記方向転換プーリ
ーの回転面内に含まれるように位置させたことを特徴と
する光ファイバ線引工程における張力測定方法である。
めにこの発明がとる手段は、線引炉から鉛直下方に送り
出された光ファイバを方向転換プーリーにおいてその走
行方向を横方向に変換して引取機に向かわせるときに、
該方向転換プーリーに係合させた圧力検出器により検知
された圧力値によって前記光ファイバにかかる張力を測
定する方法において、前記方向転換プーリーと前記圧力
検出器の間を係合させこの方向転換プーリーにかかる力
を圧力検出器に伝える検知アームを前記方向転換プーリ
ーの回転面内に含まれるように位置させたことを特徴と
する光ファイバ線引工程における張力測定方法である。
【０００６】
【作用】方向転換プーリーにかかる光ファイバの張力を
圧力検出器に伝える検知アームを、その方向転換プーリ
ーの回転面内に含まれるように位置させたので、光ファ
イバの張力による検知アームのひずみ変形後も方向転換
プーリーの回転面は光ファイバの走行面から外れること
なく、したがって光ファイバに横方向からの不必要な外
力が加わる事態が完全に防止される。
圧力検出器に伝える検知アームを、その方向転換プーリ
ーの回転面内に含まれるように位置させたので、光ファ
イバの張力による検知アームのひずみ変形後も方向転換
プーリーの回転面は光ファイバの走行面から外れること
なく、したがって光ファイバに横方向からの不必要な外
力が加わる事態が完全に防止される。
【０００７】
【実施例】図１ないし図３を参照してこの発明を実施す
るための装置を説明する。この３つの図から自明なよう
に、線引炉から鉛直に引き出される光ファイバ１の走行
方向を引取機に向けて横方向に方向転換する方向転換プ
ーリー２は、音叉型ブラケット４に回転支持軸５を介し
て回転自在に支承され、その音叉型ブラケット４は回転
支持軸５に直交する検知アーム６によってロードセルの
ような適宜の圧力検出器３に連結される。つまりこの検
知アーム６（正確に言えばその中心軸線）は方向転換プ
ーリー２の回転面（光ファイバ１の走行面に合致）内に
含まれるように構成される。
るための装置を説明する。この３つの図から自明なよう
に、線引炉から鉛直に引き出される光ファイバ１の走行
方向を引取機に向けて横方向に方向転換する方向転換プ
ーリー２は、音叉型ブラケット４に回転支持軸５を介し
て回転自在に支承され、その音叉型ブラケット４は回転
支持軸５に直交する検知アーム６によってロードセルの
ような適宜の圧力検出器３に連結される。つまりこの検
知アーム６（正確に言えばその中心軸線）は方向転換プ
ーリー２の回転面（光ファイバ１の走行面に合致）内に
含まれるように構成される。
【０００８】このため光ファイバ１の張力によって検知
アーム６がひずみ変形を起こしてもその変形は図１およ
び図３の破線で示すように方向転換プーリー２が光ファ
イバ１の走行面内で移動するように起こり、その回転面
が光ファイバ１の走行面から外れる事態は生じない。こ
のため光ファイバ１が方向転換プーリー２の溝部分など
に擦られるような事態は完全に防止されるのである。
アーム６がひずみ変形を起こしてもその変形は図１およ
び図３の破線で示すように方向転換プーリー２が光ファ
イバ１の走行面内で移動するように起こり、その回転面
が光ファイバ１の走行面から外れる事態は生じない。こ
のため光ファイバ１が方向転換プーリー２の溝部分など
に擦られるような事態は完全に防止されるのである。
【０００９】
【発明の効果】この発明によれば、方向転換プーリーに
かかる光ファイバの張力を圧力検出器に伝える検知アー
ムを、その方向転換プーリーの回転面内に含まれるよう
に位置させたので、光ファイバの張力による検知アーム
のひずみ変形後も方向転換プーリーの回転面は光ファイ
バの走行面から外れることなく、したがって方向転換プ
ーリーによって光ファイバに横方向からの不必要な外力
が加えられる事態が完全に防止される効果があり、良質
の光ファイバを生産できる利点がある。
かかる光ファイバの張力を圧力検出器に伝える検知アー
ムを、その方向転換プーリーの回転面内に含まれるよう
に位置させたので、光ファイバの張力による検知アーム
のひずみ変形後も方向転換プーリーの回転面は光ファイ
バの走行面から外れることなく、したがって方向転換プ
ーリーによって光ファイバに横方向からの不必要な外力
が加えられる事態が完全に防止される効果があり、良質
の光ファイバを生産できる利点がある。
【００１０】またこの方法を実施するためには使用装置
例に掲げた音叉型ブラケットのように方向転換プーリー
を両端支持する形式になるため、プーリーの回転面がぶ
れて振動が発生するような不都合も防止される利点があ
る。
例に掲げた音叉型ブラケットのように方向転換プーリー
を両端支持する形式になるため、プーリーの回転面がぶ
れて振動が発生するような不都合も防止される利点があ
る。
【図１】この発明の方法を実施するための装置例を示す
側面図である。
側面図である。
【図２】図１の装置を上方から見た平面図である。
【図３】図１の装置を引取機側から見た正面図である。
【図４】光ファイバの線引工程における従来の張力測定
方法を説明する図１に対応する簡略側面図および側面図
である。
方法を説明する図１に対応する簡略側面図および側面図
である。
１ 光ファイバ ２ 方向転換プーリー ３ 圧力検出器 ４ 音叉型ブラケット ５ 回転支持軸 ６ 検知アーム
Claims (1)
- 【請求項１】 線引炉から鉛直下方に送り出された光フ
ァイバ（１）を方向転換プーリー（２）においてその走
行方向を横方向に変換して引取機に向かわせるときに、
該方向転換プーリー（２）に係合させた圧力検出器
（３）により検知された圧力値によって前記光ファイバ
（１）にかかる張力を測定する方法において、前記方向
転換プーリー（２）と前記圧力検出器（３）の間を係合
させこの方向転換プーリー（２）にかかる力を圧力検出
器（３）に伝える検知アーム（６）を前記方向転換プー
リー（２）の回転面内に含まれるよう位置させたことを
特徴とする光ファイバ線引工程における張力測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6104839A JPH07285739A (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 光ファイバ線引工程における張力測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6104839A JPH07285739A (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 光ファイバ線引工程における張力測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07285739A true JPH07285739A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=14391525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6104839A Pending JPH07285739A (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 光ファイバ線引工程における張力測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07285739A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002145527A (ja) * | 2000-09-20 | 2002-05-22 | Georg Sahm Gmbh & Co Kg | 特に敏感な巻取り材料用の巻取機 |
| CN104296895A (zh) * | 2014-11-04 | 2015-01-21 | 同方威视技术股份有限公司 | 力传递装置 |
| KR20190143674A (ko) * | 2018-06-21 | 2019-12-31 | 재단법인 대구경북첨단의료산업진흥재단 | 모터 토크 측정 시스템 |
-
1994
- 1994-04-19 JP JP6104839A patent/JPH07285739A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002145527A (ja) * | 2000-09-20 | 2002-05-22 | Georg Sahm Gmbh & Co Kg | 特に敏感な巻取り材料用の巻取機 |
| CN104296895A (zh) * | 2014-11-04 | 2015-01-21 | 同方威视技术股份有限公司 | 力传递装置 |
| KR20190143674A (ko) * | 2018-06-21 | 2019-12-31 | 재단법인 대구경북첨단의료산업진흥재단 | 모터 토크 측정 시스템 |
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