JPH101325A - 光ファイバの巻取方法 - Google Patents

光ファイバの巻取方法

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Publication number
JPH101325A
JPH101325A JP17293896A JP17293896A JPH101325A JP H101325 A JPH101325 A JP H101325A JP 17293896 A JP17293896 A JP 17293896A JP 17293896 A JP17293896 A JP 17293896A JP H101325 A JPH101325 A JP H101325A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
tension
winding
dancer
bobbin
Prior art date
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Pending
Application number
JP17293896A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichiro Hirafune
俊一郎 平船
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP17293896A priority Critical patent/JPH101325A/ja
Publication of JPH101325A publication Critical patent/JPH101325A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/02Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
    • C03B37/03Drawing means, e.g. drawing drums ; Traction or tensioning devices
    • C03B37/032Drawing means, e.g. drawing drums ; Traction or tensioning devices for glass optical fibres

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、光ファイバの線速などに左右され
ることなく、常に適正な巻き張力で巻き取るようにした
光ファイバの巻取方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 かゝる本発明は、張力調整用のダンサ1
1を有するファイバ走行系を通じて、光ファイバfを巻
取りボビン13に巻き取る際、前記ダンサ通過後で前記
巻取りボビン13の前を走行する光ファイバfの張力を
検出し、この張力検出データによって、前記巻取りボビ
ン13の回転駆動系の回転速度を制御するようにした光
ファイバの巻取方法にあり、これによって、光ファイバ
fの線速などに左右されることなく、常に適正な巻き張
力で光ファイバfを巻き取ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバの線速など
に左右されることなく、常に適正な巻き張力で巻き取る
ようにした光ファイバの巻取方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバを巻取りボビンに巻き取るに
は、例えば図3に示したような張力調整用のダンサを備
えた装置系において、巻き取るのが一般的である。つま
り、図3の装置系では、走行する光ファイバfを、ダン
サ1部分を通過させた後、プーリ2などを介して、巻取
りボビン3で巻き取っている。ここで、上記ダンサ1部
分には、常に光ファイバfに対して、所定の巻き張力を
与える下向きの力Fが付加されていて、外乱が生じたと
き(主に光ファイバfの長さが変化する場合)、当該ダ
ンサ1は、上下動して、外乱による変動を吸収するよう
になっている。
【0003】一方、このような巻き取り工程において、
巻き取られる光ファイバf側から見ると、巻き張力をあ
まり大きく設定すると、伝送特性に悪影響を与えたりす
るため、巻き張力はあまり大きくすることはできないと
いう事情がある。特に、ボビンに巻き取った後に伝送損
失などの測定を行う場合には、巻き張力を高くすると、
その影響によって、正しい測定ができないという問題が
ある。また、逆に巻き張力が低すぎると、巻き乱れが生
じて、マイクロベンドなどが生じてしまうなどの問題が
ある。このため、光ファイバfの巻き取りにおいて、上
記ダンサ1の働きによって、巻き張力を、常に正確に制
御することは、是非とも必要なことである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
なダンサ1の場合、外乱が瞬間的に起こったときなどに
において、その構造上、うまく対応できないという問題
があった。例えば、瞬間的にダンサ1が下向きに動くよ
うな外乱が生じた場合、ダンサ1には、巻き張力を与え
る力Fが掛かっているので、その力で下に動く。しか
し、ダンサ1には質量Mがあるため、ある加速度aでし
か動かない。この関係は、次の式で示される。 F=Ma ・・・(1) つまり、ダンサ1に働く下向きの力Fは予め所定の値に
設定され、また、ダンサ1の質量Mも定まっているた
め、ダンサ1の加速度aも決まり、ある加速度以上の応
答が必要とされる瞬間的な変動には、このダンサ1では
追随できない。したがって、この間、巻き張力が所定の
値より低くなってしまうという問題が生じる。同様に、
上向きの外乱が生じた場合には、巻き張力が高い部分が
生じてしまうという問題が起こる。
【0005】このような構造のダンサ1であっても、走
行する光ファイバfの線速が遅い場合には、あまり問題
はないが、線速が速いときには、より迅速なダンサ1の
上下動が要求されるため、対応できなくなるという問題
が顕著になる。線速を速く設定できないということは、
作業性の低下を招き、結果として、生産性の低下にも繋
がる。
【0006】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
なされたもので、張力調整用のダンサを不要とし、或い
は当該ダンサと併用して、巻取りボビン前の光ファイバ
の張力を検出し、この検出データに基づいて、巻取りボ
ビンの回転駆動系の回転速度を制御して、光ファイバの
巻き張力を調整するようにした光ファイバの巻取方法を
提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の光フ
ァイバの巻取方法は、ファイバ走行系を通じて、光ファ
イバを巻取りボビンに巻き取る際、前記巻取りボビンの
前を走行する光ファイバの張力を検出し、この張力検出
データによって、前記巻取りボビンの回転駆動系の回転
速度を制御するようにした方法にある。
【0008】本発明の請求項2の光ファイバの巻取方法
は、張力調整用のダンサを有するファイバ走行系を通じ
て、光ファイバを巻取りボビンに巻き取る際、前記ダン
サ通過後で前記巻取りボビンの前を走行する光ファイバ
の張力を検出し、この張力検出データによって、前記巻
取りボビンの回転駆動系の回転速度を制御するようにし
た方法にある。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の請求項1に係る
光ファイバの巻取方法を実施するための装置系の一例を
示したものである。この装置系では、光ファイバfは、
ファイバ走行系のプーリ(コロ)12,12と転接して
走行され、巻取りボビン13に巻き取られるようになっ
ている。この巻取りボビン13の回転駆動系14として
は、例えば電動モータが使用され、この電動モータ14
は、巻取りボビン13の前(直前)を走行する光ファイ
バfの張力によって、その回転速度が制御されるように
なっている。つまり、巻取りボビン13の前に設けた張
力計15で、光ファイバfの張力を検出し、この張力検
出データを、例えば回転駆動系用のコントローラ16に
入力させ、これを介して、電動モータ14の回転速度を
制御している。なお、ここで、電動モータ14の駆動力
の巻取りボビン13への伝達手段としては、本例では、
ベルト電動(チェーン電動なども含む)としてあるが、
電動モータ14の回転軸を巻取りボビン13の回転軸に
ダイレクト接続したり、或いはそれぞれの回転軸間に歯
車や回転ロールなどを介在させた伝達手段によってもよ
い。いずれの伝達手段を選択するかは、具体的な装置系
に対応させて、最適な方法を選択すればよい。
【0010】このような装置系において、走行する光フ
ァイバfを、常に一定の巻き張力で、巻取りボビン13
に巻き取るには、次のようにすればよい。例えば、外乱
の発生があって、張力計15からの張力検出データが小
さくなったときには、コントローラ16の給電量を増や
して、電動モータ14の回転速度を上げれば、光ファイ
バfの巻取り速度が上がり、光ファイバfが強めに引か
れるため、光ファイバfの巻き張力は、直ちに設定値に
復帰される。逆に、外乱の発生によって、張力計15か
らの張力検出データが大きくなったときには、コントロ
ーラ16の給電量を減じて、電動モータ14の回転速度
を下げれば、光ファイバfの巻取り速度が下がり、光フ
ァイバfが弱めに引かれるため、光ファイバfの巻き張
力は、やはり直ちに設定値に復帰される。もちろん、外
乱などのない定常運転時には、通常の設定速度で回転が
続行されることとなる。
【0011】この巻取方法によると、ファイバ走行系に
おいて、張力調整用のダンサがないため、線速は、遅く
とも、逆に相当速くともよく、それらの線速に左右され
ることなく、電動モータの性能の範囲内であれば、瞬間
的な外乱に対しても、なんら問題なく、対応することが
できる。ただし、巻取りボビン13の回転速度だけで、
外乱を吸収する方法であるため、電動モータ14などへ
の負担が大きくなり、また、大型の電動モータ14が必
要とされるなどの問題があると共に、回転速度の増減速
時にどうしても若干の張力変化が起き易しいため、増減
速比を大きくできないという問題がある。しかし、光フ
ァイバfの設定線速によっては、十分対応でき、実用上
問題のない結果が得られた。
【0012】図2は、本発明の請求項2に係る光ファイ
バの巻取方法を実施するための装置系の一例を示したも
のである。この装置系も、基本的には、図1の装置系と
ほぼ同様であるが、この装置系の場合、ファイバ走行系
に張力調整用のダンサ11を設けてある。図1の巻取り
ボビン13の回転速度だけで対応する場合、上記のよう
に、増減速比を大きくできないという問題があるため
(定常線速になるまで時間が掛かるため)、この図2の
装置系による本発明の請求項2に係る光ファイバの巻取
方法では、回転速度の増減速時には、上記ダンサ11に
よる制御を行い、定常線速になってから、張力計15か
らの張力検出データによる回転速度の制御に切り換える
ようにしてある。つまり、このダンサ11による制御と
回転駆動系14の回転速度の制御との併用によって、回
転速度の増減速比をより大きくすることができ、目標と
する線速をより高いものに設定することが可能となる。
この速い線速の設定によって、作業性の向上が期待で
き、生産性の向上にも繋がる。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、光ファイバの線速などに左右されることな
く、常に適正な巻き張力で巻き取るようにした光ファイ
バの巻取方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ファイバの巻取方法を実施する
ための装置系の一例を示した概略説明図である。
【図2】本発明に係る別の光ファイバの巻取方法を実施
するための装置系の一例を示した概略説明図である。
【図3】従来の光ファイバの巻取方法を実施するための
装置系を示した概略説明図である。
【符号の説明】
11 ダンサ 12 プーリ 13 巻取りボビン 14 回転駆動系(電動モータ) 15 張力計 16 回転駆動系用のコントローラ f 光ファイバ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイバ走行系を通じて、光ファイバを
    巻取りボビンに巻き取る際、前記巻取りボビンの前を走
    行する光ファイバの張力を検出し、この張力検出データ
    によって、前記巻取りボビンの回転駆動系の回転速度を
    制御するようにしたことを特徴とする光ファイバの巻取
    方法。
  2. 【請求項2】 張力調整用のダンサを有するファイバ走
    行系を通じて、光ファイバを巻取りボビンに巻き取る
    際、前記ダンサ通過後で前記巻取りボビンの前を走行す
    る光ファイバの張力を検出し、この張力検出データによ
    って、前記巻取りボビンの回転駆動系の回転速度を制御
    するようにしたことを特徴とする光ファイバの巻取方
    法。
JP17293896A 1996-06-12 1996-06-12 光ファイバの巻取方法 Pending JPH101325A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17293896A JPH101325A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 光ファイバの巻取方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17293896A JPH101325A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 光ファイバの巻取方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH101325A true JPH101325A (ja) 1998-01-06

Family

ID=15951140

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17293896A Pending JPH101325A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 光ファイバの巻取方法

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JP (1) JPH101325A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1112979A1 (en) * 1999-12-29 2001-07-04 PIRELLI CAVI E SISTEMI S.p.A. Method and device for controlling the tension applied to an optical fibre
KR100704280B1 (ko) 2006-06-13 2007-04-09 (주)대영콘덕터 압연기의 와인딩 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1112979A1 (en) * 1999-12-29 2001-07-04 PIRELLI CAVI E SISTEMI S.p.A. Method and device for controlling the tension applied to an optical fibre
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