JPH07285723A - シート状製品を保管する方法及びその装置 - Google Patents
シート状製品を保管する方法及びその装置Info
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- JPH07285723A JPH07285723A JP7107952A JP10795295A JPH07285723A JP H07285723 A JPH07285723 A JP H07285723A JP 7107952 A JP7107952 A JP 7107952A JP 10795295 A JP10795295 A JP 10795295A JP H07285723 A JPH07285723 A JP H07285723A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H29/00—Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
- B65H29/006—Winding articles into rolls
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/40—Type of handling process
- B65H2301/41—Winding, unwinding
- B65H2301/419—Winding, unwinding from or to storage, i.e. the storage integrating winding or unwinding means
- B65H2301/4192—Winding, unwinding from or to storage, i.e. the storage integrating winding or unwinding means for handling articles of limited length in shingled formation
- B65H2301/41922—Winding, unwinding from or to storage, i.e. the storage integrating winding or unwinding means for handling articles of limited length in shingled formation and wound together with single belt like members
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- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/10—Handled articles or webs
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- B65H2701/1932—Signatures, folded printed matter, newspapers or parts thereof and books
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Discharge By Other Means (AREA)
- Collation Of Sheets And Webs (AREA)
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 連続的に到着するシート状製品を保管するた
めの方法及びその装置を提供すること。 【構成】 瓦状の編成で連続的に到着するシート状製
品、特に新聞、雑誌等の印刷物のシート状製品を主ロー
ルに巻き取り/繰り出して保管する方法であって、第1
群の製品が第1主ロール4に巻き取り/繰り出され、第
2群の製品が第1主ロール4に連動した第2主ロール10
に巻き取り/繰り出される。また、一方の製品流1を中
間ロール2に巻き取り、この巻き取り中に、巻き取られ
た巻き取り装置を空の巻き取り装置に交換することがで
き、連続的に流入する製品流を複数の巻き取り装置に巻
き取る。
めの方法及びその装置を提供すること。 【構成】 瓦状の編成で連続的に到着するシート状製
品、特に新聞、雑誌等の印刷物のシート状製品を主ロー
ルに巻き取り/繰り出して保管する方法であって、第1
群の製品が第1主ロール4に巻き取り/繰り出され、第
2群の製品が第1主ロール4に連動した第2主ロール10
に巻き取り/繰り出される。また、一方の製品流1を中
間ロール2に巻き取り、この巻き取り中に、巻き取られ
た巻き取り装置を空の巻き取り装置に交換することがで
き、連続的に流入する製品流を複数の巻き取り装置に巻
き取る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に瓦状の編成で連続
的に到着するシート状製品、特に新聞、雑誌等の印刷物
のシート状製品を主ロールに巻き取る及び/またはそれ
から繰り出してシート状製品を保管する方法及びその装
置に関するものである。
的に到着するシート状製品、特に新聞、雑誌等の印刷物
のシート状製品を主ロールに巻き取る及び/またはそれ
から繰り出してシート状製品を保管する方法及びその装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この形式の方法は、ドイツ特許公開公報
第 32 44 664号に開示されており、その方法の場合、第
1群の製品が、次の第2群の製品と同時に減速状態で主
ロールに巻き取られる。減速は、第1群の製品をまず最
初に中間ロールに巻き取ってから、次の第2群の製品を
送る間にそれを中間ロールから繰り出すことによって行
われ、その結果として第1群及び第2群の製品を主ロー
ルに同時に巻き取ることが可能になる。
第 32 44 664号に開示されており、その方法の場合、第
1群の製品が、次の第2群の製品と同時に減速状態で主
ロールに巻き取られる。減速は、第1群の製品をまず最
初に中間ロールに巻き取ってから、次の第2群の製品を
送る間にそれを中間ロールから繰り出すことによって行
われ、その結果として第1群及び第2群の製品を主ロー
ルに同時に巻き取ることが可能になる。
【0003】この方法の場合、第1群及び第2群の製品
を互いに上下に位置するようにして主ロールへ送ること
が重要であり、その結果、2層の巻き取り構造が主ロー
ル上に得られる。
を互いに上下に位置するようにして主ロールへ送ること
が重要であり、その結果、2層の巻き取り構造が主ロー
ル上に得られる。
【0004】連続的に到着する製品流が中間ロールに巻
き取られる間、主ロールには果たすべき役割がなく、そ
のためこの期間中に、予め巻き取りが完了している主ロ
ールを運び出して、空の主ロールと交換することができ
る。従って、中間ロールを設けて、中間ロールを主ロー
ルと上記のように相互作用させることによって、満載の
主ロールを空の主ロールと交換する時に連続的な製品流
を中断する必要なく順次複数の主ロールに巻き取ること
ができる。
き取られる間、主ロールには果たすべき役割がなく、そ
のためこの期間中に、予め巻き取りが完了している主ロ
ールを運び出して、空の主ロールと交換することができ
る。従って、中間ロールを設けて、中間ロールを主ロー
ルと上記のように相互作用させることによって、満載の
主ロールを空の主ロールと交換する時に連続的な製品流
を中断する必要なく順次複数の主ロールに巻き取ること
ができる。
【0005】ドイツ特許公開公報第 32 44 663号には、
連続的な製品流を形成するために主ロール上に上下2層
に配置された製品の繰り出しを同様に行うことができ、
製品の一方の層を主ロールから直接的に導き出し、他方
層は中間ロールへ送って、主ロールが空になった時、そ
の時には中間ロール上にある層が繰り出されることが記
載されている。この層が中間ロールから繰り出されてい
る間、空の主ロールを満載の主ロールと交換することが
できる。
連続的な製品流を形成するために主ロール上に上下2層
に配置された製品の繰り出しを同様に行うことができ、
製品の一方の層を主ロールから直接的に導き出し、他方
層は中間ロールへ送って、主ロールが空になった時、そ
の時には中間ロール上にある層が繰り出されることが記
載されている。この層が中間ロールから繰り出されてい
る間、空の主ロールを満載の主ロールと交換することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、連続
的に到着するシート状製品を保管するための、最大限柔
軟に使用でき、また様々な用例に適応できる改良された
方法及びその装置を提供することである。
的に到着するシート状製品を保管するための、最大限柔
軟に使用でき、また様々な用例に適応できる改良された
方法及びその装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明によ
れば、第1群の製品を第1主ロールに巻き取り及び/ま
たはそれから繰り出し、第2群の製品を第1主ロールに
連動した第2主ロールに巻き取り及び/またはそれから
繰り出すことで達成される。
れば、第1群の製品を第1主ロールに巻き取り及び/ま
たはそれから繰り出し、第2群の製品を第1主ロールに
連動した第2主ロールに巻き取り及び/またはそれから
繰り出すことで達成される。
【0008】本発明によれば、2つの個別であるが、特
に機械的に連結されている主ロールを用いることによっ
て、直接的に巻き取り装置へ進む製品流を、例えば第1
主ロールに巻き取ることができ、また例えば中間ロール
から出た第2製品流を第2主ロールに巻き取ることがで
きるので、製品を上下2層の巻き取り構造として主ロー
ルに巻き取る必要がなくなる。本発明によるこの方法に
よって、作動を相当に柔軟にすることができ、様々な実
施例を参照しながら以下にこれを詳細に説明する。
に機械的に連結されている主ロールを用いることによっ
て、直接的に巻き取り装置へ進む製品流を、例えば第1
主ロールに巻き取ることができ、また例えば中間ロール
から出た第2製品流を第2主ロールに巻き取ることがで
きるので、製品を上下2層の巻き取り構造として主ロー
ルに巻き取る必要がなくなる。本発明によるこの方法に
よって、作動を相当に柔軟にすることができ、様々な実
施例を参照しながら以下にこれを詳細に説明する。
【0009】第1,第2の主ロールを互いに機械的に連
結した場合、このように形成される複式ロールの特に簡
単で実際的な扱い易さが得られる。
結した場合、このように形成される複式ロールの特に簡
単で実際的な扱い易さが得られる。
【0010】本発明による方法及び本発明による方法を
実行する装置の好適な実施例が従属請求項に記載されて
いる。
実行する装置の好適な実施例が従属請求項に記載されて
いる。
【0011】
【実施例】次に、添付の図面を参照しながら、本発明の
主題の実施例をさらに詳細に説明する。
主題の実施例をさらに詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の方法の一例による巻き取
り作動を示している。
り作動を示している。
【0013】矢印Aの方向に連続的に到着する瓦状の製
品流が、領域Bに位置するスイッチ(図示せず)を介し
て搬送手段へ進み、搬送手段が瓦状製品流1を中間ロー
ル2へ搬送し、中間ロール2が最初は図1に示されてい
る矢印Cとは反対の方向へ回転することによって、瓦状
の製品流1が中間ロール2に巻き取られる。
品流が、領域Bに位置するスイッチ(図示せず)を介し
て搬送手段へ進み、搬送手段が瓦状製品流1を中間ロー
ル2へ搬送し、中間ロール2が最初は図1に示されてい
る矢印Cとは反対の方向へ回転することによって、瓦状
の製品流1が中間ロール2に巻き取られる。
【0014】中間ロール2の巻き取りが完了するとすぐ
に、B位置のスイッチが切り換えられるため、矢印Aの
方向に連続的に到着する瓦状製品流が、瓦状製品流1と
して中間ロール2へ進まないで、瓦状製品流3として第
1主ロール4へ進む。
に、B位置のスイッチが切り換えられるため、矢印Aの
方向に連続的に到着する瓦状製品流が、瓦状製品流1と
して中間ロール2へ進まないで、瓦状製品流3として第
1主ロール4へ進む。
【0015】スイッチの切り換えによって中断された瓦
状製品流1が中間ロール2に満杯状態に巻き取られた
後、その中間ロール2の回転方向が逆になり、図1に矢
印Cで示されている中間ロール2の回転方向が得られ
る。
状製品流1が中間ロール2に満杯状態に巻き取られた
後、その中間ロール2の回転方向が逆になり、図1に矢
印Cで示されている中間ロール2の回転方向が得られ
る。
【0016】中間ロール2へ進む瓦状製品1と第1主ロ
ール4へ進む瓦状製品流3とは、共に、装置全体へ矢印
Aの方向へ連続的に送られる瓦状製品流から生じるもの
で、その場合、瓦状製品流を形成している折られた印刷
物は、常に背縁部(折目側)6が印刷物の前端部にな
り、開口部7が印刷物の後縁部になって、背縁部6が常
に先行の製品の上に載るように向きが定められている。
ール4へ進む瓦状製品流3とは、共に、装置全体へ矢印
Aの方向へ連続的に送られる瓦状製品流から生じるもの
で、その場合、瓦状製品流を形成している折られた印刷
物は、常に背縁部(折目側)6が印刷物の前端部にな
り、開口部7が印刷物の後縁部になって、背縁部6が常
に先行の製品の上に載るように向きが定められている。
【0017】従って、製品は、前側の背縁部6が中間ロ
ール2及び第1主ロール4の両方の巻き取りコアに面す
るようにして巻き取られる。
ール2及び第1主ロール4の両方の巻き取りコアに面す
るようにして巻き取られる。
【0018】瓦状製品流は、中間ロール2の、主ロール
4、10とは反対側からほぼ水平方向に主ロール4、10及
び中間ロール2へ送られる。
4、10とは反対側からほぼ水平方向に主ロール4、10及
び中間ロール2へ送られる。
【0019】中間ロール2の回転方向の切り換えによっ
て、中間ロール2上に保管された製品がそれから繰り出
され、その製品は8の位置で旋回して、瓦状製品流9を
形成するが、この瓦状製品流9の場合、前縁部がそれぞ
れの印刷物の開口部7で形成され、その開口部7はそれ
ぞれ先行の印刷物の上に載るようになる。
て、中間ロール2上に保管された製品がそれから繰り出
され、その製品は8の位置で旋回して、瓦状製品流9を
形成するが、この瓦状製品流9の場合、前縁部がそれぞ
れの印刷物の開口部7で形成され、その開口部7はそれ
ぞれ先行の印刷物の上に載るようになる。
【0020】この瓦状製品流9は第2主ロール10へ送ら
れる。
れる。
【0021】従って同時に、瓦状製品流3は直接的に第
1主ロール4へ送られ、瓦状製品流9は中間ロール2か
ら第2主ロール10へ送られる。この巻き取り作業中、第
1,第2の主ロール4,10の両方は矢印Dで示された方
向へ回転する。
1主ロール4へ送られ、瓦状製品流9は中間ロール2か
ら第2主ロール10へ送られる。この巻き取り作業中、第
1,第2の主ロール4,10の両方は矢印Dで示された方
向へ回転する。
【0022】この構造では、巻き取り装置5の2つの主
ロール4、10は、それらの回転軸が同軸的に整合してお
り、好ましくは機械的に連結される。
ロール4、10は、それらの回転軸が同軸的に整合してお
り、好ましくは機械的に連結される。
【0023】図1に示されている巻き取り処理の場合、
第1主ロール4上には、製品の前側の背縁部6が巻き取
りコアに面した製品編成が得られる。第2主ロール10に
は、前側の開口部7が巻き取りコアに面した製品編成が
得られる。
第1主ロール4上には、製品の前側の背縁部6が巻き取
りコアに面した製品編成が得られる。第2主ロール10に
は、前側の開口部7が巻き取りコアに面した製品編成が
得られる。
【0024】中間ロール2が、図1に示されているよう
に第2主ロール10に割り当てられているのではなく、第
1主ロール4に割り当てられている場合、それに対応し
た逆の製品編成が主ロールに得られ、その編成の場合、
第1主ロール4上では前側の開口部がそれぞれの巻き取
りコアに面して、第2主ロール10では前側の背縁部がそ
れぞれの巻き取りコアに面することになる。
に第2主ロール10に割り当てられているのではなく、第
1主ロール4に割り当てられている場合、それに対応し
た逆の製品編成が主ロールに得られ、その編成の場合、
第1主ロール4上では前側の開口部がそれぞれの巻き取
りコアに面して、第2主ロール10では前側の背縁部がそ
れぞれの巻き取りコアに面することになる。
【0025】図1による方法では、中間ロールが巻き取
っている間に、巻き取った巻き取り装置を空の巻き取り
装置と交換することができるため、連続的に流入する製
品流を複数の巻き取り装置上に保管することができる。
っている間に、巻き取った巻き取り装置を空の巻き取り
装置と交換することができるため、連続的に流入する製
品流を複数の巻き取り装置上に保管することができる。
【0026】図1に従って巻き取った巻き取り装置5か
らの製品流の繰り出しが、図2に示されている。
らの製品流の繰り出しが、図2に示されている。
【0027】図2において、第1,第2の主ロール4、
10を有する巻き取り装置5は、図1を参照しながら説明
した処理によって予め巻き取っている。
10を有する巻き取り装置5は、図1を参照しながら説明
した処理によって予め巻き取っている。
【0028】繰り出し中には、2つの主ロール4、10が
矢印Eの方向へ駆動され、これによって第1製品流11が
第1主ロール4から導き出され、第2製品流12が同時に
第2主ロール10から導き出される。
矢印Eの方向へ駆動され、これによって第1製品流11が
第1主ロール4から導き出され、第2製品流12が同時に
第2主ロール10から導き出される。
【0029】この構造では、製品流11は、それぞれその
前縁部が製品の開口部7で形成されて、その開口部7が
それぞれ先行の製品の下側になるように向きが定められ
ている。第2主ロール10から出た第2製品流12は、それ
ぞれ製品の前縁部がその背縁部6で形成されて、その背
縁部6がそれぞれ先行の製品の下側になるように向きが
定められている。
前縁部が製品の開口部7で形成されて、その開口部7が
それぞれ先行の製品の下側になるように向きが定められ
ている。第2主ロール10から出た第2製品流12は、それ
ぞれ製品の前縁部がその背縁部6で形成されて、その背
縁部6がそれぞれ先行の製品の下側になるように向きが
定められている。
【0030】製品流11は、その示された配置向きで、次
の処理を受けるために第1主ロール4から直接的に導き
出される。
の処理を受けるために第1主ロール4から直接的に導き
出される。
【0031】第1製品流11が次の処理を受けるために直
接的に導き出されるのに対して、第2主ロール10から出
た第2製品流12はまず、矢印Fの方向に回転する中間ロ
ール2に巻き取られる。この構造では、第2製品流12
が、中間ロール2上に巻き取られる前に、8の位置で旋
回するため、中間ロール2に巻き取られる間、製品流12
の前縁部が製品の背縁部6で形成され、その背縁部6は
中間ロール2の巻き取りコアに面している。
接的に導き出されるのに対して、第2主ロール10から出
た第2製品流12はまず、矢印Fの方向に回転する中間ロ
ール2に巻き取られる。この構造では、第2製品流12
が、中間ロール2上に巻き取られる前に、8の位置で旋
回するため、中間ロール2に巻き取られる間、製品流12
の前縁部が製品の背縁部6で形成され、その背縁部6は
中間ロール2の巻き取りコアに面している。
【0032】第1製品流11の終端がBの位置にあるスイ
ッチ(図示せず)を通過した時、巻き取り装置5が完全
に空になり、第2巻き取りロール10に予め保管されてい
た製品全部が中間ロール2に巻き取られる。この時点
で、中間ロール2の回転方向の切り換えが行われること
によって、矢印Gの方向の回転が得られる。
ッチ(図示せず)を通過した時、巻き取り装置5が完全
に空になり、第2巻き取りロール10に予め保管されてい
た製品全部が中間ロール2に巻き取られる。この時点
で、中間ロール2の回転方向の切り換えが行われること
によって、矢印Gの方向の回転が得られる。
【0033】このように中間ロール2が回転する結果、
その上に保管されている製品は、それ以上に旋回しない
で、中間ロール2から第3製品流13として導き出され、
中間ロール2の回転方向の切り換え及びBに位置するス
イッチの作動はそれぞれ、中間ロール2から出た第3製
品流13が、中断しないで第1主ロール4から出た製品流
11に続くようにタイミングが取られており、その結果、
図2に示されている装置から導き出される製品流の連続
性が確保される。
その上に保管されている製品は、それ以上に旋回しない
で、中間ロール2から第3製品流13として導き出され、
中間ロール2の回転方向の切り換え及びBに位置するス
イッチの作動はそれぞれ、中間ロール2から出た第3製
品流13が、中断しないで第1主ロール4から出た製品流
11に続くようにタイミングが取られており、その結果、
図2に示されている装置から導き出される製品流の連続
性が確保される。
【0034】中間ロール2から繰り出された第3製品流
13はそれ以上に旋回しないため、製品は、第3製品流13
の前縁部がそれぞれ開口部7で形成され、その開口部7
がそれぞれ先行の製品の下側になるように向きが定めら
れている。このように、第3製品流13の向きは、第1製
品流11の向きと同じである。
13はそれ以上に旋回しないため、製品は、第3製品流13
の前縁部がそれぞれ開口部7で形成され、その開口部7
がそれぞれ先行の製品の下側になるように向きが定めら
れている。このように、第3製品流13の向きは、第1製
品流11の向きと同じである。
【0035】第3製品流13が中間ロール2から繰り出さ
れている間、空の巻き取り装置5を新しい満載状態の巻
き取り装置と交換できる。中間ロール2の巻き取りが完
了するとすぐに、その新しい巻き取り装置を再び回転さ
せて、新しい巻き取り装置の第1主ロールから繰り出さ
れた製品流が中断しないで中間ロール2の第3製品流13
に続くようにする。このように、連続した製品流が形成
され、巻き取り装置の交換中に中断しないで製造され
る。
れている間、空の巻き取り装置5を新しい満載状態の巻
き取り装置と交換できる。中間ロール2の巻き取りが完
了するとすぐに、その新しい巻き取り装置を再び回転さ
せて、新しい巻き取り装置の第1主ロールから繰り出さ
れた製品流が中断しないで中間ロール2の第3製品流13
に続くようにする。このように、連続した製品流が形成
され、巻き取り装置の交換中に中断しないで製造され
る。
【0036】図2に概略的に示されている装置から進み
出る瓦状の製品流は、中間ロール2の、主ロール4、10
とは反対側でほぼ水平方向に導き出される。
出る瓦状の製品流は、中間ロール2の、主ロール4、10
とは反対側でほぼ水平方向に導き出される。
【0037】図3に示されている処理は、図2に示され
ている処理とほぼ同じであるが、この場合には中間ロー
ル2が第1主ロール4に割り当てられている。
ている処理とほぼ同じであるが、この場合には中間ロー
ル2が第1主ロール4に割り当てられている。
【0038】図3において、第1,第2の主ロール4、
10を有している巻き取り装置5は、図1を参照しながら
説明した方法によって予め巻き取っている。
10を有している巻き取り装置5は、図1を参照しながら
説明した方法によって予め巻き取っている。
【0039】図3による方法は、図2の方法と同様に機
能するが、この場合には中間ロール2が第1主ロール4
に割り当てられているため、以下の違いがある。
能するが、この場合には中間ロール2が第1主ロール4
に割り当てられているため、以下の違いがある。
【0040】図3において、第2主ロール10から繰り出
された製品は、次の処理を受けるために装置から直接的
に導き出される。この構造では、第2主ロールから出た
製品流12は図2の場合と同様な向きであって、製品の前
縁部がそれぞれ製品の背縁部6で形成され、その背縁部
6は先行の製品の下側になる。これに関連して述べる
と、図3では、装置全体から最終的に出ていく製品流
は、前縁部がそれぞれ製品の開口部で形成されている図
2の方法の場合とは向きが異なっている。
された製品は、次の処理を受けるために装置から直接的
に導き出される。この構造では、第2主ロールから出た
製品流12は図2の場合と同様な向きであって、製品の前
縁部がそれぞれ製品の背縁部6で形成され、その背縁部
6は先行の製品の下側になる。これに関連して述べる
と、図3では、装置全体から最終的に出ていく製品流
は、前縁部がそれぞれ製品の開口部で形成されている図
2の方法の場合とは向きが異なっている。
【0041】図1による方法で巻き取られることによっ
て、第1主ロール4から出た製品流11は、前縁部が開口
部7で形成され、その開口部7がそれぞれ先行の製品の
下側になるように向きに定められる。図3では、その製
品流11が、8の位置で旋回した後に中間ロール2に巻き
取られる。
て、第1主ロール4から出た製品流11は、前縁部が開口
部7で形成され、その開口部7がそれぞれ先行の製品の
下側になるように向きに定められる。図3では、その製
品流11が、8の位置で旋回した後に中間ロール2に巻き
取られる。
【0042】矢印Hの方向に中間ロール2に巻き取られ
る間、製品は、前縁部が製品の開口部7によって形成さ
れ、その開口部7が中間ロール2の巻き取りコアに面す
るように向きが定められる。
る間、製品は、前縁部が製品の開口部7によって形成さ
れ、その開口部7が中間ロール2の巻き取りコアに面す
るように向きが定められる。
【0043】第2主ロール10から出た製品流12がBの位
置にあるスイッチを通過した時点で、先に第1主ロール
4上に位置していた製品のすべてもすでに中間ロール2
へ移動しており、この中間ロールはこの時に矢印Hとは
反対の方向へ駆動されて、中間ロール2上に保管されて
いた製品が繰り出されて、製品流14として対応の切り換
えスイッチを通って導き出される。
置にあるスイッチを通過した時点で、先に第1主ロール
4上に位置していた製品のすべてもすでに中間ロール2
へ移動しており、この中間ロールはこの時に矢印Hとは
反対の方向へ駆動されて、中間ロール2上に保管されて
いた製品が繰り出されて、製品流14として対応の切り換
えスイッチを通って導き出される。
【0044】この構造では、スイッチのタイミングと中
間ロール2の回転方向の切り換えとが図2の場合と同様
に制御されて、製品流14が中断しないで第2主ロール10
から出た製品流12の終端に続くことによって、導き出さ
れる製品流の連続性が確保される。
間ロール2の回転方向の切り換えとが図2の場合と同様
に制御されて、製品流14が中断しないで第2主ロール10
から出た製品流12の終端に続くことによって、導き出さ
れる製品流の連続性が確保される。
【0045】中間ロール2から繰り出された製品流は旋
回しないため、中間ロール2から出たこの製品流14は、
前縁部が背縁部で形成され、その背縁部がそれぞれ先行
の製品の下側になるように向きが定められている。この
ように、製品流14は、第2主ロール10から出た製品流12
とまったく同じ向きになる。
回しないため、中間ロール2から出たこの製品流14は、
前縁部が背縁部で形成され、その背縁部がそれぞれ先行
の製品の下側になるように向きが定められている。この
ように、製品流14は、第2主ロール10から出た製品流12
とまったく同じ向きになる。
【0046】図3からわかるように、中間ロール2に割
り当てられた第1主ロール4は、第2主ロール2が完全
に繰り出される前に、すでに完全に繰り出されている。
これは、例えば第1,第2の主ロール4、10を異なった
速度で駆動できるように設計することによって行うこと
ができる。
り当てられた第1主ロール4は、第2主ロール2が完全
に繰り出される前に、すでに完全に繰り出されている。
これは、例えば第1,第2の主ロール4、10を異なった
速度で駆動できるように設計することによって行うこと
ができる。
【0047】図3によれば、第1主ロール4が第2主ロ
ール10よりも速く繰り出されることによって、第2主ロ
ール10から製品の残りを繰り出す間、中間ロール2の回
転方向を切り換える時間が十分にある。このため、第2
主ロール10から出た製品流の終端と中間ロール2から出
た製品流の開始端との間に中断がない。
ール10よりも速く繰り出されることによって、第2主ロ
ール10から製品の残りを繰り出す間、中間ロール2の回
転方向を切り換える時間が十分にある。このため、第2
主ロール10から出た製品流の終端と中間ロール2から出
た製品流の開始端との間に中断がない。
【0048】また、これを図2による中間ロール2の配
置で達成するため、図2による方法の場合には第2主ロ
ール10を第1主ロール4より速く駆動することができ
る。
置で達成するため、図2による方法の場合には第2主ロ
ール10を第1主ロール4より速く駆動することができ
る。
【0049】巻き取り中に、繰り出し中の中間ロールに
割り当てられた主ロールに巻き取られる製品を、製品が
直接的に導き出される主ロールに巻き取られる製品より
少なくすることによっても、同様な連続性を得ることが
できる。この場合、2つの主ロールを同一速度で駆動す
ることができる。
割り当てられた主ロールに巻き取られる製品を、製品が
直接的に導き出される主ロールに巻き取られる製品より
少なくすることによっても、同様な連続性を得ることが
できる。この場合、2つの主ロールを同一速度で駆動す
ることができる。
【0050】巻き取り中に、繰り出し中の中間ロールに
割り当てられた主ロールに減速状態で製品を送ることも
同様に可能である。この場合も、2つの主ロールを同一
回転速度で駆動することができる。
割り当てられた主ロールに減速状態で製品を送ることも
同様に可能である。この場合も、2つの主ロールを同一
回転速度で駆動することができる。
【0051】中間ロール2を第1主ロール4または第2
主ロール10に選択的に割り当てることによって、例えば
図1に従って巻き取った巻き取り装置5を同様に繰り出
して、それぞれ選択的に先行の製品の下側になる製品前
縁部が製品の背縁部または開口部で形成されるようにす
ることができ、その結果、製品の以降の処理中の柔軟性
が相当に増加する。
主ロール10に選択的に割り当てることによって、例えば
図1に従って巻き取った巻き取り装置5を同様に繰り出
して、それぞれ選択的に先行の製品の下側になる製品前
縁部が製品の背縁部または開口部で形成されるようにす
ることができ、その結果、製品の以降の処理中の柔軟性
が相当に増加する。
【0052】図4は、それぞれ印刷物を巻き取った状態
の第1主ロール4及び第2主ロール10を示している。
の第1主ロール4及び第2主ロール10を示している。
【0053】この構造では、第1主ロール4上に位置す
る印刷物は、その背縁部6がそれぞれ回転方向Jに対し
て前縁部を形成して、その前縁部が第1主ロール4の巻
き取りコアに面するように向きが定められている。
る印刷物は、その背縁部6がそれぞれ回転方向Jに対し
て前縁部を形成して、その前縁部が第1主ロール4の巻
き取りコアに面するように向きが定められている。
【0054】反対に、第2主ロール10上の印刷物は、回
転方向Jに対する前縁部がそれぞれ印刷物の開口部7で
形成されており、その開口部7がそれぞれ第2主ロール
10の巻き取りコアに面している。
転方向Jに対する前縁部がそれぞれ印刷物の開口部7で
形成されており、その開口部7がそれぞれ第2主ロール
10の巻き取りコアに面している。
【0055】印刷物は、個々の巻き取り層間に巻き込ま
れた分離バンド15、16によってそれぞれ2つの主ロール
4、10上に保持される。
れた分離バンド15、16によってそれぞれ2つの主ロール
4、10上に保持される。
【0056】図4における回転方向Jは、用例に応じ
て、巻き取り方向及び繰り出し方向の両方を表すことが
できる。
て、巻き取り方向及び繰り出し方向の両方を表すことが
できる。
【0057】図5は、図4の変更形の印刷物の瓦状配置
を示しており、この場合にはそれぞれ2つの製品17、18
が上下にぴったり重なって、その印刷物17、18が分離バ
ンド19で固定されている。
を示しており、この場合にはそれぞれ2つの製品17、18
が上下にぴったり重なって、その印刷物17、18が分離バ
ンド19で固定されている。
【0058】そのような二重瓦状配列は、図1〜図4に
示されている単式瓦状配列と同様にして、本発明による
方法で処理できる。
示されている単式瓦状配列と同様にして、本発明による
方法で処理できる。
【0059】図6〜図8は、本発明による巻き取り作業
を実行するための装置の3つの各処理段階を示してい
る。
を実行するための装置の3つの各処理段階を示してい
る。
【0060】これらの図面に示されている巻き取り部
は、スイッチ21に隣接した送り手段20を備えており、こ
のスイッチ21によって、印刷物を第1ブランチ22で中間
ロール2へ、または第2ブランチ23で搬送装置25へ選択
的に送ることができ、搬送装置25は軸線24回りに回動可
能であり、搬送装置25を第1主ロール及び第2主ロール
を有する巻き取り装置25に連結することができる。
は、スイッチ21に隣接した送り手段20を備えており、こ
のスイッチ21によって、印刷物を第1ブランチ22で中間
ロール2へ、または第2ブランチ23で搬送装置25へ選択
的に送ることができ、搬送装置25は軸線24回りに回動可
能であり、搬送装置25を第1主ロール及び第2主ロール
を有する巻き取り装置25に連結することができる。
【0061】中間ロール2は、フレーム26内に垂直方向
に移動可能に取り付けられて、回転駆動部27に連結され
ている。本構造においてフレーム26内に配置されて回転
駆動部27によって作動する中間ロール2は、欧州特許公
開公報第0 281 790 号に記載されている巻き取り部と同
じ構造にすることができる。
に移動可能に取り付けられて、回転駆動部27に連結され
ている。本構造においてフレーム26内に配置されて回転
駆動部27によって作動する中間ロール2は、欧州特許公
開公報第0 281 790 号に記載されている巻き取り部と同
じ構造にすることができる。
【0062】第1ブランチ22は、軸線28回りに回転でき
るように、また昇降ピストン装置29によって作動させる
ことができるように取り付けられている。
るように、また昇降ピストン装置29によって作動させる
ことができるように取り付けられている。
【0063】同様に、搬送装置25は、軸線24回りに回動
可能であるが、さらなる昇降ピストン装置30によって作
動させることができる。
可能であるが、さらなる昇降ピストン装置30によって作
動させることができる。
【0064】中間ロール2の下部領域には、ほぼ水平方
向に移動し、モータ31' によって作動する搬送装置31が
設けられており、これによって印刷物を第1ブランチ22
から中間ロール2へ、中間ロール2から第1ブランチ22
へ、または中間ロール2から主にローラ状の旋回部材32
を有している旋回装置へ送ることができる。この構造で
は、ローラ状の旋回部材32は、その回転軸が中間ロール
2の回転軸に平行になるようにして、搬送装置31の、中
間ロール2とは反対側の端部の下方に配置されている。
向に移動し、モータ31' によって作動する搬送装置31が
設けられており、これによって印刷物を第1ブランチ22
から中間ロール2へ、中間ロール2から第1ブランチ22
へ、または中間ロール2から主にローラ状の旋回部材32
を有している旋回装置へ送ることができる。この構造で
は、ローラ状の旋回部材32は、その回転軸が中間ロール
2の回転軸に平行になるようにして、搬送装置31の、中
間ロール2とは反対側の端部の下方に配置されている。
【0065】さらに、中間ロール2の下方には、一端部
を中間ロール2の巻き取りコアに連結して、好ましくは
引張り応力を加えた状態で中間ロール上に印刷物によっ
て形成された巻き取り層間に巻き込むことができる分離
バンド34用の供給ローラ33が配置されている。
を中間ロール2の巻き取りコアに連結して、好ましくは
引張り応力を加えた状態で中間ロール上に印刷物によっ
て形成された巻き取り層間に巻き込むことができる分離
バンド34用の供給ローラ33が配置されている。
【0066】第1ブランチ22及び第2ブランチ23の搬送
装置は搬送装置25と共に、駆動手段35によって駆動され
る。
装置は搬送装置25と共に、駆動手段35によって駆動され
る。
【0067】巻き取り装置5は、特にフォークリフトト
ラック37によって移動できる、巻き取り部に連結可能な
可動フレーム36内に保持される。
ラック37によって移動できる、巻き取り部に連結可能な
可動フレーム36内に保持される。
【0068】可動フレーム36には、共通の回転軸を備え
て分離バンド39用に設けられた2つの供給ローラ38が連
結されている。この構造では、一方の分離バンドが巻き
取り装置5の第1主ロールに割り当てられ、別の分離バ
ンドが巻き取り装置5の第2主ロールに割り当てられ
る。この構造では、分離バンド39が、中間ロール2の分
離バンド34と同じ機能を果たす。
て分離バンド39用に設けられた2つの供給ローラ38が連
結されている。この構造では、一方の分離バンドが巻き
取り装置5の第1主ロールに割り当てられ、別の分離バ
ンドが巻き取り装置5の第2主ロールに割り当てられ
る。この構造では、分離バンド39が、中間ロール2の分
離バンド34と同じ機能を果たす。
【0069】図6に示されているように、中間ロール2
は、フレーム26から取り外しできる構造にして、例えば
巻き取り済みの中間ロール2'をフレーム26に挿入できる
ようにしてもよい。
は、フレーム26から取り外しできる構造にして、例えば
巻き取り済みの中間ロール2'をフレーム26に挿入できる
ようにしてもよい。
【0070】図6〜図8に示されている巻き取り部は以
下のように作用する。
下のように作用する。
【0071】送り手段20によって、連続した瓦状の印刷
物の製品流40が装置へ送られ、この瓦状製品流の場合、
前縁部がそれぞれ印刷物の背縁部で形成されており、そ
の背縁部が先行の印刷物の上に載っている。
物の製品流40が装置へ送られ、この瓦状製品流の場合、
前縁部がそれぞれ印刷物の背縁部で形成されており、そ
の背縁部が先行の印刷物の上に載っている。
【0072】図6に示されているように、瓦状製品流40
は、まずスイッチ21及び第1ブランチ22によって瓦状製
品流41として搬送装置31を介して中間ロール2へ送られ
る。この構造では、中間ロール2が矢印の方向へ回転す
る。瓦状製品流41が中間ロール2上に巻き取られると、
分離バンドが供給ローラ33から繰り出される結果、中間
ロール2に到着する巻き取り層が互いに分離される。
は、まずスイッチ21及び第1ブランチ22によって瓦状製
品流41として搬送装置31を介して中間ロール2へ送られ
る。この構造では、中間ロール2が矢印の方向へ回転す
る。瓦状製品流41が中間ロール2上に巻き取られると、
分離バンドが供給ローラ33から繰り出される結果、中間
ロール2に到着する巻き取り層が互いに分離される。
【0073】この構造では、その配置向きによって、瓦
状製品流41が中間ロール2上に、それぞれ印刷物の背縁
部が中間ロール2の巻き取りコアに面するようにして巻
き取られる。
状製品流41が中間ロール2上に、それぞれ印刷物の背縁
部が中間ロール2の巻き取りコアに面するようにして巻
き取られる。
【0074】中間ロール2の巻き取りが完了するとすぐ
に、図7に対応して回転方向が切り換えられ、昇降ピス
トン装置29が作動して、第1ブランチ22をローラ状旋回
部材32からわずかに上昇させる。
に、図7に対応して回転方向が切り換えられ、昇降ピス
トン装置29が作動して、第1ブランチ22をローラ状旋回
部材32からわずかに上昇させる。
【0075】さらに、スイッチ21が同時に切り換えられ
る結果、瓦状製品流40が第2ブランチ23で瓦状製品流42
として搬送される。
る結果、瓦状製品流40が第2ブランチ23で瓦状製品流42
として搬送される。
【0076】中間ロール2の回転方向の切り換え及び昇
降ピストン装置29の作動によって、中間ロール2に予め
巻き取られている印刷物がそれから再び繰り出されてロ
ーラ状旋回部材32へ送られ、それによって中間ロール2
から進み出る瓦状製品流43は、前縁部がそれぞれ印刷物
の開口部で形成されて、それぞれ先行の印刷物の上に載
るように向きが定められる。
降ピストン装置29の作動によって、中間ロール2に予め
巻き取られている印刷物がそれから再び繰り出されてロ
ーラ状旋回部材32へ送られ、それによって中間ロール2
から進み出る瓦状製品流43は、前縁部がそれぞれ印刷物
の開口部で形成されて、それぞれ先行の印刷物の上に載
るように向きが定められる。
【0077】旋回後、瓦状製品流43は搬送装置25を介し
て巻き取り装置5の第2主ロール10へ送られる。同時
に、瓦状製品流42は、第2ブランチ23を通って同様に搬
送装置25へ送られ、それによって巻き取り装置5の第1
主ロール4へ送られる。
て巻き取り装置5の第2主ロール10へ送られる。同時
に、瓦状製品流42は、第2ブランチ23を通って同様に搬
送装置25へ送られ、それによって巻き取り装置5の第1
主ロール4へ送られる。
【0078】図7に示されている処理段階の場合、2つ
の瓦状製品流42及び43が同時に平行に巻き取り装置5の
それぞれ第1,第2主ロールに巻き取られる。図7に
は、中間ロール2から出た瓦状製品流43だけが搬送装置
25の領域に示されているが、それは送り手段20から出た
瓦状製品流42が瓦状製品流43に隠れているからである。
の瓦状製品流42及び43が同時に平行に巻き取り装置5の
それぞれ第1,第2主ロールに巻き取られる。図7に
は、中間ロール2から出た瓦状製品流43だけが搬送装置
25の領域に示されているが、それは送り手段20から出た
瓦状製品流42が瓦状製品流43に隠れているからである。
【0079】巻き取り装置5のさらなる巻き取り中に、
搬送装置25の傾斜角度が徐々に大きくなるように昇降ピ
ストン装置30が作動することによって、それぞれ瓦状製
品流42、43を、巻き取り時間の進行に伴って直径が徐々
に大きくなる巻き取り装置5へ接線送りすることができ
る。
搬送装置25の傾斜角度が徐々に大きくなるように昇降ピ
ストン装置30が作動することによって、それぞれ瓦状製
品流42、43を、巻き取り時間の進行に伴って直径が徐々
に大きくなる巻き取り装置5へ接線送りすることができ
る。
【0080】瓦状製品流42、43を巻き取り装置5に巻き
取ると、2つの分離バンド39が同時に供給ローラ38から
引き出される結果、個々の巻き取り層が互いに分離され
る。図8は、巻き取り装置5が巻き取りをほぼ完了した
場合の処理段階を示している。
取ると、2つの分離バンド39が同時に供給ローラ38から
引き出される結果、個々の巻き取り層が互いに分離され
る。図8は、巻き取り装置5が巻き取りをほぼ完了した
場合の処理段階を示している。
【0081】中間ロール2はすでに繰り出しが完了して
いるが、例えば巻き取り装置5の中間ロール2に割り当
てられた第2主ロールを巻き取り装置5の第1主ロール
より速く回転させることによってこれを行うことができ
る。これによって、中間ロール2が十分に早く空になる
ため、再度新しい瓦状製品流を受け取る準備をすること
ができる。
いるが、例えば巻き取り装置5の中間ロール2に割り当
てられた第2主ロールを巻き取り装置5の第1主ロール
より速く回転させることによってこれを行うことができ
る。これによって、中間ロール2が十分に早く空になる
ため、再度新しい瓦状製品流を受け取る準備をすること
ができる。
【0082】図8に示されている処理段階の直前に、ス
イッチ21が、図7に示されている位置に対して、送り手
段20を通る瓦状製品流40が再び第1ブランチ22を通って
中間ロール2へ進むように調節される。
イッチ21が、図7に示されている位置に対して、送り手
段20を通る瓦状製品流40が再び第1ブランチ22を通って
中間ロール2へ進むように調節される。
【0083】第2ブランチ23を通って搬送された瓦状製
品流42の終端44が最終的に搬送装置25で巻き取り装置5
の第1主ロールへ進むと、巻き取り装置5の巻き取りが
完了する。図8に見ることができる瓦状製品流42の残り
が巻き取り装置5へ送られる間、スイッチ21及び昇降ピ
ストン装置29がリセットされることによって、送り手段
20でさらに送られた瓦状製品流40が中間ロール2へ進
み、それに巻き取られる。
品流42の終端44が最終的に搬送装置25で巻き取り装置5
の第1主ロールへ進むと、巻き取り装置5の巻き取りが
完了する。図8に見ることができる瓦状製品流42の残り
が巻き取り装置5へ送られる間、スイッチ21及び昇降ピ
ストン装置29がリセットされることによって、送り手段
20でさらに送られた瓦状製品流40が中間ロール2へ進
み、それに巻き取られる。
【0084】瓦状製品流40が中間ロール2上に巻き取ら
れると、巻き取りが完了した巻き取り装置5を装置から
矢印の方向へ取り出して、空の巻き取り装置と交換する
ことができる。その後、図6〜図8に説明した巻き取り
作業を繰り返す。このように、連続的に送られる巻き取
り製品流40は、巻き取り装置5の交換時に瓦状製品流を
中断または停止することを必要としないで巻き取り装置
5上に巻き取ることができる。
れると、巻き取りが完了した巻き取り装置5を装置から
矢印の方向へ取り出して、空の巻き取り装置と交換する
ことができる。その後、図6〜図8に説明した巻き取り
作業を繰り返す。このように、連続的に送られる巻き取
り製品流40は、巻き取り装置5の交換時に瓦状製品流を
中断または停止することを必要としないで巻き取り装置
5上に巻き取ることができる。
【0085】図6〜図8に示されている装置は、このよ
うに図1による方法を実行することができるようにし、
その方法の場合、印刷物を第1主ロール及び第2主ロー
ルを有する巻き取り装置上に、図1に指定されている配
置向きで巻き取ることができる。
うに図1による方法を実行することができるようにし、
その方法の場合、印刷物を第1主ロール及び第2主ロー
ルを有する巻き取り装置上に、図1に指定されている配
置向きで巻き取ることができる。
【0086】図9は、図6〜図8と同様な装置を示して
おり、同じ参照番号を付けているが、図6〜図8とは異
なって、ここでは連続的に到着する瓦状製品流れを保管
するためではなく、巻き取り装置から印刷物を繰り出す
ことによってそのような瓦状製品流を形成するために使
用されている。
おり、同じ参照番号を付けているが、図6〜図8とは異
なって、ここでは連続的に到着する瓦状製品流れを保管
するためではなく、巻き取り装置から印刷物を繰り出す
ことによってそのような瓦状製品流を形成するために使
用されている。
【0087】この構造では、巻き取りが完了した巻き取
り装置が矢印の方向に回転するようになっており、分離
バンド39も同時に供給ローラ38に巻き取られる。
り装置が矢印の方向に回転するようになっており、分離
バンド39も同時に供給ローラ38に巻き取られる。
【0088】この回転によって、横に並べられている
が、図9の斜視図では一方が他方の背後に位置している
2つの瓦状製品流が同時に搬送装置25上へ移動する。
が、図9の斜視図では一方が他方の背後に位置している
2つの瓦状製品流が同時に搬送装置25上へ移動する。
【0089】図9に示されている前側の瓦状製品流45
は、第2主ロール10から送り出され、製品の前縁部がそ
れぞれその背縁部で形成され、その背縁部がそれぞれ先
行の製品の下側になるように向きが定められている。
は、第2主ロール10から送り出され、製品の前縁部がそ
れぞれその背縁部で形成され、その背縁部がそれぞれ先
行の製品の下側になるように向きが定められている。
【0090】この瓦状製品流45は、搬送装置25から第2
ブランチ23へ進み、それは搬送装置25と同様に、図6〜
図8の場合の逆の方向に作動する。
ブランチ23へ進み、それは搬送装置25と同様に、図6〜
図8の場合の逆の方向に作動する。
【0091】スイッチ21を介して、瓦状製品流45は最終
的に取り出し手段20へ進み、それを介して、上記処理に
よって連続した瓦状製品流を次の処理に使用できるよう
にする。
的に取り出し手段20へ進み、それを介して、上記処理に
よって連続した瓦状製品流を次の処理に使用できるよう
にする。
【0092】瓦状製品流45と同時に到着する、第1主ロ
ール4から出た瓦状製品流は、搬送装置25を介してロー
ラ状旋回部材32へ進み、そこでその配置向きが逆にな
る。ローラ状旋回部材32の前方では、その瓦状製品流の
前縁部が印刷物の開口部で形成され、その開口部がそれ
ぞれ先行の印刷物の下側になっている。ローラ状旋回部
材32によって行われる前記瓦状製品流の旋回によって、
瓦状製品流46が搬送装置31を介して中間ロール2へ送ら
れる。この構造では、瓦状製品流46は、前縁部がそれぞ
れ印刷物の開口部で形成され、その開口部がこの場合に
は先行の製品の上に載るように向きが定められている。
このため、印刷物は、その開口部が中間ロール2の巻き
取りコアに面するようにして中間ロール2に巻き取られ
る。
ール4から出た瓦状製品流は、搬送装置25を介してロー
ラ状旋回部材32へ進み、そこでその配置向きが逆にな
る。ローラ状旋回部材32の前方では、その瓦状製品流の
前縁部が印刷物の開口部で形成され、その開口部がそれ
ぞれ先行の印刷物の下側になっている。ローラ状旋回部
材32によって行われる前記瓦状製品流の旋回によって、
瓦状製品流46が搬送装置31を介して中間ロール2へ送ら
れる。この構造では、瓦状製品流46は、前縁部がそれぞ
れ印刷物の開口部で形成され、その開口部がこの場合に
は先行の製品の上に載るように向きが定められている。
このため、印刷物は、その開口部が中間ロール2の巻き
取りコアに面するようにして中間ロール2に巻き取られ
る。
【0093】図9に示されている処理段階では、第2主
ロール10から出て装置全体から進み出る瓦状製品流45が
このように形成される一方で、第1主ロール4から出た
瓦状製品流が同時に中間ロール2に巻き取られる。この
巻き取り作業は図3に示されている原理と同じである。
ロール10から出て装置全体から進み出る瓦状製品流45が
このように形成される一方で、第1主ロール4から出た
瓦状製品流が同時に中間ロール2に巻き取られる。この
巻き取り作業は図3に示されている原理と同じである。
【0094】図10は、巻き取り装置5が完全に空である
処理段階における図9に従った繰り出し作業を示してい
る。
処理段階における図9に従った繰り出し作業を示してい
る。
【0095】装置は、すべての印刷物が正確な時間で第
1主ロール4から中間ロール2上へ移動し終わり、正確
な時間に中間ロール2の回転方向を切り換えることがで
きるように作動することによって、第2主ロール10の繰
り出しが完了して、中間ロール2からのさらなる瓦状製
品流を使用しなければならない時に、装置全体から進み
出る瓦状製品流が中断しないようにすることができる。
これは、前述したように、例えば中間ロールに巻き取る
製品を、第2主ロール10から繰り出されて装置全体から
導き出される製品よりも速く第1主ロール4から繰り出
すことによって達成できる。
1主ロール4から中間ロール2上へ移動し終わり、正確
な時間に中間ロール2の回転方向を切り換えることがで
きるように作動することによって、第2主ロール10の繰
り出しが完了して、中間ロール2からのさらなる瓦状製
品流を使用しなければならない時に、装置全体から進み
出る瓦状製品流が中断しないようにすることができる。
これは、前述したように、例えば中間ロールに巻き取る
製品を、第2主ロール10から繰り出されて装置全体から
導き出される製品よりも速く第1主ロール4から繰り出
すことによって達成できる。
【0096】第1主ロール4から繰り出された製品が中
間ロール2に完全に巻き取られるとすぐに、昇降ピスト
ン装置29が作動して、図10の位置が得られ、この位置で
は瓦状製品流が搬送装置31から第1ブランチ22へ進むこ
とができる。
間ロール2に完全に巻き取られるとすぐに、昇降ピスト
ン装置29が作動して、図10の位置が得られ、この位置で
は瓦状製品流が搬送装置31から第1ブランチ22へ進むこ
とができる。
【0097】第2主ロール10から出た瓦状製品流45の終
端がスイッチ21を通過する前の正確な時間に、中間ロー
ル2及び搬送装置31の回転方向が図10に示すように切り
換えられる結果、中間ロール2に巻き取られていた印刷
物がそれから繰り出されて、搬送装置31及び第1ブラン
チ22を介して取り出し手段20の方向へ運搬される。
端がスイッチ21を通過する前の正確な時間に、中間ロー
ル2及び搬送装置31の回転方向が図10に示すように切り
換えられる結果、中間ロール2に巻き取られていた印刷
物がそれから繰り出されて、搬送装置31及び第1ブラン
チ22を介して取り出し手段20の方向へ運搬される。
【0098】この構造では、中間ロール2から出た瓦状
製品流47が、第2主ロール10から出た瓦状製品流45と同
じ配置向きになっている、すなわち前縁部がそれぞれ印
刷物の背縁部で形成され、その前縁部がそれぞれ先行の
印刷物の下側になっている。この構造では、瓦状製品流
47の開始端が瓦状製品流45の終端に中断なく続くよう
に、上記作動のタイミングが制御される結果、取り出し
手段20を介して連続した瓦状製品流を得ることができ
る。
製品流47が、第2主ロール10から出た瓦状製品流45と同
じ配置向きになっている、すなわち前縁部がそれぞれ印
刷物の背縁部で形成され、その前縁部がそれぞれ先行の
印刷物の下側になっている。この構造では、瓦状製品流
47の開始端が瓦状製品流45の終端に中断なく続くよう
に、上記作動のタイミングが制御される結果、取り出し
手段20を介して連続した瓦状製品流を得ることができ
る。
【0099】瓦状製品流47が中間ロール2から繰り出さ
れる時、巻き取り装置5には果たすべき役割がなく、そ
のためこの期間中に、それを新しい満載状態に巻き取っ
ている巻き取り装置5',36',38',39'と交換することがで
きる。次に、中間ロール2の繰り出しが完了するとすぐ
に、再び図9に示されている処理段階に入り、この処理
段階では2つの瓦状製品流が巻き取り装置5'から繰り出
され、そのうちの一方の瓦状製品流が取り出し手段20を
介して直接的にさらなる処理へ進み、他方の瓦状製品流
は中間ロール2へ進む。この構造では、巻き取り装置5'
の第2主ロールから出た瓦状製品流の開始端が中間ロー
ル2から繰り出された瓦状製品流47の終端に中断なく続
くように、タイミングが制御される。
れる時、巻き取り装置5には果たすべき役割がなく、そ
のためこの期間中に、それを新しい満載状態に巻き取っ
ている巻き取り装置5',36',38',39'と交換することがで
きる。次に、中間ロール2の繰り出しが完了するとすぐ
に、再び図9に示されている処理段階に入り、この処理
段階では2つの瓦状製品流が巻き取り装置5'から繰り出
され、そのうちの一方の瓦状製品流が取り出し手段20を
介して直接的にさらなる処理へ進み、他方の瓦状製品流
は中間ロール2へ進む。この構造では、巻き取り装置5'
の第2主ロールから出た瓦状製品流の開始端が中間ロー
ル2から繰り出された瓦状製品流47の終端に中断なく続
くように、タイミングが制御される。
【0100】図6〜図10に示されている装置は、中間ロ
ール2を選択的に巻き取り装置5の第1主ロールまたは
第2主ロールに割り当てることができるように構成され
ていることが好ましい。この形式の割り当ては、例えば
固定位置にある主ロールに対して中間ロールを移動させ
るか、反対に固定位置にある中間ロールに対して主ロー
ルを移動させることによって行うことができる。
ール2を選択的に巻き取り装置5の第1主ロールまたは
第2主ロールに割り当てることができるように構成され
ていることが好ましい。この形式の割り当ては、例えば
固定位置にある主ロールに対して中間ロールを移動させ
るか、反対に固定位置にある中間ロールに対して主ロー
ルを移動させることによって行うことができる。
【0101】中間ロール及び主ロールの割り当てをその
ように変更できることによって、例えば図9及び図10に
従って実行される繰り出し処理の場合、図2に従った繰
り出しも行うことができ、その場合には、最終的に前縁
部がそれぞれ印刷物の開口部で形成され、その開口部が
それぞれ先行の印刷物の下側になった瓦状製品流が得ら
れる。
ように変更できることによって、例えば図9及び図10に
従って実行される繰り出し処理の場合、図2に従った繰
り出しも行うことができ、その場合には、最終的に前縁
部がそれぞれ印刷物の開口部で形成され、その開口部が
それぞれ先行の印刷物の下側になった瓦状製品流が得ら
れる。
【0102】図11は、印刷物を巻き取り装置5に巻き取
る時の巻き取り装置5及び中間ロール2の相互作用を概
略的に示している。図11の上部に表されている詳細は、
搬送手段48、49を介して装置全体へ送られる瓦状製品流
を示しており、前縁部がそれぞれ印刷物の背縁部6によ
って形成され、その背縁部6がそれぞれ先行の印刷物の
上に載るように向きが定められている。
る時の巻き取り装置5及び中間ロール2の相互作用を概
略的に示している。図11の上部に表されている詳細は、
搬送手段48、49を介して装置全体へ送られる瓦状製品流
を示しており、前縁部がそれぞれ印刷物の背縁部6によ
って形成され、その背縁部6がそれぞれ先行の印刷物の
上に載るように向きが定められている。
【0103】この配置向きの瓦状製品流は、搬送手段49
を介してスイッチ51へ進み、このスイッチ51は、まず瓦
状製品流が中間ロール2に巻き取られるように設定され
ている。中間ロール2への巻き取りが完了するとすぐ
に、その回転方向が切り換えられて、瓦状製品流が中間
ロール2の左側に、搬送手段49から巻き取り装置5の第
1主ロール4へ進むようにスイッチ51が設定される。そ
の時、同時に中間ロールから繰り出された印刷物は、何
度も説明したように、矢印52の方向へ旋回して、巻き取
り装置5の第2主ロール10へ送られる。
を介してスイッチ51へ進み、このスイッチ51は、まず瓦
状製品流が中間ロール2に巻き取られるように設定され
ている。中間ロール2への巻き取りが完了するとすぐ
に、その回転方向が切り換えられて、瓦状製品流が中間
ロール2の左側に、搬送手段49から巻き取り装置5の第
1主ロール4へ進むようにスイッチ51が設定される。そ
の時、同時に中間ロールから繰り出された印刷物は、何
度も説明したように、矢印52の方向へ旋回して、巻き取
り装置5の第2主ロール10へ送られる。
【0104】このため、異なった配置向きの瓦状製品流
が同時に2つの主ロール4、10に巻き取られ、これは図
11に概略的に示されている個々の印刷物53、54によって
表されている。
が同時に2つの主ロール4、10に巻き取られ、これは図
11に概略的に示されている個々の印刷物53、54によって
表されている。
【0105】第1主ロール4に巻き取られた印刷物53の
場合、前縁部がそれぞれ背縁部で形成されており、その
背縁部は主ロール4の巻き取りコアに面している。第2
主ロール10に巻き取られた印刷物54の場合、前縁部が開
口部によって形成されており、その開口部は第2主ロー
ル10の巻き取りコアに面している。このようにして、図
1に従った巻き取り編成が得られる。
場合、前縁部がそれぞれ背縁部で形成されており、その
背縁部は主ロール4の巻き取りコアに面している。第2
主ロール10に巻き取られた印刷物54の場合、前縁部が開
口部によって形成されており、その開口部は第2主ロー
ル10の巻き取りコアに面している。このようにして、図
1に従った巻き取り編成が得られる。
【0106】図12は、図11による装置を示しており、こ
の場合は巻き取り装置が中間ロール2に対して、中間ロ
ール2が第1主ロール4に割り当てられるように移動し
ており、搬送手段49から直接的に巻き取り装置5へ進む
印刷物は、対応して切り換えられたスイッチ51を介して
中間ロール2の右側に、巻き取り装置5の第2主ロール
10へ進む。
の場合は巻き取り装置が中間ロール2に対して、中間ロ
ール2が第1主ロール4に割り当てられるように移動し
ており、搬送手段49から直接的に巻き取り装置5へ進む
印刷物は、対応して切り換えられたスイッチ51を介して
中間ロール2の右側に、巻き取り装置5の第2主ロール
10へ進む。
【0107】この場合、搬送手段50、49を介してスイッ
チ51へ進んだ瓦状製品流は、前縁部がそれぞれ開口部7
によって形成されて、その開口部がそれぞれ先行の印刷
物の上に載るように向きが定められている。
チ51へ進んだ瓦状製品流は、前縁部がそれぞれ開口部7
によって形成されて、その開口部がそれぞれ先行の印刷
物の上に載るように向きが定められている。
【0108】この配置向きで、瓦状製品流は直接的に第
2主ロール10へ進み、印刷物の開口部が第2主ロール10
の巻き取りコアに面している。
2主ロール10へ進み、印刷物の開口部が第2主ロール10
の巻き取りコアに面している。
【0109】第1主ロール4には、予め巻き取っている
中間ロール2を介して、主ロール10と同時に巻き付けら
れる。送られる印刷物が予め中間ロール2に巻き取られ
ており、続いてその印刷物が矢印52に従った旋回作動を
伴って中間ロール2から繰り出されるため、印刷物は、
前縁部が印刷物の背縁部によって形成され、その背縁部
がそれぞれ先行の印刷物の上に載った配置向きで第1主
ロール4へ送られる。このため、第1主ロール4に巻き
取られた印刷物の背縁部が前記主ロールの巻き取りコア
に面している。
中間ロール2を介して、主ロール10と同時に巻き付けら
れる。送られる印刷物が予め中間ロール2に巻き取られ
ており、続いてその印刷物が矢印52に従った旋回作動を
伴って中間ロール2から繰り出されるため、印刷物は、
前縁部が印刷物の背縁部によって形成され、その背縁部
がそれぞれ先行の印刷物の上に載った配置向きで第1主
ロール4へ送られる。このため、第1主ロール4に巻き
取られた印刷物の背縁部が前記主ロールの巻き取りコア
に面している。
【0110】このように、図11及び図12では搬送手段49
によって送られる瓦状製品流の配置向きがそれぞれ異な
っているが、図12に示されている処理では、図11に従っ
た処理の場合と同じ配置向きで巻き取り装置5の巻き取
りが行われる。巻き取り装置5上のこの同一編成は、中
間ロール2に対する巻き取り装置5の簡単な移動及びス
イッチ51の切り換えによって達成される。
によって送られる瓦状製品流の配置向きがそれぞれ異な
っているが、図12に示されている処理では、図11に従っ
た処理の場合と同じ配置向きで巻き取り装置5の巻き取
りが行われる。巻き取り装置5上のこの同一編成は、中
間ロール2に対する巻き取り装置5の簡単な移動及びス
イッチ51の切り換えによって達成される。
【0111】図13は、図11及び図12に関連して説明した
作動モードが、巻き取り装置5を固定的に構成し、中間
ロール2が図13の回転軸の方向の両方向矢印に従って移
動できる構造であることによっても容易に達成できるこ
とを示している。この移動性のため、中間ロール2を、
図11及び図12に従った処理の場合と同様に、第1主ロー
ル4または第2主ロール10のいずれかに割り当てること
ができる。
作動モードが、巻き取り装置5を固定的に構成し、中間
ロール2が図13の回転軸の方向の両方向矢印に従って移
動できる構造であることによっても容易に達成できるこ
とを示している。この移動性のため、中間ロール2を、
図11及び図12に従った処理の場合と同様に、第1主ロー
ル4または第2主ロール10のいずれかに割り当てること
ができる。
【0112】図13による実施例の利点は、それぞれ主ロ
ール4、10に通じた2つのブランチだけに瓦状製品流が
装填されるため、スイッチ51' を2極スイッチとして構
成するだけでよいことである。図11及び図12の実施例の
場合、中央に配置された中間ロール2に装填するか、瓦
状製品流が中間ロール2を通過して右または左に案内さ
れるため、3極スイッチ51が必要である。
ール4、10に通じた2つのブランチだけに瓦状製品流が
装填されるため、スイッチ51' を2極スイッチとして構
成するだけでよいことである。図11及び図12の実施例の
場合、中央に配置された中間ロール2に装填するか、瓦
状製品流が中間ロール2を通過して右または左に案内さ
れるため、3極スイッチ51が必要である。
【0113】図14の原理では、図11及び図12に説明され
ている処理に対応した作動が可能である。実線で示され
た第1,第2の主ロール4、10の位置は、図12に示され
ている位置に対応している。点線で示された第1,第2
の主ロール4、10の位置は、図11に示されている位置に
対応している。
ている処理に対応した作動が可能である。実線で示され
た第1,第2の主ロール4、10の位置は、図12に示され
ている位置に対応している。点線で示された第1,第2
の主ロール4、10の位置は、図11に示されている位置に
対応している。
【0114】図11及び図12の処理との相違点は、図14で
は3極スイッチではなく、3つの2極スイッチ55、56、
57の構造が用いられていることである。このスイッチ構
造55、56、57によって、図14に示されている装置を2つ
の異なった送りライン58、59に結合することができる。
は3極スイッチではなく、3つの2極スイッチ55、56、
57の構造が用いられていることである。このスイッチ構
造55、56、57によって、図14に示されている装置を2つ
の異なった送りライン58、59に結合することができる。
【0115】送りライン58は、スイッチ57を介して直接
的に主ロール4に、または中間ロール2に連結すること
ができる。送りライン59は、スイッチ55を介して直接的
に第2主ロール10に、または中間ロール2に連結するこ
とができる。
的に主ロール4に、または中間ロール2に連結すること
ができる。送りライン59は、スイッチ55を介して直接的
に第2主ロール10に、または中間ロール2に連結するこ
とができる。
【0116】中間ロール2は、主ロール4、10の移動に
よって第1または第2の主ロールに連結することができ
る。
よって第1または第2の主ロールに連結することができ
る。
【0117】このように、図11及び図12による装置と同
じ結果が、図14の装置でも達成でき、また図11及び図12
の装置とは異なって、図14の装置を互いに横に並べられ
た2つの送りライン58、59に接続することができる。
じ結果が、図14の装置でも達成でき、また図11及び図12
の装置とは異なって、図14の装置を互いに横に並べられ
た2つの送りライン58、59に接続することができる。
【0118】図15は、図11〜図14と同様な装置を示して
いるが、この装置の場合、中間ロール2用に設けられた
領域内に2つの満載ロール60,61 が導入されており、こ
れらから順次繰り出して、連続した瓦状印刷物流を取り
出し手段62から得ることができるようにしている。装置
のこの変更作動モードによって、本発明による第1,第
2の主ロールを有している複式ロールに巻き取られない
印刷物も処理することができるようになる。
いるが、この装置の場合、中間ロール2用に設けられた
領域内に2つの満載ロール60,61 が導入されており、こ
れらから順次繰り出して、連続した瓦状印刷物流を取り
出し手段62から得ることができるようにしている。装置
のこの変更作動モードによって、本発明による第1,第
2の主ロールを有している複式ロールに巻き取られない
印刷物も処理することができるようになる。
【0119】図16に示されている装置では、印刷物を巻
き取ったロール63を2カ所に取り付けることができ、そ
の位置でそれぞれ第1主ロール4または第2主ロール10
に割り当てられている。これらの位置から、印刷物は旋
回作動と組み合わされて2つの主ロール4、10に巻き取
られることができる結果、印刷物は2つの主ロール4、
10上で同じ方向に向きが定められる。
き取ったロール63を2カ所に取り付けることができ、そ
の位置でそれぞれ第1主ロール4または第2主ロール10
に割り当てられている。これらの位置から、印刷物は旋
回作動と組み合わされて2つの主ロール4、10に巻き取
られることができる結果、印刷物は2つの主ロール4、
10上で同じ方向に向きが定められる。
【0120】印刷物を装置内に前後方向に順次配置され
た1つまたは複数の単式ロール63から複式ロール4、10
上へ印刷物をこのように巻き直すことによって、印刷物
が複式ロール4、10から順次繰り出される時に連続した
瓦状製品流を形成できるが、これは単式ロール63から印
刷物を繰り出す時には不可能である。図16による印刷物
は主ロール4、10上で同じ方向を向いているため、これ
らの印刷物は中間ロールを介在させないで主ロール4、
10から直接的に導き出されることができる。
た1つまたは複数の単式ロール63から複式ロール4、10
上へ印刷物をこのように巻き直すことによって、印刷物
が複式ロール4、10から順次繰り出される時に連続した
瓦状製品流を形成できるが、これは単式ロール63から印
刷物を繰り出す時には不可能である。図16による印刷物
は主ロール4、10上で同じ方向を向いているため、これ
らの印刷物は中間ロールを介在させないで主ロール4、
10から直接的に導き出されることができる。
【0121】印刷物を主ロール4、10から繰り出す時、
好ましくは印刷物を繰り出している主ロールだけが駆動
される。
好ましくは印刷物を繰り出している主ロールだけが駆動
される。
【0122】
【発明の効果】本発明によれば、2つの主ロールに連続
した瓦状製品流を巻き取って保管することができ、さら
に、直接的に巻き取り装置へ進む製品流を第1主ロール
に巻き取る作業と同時に、中間ロールから出た第2製品
流を第2主ロールに巻き取ることが可能となり、中間ロ
ールが製品流を巻き取っている間に、巻き取った巻き取
り装置を空の巻き取り装置と交換でき、連続的に流入す
る製品流を複数の巻き取り装置上に保管できる。
した瓦状製品流を巻き取って保管することができ、さら
に、直接的に巻き取り装置へ進む製品流を第1主ロール
に巻き取る作業と同時に、中間ロールから出た第2製品
流を第2主ロールに巻き取ることが可能となり、中間ロ
ールが製品流を巻き取っている間に、巻き取った巻き取
り装置を空の巻き取り装置と交換でき、連続的に流入す
る製品流を複数の巻き取り装置上に保管できる。
【図1】本発明に従った2部材で構成された巻き取り装
置に製品流を巻き取る作業を示す図である。
置に製品流を巻き取る作業を示す図である。
【図2】図1に従った巻き取り装置から製品流を繰り出
す第1の可能な方法を示す図である。
す第1の可能な方法を示す図である。
【図3】図1に従った巻き取り装置から製品流を繰り出
す第2の可能な方法を示す図である。
す第2の可能な方法を示す図である。
【図4】本発明に従った2部材で構成された巻き取り装
置上に巻き取られた製品を示す図である。
置上に巻き取られた製品を示す図である。
【図5】2層に巻き取られた製品編成を示す図である。
【図6】本発明による巻き取り処理を実行する、第1処
理段階にある装置を示す図である。
理段階にある装置を示す図である。
【図7】本発明による巻き取り処理を実行する、第2処
理段階にある装置を示す図である。
理段階にある装置を示す図である。
【図8】本発明による巻き取り処理を実行する、第3処
理段階にある装置を示す図である。
理段階にある装置を示す図である。
【図9】本発明による繰り出し処理を実行する、第1処
理段階にある装置を示す図である。
理段階にある装置を示す図である。
【図10】本発明による繰り出し処理を実行する、第2
処理段階にある装置を示す図である。
処理段階にある装置を示す図である。
【図11】製品が本発明に従って好適な装置によって第
1作動モードで巻き取られる場合の可能な製品流の概略
図である。
1作動モードで巻き取られる場合の可能な製品流の概略
図である。
【図12】製品が本発明に従って好適な装置によって第
2作動モードで巻き取られる場合の可能な製品流の概略
図である。
2作動モードで巻き取られる場合の可能な製品流の概略
図である。
【図13】製品が本発明に従ってさらなる好適な装置に
よって巻き取られる場合の可能な製品流の概略図であ
る。
よって巻き取られる場合の可能な製品流の概略図であ
る。
【図14】製品が本発明に従ってさらなる好適な装置に
よって巻き取られる場合の可能な製品流の概略図であ
る。
よって巻き取られる場合の可能な製品流の概略図であ
る。
【図15】図11〜図14に従った装置の変更作動モードの
場合の製品流を示す図である。
場合の製品流を示す図である。
【図16】図11〜図14に従った装置のさらなる変更作動
モードの場合の製品流を示す図である。
モードの場合の製品流を示す図である。
1,40 瓦状製品流 2 中間ロール 4,10 主ロール 20 送り手段(取り出し手段) 21 スイッチ 32 ローラ状旋回部材 33,38 供給ローラ 34,39 分離バンド
Claims (33)
- 【請求項1】 特に瓦状の編成で連続的に到着するシー
ト状製品、特に新聞、雑誌等の印刷物のシート状製品を
主ロールに巻き取る及び/またはそれから繰り出して保
管するための方法であって、 第1群のシート状製品が第1主ロール(4) に巻き取り及
び/またはそれから繰り出され、第2群のシート状製品
が第1主ロール(4) に連動した第2主ロール(10)に巻き
取り及び/またはそれから繰り出されることを特徴とす
るシート状製品を保管する方法。 - 【請求項2】 第1群及び/または第2群のシート状製
品は、第1主ロール(4) 及び/または第2主ロール(10)
に巻き取られる前に、まず中間ロール(2) を形成するよ
うに巻き取られることを特徴とする請求項1の方法。 - 【請求項3】 第1群及び/または第2群のシート状製
品は、第1主ロール(4) 及び/または第2主ロール(10)
から繰り出された後、離れた位置へ導かれる前に、まず
中間ロール(2) を形成するように巻き取られ、その後に
それから再度繰り出されることを特徴とする請求項1の
方法。 - 【請求項4】 巻き取り中及び繰り出し中、中間ロール
(2) は選択的に第1主ロール(4) または第2主ロール(1
0)に割り当てられることを特徴とする請求項2または3
の方法。 - 【請求項5】 割り当ては、中間ロール(2) を主ロール
(4、10)に対して移動させることによって行われることを
特徴とする請求項4の方法。 - 【請求項6】 割り当ては、中間ロール(2) を固定位置
にある主ロール(4、10)に対して移動させることによって
行われることを特徴とする請求項5の方法。 - 【請求項7】 割り当ては、主ロール(4、10)を固定位置
にある中間ロール(2) に対して移動させることによって
行われることを特徴とする請求項5の方法。 - 【請求項8】 中間ロール(2) へ巻き取る前及び/また
は中間ロール(2) から繰り出した後、製品を旋回させる
ことを特徴とする請求項2または3の方法。 - 【請求項9】 製品は、主ロール(4、10)から遠方側にあ
る中間ロール(2) の一側からほぼ水平方向に主ロール
(4、10)及び/または中間ロール(2) へ送られることを特
徴とする請求項2または3の方法。 - 【請求項10】 製品は、主ロール(4、10)から遠方側に
ある中間ロール(2)の一側上にほぼ水平方向に導き出さ
れることを特徴とする請求項2または3の方法。 - 【請求項11】 2つの主ロール(4、10)はそれぞれ個別
の駆動装置によって作動し、少なくとも周期的に異なっ
た回転速度で駆動されることを特徴とする請求項1の方
法。 - 【請求項12】 製品を同時に2つの主ロール(4、10)に
巻き取る場合、製品は一方の主ロールへ直接的に送られ
るが、製品は他方の主ロールへは予め巻き取っている中
間ロール(2) を介して間接的に送られることを特徴とす
る請求項2の方法。 - 【請求項13】 製品を連続的に送るために、中間ロー
ル(2) に割り当てられている主ロールが、他方の主ロー
ルより速く駆動されていることを特徴とする請求項12の
方法。 - 【請求項14】 製品を同時に2つの主ロール(4、10)か
ら繰り出す場合、製品は一方の主ロールから直接的に導
き出されるが、製品は他方の主ロールからは中間ロール
(2) を介して間接的に導き出されることを特徴とする請
求項3の方法。 - 【請求項15】 製品を連続的に取り出すために、繰り
出し中、中間ロール(2) によって導き出される製品を、
直接的に導き出される製品より速く対応の主ロールから
繰り出すこと特徴とする請求項14の方法。 - 【請求項16】 製品を連続的に取り出すために、巻き
取り中に、繰り出し中の中間ロール(2) に割り当てられ
た主ロールに巻き取られる製品を、製品が直接的に導き
出される主ロールに巻き取られる製品より少なくするこ
とを特徴とする請求項3の方法。 - 【請求項17】 製品を連続的に取り出すために、巻き
取り中に、繰り出し中の中間ロール(2) に割り当てられ
た主ロールへ製品を減速状態で送ることを特徴とする請
求項2の方法。 - 【請求項18】 巻き取り中に製品の前縁部がそれぞれ
の主ロール(4、10)及び/または中間ロール(2) のコアに
当接するように、瓦状製品流が配列されていることを特
徴とする請求項1または2の方法。 - 【請求項19】 取り出し中に製品の前縁部が底部に当
接するように、瓦状製品流が配列されていることを特徴
とする請求項1の方法。 - 【請求項20】 巻き取り作業と繰り出し作業とが別々
の作業部で行われることを特徴とする請求項1の方法。 - 【請求項21】 特に瓦状の編成(40)で連続的に到着す
るシート状製品、特に新聞、雑誌等の印刷物を主ロール
を有する巻き取り装置へ送る搬送手段(20)を設けた、先
行請求項のいずれかの方法を実行する装置であって、 前記巻き取り装置(5) が、第1主ロール(4) と、この第
1主ロール(4) に連動する第2主ロール(10)とを備えて
いることを特徴とする装置。 - 【請求項22】 2つの主ロール(4、10)は機械的に連結
されていることを特徴とする請求項21の装置。 - 【請求項23】 2つの主ロール(4、10)の回転軸が一致
していることを特徴とする請求項21の装置。 - 【請求項24】 主ロール(4、10)は巻き取り位置から取
り外し可能であることを特徴とする請求項21の装置。 - 【請求項25】 両方向に駆動可能な中間ロール(2)
が、主ロール(4、10)に連動していることを特徴とする請
求項21の装置。 - 【請求項26】 中間ロール(2) は、装置から取り外し
可能であることを特徴とする請求項25の装置。 - 【請求項27】 中間ロール(2) は、少なくとも2つの
ブランチ及びブランチに選択的に製品を装填することが
できる切り換え装置(21)とを備えた送り手段及び/また
は取り出し手段(20)のブランチ(22)の構成部分であり、
その結果として主ロール(4、10)を選択的に直接的または
それぞれのブランチを介して間接的に製品流に連結可能
であることを特徴とする請求項25の装置。 - 【請求項28】 送り手段及び/または取り出し手段(2
0)は、ほぼ横方向に並んだ3つのブランチを備えてお
り、中間ロール(2) は中央ブランチに固定された構成部
分であり、2つの主ロール(4、10)は選択的に中央ブラン
チ及び一方の外側ブランチか、中央ブランチ及び他方の
外側ブランチに連結可能であることを特徴とする請求項
27の装置。 - 【請求項29】 送り手段及び/または取り出し手段
は、ほぼ横方向に並んだ2つのブランチを備えており、
2つの固定位置にある主ロール(4、10)は2つのブランチ
に連結され、中間ロール(2) は選択的に第1ブランチ及
び第2ブランチに切り換え可能であることを特徴とする
請求項27または28の装置。 - 【請求項30】 中間ロール(2) は旋回部(32)に連結さ
れていることを特徴とする請求項25の装置。 - 【請求項31】 製品をほぼ水平方向に移動させる搬送
手段(20)は、装置の上流側及び/または下流側に設けら
れていることを特徴とする請求項21の装置。 - 【請求項32】 各主ロール(4、10)はそれぞれ個別の駆
動装置に連結されていることを特徴とする請求項21の装
置。 - 【請求項33】 それぞれ一端部でそれぞれの巻き取り
コアに連結され、好ましくは引張り応力を受けた状態で
製品によって形成された巻き取り層の間に巻き込むこと
ができる分離バンド(34、39) 用の1つの供給ローラ(33、
38) を、それぞれ2つの主ロール(4、10)及び/または中
間ロール(2) に連動させたことを特徴とする請求項21ま
たは25の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH01148/94-6 | 1994-04-15 | ||
CH114894 | 1994-04-15 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07285723A true JPH07285723A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=4203611
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